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オシドリ観察小屋

ファイル 3380-1.jpg日野町根雨の日野川沿いにある野鳥観察場。

なんか駐車場が宅地の狭い路地先で、ここ停めていいのかな?って感じで他に車が無かったので不安だったけど、ちゃんと絵のパネルなどもあったので間違えてはいないと思え、停めて傘さして歩いた。

オシドリはカモ科の鳥で、国内で季節ごとに移動する漂鳥だそうだ。今年春に愛媛でオシドリの飛来地の案内を見かけた時に「11月頃から飛来」とあったのを覚えていたので、ここら辺も丁度今時季じゃないかな?と思って立寄った次第。

案内に沿って民家の裏の畑裏の細い道を進んだけど、すぐにデジカメの電池が切れたのに気づいて、予備バッテリーを取りに車に戻るときに、管理の人とすれ違って「オシドリ見れましたか?」と聞かれてアタフタ。バッテリー替えて再度進んだけど、そうやって聞くくらいだからあんまり飛来してないのかなぁ、、と思った。

で、再度細い道を進むと、JR伯備線の線路高架下付近にかけて川側にベニヤ板で壁があり、「お静かに」と書かれ、覗き穴があったので、あーここから覗くのかな、どれどれ、、と覗いてみた。

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ら、あ、いるいる。全然沢山いるじゃんオシドリ。マガモもいたけどオシドリの方が多かった。
喜んでた見てたら、目の前を列車が通ってすごい音、みんな飛んで逃げて離れていった。。「お静かに」というのが滑稽に思えたw

ファイル 3380-3.jpgっていうか、これって観察小屋ではないよね?と気付き、もっと奥にあるのかなと進むと、高校の校庭の裏に出てその片隅にちゃんと観察小屋があった。(ネットで見ると以前は高架下に簡単な小屋を作ってたみたいね)校庭の方にはロープが張られてて「立入禁止」とあった。

ここは有料で300円程度、入らなくてもオシドリは見れるわけだけど、管理してるのだろうから寄付のつもりで払って入った。
中は川側に穴が開いてて椅子があり、座って覗けた。けど、ほとんどがカメラで埋まり空いてるのは端の一つだけだった。

でもまぁ、飛んで逃げて泳ぐオシドリ、そこから陸に上がってゆっくりするオシドリなどよく見えて落ち着いて写真撮れた。

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なんか、オシドリというと仲のいい夫婦の代名詞的になってるけど、見た感じハッキリと夫婦になってる組は見かけられず、むしろオスはオス、メスはメスで固まりがちに見えた。まぁケンカはしてたけどね。

今日のオシドリは多いのかな少ないのかな。
まぁ、周りの人で三脚立てたカメラに向かってる人は少なく、写してる人はいなかったから、まだシャッターチャンスの時間じゃないんだろうとは思えた。

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そして陸に上がったのが増えてきたとこで、また特急の通過で飛んでの繰り返し。もっと静かなトコで集まればいいのにね。

しばーらく眺めて席を立って小屋を出た。
シロート的にはたっぷり見れて写真撮れて大満足。オシドリ綺麗だった。

駐車場へ戻る細い道の途中でも、ちょっと立ち止まって川の方を見てみた。
カメラのズームで見るとこっちの方でも単独でのんびり泳いでるオシドリが見えた。あ、後ろにメスが付いていってるね。ツーショットですね。この距離感はどういう関係でしょうね。

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マンホールのオシドリは夫婦仲よく向き合ってるけど、実際はそんなでもないようだね。

タグ:動:鳥 景:川 観:鉄 観:具

道の駅 奥大山

ファイル 3379-1.jpg江府町佐川の181号沿いにある道の駅。

初めての立寄り。小さめの道の駅で、特にプラスアルファがあるわけでもなく食堂メニューもピンとこずでトイレだけの休憩かなと思った。

けど、マンホールカードがあって、言ったら記名無しでスンナリもらえた。ので一応点景。
なんか久々のマンホールカード、西日本でもらった事ってあったっけ?(宮津と松山でもらってた)

