記事一覧

久保記念観光文化交流館

ファイル 2993-1.jpg真岡市荒町の県道沿いにある観光施設。

ちょっと休憩のつもりで「まちあるき駐車場」という市街の無料駐車場に車を停めて降りると、その隣にあったのが大谷石の蔵のような建物と洒落た土産屋が集まったこのエリア。

まずは手前のメインぽい蔵の「久保記念館」というのを覗いてみた。
中に入ると観光案内所になってて、記名すると館内に上がって見物できた。
「日本銀行宇都宮代理店真岡派出所」という看板があったので、そういうものだったのだろう。明治40年築の建物だそうだ。
案内所の事務所が右半分、左半分は屋敷のようになってて靴を脱いで上がると応接室のような板の間。モニターにはここをロケで使ったドラマ「エアガール」が流れてて、他にもロケした人のサインが飾ってあった(乃木坂46とかもあった)案内の人が横に立ってドラマを見てたので色々聞こうかとも思ったけど、予備知識ゼロの立ち寄りで申し訳ない気もしたのでヤメて隣りの畳の間に進んだ。

ファイル 2993-2.jpg

畳の間には縁側に機織りが置かれ、箪笥の上などに真岡木綿のアピールがされていた。
そして奥には箪笥階段があって二階に上れた。おお、箪笥階段って他でも見かけてて上ってみたかったんだよね。重量級に自分が上ってもしっかりしてて不安はなく狭目だから上りずらくとくに面白いこともなかったけどね。

二階は「久保資料室」とあって、久保貞次郎に関する資料が展示されていた。
この久保貞次郎は美術評論家で児童美術の改革をした偉人。この真岡で児童画公開審査会を昭和初期から始めて盛況を得たそうだ。
へー、真岡ってそういう町でもあったんだ。知らなかった。VTRを見つつ資料も一通り見てまわって箪笥階段を下った。

外に出ると奥にも大谷石の蔵があり、手前に大谷石のオブジェのような「暖炉」が置かれてた。これが1943年構築の「久保ギャラリー」での唯一の現存物なんだそうだ。

そして蔵は「美術品展示館」になっていて中は久保コレクションの美術品が並んでた。(よく分からなかったorz)
この蔵は大正12年築の米蔵で、昭和32年に「久保アトリエ」に改修して内外至る所にコレクションを並べていたそうだ。(?ギャラリーとアトリエは違うの?)

この隣りのナマコ壁の蔵は「観光まちづくりセンター」とあったけど閉まってた。

ファイル 2993-3.jpg

最後に観光物産館を見てみた。
そういえば明日都内で人と会うのでそのお土産に小品をと思い物色。(とちおとめのハンドクリームにしたら評判よくて良かった)

後は去年SLのとこでも見た鉄道キャラのパネルを見たり、マンホールを見たり(久保記念館での「マンホールカードの配布は終了しました」とか貼り出されてたのが残念)しながら駐車場に戻った。

通りの対岸には「真岡木綿会館」というのもあったけど、まぁ今日はこれで充分、また次回寄る事があったらそっちに行ってみようかな。

タグ:観:館 観:建 観:具 観:藝 楽:映 楽:買

登竜

ファイル 2992-1.jpgさくら市氏家の293号沿いにある中華食堂。

4号から折れてJRの線路下をくぐったすぐ先にある店。この道は4号に出る側がいつも混んで渋滞してるので店には入りづらく、毎回目について気にはなってたけど通過してた。
で、今回も通過したけど、30m先の第二駐車場は対向車の渋滞の列が丁度切れた尻だったしガラガラだったので寄ってみた。
その駐車場には廃店舗が残ってて、たしかこっちは以前餃子専門の別店舗で営業してたんじゃなかったかな。それで「餃子」で気になってた筈。いつも正嗣だったからね。

さて30m歩いて店に入った。すいてたけどカウンター席には椅子はなく、手前に二人掛けのテーブル席が四宅あってそっちに着席。
四人掛けの席と奥には座敷もあるみたいだけど、思ってたより小さい店に感じた。

ファイル 2992-2.jpgさてメニューは多くて迷った。
デカ盛りメニューも有り(それは個人的には遠慮だけど)、定食メニューが充実してて、セットにしやすい半ラーメンとかも各味ごとにあり、えびみそチャーハンとかソースカツ丼なんかもそそられた。
けどま、最初はシンプルに「しょうゆラーメン」と「餃子1人前」にした。
後から来る客とかもそれぞれバラバラにたのんでたみたいだから、特別どれが旨いというより、どれも旨くたのみやすい親しめる店という感じだった。

