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道の駅 発酵の里こうざき

ファイル 2045-1.jpg神崎町松崎の356号沿いにある道の駅。

二年前に出来た道の駅で、東方向の定番コースにあるからちょくちょく寄るかと思いきや、意外と滅多には寄らず、、
最初の頃は二回ポンポンと点景にしてたけど、その後寄って食事したのは一回くらいかな。他にトイレで何回かは寄ってると思う。

今日は来てみたら少しレイアウトが変わってて、物産店が農産物売場と別れて別棟になり、その横の丸テーブルコーナーの上に飛行機が展示されていた。
そして、何度か食べたことあるおいしいバーガーの「くりやまハム」はテントじゃなく車の移動店舗になっていた。

さて今回は、たまにはって感じで食事休憩。
バーガーではなく、ちゃんと御飯を食べようと食堂に進んだ。少しお高めなんだけどね。

ファイル 2045-2.jpgここのメニューは一通り食べたから、今日も点景は無しね、、
なんて思いながら食券機を見ると、「発酵定食」という色んな惣菜をコチョコチョとセットにした定食があった。(多分、前からあったけど毎回売り切れで気にとめてなかったんだと思う)
面白そうなのでそれにしてみた。

「発酵定食」の内容は
・鯖の粕漬焼・鶏の味噌麹焼・金山寺チキンみそカツ・みそぎょうざ、に小鉢(松前漬・冷奴)御飯味噌汁の定食セット。(書いてないけど+胡麻ドレサラダ)

ファイル 2045-3.jpg

あーこれは、色々少しづつ食べたい女性向きなのかな、、
(キムチは食べられないし)おかず少なめで割合考えて食べないとご飯あまりそう、、

、、、とか思ってたけどアニハカランヤ。
ひとつ一つが味がしっかりしてておいしく、ご飯がすすむすすむ。
鯖も鶏もカツも汁までもおいしくてそれぞれそれだけで一膳いけちゃいそうで、逆におかわりしながらも(定食はおかわり自由)ご飯を抑えて食べたりした。
とくにこの「みそぎょうざ」はおいしく、みそぎょうざ定食とかあるなら次回はそれにしたいくらいだった。

ってわけで満足な昼食。(朝も食べてなかった、、)
その後はフラフラと物産店を覗いてみた。
ら、
以前買って食べておいしかった「ふわたま」という玉子焼き。
ちょい食いできる一口サイズの物が無くなっちゃっててガッカリしてたんだけど、今日見たら、串タイプの物が売られてた!
おおーナイスナイス。これならちょい食いできる!と購入。

お腹いっぱいなのでしばらくしてから食べようと思ってたけど、走り始めたらもう食べたくて気になって仕方ないので食べちゃった。てへ。

ファイル 2045-4.jpg

味は甘口とのり塩の二種類売ってて一つずつ入ったコンボにしてた。

で、甘口から。
うん、おいしい、でも思ったより普通だった。しばらく食べてない内にウマイという印象だけ膨らんじゃったかな、、

とか思ったけど、続けて食べたのり塩味が、だしの味と玉子とネギでいいお味~。やっぱりおいしかった。

今日は出発時間遅くなって、結局どこへも行けない一日になっちゃったと思ってたけど、普段のコースで軽い一回りでもこんなに気分イイ休日が過ごせるんだと御満悦。
おいしいものは偉大だね。


ちなみに前の点景

タグ:食:定 餐:餃 餐:卵 道の駅

鶴枝ヒメハルゼミ発生地

ファイル 2011-1.jpg茂原市上永吉鶴枝の八幡神社境内にある天然記念物のヒメハルゼミが生息する森。

何回か来ているものの、いまだに一度も声を聞いたことのないヒメハルゼミ。天然記念物だし珍しいし(西日本では珍しくないらしいけど)一度は聞いてみたいものだと性懲りもなくまた来てみた。
千葉県内に他にも生息地があるらしいけど(麻綿原高原とか)ここが一番近いし有名。

ヒメハルゼミの概要については前回の点景で書いてるから割愛。
確認で見てみたら、写真も内容も前回の点景とあまり変わらなくて草。。

さて、まずは参道の石段。前に来たときより明らかに運動不足で汗ダラダラかきながらも一気にのぼった。

ファイル 2011-2.jpg

少し呼吸を整えてまずはお参りした。
そして周りの森を見上げて耳を澄ませた。。 鳥の声しか聞こえなかった。まぁそう簡単には聞こえないよね。

前回と違うのは、今日はヤケに落下物が多く、ボトン!ボトン!とスーパーボール大の実が頻繁に落ちてきてて怖ろしく、直撃はなかったものの、目の前で落ちて驚いた。
何の実かと見ると銀杏?この時季だったっけ?
でも地面を見てたお陰で小さなアマガエルも発見。苔の間を跳ねててかわいかった。(梺の田圃から登ってきたのかな?)