っていうか、構内の外のマンホールはポケモンだった。。あれ?(でもこのマンホールの平仮名表記のおかげで「江府」は「こうふ」と読むことに初めて気づいた。いままでずっと「えふ」だと思ってた。。)
そして「ポイ捨てやめましょう」の貼紙は如来像だった。色々とキャラが渋滞してた。(他にも写真は撮れなかったけど道の駅の看板には「えびちゃん」という少女のキャラが描かれてた)

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チョイ食いのつもりで買ったのは「とびうおのちくわ」
いい味だったけど、そのまま食べるには少々薄味かな。

タグ:楽:証 観:キ 観:具 餐:魚 道の駅

大漁市場なかうら

ファイル 3378-1.jpg境港市竹内団地にある海産土産店。

「市場」というのと「お食事」というのを見かけて漁港の市場を想像して来てみたけど、観光大型土産店だった。まぁそれでも何かチョイ食い出来るかと期待して駐車場に入ったら、それはさておき、鬼太郎の大きな石像があって目を引いた。

おお、そういえば境港は鬼太郎の作者の水木しげる先生が育った町として「水木しげるロード」とか色々ある聖地の町。先日の打ち上げの飲みの席でもドラえもんの富山の話しに続いて話題に上がてったばかりだったのに忘れてて、それでもこうしてたまたま図らずも寄れたのはラッキーと思った。

鬼太郎の石像は6.5m、目玉おやじ含めて7.7mだそうだ。左手に境港名産の松葉ガニを持った当地オリジナルで、平成18年(2006)に造られたそうだ。

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手前には等身大のねずみ男像もあって、手を差し出して握手する状態だったけど、キャラ的にねずみ男と握手したらロクなことなさそうだったので、左手でつかむだけにしといた。(カメラ持ってたし)

そして店内に入ると、すぐ横の休憩スペースが鬼太郎のコーナーになってて、水木先生のサインや来た時の写真やラフ画、石造の小型模型には彩色されたのも並んでたりした。へぇー。いいね。

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ゆっくり見た後に店内を見ると全面土産売り場だった。鬼太郎の土産を職場に買って行こうかなと思って見たけど、程よい数と値のものが無くて迷いつつヤメた。(ケチだ、、ねずみ男のケチがうつったかな)

ファイル 3378-4.jpg隣りの飲食店に行ってみたらそっちは11時からだった。残念。
その飲食店との間に水槽があって、泳いでいるのはなぜか小鮒だった。海産物売り場なのに海の魚じゃないのね。でも金魚よりは潔いし可愛かった。(水槽の下に説明とかあって写真撮っておいてたけどブレブレで読めず分からず、、無念)

チョイ食いとしては小さなスナックコーナーの「イカ丸焼き」くらいかな、、と思ってよく見ると「カニみそ甲羅焼」なんてのもあって、300円でイカより安かったのでそっちにしてみた。(やっぱりケチだw)
カニは山陰水揚げの紅ズワイガニだそうだ。鬼太郎いじょうにカニアピールも多かった店なので、一応カニのゲットでよかった。

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カニみそは若い頃は苦手だったけど、最近は悪くなくそれでも率先して食べたいッというほどではないくらい。
でもうまかった。
けどやっぱこれは、日本酒だなぁ。。酒飲みながらゆっくり食べたい味だわ。ドライブがてらチョイ食いで味わうものではないなと感じた。

タグ:観:像 観:キ 観:絵 観:模 動:魚 餐:甲

道の駅 本庄

ファイル 3377-1.jpg松江市野原町の431号沿いにある道の駅。

初めての立寄り。まだ早いから食事は無理でも何か食べるもの買えないかなーと思って寄ってみた。
ら、ヤケに混雑してて、何かと見たら柿の即売会?みたいな感じでみんな並んで大量の柿を購入していた。

柿以外はないのかな?と店内を覗くと、半分食堂スペースみたいな造りの店内だけど食堂部分は閉じられた感じになってた。
キッチン前に下がってたメニューの「赤貝めし」というのが気になって、これは食べられないのかと聞いたところ「今、出来たてを詰めます」とパックの販売だった。休憩所で食べられるそうなのでそれを購入。
それと、表でおばあちゃんが焼いてた「弁慶の焼きどころ」というのも販売はその場ではなくてパックでの店内販売だそうで、それも買ってみた。

