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道の駅 まつだいふるさと会館

ファイル 1760-1.jpg十日町市松代の253号(403号重複)にある道の駅。
ここは、「北越急行ほくほく線」まつだい駅。列車の駅の前にある道の駅って全国に沢山あるけど、駅舎そのものが道の駅というのはあまりないと思う。
なんかズルイ。どう考えてもドライブ中の休憩場所としての利用より鉄道利用の客の為の建物って雰囲気で場違い感あって落ち着かないんだけど、能登の空港の道の駅よりは全然寄りやすいので嫌悪感は薄い。
まぁ気にせず休憩。
駅には列車を待つ高校生が沢山と、のんびりしてるだけっぽいご老人が寛いでいた。平日の昼だもんねこんなもんだよね。

そして二階の食堂は、、定休日。あーやっぱ月曜日って厳しいね。

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売店や他の駅舎内を見て回った。
駅の入口近くには何やらカッコいい特急列車の頭の模型があった。これは以前この路線を走ってたJR乗り入れの特急「はくたか」(通称スノーラビット)だそうだ。北越新幹線の開業で廃止になっちゃったのかな?以前は北陸方面に向かう列車では最短距離の路線だったそうだ(富山出身のウチの社長の話で聞いていた)

ファイル 1760-3.jpg土産品は揃ってた売店だけど、チョイ食いできるものとか何かないかなーと見てて目についたのが人参ジュース「雪の下人参」
雪の下で寝かせた人参は甘くなるそうで、この地域の特産物。(「津南高原」とあったからここ松代とはちょっと違うけど、まあいいかな)
飲んでみたら、絞ったというより砕いたって感じの固形分豊富なドロドロのジュースで、やっぱり甘くておいしかった。

そして、そういえば今日の服装の色と完全にマッチしてるな、、と勝手におかしくニヤケながら一気に飲んだ。

外に出て周りを見ると、線路の先に変な花のようなオブジェが見えた。
「大地の芸術祭」のひとつ「花咲ける妻有」だそうだ。
正直毒々しい色彩から、何もない自然の風景の方がよっぽど芸術に思えた。何にしても色々感じさせて気付かせてくれるのが芸術だと思うから素敵だと思った。

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その横の棚田にある人影のもそうかな。横にある雪国農耕文化村センター「農舞台」から見るのが正しい見方らしい。

線路の手前には特急列車の形のベンチがあった。あれ?さっきの駅舎内で見た流線型のとは違って四角いのもあるんだ、、とか思ったけど、こちらは後ろ姿。ちゃんと逆から俯瞰で撮った写真に前からの姿も写してた。
そしてタイミングよく列車到着。(高校生が沢山待ってたからそろそろ来るかとは思ってたけどね)

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駅にダッシュする高校生を目で応援しつつ。列車を見送って車に戻った。(ああ、のんびりしてるだけっぽいご老人は車で迎えに来てた人達だったか、、失礼失礼)

タグ:餐:飲 観:鉄 観:模 観:藝 道の駅

坊金の大スギ

上越市安塚区防金の山の中腹にある杉の巨木。
思った以上に国道から入り込んだ山の上で、急勾配の細い林道でハラハラした先にちゃんと駐車スペースもあって、こんな場所なのに目前まで車で来れるというありがたいロケーションの古樹。
車を降りてさっそく樹を見た。

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高いというよりもどっしりと貫禄ある印象の樹で、杉のわりには幹が躍動するかのように畝って四方に広がっていた。杉って上へ真直ぐピンと伸びるイメージだけど単独だとこんな感じになるのかな?

説明板によるとこの木は樹齢800年以上、樹高25m、目通り8,5m、枝張り26mの巨木で、県の天然記念物。武能諏訪神社旧境内に生えた御神木だそうで、この場所は昔神社だったんだね。(今では祠らしいものすらないみたいだけど)

ファイル 1759-2.jpgまた、「下方に向かって張り出した枝の中で北側の一本は、枝が地に接してそこから派生した四本の枝が垂直に延びている姿は奇観である」とあるけど、どれだろ?地面まで垂れた枝は見当たらなかったからもう折れたかな?けどそれらしい小さな杉は北側に生えていた。これか。