ファイル 2011-3.jpg

ふもとから蛙の鳴き声も聞こえた。今日ばかりは蛙の声も嬉しくないや、、

しばらく境内の右側左側を入ったり来たりウロウロしながら蝉が啼くのを待った。
右手奥には石碑が並んでた。

鳥うるさい 岩に沁みいれ 蝉の声、、

ファイル 2011-4.jpg境内はほとんど自分独り占めだったんだけど、石段では鍛えてるおじさんが何度も走り込んで上り下りを繰り返してて驚いた。
毎回社殿前で休憩してて、最初に挨拶してからしばらくは接しなかった。けど、蝉の声が今回も無理そうかな、、と思えてきた頃に話しかけて聞いてみた。
ら、
ヒメハルゼミがよく啼くのは、もう少し後の七月に入ってからだそうだ。
それも昔に比べると数が大分減ってるのでタイミング次第らしく、「以前、森に竹が生え過ぎちゃったときに一気に減っちゃった」そうで、竹を苅ったけど増えることはなかったそうだ。。
気持ちよく色々お話してもらえて有り難かった。

結局ヒメハルゼミの声は聞けず、、今回も空振りだったけど、この会話と蝉の声にかこつけた森林浴だけでも気分いい休憩になったと思う。


このヒメハルゼミは古い樹にしか生息せず、樹を移ることもないみたいだから、近隣で他にいる場所もなく、唯一残った貴重な場所ということらしい。

っていうか、、
セミなんかもう少しすれば近所でイヤと云うほど鳴きはじめるんだけどね。
まぁ、だからこそイヤになる前に今年の最初に聞いておきたい声だったわけだけどね。残念。

タグ:景:森 観:宮 観:蛙 観:然 植:実 動:虫 楽<残 楽:話

道の駅 ながら

ファイル 1998-1.jpg長柄町六地蔵の県道沿いにある道の駅。

そういえば前に一度来たことあった。
ちょっと失礼な言い方だけど、ただの地方の直売所といった雰囲気の施設。珍しいくらいに道の駅らしいオーラのかけらもなく店の感じは八百屋。
いつ来たんだっけー?とくに何も欲しいものも面白いものもなく、日誌でも寄ったこと自体省略しちゃってたかも。。(08/11/09、、随時版で書いてた)

少しは道の駅っぽい、地域物の面白そうなチョイ食べ商品とかあったらいいなーと期待しつつ覗いてみた。

けどまぁ、そうそう変わりはしないだろうね、完全に地域の人向けの青果直売店。やっぱりなぁーと店を出ようとしたトコで目についたのがアイスケースの「地元産のもの使用」のモナカアイス。

ファイル 1998-2.jpgどんなのかあるかなーと覗くと、イチゴとミソとカシスの三種類。
イチゴは普通だしミソは攻め過ぎ、カシスってなんだっけ?
店のお姉さんに「カシスってなんでしたっけ?」と聞いたら
「えー、、、んーと、、イチゴじゃなくてブドウじゃない感じの、、お酒のやつです」
あーカシスオレンジのカシスね。
果物ってことが聞きたかっただけだったけど、説明ありがとう。感謝しながら一つ購入。

外で写真撮ってて気付いた。ここの赤い屋根ってトマトなんだね。

ファイル 1998-3.jpgそれだけなので点景にするか微妙だった。
けど、
走りながら食べてみたら思った以上に味濃くて、甘みも酸味も強くておいしかったし、色も濃くて地元産のものふんだんに使った感あってよかった。
食べかけだけど思わず写真撮っちゃった。
紫のアイスに歯形クッキリで少々おはずかしい。

タグ:餐:冷 道の駅

草刈ドライブイン

ファイル 1997-1.jpg市原市草刈の県道沿いにあるドライブイン的食堂。

今日は何気なくこの茂原街道を走ってて、ここの看板を見かけて気になったので戻ってきてまでの寄り道。
「名代くず餅お食事処」と大きく掲げてた。

まず、くず餅をでかでかと掲げてるドライブインは初めて見たし、名代っていうくらいだから老舗っぽいしこの街道の名物店みたいな感じがしたので興味本位で来たんだけど、
店を覗くとあまりにも普通の食堂でちょっと焦った。

