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あまちゃんハウス

ファイル 1947-1.jpg久慈駅前の県道沿いにある、2013年に放送されたNHKの朝ドラ「あまちゃん」の記念館。

実はネタ帳に載せてた「まちなか水族館」という無料の水族館を探してたんだけど、、見当たらず、ここに「観光案内はこちらへ」と書かれてたので入ってみた。
ら、
聞くと、ここが以前あった「まちなか水族館」その場所だそうで、今は「もぐらんぴあ」という立派な水族館が出来たので移ったんだそうだ。そっかー。(無料が有料に、、)

それはさておき
「あまちゃん」は好きで見てて、ドラマやってる時にも久慈に来たことあったくらいだったので、少々懐かしさ半分中をじっくり見てみた。

スタジオセット風な壁絵コーナーが並んでて、場面を思い出して懐かしい空間。いくつもの小物は撮影で使われたものなのかな?
アメ横女学院の衣装なんかも展示されていた。GMTじゃなくてアメ女なのね。。出席番号36,37,28って誰だ?(37番は現在大人気の声優さん水瀬いのりがやってた役の子だ。これ着てたのかな)

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一番気になったのが鉄道模型のジオラマ。
これって、ドラマで吹越満がのらりくらりと作ってたやつを完成させた物かなぁ、、面白くじっくり見れた。

ファイル 1947-3.jpgここは資料を見るとかお土産を買うとかいうよりも、ファンの人達が気持ちを通わせる空間みたいな優しい雰囲気だった。
あまちゃん好きなイラストレターさん達が集まって描いた壁紙大のイラストも見たことあるようなタッチとすぐ浮かぶようなシーンで見て楽しめた。

これねー岩手じゃなくて大洗くらいの距離にあったらもっと頻繁に通う人が絶えずに大盛況だったのかもしれないよね。
いや岩手という滅多に来れないところがまたいいのかもしれないけど。

久慈の町はドラマ時期にテレビで見て興味持った飲食店とかもあるんだけど、残念ながらおなかいっぱい。
水族館は空振りだったけどもう少しゆっくりしたい気もしてたので、町中にある道の駅に行ってみた。

タグ:観:館 観:具 観:模 観:絵 観:キ 観:ロ

道の駅 おりつめ

ファイル 1946-1.jpg九戸村山屋の九戸IC近くの県道沿いにある道の駅。
初めての立ち寄り。九戸はさすがに滅多に来ないしね。
いや、まてよ、、340号を北上して雪降った日の夕方に寄って南部煎餅買ったような気がする、、たしか知らずに汁鍋用のを買ってしまって美味しくなかった憶えが、、ちょっと曖昧な記憶。(02/11/2日誌には書いてない。。おいしくなかったからかな? あ、いや青森の南郷の道の駅だったかも。。)

ファイル 1946-2.jpgさてさて
この道の駅、混んだ駐車場の合間の前になにやら小屋付きの祠のように「オトデ様」というフクロウみたいな像が祀られていた。
この「オトデ様」というのはこの地域の伝わる昔話に出てくる予言者ということだそうだ。けど、こんな新しいゆるキャラみたいな像に賽銭がおかれたりしてるのはちょっと違和感があって面白かった。

それよりも店前のいいにおいがするスナックコーナーが気になった。
売られてたのは炭で焼かれた「田楽とうふ」と「串もち」
んー満腹なのがくやしーーー
とか言いつつ誘惑に負けて「串もち」だけ購入。

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これがうまかった。
もちもちで芳ばしく、味噌の風味もいいし餅にも味ついるようなおいしさだった。(バターっぽい感じがした)

ファイル 1946-4.jpgそして店内も見てまわって、これも外せないよね「南部煎餅」。大谷煎餅店という九戸の店のを購入。
これはさすがに出発してもたべるのおあずけ。一枚食べたら止まらなくなっちゃうからね。

食べたのは夕方4時をまわってからのドライブ中。
思った通り止まらずに次々と、、、
耳が大きくて立派なのがうれしいね。耳がいいんだよね。

岩手のドライブには欠かせないね。

タグ:食:串 餐:餅 餐:菓 観:像 道の駅

エイトビートバーガー

ファイル 1945-1.jpg二戸市石切所枋ノ木の二戸駅前県道沿いにあるバーガーショップ。

この店はずいぶんと前々からネタ帳に載せてて、前にも一度来たことあったんだけど、その時は休みで閉まってた。

で、今日は9時半過ぎに来たらちょうどシャッターを上げるトコだった。(あれ?開店9時からとのせてたけど、、)
「もう食事できますか?」と聞くと「10時からですが店内で休んでても構いませんよ」だそうだ。。

