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岩瀬城総合娯楽センター

ファイル 2752-1.jpg桜川市岩瀬にある日帰り湯。。
のつもりでスマホの温泉アプリで検索してきてみたけど、なんかちょっと違った雰囲気。山の上の隠れ家的な旅館のような感じだった。

で、車を降りると、一段下に寺のような御殿のような瓦屋根が見えて「娯楽センター」というだけあって城の雰囲気のレジャー施設かなと思えた。
そして奥の駐車場の方に展望台みたいなのを見かけて行ってみたら、それは一段下の廃れて埋もれた遊具の滑り台で、よく見ると斜面の下へと長く続く所謂ローラー滑り台。そして遊具はアスレチックのように連続して連なって木々に埋もれていた。。侘しい。けどなんか面白いとこに迷い込んだ感じで楽しかった。

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寺のような御殿のようなのは帰りの一方通行の坂の下なので帰り際に見てみようと、とにかく先に風呂入ろうと思って建物に歩いたけど、その裏に案内板を見かけたので「城跡の解説かな?」とか思って寄ってみた。

ら、それは「苦怒喜観音」という観音様の説明だった。ん?観音像なんてあるか?と周りを見ると、坂の上に像ではなくて城の天守のような建物があった。。え?なにそれ。ここってインチキ天守スポットだったんだ!
っていうか岩瀬城なんて今まで全然知らなかったので別世界に迷い込んじゃった気分でワクワクした。

その天守風建物は閉まってて中を覗くと飲食店ぽい感じだった。
そしてその裏の階段の上に観音像があった。これが「苦怒喜観音」平成八年建立とあった。
で、その横の奥には鐘撞台があり、逆側の階段の上には観音堂があった。こっちは「与楽観音」次から次へと現れるけどここが一番上のようだった。天守風建物の二階より少し上くらいの高さだった。(上から見下ろされる天守ってどうよ、、ww)

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なんか面白くなって、後で行こうと思ってた一段下の寺のような御殿のような建物にも行ってみた。
白塀に沿った坂を下って折れると坂の下に城門が見えた。そんなんまであるのか。通過するだけじゃもったいないなぁ。

で、その坂の途中の小さい門を折れてくぐると、まず蔵があってその角に「武家屋敷」と書かれて入場券売り場みたいになっていた。昔は有料だったんだろうか、、
今は閉まってたけど、喫茶室になってるようだ。

ファイル 2752-4.jpgそして戻って館内に入った。ロビーは旅館そのものだったけど、雛人形が飾られ受付の人も感じよく案内してくれた。
入浴料500払って貴重品を預かってもらって奥の浴室に進んだ。

「今、劇団の方が入ってるかもしれません」と言われてたけど取り敢えずは誰も入っておらず貸し切り状態。
10人以上入れそうな大きな浴槽1に洗い場3で日帰り湯としては小さい方だけど、貸し切りで悠々で泳げたw
そしてガラス窓大きく開放感あって展望できた。少々木が多いけど梅も咲いてたし、南の加波山もよく見えたし東の町並みと夕陽も見下ろせた。鍵のロッカーがないのでカメラもスマホも預けちゃってたのが残念だった。

途中から劇団の方々が入ってきて混んできたけど充分のんびり浸かってたのでサーっと出た。
劇団の方々はみんなふくよかで僕みたいな体型だったのもあって更衣室で後からきた若い人に間違われて話しかけられたりしたw
ここは食事して、大衆演劇を見て、風呂入るというセットコースが人気の娯楽施設なんだそうだ。
へー。どんなのやるんだろう。

最初に埋もれた遊具とか見ちゃって一見廃れかかってるようにも見えたけど興行しっかりしてて、なかなか面白ろそうなとこだった。
何度も通過してる岩瀬にこんなトコあるなんて知らなかった。
栃木の温泉は工事中で閉まっててパッとしないドライブになっちゃったと思ってたら、最後に茨城で発見があったりして、やっぱドライブは楽しいな。
(ちなみに昔あった岩瀬城は山の上じゃなくて麓の低い高台だったそうだ。。インチキすぎるw)

