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品の滝

ファイル 2480-1.jpg三次市吉舎町雲通にある滝。
184号の三次から案内がずっと続いてて、ちょうど天気が一番よくなったあたりで入口の標示を見かけたので何となく来てみた。

駐車場前の案内板を見ると、「一の滝」「二の滝」「三の滝」の三つの滝があるらしく、一番手前の「一の滝」まではここから400m歩くらしい。「二の滝」まではそこから更に倍の距離があるそうだし、沢を渡る箇所が幾つもあるそうなので、まぁ「一の滝」だけでいいかなー、、と思った。

っていうか、駐車場からしてもうぽかぽかで気分よく、歩いて滝に行かずともここで日向ぼっこして休憩だけでもいいなぁ、、なんて思ったりしたけど、そういうわけにはいかないよねw のんびり歩いてみた。

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村の奥への細道を川に沿って歩いて滝への森に進んだ。
森の入り口に「わくわく探検マップ」という案内板があって付近に生息する動植物の絵が描かれていた。
オオサンショウウオとかも描かれてたもんだから「いるかな?」なんて思って沢の淵などをじっくり見ながらゆっくり歩いた。(こんな時期にいるわけないけど)

道は細めだけどちゃんとしてて高低差も無く歩きやすく、日は隠れても寒くも無くいい感じ、しっとりしてるから脇の苔やシダが元気に繁ってた。

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しばらく歩いて10分ほどで「一の滝」に到着。
滝の手前には白い花のつぼみを付けた草が生えていた。あーこれが「ユキワリイチゲ」かも。(そのようだ)咲く寸前のつぼみで開いた花はなかったけど、かわいらしく見れてよかった。
ひょっとしたら川本の「ユキワリイチゲ群生地」もこのくらいでつぼみだったかもしれないなと思い、やっぱイズモコバイモの方を見に行っててよかったーと思えた。

さてさて、品の滝の「一の滝」、なかなかイイ高さで素直に落ちる中型の瀑布。高さは15mだそうだ。しばらく眺めてたら小鳥が滝の脇で苔か何かを啄んでるのが見えた。

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鳥は「キセキレイ」だね。滝をチョコチョコ登って最後は上まで登って黄色い腹を見せてポーズ取ってた。
それだけ眺めて来た道を引き返した。
水の中には何も見えなかった分鳥は多くあちこち飛び回ってさえずっていた。程よく楽しい散歩になった。

タグ:景:滝 景:川 植:草 植:花 動:鳥 楽:歩

川の駅 常清

ファイル 2479-1.jpg三次市作木町下作木の375号沿いにある道の駅風ドライブイン。

「江の川の天然鮎が食べられる地産地消の店」という店頭幕に「鮎だし うどんそば」というのが目について、ここで食事しようと寄ってみた。

店内はやっぱり飲食店メインだけど、土産コーナーもあって食事せずとも入れる雰囲気。そのくらいがいいよね。
昼を大きくまわってたからかそんなには混んでなかったので悠々とテーブル席に着けた。

ファイル 2479-2.jpg一応メニューを見ると「鮎丼」というのも気になったけど、やっぱりたのむのは鮎だしの汁で「開店以来のロングセラー」とも書かれてた「鮎うどん・そば」
だけど、うどんかそばはどっちがいいのかだけ迷った。。店のおばちゃんは「私はうどんが好き」と言ってたのでうどんにしてみた。
まぁ西日本ではうどんの方が一般的だろうね。

で、鮎が一匹のった鮎うどん。背中が真っすぐで姿勢のいいすらっとした鮎がかっこよかった。

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うん、おいしい汁のうどん。
鮎のだしは独特な感じは無かったけど優しい味でさっぱりしてた。
上に乗った鮎は頭からおいしく食べられ、汁とアユがいい組み合わせだったので、うどんはオマケみたいなもんだった。

食後は土産コーナーを見てまわった。奥の方には廃線レールが残ってたJR三江線のコーナーもあった。

外の壁には「ブッウソウ」のパネルがあった。
ブッウソウは絶滅危惧種の青く綺麗な渡り鳥で、この三次市が棲息数日本一なんだそうだ。渡ってくるのは4月からかぁ、、ちょっと残念。3月の空はツバメが飛びまくってた。

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他にも「高瀬舟展示庫」とかあったけど、これはガラスの反射で中がいまいちよく見えなかった。。
目の前の江の川は明治維新後の廃藩置県後に国の行き来が自由にできるようになると太い川を利用した船便による運搬が盛んになったそうだ。
それもあってこの川の付近の道路は逆にショボくて最近まで酷道だらけだったのかな?なんて思った。