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で、休憩所というのはそういえば外観でよく目立ってた半円形の部分で、「弁慶誕生の地 本庄」とのパネルがあり、「弁慶伝説」とか近隣の弁慶ゆかりの地図とかあってちょっとした弁慶案内館になっていた。
ん?
そういえば弁慶ってあの武蔵坊弁慶?
ここら辺の出身だったの?あれ?和歌山の新宮でも出身て言ってたような、、とか思いつつパネルを読むと、母親が和歌山の出身で、縁結びを願って出雲大社に参った結果、松江の山伏と結ばれてこの地で弁慶を産んだとあった。あーそっか、和歌山では「熊野別当の縁者」としか言ってないのか。。
っていうか、義経と弁慶の逸話は人気ありすぎてどこも眉唾に思えるなぁ。。

さて、弁慶に想い馳せつつ、目の前の柿の即売を眺めつつ、その先の自分の車見て安心しつつ、買ったものを食べた。

まず「赤貝めし」
赤貝というとあの寿司ネタになる赤貝を想像してたけどアニハカランヤ。なんか小さいシジミみたいな小さい貝だった。これはサルボウガイという貝で、目の前の中海でよく捕れる名産物らしい。けど風味もよく分からずピンとこなかった。

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「弁慶の焼きどころ」は焼きあんころ餅。餡はこしあんっぽく滑らかなつぶあんで、黒豆もアクセントで入ってて、なんといっても焼き立てだけに餅もおいしかった。

ファイル 3377-4.jpgとりあえず名物をいただいたけど、あまり腹は満たされず、外で吊るされてた柿も気になったけど、これは非売品。ちゃんと干したのがパックで売られてた(徹頭徹尾パックでの販売でブレないなぁ)のでそれを買ってみた。

名物の柿なのかなと思ったら、その通りらしく「西条柿」という干柿用の渋柿で、島根のこの地域が一番の産地だそうだ。それでみんな吊るす用に大量に購入していくってわけか。なるほどね。

あとは近隣散策地図とか見つつ(ここに西条柿の説明があった)、腹はともかく豊富なネタには満腹って感じで車に戻った。

で、走りながら干柿を食べた。あまーくてうまかった。買ってよかった。
やっぱ日本の秋は柿だねえ。そういえば去年も柿食いながら走ってたっけ。

タグ:餐:飯 餐:貝 餐:餅 餐:果 観:伝 道の駅

道の駅 秋鹿なぎさ公園

ファイル 3376-1.jpg松江市岡本町の431号沿いにある道の駅。

初めての立寄り。この431号の宍道湖沿いにはいくつかの道の駅があったと思うけど、そういえば一つも寄ったことなかったかも。
今日はトイレに行きたかったのでちょうどいい休憩。

雨降ってて傘差してトイレに行ったけど、出たら雨やんでた。車止めの上のカモの模型がリアルでかわいかった。

当然まだ店も開いてなかったけど、二階は宍道湖に向かった展望台になってるかも、、と思って階段を上ってみた。でも閉まってた。。

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なんだよーと思ったけど、裏は広場になっててその先の湖畔にも歩けそうなので、二階くらいの高さで見下すくらいなら湖岸に歩いた方がいいようにも思え、一応傘持ちながら歩いた。

下る階段のトコにあったオリーブの木が沢山実を付けていた。

そして宍道湖。
431号がずっと湖岸の道でよく見えてるので、こうして休憩して岸でゆっくり眺めるのは初めてかも。
小刻みな波が打ち寄せる赤砂利の浜が、天然の淡水湖っぽくていい感じだった。

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そして鳥も湖面に揺れていて、オオバンは頻繁に潜ってなんか食べてた。草?えび?
車止めにあった白いホシハジロは見かけなかったけど、黒いキンクロハジロは沢山いた。目が怖いんだよね。

