柏市藤ケ谷の16号沿いにある中華料理チェーン店。
よく通る道の16号との交差点にあって、たまーに寄って二回ほど点景にしてる店。
毎回、たまーーにこの珍來のラーメンが懐かしくなる時があるんだよねーとかなんとか思って寄りながらついつい期間限定メニューを食べて面白がってたりしてた。
今日はここまで渋滞は無かったんだけど、この16号出るトコだけは詰まってて(信号三回分の列)横目に見たらこの店の駐車場には車が一台くらいしか停まってなかった。お、じゃあまず「密」にはならないだろうから食事して行こうかな。と、気まぐれで寄ってみた。
(今回のドライブではここまでコンビニさえも寄ってなかったのに、、という迷いもチョコっとはあったけどw)
また入口に大きくかかった期間限定メニューの垂幕を見つつ店内へ入ると、思った通りガラガラ。客一人。半端な時間だからね。
で、カウンター席につくと、やっぱり期間限定メニューが気になった。
いやぁ、一応レイソルファンの端くれではあるけど、そしてこの店がレイソルを応援してて色々飾ってるのは知ってるけど「レイソルカレーラーメン2020」を無理して食べるほど傾倒はしていないので、これは無視。
でも「春キャベツとアサリの豆乳タンメン」は気になったー。
んーどうしようかー
毎回食べようと思ってる普通のラーメンは特別おいしいとかってものじゃあ無いしなぁ。。
と迷いながら今回こそ普通の「ラーメン」にしてみた。
あ、なんか器がおしゃれ。。妙にラッパ型の丼で珍の文字。これはひょっとすると、、と食べてみると、麺も汁も違ってた。
麺は昔はもっといわゆる手打ち麺的な太い麺だったと思うけど、随分と洗練された中丸麺。あ、でも縮れ具合に昔の名残のような雰囲気はあったし、歯ごたえや味はこんな感じで多分成分は一緒っぽい。
汁は予想以上に醤油が立ってしっかり胡椒もきいた強めの味。これはプレーンメニューにしては思い切ったなぁ、、と最初思ってたけど、慣れてくると「あ、珍來だわ」という昔ながらの味が感じられた。
メンマは太くチャーシューは小振りで男性的(という表現は現代では問題あるのかもだけど)な潔さを感じた。
やっぱ、そりゃ30年も40年もたてば変わるよね。ましてやラーメンブームを通り抜けて残るチェーン店。研究しなきゃね。
少し洗練され個性を強くしつつも、やっぱり昔の感じは残ってたという所で納得。
そして普通においしく汁まで飲めた。
今回、ずっと気になってた「たまには昔の」の今を知って、懐かしさの面では興味薄れたし、また食べたい!ってほどおいしいわけではないけど、普通に醤油ラーメンが食べたいと思ったら来たくなるかもしれない。(そして面白い限定メニューが楽しめれば尚良し)
この店は弟系で、都内や埼玉に多いのは兄系の「総本店」だそうだ。(よく聞く話だよなぁ)
他にも茨城系、千葉系、独立系とか色々あってよく分からないけど、ひょっとしたら昔の侭のラーメンを出してる系列もあるかも知れない。
けど
松戸市内にあって僕が子供の頃から食べてて高校生の頃には飽きてた珍来は、多分ここと同じ弟系の珍來だったと思うから、もうこれ以上の探求をするつもりはない。
ちなみに前回の点景→