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清水屋

ファイル 2824-1.jpg潮来市(旧牛堀町)永山の51号沿いにある川魚料理店。

ちょっと変わった川魚料理の第三弾
今回はワカサギ
ワカサギと言えばフライが唐揚げが一般的。でも主な原産地の霞ヶ浦周辺の家庭では白焼きで食べるのが一般的というのをテレビで見たことがあって、そういうのを食べれる店は無いのかと調べたりしていた。
けど、意外と少なく「ワカサギの塩焼き」で見つかった店が二店。そのうちの一店がこの清水屋。51号沿いでわかりやすく行きやすくいつか行こうと思ってた。

で、淡水魚料理が続いてたので今日はこれだと来てみた次第。
51号から店に入ると、表の道からは見えなかったから知らなかったけど何か思ってた以上に立派なちゃんとした店で驚いた。
短パンサンダルに「洲崎西」のTシャツという格好で入るのは気が退ける印象で怯んだ。

けど、半端な時間で停まってる車も他一台だけだったので、まぁいいかと、おもいきって入店。
中もやっぱりちゃんとしてたんだけど、店の人は感じ良く席へ案内された。

ファイル 2824-2.jpgメニューを見ると「ワカサギの塩焼き」は一品料理だけ。天ぷらやフライは定食セットであるけど一品料理でも塩焼きの倍近い値段。そんなに違うのか。。
店の人に聞くと定食にもできるとのことで「ワカサギの塩焼き」の定食でたのんだ。

メニューの他に雑誌の切り抜きのような店の記事と、「天狗党の乱銃撃事件」という記事があって、軽く読むとなんとこの店、創業245年以上の老舗(安永3年(1774)の創業)の名店だそうで、利根川の天然ウナギに創業以来の秘伝のタレなーんて記事を見て、これはウナギも食べてみたい!と思ってメニュー変更。「やっぱり鰻重をおねがいします」と、うな重(梅)にワカサギの塩焼き単品に変更した。

そして記事を読んで待った。
何やらこの店、天狗党が幕軍に追われた時に訪れてて、麻生藩と佐倉藩で取り囲んだんだけど、佐倉藩がやる気がなくて攻撃せずにうだうだしてる内に天狗党は転進して去って行き、やっと攻撃を始めて発砲したころにはもぬけの殻でその弾痕が柱に残ってるそうだ。
佐倉藩のへっぴり腰という笑い種の跡だけに佐倉からのお客は面白くないかもね。
っていうかまさか魚を食べに来てそんな歴史にふれられるとは思わなかった。
更にこの店は清朝ラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟「溥傑」が来店し宿泊滞在したそうだ。戦後も森繁久彌や三船敏郎、梅宮辰夫に坂本九も来てたそうだ。へー。 そして、ちる蔵さんも来店w

そして先に「ワカサギの塩焼き」が出てきた。銀の肌も崩さず焼いててきれいだね。

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まず一つ、頭から食べてみると、、ん?シシャモと変わらない?って感じだったけど、身の方は全然おいしく風味あっていい魚だった。(なんかカジカと同じような感想でもうしわけない)フライや天ぷらより塩焼きの方が個性出るね。素直においしい魚だった。
塩焼きだと頭は少し食べずらいのが難点かな。それに崩れずに焼くのは難しそうだから出す店も少ないんだろうね。頭だけフライで身は塩焼きとかできないかなーw

ワカサギ食べ終わって余韻にひたってたところで鰻重(梅)登場。

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あ、鰻食べるならやっぱり老舗がいいんだね。これはうまかった!
この夏は安食で鰻重を食べただけでなくスーパーでも鰻弁当買ったりして何度か鰻を口にしてたけど、なんかまるで今年初めて食べる気分で「ああ、やっぱりウナギはうまいなぁ」と感嘆した。
ふっくらの身と程良い皮と流石のタレ。にやけちゃう。肝吸いもしっかりおいしくごちそうさま。
来年夏のボーナス入ったならまずここに来ようと思った。(あ、冬でもいいか)