30分は勿体ないので、先に「九戸城跡」に行ってみた。

ファイル 1945-2.jpgそして10時過ぎにまた来た。
メニューは意外と多く、ちょっと迷った。
「ビートバーガー」というのが気になって何か訊いてみたら、ツナとハムとマヨのさっぱりメニューだそうで、それにハンバーガーを入れた「ハンバーグビートバーガー」というのもあるというのでそれにした。もうひとつ、、と考えてたら新メニューの「ビッグたつたバーガー」をすすめられたのでそれにした。(+ポテトとコーラ)

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これ、コーラは飲みかけじゃなくて、Sでたのんだらこの量だった。器じゃくて量で分けるのが斬新。

「ハンバーグビートバーガー」も「ビッグたつたバーガー」も今風な気取ったグルメではなく普通の馴染みある感じのバーガーながら野菜多くてボリュームあって、だのに価格安めで感じよくておいしかった。

んーと、ここをネタ帳に載せたのは珍しいメニューとか特別な食材とかではなく、多分、昔から残ったバーガーショップで調べてて気になった店だと思う。(茨城のロッキーバーガーの流れだね)
30年間変わらぬ値段と注文してからの手作り感。おばちゃんも感じよく素敵なお店。
まあ、わざわざ関東から食べに来る物好きはいないでしょうけどね。

何げにハンバーグがおいしかったから、普通のメニューも食べてみたくなり、チーズバーガーを追加でテイクアウト。

ファイル 1945-4.jpgなんかさぁ、
昔はハンバーガー2個なんて余裕でぜんぜん腹足りないくらいのつもりだったけど、少し胃の許容が減ったのか消化が鈍くなったのか、けっこうお腹いっぱいで、ゆっくりドライブしながら食べようと思ってた。
思ってたんだけど、興味と欲だけは廃れずに旺盛でついつい気になってすぐに食べ出しちゃった。。

シンプルなつもりのチーズバーガーだったけど、それでもレタスふんだんに入った豪華な仕上がり。そしてやっぱりハンバーグおいしく、これがベストに思えた。

なんか満足だけど、、満腹。こまったw

タグ:餐:ば

九戸城跡

ファイル 1944-1.jpg二戸市福岡城ノ内にある城跡。
二戸市にあるのに九戸城とはコワイカニ、、って感じだけど、この九戸は戦国時代の城主の名で、二戸は群の名前から市の名前になっただけで中心が二戸という町ってわけではないようだ。

この九戸城。町の裏にあってちょっと分かりづらく、案内を見落とさずに細い道から進んで、自然の崖のような要害が続く堀跡を抜けて大手門前に来たけど、駐車場が見当たらず(観光バス用のしかなかった)案内もなく仕方なく寺の前に停めて歩いた。(「九戸城エントランス広場」というガイドハウスのある駐車場が裁判所の裏の方にあったらしいけど、表通りにもどこにもまるで案内が無かった)

横に咲いた水芭蕉をみながら広い堀跡を歩いて、正面の大手門跡から入城。
路駐してる車を避けてすこし上ると広いニノ丸跡に出た。
っていうか、その広いニノ丸の脇は駐車場っぽくなってんじゃん、、なんで入れて停めさせてくれないんだろうか、、

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先にトイレ。このトイレにも解説があって、発掘調査で見つかった掘立柱建築物に合わせて作ったんだそうだ。変なトコで凝ってるんだなぁ。

さてこの九戸氏(九戸政実)は南部氏の一族で、相続争いで三戸氏が豊臣秀吉に従う形で強引に南部党首になったのに反発。
敵対し兵を挙げたためにこの九戸城で豊臣の軍勢六万五千に囲まれわずか五千の兵で攻防、善戦してすぐには城は落ちなかったそうだ。やっぱ戦のあった城跡は猛々しい印象でいいよね。

助命の和睦の応じて落城。だのに九戸政実ほか全員処刑。籠城してた女子供も全員斬殺。その一斉に斬殺された場所がこのニノ丸だそうだ。くわばらくわばら。
勝った三戸南部氏はその後、盛岡城を作るまでの五年間はここを居城としたそうだけど、、平気なもんなんだね。

