記事一覧

東海道 金谷坂の石畳

ファイル 837-1.jpg島田市金谷にある旧東海道の坂道。
坂の下の入口の駐車場から歩いた。

思ったよりも長く続いてて、案内を読むと、30mほどは江戸時代から残ってて平成に入って430mの石畳を復元したんだそうだ。

とりえず、その現存区間だけでも見たいと思って登り始めた。
っていうか今日は食べてばっかりだから少しは動いて夕食に腹減らさないとね。

ファイル 837-2.jpgけどこの石畳、丸い石でボコボコで結構歩きづらかった。
なんか滑るし。

石畳ってもっと平らに近い舗装を想像してたけど、そうか、平らじゃこんな急坂登りづらいか。。
足袋とかだったら登りやすいのかな?

集中してしっかり登った。
こういう坂道でも苦にならないくらいの体力と体型はいつまでも保持したもんだね。

ファイル 837-3.jpgしばらく登ると丁度中間あたりに「すべらず地蔵尊」というのがあった。
石畳が滑りやすいからなのか石畳になって滑らなくなったということか分からないけど、受験生には縁起良さそうだね。

そして上まで登りきった。

まさかとは思ったけど登った上はやっぱり道路だった。
車でも来れる場所に登ってたというのは何か達成感薄い気分。
それと、、、どこが現存30mの部分なのかわからなかった。
復元工事の時にとっぱらっちゃったのかな?

ファイル 837-4.jpg

その先には「菊川坂の石畳」と言うのがあるらしいので、ゆっくり歩いて向かってみた。

あー平らなアスファルトは歩きやすいなぁ (^^ゞ
一面の茶畑もいい眺め。
そういえば、車で通過はあるけど歩いて間近に茶畑を見るのは初めてかも。お茶の匂いとかってしないんだね。


で、「菊川坂」に出る前に「諏訪原城跡」というのがあったので寄ってみた。


で、結局、城跡で満足して(日も暮れそうだったし)「菊川坂」には行かずに引き返した。

ファイル 837-5.jpgまた「金谷坂の石畳」を下る。
行きは足元ばかり見て登ってたけど、帰りは下りだから景色見ながらのんびり下れるかな、、、なんて思ってたけどアニハカランヤ。
下りの方が足元滑りそうで怖く、しっかり歩きたいのに加速付きそうで怖く、踏ん張りながら丁寧に足元見つめて下った。

上りより下りの方が疲れた。膝にきた。でも面白かった。

これ、大名行列とかも通ったのかな?
飛脚は走って通ったのかな?
昔の人は足腰の鍛え方が違ったんだろうな。

あー、夏だったら裸足で登ったら気持ちいいかも。(サンダルじゃ登れないよね。)

タグ:楽:登 楽:集 観:道 観:石 観:寺 観:農

諏訪原城跡

ファイル 838-1.jpg島田市金谷にある戦国時代の城跡。
武田末期の東海道方面最前線の城だそうだ。
徳川との激戦で最後は落城、武田の滅亡と徳川の東封で廃城。
という戦うための城だったようだ。

入口に「パンフレットあります」とか書かれてたけど。こういうとこのパンフって切れてたり濡れてガビガビだったりだよな、、とか思いきや、立派な密閉率の完成度高いプラボックスにちゃんとプリントが入ってて感心した。

まず大手曲輪は茶畑。その先には雑木林。
でも、そんな合間に「武家屋敷跡」とか「馬場跡」とか案内が立ってて、堀に至っては○号掘と細かく番号つけてあちこちに案内が立っていた。
そんな堀は深いものから浅いものまで沢山残ってて要害らしい姿が見えて興奮した。

ファイル 838-2.jpg

いやぁ、みんなで来てるんだからゆっくり話しに加わりながら歩けばいいのに、ついつい先に歩いてニノ曲輪から本曲輪へと見て回った。
本曲輪はかなり広く、奥の端は崖のようになってて見晴らし良かった。

ファイル 838-3.jpg

金谷の町と大井川。その向かいの島田の町に、遠くは焼津の先の海も薄ら見えていた。
昔の人も東海道歩いてきて、ここで休憩して眺めたのかもしれないな。

ファイル 838-4.jpgさて、最後に「カンカン井戸」という井戸まであった。
この井戸内部の石はいつの時代のものだ?
城の現役の戦国時代のものだったら凄いなぁ。
もちろん底は浅く埋まってしまっていた。

そんな感じの城歩き。楽しかった。
僕はこういう城跡大好きでワクワクするけど他のみんなはどうだったでしょう?