いかんいかんワカサギを食べに来たんだけど、やっぱりウナギにもってかれたね。先に出てきてなかったら感想もなかったかもしれない。いやいやでもワカサギもおいしかったのは間違いない。

食事の後はデザートに柚子ゼリーと番茶のサービスまであって、心地よく食事の余韻を楽しんだ。

食べ終わって会計に立ったけどお会計場所が無くて慌てた。席で済ませばよかったらしい。ロビーで「ナツワカ(霞ヶ浦名物の夏のワカサギ)」のチラシを見ておつりを待った。

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おつりを受け取って店の人とワカサギの話をしつつ、店を出る前に「そういえば天狗党事件の銃撃跡の柱ってどこにあるんですか?」と聞くと、「あ、これです」と店内に移動されてあった。気付かなかった、、
店の人が「おはずかしながら歴史に疎くてよくわからないんですよ」というので「説明文によるとこういうことらしいですよ」とか調子に乗って解説して、更にずうずうしく天狗党の乱の顛末まで語り「福井の処刑地も行ってきました」などとつらつらと話した。
これもひとえに店の人の話の聞きだし方がうまく、喋らせて気分良くさせてもらってるんだろうなぁと思えた。老舗の料理店のおもてなしだろうね。こんなラフな格好の客にも丁寧に接してくれてて有難く思った。

っていうか、昨日の水族館といいついつい話し込んでしまいがちで、人との会話に飢えてたんかな。。
そういう面でも満たされたいい食事になった。ぜひまた来たい。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:菓 観:史 楽:話

らーめん金次郎

ファイル 2804-1.jpg筑西市折本の294号沿いにあるラーメン食堂。

かなり昔から気にはなっていたけど一度も寄ったことのなかった店。
たしか、「道の駅ハンドブック 470駅 99年度版」の「道の駅にのみや」の項目で紹介されていて(最初は道の駅で「金次郎ラーメン」というメニューが食べられるのかと思ってた、、)気にしてたので20年間通過してたことになるかな。
なんか家族向けというか宴会向けというか一人じゃ入りずらい印象の店だった。

そういえば逆にこの向かいに以前あった「徳次郎食堂」という店には一度入ったことがあった。(リーズナブルで品目の多い定食の店だったけど味がイマイチすぎて日誌では触れてない筈)

で、今日はこのまま戻ったら、食事は吉牛か松屋あたりかな、、とか思えたので、ちょっと冒険してみるかとここに寄ってみた。

ファイル 2804-2.jpg店の入り口には小さな二宮金次郎像がちゃんとあった。
やっぱ二宮だし金次郎だしねー、、、とか思ったけど、よく考えてみたらここってもう茨城県だから二宮町じゃないんだよなぁ。(っていうか道の駅の本にもよく載せてたもんだよなぁ)

店内に入るとちゃんとカウンター席もあって一人でも大丈夫だった。なーんだ、もっと早く来ればよかった。
席についてメニュー見ると特に変わった個性的なメニューはなかったけど(金次郎ラーメンというメニューもなかった、、、あれ??)ラーメンは500円と安く、セットメニューも安かった。
ので、普通に醤油ラーメンで半チャンのセットにした。

で、ラーメンセット。半チャーハンに餃子も3つ付いて770円は安いねー。

ファイル 2804-3.jpg

店先の看板にあった「昔懐かしいラーメン」という表現通り、懐かしい普通のラーメンだった。
最近見かけなくなった普通のラーメン。都内に住んでた子供の頃から普通に食べてたおいしいラーメン。こういうのでいいんだよ。
チャーハンもおいしかったし餃子は普通にニンニク効いてておいしかった。