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ニノ丸を大きく歩いて堀切に架かる橋から追手門跡の本丸に渡るところでガイド付きの一行2グループとすれ違った。
武装のコスプレしてる人もいた。

本丸もこれまた広ーくて平らで、天気良ければ走り回りたいような広場だったけれど、雨が降り出してきた。。

眺めは今一つ。北側の二戸市役所方向は木々に隠れてた。

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西側はいくらかよく見えた。目の前の市街は三ノ丸跡だそうだ。(市街の手前に「九戸城エントランス広場」が見えた。ここで初めて駐車場の存在を知った)
三ノ丸跡(市街)の先には馬淵川が流れていて城としては裏側だそうで、敵が布陣してたのは東の大手門側と北の市役所側だったらしい。そっか地形的には攻めづらい城なんだ。

そして本丸は南側の枡形虎口から出た。
こお虎口の辺りが石垣も残ってたり、隅櫓跡の土塁の上に桜が咲いてたりと城っぽくていい感じだったけど、雨ふってきてたのでのんびりせずに通過。

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その先には地形図模型があったりして、観光的にもこっちが正面かぁ、、今日はなんかトコトン裏側からまわっちゃってる感じ。。

最後はニノ丸の裏の搦手門跡側から搦め手を三ノ丸に下って戻ろう、、と思ってたけど、さっきのガイド付きの一行がトロトロとそっちに進んでいったのでヤメ。
ていうか雨足が強くなって来ちゃったので、むしろわざわざ廻らなくて正解。まっすぐ大手門から引き返した。

ドライブ先の寄り道で、歩いてる途中で雨に降られて急ぎ足で車に戻ったのははじめてかも。ちょっとぬれちゃった。

タグ:観:城 観:模 植:花 楽<困

櫻山神社

ファイル 1943-1.jpg盛岡市内丸にある神社。
枝垂れ桜がキレイだったのでちょこっとお参り。

城内三ノ丸への入り口にあって現在の城址公園の正面入口になっている。盛岡藩の南部氏を祭神とする神社で、藩政時には本丸のすぐ横の淡路丸という曲輪にあって淡路大明神とも呼ばれてたそうだ。
維新の廃城後にこちらに移された形だけど、実は築城以前には八幡社があった場所だそうだ。

さっそくシブい門をくぐってお参り。
拝殿とか桜とかじっくり見てたけど何故か珍しくちゃんとした写真を撮ってなくてごめんなさい。。

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お参りの後にいつものように本殿を拝見しようと横にまわると、裏は斜面で石段になってて、その上に登ると「烏帽子岩(兜岩)」という大きな岩が祀られていた。
この岩は築城時にこの場所に頭が飛び出してた天然の岩で、均すために削って割っても取り払えず、掘りおこしたらこんな巨大な岩だったという物。立派なので城のお守り岩「宝大石」として崇めたそうだ。(ってことはホントはもっと大きかったのか)
さすが岩手だけあって岩の話が多いね。

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どっしりしててデカイ岩だよね。
烏帽子の形ではあるけど、烏帽子というよりはジャバ・ザ・ハットというかガマガエルに見える。(カエル好きだからか?)まぁカエルと言うよりは烏帽子と言った方が格好は付くのかな。

さて、
「お守り岩」とか見ちゃったし、気分も天気もよく歩きたい気分なので、やっぱこのまま盛岡城を歩きたいなぁ。。
もう今日はこの盛岡メインで折り返すくらいのドライブでもいいかも(じゃじゃ麺食べれる時間までいれないにしても盛岡で折り返せば昼は遠野でジンギスカンもありかも、、)。。
なーんて思ったけど、
それじゃぁドライブ的には物足りないかな。。盛岡城は次回にとっといて引き続き岩手県をもっと廻ろう!と思いなおして車に戻った。

タグ:観:宮 観:城 観:石 植:花

石割桜

ファイル 1942-1.jpg盛岡市内丸の裁判所前にある桜の古樹。

石を割って咲く桜ということで誇らしく、盛岡を代表する象徴のような自慢の桜だそうで、浅田次郎の「壬生義士伝」の小説(と、ドラマと映画)で知って、前にも一度来ててこれで二度目。前は花咲いてない時季だったけどね。