ゆっくり眺めて駐車場に戻ると、踏切の音が聞こえたので前の道に出てみた。
国道の前が北松江線の線路で、すぐに列車が通った。

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タグ:楽:眺 景:湖 植:実 動:鳥 観:鉄 道の駅

出雲大社

出雲市大社町杵築東にある神社。

お参りするのは11年ぶりの五度目。襟がない服はダメとかジーパンはダメとか色々と難しく(何度来ても縁結びのご利益はなかったし)、出雲そばが食べれる時間でもないから寄るつもりはまるでなかったんだけど、手前の稲佐の浜に寄ってきたところだからやっぱり大社も拝んでおくべきかと思って来てみた。

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ら、浜だけでなくこちらも早朝から人が多く、なにか行事でもあるのかと思ったけどそういう事でもなさそうだった。(「神在祭」の期間中ではあったようだ)

まずは拝殿で参拝。

そして本殿前の八足門でも拝んだ。
まさに今、全国の神様がここにお集まりになってるって事だけど、拝んでる時は「神在月は十月だからもう神様方が帰った後かな」と思ってた。

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塀の横に回って摂末社を見つつ裏にまわると、夜明けの朝日と朝焼けを背にした本殿が拝見できた。とてもいい雰囲気だった。

ファイル 3375-3.jpgそして真裏にある素鵞社という素戔嗚尊を祀る摂末社が、稲佐の浜の砂を納めてここにある砂を持ち帰る社。自分は砂を持ってきてはいないので人が交換するのをフムフムと眺めた。

さて、そういえば妹が御朱印を集めてるのでここのをみやげに、、とか思ったんだけど、物凄い列を一目見て迷わずに辞めた。
まぁそういうのはみやげにするもんじゃないよね。

で、最後に神楽殿の大注連縄を眺めて駐車場に戻った。

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ちなみに前回の点景

タグ:観:宮 観:重 観:門 観:具 景:陽

稲佐の浜

ファイル 3374-1.jpg出雲市大社町杵築北の日本海に面した砂浜。

ここはテレビで見たんだけど、確か出雲大社へ参拝する時の通な順番は、先にこの浜で砂を拾ってから行くもの、、だったかな。というのを覚えてて、行ってみようと思ってた場所。
とはいえ今回は出雲大社に寄るつもりもなかったんだけどねー
なんか駐車場もやけに混雑してたしー
とか思ってたけど、わざわざ狭い方の駐車場に入り込んで、たまたま車停められちゃったもんだから、やっぱりこれは歩くしかないでしょ。

で、案内板に「国譲り神話の舞台」と解説があった。
その駐車場はまだ暗い林の中で、木々の間を進むとすぐに広い砂浜に出た。

その浜の中心にある弁天島まで砂に足をとられながら少し歩いた。
浜は広いからそんなには気にならないけどそれでもやっぱこんな夜明け前に歩いてる人多くてちょっと異様。とくにその弁天島の岩の前には人が集まってた。

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この岩は昭和中期までは陸と離れた島だったそうだけど、今は砂浜の上で地続きにになってて間近で拝めるパワースポット。岩の上には鳥居と祠があって、豊玉毘古命(昔は弁財天)が祀られてる。
神話がどうのとか明治のご都合がどうのとかはまぁともかく、いい雰囲気のロケーションで、黎明の砂浜の雰囲気も良かった。

浜の背は段になっててそっちの駐車場からの方が断然近かったんだろうだけに激混みだったのも納得。ちょっと段を上ってみたら上のベンチや東屋はまだ工事中で入れなかった。(工事のバリケードが出雲のキャラ「しまねっこ」だった)

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その横奥の丘の上が展望台のように見えたのでそっちも上ってみたけどこっちも工事中で裏には進めなかった。
高さもそんなではなく眺めいいというほどではないけど少し見渡せた。北の港からは漁船が出るのが見えていた。

結局浜に下って歩いてきた浜を戻った。

タグ:景:浜 景:海 景:岩 観:宮 観:船 観:キ

ごっつおらーめん 倉吉本店

ファイル 3373-1.jpg倉吉市上井町の県道沿いにあるラーメン店。

やっぱり鳥取と言えば「牛骨ラーメン」。ここんとこ毎回で芸がないような気もしてきたけど、食べれるなら食べたい。ので、夜やってる店で検索して来てみた。

店はGWに食べた店(幸雅)と同じく駅前の通り沿いで、こっちの方が駅に近かった。駐車場は無いかも、、コインP停めてでも、、と思ったけど、店の脇に細いスペースで数台分あって停められた。ラッキー。