餃子とラーメンほぼ同時に登場。ラーメンは鉄鍋で出てきたのが意外だった。(煮込まれたわけではなくて丼代わりの演出だけど)うどんではたまにあるけどラーメンでは初めて見たかも。おもしろい。

ファイル 2992-3.jpg

で、先にラーメンから。
汁は普通かと思いきや、優しい鶏ガラの味で、我が家の雑煮のような親しみある甘さの醤油ラーメンだった。これはいいね。表の看板には「自家製手もみラーメン」と出てた麺は縮れの強い手打ち風の太麺、もちもちと程よくおいしく啜れた。そして意外と肉肉しいチャーシューもおいしく、これは普通にちょくちょく食べたいラーメンだと思った。
そして餃子。
野菜多めで甘めで柔らかくぷよっとした焼き餃子。くっついてなくて食べやすいのがいい。割りと普通の印象なので遠くから来てわざわざ食べたいと云う特異なものではないけど、親しみやすい店にぴったりなおいしさだった。

まぁ軽く餃子だけ食べるなら正嗣でいいけど、食事したいときはこっちだね。
またこんな感じの半端なすいてそうな時間に来たら寄りたいと思った。

タグ:餐:ら 餐:餃

かわち桜づつみ

ファイル 2984-1.jpg宇都宮市(旧河内町)白沢町の西鬼怒川沿いの土手上の公園。

北方向ドライブ定番コースの「彼岸花ロード」の近くにある土手で、頻繁に通る割に滅多に寄らない駐車場の前の、更に滅多に歩かない土手。
ではあるけど、桜の季節に一回、なんでもない季節に一回くらいは歩いた記憶がある。(点景記事にしようとか思って寄った筈だけど記事にしてなかったようだ、、)

今日も別に歩こうと思ったわけではなく、日が陰ってきちゃってたし道が団子でつまらないから、トイレ休憩で寄ってそのついでにちょっと歩いてみようかと思っただけ。

土手に寄ってみると桜は調度満開でいい感じ。桜は土手の上だけじゃなくて傾斜面にもいい間隔で何本も植えられてて意外と濃い桜のスポット。
「桜づつみお花見会場」なんて看板立ってたけど、もう夕方だからかコロナだからかシート敷いてるような一行はおらず、けど人はわりといてみんな花見て散歩していた。
うんうんこれが花見ってもんだよね。ドライブがてらのチョイ寄り花見としては理想的。チョコっと見て車に戻るつもりだったけど、土手の上を少し歩き進んでみた。

ファイル 2984-2.jpg

少し北に進むと桜が途切れて提灯が並んだ区間から、丸く刈られた低いツゲの木が並んでクネクネの道になってて面白かった。
そのまま進むと水仙の花壇もあってその先にまた桜林が続いていた。

さっきのトイレのあった駐車場の側の方に比べてだんだんと散り気味の桜になってきてたので、その先の北側の駐車場までは歩かずに少し手前で折り返した。そっちまで行っても別に何もなさそうだしね。

戻りは桜林から出た川側の舗装路を歩いた。伸びた桜の枝は丁度顔の位置くらいにあって写真も撮りやすかった。

ファイル 2984-3.jpg

手前の川は細い水路のような川で、鬼怒川から別れてこの先で合流して戻る支流のような西鬼怒川。その手前の茂みから鳥の鳴き声が聞こえてた。どこにいるんだーと立ち止まって見たけどなかなか姿が見えず、バードウォッチャーへの道はまだ遠いいなと思えた。やっと見えた鳥をズームで撮影。これはモズかな?
声の数の割に見つからず悔しい。けど、暫らくのんびり探してたりしてる内に日差しが帰って来て晴れた。ナイス。やっぱ日が差すと全然いいね。
晴れたら桜の樹にも鳥が飛んできた。これはうまくうつせなかうまく写せなかったけどヒヨドリとかだよね。

そして足元のシジミチョウやぺんぺん草も春らしくていい感じ。天気いいと桜だけでなくて緑もイイ。
鳥はツグミも見かけた。晴れた方が鳥も動いてくれて見つけやすい気がする。

