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青柳亭

ファイル 2153-1.jpg東庄町笹川の県道沿いの蕎麦屋。
ずっと前に点景に書いて以降も何度か来てて、4回目くらいの来店かな?

そんなにすごーいお気に入りってわけじゃないけど、こっち方面に来ると思い出すメニューがここの「しじみ丼」
今回は先週島根の松江で食べたシジミ料理がイマイチ風味が薄くて、もっとシジミっぽいのが食べたいなぁーとか思っててこの店を思い出して来てみた。

てわけで、シジミ丼。
メニューの「アナゴ蒲焼丼」というのも気になったけど、ここはやっぱりシジミだよね。

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うん、やっぱりおいしい。このくらいのシジミ感がほしかった。(感想くわしくは前の点景を

なんかシジミもカキも千葉の方がうまいなんて思ったら、遠くまでまわる楽しみが薄れちゃいそうだ。。
けど、そんなことないぞと、きっともっとおいしいトコもあるぞと希望と興味を持って、これからも食べ歩こうと思う。

さてさて
食後に、そういえばこの笹川でちょっと気になってた「諏訪大神」に行ってみた。(店のすぐ前だけど駐車場あるので車で移動)

ん?諏訪大神?よくある諏訪神社とは違うのかな?
ここは、大同2年(807)に坂上田村麻呂が来たときに創建されたそうだ。
前の356号を通るたびに大きい神社で気になってたけど、お参りしてみると意外と森は深くなくて、広い敷地にポツンとある社殿に自然な安堵をおぼえるような神社だった。

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その拝殿は開かれてて、拝んだ後見たら奥に右大臣左大臣の像があった。ここは門とか造らなかったのかな?
裏の本殿は赤く彫刻もあってさりげなくも飾られていた。

ファイル 2153-4.jpgそしてここは、毎年夏に大相撲出羽の海部屋の夏合宿で稽古が行われる土俵のある神社。
一度見てみたいなぁ。

出羽の海部屋と言えば、、
自分ら世代だとやっぱ舞の海が好きだったな~。
最近あんまし相撲見てないけど現役力士もいるのかな?

そしてもうひとつ少しだけ気になってたのが境内にある「天保水滸伝遺品館」
天保水滸伝って何となくで名前だけしか知らないけど「里見八犬伝」みたいなファンタジーな物語でしょ?(無知でスミマセン、、)
どんなだろうと見てみたら有料だそうで、、じゃあいいやと入らずに去ろうとしたら、館の人に声を掛けられた。
「隣の観光会館は無料で、天保水滸伝関係の展示もあるのでよろしければ、、」と聞き、そっちに入ってみた。

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「東庄町観光会館」の中は昭和の事務所風な雰囲気で一室に色々展示されていた。声を掛けてくれた館の人が丁寧に案内説明してくれたので興味持って見れたけど、ひとりで入ったら入口でやめてたかも、、

話を聞いて、初めて「天保水滸伝」は江戸時代の実話を基にした任侠物語だと知った。。ファンタジーじゃなかった

おおもとの中国の水滸伝が、西遊記っぽいファンタジーのようでそっちのイメージが混同してたようだ。
そのファンタジー要素をローカライズした房総の物語が「里見八犬伝」。沢山のキャラクターで闘うという要素から名前だけ冠したのが「天保水滸伝」。ということで、同じ千葉が舞台で水滸伝になぞらえた作品でも方向性は全然別だった。
 
、、、なんかヤクザものって苦手なんだよね。

笹川一家と飯岡一家の抗争で、江戸時代から講和や演劇で大人気の物語だったそうだ。
昭和の頃には映画もたくさん撮られたそうで、世代的に全然知らなかったけど、「座頭市」はその派生の物語だそうで、唯一ぴんときた。
なんか長年連続して上映してた映画は自分が子供の頃くらいまでで途切れて、その後「座頭市」が人気になるとそれを尻にパタッと終わった感じ。。
でも最近はアニメにもなったとか、、知らないなぁ。。キャラクター多そうだからヒットしてたら若い観光客も増えるだろうけど、古い映画ファンは面白くないかも。