鮎の料理だけでなく、いろいろあるトコで面白かった。

タグ:餐:麺 餐:魚 観:船 動:鳥

今津PA

ファイル 2412-1.jpg福山市今津町為安の2号松永道路沿いにあるパーキングエリア。
初めて寄った。
っていうか、今まで何度も通ってる2号バイパスだけど、ここにパーキングがあるというのを意識した事が無く、あるのをまったく知らなかった。

今日はこれから九州に帰る友達とちょこっと会おうと待ち合わせでここに来てみた。
先に着いて友達に連絡、ゆっくりトイレ行ってフラッとしてたらもう着いたと連絡入った。

ってわけで九州の友達くにさんと再会。半年ぶりで嬉しかった。(でもよく考えたら関東の仲間の方が会うの半年以上あいたりしてるからレア度は低いかもw)っていうか、特に話し合ってなかったのにこんな広島の地で会えたというのがレアケースで嬉しかった。
んーと、前のZでは今年の春の九州ドライブでしか会ってなかったのかな?でもやっぱスイフトと並ぶならこっちの車の方がバランスいいよね。っていうか、この車で九州走りたかったな。(また行こう)

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駐車場で話してて、お互い昼食食べてなくて、どうする?何か食べに行く?ってなったけど、時間もないしここにも食堂あるみたいだよってことで、建物に入ってみた。

なんかマイナーな感じのガラーンとした雰囲気の情報コーナーと小さな売店スペースの奥が食堂になってて、こっちもガラーンとした雰囲気のゆるい席だけど、連休さなかで空いてて悠々落ち着けるのはオアシスだね。

ファイル 2412-4.jpg取り敢えず僕は面白そうなメニューを探して名物と書かれた「たこ焼きそば」と、おまけに呉のB級グルメと書かれた「がんすカツ」にしてみた。

食券を出すとスプーンが渡されて、え?何?と思ったら、そのスプーンが番号札だった。二人で「なにこれw」と面白がった。
広島ではこれが一般的なのかな??あちこち廻り倒してる僕もくにさんもこれは始めて見た。

そんな感じなので、料理はまったく期待してなかったけど、番号呼ばれて受け取ってみると、しっかり鉄板で出されておいしそうだった。
「野菜炒め定食」をたのんでたくにさんも「意外とちゃんとしてて、これはアリだわ」と言ってた。

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「たこ焼きそば」はタコ焼きが乗っただけの焼きそばかと思ったら、ちゃんとそばにタコも混ざって焼かれてて普通においしかった。
タコが名物なのかタコ焼きが名物なのか焼きそばとの組み合わせが名物なのかわからないけど(取り敢えず「名物」と書いちゃっただけのような気もするけど)、広島でもお好み焼きに入ってるソバだけではなく単体でも焼きそばを食べるんだなぁと分かったのが収穫。

「がんすカツ」は練り物をカツにしたもの。今日午前中においしすぎるじゃこ天を食べてきちゃったばかりだけど、それでも悪くなくこれはこれでおいしく食べられた。カツもいいね。

食べ終わっても、他にそんなにお客さんいなかったから遠慮するまでもなくゆっくりできた。結構ここ穴場かもね。(まぁ、こういう感じでまた来るということは無さそうだけど、、)

外もポカポカだったので、外に出て車の後ろでまたゆっくり話して、2時を大きくまわって「それじゃまたね」と出発した。

タグ:餐:焼 餐:揚 楽:話 観:具 観:P

道の駅 たけはら

ファイル 2146-1.jpg竹原市本町の185号号沿いにある道の駅。
初めての立ち寄り。

駐車場は小さな川の先にあって、橋を渡って建物に行くという珍しいタイプ。
橋を渡るときに川を見たらコサギがいて、歩きまわって水面をつついてまわってた。のどかでいいし、市街中心の用水路みたいな川でも鷺がついばむものがあるというのはキレイな証拠だね。

さてさて、寄ったことなかったからなんとなく来てみたものの、食事したばかりで腹は減っておらず、いろいろ有りそうなのに食べられないのは悔しいなぁ、、と思いつつ奥に進むと、「そのまま通り抜けて竹原の古い町並みを散歩できます」とあったので行ってみた。