で、今日は半分散ってたけど咲いてる部分も多く、いい感じで朝日と青空に照らされていた。

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場所は裁判所の構内にあるけど、ちゃんと入口は開いてオープンな感じになってて、朝から見に来てる人はたえることなくチラホラいた。
元は盛岡藩の家老屋敷の庭だったそうだ。

樹齢350~400年のエドヒガン(シロヒガンともいうそうな)。樹高11m、目通り4.6m、枝張り17mと立派な大きさで国の天然記念物。

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元々割れていた庭の岩の合間から芽を出した桜の樹ではあったそうだけど、成長と共に岩を左右(南北)に押し出して広がっているそうで間違いなく文字どおりの石割桜。見事だね。

ゆっくり周りまわって眺めて写真撮った。


満足して駐車場に戻ってきたけど、駐車場前の内堀(亀ヶ池)の桜もよかったので少し散歩。
内堀の前は内丸緑地という名前の公園になっていた。

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右側の内堀(鶴ヶ池)は日陰で桜はなかったけど「時鐘」が吊られていた。
これは盛岡藩の時代に外堀にあったもので、延宝7年(1679)に造られたものだそうだ。

そして、その堀の内側の下曲輪跡は飲食店街になってて、盛岡じゃじゃ麺の有名店「白龍」もここにある。
ちょっとそっちにも歩いてみたけど、朝からやってる店など一軒もなく、分かってはいるけどちょっと残念。(みちプロの新崎人生の徳島ラーメンの店も表にあった)

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ここで戻るつもりだったけど、その先にしだれ桜がキレイな神社が見えたので、ついつい更に寄り道。

タグ:植:花 植:樹 観:然 観:石 観:池 観:具 観:城

広田崎

ファイル 1680-1.jpg陸前高田市広田町集の広田半島の南先端にある岬。

半島の南端の岬で、半島と町の名前を冠した崎だけど何かマイナーな道の先の林の中に隠れた駐車場には漁網が干してあった。
ここも「広田崎園地」として案内板が立ち、遊歩道と展望所があるようで一安心。さっそく歩いてみた。

道は、駐車場の下にまわって展望所に進む道と、東側の浜に下る道があって、もちろん先に展望所にまわろう!と思ってたんだけど、道を間違えて東の道を進んでた。
でも、
こっちはこっちで青松島の展望ポイントがあるようなので、まあいいかとそのまま進んで浜に下った。

で、出たのが南東側の磯で、正面に島と岩礁がつづき地形的に半島の突端って感じのトコ。
これはいい景色。
左右二つに別れてる青松島が正面に見えて、その右肩に椿島がちょこんと覗いていた。

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左手には弓なりの小さな浜が見えて、そのずっと先にさっき行った「黒崎仙峡」の展望台も見えた。
青松島は松に覆われて風流な姿、それと対照的に後ろの椿島は樹のないガレ場の島で頂点に灯台が立ち鳥が集まっていた。(ウミネコの繁殖地だそうだ)
右手には石柱とポールが立っていた。(これは?)そして右手の岩場はまた強い波があたってて時折ざっぱーんと大きな音を立てていた。
おお、黒崎仙峡より身近に聞けて大迫力だ。

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少しすると日差しも出てきてまた違っていい景色。海が輝いていた。
波の流れが島で削られるようで、強い波はこの突端には当たらず、濡れてる岩がなかったので安心して眺めてた。

強い波は右の岩場の窪んだ奥にブチ当たっていて、あたるトコが見たいな、、とか思って足元に気をつけつつ岩場を行けるトコまで先端に、と、歩いてたら、、

不意にすぐ横でざっぱーん

お、大きい!
なんて暢気に写真撮ったけど、これが予想以上にでかかった。

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そして飛沫の水量は雨ドコロか罰ゲームの水槽の水くらいあって、一気にびしょ濡れ。。
水は頭からかぶったものの、水は全部足元の岩間に流れ落ちたので、海に投げ出されることも引っぱられることもなく助かったけど、驚いて滑ったりしてたら海に落ちて死んでたかもね。クワバラクワバラ。

自然を舐めちゃイカンな。

っていうか、一発だけでパンツから靴下までビッショリって、、

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というわけで海辺から即退散。
展望所コースにももう興味はなく、早く着替えたい一心でまっすぐ
駐車場に逃げ帰った。