タグ:楽:歩 楽:集 観:城 観:史 楽:眺 景:町 景:川

静岡SA

ファイル 836-1.jpg静岡市葵区小瀬戸にある新東名高速のサービスエリア。
新東名は去年夜明け前に一気に通過しただけなので寄り道は初めて。

やっぱり新しいサービスエリアで、箱のような建物の前には芝生が小さな丘のように土が盛られてて洒落た公園みたいになってた。
ポカポカの春のような陽気でのんびり出来ていい感じ。
普通ならこんな山間の風通しよさそうな所、寒くてのんびりするどころじゃないだろうね。

トイレ休憩がてら店の中を覗いてみた。

ファイル 836-2.jpg何やらガンダムのショップがあった。
さすがプラモデルのメッカ静岡だね。
とはいえガンダムといっても売ってるものはプラモデルではなく服とかシャツとかファッショングッズ。
Tシャツの自販機とかもあった。
何か買おうかなーとか思ったけど、特別コレというものがなくてスルー。(ジオングのトートバッグは渋かった)

ファイル 836-3.jpgさて、特に腹減ってなかったけど、ついつい気になって食べてみたものがこれ「黒はんぺんで桜えびを挟んで揚げた 静岡揚げ」
料理学校で考案したものらしい。
これは黒はんぺんの鰯味と桜えび味にチーズと青のり、それぞれの味が生きてて美味しかった。ナイス。

なんか友達はパン買ったりクレープ買ったりガッツリ食べてた。

ファイル 836-4.jpgなので僕ももうひと品。
鶏膳の「青木養鶏場 駿河シャモ」、、、は売り切れ。
「富士の鶏」モモ串。
あ、またさっきとなんか同じような物たべちゃった。
惹かれるんだよねー。

いやーダラダラと食べてばっかで旅行な雰囲気満点で楽しかった。

で、また例によってしょっぱいの食べたままで飲み物買うの忘れて出発。。

タグ:餐:揚 食:串 楽:集 観:キ 観:装 観:P

足柄SA

ファイル 835-1.jpg小山町桑木にある東名高速のサービスエリア。
帰りの上りでは何度か寄ったことあったけど、行きの下りは初めて入った。っていうかちょっと前とは全然違って綺麗になっちゃってるからどちらにしても初めて感満タン。
ここって神奈川県だとばかり思ってたけど静岡県だったんだ。。
なーんとなく足柄って地名は神奈川って覚えてたんだけどまたがってるんだね。

ファイル 835-2.jpgさて、昼飯は何にしようか。
いくつも店舗入ってるフードコートからお土産売り場まで迷って歩いてたら、何やらフォーミュラーカーが展示されてた。
インディのものらしい。
その周りはトヨタメインのレース系グッズ売り場になってた。
ははん、富士スピードウェイが近いからだな。
でも富士でインディってやってたっけ?

で、食事はガッツリとんかつ屋さん「新宿さぼてん」にした。
東京を抜けてきたのに新宿かぁ?とか思ったけど「御当地限定 富士湧水ポークロースカツ定食」なんていうのがあったのでそれにしてみた。
(でも料金が普通のの2倍だった。。。)
「岩塩でも美味しく召し上がれますのでお試し下さい」と言われたので半分は岩塩で半分はソースで食べてみた。

ファイル 835-3.jpg

んー?富士湧水ポークっていうのはよくわからなかったけど、まぁまぁ美味しかった。(美味しい豚肉あちこちで食べてて舌が肥えたか?)
っていうか岩塩で食べた方は旨かった。
半分と言わずに全部に振ってくればよかった。(フードコートなので調味料はカウンターにしか置いてない)

ファイル 835-4.jpgそれと、、
食後はやっぱりソフトだな。
「富士山朝霧高原 富士ミルクランド」のソフトクリーム。
ミルクの味バッチリで柔らかく味バッチリながらサッパリでうまかった。
けど、この朝霧高原、この後寄ったサービスエリア全箇所に同じ店舗があったので、ここで慌てて食べる必要もなかった。。
後々どんどん有難味が薄れてしまって些残念。

ファイル 835-5.jpgで、更に最後にもうひとつ、
「厚木の白モツ串」
これは所謂B級グルメのシロコロホルモン?とか惹かれて買ったけど、、多分違うと思う。
ちょいパサパサのシロの塩。好きだからいいけどね。
まー旅行で浮かれて気持ち大きく細かいことは気にせず出発。

あ、しょっぱいの食べたままで飲み物買うの忘れてた。。

タグ:観:車 食:定 餐:揚 餐:冷 食:串 餐:肉 楽:集 観:P

くいもんや北海道

ファイル 782-1.jpg笛吹市石和町の140号沿いにある飲食店。
こちらは六年前に来たことある馬刺丼のおいしい店。

山梨で「北海道」、入口の暖簾は「クマ出没注意」だけど、食べるのは甲州名物の「馬刺し丼」。
他にも「ほうとう」とかもある。

北海道物は海鮮系でいろいろあって、近所で飲みに来るなら馬刺丼以外も食べてみたいトコだけどね。

さて、まよわず馬刺し丼。

ファイル 782-2.jpg

うんやっぱいいね。
馬刺しはやわらかく、生姜ダレにしみたごはんもイイ感じでおいしかった。

馬刺しは、子供の頃に父親の行く居酒屋に付いてって初めて食べて感激して以来の好物。
普段はやっぱり居酒屋とかでの酒の肴でくらいしか食べない食材だけど、こうしてご飯で思い切り食べれるのは嬉しい。