今日は醤油だったけど塩ラーメンでも同じセットにできるらしい。
あーこれはいいわ。
冒険するよりも気に入った店で気楽に食べたいと思えてきたこの頃。この店も今後何度も寄るだろう。

でも、、そういえばここんとこ何度も行った場所の点景が続いてたので、やっと久々の初めての店が上げられたのはやっぱ嬉しい。
どっちもどっちだなぁ。

タグ:餐:ら 餐:餃 餐:飯 観:像

食事処 京平

ファイル 2801-1.jpg結城市武井の県道沿いにある寿司食堂。

500円ランチの看板目印で何度も寄ってるお気に入りの店。でも車が沢山停まってる事が多く、通過が続いててちょっと久々の来店。前回は、、去年の10月かぁ。
そういえばなんか看板が新しくなってた。

点景にも何度かしてると思ったけど、見てみたら初めて寄った2年前(っていうか、そんな最近だったんだっけ?)に一度上げてるだけだった。
というのも、毎回食べるメニューがほぼ一緒だからで、実は「500円ランチ」に魅かれて来ておきながらその500円ランチは食べた事がなくて^^;、毎回+100円の「ハマチのづけ丼」(「カジキマグロづけ丼」だったこともあった)を食べて満足してた。
やっぱり元が寿司屋なので酢飯のづけ丼はとても美味しく、それで600円なら大満足。500円の白身魚フライやハンバーグなどのランチもたまには食べてみようかと思うこともありつつ、一度として食べた事はなかった。。(いやいや、最初の点景を読むと以前はそのづけ丼も同じ500円メニューのひとつだったようだ)

で、今回こそその500円ランチにしてみようかとも思いつつ、やっぱりづけ丼だよね、、という気分。
で、今回はせっかくだから逆にたまには高めのメニューで1000円の「マグロづけ丼」をたのんでみた。
500円ランチずっと続いて欲しいから応援のつもり。こういうのは夜とか普段来てくれる客へのサービスだろうけど、そんなサービスでしか来ない客なので、賞与入った月くらいはケチらないようにしたい。

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で、はじめての「まぐろづけ丼」
いやいや1000円は妥当。ていうかむしろ安い。十二分おいしい。
そしてランチ仕様で選べるドリンク付き。(いつも通りアイスコーヒーちょいす)
満足の昼食でなごんだ。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:食:丼 餐:鮨

神宮寺城跡

ファイル 2800-1.jpg稲敷市(旧桜川村)神宮寺の県道沿いにある城跡。
走行中に入口の案内板に気付いてふと見てみると駐車スペースもあったのでちょこっと引き返して休憩がてら寄ってみた。

神宮寺城という神社なのか寺院なのか城塞なのか判りかねる名前の此処は、案内板に丁寧な解説があった。

なんと南北朝時代の城だそうで、南朝方の中心人物の北畠親房が奥州に向かう時に寄った城。
だけどここで北朝方の佐竹に攻められて落城。。北畠氏は近くの阿波崎城に逃れ、更に筑波の小田城に逃れて転戦したそうだ。(奥州には行かずじまいで常州をまわってたらしい)
歴史はあまり詳しくないから南北朝時代などはとくに知識薄いけど意外と茨城は戦の歴史が多いんだね。
っていうか、北畠親房が来る前から小田氏方の城だったってことかな。(それまではそれこそ寺だったり神社だったりしてたのかも)

さて、案内には土塁と土堀が残ってるとあったけど、車を停めた前のこんもりした土盛りがそれかな?、、とか思ってたら、その先の林の中にそれっぽいのがあった。

ちょっと雨の後の草が足元を濡らしそうだったけど、今日はサンダルじゃなくて靴だったから気にせずに進んでみた。
雑草の中にぴょこぴょこ跳ねるカエルを何度も見かけたけど、みんな草に隠れてじっくり見れなかった。。ざんねん。

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で、そのそれっぽい土塁は近くで見たらキレイな土塁跡で、700年も昔の室町より前の時代の遺構とは思えなかった。
発掘とかした時にある程度の整備をしたってことかな。
そこいらの戦国時代の城跡に比べても全然まともな土塁と土堀で驚いた。

梯子を登って土塁に上り、まず手前の大正4年建立という石碑を見た。
そしてその土塁の上を歩いてみたら、意外とちゃんと囲う形で先までつながってた!