他にも大相撲の話やSLが走った話(今年も走ってたらしい)などいろいろ聞けて東庄の魅力を知れた。
話に聞いた「近くの菓子屋の100歳の看板娘のおばあさん」に会いに行ってみようと館を出たけど、どら焼きとか食べたい気分でもないしバラ売りしてないと困るな、、とか躊躇してやめた。。
まぁまた今度来たときに覗いてみようかな。

タグ:食:丼 餐:貝 観:宮 観:館 観:伝 楽:懐 楽:話

道の駅 みなの

ファイル 2152-1.jpg皆野町皆野の140号沿いにある道の駅。
ん?ここって前から道の駅だったっけ?全然気にしたことなく初めての立ち寄り。

食事てきたら、、と思って寄ってみたけど、ここはもう完全に農産物直売所。道の駅、、だったよね?と確認したくなるくらいの大きな直売所。
で、多分にもれず奥にあった食堂は、食事の営業は終了でこの時間もう喫茶のみ。「田舎うどん」がメインらしいけど残念。(サイトを調べると営業五時までになってるね、、嘘ではないけど大方嘘)

空振りだね。しかたない。と諦めつつ直売所も見て回った。
チョイ食いだけど秩父名物の「たらし焼き」があったので買って食べた。

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味噌味でおいしかった。

タグ:餐:焼 道の駅

長瀞岩畳

長瀞町長瀞の長瀞渓谷にある景勝地。
僕は12年前にライン下りに来たことあったけど、妹は初めてみたいだった。

まず秩父鉄道の長瀞駅近くの駐車場から商店街を抜けて石畳まで歩こうと駅前を歩くと、ボォーーーー!っとタイミングよくSLが到着した

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ファイル 2151-2.jpgそして商店街。
もう3時だけどちゃんと食事してなくて、妹が食べたいと言ってた「おきりこみ」を食べようと店を見ながら歩いた。

で、店先のメニューにそれがある店を何店か見かけたけど、妹が「こういう観光地の商店街の店じゃない方がいいんじゃない?」とか言い出して通過。まっすぐ抜けて石畳に出た。

渓谷は思った通りもう日陰。
前に来たときの初夏の雰囲気とは全然違って新鮮だった。
兄妹そろって風邪気味なので冷えそうなライン下りには勿論のる気がなく(のるなら専用の無料駐車場に停めてた)石畳の上を歩いて渓谷を眺めた。

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観光スポットならあざとく植えたモミジが紅葉してるのでは?という予想ははずれて落葉樹は茶色く、紅葉を楽しむ感じではなかった。。(ちなみに長瀞紅葉まつりは11月末までだったらしい。来るのがおそいんだよね)
脇の渓谷の底をゆっくり流れるライン下りの船を抜かしながら歩いた。

ファイル 2151-4.jpgなので、その先にあるらしい「もみじ公園」までは歩かずに、途中の屋根付きベンチの所で折り返した。(後から地図で見たらもみじ公園はまだ半分以上先だった。行かなくてよかった)

妹は「岩畳ってもっと広く平らなイメージだったけど、上ったり下りたり歩きづらい」なんて言ってたけど、それは「千畳敷」じゃん。一畳ならそれより充分広いし段差だって低いから歩きやすい。

商店街まで戻って「食べれるところで食べちゃわないと食べれなくなるよ」と妹を説得して食べることになったものの、どの店ももう軒並み閉店。。3時と3時半はぎりぎりのラインだったようだ。(船には乗らなかったけどラインを下ってしまったw)

駅まで戻ったけど、反対側の駅前でやってる店あるかもと、踏切渡って進んでみた。
けどやっぱ空振り。その代わりに土産店の店先の屋台で焼いてた五平餅を食べた。
妹はクルミだれ、僕はしょうゆの磯辺焼き。磯辺焼きって珍しくない?焼きおにぎりとお餅の中間ぽくておいしかった。