タグ:楽:湯 観:城 観:具 観:建 観:像 観:飾

まいわい市場

ファイル 2748-1.jpg大洗町港中央の大洗シーサイドステーション内にある直売所。

ここはアウトレットだった時から駐車場一杯で混雑したイメージだったので寄ったことなかった。(駐車場までは入ったことあったけど停められずにスルーしたことはあったっけ)
今日もはや満車か?と思ったものの出口の前でタミングよく停められて寄れた。

店内は農産物も土産品も充実して混んでいた。
一通り見てまわってやっぱり最後に奥のスナックコーナー。ポカポカ陽気なのでアイスかソフト食べたいトコだった。
見ると、「さつまいもアイス」と「干し芋ソフト」とあって少し迷った。友達に聞くとソフトの方がおススメと云われ、素直にソフトにしてみた。

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「干し芋ソフトクリーム」店の外に出て日当たりのいいベンチでペロリ。
干し芋がささってるだけかと思ったらソフトも芋のソフトでおいしかった。干し芋はバニラアイスと一緒に食べるとおいしいなんて前にテレビで見てたので普通のバニラでもよかったんだけどね。

それと「3月16日で販売終了」と出てた「輪転焼」というのも一つ買ってみた。
買ったのは芋餡でIV号戦車の車輪の形だそうだ。丁度外にIV号戦車の絵があったので「おー同じだ」と見比べられた。

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ソフトの芋のあとで味がかすむかなと思ったけどそうでもなく、こっちはこっちでまた違っていい感じの餡の甘さだった。
友達曰く「以前はアンコウの形した『あんこう焼き』というのを売っててそれが終了して輪転焼になったから、次回もまた別の型のを販売するんじゃないかな」だそうだ。

そしてせっかくだからと二階に上がって「大洗ガルパンギャラリー」を見てみた。

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店はガルパングッズが沢山売られてて圧巻。すげえ。スポーツ球団の応援グッズより充実してるやん。ぱねえ。
店内半分は展示室になってて細かいジオラマ模型もよかった。(写真禁止とか出てなかったけど店内はまずいだろうなと自制)
いやぁガルパンってすごいねぇ。自分が好きな作品でもこういうのほしいわぁ。

ファイル 2748-5.jpgそして最後に一階の空き店舗スペースで展示されてたガンダム関連の車両を見た。
「ガンダムワールドに登場したラコタ&サウロペルタ」だそうだ。??知らないなぁ。

「プラモデルを1/1で作る会」というところで製作したガンダムに出てくるジープだそうだ。

まず手前に展示されてたのが「サウロペルタ」というジオン軍の軽機動車。「MS IGLOO 2 重力戦線」という3DのOVAに出てきたそうだ。あーじゃあ見覚えない筈だ。レンタルで一回見ただけだもの。

でも確かにジオンっぽいなぁと思える造形でカッコよかった。乗ってみたいのは断然こっちだな。特に後ろの部分がズゴックっぽくてかわいかったw

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そして奥に「ラコタ」という連邦軍の車。
こちらは「MS IGLOO」だけでなく「0083」にも出てたそうで見憶えあった。
っていうか、見るからに連邦!という感じの四角いフォルム。制作風景の写真を見るとダンボール張り付けてて、確かに近くで見るとダンボールだったw 連邦はダンボールっぽいもんね。ちょっと笑っちゃった。

個人的にはガンダムは最初のやつとオリジンが別格で大好きで、UCまでの宇宙世紀は普通に好きで一応見てるけど知らない部分が多い。(それ以降は興味ない)ので、わかりそうで分からないここら辺は微妙だけど面白かった。