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土塁の上を歩いてて跳ねたカエルはさすがに姿を捉えて写真撮れた。アカガエルの子供だね。最近カエル見るのも減ったよなぁ、、とか思ったけど、こういう所をフラフラ歩く機会が減っただけなんだろうと思った。

土塁の郭は四角というより円形で、上を一周まわれそうな感じだったけど、途中雨水含んで垂れ下がった笹がかぶさって道を塞いでたので、そこで引き返した。

北畠親房は僅かな期間しかいなかった筈だし、城というよりは拠点にしてただけの屋敷サイズでそれこそ籠って砦にした寺か神社だったのかもしれないけど、こうして後世に残る城跡というのはたいしたもんだし、何気に気まぐれで寄りつつ歴史に興味持たせてもらえて嬉しい。

タグ:観:城 観:石 景:森 観:蛙

ミュージアムパーク茨城県自然博物館

ファイル 2799-1.jpg坂東市大崎の菅生沼の畔にある県立の博物館。

入り口前の県道は何度も通っていて昔から気になってた施設。
裏の菅生沼が白鳥の飛来地でそれもよく見えそうで興味ある場所で、一度裏にまわって沼を覗いたこともあった。(→)
博物館は勿論有料で、サイトで調べると恐竜の展示がメインぽく児童学習向けで子供連れターゲットの施設ってイメージだったので長年入る気は更々なかったんだけど、どうやら模型展示も評判いいようで自然や生物の資料が充実してるという部分で最近気になり出してた。

で、楽しめるならばケチらず怯まず行ってみようと、たまたまこっちまで廻ってきた今日は思いきって寄ってみた。

ら、やっぱり子供連れだらけ。駐車場から入口の間で既に場違い感満点で腰が引けてた。けど、わいわいと楽しむためにやって来てる子供連れよりもじっくり見て楽しんでやるぞと意気込んで入館。
館内もやっぱり八割は子供連れで、場違い感でいっぱいだったw

まず最初にマンモスの骨格を見上げてくぐって順路通り進んで宇宙の第1展示室。
普段は触れる筈らしい隕石の展示もコロナの影響でおさわり禁止。んー意外と興味ない。。ぱーっと見て抜けた。

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そして地球の第2展示室に恐竜が並んでた。等身大模型のティラノサウルスとトリケラトプスは作り込み細かく迫力あり毛が生えたティラノは意外と強そうに見えつつ、こんな感じの爺ちゃんいるよなぁ、、って感じにも見えた。
鉱物のコーナーは興味薄くパーッと見てスルー。

つづく自然の第3展示室は、まずシーラカンスのコーナーをじっくり楽しんだ。
そして森のコーナーには実物大の森の模型があって、細かくリアルに出来てるけど凄いんだか何だか面白い空間。双眼鏡で隠れた動物が覗けるようになってるけど、コロナで使用できなくなってた。。

森の先には水辺のコーナー。こっちも水槽に模型かと思いきや、魚だけは生きた本物が泳いでてプチ水族館になっていた!おお!ナイス。しかも個体もキレイで元気に群れていて好印象。

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渓流(家族連れはイワナを見てもヤマメを見ても「ニジマスだ」とはしゃいでた、、)から清流、湖沼(キンブナが綺麗だった)、そして海と続いててじっくり楽しめた。
海の先は世界の海で、こっちは剥製ばかりでぱーっと通過。

渡り廊下からは外にダイオウイカの実物大模型が草中にあるのが見えて面白かった。(ダイオウイカは来週末からの企画展でいろいろ並ぶそうな、、)

