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魚喰いの 大間んぞく

ファイル 1203-1.jpg大間崎にある海鮮食堂。
やっぱ大間って言ったらマグロが有名。一度食べてみたかった。

どこで食べようか見てまわってて、漁船の旗が風に靡くこの店が目に付いた。
一応一回り他も見ていこうかとも思ったけど「マグロ漁師の店 大間の旬を食べさまい!」という看板に惹かれてこの店にした。

ファイル 1203-2.jpgまず、店の入口に大きな水槽があってイカが泳いでた。
これはアカイカかな?赤いから。(アカイカは北にはいないのでスルメイカらしい)

イカはかわいいよなーなんて少し眺めた。
(マグロっていくらくらいするだろう、、と考えて店に入るのを躊躇してたわけではないw)

そして店に入って席に着いた。
メニューを見て、たのむのはもちろん「まぐろ丼」!
いやさ、ここは出費を押しまず思い切って大トロ中トロ赤身の「三色丼」だ!
あー今日は朝飯に贅沢な気分味わったから昼はおとなしめに、、なんて思ってたかどうか忘れたけど、まさかの二食続けての贅沢海鮮。いいのかな。いいんです。

隣のテーブルに座った(バイク乗りっぽい)お一人様の若いあんちゃんはリーズナブルな「まぐろ唐揚定食」にしてた。ふふ、後悔するなよ(余計なお世話だ)

ってわけで「三色丼」!

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三色たのんどいてこんな事言うのもナンだけど、トロが旨いのは当たり前。いいマグロは赤身こそだよな、、なんて思いながら、赤身→中トロ→大トロの順に食べてみた。

んー赤身うめー。さすが大間。
とか思ったけど、やっぱ中T、大Tと進むと、、んーやっぱトロだよ。最高!なんて節操なくおいしかったw
スゴイねこれは。
普段は青魚が好きで「一番好きな刺身はイワシだ」なんて言ってるけど、うまいマグロはやっぱ別格、横綱だわ。気持ちよく寄り切られた。

そして意外だったのが付け合せの天然モズク。
しっかりして味わい深くてうまかった。目の前で採れたものだそうだ。
「冷凍のモズクをお土産にいかがですか」と言われ悩んだけど、、ヤメといた。

大満足の昼食で「なるほど店の名前そのまんまだ」とニコニコ顔で店を出た。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:菜 観:飾 動:魚

大間崎

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下北半島の北西に尖った先端の岬。
すっかり忘れてたけど前に一度来てちゃんと寄って写真も撮ってた。。(03/09/14)
(っていうか、、大間って頻繁に来てるつもりだったけど、日誌見返すと、函館に渡った05/09/19以来だったんだね)
でもその時は風も波も荒い早朝でちょこっと眺めただけだったので、今回はゆっくりじっくり食事も兼ねてのつもりで歩いた。

本州最北端の碑はスルーして「まぐろ一本釣り」。
このモニュメントを眺めて、ああ、これ大間だったかーと思った。
去年、宗谷岬に行った時に「あれ?なんか魚と腕の像なかったっけ?」とか思ってたのがこれだった。いろいろ混ざっちゃってて困る、、てへぺろ

モニュメントの先は緩い階段で海辺に下れた。
おお!海きれいだなぁ。

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大間埼灯台は海の先の島(弁天島)に建っていた。
その佇まいが手前の小岩に乗ったカモメに似て見えて、可愛らしく凛々しかった。

海は浅く小石ばかりの浜で、水が透明で底まで見えてて川のようだった。
思わず足チャポ。
ホントに流れが川のようで不思議な感じ。
水中を覗くと沢山のヤドカリの合間にハゼっぽい魚も見つけた。

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更に水面に小魚の群れも泳ぎ回って小さな波の波紋を作っててカワイらしい。これは何の稚魚だろうか。大きくおいしく育っておくれ。

ファイル 1202-4.jpgなーんて感じで海をのんびり眺めてたら、何やら足がこそばゆい。。
見てみるとヤドカリが足に上ってきてた。

なんだ愛いヤツじゃのう。
なんて写真とって放って置いたら、足の指と指の間に入り込もうとしてグリグリしてきた。
うへぇ。くすぐったいから振り落とした。


海をタップリ堪能した後は食事食事。
土産屋でも何でもイイやと思いつつ少し店を見てまわって、気になった店に入ってみた。


ファイル 1202-5.jpg食後はもう少しフラリ。
「大間崎レストハウス」という津軽三味線のBGMが鳴り響いた観光案内所みたいな休憩所みたいなのがあったので入ってみた。