タグ:餐:冷 餐:菓 観:キ 観:模 観:車

たらし焼き 武田

ファイル 2747-1.jpg大洗町和銅にある鉄板焼き店。

大洗名物のたらし焼きの店だそうで、興味あったので来れてよかった。
店は小さい街かど喫茶って感じでテーブル二つにお座敷一卓。
テーブル席につくとすぐ後から来た客は座敷に上がって満席だった。

さて、メニューではその「たらし焼き」は大中小あって、んー最初小で試して良かったら追加イマイチだったらお好み焼き食べようかな、、とか思ったけど面倒だから中にした。
友達は他の店で一度食べてるそうでお好み焼きをたのんでた。。

で、その「たらし焼き」+おすすめの玉子入り。
店の人に食べ方を教わった。
まずカップの具を醤油で好みの調味。よくかき混ぜて、ちょこっとずつ鉄板に垂らして、あとは好きなタイミングで「へがし」でへがして食べるとの事。
「へがし??」「そう、へがしでへがすの」
大洗弁かな。鉄板のヘラではがすのね。つまり大洗版の「もんじゃ」ね。

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これはもんじゃより緩く、味はシンプル。卵が効いてフワフワで優しく面白かった。
けど、へがしずらいなぁ~ と、最初は慣れずに食べづらかったけど、剥がすのではなくてヘラの裏に付けて手前に掬うと食べやすかった。これを「へがす」っていうのかな?とか勝手に理解した。

ファイル 2747-3.jpg少しづつちびちび焼いていたので思った以上にゆっくり楽しめて、ああこれは飲みながら喋りながら楽しむもんなんだなと思えた。
その間に友達はお好み焼きを焼いて、食べ終わってもまだこちらは残ってたw

途中で「サービスね」と頂いた大根の煮つけの小皿がまた美味しくて嬉しかった。

ファイル 2747-4.jpg後半はもんじゃでもよくやるように、伸ばして煎餅作って楽しんだ。
これはこれは醤油いれてるだけに正に煎餅w
食べ終わってる友達には悪いけどゆっくり楽しんで食べた。博物館とは立場逆転かな。

最後に思ったけど、、
少しづつ垂らして食べるのを勧めたのは、ひょっとしたら鉄板の半分お好み焼きに使うからだったのかも。。
本来は全面で広く一気にジャーっと焼いて対面で互いに食べるものなのかな?そして終わってからお好みいけば良かったのかも。

まぁ、たっぷり自分のペースでゆっくり楽しめたので満足。これてよかった。

タグ:食:焼 餐:粉 餐:煮 楽:験

幕末と明治の博物館

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大洗町磯浜町にある歴史博物館。

幕末は読み物的に好きだし、その時期の水戸藩の動向も興味あっったのでここは一度来てみたいと思ってた所なんだけど、どうやら「天狗党」とかそこら辺の事はあまり触れられてないような事をWebで知って、じゃあいいかな、、とか思っちゃってた。

キャンプ場の森の奥のその建物の前にはこの館を建てた田中光顕の銅像が立っていた。
解説を読むと、土佐出身で宮内大臣を十二年間歴任した田中伯が、若いころから敬仰した勤皇水戸に財産一切を寄進して建立した記念館だそうだ。
田中光顕といえば、龍馬と中岡を看取った陸援隊の幹部。やっぱり「何で水戸?」と不可解というか不思議さが残った。

ファイル 2746-2.jpgJAF割料金で入館。
でも館内は写真禁止。廊下にある幕末の西洋式軍艦「旭日丸」の細かい模型くらいはいいかと聞いてみたけどダメだった。。
唯一写していいのはガルパン関係のコーナー。
ここにもパネルとかがあったというのは友達も知らなかったそうだ。

手前の新館が幕末資料館で、水戸藩に関しては桜田門までは丁寧に解説されてたけど、その後のドロドロ血みどろの内部抗争は軽くでやっぱり残念。まあサモアリナンではあるけど。