ファイル 1997-2.jpgけど、「くず餅って食べられますか?」と聞くと「はいどうぞ」と感じのいい奥さんに招かれたので席に着いた。
よくみたらメニューの札にも「くず餅」ってあった。

ちょっとレトロな食堂テーブルがメインで並んでたけど、良く見ると小さな座敷の他に暖簾の奥の部屋も座敷部屋のようで、けっこうくつろげる店のようだった。

そして「くず餅」登場。
あー、くず餅ってこれかぁ。どんなんだか忘れてて餡蜜みたいなのを想像してたけど、これなら得意だわ。

ファイル 1997-3.jpg

うん、ぷるんっとしてひやっとしてかわいらしく、きな粉と蜜の甘さもイイ感じでおいしかった。
爽やかで瑞々しくてさり気なくて素敵な甘味。
そういえば白い蜜って珍しい気がするけど、白くてもおいしいね。

お客は他にいなかったので、くず餅の箱の包装作業をしてた店の奥さんに「この店はけっこう古くからあるんですか?」と聞いてみた。
ら、「はい、だいたい100年になります」だそうだ!おおー!
昔の茂原街道は少し裏のもっと細い道で、ずっとそっちで営業してたんだけど、昭和40年代にこっちに新しい道路が作られて移ったそうだ。どちらにしてもまぎれもなく古くからの茂原街道の店ということで「名代」という文句もダテじゃないわけだね。

もちろんくず餅も当時からの製法で丁寧に作ってるんだとか。
関東流なので原料は小麦の久寿餅だけど(関西は葛だそうだ)
「今お出ししてるくず餅は仕込みから二年かけて発酵させたものです」と言われ、奥深さを感じ、おいしくゆっくり味わって食べられた。

初めて通った茂原街道だけど(実は通ってるんだけど)、その街道の顔のようなイイ店に寄れてよかった。

タグ:餐:餅 餐:菓 観:P 楽:話

ラーメン横綱 松戸店

ファイル 1993-1.jpg松戸市二ツ木二葉町の6号沿いにある京都ラーメンの店。

近所でわりと何度も行ってる店だけどチェーン店だから点景にはしてなかった。
でも、先日「魁力屋」とかも載せてたので、だったらこっちこそ載せるべきだろうと思い、今頃やっとアップ。

その「魁力屋」は全国展開してて南関東一都三県に何店もあるのに対し、この「横綱」は関西メインに絞ったチェーンで中京の愛知より東には、何故か千葉県のみに三店舗あるだけなんだそうだ。
松戸にあるくらいだからあちこちに沢山あるもんかと思ってたので意外だった。

さて、京都ラーメンと言うと、個人的に苦手な鶏ガラどろどろ系(天一とか)のと、京都に行ったら食べたくなる老舗の濃い醤油系、そして食べやすいやや甘めの豚骨醤油系の三種類が思い当って、初めて食べる店は少し冒険なんだけど、この店は醤油豚骨醤油の京都ラーメンの店。食べやすくて気に入ってる。

で、
いつも食べるのは決まっててスタンダードなメニュー。
ラーメンとチャーハンのセット。今日もそれ。
いつも先にチャーハンがくるんだけど、今日は同時に来てしまった。。

ファイル 1993-2.jpg

このチャーハンは鉄板が熱いうちに、といた卵を垂らして熟したところで鉄の匙でかき回すのが楽しいので、ラーメンより先に出てきてほしかった。。

ファイル 1993-3.jpg麵がのびる前に先にラーメンか、、
鉄板さめる前に先にチャーハンか、、
中途半端にちょこちょこ意識しつつ作業すすめてせわしなく食べるか、、

チャーハンをセッティングして先にラーメン食べた。
楽しい作業が面倒なだけの作業になっちゃった。。
でもおいしいからいいか。

タグ:餐:ら 餐:飯

橘ふれあい公園

ファイル 1934-1.jpg香取市(旧山田町)田部にある公園。
五月の節句が近くなると「いきいき山田 鯉のぼりまつり」と称してこの公園の前の橘堰の溜池に鯉のぼりが掲げられている。
以前一度見ていい眺めと気に入ってて、また来ようと思いつついつも時季合わずにそれ以来だった。