タグ:食:丼 餐:肉

ほったらかし温泉

ファイル 781-1.jpg山梨市矢坪にある人気の日帰り露天風呂。
何かと話の話題にものぼる有名温泉。それだけに凄い混んでるイメージで、いつも寄っていこうかな?と迄は思いつつも、やっぱり敬遠しちゃって来てない。
振り返れば九年前に入って以来ずっと来てなかった。

で、まぁ午前中ならそんなに混んでないだろう、と思って来てみた。
んー夜の混み具合は分からないけど、思ったよりは人がいて、タクシーで乗り付けてる客とかもいた。

ファイル 781-2.jpgそういえばこの「ほったらかし温泉」、たしか前来たときはは一つだったけど、二つ目がオープンしてたんだよね。
「あっちの湯」と「こっちの湯」ってどっちが新しいんだっけ?
と、案内板の前で迷ったけど、正面に富士山が見える方がイイやと思って目の前の「こっちの湯」に入った。

あ、こっちが昔から有る方だ。入った覚えがあった。
けど、モロ正面に富士山が見えた。
七合目くらいまで冠雪した姿を堪能しつつ優雅に入浴。
いやーいいね銭湯と違って本物だからね。(富士山描かれた銭湯なんか久しく行ってないけど、、、)
太陽もほぼ正面で燦々と眩しかったけど気持ちよかった。

さて、
入浴後は、ここで食事しちゃおうと外の食事コーナーに行ってみた。
「ほうとう」とかもあってそれにしようと思ったんだけど、「十五分くらいかかります」とかかれてて怯んでやめた。
結局名物の「温玉あげ」だけ食べた。

うんこれはおいしいね。
風呂でずっと見てた富士山を此処でも眺めながら卵をパクついた。

ファイル 781-3.jpg

土産屋まであって覗いてみた。
なんか全然ほったらかしじゃないよね。
あ、いや、客がレジに来てもほったらかしの土産屋だったらヤダなぁ、、とか思ったけど、そんなことはなかったw

タグ:楽:湯 餐:揚 餐:卵 景:山

横溝正史館

ファイル 780-1.jpg

山梨市江曽原のフルーツセンターで、手前から案内板を見かけてて寄ってみた。
資料展示館みたいなものかと思ったらなんか普通の家だった。。
あれ?間違ってないよな?とか思いながら玄関から中にはいると、入館料(100円)の券売機があった。

中には案内(管理)の女の人がいて、パンフレットもらったけど読む前に聞いてみたら、ここは都内の世田谷区成城にあった横溝正史宅の書斎を移築した物だそうだ。
へー。
でもなんで山梨?縁あったの?と聞けば、長野に行く途中で山梨には立ち寄ってたけど、特別何かあるって分けでもなく、生前仲良かった神保町の本屋さんが山梨の人で、働きかけて山梨市が移築に名乗りを上げたとかという話。

この女の人がまたとても感じよくフレンドリーでキサクで横溝作品の話や企画イベントに参加したときの話など色々面白く話してくれるので楽しくなって書斎の机前に座ってゆっくり談話。
岡山の金田一遊歩道や金田一温泉とか色々話が通じて面白くて、それに客が他にいなかったのでノンビリしちゃった。
話は横溝関係だけでなく山梨の話や温泉の話など色々面白かった。

ファイル 780-2.jpgさて、
建物は書斎と隣の部屋(先生が寝室に使ってたそうだ)の二間で本来はその先に横溝家の本邸が続いてたそうだ。
縁側は日当たり良く、横溝作品を彷彿させるような印象はまるで無かった。
けど、作家の日常が作品のイメージでいっぱいすぎてもわざとらしすぎて気持ち悪いから、変な装飾してない普通すぎる感じで良かった。

こんな普通の家で数え切れないほどの殺人事件を考え続けていたという非日常感が逆に恐いねww

ファイル 780-3.jpgこれだけかと思いきや、裏の奥の部屋があって、書庫にしてたそうだ。(ちゃんと床に本棚の跡が残ってた)
そこは直筆原稿や色紙などの資料、使っていた筆記具や煙管が並べてあってちょっとだけ資料館になってた。