中は観光案内の他に大間のマグロのプチ資料館風な展示もあった。

いやそれにしてもこの津軽三味線のBGM、ボリュームでかいなぁ、、なんて思ってたら、それは放送ではなく生演奏だった!
おおー、津軽三味線の迫力は生で聞くとスゴイね。

ファイル 1202-6.jpg演奏の合間にちょっと話も聞けた。
凄く響いていい音だったけど、これでも夏は湿気のせいで鳴りがイマイチなんだそうだ。空気の響きかと思ったけどそうではなくて皮のコンディションだそうな。
ちなみに津軽三味線の皮は犬の皮を使ってるんだけど、ちゃんと飼育された犬より野良犬の方がいい音するんだそうで、最近はほとんど輸入の皮なんだそうだ。
「日本は野良犬とかいなくなったでしょう」
確かに。

伝統芸能のさわりまで味わえて満足しつつ、軽く土産なんかも見ながら駐車場に歩いた。
ら、
何軒かの店先と露天で干して売られてた「たこ足」が気になった。
「一本いかが。イカはどこでもあるけどタコは珍しいでしょう。そのまま食べられるよ」
と声かけられた。確かにタコって珍しいかも。しかもうまそう。鮪食べて満足したばかりだったけどついつい一本購入。

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おー!これはうまい。ばっちりタコの味(そりゃそうだ)
ちゃんと切り目も入ってて食べやすく、出発して運転しながらゆっくり食べるつもりだったのに、車まで歩く間に半分くらい食べちゃったw
ヤバイ、大間って言ったらマグロよりタコを思いだしそうだww

タグ:楽:歩 景:岬 景:海 景:島 観:灯 楽:浸 動:魚 動:虫 楽:演 楽:音 楽:話 餐:魚

川内川渓谷 大滝

ファイル 1201-1.jpgむつ市川内町の県道沿いを流れる川内川にある滝。

県道沿いには大滝公園という名のログハウス風休憩所のある駐車場があった。
これはどうやら「川内川渓谷遊歩道」の一部という形の休憩所のようだ。とくに公園ぽい造りになっている訳ではなかった。

さて、そんな休憩所の裏から音が聞こえている滝が見えるのかと思いきや、、
木々に隠れてよく見えなかった。。

あ、、 滝を見る公園ではなくて、滝の近くの休憩所ってことか。。

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ファイル 1201-3.jpgせめて渓谷だけでもよく見える場所ないかな、、と少し歩くと、すぐ先に橋が架かってた。
お、橋からなら見れそうだ。

橋はセキレイ橋という遊歩道の歩道専用橋。
小さな橋にしては立派で贅沢なアーチ橋(ローゼ橋)だった。

そして思った通り橋の中間から大滝が見えた。

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休憩所にあった説明によると、竜神のすむ信仰の地だったそうで、昔は修行僧が荒行で滝壺に飛び込んでたそうだ。
あー飛び込んでみたくなりそうな高さだね。。だから滝に下りる道は造らなかったのかな。

滝よりも橋の反対の下流側の川内川渓谷が、静かな岩の瀞場になってていい眺めだった。
滝の景色とは裏腹に流れがなく、鏡のように緑と空を水面に映していた。

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橋を渡ると「ようこそ川内川渓谷遊歩道へ」との案内。
他にも景色いい場所あるのかな。。いやいやいやいや、今日はもう歩かないよ。暑いし。

ファイル 1201-6.jpgってわけで橋を引き返した。

駐車場に戻る途中で、いい形の赤いキノコを見かけた。
うわぁこれ絶対に毒だよな。
とか思いつつ、写真撮って眺めた。

(帰ってから調べたら、これは「タマゴダケ」という名で、毒は無くとても美味しいらしい。へー)

タグ:景:滝 景:川 景:谷 観:橋 植:茸

尻屋埼灯台

ファイル 1200-1.jpg下北半島の東に尖った尻屋崎の突端にある灯台。
初めての来訪。道が一本で往復同じ道を戻る形のスポットは行ってないところが多いのだ。

広い草原の岬で根室の納沙布岬にも似た感じのする最果ての岬の灯台。
白く形はシンプルながら快晴の青空に映えて堂々と見えた。

ファイル 1200-2.jpg残念ながら参観灯台ではないので中には入れず登れず展望はできない。
それと土木遺産とか産業遺産とかの標と馬に対する注意書きはあるけど、灯台の説明版みたいなものは全然なく少々面白味に欠けた。

帰って調べれば、明治初期点灯の東北で初の灯台だとか、日本で初の霧鐘や霧笛が設置された灯台だとか(その霧鐘は何故か千葉の犬吠に展示されてるとか)戦時中には破壊された筈なのに灯りが点った「まぼろしの灯台」だとか、面白そうな来歴の灯台なのにね。

ってわけで灯台はパーッと眺めつつ、その周りの岬の草原を歩いてみた。

ファイル 1200-3.jpgここは『寒立馬』という馬が放牧されてるので、あちこちに馬糞が落ちている。。
寒立馬は南部藩で軍用馬として改良され極寒にも耐えうる昔からこの地に放牧された野放馬の愛称だそうで、この生息地も含めた県指定天然記念物。(なのに食用にもなるとか、、)
馬糞は潮風のおかげか臭わないので余り気にならないけど、気にならないだけに踏んじゃいそうで要注意。
こんなに落ちてるのに肝心の馬を一頭も見かけないと言うのは運が悪いのかな。(ウンを避けないで踏んづけるくらいじゃないとダメか?)