そして樹の先の向かいに見える山は直峰城址の城山(標高344m)
戦国時代に上杉謙信がその直峰城との連絡のためこの杉に枝に鐘を吊り下げて連打して合図したそうだ。

杉の手前は廃れた棚田のような段になっててちょっと登って上から杉を眺めた。

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ファイル 1759-4.jpgこの上にはその棚田用っぽいシートで作られた溜池があって、トンボが飛び回っていた。カエルを期待して歩いてみたけどそれは見かけず、トンボだらけ。
どのトンボも素早く飛び回ってて写真は撮れず、ゆっくり飛んで止まったりしてるのはイチャイチャしてるカップルだけだった。。

そして車に戻ると、駐車スペースの前からは南東の眺めがよかった。
小さな棚田があちこちに見える谷間で、ここへ来る途中の林道からも見下ろせた風景。ドライブ日誌本編の方では割愛しちゃったのでここのは載せておこう。

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ちょっと思いのほか険しい道で奥の奥で寄り道が過ぎたかな、、とか思ってたけど、樹は立派で見栄え良く景色も眺望もよくていい休憩。
深い山の国道をクネクネ走るのがメインみたいなこの1日の象徴って感じの寄道。来て良かった。

タグ:植:樹 楽:眺 景:山 観:然 観:城 観:農 動:虫

信州製菓

ファイル 1758-1.jpg長野市若穂綿内の403号沿いにある「おやき」の店。
暖簾が掛かってたので覗いてみたらもう営業してた。朝は8時からだそうだ。ナイス。

店はその奥が工場で、おばちゃんたちがテキパキとおやきを作るのが見えた。
っていうか店舗の開店が8時だと工場はもっと早くから稼働してるんだろうな。お疲れさま。

さて、おやきは種類豊富で迷うんだよね。取り敢えず気になったのを4つほど購入。車で走りながら食べようと思ってたけど、店内にテーブルもあって、こちらで食べてってもいいみたいなので食べてくことにした。
そば茶もいただけた。

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まず食べたのが「こねつけ」という初めて聞く物。これはおやきとは違って、米と味噌の餅菓子風なもの。これがおいしかった!
味噌のおにぎりみたいなもんかと思いきや、ちゃんと菓子のような軽さと纏まりがあり、おやきの合間に食べても違和感がなくそれでいて味噌も米も美味しくて面白い。

そしておやきは「にら」と「きのこミックス」と(辛くないか確認して)「野沢菜」。
どれもいい味でおいしかった。

いやぁ正直言って中華まんよりおやきの方が好きだなぁ。冬のコンビニとかでもやればいいのに、、(いや、でもやっぱ旅先で食べてこそなのかも)

ファイル 1758-3.jpgで、食べ終わって、特に気に入った「こねつけ」をおかわり。2つほど買って車で走りながら食べた。
ゆっくり食べるつもりが、もう走り出してすぐ食べてぺろりと平らげちゃった。
軽い食事だけど名物料理で充分満足の朝食。
っていうか朝早くからありがたいね。長野の好感度がまたまた回復してきた。

タグ:餐:饅 観:工

千曲川展望公園

ファイル 1757-1.jpg千曲市八幡大池の403号沿いにある展望台の駐車帯。
もう何度か立ち寄ってて点景にもしたことあったけど、だからって理由で通過しちゃうのも勿体ない気がしたのでまた休憩。

やっぱりこれだけ晴れた朝だと気分良く見渡せるね。
夏だけにもやっとして山並みは霞んでるし、長野方向の市街の町並みも霞んでた。
それでも輝く千曲川の水面や焚き火の煙と田圃の緑、いろいろ眺められた。姨捨の棚田は焚き火の手前辺りかな。

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そして鳥の声があちこちから聞こえてて、目の前の林の気の上に停まる鳥とかデジカメのズームで眺めたりした。
これはまたホオジロかな。

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グルッと見回してたら、403号の先の案内標示板の裏に大きなスズメバチの巣を見つけちゃった。。こわいこわい。

タグ:楽:眺 景:山 景:川 景:町 観:農 観:P 動:鳥

聖湖 一本杉桟橋

ファイル 1756-1.jpg麻績村麻の403号沿いにある湖に架かる釣り用の桟橋。
この「聖湖」は聖高原の猿ヶ馬場峠脇にある山上湖で、天然の湖だそうだけどどうも名前が胡散臭くて勝手ながらあまりいい印象を持ってなかった。(昔から虫酸走るくらい大嫌いな某アイドルの名前の字だし、、)ウィキによれば昔は別の名前で呼ばれてた沼地を造成したそうなので天然の姿ではないようだ。昔の名前の侭でよかったのに。