ファイル 3373-2.jpg店内も広くはなく、夜に溶け込んだいい雰囲気。
カウンター席についてメニューを見ると、塩、味噌、白、赤、ゆず、、とバリエーションあって少し迷った。
ふつうの「ごっつおらーめん」をたのむべきだろうなぁ、、と思いつつ、やっぱ塩があるならと「塩らーめん」にした。塩には塩バターや塩梅というのもあったけど、そこは普通に塩にした。
あー近所で何度でも来れるなら色々と試せるんだろうなー

メニューファイルの裏面にあったこだわりを読んで少し待った。
「ごっつお」は方言で「ごちそう」という意味だそうだ。(なんとなくわかったけど)そして1日100杯とあったので、営業時間内でも油断はならないかもしれない。

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ってわけで、ごっつおらーめんの「塩らーめん」
うん、これしっかり牛骨で塩の味わいもよくうまかった。
少し手を加えた感じもするけど、求めていた牛骨ラーメンの風味をちゃんと味わえて、その甘みが塩気と相俟っていい感じ。満足の食事。きてよかった。


ちなみにこの「ごっつおらーめん」は鳥取県内で他にも鳥取や米子に店があってここが本店だそうだ。
やっぱ倉吉がメインなんだ。鳥取牛骨ラーメンというよりむしろ倉吉ラーメンと言っちゃった方がいいんじゃないかな?とか思ったりしたけど、鳥取牛骨ラーメンの発祥は米子の店なんだそうだ。
え?そうなの?米子で食べたことなかったわぁ。(中間の琴浦では食べてるけど)店を検索やWebの記事でも倉吉の店が目についてたので米子は気にしたことなかったけど、次は米子で店探してみようと思った。

タグ:餐:ら 観:本

道の駅 彩菜茶屋

ファイル 3294-1.jpg美作市明見の県道沿いにある道の駅。

ここは二度目の立寄り。前回は妹に頼まれたシャインマスカットを買いに寄っただけだったので点景にしてなかった。(しかも買ったのは道の駅の直売所ではなくて隣のスーパーだったし)

今回はトイレと飲み物買いたくて立寄り。隣りのスーパーから続いた駐車場はあまり広くなくて混雑してて停められないかと思ったけど、わりとトイレに近いトコで空きを見つけてささっと停められた。すぐトイレいけた。

で、店に入って見てまわってみたら、まず目についたのが「黒豆茶ソフト」んー暑かったからタイムリー。そしてJAFで50円引き。ナイス。まずそれ買って店の前のベンチで食べた。

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勝英地方特産「作州黒」使用という黒豆茶ソフトは、意外にもちょっとシャリっとしたシャーベット寄りのソフトで、いい感じに冷ややか。おいしかった。

ファイル 3294-3.jpgさて、のどが渇いて寄った道の駅だったけど、甘いソフトで別の意味で飲み物がほしくなった。飲み物飲み物、、と店内を物色。
黒豆茶の「黒々茶」というのを買おうと手を伸ばしたけど、その隣りのヤマブドウ果汁が入った「風のシルフ」というジュースが缶もキレイで気になってそっち買っちゃった。

で、缶はかさばるからここで飲んじゃって行こうと、また店先で飲んでみた。ら、おいしく飲みやすくグビグビ一気に飲めて満喫。うまかった。

満足で出発した。けど、このヤマブドウジュースも甘いのですぐにまた飲み物ほしくなった。あー意味ねぇw「黒々茶」も買っとけばよかった。(けど、そういえばたしか、、黒々茶は前にも買ったことあって、苦めであまり進まなかったような気がしたからまぁよかった)