灯台の先にちょこっと海に突き出た岩場があったので、そこが岬の先端かと思って行ってみた。
岩場には墓石の「第二進徳丸殉難者の碑」があり、登った上の頂点に地蔵があった。
目の前の津軽海峡は海難事故の多発海域なのだそうだ。
今日は天気良く海も穏やかで、とてもそんな海域には見えなかった。天気的には運がいいんだろう。

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眺めよくしばしここで眺望。透明度高い綺麗な海面が見えていた。
目の前の海には岩が続いて並んでた。これがこの岬の先端かな。
少し先には岩の島が浮かんでた。(トド島というらしい)

ファイル 1200-5.jpgそしてのんびりと逆光の灯台に向かって戻り、通過して今度は灯台の東側を歩いてみた。

こっちは幾つもの石碑が点在してた。
全部見る程の興味はなく一番手前の石碑「本州最果地尻屋崎」を振り返って灯台を背景に写真撮った。
ああ、こうして写真撮るための石碑なのね。確かにこっちから撮るのが光源的にも見映えいいわ。

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ファイル 1200-7.jpg灯台の前の道の向かいには売店が一軒ポツンとあったので行ってみた。
けど食堂メインな感じだったので(腹減ってないし)覗かずにその裏に広がる草原を眺めた。

けど、やっぱ寒立馬は一頭も見当たらず。。
周りに綺麗に咲いてた撫子の花だけ撮って車に戻った。

タグ:観:灯 観:然 景:海 景:岬 景:岩 景:島 景:原 植:花

蕪嶋神社

ファイル 1199-1.jpg八戸市鮫町鮫にある陸続きの島「蕪島」の頂上にある神社。
ウミネコ繁殖地として国の天然記念物に指定されていて、他にはないウミネコだらけのスポット。鳥が嫌いな人は絶対に来れないね。

僕はここへは二度目の来訪。
前来た時より鳥の数が全然少ないなぁ、、と感じたけど、説明を読むと七月下旬に飛び立ってしまうんだそうだ。
で、中には残って越冬する居残り組もいるそうで、八月入った今いるのは居残り組らしい。そう考えると、時期の割にはまだ沢山いるように思える。

そういえば前来たときは売店があった筈だけどなくなってた。
津波の被害か、、はたまた「ウミネコにエサをあげないこと」というルールの為か。。

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参道の石段を上る分に邪魔にならないくらいだけど、すぐ脇の燈籠に停まってたりやっぱり間近。
始めてきたならこれでも十二分にウミネコだらけの鳥の巣島に思えるだろう。

ファイル 1199-3.jpg上にのぼると神社の周りの道に「運開きめぐり」というのを見かけた。(前来たときはあったかな?)
島を三周まわってからお参りすると運が開ける、、だそうだ。
景色イイから廻るのはいいけど、三周かぁ、、
と気が引けたものの、取り敢えず飽きたらやめようってくらいの気持で歩いてみた。

歩き始めてすぐの島の東側に「七福の岩」というのがあった。
ん?どれだ?この足元の岩かな?(対岸から見るとそう見えるそうだ)

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島は神社の先も北側の海に延びる形。
でもウミネコ繁殖地なので立入禁止。自然のままの姿かな。
この島は戦時中に海軍が埋め立てるまでは完全な離島だったそうだ。

かなり近づいてやっと飛び出す鳥の列を追いながらゆっくりぐるっと回った。
ウミネコは凛々しい姿勢と鋭い嘴で、写真では怖い感じもするけど、鳴き声が「にゃーにゃー」なのでやっぱりかわいい。
そんな鳴き声だらけで賑やかなおかげで、頭の中では「チャコの海岸物語」の出だしのフレーズ「抱きーしーめたーいー」までが何度も何度も繰り返されてたw

そして正面の石段側に向かう時に停めた自分の車を見下ろして一安心。前回来た時は鳥が乗るわ囲まれるわで大変だった。

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なんだかんだで結局三周まわっちゃった。
さすがに三週目は飽きた。鳥に対する遠慮もなくなって早く歩けたと思う。
つまり沢山のフン(運)を踏んで(身につけて)廻るとかそういう事なのかな?とか思った。

そしてお参り。

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拝殿の前には「かぶ」と「ひょうたん」があって、これを撫でてから参拝するといいらしい。(前来た時は無かったよな?)
カブはカブ島だから分かるけどヒョウタンは何だ?