で、今日はどうかな?さすがにもう揚がってるかな?と来てみたら、、揚がってました!駐車場から見えてひと安心。
車を停めて橘池に歩いた。

ん?
あれ?こんな感じだったっけ?もっと沢山の鯉のぼりがあったような気がしてたけど減ったのかな、、このくらいなら他でもありそうだよなぁ、、と感じつつも、ポカポカで気持ちよく暫し眺めた。
(以前の写真見ると、たしかにもう一列多く三列あって、風も弱く水面にも映ってたので一層色濃く華やかに見えてたようだ)

ファイル 1934-2.jpg

池の畔には八重桜が咲いていてきれいだった。朱赤のツツジも咲いていた。
鯉のぼりの下の近くまで行こうかと池の左(南)側の道を歩いてみた。

ファイル 1934-3.jpg池の脇には水を張ったばかりの田圃があって、カエルがゲコゲコ啼いていた。啼き声が近いのでどこだ?と探して見るも、なかなか見つからないもんだよね、、
と思ってたら一匹発見。雨蛙かと思ってたらそうではなく青蛙だった。キレイな緑だとたいてい青蛙だね。保護色が下手なのかな。(たしかこのシュレーゲル青蛙は千葉県では準絶滅危惧に指定されてる筈だけど、全然普通に見かける。。なぜだ?)

うん、真下チョイ手前くらいだと壮観でイイ眺めだね。
連なる鯉のぼりが水田から先の池の上に気持ちよさそうに泳いでいた。
風がやめば水面にも映ってもっとキレイに見えるかな?とか思ってみてたけど、なかなかやまず水面は曇りガラスのように小さくゆれていた。

ファイル 1934-4.jpg

横の「憩いの森」の丘への上り坂にも少し登ってみた。
んーやっぱ下から見上げてた方が眺めイイかな、、と思って上の展望台まで登る気もせずに途中で引き返した。
ふと、風がやんで水面に映ったりしたけど、、そっか、逆に風がないと幟ははためかずダランと垂れるから格好悪いかー。洗濯物みたいだったw

ちなみに前回の点景(→)

タグ:観:池 観:堰 観:園 観:飾 観:蛙 植:花 動:虫

海鹿島鉄炮台

ファイル 1932-1.jpg銚子市海鹿島町の海鹿島海岸の崎の岩の小山。
銚子港から犬吠埼への海岸の県道を走って見てて、なんか登れるみたいなので眺め良さそうだなぁといつも気になってた場所。
今日は少し先で車を停めて歩いてみた。

ここは海鹿(あしか)島という地名なので、この岩山が元は陸から離れてた陸繋島なのかな?とか思ったけど、そうではなくこの先の岩礁一体が海鹿島なんだそうだ。

で、この場所の名は明記されておらず「小川芋銭句碑」の案内だけだった。

数年前までは海の家の廃墟が残ってた場所を、紫の菜の花(ではなくハマダイコン)を見ながら進むと、その案内のあった「小川芋銭句碑」までは楽に登れた。
小川芋銭は画家だそうで芸術に疎い僕は知らないけれど、天然の大岩に刻まれた句碑は立派で、この句碑のお陰でこの岩山がずっとこの姿で取り壊されずに残るなら有り難いなと思った。

ファイル 1932-2.jpg

けど、句碑から先は少し険しくなる。
足元ではカナヘビ(ではなくてニホントカゲ)がケンカして頭を齧り合ってた。。

岩場も急で少しよじ登るような形、んーやめようかな、、とか思ったけどせっかくだから両手使ってよじ登ってみた。

ホンの一登りだけど上に立つと達成感あっていいね。
眺めはまぁ思った通りくらいではあるけど広く見渡せて気持ちよかった。

まずは北から東方向の眺め。

ファイル 1932-3.jpg

北は利根川河口と銚子港。銚子ポートタワーが見えていた。
海鹿島海岸の砂浜が続いて、東側に岩礁が続いている。
ここに昔は沢山のアシカがいて、それをこの岩山から鉄砲で撃ったんだそうだ。それで「鉄炮台」というらしい。(どこにもそんな表記はなかったけど、、)

手前の岩礁の濃い部分は妙に四角いので、昔船着き場でも作った名残かなと思えた。(こんなトコにつくらんだろ)