その先の生命の第4展示室はDNAとか難しめ。環境の第5展示室とあわせて学習って感じで、ぱーっと見て通過。

これで終わりかな?と下った一階に地元茨城の展示室があった。
そうそうこういうのの方が興味あるんだよね。県内で出たナウマンゾウの骨格とかは入り口の中国のマンモスのに比べたら正直お粗末に感じるけど、2011年に高校生が発見した「ステゴロフォドン」という古代象の化石とかロマンあるじゃない。

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そしてここの生物のコーナーが見ごたえあって、剥製だけかと思いきや下の引き出しにアクリル標本がしまってあって見れたり、植物の拡大模型や小動物の産卵ジオラマ模型はウミガメ、イモリ、ヒキガエルとそれぞれリアルで細かく見入れた。特に水たまりの中の枯葉とか再現凄かった。

あとは来週末から始まる企画展コーナーを過ぎて展示出口。
どれも丁寧な造りと見やすい展示で好印象の博物館だった。この展示をまわって子供たちが何かしらの興味をもって探求するきっかけになったらいいなっていう感じの施設だなと思え、やっぱり中年一人客は場違いだったかもとも思いつつ、模型も魚も楽しめたので悪くは無かった。

館を出る前にエレベータで屋上に上がって展望を楽しんだ。
ここからは菅生沼が広く見えるのかと思いきや、草木繁って筋になった川のような湿原のような状態の部分だった。あ、そういえば下の裏から覗いた沼もこんなかんじだったっけ、、
カメラのズームで覗くと右奥の下沼の始まるあたりにカワウが見えた。恐竜見てきた後だから翼竜っぽくカッコよく見えた。

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そして館を出た。
館の前は広い自然公園になっていて、色んな散策コースが案内されていた。
個人的には「トンボの池」をまわるコースを歩きたいところではあるけれど、歩いてて雨が降ってきちゃったらヤだなーとか思いってヤメタ。

出口へ向かう木陰の苔原にいろんなキノコが生えてて、これは模型じゃないよな、、とか思いながら眺めつつ歩いて終了。
あーキノコのコーナーももう少しちゃんと見とけばよかったかなぁ、、とか思った。


まー正直言えば、ひとりでドライブ中に(短パンサンダルで)気まぐれに寄る雰囲気の所では無く、ここ目当てで興味趣向の合う人と周って楽しみ学習するようなスポットだと思えた。(つまり興味趣向の合う人がいないのが問題なのだろうねww)
でもやっぱり怯まずにどんなとこでも興味もったら寄ってみた方がいいね。

タグ:観:館 観:石 観:模 楽:眺 景:川 景:原 動:魚 動:鳥 植:茸

和食処むらさき・はなな

ファイル 2780-1.jpg古河市仁連の県道沿いにある和食レストラン。

通るたびにその味噌煮込みうどんの看板がおいしそうで気になってて、でも一人じゃ入りずらい雰囲気の店だったので、誰かと一緒の時にでも寄れたらなぁ、、なんて思ってた店。

今日はもう食事には半端な時間だし、自粛要請もあるから空いてるだろうと考え、思いきって寄ってみた。
けど、駐車場には意外と車が停まっていた。。

ままよと店に入ってみると奥の座敷や大人数の席にはお客がいたけど、六人掛けのテーブル席が並んだ客室には一組しかおらず、空いてはいた。(っていうかやっぱりカウンター席とかは無かった。。)


ファイル 2780-2.jpg気にせず席に着いてメニューを見ると、一応イチオシっぽく「味噌煮込みうどん」はメニューに大きく出てた。ものの、それ以外のメニューも豊富な和食レストラン。てっきりうどんがメインの店かと思ってたけど違ってて、やっぱり食事よりもゆっくりした会食を楽しむような店。一人で来てササッと食事したい者としては場違い感あった。