駐車場辺りまで戻るとやっぱりここら辺が桜満開。なので通り過ぎてもう少し南に歩いてみた。

ファイル 2984-4.jpg

桜が途切れた先が西鬼怒川が鬼怒川に流れ込む地点。広く川を眺めるにはもう少し歩かないと無理そうだったのでそこで折り返し。また土手の上にのぼって桜を見て戻った。

なんか思った以上に気分良く歩けた。(実は足が痛かったのだけれど)やっぱドライブ中一カ所くraiは少し歩くくらいの休憩入れてのんびり季節を感じたいね。

前の「将軍桜」の項目では若くて満開の桜より「貫禄ある桜の樹の方がいい」なんて書いてたけど、ゆっくり歩くなら若くても満開の桜が並んでた方がイイな。

タグ:観:園 観:堰 楽:歩 景:季 動:虫 動:鳥 植:草 植:花

将軍桜

ファイル 2983-1.jpgさくら市狹間田にある桜の木。

3Km手前の国道から案内を見かけて来てみた。
桜は細い坂道の登った先にあってすぐわかったけど、花はもう散ってるようで寄らずにUターンでもいいかなとも思いつつ、T字路交差点の中央で案内板も立ってたのでせっかくだからと駐車場で停めて見てみた。

まぁ逆に、散ってるからこそ見てる人も少なくちらほらでゆっくり見れるし、咲く前の桜とか散った後の桜の樹を見るのはこの点景では割りとデフォなので御愛嬌。
っていうか満開でこんな狭いトコに人が沢山来てたら道的にも場所的にも厳しいよなぁ。。例年はどのくらい人が来るんだろ。。

さてさて案内板を読むと、ここは奈良・平安時代の東山道だったそうで、奥州遠征の将軍が通ったりしたので「将軍道」と呼ばれ、桜の大木があったそうだ。
なんだ、喜連川の付近で将軍というから足利氏後裔の喜連川氏のゆかりの桜かと勘ぐってたけど、そうではなくて坂上田村麻呂とかの本物の征夷大将軍ね。そうだね田村麻呂と言えば桜だね。山形の桜回廊には田村麻呂ゆかりの桜の古木がいくつもあるもんね。
でも残念ながらここの桜は何回も代替わりしてるそうで、その時代からの千年桜というわけではないそうだけど、それで立派な山桜なのでこの樹の樹齢などを知りたかったけど、そういう情報は記されてなかった。。

ファイル 2983-2.jpg

散ってる散ってる書いたけど見てみると残ってる花も多く、というか葉が花よりも出てきてたから散った後と思っただけで花自体は結構残ってたし、奥の方で日も差したりしてて悪くもなかった。

そして隣りには見るからに若めの桜の木がこちらは満開で花を咲かせていた。
なのでT字路を進んで横から見てみると、その若い桜がかぶさっていい具合に咲いた大きな桜に見えた。いいじゃんいいじゃん。

っていうか代替わりしててここらに咲く桜を「将軍桜」と呼ぶならこの隣りの若い桜も「将軍桜」とも言えなくもないよね。。
とか考えつつも、元の中央の樹に戻って見上げたら、枝ぶりも大きく広がってて貫禄違うね。やっぱり将軍はこっちかな。。

ファイル 2983-3.jpg

T字路まがった駐車場手前にも小さな桜が植わっててこれも満開できれいだった。けどやっぱ散りかけで葉が多く出てても貫禄ある桜の樹の方がいいな。
ってわけで、今後も時季逃がしたくらいでも立派な桜はドライブがてら積極的に寄りたいなと思った。

タグ:植:花 植:樹

香娘めん

ファイル 2982-1.jpg那須烏山市南大和久の県道沿いにあるラーメン食堂。

丘を越える森の中の坂道の途中にあった店で、チラ見でスタミナ油めんというのが気になって咄嗟に寄ってみたんだけど、車を停めてよく見たら「激辛 スタミナラー油めん」と書かれてた、、、
うへぇ激辛メニューだったか、、
ヤメようかと思ったけど「ラーメン500円」ともあったので普通のラーメン食べようかとやっぱりここで食事。

