記事一覧

青松浜

郡山市湖南町福良松西の県道の先にある猪苗代湖の砂浜。
猪苗代湖は日本で四番目に広い湖。
母方の田舎が郡山市内にあるので、子供の頃に夏に泳ぎに連れてきてもらったりしてた馴染みの湖。なので贔屓目ながら個人的には、三番目のサロマ湖は湾が閉じた塩水の「潟」だし、二番目の霞ケ浦は衰退した香取の海の入江の名残の「浦」だから、純粋な「湖」としては日本二位だと思っている。
で、
この青松浜の湖水浴場にも来てたけど、車で立ち寄ったことは無く40年以上ぶりの再訪になる。
が、来てみたら広めの砂浜で想像と違ってて「あれ?ここじゃなかったかも」とか思った。。
けど、何ヵ所かで泳いでいるので記憶は混ざってるだろうし、多少の変化もあるだろう、何せ40年だ。

ファイル 1870-1.jpg

風が強く湖面は波が立ってたけど、この浜は波打ち際の前にごく浅い静かな水たまりが波を通さずに静かな浜になってる面白い風景だった。

空は雨こそやんだもののドン曇り。
だけど対岸方向に雲は割れてたので青く明るく、その青を静かな部分の浜の水面が静かに映しててキレイだった。
正面奥に見えるはずの磐梯山も雲に覆われて裾まで隠れていたけど、これから北に進むので走っているうちに晴れそうな雰囲気。
しばらく眺めて駐車場に振り返ると、雲が割れて日が差してて神々しかった。

ファイル 1870-2.jpg

後から聞くと従姉は猪苗代湖を湖岸の浜に出てじっくり見たのは初めてだったそうだ。

タグ:景:湖 景:浜 楽:眺

湖南精肉店

ファイル 1798-1.jpg郡山市湖南町福良中町の249号沿いにある精肉店。
「肉屋の手づくりかりんとう」という幟が目に止まって気になったので、興味のまま咄嗟に寄ってみた。

店頭には他にも「馬さし」とか「味付きテッポーもつ」とかの幟もあり、コロッケ、カツ、フライの本業の張り紙もあってそれも気になり、「かりんとう」は冒険で他に普通にメンチでも買おうかな、、と思って店に入った。

けど、普通に昼前でお客さんいて忙しそうだったので怯み、かりんとうの包みだけひとつ買って出てしまった。。へたれー。

で、すぐに出発。走りながらつまんで食べてみた。
袋から出すと平たいのが多かった。あれ?かりんとうって棒状じゃなかったっけ?

ファイル 1798-2.jpg

でも、これがしつこくない甘味で意外とおいしく、飽きずにパクパクと続けて食べた。
かりんとうというよりはビスケットって感じだけど、食べてたら黒糖の風味と揚げた油のコロッケっぽさが感じられて、ああなるほど肉屋のかりんとうってこういうことかとやや納得。

でもかりんとうってカリッとしてるものではないのかな?っていうか揚げるんだっけ?という疑問も多かったけど、形状は兎も角、おいしかったので気に入って一気に食べちゃった。もう一袋買っておけばよかったw
まぁ、294号はよく通る道なのでまた来たら買おう。
(っていうか実はこの店の近くに寄ったことはない親戚の家があるんだけど、会ったりしたら気まずいかも)

タグ:餐:菓 楽:買

道の駅 あいづ湯川・会津坂下

ファイル 1797-1.jpg湯川村佐野目の49号沿いにある道の駅。
割と新しい道の駅で、49号のこの区間は滅多に通らないので初めての立ち寄り。
でも一度くらいは通過しててここに出来てたのくらいは知ってたかな。

寄ってみると洒落た今風な道の駅で、こんな天気の日でも明るく新鮮な雰囲気の道の駅。
入り口前の水草が充実したメダカの水槽に足を止めそうになったけど、それより食事と奥に進んだ。

ファイル 1797-2.jpgレストランは一番奥だったけど、その手前の会津特産物コーナーの一角に「会津食のお持ち帰り処」というのがありテーブル席も並んで気軽そうだったのでこちらで食事。