奥の旧館は「常陽明治記念館」として昭和4年(1929)から所蔵品を展示してた施設。明治天皇御下賜の品や安政の大獄で処された人の遺墨の書などかなり貴重なものが並び、なるほど写真禁止なのは理解できた。
一番よかったのは田中光顕の声が聞けるボタン。晩年に録音したものだそうだ。その時代を生きた人の肉声を聞いたのは初めてかも。

とはいえ、自分一人で来てたら「へー」とかいいながらサーっと見て歩いて15分もせずに出ちゃいそうなくらいの館だったけど、友達は食い入るように全部見て読んでたので、ゆっくり堪能。連綿の書までじっくり読むとは思わなかったw

で、最後に入口のガルパンコーナー。記念スタンプもあった。

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9時に来て出たのが12時。昨日の友部の航空隊記念館でもこの友達はじっくり見るタイプなんだなーと思ったけど、その昨日の二時間半よりも長い三時間!昼になってて驚いた。

タグ:観:館 観:キ 観:具 楽:証

ウスヤ肉店

ファイル 2745-1.jpg大洗町磯浜町の東町商店街にある精肉店。

朝から営業。友達のお薦めの大洗の朝食だそうで来てみた。
この店は前にこの友達と大洗に来た時も串揚げを買って食べた店で、そんな感じでまた串物を買って散歩しながら食べるのかなぁ、、とか思ってたけど若干違った。

写真撮ってる間に先に店に入って注文して出てきた友達に続いて入店。串物やボリュームありそうな鶏もも揚げを注文。どうやらトーストもサービスで付くらしかった。
けど、トーストも食べながら歩くのは大変だなぁ、、なんて思いつつ、店内に飾られたガルパン関係の物などを眺めて待ってたら「番号で呼びますので隣で待っててください」と言われた。

え、あ、そうだったんだ、、、と外に出ると、隣に現場の詰所のようなプレハブの休憩所があった。(前来た時は無かった)あーここで食べるのか!そうだよね歩きながらってことはないよねw

ファイル 2745-2.jpg中に入るとけっこう繁盛してて席は六割方うまってて、友達も座って待ってた。(、、っていうか、先に初心者にシステムを解説しとかんかーい!)
壁には大きなテレビもあるし、小型のホワイトボードに描かれたガルパンのイラスト(店の掲示板のバックナンバー?)が並べられてて、番号呼ばれるまで少々待ったけど全然飽きなかった。
やっぱすごいな大洗。こうして泊りか早朝から街歩きに来るファンが絶えないんだなぁ。と只々感心。
こういう作品にハマれてずっとずっと楽しめるファンは幸せだろうなぁと思えたし、街も店も素敵だよなぁと思えた。

そして番号がインターホンで呼ばれて店に受け取りに行ってきた。

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食べたのは「とりいそべさん」と「つくねちゃん」と「鶏もも揚げ」
これは意外とちゃんと朝食だわ。とくに鶏もも揚げは食べ応えあっておいしくて、周り見るとみんな食べてた。
なるほどね、宿で朝食付きにしないかったのも納得。っていうか此処が近いからあの宿にしたのねw

ゆっくり食べて、のんびり宿に戻ってチェックアウトのギリギリまでゆったりした。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:食:串 餐:揚 餐:肉 餐:麭 観:キ 観:絵

味処 大森

ファイル 2744-1.jpg大洗町磯浜町にある海鮮料理店。

今年の新年会で「なんかあまりおいしくないアンコウ鍋食べちゃったよ」と話してたら「大洗のちゃんとしたどぶ汁食べる集まりあるからよければ一緒に」と誘われて、今回これがメインで大洗に来た。(っていうか昼に食べて日帰りかと思ってた。。)まぁやっぱり冬の大洗はアンコウだよね。