ホントは白河まで行って白河ラーメン!とか思ってたんだけどね。よく考えたらまだ白河までは全然距離あるから向かったら夕方になっちゃいそうだよね。

ファイル 2982-2.jpg店に入ると、コロナ対策で各席はしっかり仕切りが立ってた。
壁にあるメニューを見るといろいろあって目うつりした。セット物が安く、半ラーメンが150円というのが魅力的。特別珍しいメニューはないけど「豚唐揚げ」とか「チキンソテー」とか「肉ニラ」「肉野菜炒め」などの定食が600円。これで、半ラーメンセットにしてもリーズナブル!定食にしよう!とか思ったけど、最近食が細くなってきたので食べきれるかな?と少々不安にも思い、半ラーメンセットにしないでとも考えたけどそれも悔しいし、、と悩んで、、
結局は初志貫徹で普通にラーメンを食べることにした。
しょうゆ、しお、みそどれも500円なので「しお香娘めん」にしてみた。

ファイル 2982-3.jpg

普通の塩ラーかと思いきや、意外と透明感のない汁でパッと見しょうゆかと思うような色。豚骨かと思いきや鶏ガラメインなのかな、少々酸味をおぼえるいい味で麺は細麺ながらやや硬めで、チャーシューはトロトロで二枚。刻み葱がサッパリしていい調和。500円でもちゃんと手をかけたラーメンという感じで、想像してた塩とは全然違うけどおいしかった。(そして後味しっかり鶏ガラだった)
っていうか何故かコロッケがオマケでついてきてた。サービスいい。

で、ラーメン一杯で程よい腹心地。この店の前の県道は滅多に通らなさそうだけど、また来たら次は定食+ミニラーメン行ってみたいなぁと思った。

ファイル 2982-4.jpgところで店の外の駐車場前に自販機が二台並んでて、そのうちの一台に店の紹介広告紙があった。けどこんな店の前の自販機で紹介しても意味なくね?とか思いつつ、この広告のおかげで、店名の読み方が「しゃんこめん」という事が知れて良かった。

タグ:餐:ら

道の駅 みかも

ファイル 2878-1.jpg栃木市藤岡町大田和の50号沿いにある道の駅。

最近は50号をずっと走る機会もあまりないのであまり寄らない道の駅。前回点景にして以来かな。

今日は行く店行く店空振りが続いてたので、困った時の道の駅。でも道の駅の食堂も昼過ぎると早く終わっちゃうトコ多いけどね。

でもここは普通にやっていた。食事では初めてで広めの食堂は入ると食品サンプルが並んでコメントも添えられていたし、メニューも多かった。
少し迷ったけど、まぁ普通の食事がいいやとしょうが焼き定食にした。これはコメントに「お客様のご意見を反映したおすすめの一品です」とあった。

ファイル 2878-2.jpgそして食券を買って出してテーブル席についた。
すいてたから外の見える窓側のテーブルに着いてみたら、斜め向かいのイスに「松坂桃李さんがロケで座った席です」とあった。
そして隣りのイスは「杉咲花さん~」だった。
え、なんのロケだろ。。松坂桃李のイスに座って杉咲花に見つめられながら食事しようかな、、とか思ったけど恥かしいからヤメタ。松坂桃李のイスはベタベタ触られてそうだしね。

そしてしょうが焼き定食登場。おお食品サンプルそのまんま。いや少し厚めの肉で、なるほどお客の意見は肉のボリュームかな。

ファイル 2878-3.jpg

うん。おいしい。甘めの玉葱のきいた感じのソースで、肉もしっかり食べ応えあってよかった。
定食で和食のメニューの所にあったメニュー乍ら、フォークとナイフでライスも皿で洋食風。フォークで頑張って味噌汁飲んだw
そして何気にミニデザートのイチゴのミルクゼリー(ババロア?)もおいしかった。

ホントは点景にしないつもりで食べた普通っぽいメニューだったけど、なかなか良かったし、杉咲花の隣で食べちゃったし、厨房では店員のおばさんとおじさんが大声で喧嘩してて賑やかだったし、雨の午後ながらちょっと面白い食事だった。

そして食後はまぁいつも通り売店を見てまわった。
やけにお客さん多くて混んでるなぁと思ったら、総菜コーナーのものが表示価格の半額になったところのようで、今日は雨だったから沢山残ってて選り取り見取り。これは人集まるわ。

僕も交じって晩飯用にいくつか購入。
買ったのはまず「芋フライ」佐野の名物で定番のソースもの。そして「かんぴょう和牛丼」かんぴょうってとこが栃木っぽい。これの量が少なそうなのでもう一つ追加したのは、間違えて手にした「栗ごはん」栗が砂肝に見えた。。まぁ秋限定とあったからいいかとそのまま購入。