そして東から南側方向の眺め。
南は君ヶ浜の長い海岸の先に犬吠埼が見え、灯台も見えた。

ファイル 1932-4.jpg

岩の上はほぼ平らで割と広く南側に歩いたけど、こっち側は風が強くて少し恐かった。。そして下りる道は下の家の所有地で立入禁止。他に下りれそうな道はなく戻った。
北半分は穏やかで蝶も飛んでるくらいだったけど、風に削られて丸く成ったような岩肌もあったので、強いときは強いんだろうね。

登ってきたトコを下るのはヤダなぁ、、なんでこんな急なトコ登ってきたんだろう、、なんて思いながらゆっくり下りた。(こっち側が風強かったら登らない方がイイね)

そのあとはちょこっと海にもでてみて磯を歩いてみた。
波風強くて荒々しいけど岩礁で弱まって岸まで大きな波が来ることはなかった。

ファイル 1932-5.jpg

なんか犬吠埼灯台は上から見るより、下の海面くらいで荒波の先に見た方が雰囲気出ていいね、、、
それにしても海草の豊かな磯だね。磯巾着も沢山いた。

ファイル 1932-6.jpgゆっくりしたかったけど風強いのでちょこっと歩いてすぐ車に戻った。

未舗装の堅めの砂地の駐車場は少しボコボコで面白く、ちょっと車でグルグル回ってみた。
いちおう四駆だしね、たまには少し未舗装路まわらないとね。
でも臆病だから険しいトコや緩いトコには入らないつもり。
「臆病なくらいが丁度いいのよね」紫電さん言。

タグ:楽:眺 楽:登 景:海 景:岬 景:磯 景:岩 景:浜 観:灯 観:P 植:花 動:虫

しょうゆ味わい体験館

ファイル 1931-1.jpg銚子市北小川町のヤマサ醤油銚子工場内にある売店休憩所。

ここはもう入口に「醤油ソフトクリーム」の看板があったので、それだけ目的で来た。
受付では「工場見学ですか?」と聞かれ、売店のみと言うと記帳せずに入れた。

醤油工場のハシゴになっちゃったけど、このヤマサ醤油は先ほど行ったヒゲタ醤油より観光的に整ってて、売店にスナックコーナーに広い休憩室もあり、手前に硝子張りの展示室があった。

最初に気になったその展示室にあったのは静態保存された機関車。まずそれを見てみた。

ファイル 1931-2.jpg

これはなんと国内に現存する最古のディーゼル機関車だそうで、大正15年(1926)から昭和34年(1959)まで稼動していたドイツ製の「オットー」と呼ばれるものだそうだ。へー、へー、なんかかわいい。
ボタンをおすと音声ガイドが流れた。

さて表のスナックコーナーを見ると「醤油ソフト」はここではなくて室内の販売だそうだ。
それはさておき、ここで売ってた「《こだわる極めた醤油味》ぬれ煎餅やきそば」や「銚子さばつみれ汁」が気になって買ってみた。
つみれ汁は時季限定で銚子産の春キャベツ入りだそうだ。

お盆を持って休憩室に入った。

ファイル 1931-3.jpg

この休憩室が「しょうゆ味わい体験館」かな?
中には煎餅手焼き体験コーナーがあっていいにおいだった。(やらないけど)
他にもヤマサ醤油の歴史を解説した資料展示コーナーがあり、キレイでレトロな「蒸気ポンプ車」が展示されていた。
このポンプ車は明治41年に導入された石炭や薪で動く蒸気エンジン消防車で、戦前の市内の大火事、戦中の空襲火災、そして農業用水の確保までも活躍したヒーローだそうだ。へー。(でも現役当時はもっと地味な色だったんだろうね)

で、木製のテーブル席について焼きそばを賞味。

ファイル 1931-4.jpg

お、これは意外な味わい。
醤油風味の和風焼きそばって他でも食べたことあるけど、それらとは違って、スッキリした醤油のうまみが生きた真っ直ぐでドライな焼きそば。
それだけに豚肉の脂も引き立って、キャベツの甘みも引き立ってそれぞれおいしく、逆に不自然な甘みと不思議な食感のぬれ煎餅のカケラが、ちぐはぐな道化師のように混ざって面白い料理になっていた。

つみれ汁も勿論おいしく、ボイルのキャベツはまた違った感じで甘み良く、汁もスッキリ、小さいカップだけどつみれも二個入ってておいしかった。
これ、安くて美味しくていい食事になっちゃった。ナイスナイス。