いや、俺は味噌煮込みうどんだけ食べるぞとそのページだけ見、「赤味噌」か「白味噌」かだけ悩んで「赤味噌煮込みうどん」にした。

少し待って「赤味噌煮込みうどん」登場。、、っていうかグツグツ煮立って出てきたので、小鉢に移してもそうそうさめず、まだしばらく食べられなかった。

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うんうんおいしい味噌のおいしいうどん。たまには食べたいイイお味。
でもやっぱ一人で食べるには向いてないよね。話さないで集中して食べられるから味はしっかり感じて美味しくは食べられるけど、どうも焦って食べて口の中やけどしがち。先月のほうとうもそうだけど、鍋系は人と話しながらゆっくり食べるくらいが丁度いいんだろう。なので、そういう風な店ってことなんだろう。

いやいや別に急いで食べる必要はないんだし、店も空いててテーブル席コーナーは自分一人だけになってたのでゆっくり食べようとペース落として後半はゆっくり食べれた。

いや、ゆっくり食べると気にしてなくても周りに耳や目が向く。。奥の座敷や大人数コーナーでは昼から宴会になってるようで、飲物のオーダーや氷の要求などで店員さんは忙しそうだった。
っていうか、宴会かぁ、、茨城ではクラスターの恐れも薄いのかな。

ともあれ、「赤味噌煮込みうどん」はおいしくゆっくり残さず食べられた。
「白味噌」も食べてみたいなぁ。

タグ:餐:麺 食:鍋

霞ケ浦総合公園

ファイル 2777-1.jpg土浦市大岩田の霞ヶ浦岸にある県営公園。

見に来た映画の上映時間までかなりの余裕があったので休憩がてら桜でも見ようかと霞ケ浦に沿って来てみた。
公園の中を横切る県道と駐車場の周りは桜が咲き残ってて華やかだったし、なんとなく日も差してきたので丁度いいと車を降りて散歩。

おりて前の広場から風車もどき(動力は電気)を見てみたら、もうチューリップが咲き並んでて驚いた。
え、桜が終わりかけかと思ったらもうチューリップかい!
とか思わずツイで呟いちゃった。
(ちなみにこの風車の中は、処理能力50㎥/hの連続砂濾過装置になってて霞ケ浦の水を浄化してるんだそうだ)

でも近くでよく見ると花はまだ開いてなかった。。
これは開花前だったかな、、思わず呟いちゃったけど早まったかなぁ、、嘘情報流しちゃったかなぁ、、てへ

眺めてたら日差しも強くなってきていよいよ青空が広がり始めた。なんかいい感じ。

ファイル 2777-2.jpg

釣りをする少年と犬の像が乗った輪のオブジェは「光の輪の向こうに」という題名だったので、日の光をバックにいい角度!とか思って撮ったけど、、これは光の先の霞ケ浦を覗く輪って意味かな。逆だったね。

で、その霞ケ浦は時季的にがらーんとした水生植物園の先に広く平たく横たわっていた。
何気なく見て写真撮ってたけど、丁度このアングルがこの後見た映画「エキストロ」のロケ地に使われてて、スクリーンで見て驚いた。というか、ガモゲドラが出てきてズッコケたw (YouTubeの予告編や特別ミュージックビデオで見れますねw)

ファイル 2777-3.jpg日が差してきたから少し暖かくなるかと思いきや何故か逆にガクンと寒くなった。気圧とかの問題?もうすぐ夕方だから?
なので建物の中に入りたかったけど、「ネイチャーセンター」は思った通りコロナで休館。サモアリナン。
無料のミニ水族館見たかったなー

っていうか、トイレも行けず、じゃあ公園内で他のトイレはどこだ?と案内図を見たら県道を渡った広場側の少し先だった。
んー、まぁ肌寒いから少し歩くくらいがいいかなー、と思って歩いてみた。