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ちなみに12年前のライン下りのコワク

タグ:楽:歩 景:川 景:谷 景:岩 観:船 観:鉄 食:串 餐:餅

西湘PA

ファイル 2150-1.jpg小田原市国府津の1号西湘バイパス上にあるパーキングエリア。の、上り車線側。
下り車線側は何度か寄ったことあったけど、この上り車線側は初めての立ち寄り。同じ西湘PAでも距離は随分と離れてて別物って感じだけど、住所的には同じ地区内なんだそうだ。
料金所の先で出口の手前だから、入ったら渋滞した中を本線に戻るのは苦労しそうでちょっと躊躇したけど、ここから先は渋滞が長そうだからトイレ休憩しておこう、、と思って寄ってみた。(それは正解

混んでたせいか下り側より狭く感じた。

ファイル 2150-2.jpgトイレ後にはちょこっと何か食べられたらと思って食堂を覗いてみた。
下りは湘南的なメニューだったけど、この上りは小田原的なメニューなんだね(といっても小田原そばくらいなもんだったけど)。食事するほど腹は減っておらず、軽い物をと思ってたら「鯵じゃが」というのがすすめられてたので、それを食べた。

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うん、アジフライだね。
じゃがいもも入ってるようだけど、アジの方が強くて気づかないくらいさりげなく、コロッケというよりやっぱりアジフライだった。
まぁ、ふつうにおいしかった。

でもこの先ずっと渋滞で、食事も寄らずに真っ直ぐ帰っちゃったから、ここで何か食べちゃえば良かったかも。(「海鮮とろみラーメン」とかおいしそうだった)

タグ:餐:揚 観:P

千代田饂飩 あぜみち

ファイル 2133-1.jpg千代田町赤岩の県道沿いにあるうどんの店。
もうすっかりお馴染みのお気に入りの店。点景ももう6回目の記事。ちょっと書きすぎかな。。
もう入口(勝手口)の写真が思い切りブレているのは気にしないでね。

今日は妹を連れてきた。
前にも一度連れてきたことあるけど、その時は饂飩が完売で仕方なく他へ行った。
辺鄙な場所ながらなかなかの人気店でタイミング難しく、空振りも多いけど、今日は饂飩あるとのことで勇んで入店。座敷に上がった。

ファイル 2133-2.jpgそういえば、寒くなってから来たことはなかったので(来たけど空振りだった、、)温かい饂飩メニューはまだ未開拓。気になってたんだよね。

妹は早速遠慮なしに「すだちサワー」を飲んでた。
「これ!うまいわ」と、饂飩の前にすでにニコニコ、、うわーそれ飲みたいわあぁ。。(っていうか酢橘は九月に土産で買ってったんだから家で飲めよ。。)

さてさて、たのんだ饂飩は「釜たま饂飩」大盛り。
厳選濃厚玉子とあぜ醤油で食べる温かい饂飩。お先に登場。
おおこれは贅沢、玉子二個乗ってた。

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うんうん
もうこれは間違いない絶品。
TKGの味わいを千代田饂飩の瑞々しい饂飩で温かく食べるニヤけるメニュー。もうおいしくて嬉しくなるよ。

ファイル 2133-4.jpgそして妹は「豚肉つけ汁饂飩」
もう一口で絶賛してた。
「うどんもうまいし、つけ汁も最高」とのことで、互いに少し一口交換。
おお、おお、たしかにこれはうまい。何だろう、知ってるけど思いだせない味。甘みとクセが和風だけど洋風。次来たらそっちにしよう!

いやはや、妹には前々からうどんの話題になる度にこの店の話をしてて、うまいうまいと先に言いすぎてたから、期待しすぎててイマイチに思えちゃったらどうしようか、、それと、いつもは冷たいうどんなので、温かいメニューは瑞々しさ生きてるかな、、とか若干の不安もあったんだけど、完全な取り越し苦労。「これはうまいわ」を連発。よかった良かった。

そして食後に「あぜプリン」
実は僕は初めて来たときに食べて、これは贅沢だわ!とご褒美的なメニューに思ってて、滅多に食べたらアカンとか思ってそれ以来食べてなくて久々だったりする。
最初、ひとつだけたのんで一口貰うつもりだったんだけど。「あげたくない」と言われ、ふたつたのんだw