ファイル 2146-2.jpg竹原の古い町並み「伝統的建造物群保存地区」は、前に車でウロウロしたことがあって、(08/08/01 CR-Xの頃だった。そんな前だったか、、デルで屋根あけてたような気がしてた、、)それで満足してたので、歩いてまわるっていってもサワリの雰囲気だけでいいかなというくらいの気分で散歩開始。
裏の車道を渡るとすぐにそれらしい通りに入った。

ちょっと進むと「旧笠井邸」という明治初頭築の屋敷が無料開放してたので入ってみた。 けど、中には人が多かったので上がらずに玄関から眺めて出た。

ほかにもずっと古い屋敷が並んだ濃い町並み。他に無料開放してそうな屋敷は見かけなかったけど、しっとりした雰囲気に包まれてついつい先まで歩いちゃった。

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ファイル 2146-4.jpg先の方まで進むと散策する観光客の数が増え、団体さんも集まったりしていた。観光用の駐車場はこっちのほうにあるらしい。
邪魔だなぁ、、とか思いつつ、少しまぎれてガイドの説明を聞いたりした(聞こえちゃっただけだけど)

でもやっぱり大勢の人は避けたく、人通りのない道で裏に回って道の駅に戻った。

少し歩いたくらいで腹が減るわけでもないけど、戻ってきた道の駅をじっくり見てまわった。
やっぱり「竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー」は気になるなぁ。気になるけど無理だなぁ。。

二階に上がるとアニメ「たまゆら」のコーナーになっていた。「たまゆら」はこの町が舞台のアニメ。何話か見た事あるけどよくわからなかった。。

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で、これなら別バラで済むだろうと買って食べてみたのが「仲良しウサギのふわふわブッセ」裏には尻尾もあってかわいい。
ふわふわでかわいく程よい甘さでおいしかった。

タグ:楽:歩 楽:懐 景:川 観:街 観:キ 餐:菓 動:鳥 道の駅

オイスターハウス大芝

ファイル 2145-1.jpg東広島市安芸津町風早にある朝市の裏のかき小屋。

「大芝朝市」という案内板に添って来てみたら、朝市というより小学校跡の物産店「海辺の里おおしば」が普通に営業しているような感じで、店内はそのほとんどがミカンだった。

それより焼がきはどこだ?と店の外に出てみたら、裏の方にちゃんとかき小屋があって営業中とでていたので行ってみた。

客室は季節限定の簡易店舗かな?って感じのテント小屋で、ちょっと寒かった。

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さて、カキが食べられればそれでよかったんだけど、メニューを見たら焼ガキ7+カキ飯+アサリ汁の「カキ定食」というのがあったのでそれにした。

実は私、カキ小屋って初めてでして、焼き方を丁寧に説明してもらった。網にのせて焼くだけかと思ったら意外と手順多いのね。

まず、
・蓋の側(底)を下にして網にのせて焼く。
・焼けて蓋が開いたら取り上げて上向きにして専用のカキ剥き爪(「広島型かき打ち」というらしい)で汁をこぼさないように蓋を外して、火に戻して焼く。
・沸騰したら殻の中で身をひっくり返して両面焼く。
・適当なところで取り上げて食べる。

やってみた。

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意外と汁は煮詰まらず、焼きっていうより殻の中で煮るって感じ。適当なところでっていうタイミングがわからず、そして焼く位置で開く時間が違って忙しく、難しかった。
(千葉の九十九里で食べる焼きハマグリなんかは焼いて食べるだけだから楽だった。。。)

焦げる手前くらいかな?とか思ってたけど、焼きすぎると身が小さくなるらしく、食べたらどの身も小さく焼きすぎたのかもしれない。。 難しい。。自分で焼くより得意な奉行に焼いて貰いたい。。

味も意外とカキっぽい感じは薄くあっさりして思えた。
あれ?(昨日のシジミといい)風邪ひいて味覚落ちてるのかな?
とか思ったけど、カキ飯を食べたらこっちのカキは風味バッチリだったから、焼きすぎて味とんだのかも、、

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最初のうちはポン酢で食べたけど、後半はレモンを搾って食べた。ら、こっちの方がうまかった!っていうか、レモンがうまかった!(そこかよw)
「レモンはいくらでも好きなだけ使って」といわれたけど、正直まだ青いレモンだったので期待してなかった。けど、青くてもぜんぜん風味よく、さすが瀬戸内のレモン!と思った。

まぁね、カキはね、やっぱりね、千葉でスゴイの食べてるからね、なかなかそれ以上のっていうのはないだろうし、本場の広島ならばという期待も邪魔したろうし、、っていう感じだけど、
焼き牡蠣の作業体験として楽しく、朝から面白かった。