ファイル 1931-5.jpgそして、食後に「醤油ソフトクリーム」
これもちょっと意外な感じ。他で食べたようにみたらし風っていうかキャラメル風なのかなと思って食べたらそうではなくて、優しいクリームの中にキリッと醤油な味わいがあって面白い味だった。

ぺろぺろ舐めながら展示パネルを見てまわって、なんか工場見学せずとも、ヤマサ醤油をよく知れて満足。
いい休憩になった。

タグ:餐:冷 餐:や 餐:汁 観:工 観:館 観:鉄 観:車

ヒゲタ史料館

ファイル 1930-1.jpg銚子市八幡町のヒゲタしょうゆ銚子工場内にある資料館。

醤油のいいにおいに誘われてちょっと来てみた。
ドライブを始めてからは何度も何度も来てる銚子の町だけど、そういえば醤油工場って来たことはなかったからタマにはいいかな。
(実はもっと近場でしょっちゅう横の道を通ってる野田のキッコーマンの醤油工場ですら行ったことはなく、、行ったことあるのは小豆島のマルキン醤油のみ)

工場の中に資料館があるみたいなので入ってみたら、入口の受付で名前書かされた。工場らしくていいね。
後は丁寧に案内されて駐車場でも手を降って誘導。野田ナンバーの車は煙たがられるかな?とか思ったけど、そんな様子は微塵もなく好対応で嬉しくなった。(そりゃそうだろうけど)

「今、工場見学が始まったところなので、途中から合流してください」だそうだ。休憩がてら資料館だけ勝手に見るだけのつもりだったけど、せっかくだから合流してみることにした。

ファイル 1930-2.jpgで、工場見学と言っても土日祝日は工場は稼働しておらず、映像などでの説明解説コースだそうだ。軽く寄っただけなのでむしろそのくらいのほうが助かる。

VTR映画が終わった見学者に合流して部屋に入ると、バーチャルスコープが配られた。へーへーへー今どきですごいねー。
解説が始まると360度のパノラマで映像が見えて、上向いたり下向いたり左右に回ってみたりして醤油を造る行程を楽しめた。
もろみの上を歩いたり、ペットボトルの中で醤油詰めにされてキャップ閉められたりで面白かった。

そして資料館に案内されると記念品の醤油挿し入り「本膳」を頂いた。えー無料でもらっちゃっていいの?(マルキン醤油は入館有料だった、、)

ファイル 1930-3.jpg

資料館は小さめだったけど、木造の旧工場を活用してるようで木の天井と薄暗さがイイ感じで、展示物の歴史を感じられて良かった。

そして最後に売店を覗いた。

ん?あれ?醤油ソフトクリーム食べれるのって此処じゃなかったっけ??(実はそれが目的だったりする、、)
あ、もうひとつの方の醤油工場かな、、、
でも気軽で楽しめてなかなか良かった。

タグ:楽:験 楽:映 観:工 観:館 観:具

逆井カタクリ群生地

ファイル 1929-1.jpg千葉県柏市逆井の片栗自生地。

凄く近所のいつも通る道の近くなんだけど、時季外しちゃいがちで毎年は来てない場所。
たしか、、カタクリって桜が散り終わったくらいが時期だったと思うので丁度イイくらいかな?と寄ってみた。

臨時の駐車場に停めて細道を進むと、、
写真撮ってる人達が見えた!ってことは咲いてるんだな。ナイス。
と安心して歩いた。

で、その自生してる斜面は、一部カタクリ以外の青い花も咲いてたけど、そこ以外は一面カタクリが沢山咲いていた。

ファイル 1929-2.jpg

でも少し元気ない花も多く、少し時期遅かったかもって感じ。
そういえば、前に来たときも「桜が散り終わったくらいが時期」っ覚えててそれは勘違いでもう咲き終わってたって感じだったけか。桜の時期に合わせて来ればいいんだっけ、、
だからいつも桜ばかり気にしてて忘れてて時期逃しやすいんだね。

ファイル 1929-3.jpg

そう考えると今年は丁度桜が散った後だけど、これだけのカタクリがカワイらしく咲き残っててくれて有り難い。
しかも天気良く、斜面の向こうから照らす陽光と木々の蔭と覗く青空がイイ感じ。

住宅地の裏の小さなオアシスだね。

ちなみに前回の点景(→)

タグ:植:花