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妹、「やばいやばい」「これはうまいわ」のローテーション。
「まさかうどん食べに来てこんなプリンが食べれるなんて思わなかった」と、でしょでしょ。
自分もやっぱおいしく二つたのんでてよかったw

妹は「この店、近所に欲しいー」「うどんも汁もプリンも最高」「東京に出たら絶対大人気店だよもったいない」「店内のレトロ感もいいし洒落てる」「店の人のこだわりを感じる」と、店を出た後もずっと絶賛してた。

ホントにもったいないとは思うけど、東京に出ちゃったら行列になってすぐ完売になっちゃうから食べられなくなりそう。。
なので、ドライブ先の楽しみくらいの距離にあってくれて嬉しい。
やっぱ長年ドライブしてたからこそ、いい店にめぐりあえたんだと思う。


前回の点景(→)(→)(→)(→)(→)

タグ:餐:麺 餐:菓

めん王 沼南店

ファイル 2132-1.jpg柏市(旧沼南町)藤ケ谷の県道沿いにあるラーメン店。
味噌ラーメンがメインの店。
僕は辛いのが苦手なので、知らない店で味噌ラーメンを食べることは殆ど無いんだけど、この店はさすがによく通る道沿いなのでイチかバチか試してみたら辛くなかったので気に入ってて、寒くなって味噌ラーメンが食べたくなったときはここで食べて満足してる。
味噌は北海道産の紅一点味噌使用だそうでとてもおいしい。

点景にも初期の頃に書いてたことあったのでそれ以降は書いてなかったけど、ここんとここういった近隣の何度も行ってる店ネタが続いてたのでここもと思いアップしてみた。

店は人気あって昼頃はもう駐車場いっぱいで、最近は2時くらいじゃまだ混んでるのでしばーらく通過が続いてた。
けど、今日はさすがに3時半をまわっててもう空いていたので余裕で寄れた。たまには夕方前のドライブも必要だね。

ファイル 2132-2.jpgさて、いつも基本の「情熱の味噌ラーメン」にしてたんだけど、今日はメニュー見て気になった「モツメン」にしてみた。
モヤシ炒めがモツ煮に変わっただけで10円の差って得じゃない?

以前はラーメンに+日替わりミニ丼をつけてたんだけど、今ではミニ丼つけたら満腹で苦しくなりそうなので麺のみ。歳かなぁ、、今日なんか朝から食べてなくて空腹だけど、それでも麺のみでいいと思ったのは活気の問題かなぁ。。

さて、「モツメン」登場。意外とモツ肉たくさんのってて豆腐も根菜も豊富だった。

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たべたら

、、、からーい 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

味噌はいい味のいつもの汁だけど、乗ったモツが辛かった。。
あ、そういえば前に日替わりミニ丼でモツ丼が辛かったことがあったような、、、orz

間に豆腐や麺で舌を馴染ませつつ、汁で洗いながら食べたんだけど、沢山あったので汁も辛めになってきた。。でも、最後まで味わえる程度で(多分普通の人ならピリ辛のピリにも値しないのかもだけど、、)一応ちゃんと食べられて満足。
モツ自体は大好きだしおいしかったし、豆腐も葱も大根も良く麺ももちもち。不甲斐ないのは自分自身。。

おいしいメニューだったけど、次回は普通メニューに戻そう。。


ちなみに前の点景

タグ:餐:ら 餐:肉 餐x辛x

さくらい

ファイル 2131-1.jpg真岡市(旧二宮町)久下田西の宅地内にあるやきそば店。
旧国道の表通りから一本西の坂の下の宅地の道沿いにある店だけど、店先に「営業中」の電光掲示板が出てたので遠くからでも一目ですぐわかった。

旧二宮町のこの付近は割と焼きそばの店が多い地区で、前に調べてた時にはもう何軒かの気になる店があった筈だけど、どの店も閉まっちゃったのかな?今調べるとこの店と前に行った店「石屋(→)」しか無いみたいだ。。(そのもっと前に行った店(→)は閉めてたようだ)