「北塩原山塩ラーメン」とか気になったけどご飯物が食べたかったので「會津伝統ソースカツ丼」にした。
ラーメン以外のメニューは持ち帰れるそうなので、そういうパックで出てくるのかと思ってたけど、そうではなくてちゃんと器で出てきた。

ファイル 1797-3.jpg

その「會津伝統ソースカツ丼」
味もよく肉もちゃんとしてておいしかった。
けど、店の雰囲気通りキチンとまとまった感じ。
会津のソースカツ丼って言ったらドーンと分厚いボリュームと濃い味付けで武骨な男らしいイメージ強いので、少々頼り無かった。けど料理としてはこのくらいで程よく食べやすかった。

ってわけで、満足ではあるけど若干の物足りなさも無くはないくらいに感じてたトコで、ちょっと入口に店開いてたベーグル屋さんで足が止まった。
「會ベーグル」という会津若松市のベーグル専門店の出店だそうで、なんかおいしそうだったので「会津味噌のごまみそベーグル」というのを一つ買って食べた。

ファイル 1797-4.jpg

ら、これはどっしりもちもち。しっかりした食べごたえといい風味で美味しく、ドンと骨ある会津の印象を補完。

これで満足、いい食事になった。

タグ:食:丼 餐:麭 道の駅

ろくごうドライブイン

ファイル 1794-1.jpg美郷町六郷赤城の13号沿いにある食堂。
町から国道に出てすぐ先のこの食堂前に「美郷 たぬ中」の幟を見かけて咄嗟に寄ってみた。
「たぬ中」は前に道の駅でも食べたことあって、この地域のスタンダードなメニューだという「たぬき中華」の事で、たぬきそばの汁に麺が中華というシンプルな物。
たっぷり楽しんだ美郷町六郷の町だから食事もしちゃえばよかったと思ってたとこで寄れたので丁度よかった。

「自家産米 自家精米 あきたこまち100%使用」とあって御飯物もそそられたし、この店名物の「ジャンボ焼肉定食」など目移りして迷いつつも、やっぱりここは「たぬ中」で、冷やしとかもあったので「冷やしたぬ中」にしてみた。

ファイル 1794-2.jpg

うん、違和感なくふつーなんだけどおいしい。
普段ちょくちょく蕎麦屋で「冷やしたぬきそば」食べてるけど、こっちのほうがいいなぁ。うちの方でもあればいいのに。。

ファイル 1794-3.jpgそしてさすがにこれじゃ物足りないから御飯ももらおうかなと思ってて、メニューにないけどおにぎりとかありませんか?と聞いたら、できますよとのことで気になってた「あきたこまち100%」のおにぎりを追加。

こちらも違和感なくふつーにおいしいんだけど、最近おにぎりはコンビニのしか食べてなかったから、久々に本物食べたって感じでほっこりした。

普通の食堂での食事でいい気分。
店を出てから入口の扉に「やすんでたんせ」と書かれてたのに気がついた。なんかあたたかい店だなぁ。入るときに気付けば良かった、、

タグ:餐:麺 餐:飯 観:P

六郷湧水群

ファイル 1793-1.jpg美郷町六郷の街中を中心に何ヶ所も湧き出てる清水。
もう見て歩く時間じゃないよな、、とは思ってたけど、観光案内の素敵なおねえさんに丁寧に紹介されたので折角だから歩いてみることにした。
そしてあわよくば天然の泳ぐ「イバラトミヨ」が見れたら嬉しいなと、魚ネタの続き気分で淡い期待もあった。

で、紹介された清水の近くの「わくわく広場」の駐車場から歩いた。
この広場には岩からの湧噴水の様なのから水が流れてて親水公園っぽくなってたけど、たまった水には藻が浮かんでてあまり清い感じがせず、いい印象ではないスタートになってしまった。