宿からは歩いて30分。ちょっと距離あるけど時間も余裕だったので、真っ暗な大洗市街を横断。細い道を坂上って丘を越えて涸沼川の方のこの店まで歩いた。早く着いちゃったけど他の方も早く来てて丁度よかった。
店は敷居高そうな屋敷風で入口には「本日は満席の為ご予約のみ承ります」とある店ながら、大洗だけにちゃんとガルパンのキャラパネルはあった。

で、この集まりはガルパン関係で大洗によく来る人が、予約でいっぱいになっちゃうこの人気店で鍋の予約をしたいので呼びかけたものだそうで、友達は見知った相手だけど僕はお初。
ガルパンはテレビでやってた一期は見てたからまるで知らないわけじゃないけど、そんなにハマらなかったので正直もうウロ覚え、、お邪魔していいのかな?と不安に思ったけど、感じいい人達で、話も極端に偏ったりしておらず普通に話せて楽しめたのでよかった。

ファイル 2744-2.jpgまずはカンパイ。
あれ?乾杯の写真撮った気がしてたけど、、なかった。
やっぱ飲めるのがうれしい。泊まりで良かった。

で、鍋より先に取り敢えず刺し盛。
ちょっと遠慮しいしいで食べてたけど、ここはイワシ料理の店でもあるそうで鰯もうまかった。イワシ好きなので満足。

そして「どぶ汁鍋」
実はどぶ汁を出す店はそんなに多くは無いそうだ。
まず店の人が肝をフライパンでサーっと炒めて、それを鍋にのせてグツグツと始動。
アンコウの肝というはその個体や年によって色も形も大きさも全然違うそうで、「今年のはキレイ」だということだ。

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そしてお待ちかねのアンコウどぶ汁~
んーこれこれ。たまらないねー。
いやいや写真での見た目は悪いけど、しっかり肝の味が滲みて蕩けますわ。アンコウの身もブヨブヨの部分もおいしいけれど、野菜もおいしく、特にシラタキが味滲みてておいしかったー。
やっぱアンコウは大洗で食べなきゃね!
っていうか、変なとこで美味しくないの食べたおかげで来れたようなもんだから、それはそれでよかったのかな。
たっぷり食べて飲んでいい夜だった。

そして締めはおじや!ネギと玉子投入。
これがまた堪らないね。
写真での見た目は更に悪いけど、お酒と並べるとなんか料理ですなぁ。

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友達が日本酒好きなので、最初はチューハイだった僕も日本酒飲み始めた。んーやっぱこういう料理には清酒よね。地元大洗の酒「月の井」は飲みやすくておいしい酒だった。
なんかいつの間にか日本酒を飲まなくなってた僕ですが、また日本酒に戻ろうかな、と思えた。

一人じゃまずこない人気店のおいしい鍋でご満悦。
でもまた暗い道を歩いて帰るのはヤだからタクシー呼ぼうよ、、と話してたら、大洗は8時でタクシー会社しまっちゃうという情報。うわー
けど、店の人が車で宿まで送ってくれるという事で助かった。ハイエースでかかった。ありがとうございました。

タグ:食:鍋 餐:魚 餐:飯 餐:飲 観:キ 楽:宴

筑波海軍航空隊記念館

ファイル 2743-1.jpg笠間市旭町旧海軍航空隊基地の記念館。

いわゆる特攻隊として出撃した飛行兵の訓練基地の当時の司令部庁舎の建物が残った貴重な軍事史跡。
映画「永遠のゼロ」でロケ地に使われてから一般公開されて脚光を浴びたスポット。
その時は期間限定で公開という事で、映画の翌年に車仲間と一度来てたけど、その後展示も変わってずっと公開されることになったらしいし今日一緒の友達は来たことないそうなので再訪。
意外と道もおぼえててスンナリ来れたし、看板もあって駐車場に車もちらほら停まってた。