さてさて、店の駐車場は見当たらず、路駐しちゃおうかな、、と思ったけど気が引けて、、(10年前なら迷わず路駐してたな)どうしようかと迷いつつ、表通りに回って前に停めた町の駐車場に停めて歩いて戻った。(ら、路駐してる持ち帰り客がいた。。)

店の中にお客は居なかったので悠々と座ってふつう盛を注文。
お持ち帰りのお客がいたおかげで鉄板に熱入ってたのか、あまり待たずにすぐ出てきた。

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焼きそばはトッピングキャベツだけのシンプルな一皿。
食べてみると意外と麺がしっかりしてておいしく食べ応えあった。

ふつう盛で充分な量。やっぱ初めて入る焼きそば屋はふつう盛以上はたのんじゃダメだね。
食べ終わって会計の時に駐車場について聞くと
「うちは駐車場、無いんだよね」だそうだ。けど、「となりの神社に停めてお参りしてから寄って」と教えられた。なるほど。

店を出て駐車場に戻る前に、そのとなりの神社「白蛇弁財天」に行ってみた。
ちょっとお参りして行こうと思ったけど、鳥居前から参道まで夥しく大量のアタマムシ(ユスリカ?)が飛び回ってたのでヤメタ。(これだけいたら写真にも写るかと思ったけど意外と写らないもんだ) まぁ、また来いってことだね。

ファイル 2131-3.jpgそして日が暮れる前に表通りの駐車場に戻った。
駐車場前には座った二宮金次郎像。(二宮町は二宮尊徳が復興させた地区の町)
歩きながらの読書はよくないとか言われて座らせられた金次郎さんですが、座ってると仕事さぼってるようにみえるよね。。
うまくサボって人生楽しく思ったように生きましょう!

タグ:餐:焼 観:像

勝山城趾

ファイル 2130-1.jpgさくら市氏家の鬼怒川沿いにあった城跡。
前から何度か近くを通ったことはあってナビ地図上で知ってはいたけど、別の城跡(飛山城。同じ鬼怒川沿いだけど、、全然離れてるのになぁ)と混同してて一度行った場所と勘違いしてスルーしてた。。

来てみたら「さくら市ミュージアム」がメインの公園になっていて、そこの企画展のお客なのか駐車場はかなりうまってた。
けど奥に空きがあって停められて歩いた。公園内は赤い葉の木があったりして、少し紅葉してそうだなと期待できた。

まず最初に案内図を見て、城郭部に進む前にちょっと横に進んで建物を見た。
そこにあったのは天保年間建造の「旧森家長屋門」と明治初期建造の「旧手塚家板倉」。案内図には他に「旧大島家住宅」というのが出てたけどそれはなかった。(落雷で焼失したそうだ)
移築した文化財とはいえ。やっぱり家屋が無くて門と倉だけというのは妙に寂しい。

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ミュージアムの前を通って城郭部へ歩くと、その途中にも色々あった。
明治時代の「日本鉄道鬼怒川橋梁の橋脚」や宝暦9年(1759)の「木造不動明王座像」や縄文時代後期の「敷石住居跡」×2など。
どれも移築したものだけど2つの「敷石住居跡」だけはこの勝山城跡内で発掘されたのをかたどって再現したものだそうだ。

そして勝山城。
結構深くてダイナミックな土堀と土塁に囲まれた本丸部。その大手口の橋を渡って入城。
これはなかなか堂々とした城跡。土塁も高く太くワクワクした。

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本丸跡の広場を眺めたあとはその土塁に登ってみて上を歩いた。
案内図に「櫓台跡」と書かれてた土塁の肩は現地では「望楼跡」になっていた。逆井城にあったような望楼なのか天守の原型のような櫓だったのか気になりながら枯葉を蹴って歩いた。

そして北側に回って脇の堀を見下ろしつつ、やや紅葉っぽくなって、、、ない緑の林を見上げたりしながら土塁上をずっと歩く。
空高く青く清々しいくらいの気温で、紅葉はまだでも仄かな彩りもきれいで気分よく散歩。