ファイル 2878-4.jpg

そして半額じゃないけど「レモン牛乳」杤木名物。これはすぐにストロー差して飲みながら出発。
んーホントにレモンの味。これでレモンが入っていないんだから凄いよなぁと飲むたびに毎回思う。
なーんかちょうどほしいようなものがいろいろあって、やっぱ道の駅は強いわ。

タグ:食:定 餐:肉 餐:飲 楽:買 観:ロ 道の駅

高椅神社

小山市高椅の県道沿いにある神社。

門の修繕工事が完了してキレイになったのは前の通りから見えてたので、そのうち歩いてじっくり見ようと思ってた。
で、歩くならば、その神社の先のお気に入りの餃子屋「たつみ」で食事した時に、、と思いつつ、時間合わずに閉まってたりでしばらくこれてなかった(2月以来)。けど、今日はやってて無事に食事。

ファイル 2849-1.jpg

狭い店内は店のおばちゃんの同級生らしい二人のお客で賑わっていた。ので、今日はほとんど話す事なくおとなしく食事した。(ひとつ話してもらえたのは、身内の御不幸でここしばらく店を閉めていたという事、そうだったのか。。ご愁傷さまです。それを思うと店再開してたのがありがたく思えた)

そして食事を終えて、会計時に店内に飾ってあった神社の修繕完了式典に参加した店のおばちゃんの写真(去年だったそうだ)を見て店を出た。

ファイル 2849-2.jpg車は店の先の路肩に停めたまま神社に歩いた。
裏の森からも入れそうだったけど、やっぱり正面に廻って参道から歩いた。

なんか「延喜式内社」とか「料理の祖神」とかいう幟も立ってて灯籠もキレイになっていた。
そして参道の横には「夫婦御神木」というケヤキの木があった。あれ?前から案内あったっけ?その横には新しいキレイなトイレもあった。
御手水は前のものをリフォームしたようで蛇口は古いままで、水は流し放しで上の段の水槽に溜めつつ下の段の檜葉に流していた。
これは料理人用の御手水なのかな。独特だった。

ファイル 2849-3.jpg

楼門の前には新しい案内板もあって解説。
江戸中期、明和7年(1770)竣工の門で、かつては茅葺だったのもを銅板葺きに改ためたとある。

彫刻も綺麗に塗り直されると素晴らしいもので、じっくり見てまわった。
やっぱり鯉を祀る神社だけあって裏側中央にコイの彫刻もあった。キレイに塗られてないと気付かないよね。(前回はこの部分の写真撮ってなかった)

そして料理の神様にお参り。
僕は料理は一切しないけど(自分で作った方が栄養片寄るし作りすぎて食べすぎる)今回もまた「素晴らしい料理に出会えますように」と拝んだ。

ファイル 2849-4.jpg

拝殿は開いてて少々暗いけど中の彫刻も覗えた。

門の修繕だけでなく神社境内全体がリフレッシュしたようでとてもよかった。
楼門には振りかえって写真撮っただけで戻らずに、横にまわって裏の本殿を拝みつつ森の方から店に戻れる道を探した。

歩いてたら足元を跳ねる虫が見えて、バッタかと思ったけど目で追ったらちんこいカエルだった。色的にダルマガエルの子供かな?とか思ったけどかえってから写真見たら保護色のアマガエルだった。おお、こんな迷彩色にもなれるんだっけか。

ファイル 2849-5.jpg

森から横に抜ける道を進むと、足元に立派なキノコが生えてた。料理の神様の神社に生えるキノコだからおいしく食べれそうな気がした。

道の真ん中にキノコ生えるくらいだからあんまり人が歩いてなさそうなので気を付けてゆっくり歩いた。
問題はなかったけど、最後に県道に出るトコが少しぬかるんでいた。

タグ:観:宮 観:門 観:水 観:飾 観:蛙 植:樹 植:茸

SLキューロク館

ファイル 2842-1.jpg真岡市台町の真岡鐵道真岡駅前にある鉄道資料館。

この真岡鐵道真岡線は週末にSLが走る路線で、走ってるところはドライブ中に何度か見かけた事があった。(陸橋を通過中に真下を通って汽笛鳴らされてビックリしたこともあったw)
そんなSLの走る町としてSLを展示した施設がこのキューロク館。