さて、駐車場から少し歩くとその基地の建物の中央の入口は閉まってた。。。あれ?
でもその先に並ぶように出来てた新しい建物があって、進んでみるとそっちが記念館という事だった。あー資料展示はこっちになったのね。
JAF割引で入館料払って入ってみた。

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まずその入り口脇には零戦の操縦席を模した机でVRの閲覧コーナーがあって、面白そうだったので二人並んでVRを視聴した。
VRでの3Dの零戦飛行体験やここの説明などを楽しく見れた。いいねいいね。(そういえばVRって茨城の施設でしか試したことないかもw)

そしてまず順番に一階から閲覧。
いきなり零戦二一型の機体後部の残骸とか展示されてた。おおー
そして幾つもの模型も並べられてて、特に注目したのは1/144航空母艦赤城の中央輪切り模型。三段の格納庫だけでなく煙突への排気口とそしてその各所で作業する人まで細かく作られてて見入ってしまった。

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一階は他にも企画展示の台湾の「飛虎将軍」のコーナーがあって台湾での旧軍遺跡紹介もあった。飛虎将軍は市街を避けて墜落した飛行兵の霊を見て鎮魂と共に神として崇められて祀られたものだそうだ。そういう所巡りで台湾旅行とか行ってみたくなった。
ニューギニアのバラレ島で揚がった彗星の増槽の一部とか一式陸攻のプロペラとかを見つつ二階に上がった。

上がる階段には海軍機の写真とデフォルメされたイラスト付きの解説が並んでてこっていた。
そして二階は特攻隊や基地の資料が並んでて、僕はぱーっと見て進んだけど、友達はじっくり見て読んでまわってたのでちょっともてあましちゃった。ビデオ放映コーナーで休憩がてら映像を見つつ眠気にまどろんでうつらうつらしてたw

で、最後に売店。艦これグッズとか沢山あって、やっぱりそこら辺の客が多いのねwと思ったけど、友達曰く「もう見かけなくなったような初期のグッズが多い」そうだ。

さて、思いのほかいろいろじっくり見れて楽しめたので満足だけど、やっぱ司令部庁舎の建物に入ったことない友達は物足りないかもね、、と思って外に出た。ら、裏から入って見られそうだった。

さっきの受付に戻って見学者カードを受け取って、建物の横のドアから入った。

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中はガラーンとして静かでかえって雰囲気あって良かったけど、展示物が何もないわけでもなく、小笠原諸島付近から引き揚げられた天山や二式大艇などの発動機の残骸などが並べられてたりもした。

けど一番メインなのは映画やドラマなどのロケ風景で、その後も色々な作品のロケで使われたようで、そういえば「アルキメデスの大戦」は暮れに見たので、あーそーだったんだと驚いた。
そして今やってるTVドラマ「テセウスの船」でも警察署として使われているという部屋は立入禁止だった。たしか前に来た時は売店コーナーになってた部屋だと思う。まだこれから撮影があるのかな。(見てなかったけど途中から見てみようかな、、)

そして二階。
こっちは前とあまり変わらず、「永遠のゼロ」で病室に使われた部屋はそのままで、多分前も一緒だったんだろうけど印象だった。指令室とかもロケで使われたアピールの方が強く、すっかりそういうスポット。

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人もちらほらだったので落ち着いてゆっくり見てまわれた。「開けるな」とか「さわるな」とか書かれてない扉は極力開けて覗いてみると、ちゃんと書庫の扉の中には本棚があったりした。昔から残った机とか、昔の規格の窓を引き開ける取っ手とか、空いてるおかげもあって前よりもゆっくりいろいろみれた。

カードを返して外に出て、最後に広場前にある号令台をしげしげ眺めた。
台の下は人が入れるようになってるんだけど、何をする部屋だったんだろうかね。

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そして駐車場に戻る途中でも他に何かないかと構内地図を見たりして、閉鎖された古い門の方の脇にある基地当時から残るコンクリ塀まで眺めて車に戻った。
そんな感じで自分は二度目ながらじっくり楽しめたし、友達も楽しめたようで何より。来てみてよかった。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:観:館 観:軍 観:建 観:模 観:装 観:キ 観:絵 観:ロ 楽:験 楽:映 楽:懐