さて、おススメと紹介された清水を2,3見るだけのつもりだったけど、好奇心のままについつい近場の清水は見れるだけ見るような形になってしまった。
まず見たのが御伊勢堂川のそばにあった「諏訪清水」
諏訪神社の裏側にあるんだけど、社の裏側は崩れかけてるし清水も周りは草生え水面には藻が浮き底は見えず水は流れがなく、ぶっちゃけ廃墟の裏庭の池って雰囲気だった。。。

テンション下がる中、次に見たのは手前の四つ角の脇にある「山田家清水」
ここも入口は公園ぽくなってたけど清水は家屋跡の庭池って感じで、水面に枯葉で水は流れがなく澱んでた。。。

あれ?時期が悪かったのか、もう枯れて廃れたのか、、微妙な気分になってきた。

ファイル 1793-2.jpg

次は山田家の向かいの「キャペコ清水」
ここは更に小さい池が三つほどあったけど、こっちは水がきれいで流れがあり水底が見えた。やっと清水らしくなった。
一応少し停まって眺めたけど魚は見なかった。

少しホッとしたとこで、次は観光案内での一押しの「御台所清水」
やっと少しまともな大きさで足場や柄杓もあって生活感のある清水。水はもちろんきれいで小石の水底はハッキリ見えてていい雰囲気。「運が良ければ魚が見れるかもしれない」とも聞いたので少しじっくり水面を眺めた。

ファイル 1793-3.jpg

けど、動くものは水上のアメンボくらいで(写真はアメンボじゃないけど)魚影は無し。夕方だしね。絶滅危惧種だしね。
諦めた。

ってわけで、「魚を見るなら、、」と勧められてたのが酒屋にある「ハタチや清水」
裏庭の勝手口みたいな入口で躊躇しつつ入ると、ここは水槽のように四角い清水。底が白洲のような砂利敷きで造成感が強かったけど、ちゃんと水が沸いている箇所も見えた。
そして素早く動く小魚登場! おおーイバラトミヨだ。本当にいるんだ。暫らく見ていたかったけどそんなにのんびりしてなくて水の流れと共にいなくなってしまった。
ここを勧めてたのは隣の店内に水槽があって飼ってる魚が見れるからという事で、清水で見れるとは聞いてなかったから驚いたし嬉しかった。

ファイル 1793-4.jpg

清水で見たから水槽のはいいや、、なんてことはなく、勿論店内の水槽も見せてもらった。
小さい水槽で、ここもまたやや暗く映り込みもキツく観づらかったけど、魚は「湧太郎」のよりも大きくて元気だった。

ちょっと順番が変わっちゃったけど、ハタチやの手前の道路脇にあったのが「久米清水」
道路に潜り込むような形だけど、ここも水はきれいでちゃんとしてた。流れる水量も多く、滾滾と湧いてる感じだった。

来た道を戻らずに少し回って駐車場に戻ろうと進んだ道脇にあったのが「宝門清水」
これは貯水池クラスの四角く大きい池で、水は濁り澱み落ち葉が浮いていた。池の先にある欅の木は樹齢300年だとか。
覗くとおじさんが長い竿で水中を突いていた。何かな?と思ってみてたら、底の水草を除去していた。

ファイル 1793-5.jpg

清水によっては渇水期というのがあって水の流れが止まって藻や水草が溜まりやすいようで、きれいな清水だけでなくそういう清水の姿も見れてなるほど大変なんだなと思えて良かった。

少し宅地を抜けて田圃道を歩いてたら、雲間の夕日が少し見えた。

もう他には清水はないかな?と貰った案内マップを見てたら、駐車場手前の田圃の中にひとつあるようなので行ってみた。

ら、道路脇にこれまた藻だらけのドロッとした池があった。案内板も何もないのでこれは違うかなーと周りを見回したら、田圃の中に標柱を見かけ「あれか!」と思い畦道を進んでみた。

ら、ちゃんとほかの清水のような石垣が見えて清水だとわかったものの、結構荒れててワイルドな状態。標柱の文字も読めなかったけど多分これが地図にある「米清水」。(ではなくて「柳清水」だそうだ、そんで道路沿いの池が「米清水」だったらしい)
石垣の中の水面を覗くと水草や藻などで澱んだように見えたけど、先の水路の部分を見るとちゃんときれいな水が流れてたので、湧き出てるのが分かった。