タグ:楽:眺 楽:音 景:海 景:岬 景:島 景:磯 観:灯 楽<困

黒崎仙峡

ファイル 1679-1.jpg陸前高田市広田町黒崎の広田半島の東先端にある岬。
碁石海岸みたいな名のある観光地は別として、三陸のこのあたりで車で近くまで行けそうな岬ってあまりないなぁ、、と地図見てて見つけたのがこの「黒崎仙峡」
カッコイイ名前だけど道には「黒崎仙峡温泉」の案内しかなくて、景色はみれないのかな、、と不安に思いつつ来てみたら、広い駐車場の前にちゃんと遊歩道の案内や展望台が標されてて一安心。
さっそく展望台へ歩いてみた。

周りは朝の雰囲気で爽やかで、朝露に濡れた草原でスズメが(調べたらカワラヒワという鳥だった)戯れていた。

まず車道を歩いて「黒崎仙峡温泉」の前から岬の丘の林道を登る。
その車道の先に見える浜の海も気になったけど、まずは展望台だよね。

勾配はほどほどですぐに丘の上の遊歩道に交差した。
細い松の林は朝日が充分差込んでいい雰囲気。ここでも道にスズメ(こちらはホオジロ)がチョンチョン歩いて先導してくれてた。

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傍らに幾つも咲いていたのっぽな座禅草みたいな変な花(ウラシマソウ)を眺めつつ進むと、赤い鳥居の「黒崎神社本宮」というのがあったので拝んで進んだ。手作り感ある社だけど、駐車場の手前にあった大きな神社の本宮で、昔は此処にあった神社だったらしい。

神社の先で少し視界が開けて急峻な崖の間に朝日眩しい海が見えた。
何の説明もなかったけど、これが「仙峡」かな?
そのすぐ先の岬の突端に展望台があった。

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が、
展望台は入口を紐でしばられて「立入禁止」になっていた。がーん。
見ると展望台の手摺の柵がガタガタになってた。

で、
その展望台からの眺望。。。

んー海が広く見えていい眺め。
周りの岩ゴツゴツの感じもいいし、波が荒くて岩に当たって渦巻く潮の白と青が激流的で凄かった。

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展望台の脇から覗いてみると、、展望台、隅の柱以外の柱木組みが崩れてた。。なるほどこれは危ないや。立入禁止もムベナルカナ。
この展望台の下が以前の展望所だったのかな?崖の手前に柵が見えた。
そこには下りられなかったけど、岩の上から残った柱越しに海を覗いてたら、目の前の波がブチ当たる岩礁が良く見えた。

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たまに来る大波がブチ当たる音が凄く、ドッパーーン と、飛沫も高く舞い散って、まるで花火みたいで気持ちよく見飽きることなくしばらく眺めていた。

そして来た道を戻る。
岬は眺めよかったけど「仙峡」という感じじゃなかったな、、と、覗けそうな海を覗きながらゆっくり戻ってみた。
西側の崖下も岩との間が狭くなってるけど「仙峡」って程じゃないし、、
やっぱ来るときに最初に覗けたここかなぁ、、(そうだったらしい)

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まだ朝日眩しく完全に逆光でうまく写せなかったのが残念。
帰って調べたら、強い波による侵食で出来た岩窟が底にあって年に一度潮が引いた時に水面に姿を見せるそうだ。
崖の上に同じ大きさの岩が二個あって(写真では一つしか見えないけど)「天狗の投げ石」と言うそうだ。

戻る途中で東側の海岸も道脇の茂みの先で覗けた。
遊歩道はずっと東側の海岸沿いに続いてて、この先にも展望台があるみたいだったけど、進まずに元の道に下りた。

その代わりにちょっとオマケで、最初に気になった車道の先の浜に下りてみた。
ここは元は港だったっぽい船を下ろす斜面と埠頭がある小さな湾で、「黒崎仙峡温泉」の下なので温泉から見下ろせるであろう景色。ここもやっぱり波が強くドッパーンと岩に当たってた。

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とくに埠頭の先に当たる波が高く舞い上がって凄かったので、ズームして構えてたら、手前の浜辺のオオサンショウウオみたいな岩でドッパーンときてて驚いた。
波は強さと角度でどこで強く当たるか分からないもんだね。浜には近づかずに道から眺めて、満足したトコで駐車場に戻った。