東の端に進むと裏の鬼怒川がその先に見えた。
土塁の東側は日当たりよくてポカポカ。落ちた栗の実や、飛び回る赤トンボ(ミヤマアカネ)を見て秋だなぁーと感じた。

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ちょっと色っぽい(見下ろした恥丘のような)土塁の端まで歩いて本丸の広場を眺めながら搦手口に下りた。

この搦手口の前で堀も切れてたので鬼怒川前の崖まで進めて川を広く眺められた。

そしてここに勝山城の詳しめの案内板が立っていた。表の入口側じゃなくて歩いた先にあるのはいい配慮だと思う。
この城は、鎌倉時代末期から300年間あった城で戦国時代末期の豊臣の関東平定で廃城。攻防はなかったのかな?
どうやら土塁も堀も往時の大きさで、橋も同じように架かっていたらしい。北東南三つに別れた二ノ丸と南に続く三ノ丸のわかりやすく広い城で、こんなに川が近いのに崖崩れ等で削られてないのは凄いと思う。(ホントは東にも曲輪があって崩れてたりして)

ちなみに、この勝山城。怪しい城のサイトにも出てて、昭和後期には結婚式場やプールがあり、六層の模擬天守まで作ってたそうだ。 なんともはや。。

さてさて、
そんな案内板のある「建物跡」には屋寝付きの休憩所があって、その先に一本だけキレイに真っ赤になったカエデがあった。
おお、紅葉。川の冷気がここだけ冷やしたかな。ちょっとわざとらしくも感じられるくらいきれいな赤だった。
太陽光を透かしてみたり、色々写真撮ってみたけどやっぱシロートなのでうまくは撮れなかった。てへへ。

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そのカエデの裏には「明治天皇駐蹕之蹟」という碑があった。
足は止めずにそのまま進んで二ノ丸南郭跡を回ってミュージアム(二ノ丸東郭跡)に戻った。
さくら市ミュージアムはどんな感じかな?と覗いてみたけど有料っぽいので退散。駐車場にもどった。

なかなか気分のいい秋らしい散歩ができて満足満足。

タグ:観:城 観:門 観:建 観:史 景:川 景:季 植:実 動:虫

道の駅 さかい

ファイル 2129-1.jpg境町の県道沿い(354号沿いでもあるけど直接は入れない)定番コースのいつもの道にある道の駅。
境大橋を下った所にあるので、下ってくるときに駐車場が空いてるかどうか見れるので寄りやすい。(そのぶん通過もしやすい)

今日はチラホラ空きがあったし、テントが出てて何かやってそうだったのでちょっと寄ってみた。
最近はお茶を買うだけで寄ることもあるので、空振りの催し物でも問題ないのだ。

ファイル 2129-2.jpg車を停めて行ってみると「肉フェス!2017」というのをやってた。
おお、これは何か食べられるかな?
と、見てみると「常陸牛ミニローストビーフ丼」というのがあった。道-1グランプリで交流創造賞、第三回圏央丼グランプリでは優勝したメニューだそうだ。
ん?圏央丼?圏央丼ってここの食堂のメニューで毎回売り切れてて食べたことない丼じゃん。ちょうどいいわ。とそれを食べた。

ミニとあって食堂メニューより200円安くその分少なめなんだろうけど、肉はちゃんと乗ってて菜っ葉の緑もきれいだった。(これは小松菜で円を描いて圏央道を表しているそうだ)

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そういえば最近、ローストビーフの店をよく見かけるようになって、そういえば先週も渋谷で食べたばかりだったわ、、と、つまらないこと思いながら食べてみた。
ら、これはおいしいローストビーフ。先週食べてるだけに常陸牛の力の差をしっかり感じられておいしかった!
そして割ってかける温玉も肉やソースに合っててよかった。

ファイル 2129-4.jpgそれはそうと、座って食べてた外のテーブルの前では「いーとこさかいまちー」と、境町音頭?が延々ループしてかかってて耳に残った。(しつこかった)
それと、肉フェスはよく見ると、ハンバーガーや肉まんは元々この道に駅にあるものをテントで売ってるだけで串焼きとシフォンケーキが増えただけで特別な催しって感じでもなかった。。