ファイル 1793-6.jpg

そしてやや荒れてただけに虫も多く、歩くたびに水に飛び込むカエルが沢山いた。飛び跳ねなきゃ居場所バレないのにねw
何ガエルだ?と姿を探して写真に撮れたのはツチガエルだった。
バッタやトンボは繁華街のようにいてトンボなんかは写してくれと言うように見やすい位置でポーズをとっていた。
正直、最初は変なとこ入ってきちゃったなーと思ってたけど、意外と楽しかった。


5時過ぎに車に戻って出発。
清水はそれぞれ違ってていろいろ見れて、町中だけじゃなく観光散策コースからも外れた清水まで見れて楽しめた。また今度もっと明るい時間にも歩いてみたいものだ。
案内所ではあともう一カ所、少し離れてるけど魚が一番よく見れるらしい清水を紹介されてたんだけど、それは次回でいいかな。


。。とか思って出発したけど、結局その清水は国道に出るトコにあって通り道なので寄ってみた。
このラストのが「紙漉座清水」
きれいに整ってて水はきれいで底まできれいに見えてた。
下りてよく見ると、あ、魚。確かにここは魚が何匹も泳いでた。おお、おお、絶滅危惧種。でもみんな素早くあまり落ち着いてなかった上に映り込み厳しい時間で写真は難しかった。

ファイル 1793-7.jpg

やっぱここも寄ってよかった。
目的にしてたとはいえ、そう簡単に見れると思ってなかった「イバラトミヨ」がこんなに見れるなんてと嬉しくなった。
もっとのんびり見ていたかったけど、日が暮れるので5時半目途に切上げて車に戻った。

タグ:楽:歩 楽:浸 景:泉 観:池 観:宮 観:蛙 動:虫 動:魚

名水市場 湧太郎

ファイル 1792-1.jpg美郷町六郷馬町にある観光情報館。
この町内にある「湧子ちゃん」というのは行ったことあって、産直販売所みたいな店だったので、こっちもそういう感じかと思って来てなかったんだけど、「イバラトミヨ」をネットで調べてたら、ここ「湧太郎」で水槽で見れると出てたので次来たら寄りたいなーと思ってた。

ってわけでまた魚ネタだけど、まずその前に建物の脇に池があって(これは清水ではない)カメが沢山いた。
これはクサガメかな?イシガメかな?とりあえずミドリガメではなさそうだから大人しい国産種。それにしてもこんな段差低いトコでよく逃げ出さないもんだ。。

ファイル 1792-2.jpg

中にはいるとすっぽりと収まった蔵があって覗くとイベント舞台になっていた。これは明治30年築の旧「國之譽酒造」の蔵だそうだ。へー。
蔵の向かいの一角には湧水が汲めるコーナーもあった。

そして目的の水槽があるのが学習施設「水文館」。
有料100円だったけど受付にも中にも人が居なくて投函するタイプ。黙ってれば分からなさそうだったけど一応ちゃんと払って入館。
イバラトミヨの水槽は入ってすぐのトコにあった。

ファイル 1792-3.jpg

けど、まぁこれがメインというわけではないので仕方ないけど、水槽は薄く、洒落た感じで照明も暗く、映り込みもあって見づらかった、、、
「イバラトミヨ」は絶滅危惧種IAの貴重なトゲウオ科 の魚。
去年富山でも見てるので初めてじゃないけど、水の上から見ただけなので水槽でちゃんと見たかったので、取り敢えず見れて嬉しい。
ここのは小さいのばっかだったけど、そういう種なのかな?ゆっくり眺めた。
で、一応他の部屋(そっちがメイン)も一通り見て出た。