あ、戻ってきてから駐車場の前の「黒崎神社」も見ていこうと思ってたんだけど、先に上で本宮に詣っちゃたからいいかな、、と見送った。

タグ:楽:眺 楽:音 景:海 景:岬 景:岩 景:崖 景:森 景:浜 観:宮 動:鳥 植:花

星座石

ファイル 1678-1.jpg釜石市唐丹町本郷にある石。
入り口の案内は可愛らしい星のマークだったので、オブジェ的な奇石とかかな?なんて思いつつ、、案内に沿って細い石段を登った。

ん、、
なんか想像と違うかも、、と神社の裏っぽい丘の上に登ると、なにやら石碑が並んでた。

あー石碑とかか、、
と少々期待はずれのような気分。周りは木々であまりひらけてはいないけど合間から覗ける下の景色を少し眺めた。

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案内の石を読むと、「測量の碑」「星座石」「遺愛碑」の3つが並び、「測量の碑」は、かの伊能忠敬が測量で来たのを讃えて、当地の天文学者の葛西昌丕が建立したものだそうだ。
あーそっちか。
よくわかんなかったけど我が千葉県のヒーロー伊能忠敬の足跡的な物というので誇らしい。(千葉出身なだけで偉業を成したのは隠居して江戸に出てからだけど)
後世になって讃えるのでなくて測量直後にこうして石碑に残したものはひじょうに珍しいそうだ。

っていうか、二つの石碑はわかるけど、肝心の「星座石」はどこだ?と探した。
ら、石碑の前にある台座みたいな石が「星座石」だった。

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「北緯の度数を中心に、その周りに横道十二宮と十二次といわれる星座名を配列」されてるそうだ。
測量と星座かぁ、測量は星を基準に測ってたんだねぇ。
、、とは思うけど、いまいちピンときてなく、よくわからないまま丘を下った。

県道に下りて、停めた車を過ぎてその先の「津波記念碑」というのも見てみた。
星座石の丘の先の根に並んで置かれた石碑で、
一つは明治29年(1896)の津波、もうひとつは昭和8年(1933)の津波、そして平成23年(2011)と三時代並んでた。

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平成の津波記念碑には被災した地元の小中学生の文が載っていて、ついつい読んでて、涙でた。
子供たちの文章はぐっとくるわ。

そして少し歩いて湾と工事中の堤防を見てみた。
波はこの堤防をゆうゆうと越えていったんだ、、こわいなぁ。

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タグ:観:石 景:海 楽:読 楽:眺

道の駅 釜石仙人峠

ファイル 1677-1.jpg釜石市甲子町の283号沿いにある道の駅。
新しい道の駅(去年出来たばかりらしい)で初めての立ち寄り。
トイレ行きたかったトコで丁度よかった。

もちろん、早朝で店は開いてないから点景記事にすることはないかなーと思ってトイレだけの軽い休憩。
車中泊の車も多かったけど、まだ寝てるようでトイレは空いていた。ナイス。

ファイル 1677-2.jpgそのトイレは、扉が湾曲してて回すように横に引いて開けるタイプ。
へーこれいいな。やっぱ新しいトコは違うね。
デブには引いて開けるドアだと狭くなって出ずらかったりするのでこれは有り難かった。

そんなことを記事にしたくて無理矢理周りを眺めた、、ってわけじゃないけど、建物の裏には甲子川が流れてて早朝のヒンヤリ感を演出しつつ朝日に照らされていた。

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川の先を見ると、お、水鳥が魚獲ってる。  。。ように見えたけどズームして写してみるとカモに見えてガッカリ。でも魚くわえてるようにみえるよね。

川を見た後に陸を見ると、こっちにはシジュウカラ(じゃなくてハクセキレイ。良く見る鳥の名前くらい憶えたい、、)早朝は鳥が元気で賑やか。

ファイル 1677-4.jpgそして自販機で地元の釜石鉱山の水「仙人秘水」を買った。
これはスッキリしておいしかった。

幟の「醤油ソフト」とか気になったけど、今回はどうせ腹の調子がイマイチだから、店開いてる時間に来てても食べなかったろうな。

朝日眩しい雰囲気を味わいながらゆっくりして、「あ、あの朝日に向かって走るのか、、キツそうだな、、」と思いつつ出発した。

タグ:景:川 動:鳥 餐:飲 観:装 道の駅