そんな勝手にマイナスな印象の湖だけど、この朝は霧を抜けて広がった青空で気分良く、朝の爽やかな休憩になるかな?と思い深く考えずに寄ってみた。

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ら、
湖にはその釣り用の桟橋が長く続いて浮かんでて、釣り人も対岸の方にしかいなかったので悠々散歩。
湖面を見ながら歩くと魚影濃く、泳ぐ魚が沢山覗けた。

これは、ブルーギルとブラックバスだ。(脇に黒い丸があるのがギルで尾が黒く見えるのがバスだね)
とくにブルーギルは観賞用かよってくらい沢山いて水面叩いたりして元気だった。

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少し見てたらルアー釣りの人が来たので「凄い沢山いますね」と会釈しつつ邪魔しないように日向の方にも歩いて行ってみた。

深い方の水面に見えた少し大型の魚はヘラブナかな。こっちは水面まではあがってこなくてハッキリは見れなかったけど多分ヘラ。「見える魚は釣れない」なんて云うけど、こんなに見えてれば簡単に釣れそうだよな。
まぁ、もうしばらく釣りはやってないし未練もなく、散歩がてら泳ぐ魚影が見れればそれで満足。楽しい湖だった。

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フト振り返るとルアー釣りの人が魚を釣り上げてた。近寄ってみると小型ながらちゃんとバス。(ブルーギルは引きもつまらないし、体のあちこちがトゲトゲで針外すの面倒なんだよね)しかもミノーで上げてた。
「ミノーで釣れると面白いですよね、ルアーで上げたって気になりますよね」思わず話しかけちゃった。「朝イチはとりあえずワームでやってましたけどね、やっぱり嬉しさが違いますね」
なーんかやっぱたまにはルアーも面白そうだな、、とか思えてきた。

タグ:楽:眺 景:湖 観:橋 動:魚 楽:話

道の駅 砺波

ファイル 1755-1.jpg砺波市宮沢町の156号沿いにある道の駅。
市街の中央の「チューリップ公園」の近くというイイ場所にある道の駅だけど、夏だし夕方だしガラガラだった。
到着したのが夕暮れギリギリだったのでここで食事できたら、、と期待してたけど、どうやらもうトイレ以外は閉まっちゃってるみたいだった。
まぁ想定内なので、トイレと地図確認(日帰り温泉検索)だけ済ませて出発するか、、とか思いつつふと気づけば、前の道を挟んだ向かいの建物にも「道の駅」とあった。
渡ってみたら、そっちに物産館と飲食店があった。

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物産館はやっぱり閉まってたけど「砺波そだち」という飲食店は営業していた。
ナイス。。と思ったけど、パッと見、焼肉屋みたいな雰囲気でちょっと怯んだ。んー、、確かに夜は焼肉しゃぶしゃぶとかの方がメインぽいけど、とやまポークの定食物もあったし「大門素麺」というのが気になったので思い切って入ってみた。

で、とやまポークというのも気にはなってたけど、ちょっと暑くてバテ気味で、肉よりさっぱり食事したかったので「大門素麺セット」を食べてみた。
大門素麺というのはこの砺波市内に江戸時代から伝わる御当地素麺だそうだ。いいねいいね。

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んーさっぱり。
思ったより柔らかめでかわいらしい感じの素麺。
あれ?そういえば朝も似たような食事してたね。朝食べた「氷見饂飩」はスルッと素麺っぽく感じたのと対照的に、こちらの「大門素麺」は瑞々しい饂飩のような印象だけど、絡まず啜りやすくて一気にぺろりと食べられた。(セットの品はパッとしなかったけど、まぁそれは仕方ないか)

さて、食べ終わって外に出たら、もう日が暮れていたけど、まだ少し明るいのでチョコとお散歩。
すぐ裏の「チューリップ公園」ってどんな感じだろう?と歩いてみた。

ファイル 1755-4.jpgら、その公園手前の文化会館あたりからやけに人が佇んでて、公園内も昼間かってくらいの結構な人がふらふら歩いたりしてた。
あ、あーあーあー、ポケモンGOね。
ニュースや友達から聞いてはいたけど、たまたまなのか、先週から始まったこのゲームに沸いた風景を目の当たりにすることはなかったんだけど、ここにきて目撃。なるほどー地方都市の中心的な公園とかだとこんな感じなのね。と納得した。