そして表通り側の「六郷観光情報センター」に「仁手古サイダー」が売ってたので買ってサイダー休憩。

ファイル 1792-4.jpg

この情報センターの受付の女の子がとても好みのカワイイ人だったので、ついついイバラトミヨと六郷湧水群について聞いてみた。
したら、「トミヨ?、、ああハリザッコのことですね」地元では「ハリザッコ」という名が一般的だそうだ。
話ながら案内マップで魚が覗けるかもしれない清水とかを丁寧に教えてくれたので、夕暮れの微妙な時間ながら少し散歩してみようかな?って気になった。
ありがとう。

タグ:観:館 観:水 動:虫 動:魚 楽:話 餐:飲

久保田城跡

秋田市千秋公園の秋田市街中心地にある城跡。
以前行った「秋田城跡」は律令政権時代の城跡、で、こっちは江戸時代から明治維新まであった佐竹の城跡。
前もホントはこっちにくるつもりだったのが先に見かけた「秋田城跡」に気まぐれで寄って満足して帰ったりしてたので、こっちもいずれは来たいと思っていた。

ファイル 1791-1.jpgで、ナビ地図見る限り城跡公園用の駐車場っていうのがどこかわからず、それらしいトコに来たら観光バス専用だったので咄嗟に見かけた目の前の病院のコインPに停めて(この病院が三ノ丸跡だったらしい)黒門跡から入城。

したら、、規制予告の立板があって、
「9/18 15:00~20:00 『千秋花火』花火打上のため 立入禁止」と書かれてた。ふーん18日ね、、って今日じゃん!
今の時間は2時。んー、まぁ一時間あれば余裕かな、、と進んだ。(コインPが病院利用以外でも30分まで無料だったので、元々それまでに戻るつもりだったから丁度よかった)

広い二の丸跡に進むと警備の人がうろうろしてた。
そして広場には花火打上の準備がされていて、わー変なときに来ちゃったなぁ、、とか思ったけど、意外と歩いてる一般の人もまだいてあまり気にならなかった。

ファイル 1791-2.jpg

長坂門跡の逆を登ると、復元された表門門櫓の手前にある唯一の現存建築物「御物頭御番所」は、文化財だけに花火の火の粉対策なのかしっかり隠されて立入禁止にされていた。。これは残念。
まあいいや先を急ごう。

そしてヤケに広い本丸に出た。二の丸より広い本丸だった。
「三森山」の三つの頂点を削って平らにして築城したんだそうだ。なんかすごいな。明治13年(1880)の大火事までは櫓も御殿もみんな残ってたらしい。
なんか分かりやすい構造の城で攻略しやすそうに思ったけど、戊申の役では寸前まで迫った庄内藩が攻め入ることなく撤退。運がイイ。
そんな本丸を横切って、西側の多聞長屋跡の土塁の上を進んで「御隅櫓」に進んだ。

ファイル 1791-3.jpg

この御隅櫓は、、現存物でも復元物でもない復興天守的な建物。
あれ?そうだっけ?なんで来たいと思ってたんだっけ?
なんでも、元々あった二階櫓までは場所も形も忠実に再現しつつ、その上に天守風な展望階を付け足しちゃった微妙な建物だそうだ。
城跡としてはナシだけど、公園としてはアリかな。
この微妙な勿体なさと許せてしまうチグハグ感がこそばゆい。

中は鉄コン造でエレベーターのある有料の展望資料館。
入って展望してみると、北の目の前の小学校からの東側は南まで公園の森でほぼ展望ナシ。西正面の秋田市街はさすがによく見下ろせた。

ファイル 1791-4.jpg

けど、ついさっきポートタワーで展望して来ちゃったばかりだから正直あまりピンとこない眺めだった。
気になったのは手前の森の松の木。先に大きい松ボックリが沢山付いてて、子供のチ○コみたいにツンとしてて可愛かったw

そして資料館を見ながら下に下る。城のジオラマ模型は大きくてなかなか良かった。(撮影禁止じゃないそうなので写真撮ったけどブレブレだったので割愛)

櫓を出て、土塁の北側を帯曲輪門跡まで歩いて下って裏門跡から二の丸に下った。

その下には胡井池というのがあって「大賀ハス」という千葉の蓮を譲り受けて栽培してるとか案内があったので覗いてみた。
ら、葉の大きい蓮は花咲いてなかった。。けど、葉の小さい方は白い花が咲いていた。どっちが「大賀ハス」?