道の駅 まくらがの里こが

ファイル 2742-1.jpg古河市大和田の4号バイパス沿いにある道の駅。

ここで食事ー!
と思って寄ってみた道の駅だけど、建物前にあったテントの牡蠣小屋とか車屋台の店とかはもう店じまい始めていた。。
そういえば前にここに寄った時も夕方で、ソフトクリームだけ食べた憶えがあり、ひょっとしたらもう中の食堂も閉まってるのかも、、
とか思って入ってみたけど、店内の食堂はやっていた。

「おったまげ天丼」とか「茨城県産ポーク丼」「つくば鶏チキン南蛮丼」「古河産玉子のオムライス」とか気になって少し迷ってたけど券売機を見るとご飯ものが全部売切れ。。迷って損した。

仕方ないので「さしま茶うどん」にしてみた。
そういえばこれはまぁ地域の名産の猿島茶のメニューなので前回からも気になってたメニューではある。
温かいのと冷たいのと選べるけど、温かい汁に入ったうどんじゃお茶の風味が分からなさそうだと思って冷たい方にした。寒い冬だけど。

出てきたうどんは大きめのタライのような器で思わず「おおー」と声が出て受け取るときに店の人がフフフと嬉しそうだった。

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さてどんなだろうと期待して食べた。。けど。
なーんかあまりおいしくなかった。。久々に失敗。
お茶なら蕎麦の方が啜りやすくて風味も分かりそうなもんだけど、茶そばじゃ普通だからうどんなのかな。
うどんもだしも途中であきてたけど一応全部食べた。

タグ:餐:麺 道の駅

高須の一本松

ファイル 2741-1.jpg行方市玉造甲にある茨城百景の樹木。

この前の道は何度も通ってて、前の車のナビではこの「一本松」というのが名勝地マークで出てて気になってたんだけど、いまいち場所がよく分からず通過してた。。
のに、今日通ったら「茨城百景」という門柱みたいな石柱が立ってるのに気づいて、あれ?こんなトコにあったっけ?と今更のように驚いて一旦通過したけど戻って来てみてその脇道に下ってみた。

ら、一応車停めるようなスペースもあって停められた。

で、、その一本松とやらは、、これか?
と石碑の立った後ろの木を見たけど、どう見ても松には見えない。
(帰ってからWebで調べてみたら、この木をそれと勘違いした人がけっこういたw)
これは関係ない木で、周りを見て気がつけば低い柵で囲われた中に小さな松が三本植わっていた。

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案内板を読むと、元の樹は松くい虫被害で枯死したそうで、その実から育った二代目を平成29年に植えたんだそうだ。
古くは永承6年(1051)に前九年の役で東北に向かう源義家が詩を詠んだ樹だそうで、後に水戸藩でも大事にされて藩から肥料代を賜ってたそうだ。(ってことは、霞ケ浦がまだ香取海の一部だった頃もここらの地形は今と変わらず岸だったんだね)
そして江戸時代の木版画や昭和50年頃の写真も出てた。
「天に昇る龍が湖岸で水を呑んでいるような樹相」とあったけど、タコのようなうねった笠松という感じだったみたいだ。

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二代目は三本植わっててすでに一本松じゃないわけだけど、芽も元気そうで力強そうないい幼松だった。ぐるーっと眺めてひと回りした。

先代はいつまで植わってたんだろう?
僕はてっきり背の高い松を想像してたから知らずに過ぎてただけで、点景をつけ始めて寄り道が増え出した10年前くらいだったらまだあったのかな?
枯死したとはいえ樹齢1000年にはなるタコのような松の木、見てみたかったなぁ。。