まぁ、正直言えば興味ない人は「?」だろうし、興味有りすぎる人は物足りないのでは?という印象の所。
逆に、自分みたいなたまたま通りかかったファンには嬉しい場所。
え?何でこんなトコに?と覗いたら、いろいろ濃い話が出来て面白かったという感じ。

いやー、ドライブのサイトとしては寄るんだったら同じフルーツ公園で開催されてた車のイベント「ULTRA MOTOR FESTIVAL」にするべきだったのかなぁ、、なんて思ったけど(しかも無料だったらしい)、個人的にはこっちで良かった。大満足。

外に出るとその車のイベントで駐車場に入りきらない車がウロウロしてるみたいで混雑してた。
自分が駐車場から出るときは目の前にいた車に感謝されちゃった。そんな面白いイベントだったのか、、勿体ないことしたのかな。。

タグ:観:館 観:屋 楽:話

首地蔵

ファイル 779-1.jpg山梨市掘之内の県道中で見かけた大きな石。
見かけたと言うより道に迫り出してて、避ける形で過ぎてみると地蔵だった。
あれ?なんか見たことあるような、、諏訪の方にあるやつとは違うのかな。

ちょっと止まってじっくり見てみた。

解説を読むと、
昔、大雨の土砂崩れで転落してきた大岩の下敷きで死んだ娘が祟るので、旅の僧が地蔵の首を彫って岩に乗せて供養した物だそうだ。
で、
この道路を拡張するときに割って撤去しようとしたら、また祟るのでヤメてそのままになってて、近年では舗装工事の時に位置を動かして祟られたそうだ。
(手前にある玉みたいな石は何なのか説明無かった)

ファイル 779-2.jpg

んーちょっと恐い系のスポットなのかな。(^^ゞ
岩には触らないようにしよう。

ファイル 779-3.jpg前の方から見るとこんな感じ。
対向車側からだとそんなに飛び出してるようには見えないね。
そういう風に道を拡張したんだろうけど。

どこもかしこも傍若無人に貫かれた道路を呑気に横柄に通過しまくってる者としては、たまにこういう道を遮る不思議なモノを見ると、道のありがたさと何気なく通過するだけの地域地域それぞれに歴史がある事を思い感じられる。

タグ:観:像 観:石 観:伝

道の駅 大日岳

ファイル 769-1.jpg郡上市高鷲町の156号(158号重複)沿いにある道の駅。
峠道のカーブ途中のチェーン脱着用駐車帯くらいの小さな道の駅。
ちゃんと店もあって「一番小さな道の駅」と書かれてた。
いやいや、もっと小さいところあは何軒もあったぞ。
岐阜県内でとか中部地方でってことかな。

ファイル 769-2.jpg入口の大きな暖簾にこれまた大きく「高山ラーメン」とあって、ラーメンがウリの道の駅なのかな、、と思って入ってみたら、ウリというよりモロにラーメン屋だった。
ここまで単純にラーメン屋になってる道の駅も珍しいかも。
ラーメン屋だけど一応ちゃんと道の駅、店内の半分は売店になってたのであまり座席は多くないけど、昼の割に混んでなかったからここで食べることにした。

ファイル 769-3.jpg

さて「醤油ラーメン」
高山ラーメンは高山市街で何件か食べてたけど、さっぱり味で独特な御当地ラーメン。個人的に正直言えば「おいしいけどたまーにしか食べたくないラーメン」。
でも
ここの高山ラーメンはそんな市街のものほど極端な独特さっぱりではなくてまろやかで食べやすいラーメンだった。
これならチョクチョクでも食べたい感じ。
このくらいがいいな。おいしかった。

タグ:餐:ら 道の駅

大地の市

ファイル 742-1.jpg津南町の市街ちょい裏の広場に作られた「大地の芸術祭2012」出展のアートオブジェ。

大地の芸術祭は三年に一度の開催で、この地域のあちこちにオブジェ的な芸術作品を展開するイベント。
詳しくは知らないんだけど、この地域をドライブしてると期間中じゃなくても参加作を見かけたりして面白い。
五月には「脱皮する家」(→)を見て面白かった。

ファイル 742-2.jpgさて、今日の「大地の市」は街の表通り一つ裏の広場にあった。
まずは、ちょっとした台があって少し見下ろせた。

白く塗った襖を組み合わせたものが林のように広げられてた。
「どうぞくぐったり跨いだりして中に入り込んでください」
というので入り込んでみた。
何か楽しい。

ファイル 742-3.jpg

ファイル 742-4.jpg「建具ノモリ」というオブジェで、このそれぞれの空間に店が入って「大地の市」になるんだそうだ。

もう芸術祭も終盤で今日は二つしか店が入ってなかったけど、なるほどそういうことか。
沢山入ってたら楽しそうだな。

芸術とかはよく分からないけど、面白そうで楽しそうでなんかワクワクする物っていいよね。

タグ:楽:催 観:藝