ファイル 1791-5.jpg

帰ってから調べたら葉の大きいのが「大賀ハス」
この白いのは蓮ですらなく睡蓮だそうだ。まだ花はぜんぜんわからないや。。

そして花火打上現場の二の丸広場を警備員の誘導に従って抜けて、あとは足早に城を下った。

駐車場へ戻ったのが2時半ちょい。うわー微妙に30分越えちゃった。
なんとも微妙な城歩きだったけど、まぁまぁ感じの良い公園になってて、戊辰ですぐに新政府に付いた佐竹の勝利と思えた。(改易前の元いた水戸城とは対照的に思える)

タグ:観:城 観:門 観:閣 楽<残 景:町 景:森 観:池 植:花 植:実 楽:眺

道の駅 あきた港

ファイル 1790-1.jpg秋田市土崎港西の7号近くの湾岸にある道の駅。

ここも三年前に来て点景にしたけど、その日は早朝でこのポートタワー「セリオン」は登れなかったのが残念で、今日はバッチリいい時間なので逆に混雑を気にして寄ってみた。
ら、思った通り混んでたけどタイミングよく裏口前にすんなり停められた。ラッキー。早速館内に歩いた。

このポートタワーは道の駅にあるだけでなく、なんと展望無料という嬉しいスポット。展望は無料だけどエレベーターは有料だよーなんてこともなく誰でも気軽に登れる。ので、二基あるエレベーターも混んでいたけどひるまずに乗った。

ファイル 1790-2.jpg

そして四階展望室に登る。
わおイイ眺め。これで無料はもうしわけない。(他の県も見習ってほしい)
まず目についたのが北東側にタコ足状に広がったJR貨物の秋田港駅。かっこいいね。目の前の港には今日も巡視船「でわ」が停泊。他には船はなく静かな港だった。(北海道へのフェリーがここに着くそうだ)
東側には秋田市街が広がっていた。

ファイル 1790-3.jpg

南側にまわると南西の町中に見える森が前に行った秋田城跡。もう少し丘かと思ったけど全然平らだった。。
そして秋田港対岸の向浜はタンカーもいて工場は煙はいてた。何の工場だろうね。(日本製紙って、、オトクイさんじゃないですか汗汗)

一回りまわって眺めて、景色以外のパネルの案内で気を引いたのが「秋田港の歴史遺産」というのの「268mの軍艦防波堤」。終戦後に秋田港入口に軍艦を三艦沈めて防波堤にしてたんだそうだ。
沈めたのは駆逐艦「栃・竹」海防艦「伊唐」だそうだ。ん?「竹」って戦果上げて生き残った松型一の猛者じゃなかったっけ?(そっちではなくて初代の樅型駆逐艦、大戦時は退役して練習船だったそうだ)

ファイル 1790-4.jpg

あのあたりに昭和50年まで鎮座してたそうだ。

さて二周くらいまわって満足。降りようとエレベーターに乗ったけど、下の三階にも展望室があるそうなので下りてみた。
ら、あたりまえだけど三階って四階のすぐ下で(三階から下は長ーくあいている)上とあまり変わらない展望室だった。

ファイル 1790-5.jpg

けどこっちはガラガラで悠々と見れる上に、ガラス窓の上面に場所の案内が書かれていて分かりやすくなっていた。
なんだこっちの方がいいじゃん。
でももう上でたっぷり見た眺めなのでゆっくりせずに次来たエレベーターで下におりた。

そして一階の土産売場とか一回り歩きつつ、食堂もメニュー見つつ、外に出て向かいの建物「セリオンリスタ」に入ってみた。

ここはガラス張りの屋内公園。温室ではないのかな?奥の方は植物園みたいになってた。それだけの解放された建物なんだけど、中央で行列ができていて、何の列かな?と思ったらレトロなうどん自販機だった。ここの近くにあって廃業した人気の自販機店からの移設だそうだ。