と、残念がりつつ、二代目の成長に期待しつつ、ひとまわりして車に戻った。
けど、その車の先の浦岸の道の土手に沈む夕日に誘われて、ちょこっと霞ヶ浦に出てみた。

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霞ヶ浦は北に分かれた部分で一番広いところではないけど、それでも広々して広く静かな水面に夕日が眩しく映ってた。
そして水鳥(オオバン)もゆったりと泳いでて気持ちよさそうだった。

ここに来るまでに車からずっと見てた景色だけど、降りて見た方がゆっくり見れるね。
とかなんとかのんびりしてたら道の駅の方からホタルの光が聞こえてきた。あ、たまにはタワーとか登ってみようかとか思ってたけど、ひょっとして終わりか?と、思ってその後行ったらバッチリ4時半で閉館だった。。
まぁいいや。こんな時間に閉まるんだから夕日の霞ヶ浦なんかタワーから見ても面白くなかったんだろうな。

タグ:植:樹 観:選 楽<残 景:湖 景:陽 動:鳥

平野精肉店

ファイル 2733-1.jpg龍ケ崎市大徳町の県道沿いにある精肉店。

市街から少し離れた宅地内にある肉屋さん。龍ヶ崎のご当地グルメ「龍ヶ崎コロッケ」の幟の立つ店で、以前に一度寄ったことあるのもこの店だったと思う。(正解)

正直言えばこの「龍ヶ崎コロッケ」は特別な具材や特産物を使ってるわけでもなく、とくにどう他と違うところがあるわけでもなく、各店で統一された品目があるわけでもない。ぶっちゃけ名前だけの御当地物ではあるけど、どこの店のもおいしいからヨシ。
取り敢えずそういった名物的な幟を見かけたら寄ってみちゃいたくなる。それだけでいいのだ。それだけで場違い感もなく興味本位に寄れるのだから。
そうでなければ、なかなかこういう市井の肉屋さんなんか寄れやしないよね。

ってわけで、
子供の頃にお使いで来たような懐かしい感じのする精肉店。最近はスーパーばかりで肉屋とか行かないからなぁ。

揚げ物は見やすい表のメニューが出てた。少し迷いつつ、自家製マークのついた物を選んで「ビーフコロッケ」「コーンクリームコロッケ」それと「メンチカツ」を注文。 あ、メンチは後から「和牛メンチカツ」に変更した。

注文してからパン粉を付けて揚げるのが見えたのでゆっくり待った。
後からのお客も電話の注文もみんな揚げ物のようで、担当のおばちゃん大忙しだった。(おじちゃんは黙々と肉を切ってた)

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ってわけで三つの揚物ゲット。
もちろん揚げたてでまだ熱いので食べられず開いて放置して出発した。

食べ始めたのは約30分後でもう千葉県に入ってから。
どれがどれだかわからなかったけど、この色濃い目で丸いのがメンチだろうとまずはそれから食べてみた。

!!んまい!!
さすが肉屋の和牛メンチ、驚くほどの柔らかさはどこぞの人気のハンバーグ店かと思えるような肉汁たっぷりでニヤケるおいしさだった。あーもうメンチでいいや、コロッケいらないや、と、元も子もない事思いながらペロりと食べた。

で、次に丸めなのはきっとコーンクリームだろうと思って食べたらビーフコロッケだった。ああしまった。。メンチの後だとただのコロッケだわ。コロッケじたい芋の甘さでいい味ではあるけど、やっぱりクリームをはさんで食べたかった。。

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で、ラストの長めなのがまさかのコーンクリーム。くたーっとしてしまってちょっと食べづらい。おいしいけど零れそうで慌てて食べた。ドライブには不向き。

ってわけで、もちろんそれぞれおいしかったけど、次回は和牛メンチ×3とかかなーと思った。

タグ:餐:揚 餐:肉