で、公園は「チューリップタワー」が中心にあって、周りが花壇になってた。
もうチューリップの季節じゃないけどね、、とか思ってみると赤い花が! え?まじ?こんな季節まで咲き残させたの?さすがチューリップ日本一の砺波だ、、パねぇな!とか思ったけど、よく見たらカンナだったww

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ゲームの人たち以上に賑やかだったのが、頭上の高圧電線に群がる鳥達で、すげーなーと見上げてたけど、糞が落ちてきそうな気がしたのでのんびりせずに退散した。(最近職場の近くでやられたばかりなので、気をつけてる)

タグ:餐:麺 観:園 観:塔 動:鳥 植:花 道の駅

道の駅 赤神

ファイル 1754-1.jpg輪島市門前町赤神の249号沿いにある道の駅。

ここは能登に来た3年前の前回、5年前の前々回共に寄ってて三回目の寄り道。
 なんだけど、とくに何があるわけでもなく点景にしてなかった。ので、今回もトイレだけの休憩のつもりで寄ってみた。

ら、
3時半の半端な時間ながら食堂がやってた。

ファイル 1754-2.jpg朝獲れ地魚の「刺身定食」が千円とあったので、いいじゃん!とここで食事にした。
あれ?前回はなんでここで食べなかったんだっけ?

店内には北前船の模型が棚の上にあって、そんな上じゃよく見えないじゃん、、とか思ってたけど、食堂のテーブルについて待つ間に見上げるとカッコいい角度で見れた。なーるほど、いい演出だわ。

そして「刺身定食」登場。
刺身はアジとイカとサザエ。うんうん、アジは特に見てきたばかりだからうれしい。

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したら、アジは兎も角それよりイカの甘み、サザエのコリコリ感が美味しく期待以上のおいしさ。半端な観光漁港の高い定食に手を出さなくてよかった。(そういうトコ行くこたないけど)
そしてポテトサラダにも貝が入ってて、こっちは柔らかいからツブ貝かなと思い、後で聞いてみたらこっちもサザエだそうで驚いた。調理で変わるんだね。
小さなイカ天も汁のワカメも、そしてモズクも美味しく満足の昼飯。

会計時に聞いたらここは漁協直営の店で今年で来たばかりなんだそうだ。これは意外な穴場。やっぱり前回の印象なんかに捉われずに直感で寄り道したほうがいいね。

ファイル 1754-4.jpg店を出ると外の角に灯台のランプが飾られていた。
あー、あーあーこれ前は店内の今の食堂のところにデン!と置かれてたやつだ。思い出した。そうだよ前は食堂のない地味な道の駅だったんだ。
で、どこの灯台のランプだっけ、と解説を見てみると「猿山岬灯台」とあった。大正9年(1920)の初点灯から能登半島地震(2007)の被災で故障するまで使われてたものだそうだ。
今日はもう通り過ぎてきた北側の国道が海から離れてた区間にあり、林道の先から30分歩くらしい。もちろんパス。(前回ももちろんパスだったので点景にしてないんだろう)
雪割草群生地があってその季節に来るとにぎわっているらしい。3月の後半かぁ、、難しい季節だね。

タグ:食:定 餐:魚 餐:貝 観:模 観:装 道の駅

垂水の滝

ファイル 1753-1.jpg珠洲市真浦町の249号沿いにある滝。
249号を進んでてずいぶん手前からその案内標示を見かけてたけど、どうせ山側の道に折れて奥まで進んでさらに歩いて、、とかそんな感じじゃないかな?なんて思ってたけどアニハカランヤ。なんと国道沿いに「寄り道パーキング垂水の滝」という駐車場があるお手軽なスポットだった。あれー?249号は何度も通ってるけど、全然知らなかったなー、、と驚きつつ思わず寄道。

駐車場からも見える海沿いの崖を落ちる涼しげな滝だった。

その滝の横に見えるトンネルは、案内板を見ると能登半島地震(2007年)で被災した「八世乃洞門」。翌々年(09年)「新八世乃洞門」が開通して国道から降格して廃道となったそうだ。
ってことはそれ以前には車ですぐ脇を通ってたんだ。。(あれ?日誌や写真を見返すとその間の08年に逆方向からだけど通行してるな、、崩落で不通だったってわけではないんだ、、)