そして最後に添えられてた小さなミカンを食べて終了。
、、、っていうか、このミカンも小さくて何だ?と思ってたけど、うまかった!(そっちかーw)

なので、
食後は「大芝朝市」に行って、ミカンを物色。レモンと共にお土産に買った。

さてさて、この小学校跡、見ると門柱と金治郎像が残されていた。
たしか、、、前に通ったときはまだ小学校の校舎あったよな、、とあやふやでこじつけっぽい記憶を探りつつ、ちょっとその前の海に歩いてみた。

目の前の海にはポッカリ丸い小芝島が浮いていた。
案内板があって、小芝島は江戸時代に伝達の狼煙を上げる島だったと書かれていた。(ハート型に見える島とか、恋人の聖地とか余計なこと書かれてなくてよかったw まぁここからは丸くしか見えんけどね)

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そのあとはゆっくり堤防の上を歩いて海を眺めた。

先に見える島々は「ももへの手紙」の大崎下島や豊島、上蒲刈島の列島で繋がって見えていた。

小芝島の西側に陽の光りが落ちてて、海面を輝かせていた。

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いいなぁーこんな海が近くにあったら、遠くまでドライブなんかせずに日がな一日釣りしてのんびりしたいなぁ、、

なーんて思ってはみても、
都市部にしがみついて暮らしてきた自分にそこまでのんびり出来る心のゆとりがあるわけはなく、海も数分眺めただけで存分に満足して車に戻った。

タグ:食:焼 餐:貝 餐:飯 餐:菜 楽:験 楽:買 楽:眺 景:海 景:島 景:陽

たむ商店 三次駅前店

ファイル 1976-1.jpg三次市十日市南の183号沿い、JR三次駅前にあるお好み焼きの店。
市内のガソリンスタンドで聞いて来てみたんだけど、、駅の隣の建物の二階だった。車で来るトコちゃうやろ、、とか思いつつ駐車して店へ。

したら、エレベーターには「アルコール全品280円均一」とあって怯み、二階に上がると待ってる人がいて怯んだ、、
ちょうど昼のど真ん中だもんな、、まぁ二組待ち程度だし、他の店探すの面倒だし、やっぱり広島じゃけんお好み焼きくらい食べたいわーと思って待つことにした。(お一人様が他にもおったけん安心じゃった)

10分チョイで店内お通し
「こちらでよろしいですか」と案内された席が六人掛けの大きなテーブル席。相席になるかもって事かな?と思いつつ席に着いた。
(けど、混んでるのに最後までその大きい席で一人で悠々食事してちょっと居心地悪かった。。)

さてメニュー注文はカラオケみたいな端末操作。三次の名物は「三次唐麺焼」だけど辛いから無視で、普通の広島のでいいやと思ってたんだけど、「三次産半熟トロトロオムレツ焼き」というのが目について、三次産にひかれてオーダーしてみた。
それと、皿と鉄板を選べるのが迷ったけど、猫舌系だからカッコつけずに皿にしといた。

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おー意外とデカい!
思ったほどトロトロでもなかったけど、おいしい玉子でしっかり覆われてて、ソースもそばもおいしく最後まで飽きずに一生懸命食べられた。
うんうん、いろいろと怯むことの多かった店だけど、料理おいしければそれで満足。

ファイル 1976-3.jpg店を出ると、並んでる人が更に増えていた。人気なんだ。わりといいタイミングだったのかも。

ちなみに、その後出発して183号を進んでたら道沿いにこの「たむ商店」の別店舗があった。。(三次市内に3店舗あるらしい)
教えるならこっちじゃないか?と思ったけど、こっちの方が待ってる人が多そうだったので駅前で正解だったのかな。

タグ:餐:焼 餐:卵

吉川元春館跡

ファイル 1975-1.jpg北広島町海応寺の433号沿いにある史跡。
新しめの建物「戦国の庭 歴史館」というのがちょっと気になったので寄ってみた。

吉川元春は戦国時代の武将で、三本の矢で有名な毛利元就の次男。吉川晃司のご先祖でもある。
東国出身の自分としては興味薄くぜんぜん詳しくなかったんだけど、まぁ西国に来たんだし少し勉強しよかーとか思った。

歴史館は本日入館無料。ナイス。中はすいていて、無料なのに館の人がガイドしてくれた。有り難い。

まずVTRで概要を知った。
ここは吉川元春が隠居するために造られた館で、元春は未完成のまま数年暮らしたけど九州平定の戦地で病死。隠居したのに、、
その後息子が完成させたけど、あまり使われず埋もれたそうだ。勿体ない。