観覧は無料。ありがたい。
SLのような形の建物に入るとまずSL。近くで見ると迫力あるよね。
SLというとたまーにドライブ先の公園とかで静態保存展示されたものを見かけたりするけど、その多くは錆びたりで崩れかけてるものが多かったけど、これはキレイにされててピカピカ。っていうか動くらしく、動くときに運転台に乗って汽笛を鳴らすのも有料でできるそうだ。へー。

ファイル 2842-2.jpg

で、動いてない今は自由に運転席に上がって見れた。カッコイイねメカメカしいね。ロマンだね。

この機関車は9600型SL。それで相性がキューロクなわけだ。
大正9年(1926)製造で、昭和51年(1976)までずっと北海道の国鉄路線で走ってた物。廃役後に真岡に回送され井頭公園に移動して静態保存されていたそうだ。(当時は真岡線もまだ国鉄だった)
平成23年(2011)にJRから譲渡されて真岡駅に戻ったそうだけど、35年間も静態保存されていたものをよくキレイにしたもんだよね。
惜しむらくはもう蒸気機関ではなく圧縮空気による動力だそうだ。
(これ、この秋に人気アニメの鬼滅の刃の無限列車遍の劇場映画が公開されたら、そういう雰囲気を味わいに来る客も増えるかもね)

さて、そんな機関車の後ろにはこれまた雰囲気ある客車が並んでいた。スハフ44型客車。昭和29年(1954)製造で同62年(1987)までやっぱり北海道の急行で使われてた物。その後はお台場の船の科学館に展示されていたそうだ。!!ってことは自分も子供の頃にお台場で乗った事あるのかもしれない!

ファイル 2842-3.jpg

なーんか懐かしい親しみある国鉄の客席。今から思えば座席は狭かったんだなぁwでもさすがに天井は古い時代を感じさせられた。

降りると後ろにアニメキャラのボードがあってCVの声優さんのサインがあった。野水伊織さん、、あ、艦これで知ってる人だ。

売店をチラ見しつつ裏にまわって外に出ると、こっちにはD51型SL。通称デゴイチがあった。え、デゴイチがあるのにキューロクが主役なんだー。とか思ったけどそっちん方が先輩だった。
こちらは昭和13年(1938)製造で同50年(1975)まで、やっぱり北海道で走ってたもの。その後は静岡の駿府城公園で静態保存されていたそうだ。馴染み度的にも96の方が上か。

ファイル 2842-4.jpg

っていうかこっちもキレイだよねー。運転席はスチーム的な魅力いっぱいだし、何といっても車輪や軸がキレイ。カッコよかった。
デゴイチはやっぱり子供の頃のプラレールでのお気に入りだったのでなんか好き。

さて、外には他にも貨物車や貨物の車掌車、それにディーゼル車が展示されてて、昭和63年(1988)までの国鉄時代にこの真岡線を走ってたという赤いキハ20もあった。
それらを見つつ、その先の真岡駅に歩いてみた。

真岡駅もキューロク館と共通デザインのようなSL風な形の駅舎。こっちの方が先だよね。
ホームには緑の洒落た車両が停まっていた。この色きれいだよね。
時刻表を見るとSLの運行は下りが11:13、上りが15:28。一時間早かったか。

ファイル 2842-5.jpg

駅構内には「昭和初期・真岡駅の情景」というジオラマ模型もあった。
光の映り込みの関係で横から大きくは写せなかったのが残念。細かく作られていたけど、なんか荒廃したような物悲しい冬の風景だった。ホームを渡る歩道橋なんか木の板までしっかり作ってるけど、それだけに妙に廃れた感じだった。味はあっていい情景かも。

売店はこちらも鉄道グッズがじゅうじつしているようだった。その売店から外への床に線路が書かれてて凝ってるなと思った。
「真岡駅子ども広場」というのはコロナの影響で臨時閉館していた。まぁ自分には関係ないけど。。

外に出ると駅の横には「守鐵社」という神社があった。これは真岡駅を立てる前に敷地内にあった小さな神社三社を合わせて再建しつつ鉄道の守りの願いも込めて作られたのだそうだ。(祟られたのかな、、)いろいろあって鉄道ファンを集める駅って感じだね。
そして鉄道ではないけど駅前には派手なイチゴのコミュニティバスが来ていた。全国あちこちでいろいろと地域のバスを見かけるけどここのが一番派手かも。