そしてその旧国道の洞門の脇から「浪の花道湯歩道」という「落石危険通行止」の道を進むと滝の真下に歩けた。

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15mの断崖で海に直接落ちる「垂水の滝」は、そんなに水量多くはないけど、大きく二段に細かく何段にも岩肌にあたって飛沫を撒いて、崖の日陰で涼しく真夏の避暑休憩に最適な気持ちいい滝だった。

他に人も来てなくて独占だったので、しばーらくのんびり涼んだ。

ファイル 1753-3.jpgそしてちょっと遊歩道の先に進んでみると、もう一目瞭然の「落石危険通行止」。見事に落ちた岩が遊歩道を破壊してた。
崩れやすい所のようで大地震以前から新しいトンネルは計画されてたそうだ。

この「浪の花道湯歩道」の先には修行僧の洞窟「福が穴」や手掘りの「接吻トンネル」というエロスポットなどがあるらしいけど、まぁそれは曽々木側から行けるようなのでいずれ気が向いたらってことで。今回は滝だけ眺めて折り返し。

滝に歩いてくる次の観光客の一行が見えたので、一段下の海沿いをすれ違わないように引き返した。
海側から振り返るとまた滝の落差がよく見えていい眺めだった。

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その滝の手前の駐車場前の浜辺も青い海とキレイな水で、写真だけ見てるとちょこっと足ポチャくらい、、いや膝ポチャくらいまでの寄道をしたいような気になるけど、当地ではもう暑くてそんなのんびりする気にはならず、写真だけ撮ってまっすぐ車に戻った。

タグ:景:滝 景:崖 景:岩 景:海 楽:浸 観:道

九十九湾海域公園 磯の観察路

ファイル 1752-1.jpg能登町越坂の九十九湾の湾港東岸にある城ヶ崎の周りの歩道。

この岬は城跡だという遊覧船の船内ガイドを聞いて興味持ったのもの「上のキャンプ場に城跡の案内とかありますか?」と船長に聞いたら、よくわからないけど無いと思う、、といわれた。
とりあえずその周りの海岸の歩道は岬の周りを一周してて大人の足なら10分くらいで廻れると聞いたので、歩くだけ歩いてみようと遊覧船を下船後に進んでみた。

この遊歩道。道というか殆どの区間は石の足場が飛び飛びで並んでいるコース。
子供でも渡って歩けるくらいの間隔で、立ち止まったりしながら海の上を歩く感じで楽しい道。波の穏やかな九十九湾ならではのコースってトコだね。

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「磯の生き物」とか「磯の魚」とか案内板も幾つか足元の岩に設置されて丁寧。
途中、海の方へ進む脇道の石は、ぎりぎり水中に沈んだ形で思わず足ポチャ。んん、気持ちイイ。
そして海に突きだして途切れる石の先ではシュノーケリングを楽しむ人がいた。魚多そうだし楽しそうだな。

そして岬の突端には救命用の浮き輪と「九十九湾海域公園」の標示。
ここから階段があって岬の上に上れそうだけど、途中でロープで閉鎖されてた。んー、やっぱ何処にも城跡の標示はないので、閉鎖されて無くても上るのは遠慮したと思う。(おかしいなぁ、、船内ガイドを聞き間違えたかなぁ、、)

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水がきれいなので海草の揺れる水中もよく見え、大きめの魚も見えたりしたけど、大きいのは素早くて写真には写せないね。(さっき生け簀で撮ったからイイや)小さい群れはあちこちにいて悠々撮れた。
そして岩場にはカニもチョコチョコ顔出してた。(何故か写真は全部ピンぼけだった、、)

岬の東側の湾の外側は磯で遊ぶ家族連れが多く、すれ違い用に二列に並んだ石のトコで待ったりして離合。
湾の外側も元々穏やかな富山湾の海。妙に潮くさくない湖みたいな水辺の印象のまま歩けた。

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岩の穴をくぐって最後はキャンプ場下の砂浜に出る。海水浴してる人もチラホラ。穏やかな海の印象を崩さないくらいの程よい人工密度で夏の海の風景を見て歩いた。