VTRの後も簡単にガイドしてくれて、「吹いてみてください」と、ほら貝体験。鳴らないよー吹奏楽でもやってないと無理でしょーなんて思ってたけど少しだけなって「うまい」と褒められた。のせるのがうまいよ。

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奥のメインの資料室は中央にあったジオラマ模型がよくできていた。
展示物で目を引いたのは、発掘された便所桶。これで食生活が克明にわかったそうだ。

これで充分満足だったけど、やっぱりせっかくだからと館跡へ歩いた。

歴史館側からだと脇から入ることになるけど、さっそく石垣が見えて気分乗って来た。
石垣の手前にあるのは石切り場だそうだ。ひざ元の石を掘って石垣に積んでたのか、、珍しいトコだな。

その石切り場の脇から階段を上ると、藪の脇はイトトンボが沢山飛んでた。

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館跡の正面はなかなかカッコイイ石垣が並んでいた。
隠居館とはいえそりゃ万全の構えじゃないとね。

中央の門跡から中に入ると広い原っぱ。そのなかの所々の草のはげた部分が建物跡で、模型で見たよりも余裕もって配置されてるように見えた。(建物たつとそうでもないんだろうね)

そして台所跡だけは復元した建物があった。中にも入れて竈や板の間に囲炉裏も作られていた。

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ピクニックに来てる親子連れとかもいたけど、暑くてあまり歩く気にならず、館跡だけを歩いて先の森の奥にあるという墓所まで行かなかった。水路の暗渠跡、便所跡、庭園跡と回って車に戻った。

タグ:観:史 観:館 観:具 観:模 観:石 観:建 楽:映 楽:験

道の駅 来夢とごうち

ファイル 1974-1.jpg安芸太田町(旧戸河内町)上殿の191号沿いにある道の駅。

何度も来てる道の駅で、どちらかというと道路向かいのチャレンジショップだけに寄ることが多いけど、そっちも道の駅の一部だそうだ。
何回か点景記事にもしてるから今回はパス、、と思ってたけど、やっぱり朝から面白い物が食べられそうなのは、この付近ではここだけだろうと思うので寄ってみた。
(振り返ってみたら意外と寄ったのは久々だったかも 

ってわけで、トイレ行った後は真っすぐ前の道を渡って朝からやってるバンガロー風店舗を見て回った。

ファイル 1974-2.jpg四店舗見て、まず気になったのは、「だんご屋高丸」で売ってた「漬け物やきそば」
地域のB級グルメで優勝したそうだ。
これは初めて見るし、今回のドライブではまだ焼きそば食べてないので丁度よく、迷わず1パック購入。店前のテーブルで食べた。

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うん、これはおいしかった。
沢山混ざった漬け物の塩気とシャキシャキ感がほどよくいい味。これはもっと普通に普段から食べたいなぁ。
そういえば全然辛くはなくて助かったけど、気にせずに食べれたのは今回のドライブでは一日目にも漬物プラスの丼っを食べてたからだな。
漬け物いいねぇ、もっとはやってほしい(からくないままで)

ファイル 1974-4.jpgさてさて、腹六分目くらいかな。
もう最初から考えてたチョイ足しメニューは「おふくろ弁当」の炭火焼串焼鳥+コロッケ。
これは定番。
来るたびに食べてるお決まりのおいしいもの。

骨なしでおもいきり齧りつける串焼鳥はワイルドで旅の最中の意気盛り上がるような一品。

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そしてコロッケもやっぱりうまい。
満足の朝食。通過しちゃわないで良かったーー。

タグ:餐:焼 餐:肉 餐:揚 食:串 道の駅

井仁の棚田

安芸太田町中筒賀井仁の村落に広がる棚田。
日本の棚田百選だそうだ。
トンネル抜けて村落に入ったトコで看板が見えたので、車を停めて眺めてみた。

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で、もう少しよく見える場所とか駐車場とかないのかな?と少し移動。
県道を下ってみると少し先に自治会の棚田マップがあった。
少し先に展望台があって、その先に駐車場があるみたいなので進んでみた。

けど、駐車場は柵で閉まってたので転回して戻って、展望台前でまた路駐して眺望。
展望台も二三人分くらいの小さな突き出し台だった。新しめのものだけど、ヒモが引いてあって少々不安だった。

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ここが棚田の一番下から見上げる形かな。
田植え作業をされてる方も見えて、大変だなぁと思った。