でもまぁ、「常陸牛ミニローストビーフ丼(ミニ圏央丼)」がおいしかったのでOK。しいていえばミニじゃなければもっとよかった。腹五分目くらいな感じだった。

ファイル 2129-5.jpg物産店の店内は混んでるので奥まで行かずに手前でお茶だけ買って出発した。
やっぱここ来たらこの「さしま茶」だね。すっかりお気に入り。
欲をいえば温かいのを飲んでみたかったけど、冷やした物しか売ってなかった。。
それと、冷たいのであれば500mlの大きいので欲しいんだけど、このサイズしかないんだよね。めずらしいよね。

ちなみに前回の点景

タグ:食:丼 餐:肉 餐:飲 道の駅

道の駅 しょうなん

ファイル 2128-1.jpg柏市箕輪新田の県道沿いにある道の駅。
うちから一番近い道の駅。
しょっちゅう通過してたけど、最近は割と寄るようになったかな。

いつもはテントや露店で賑わってる店頭もまだ遠い台風の雨と風でガランとしてた。

今日はちょっとお買い物。
来週遠くから東京に来る人達に千葉のお土産を食べて貰えたらと思って物色。(ぬれ煎餅と落花生を買った、、喜ばれるかなぁ、、)
本当はちゃんと千葉を一回りして買い集めたいところではあるけど、いかんせん台風だしね。。

ファイル 2128-2.jpgさて、
買い物終わってあとは食事でもしてっちゃおうかと食堂に行くと、限定メニュー「まこもだけづくしセット」というのが張り出されてて「1日15食」「10月限定まもなく終了」とあったのでそれにしてみた。

先に会計すると、まずJAFで5%引き、それと雨の日サービスでワンドリンク無料だそうで、コーヒーをいただいた。

コーヒーのみながらのんびり待っている間、ガラス窓の外で雨がいきなり土砂降りに変わって滝のようにダーーーーっと降ってきて、周りのお客さんが「わー!」っとショーのように湧いていた。

そして「まこもだけづくしセット」登場。これに「蒸し物は後から来ますので」だそうだ。

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そういえば、マコモダケってなんだっけ?キノコ?この中華によく入ってるやつかな?(それは袋茸-フクロタケ-)なんて、思ってたけど、それはメインのオイスターソース炒めにしか入ってないから違うとわかった。

ファイル 2128-4.jpg後から来た蒸し物の温野菜に椎茸も入ってたのでキノコでは無いな、このタケノコみたいなやつか!とわかった。
そういえば他の小皿メニューにもコリッとした筍風なのが入ってて納得。

マコモは真菰と書き、イネ科で水辺の植物。(っていうか、、マコモダケって昨年新潟で実物見てたねそのタケノコのような太い新芽が真菰筍。
食感はよくおいしいけど、特に強い風味があるわけではなくピンとこなかった。。でも、他のどの食材もおいしく、全部おいしく食べられて満足のセットだった。

食べ終わって、雨も小降りになったようなので、出ようかな、、と思ったんだけど、周りの他の客の多くはみんなソフトクリーム食べてておいしそうだった。。
んーソフトもいっちゃうか、、
と、少し悩んで「梨ソフトクリーム」いっちゃいました

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これは梨の粒が入ってバッチリ梨味のおいしいソフト。わりとジェラに近い感じでシッカリしつつ氷まじりで爽やか。完成度高かった。
梨のドライブルーツが角のようにさしてあって「なんで瑞々しさがウリの梨をドライにしちゃうんだろうかね、、、」なんて思いつつ食べてみたら、これがまた梨の甘さが凝縮されてて旨かった!!
意外で意表突かれて驚いた。梨のドライブルーツ最高じゃん。

雨は小降りになったり滝になったり繰り返してたけど、食べ終えた時はちょうど小雨で、パーカーのフードかぶるだけでササっと駐車場に戻れた。


ちなみに前回の点景

タグ:食:定 餐:菜 餐:冷 楽:買 道の駅