20分の散歩の一回り(小魚とか見てて意外と時間かかった)、イイ景色で楽しめた。

タグ:楽:歩 楽:浸 景:海 景:磯 景:洞 観:道 動:虫 動:魚

九十九湾観光船

ファイル 1751-1.jpg能登町越坂の九十九湾の湾港から出てる上野水産の遊覧船。
九十九湾は九十九の入江がある日本百景にも選ばれたリアス式海岸。
台風でも波が立たない静かな海なんだそうだ。
その湾を30分ほど遊覧する船。料金も千円でリーズナブルに感じたので乗ってみた。

チケットには「魚をみせる観光船」とあって更に期待。
ここの手前の湾の奥の県道沿いの閉まってた遊覧船乗り場に「水中観光船」とかかれてたので、水中が覗けるタイプの船かと思ったけど、そうではなくて近海用の釣漁船という感じだった。(てっきり、そっちの遊覧船が乗り場の場所を変えて営業してるもんだと思ってたけど、そうではなくて別の経営だそうだ)

タイミング良く、すぐに出航。たまたまかすいててお客は自分以外に熟年夫婦一組だけで、景色がイイと勧められた右舷の席に並んで悠々座れた。

そして穏やかな湾内を左回りで、船内放送のガイド音声とチョイチョイ挟む船長の話を聞きながら遊覧。
海風涼しく岩の入江と緑が爽やかで、確かに穏やかな青い水面は湖のようだった。そして岸にはずっと歩いて巡れそうな歩道がつづいていた。けど、船長曰く「歩いてる人は見たことない、、」そうだ。

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湾内はカモメやサギが飛んだり停まったりしてて、大きなカメラを持った隣の御夫妻は嬉しそうにシャッターを切りまくってた。
つられて撮り捲ったけど、僕のはシロートのスナップなのでアシカラズ。

真ん中に浮かぶ蓬莱島、リゾートホテルの入江やホテルの釣り場になってる岸、一番奥の閉鎖してる遊覧船乗り場の入江、海洋大学の研究施設の入江などなど見て巡った。

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水はキレイで透明度高そうだったけど、無風ではなく小さな水面の波の揺れはあって、さすがに船の横から魚が覗けるような状態ではなく「魚をみせる~」っていうのは方便かな、、なんて思いはじめてた。
けど、
そういうことではなく、ひとつの入江にある生け簀の艀に船を横付けして上陸。おお!おお!
持ってきた野菜を刻んで餌付けタイム。なーるほど、水産会社らしい魚の見せ方でいいねぇ。
生け簀の魚だけど、いい型の真鯛(桜鯛)は15年ものから順に若いものの生け簀が並んでて、元気よく威勢良く投げた胡瓜や南瓜に食らいついていた。
魚って、、野菜で養殖するんだ。
静かになると鯛は目の上や背中の青い斑点が輝いてキレイだった。

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他にもタコの巣や、ハタ、ブリ、ヒラメなどが見れて、野菜も自由に撒けて楽しめた。

そしてそして、個人的に気に入ったのがこの奥の階段の下の「天然水族館」
小さなガラス窓で生け簀の外の海が覗けるんだけど、普段から餌付けしてるせいかかなり豊富な魚影で、主にアジとスズメダイが元気に泳ぐのが横から見れた。

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再び船に乗り込んで出航。
この東北くらいの北緯には珍しいというシダの生い茂る岸は緑鮮やかでキレイだった。

そして人の顔に見えるという岩のあたりが、水中観光船だとゆっくり停まって見せるポイントなんだそうだ。確かに海底に緑に輝く草や白い岩肌が覗けて面白そう。だけどその分景色を眺めようか底を観ようかと意識散漫になりそう。。
岩肌の岸とか石切り場の跡とか水上だけでも楽しいしね。

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漁船の集まった入江から沢山のカモメに睨まれつつ、小さな灯台の寸前を通って、波に削られて波の形になったという岩で九十九湾終了。

最後に青い湾港を横断して東岸の船乗り場に戻る。

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ガイド案内ではこの船乗り場のあるキャンプ場の岬は畠山氏一族の城跡で、上杉謙信に攻められてすぐに落城した、、って言ってたけど、城跡だったの?どこにもそんなこと書いてなかったし、船長に聞いても、よく知らないと流された。。

そして桟橋に到着。
次の船に乗る団体さんが集まってた。おお、この次じゃなくてよかったぁー。
たっぷりのんびりイイ景色で面白くて満足の遊覧船だった。たまにはいいねぇ。

タグ:楽:乗 楽:験 楽:話 景:海 景:岩 観:船 観:灯 観:館 植:草 動:鳥 動:魚