小山市市街中心にある小山城址の公園。
裏の駐車場から公園に入ると、雰囲気は地味な林の公園。
城の説明は何もなかったけど、モロに郭に割られた地形で中世の城跡。
表の県道が正面の入口としたらここらへんは一番奥で標高もやや高そうなので、きっと本丸だな。と思って歩きまわった。
すぐ西隣に思川が流れてるけど崖崩れ危険箇所だそうだし木々も邪魔で良くは見えない。
柵なんかも若干崩れてたりで整備不足で荒れた感じ。
そして公園タイプの橋で土堀を越えて次の郭。
こっちは少し広く芝生があって、子供連れの家族も遊んでた。
葉は落ちてたけど「とちぎ名木100選」のイチョウの木とかあった。
市街側には展望塔があった! おお、小山市街一望?
けど、、閉鎖されてた。。
ここも思川の側は崖潜れ危険で立入り禁止。
これは去年の地震かららしい。。(展望塔も?)陥没した穴もあった。
また橋を渡って次の郭。
一番広く県道に面した表の郭。
石碑とかあって入口っぽい感じだけど、ここもやっぱちょっと整備不足で荒れた感じ。
ここは川沿いにビューポイントもあって、思川に架かる県道の観晃橋や西側の市街、大平山なんかもみえた。
そしてここに来てやっと城の説明版が二つあった。
鎌倉時代からの小山氏の居城で、戦国時代には北条に落とされ、豊臣に開け、江戸時代に廃城。の、関東地方らしい歴史の中世の城郭。
地図を見てみたら、意外なことにこの県道側正面の一番広い郭に本丸があったそうだ。。
来るときはほぼ真ん中を歩いてきたので、戻るときはフチを辿る形で歩いた。
どの曲輪もフチには土塁の跡が残ってて、割った土堀も深く広く、姿的には城の感じが残った立派な城跡。
だけど、ちょっと荒れた人気なさそうな公園の雰囲気(昨年の地震から先、整備されずに放って置かれてる感じ)が曇った夕方の雰囲気と混じって、へーんな感じのする場所だった。
(でも、帰ってきてネットで調べたけど特に変な噂は無かった)