タグ:餐:冷 餐:飲 道の駅

津山城跡 鶴山公園

ファイル 3293-1.jpg津山市山下にある城跡。

初めての立ち寄り。津山を通る度に町中の丘のこの城跡が気になってていつか寄ろうと思ってた。ので、今日なんか丁度いいかなと寄ってみた。
駐車場では誘導員が出てて、まだ9時という早い時間ながらボチボチ埋まり始めてて、一番奥の方の日陰に停めた。

そして真っ直ぐ石段を上って登城。三階分くらい登ったトコで案内が立っていた。なんか石垣は射角少なく壁のような感じだった。

この津山城は江戸時代初期の元和2年(1616)に森蘭丸の弟の森忠政が築城。(それ以前も城ではあったらしい)

冠木門跡に公園の入園門があり、310円払って入園。
進んで枡形を折れて階段を上った三の丸はこのGW中「第5回牛魔王選手権」というグルメイベントが開催されてるらしい。
おおラッキー、何か食べれるかな?と思ったけど、イベントは10時から。。今はまだ9時で設営中。んー1時間後じゃもう城まわり終わって帰ってるかも。。残念。

表中門跡からの広い階段を二の丸に上ると再現された櫓が見えたカッコよかった。

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二の丸からも枡形を折れて階段を上って表鉄門跡から本丸に出た。往時はこの表鉄門の門櫓が本丸御殿の入口になってたそうだ。 ってことは、本丸は今見るような広場ではなくびっしり御殿があったのか。あ、いや、それは何処の城も一緒か。

その本丸の南端の長局という多門櫓があった場所は藤棚になってて、その先から広く南側が見下ろせた。
藤の花もちょろっと咲き残っていた。
そしてその長局につながった西側に再現された備中櫓があった。

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備中櫓は内側に縁側のような廊下のある見た目で、靴を脱いで上がると中は御殿のような屋敷になっていた。本丸御殿の最奥部で、城主かその近しい女性の生活空間だったそうだ。へー、珍しい。
こうした御殿建築の二層の隅櫓は他の城でも例がなく珍しく特徴的なので復元整備の対象になったそうだ。
しっかり木造で新しく、茶室やトイレもあり二階に上座もあった。いいなぁ。

櫓を出てその先は天守台の裏の本丸西側に歩いた。
ここも多門櫓があった跡だけど、広く開けて西の市街から盆地周りの山々までよく見えて眺めよかった。これはいいね。風も心地よくゆっくりと眺められた。

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そして天守台。ぐるっと回って上に登った。
登る途中の石段に「愛の奇石」とかいうのがあって、ハートに見える石があった。んーちょっとこじつけ。

上からの眺めは下の本丸の端から見たのとそう変わらなかった。けど、さっきの備中櫓が見下ろせてカッコよかった。

ここには明治の廃城までずっと四層の天守が建ってたんだそうだ。他の櫓と共に全部取り壊しちゃったのは勿体なかったねぇ。岡山城も広島城も残してたんだからここも残したかっただろうね。
その後昭和11年に産業振興大博覧会が行われた際に2/3の大きさの模擬天守を建てたそうだけど、戦時中に空襲の的になるのを懸念して先に取り壊したそうだ。まあねぇ広島も岡山も空襲で失くなってるからねぇ。

天守台を下りて、あちこちの案内を読みながら本丸をまわった。東側は石垣修復の工事中で閉鎖されてたので東の眺めはなかった。井戸とか見つつぐるっと回って裏鉄門跡から石段を下った。
ここは立派な石垣の上にキレイな緑の楓が覆ってて、秋にはさぞかし綺麗になることだろうと思えた。

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そして一段下の二の丸を端から石垣を見ながら歩いた。
この二の丸はあまり広さはなく、どちらかというと腰曲輪みたいな印象。でも桜林になってて日影が涼しく、花見の季節にはさぞかし綺麗になることだろうと思えた。
そして見上げる備中櫓もカッコよく、表までまわってまた一段下の三の丸に下った。

ら、この石段の下の表中門跡の所では近隣の高校の吹奏楽部のステージになっていた。時間を見ると10時まであと5分、あれ、そんなにゆっくり歩いてたっけ。この城は門跡や櫓跡などかなり丁寧にあちこちに案内が出てるので、読んでまわってるだけで一時間なんてすぐだったようだ。
んーじゃあ10時からのイベントも見て食べて行こうかなー。と思ってそのまま吹奏楽を聞いた。