ら、この広場側の桜の木は丁度いいくらいに咲き残ってて、一気に広がった青空に映えて綺麗だった。
見上げる花びらに朝の雨の水滴が空けて見えてたりしてイイ感じ。

ファイル 2777-4.jpg

胸くらいの高さまでしな垂れた幹の花なんかを間近に見て匂いも楽しめた。
これ、平時だったら絶対花見の宴会だらけで場所とられてて近づけないだろうなぁ、、と思うと、純粋に花を見て春を感じて歩くには稀な絶好の機会かもと思えた。

なんかいい休憩になった。

ちなみに前回のネイチャーセンターの点景

タグ:植:花 観:園 観:装 観:藝 観:ロ 景:季 景:湖

味よし

ファイル 2776-1.jpg利根町横須賀の県道沿いにある中華料理店。

去年来て二度目の来店。
最近かと思ってて点景振り返ったら四月でちょうど一年ぶりで驚いた。おいしかったからまた来ようなんて思ってる内に一年なんてあっという間に過ぎるもんだ。

さて、前回は店先の懸垂幕で気になってた「ワンタンメン」を食べたので、今回は垂れ幕に大きくある煮干しラーメンを食べるつもりで入店。
醤油と塩とあるけど、塩好きなので塩。「煮干し塩そば」にしてみた。

ファイル 2776-2.jpg

これはこれは、思った以上に煮干しが効いた味の強い魚介ラーメン。細い麺もおいしくツルツルすすれた。

おいしく平らげた。けど、やっぱ前回のワンタンメンの方がよかったかな。次回まで一年という事はないだろうけど龍ヶ崎の風呂帰りにでもまた来ようと思った。

ところで店内は割と賑やかに飲んでるお客が多く、聞いてたわけではないけど話が耳に入って来た。
奥の座敷の客は昔読んでたマンガとかアニメの話で「なつかしいー」と盛り上がってて、手前の席の客は、昔はまってたゲームの話で「なつい!」と盛り上がってた。
みんな懐かしがってばかりだなぁ。。。
と少々おかしく思いつつ、どちらも自分より少し下の世代で、そこらへんの時代で懐かしがってるのが妙にくすぐったかった。
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 楽:話

中華料理ら~めん まるい

ファイル 2753-1.jpg坂東市孫兵ヱ新田の県道沿いにある中華料理店。

二度目の来店。駐車場すいてたから寄ってみた。
確か前回気になるメニューが色々あったと思ったので、また寄りたかったけど、やっぱり日が暮れると混んでる事が多くて通過してた。

コロナがはやり出したから今日は外食する人も少ないのかな?
いやいやそんなことはないだろう、タイミングでしょう。

カウンター席に着いて周りのごちゃまんとした貼紙メニューを眺めて、少し悩みつつ、今日は「まるいラーメン」という店の名前を冠したメニューにしてみた。カツオ味の秘伝の醤油。至福の満喫!だそうだ。

ファイル 2753-2.jpg

で、その「まるいラーメン」、食べてたら今風なラーメンで驚いた。
カツオなの?なんかいわゆる魚介系な濃いだしで、浮いた脂が幕になって冷めないアツアツラーメン。こういうのって(コスト的に)そういう専門のラーメン店じゃなきゃ作れないかと思ってたので意外だった。っていうか店名を冠したメニューがこれっていうのがまた意外過ぎて面白かった。
それでもっておいしく、麺もイイ感じ。熱いのでゆっくり食べて汁もうまかった。

こうなると他のメニューも気になるね。定食やサービスメニューも気になるし。またこよう。
 
 

ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら

岩瀬城総合娯楽センター

ファイル 2752-1.jpg桜川市岩瀬にある日帰り湯。。
のつもりでスマホの温泉アプリで検索してきてみたけど、なんかちょっと違った雰囲気。山の上の隠れ家的な旅館のような感じだった。