ファイル 2842-6.jpg

駐車場に戻る途中でもう一度キューロク館を覗いてみたら、丁度キューロクが動くトコだった。
へーへー。圧縮空気で動く割りには汽笛も勢いよく、なんか水が噴き出したりしてるのは何故?
それにしてもこんなに間近にSLの車輪が動くの見た事はないので迫力あって面白かった。マジで手を出したら引き込まれそうな目の前。そしてキューロクは外に出て行った。(動画の貼り方がわからないのでこちらでどうぞ

外に出ると、その先にある車掌車までゆっくり進んで、連結までのショー。ガチャコン!と力強く連結する様子は、ああ練結した!と実感して何故か楽しかった。
そこまで見て満足。車に戻った。

鉄道に詳しくなくても、そこまですごい好きというわけでもなくても十分楽しめる所だと思った。

タグ:観:館 観:鉄 観:装 観:模 観:宮 楽:乗 楽:音 楽:催

よっちゃんやきそば

ファイル 2841-1.jpg真岡市高勢町の住宅地にある焼きそば店。

ホントは他の店に向かってったトコロだけど、表通りの「昔ながらの懐かしい美味しさ」とあった大きな看板を見て思わず寄ってみた。

店前も駐車場になってて停められたので入店。
この店は夕からは焼き鳥屋になるそうで、そういう居酒屋風な店内。
座敷メインだけどカウンター席もあったのでほっとした。

ファイル 2841-2.jpg席につくとチューハイ用の大きめのグラスで麦茶が出た!もーがぶ飲みしたい真夏なのでこれはありがたい。

そしてメニューは特小から小、中、大、特大、最大、、とあり「どのくらいが普通ですかね」と聞くと「女性なら小、男性なら中がおおいです」と言われ、中をたのんだ。(小だったら、行こうと思ってた店にも行けるかな、、とかも思ったけどね)

そして焼きそば中。できあがり。

ファイル 2841-3.jpg

これは確かに懐かしいというか屋台風の馴染みあるソースのおいしい焼きそばって感じだった。なんだけど、意外とそんな単純ではなく麺がちゃんとしてて、ストレートですすりやすくモチッと感も丁度よくしっかりした麺でおいしかった。
屋台の焼きそばって当たりはずれ大きくて、その場で食べれば雰囲気で誤魔化たりするけど、麺がぱさぱさだったり柔すぎて絡むのを油でなんとかしてたりとかで、飽きる事も多いんだけど、そういう心配がないちゃんとした焼きそば。だから大盛や特盛もメニューにできるんだよね。

そういえば自由に使ってよさそうなマヨとか揚げ玉とかテーブルに置かれてたけど結局使わずに最後までおいしくペロリと食べられた。

咄嗟に寄って大正解。真岡で焼きそばってイメージなかったけど、ここはまた寄れたら来たいなと思った。

タグ:餐:焼

菱沼親水公園

ファイル 2840-1.jpg上三川町東蓼沼の鬼怒川の河川敷にある公園。

北方向の定番コース近くで案内を何度も見てて気になってはいた公園。でも親水公園って親子連れメインの公園だよねって事で場違い度100%と思ってて寄ったことはなかった。
今日はどういう風の吹き回しかトイレに寄りたかったトコで、「蓼沼」という沼があるなら沼(と虫など)を眺める休憩なら場違いってことも無いんじゃないかな、、とか思ってきてみた。

けどどうやら沼が中心の公園ではなかった「蓼沼」はただの地名かな。。
駐車場や路駐の車はワンボックスが多く、思った通りの家族連れメインの公園。でもまぁ駐車場あいてるからいいかと停めてみた。

公園の案内図を見てもトイレは少し先。真夏のクソ熱い中少し歩くだけでもう汗びっしょりだった。

そのトイレのすぐ裏に「湿生観園」という池があるようなので、見てみるとこっちには誰もいないみたいなので歩いてみた。
池には八つ橋という観賞用の木橋が架かっていて、案内を読むと植栽して造られた水辺環境だけど、植えているのは身近に生えていた往来からの植物だそうで好感持てた。
橋の手前の岸には赤紫の花が咲いていた。これが蓼沼の名前にもなった「蓼」かな!とか思ったけど案内板見てみたら違ってて「ミソハギ(禊萩)」だそうだ。