ファイル 1790-6.jpg

僕はうどんより氷菓子。暑かったからね。
外に出てこれまたババヘラに並ぶ列を横目にすいてたスタンドのババヘラソフトを買った。
ババがひとつひとつヘラで盛り付けるババヘラアイスと違って、こっちは若くかわいい娘がすぐに作って渡された。

ファイル 1790-7.jpg味はババヘラと一緒。簡単すぎて面白味は薄いけど、ババヘラはヒマそうな郊外の街道で会話を楽しみながら作ってもらうのが楽しいので、こういうトコではこっちの方がいいね。
ソフト舐めながら港を歩いた。

釣りを楽しむ人が大勢いて、凧を揚げてる人もいた。(道の駅で上げてるのかと思ったら個人だった)
そしてタワーを眺めながら車に戻った。

タグ:楽:眺 景:海 景:町 観:楼 観:鉄 観:船 観:工 観:模 観:軍 観:園 餐:冷 道の駅

寒風山駐車場

ファイル 1789-1.jpg男鹿市脇本富永寒風山の頂上チョイ下の駐車場。
ここも何度か来てて、前回点景にした三年前の休憩も記憶に新しいので通過、、、とも思ったけど、天気いいから今回も寄ってみた。

頂上まで歩いてる人も沢山いたけど、ここで充分の展望。
ススキが揺れ始めた草原面の山から広く正面南東側の八郎潟調整池の方向を見下ろせて広々といい気分。
風も涼しく気持ちよく、霧の朝に来た前回とはまるで違って面白い。

ファイル 1789-2.jpg

やっぱり雲は多く場所によっては雲ってそうなので、ここでこうしていい天気で眺められるのもタイミングなのかもしれないね。ナイスナイス。

少しふらふらして、西側の眺めも一回り見て歩いた。

ファイル 1789-3.jpg

そして風に揺れるススキと共に飛びまわるトンボも眺めてのんびりした。
トンボもチョウも優雅にひらひら行ったり来たり。
みんな素早くてあんましいろいろ写せなかったけど、トンボもアゲハもよく見るやつだ。チョウはキアゲハ。
トンボは、羽の先が黒いのがノシメトンボ、黒が小さい粒なのはアキアカネ、共に赤いのが雄で黄色いのがメス。

ファイル 1789-4.jpg


ちなみに前回の霧の朝の点景はこちら

タグ:楽:眺 景:山 景:原 景:湖 植:草 動:虫 観:P

八望台展望台

ファイル 1788-1.jpg男鹿市戸賀浜塩谷大岱の県道沿いにある展望台公園。
随分前に来て以来の二度目の立ち寄り。
ホントは手前で海沿いの県道に曲がろうと思ってタンだけどウッカリ直進してしまったので転回するつもりで入っただけの駐車場。
だけど、まぁせっかくなのでついでの展望休憩。

緩いスロープで登りやすい木製展望台を登り上から眺めると、まず西側に「二ノ目潟」と「戸賀湾」が綺麗な湾曲でよく見えた。
この「二ノ目潟」は爆裂火口湖(マール)という世界的にも貴重で珍しい湖沼だそうで、「戸賀湾」も元は湖だったのが海と繋がった火口湾だそうだ。うんうん、見るからにそういう姿だよね。

ファイル 1788-2.jpg

そして反対の東側には二ノ目より大きな「一ノ目潟」がある、、筈なんだけど、こちらは木々に隠れて殆ど見えなかった。
(来るとき手前の陸橋あたりではチラリと見えてた)
この展望台があと三階分くらい高ければ見えるんだろうけど、二ノ目と同じ感じだろうから想像でオーケー。

ファイル 1788-3.jpg

あと南側には雲をかぶった本山が見えた。
まるであそこが雲を集める元みたいな気がして、これ以上濃い雲を増やさないでくれよと祈りつつ展望台を下りた。

タグ:楽:眺 景:湖 景:海 景:山 観:地