金山城は太田市街のすぐ北の山の上にある戦国時代の城跡。
車のナビにも出てなかったし、道の案内も寺とか公園とかに比べて地味だったので、
城跡って言っても石碑かなんかあるだけだろうなと、、
ここまでの道を楽しめてアワヨクバすこしでも展望ができたらいいかな?って位の気分で来てみたら、、
ちゃんとした駐車場に展望台もあって、城跡は駐車場から尾根伝いに続く立派な城で、案内もちゃんとしてた!!
ってわけで少し山歩き。
案内・説明板も要所要所に配置されてて、道もちゃんと整備されててスゴく意外で嬉しかった。
小さな峰を越えて進むと石垣っぽい城郭っぽい物が出現。
これは「馬場下通路」という石敷の通路。
おぉ!なんか立派な城跡。
キレイに再現しすぎな感じもするけど、こんな山の上でなんか感激。
その上の「大手口馬場跡」の先に「物見台」という矢倉台があって、そこにも展望台があった。
ここでちょっと休憩。展望を楽しんだ。
北の展望:click→
ぐんまこどもの国の先に北関東自動車道が延びる。
南の展望:click→
東山公園の山の先に太田市街が見える。
その先には再現された馬屋が休憩所になってた。
そして少し進むとアラびっくり!
これまた立派な城郭が出現。「大手虎口」というとこらしい。
↑金山城大手虎口から見た大手通路と段々の石垣の郭。
大手虎口の手前には池があり、曲輪には水路や井戸、一棟だけ兵舎と釜戸も作られてた。
土塁の上にはまた池があり、休憩所もあった。
休憩所の前に日本百名城の石碑!(100名城だったのか。。)
関東の富士見100景の石碑なんかもあった。
そして最後の石段の上に新田神社があった。
ここは廃城になった後もこうして神社としてはずっと整備されてたらしく、参道に昭和っぽい土産屋が店を閉めて黄昏れてた。。
新田神社は新田義貞を祀った神社。
でも「お伊勢さまにおまいりしましょう」なんていう幟が掲げられてた。。ハイブリッドっすか?
(奥の御嶽神社にも伊勢さまの幟が。。)
この神社が本丸跡。「天主曲輪」
説明には『角矢倉形式の大建造物があった』とある。どんなんだったんだろ?
ここからの眺めも良かった。
東の展望:click→
栃木県方面は曇ってそう。天気いいのは群馬だけ?
二の丸から本丸下をぐるっと回れた。神社の裏の下には現存物の石垣とかあった。
説明にもあったけど、関東の城で、戦国時代の城で、しかもこんな山の上の城で石垣で堅められてた城って珍しいよな。
そしてひとつの山が峰も含めてまるまる「城」というスケールがカッコ良いい。
もう夕方でじきに日が沈むような時間ながら歩いてる人も多く、公園みたいな感覚で地元の人に愛される場所のようだ。
いやいや、思いのほかたっぷり楽しく歩けた。
汗もかいて、焼そば分のカロリーは消費しただろうな。