ファイル 2840-2.jpg

橋の上から池を覗くと、脛までもなさそうな浅い池で底が見えてて、メダカくらいの魚があちらにもこちらにも沢山泳ぎ回ってた。こんなに魚が多く覗ける池は初めてかも。ゆっくり見てると小鮒くらいの魚もいて素早く泳いていた。
何の魚かまでは上から見ててわからなかったし、眩しくてちゃんと写真取れてるかもわからなかったけど、撮った写真を後から見ると、尾びれが黒くてブラックバスの稚魚っぽく見えた。
そしてここの水の上で見かけるトンボは全部シオカラトンボだった。

クソ暑くてもう汗だくだったけど、魚や虫見てちょっと休憩になったのでこれでもう車に戻ろうかと思ったけど、この池から流れる川(水路)の先が草木茂った日陰でいい感じだったので少しそっちにも歩いてみた。

手前の川にかかる橋に進むと、案内図にあった「親水護岸」という川に降りる階段はすっかり雑草に覆われて埋もれていた。。
そして川はまるで清流のような流れがあって水草の流れる感じもよく、その水草の水面に出た部分にハグロトンボが停まって羽を開いていた。おーいいねー涼しげだねー(全然涼しくはないけど)

ファイル 2840-3.jpg

川から裏の日陰の道にもハグロトンボがゆらゆら飛んでて、奥には猛獣にゃんこが寛いでいた。
夏らしくセミはけたたましく啼いていたけど、ここはアブラゼミ100%だった。(うちの辺りはミンミンゼミの方が多い)

そんな夏の木陰を抜けると一気に雰囲気変わって賑やかな家族連れゾーンになった。
ほんと人は集まるトコにしか集まらないんだね。「じゃぶじゃぶ池」という安全な水遊び用の水路と遊具のある広場で、あちこちにテントが張られて子供が走り廻っていた。
あーテントとか道具があるから車を少しでも近くに停めたくて駐車場より路駐が混んでたのね。。

さっきの「湿生観園」から流れる方の川はここにも「親水護岸」の階段があるんだけど、閉鎖されて廃れていた。。
まぁ衛生面とか流されるおそれとか色々あって疎んじられたんだろうけど、なんか残念。

ファイル 2840-4.jpg

そんなファミリーゾーンは雰囲気違い過ぎて入りこめなかったw ゆっくりしてたら不審なのでササッと抜けた。

その先は「野鳥の森」という立入禁止区画をまわる散策路。また極端なくらい誰もいなかった。
ぐるっとまわると裏側に東屋(屋根付き休憩所)と鳥の観察塀があった。
案内図の感じではここから「水鳥の池」というのが覗けそうな位置だったけど、繁る夏草のせいか何も見えなかったし鳥もいなかった。。(唯一木の上に見えた鳥はカラスだった。。)
さっき公園の脇の道でキジを見かけてたので、ゆっくりしてたら何か来そうだなーとは思えたけど、30℃を軽く超える気温とうだる湿気でゆっくりはしてられず、更に地元の中学生らしい女の子が四五人自転車で来て駐輪してこっちに歩いてきたので、脱げるように退散。君子危うきに近寄らず。 かえって怪しいかww

そして「かぶとの森」という木陰(ここにすら人はいない)を抜けて公園を一周。駐車場に戻った。

その駐車場の入り口にはかき氷の露店があった。
来た時は人が買って食べてるとこあったのでスルーだったけど、今は店のおっちゃんがしなだれてるだけで他に誰もおらず「氷でもどう?」と声かけられたのでひとついただいてみた。

ここもシロップは何種類か揃えてて好きにかけ放題。今時はこれが普通なのかな。混ぜると汚くなるのは知ってるので昭和の子はメロン一色だ!と緑のをかけたら、それはライムだそうだ。。いろいろあんのね。(味は変わらない筈だけどw)

ファイル 2840-5.jpg

んー夏は氷ですな。暑い日にぴったり。
駐車場の自分の車が見えるテント屋根の休憩ベンチでゆっくり食べた。

こんなクソ暑い日に歩くとは思ってなかったけど、まぁ何だかんだ夏の水辺を眺めてゆっくりできたので、自分なりの親水公園を楽しめたと思う。
草と水辺と虫と小魚。そしてかき氷。意外と一番夏らしい散歩だったかも。

タグ:観:園 観:池 景:川 植:花 植:草 動:魚 動:虫 動:獣 餐:冷