なんか意外といい音に感じたのは後ろの石段と石垣の反響かな?しばらくのんびり聞いて、イベント開始の10分後くらいにそろそろ何か食べようと出店テントの並ぶ三の丸を進んでみたら、、目星付けてた店はもう長い列ができてて驚いた。とりあえず並んだけど、この列が動かない動かない。。のに、ひとは続々増えて後ろにもまた長い列できて折り返してた。この店はワンオペで注文してから焼いてて店の人は地獄のようだった。。

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最初のを外ですぐ食べた後もいくつかの店に並んで(ほとんど並ばない店もあったけど)、それをもって飲食スペースとあった「鶴山館」に入って、並べられた長テーブルで合席のような形で座って食べた。
この「鶴山館」は明治3年(1870)に造られた津山藩の学問所。でもすぐに廃藩置県で廃止され、その後は中小学校から幼稚園や役所や女学校としていろいろと使われて、明治37年(1903)にこの三の丸に移築して集会や催場に利用されてきたと説明があった。へええ。末期とはいえ城の時代からの貫禄ある現存建築物なわけだけど、中は昭和っぽい案内展示が少々ある雑な雰囲気の古い建物って感じだった。何故かB'zのデカいパネルやポスターが並んでた(稲葉浩志が津山の出身だかららしい)

食べ終えて外に出て、また別の高校の吹奏楽部の演奏にチョコッと足を止めつつ、最後は投票券で気に入った店に投票して三の丸から下った。(投票の結果は、自分が食べたとトコが四位と六位に入ってたけど、投票したトコは十位に入ってなかった。。)

車に戻ったのが11時半。2時間半もゆっくりしてしまった。けど大満足。余裕もって寄れてよかった。
来た時は日陰だった駐車場の奧もバッチリ日向になってて車も熱くなっていた。

で、
城廻りを纏めて順番後にしちゃったけど最後に食べたものを並べておきます。
左から「サンレイフーズ 幻の牛タン」「城下町肉処櫓 つやま和牛そずり串」「​たつみ屋 特選牛ハツサイコロステーキ」「お好み焼き三枝 津山ホルモンうどん」

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最初の「幻の牛タン」は結局40分並んだ、、人気というより捌けないだけだったと思う。事情があってもワンオペはやばいって。。牛タンは仙台にはかなわないからここで並ぶこともなかったと後悔した。

「和牛そずり串」は素直にうまかった。そずり肉とは骨の周りの肉のことだそうで牛のトロと表現されていた。けど、なんか、ヤケに細めの串に当たってしまって面白くなかったので投票しなかった。

「特選牛ハツサイコロステーキ」は全然並ばずに買えて好印象。並ばないのが一番。やっぱ「とびちる心臓(ちる臓)」を名乗るものとしてハツは気になったし、味も食感もうまかった。

「ホルモンうどん」は津山の御当地B級グルメと知ってて以前から市内何カ所かで食べたけど、チョイ辛でなんとかいけた店と普通に辛くて失敗した店とあって、最近ではしばーらく敬遠してた。で、今日も食べるつもりなかったんだけど「そずり串」の列並んだ時に前にこの店の人が並んでたので「こちらのホルモンうどんは辛いですか?」と質問して「全然辛さはないですよ」と確認してたので最後に並んだ。食べたらホントに辛くなくておいしかった。
ホルモンうどんという御当地B級グルメは兵庫の佐用にもあって、そっちは食べた店全部辛くなくて好印象だったので「ホルモンうどんなら津山より佐用」とか今まで言っちゃってたけど、津山で辛くないのがあるなら撤回再評価。佐用はタレで津山は味噌だから全然違うし、ホルモン自体ウマい。ここで食べれてよかった。(ここは殿堂入りで投票対象外だった)

なんか写真ならべるとあんまり食べてないように見えて、もっといろいろ食べてみればよかったようなな気もするけど、暑い中で肉肉肉だったのでこれで充分だった。いやぁ、たまたま寄った城でこういうイベントも楽しめて良かった。

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