車で坂を上りがてら自治会の棚田マップをもう一度見て進み、トンネル手前の辻を曲がってみた。
学校の裏を通り棚田の斜面を横に進むと、車数台分の駐車スペースにトイレと休憩所があったので停めた。
ここがメインかな。もう少し誘導するように案内立てればいいのに。

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ここは棚田の中間くらいかな。広くよく見えたけど、棚田は手前が廃田になってたので少し遠い感じ。
実はここに来る間の車からの眺めが一番よかった(マップでも見学ポイントマークがついていた)んだけど、車で来た道を戻って展望する気はなく、ここで一旦満足。

ファイル 1973-4.jpg何より朝の清々しさと見下ろす谷の眺めは気持ちよく、田圃も瑞々しくて思いきり深呼吸。
少しまわりをフラフラ歩いて田圃をのぞき込んだりしてみた。

何と言っても毎回田圃で気になるのはカエルの鳴き声。
鳴いてるカエルはなかなか見つけられないんだよねー、、動かないからね。。
今日こそは見つけてやる!と声のする方を凝視して探してみた。

けどやっぱ見つからず、
声の感じから近いんだけどなぁ、、と、手前の稲を覗いてみたら、

あ、何かいる!

水中にイモリが泳いでいた。おお、おお。かわいらしい。

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よく見るとあちこちに沢山いて、中には喧嘩してる子もいた。っていうか、喧嘩してくれてて腹が赤いのが見えて初めて「アカハライモリ」だと分かった。実はイモリ?サンショウウオ?とよくわかってなかった。。(サンショウウオは水中で生活しないらしい)
足でチョコチョコ歩くさま、尾を振って泳ぐさま、かわいいね。
オタマジャクシもいたけど、オタマはなんかかわいくないんだよなぁ、、早くカエルになれよ。

結局カエルは一匹見付けられず、イモリだけしばらく見て車に戻った。

タグ:楽:眺 景:谷 観:農 観:選 動:虫

蛇喰磐

ファイル 1972-1.jpg大竹市栗谷町大栗林の186号沿いを流れる小瀬川にある景勝地。
ナビ地図にも手元の地図にも載ってなかったけど案内標示はずっと手前からあって気になって寄ってみた。

ら、
なんか案内板は色褪せてたり薮に隠れそうになってるし、入り口が廃屋の脇道で怪しい感じ。。
無断でゴミを捨てに来るような人しか来ないんじゃないか?って雰囲気の道を訝しみながら進むと、すぐに川に出た。

川に出るとこれはこれは、なかなか面白い滑らかな岩の川原。
そしてその岩場に降りてみると、小さなカエルちゃん(ツチガエル)が歓迎するかのように登場。なんとなんと。一気に好印象w

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歩いてみると岩が浸食で丸い穴(甌穴)ができてたり流線型に切れてたりして面白く、そして歩きやすかった。
なるほど蛇(水流)が喰った岩ってことね。

そして水辺を覗くと、淵は青く水がきれいで底まで覗けた。(帰ってからWebで調べたら、夏は子供達を泳がす人気スポットらしい、、なるほどーとも思うけど、天然記念物だけどいいの?って気もする、、)

小瀬川が県境なので対岸にあるBBQ場みたいなのはもう山口県かな?と思いきやそうではなく、こっちは支流の玖島川。流れ込む地点で方向分からなくなってた。

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緩やかで深そうなのが本流の小瀬川。こっちの対岸に見えてた小さい滝は山口県だね。
何気にあちこちに咲いてたツツジがキレイだった。
ツツジというと公園とかに植えられたものの印象強いけど、こうして自然っぽく咲いてると逞しく感じるね。

緩やかに流れる緑の淵もいいけど、玖島川が流れ込む部分のウォータースライダー的な流れもなかなかよかった。

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こっちを見ると、小さな段の周りには苔が生えていたんだけど、水にあたってないときれいな緑で防水のように弾いた水滴が乗ってたりするのに、水に沈んだ苔は濃い緑でマリモのようになっていた。対照的で面白く、水にあたりたくないのか沈みたいのか、はたまたギリギリのところがイイのか楽しんでるようで面白かった。

って感じで、意外と曇った時でもなかなか楽しいトコだった。
なので、天気いいときに来て足ポチャくらいできたらもっと楽しかっただろうなー(子供連れだらけだったらヤだけど)と思いつつ、岩を見ながら来た道を戻った。

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タグ:景:川 景:岩 観:然 観:地 観:蛙 植:花 植:苔