で、車を降りると、一段下に寺のような御殿のような瓦屋根が見えて「娯楽センター」というだけあって城の雰囲気のレジャー施設かなと思えた。
そして奥の駐車場の方に展望台みたいなのを見かけて行ってみたら、それは一段下の廃れて埋もれた遊具の滑り台で、よく見ると斜面の下へと長く続く所謂ローラー滑り台。そして遊具はアスレチックのように連続して連なって木々に埋もれていた。。侘しい。けどなんか面白いとこに迷い込んだ感じで楽しかった。

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寺のような御殿のようなのは帰りの一方通行の坂の下なので帰り際に見てみようと、とにかく先に風呂入ろうと思って建物に歩いたけど、その裏に案内板を見かけたので「城跡の解説かな?」とか思って寄ってみた。

ら、それは「苦怒喜観音」という観音様の説明だった。ん?観音像なんてあるか?と周りを見ると、坂の上に像ではなくて城の天守のような建物があった。。え?なにそれ。ここってインチキ天守スポットだったんだ!
っていうか岩瀬城なんて今まで全然知らなかったので別世界に迷い込んじゃった気分でワクワクした。

その天守風建物は閉まってて中を覗くと飲食店ぽい感じだった。
そしてその裏の階段の上に観音像があった。これが「苦怒喜観音」平成八年建立とあった。
で、その横の奥には鐘撞台があり、逆側の階段の上には観音堂があった。こっちは「与楽観音」次から次へと現れるけどここが一番上のようだった。天守風建物の二階より少し上くらいの高さだった。(上から見下ろされる天守ってどうよ、、ww)

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なんか面白くなって、後で行こうと思ってた一段下の寺のような御殿のような建物にも行ってみた。
白塀に沿った坂を下って折れると坂の下に城門が見えた。そんなんまであるのか。通過するだけじゃもったいないなぁ。

で、その坂の途中の小さい門を折れてくぐると、まず蔵があってその角に「武家屋敷」と書かれて入場券売り場みたいになっていた。昔は有料だったんだろうか、、
今は閉まってたけど、喫茶室になってるようだ。

ファイル 2752-4.jpgそして戻って館内に入った。ロビーは旅館そのものだったけど、雛人形が飾られ受付の人も感じよく案内してくれた。
入浴料500払って貴重品を預かってもらって奥の浴室に進んだ。

「今、劇団の方が入ってるかもしれません」と言われてたけど取り敢えずは誰も入っておらず貸し切り状態。
10人以上入れそうな大きな浴槽1に洗い場3で日帰り湯としては小さい方だけど、貸し切りで悠々で泳げたw
そしてガラス窓大きく開放感あって展望できた。少々木が多いけど梅も咲いてたし、南の加波山もよく見えたし東の町並みと夕陽も見下ろせた。鍵のロッカーがないのでカメラもスマホも預けちゃってたのが残念だった。

途中から劇団の方々が入ってきて混んできたけど充分のんびり浸かってたのでサーっと出た。
劇団の方々はみんなふくよかで僕みたいな体型だったのもあって更衣室で後からきた若い人に間違われて話しかけられたりしたw
ここは食事して、大衆演劇を見て、風呂入るというセットコースが人気の娯楽施設なんだそうだ。
へー。どんなのやるんだろう。

最初に埋もれた遊具とか見ちゃって一見廃れかかってるようにも見えたけど興行しっかりしてて、なかなか面白ろそうなとこだった。
何度も通過してる岩瀬にこんなトコあるなんて知らなかった。
栃木の温泉は工事中で閉まっててパッとしないドライブになっちゃったと思ってたら、最後に茨城で発見があったりして、やっぱドライブは楽しいな。
(ちなみに昔あった岩瀬城は山の上じゃなくて麓の低い高台だったそうだ。。インチキすぎるw)

タグ:楽:湯 観:城 観:具 観:建 観:像 観:飾