ファイル 1199-7.jpgそうそう、ここに「かぶあがりひょうたん御守」という「株」が当たるというお守りがあるそうで、「株」をやる友達におみやげ、、とか思ったけど、まだ早朝で社務所は開いてなかった。
でもなんか生々しくてヤだな。。評判とか資質としての株が上がるとかいうほうがいいな。

取り敢えず、みんなの「株」が上がりますようにと拝んで来た。


あ、ちなみに前回来たのは七月上旬だった
やっぱ前回のほうがスゴイな。。

タグ:動:鳥 楽:歩 楽:眺 景:島 景:海 景:岩 観:飾 観:然 観:宮

陸奥湊駅前朝市

JR陸奥湊駅の前の県道を封鎖するような勢いで賑わう市。
気が付けばテレビなんかでもよく見かける場所だけど、テレビで見る前に一度通ってて(08/07/05)気になってた。
その時は駐車場を見かけずに通過しちゃってたので、今回も停めるトコ無かったらやだなぁ、、とか思いつつ来てみたら普通に通りに面した有料駐車場があったので無事停めた。

さて、目的は食事。
どこで食べられるかうろ覚えだったので、まず駅前の案内所へ行った。
駅前には「イサバのカッチャ」の像が微笑んでた。

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したら案内所の人が教えてくれてるのにかぶせて通りがかった(「イサバのカッチャ」みたいな)おばちゃんが更に細かく教えてくれた。
好きな食材買って御飯と味噌汁で食べるのは目の前の市営市場の奥。ちゃんとしたセットの定食物なら少し歩いた先に人気の食堂があるそうだ。
目的は「好きな食材~」の方。市場の建物内の店だけじゃなくてここら辺の市の何処の店で買った物でもいいらしい。

なので、少し通りを歩いて見てまわってからその市営市場に入ってみた。

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通りで売られてるものは普通に持ち帰りの量だけど、市営市場の中は買って食べる用の一食サイズのものが多く、もう朝飯用な市場に思えてきた。
幾つか迷いながら買って奥に行った。

ファイル 1198-3.jpgそして、奥のセルフ食事コーナー「朝飯処 魚菜」で御飯と汁を買う。
一応メニュー見るとウニ丼とかイクラ丼とかそういうのもあるみたいだけど、やっぱり自由にいきたいね。
ここで魚も沢山焼いてたりして、うまそうだったので更にシャケ追加。

そして席に付いた。いただきまーす。

いやー、おかず買いすぎ。
まず青森の朝食で外せないのがスジコ。スジコだけでスジコ丼にしたかったけど、塩分とか体のことを気にしてタラコとの皿盛サイズにしといた。
らば、タラコの方がしょっぱかった。。でもどっちもおいしい。タラコはしょっぱいのがいいよ最高。

この中では地味になってしまった刺身は八戸産のヒラメ。さっぱりして濃い味の食事の合間合間に丁度よかった。

ウニは蒸しウニ。本音は生ウニを柵で買ってウニ丼にしたかったけど、昔、妹が八戸に来たときにそれやって寝込んだ話を思い出してヤメといた。(先月宮城でウニ丼食べたしね)
蒸しウニは、、んートロッと感がなくてイマイチ。でも御飯にかけたらイイ風味。贅沢飯だぁ。

シャケはもういわずもがな。これだけで飯何倍もいけそうなのにね。

そしてエビ入り汁。これが意外と薄味でさっぱり。濃いものの連打の後でそう感じただけかなw

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タラコスジコ300 ウニ250 ヒラメ210 シャケ150 シル200 メシ大150 計1260 金額的にはもっといってもいいくらいけどこれ以上の贅沢はイケナイ。大満足の濃い朝食になった。


そして食後も少し市を見て回って、持って帰れそうなものをちょこっと買った。
店のおばちゃんには八戸の祭りの話を聞いた。
今夜もやるから是非見てってとのことだ。んー見てみたいけど、夜まで八戸でのんびりしちゃったら明日キツイよなぁ。。

タグ:餐:魚 餐:卵 観:市 観:鉄 観:像 楽:買

支那そば ちから

ファイル 1172-1.jpg七戸町森ヶ沢の4号沿いにあるラーメン店。
店に大きく書かれた鶏の絵と「秋田比内鶏」の文字に惹かれて入ってみた。
うん、やっぱ秋田に来たら比内鶏だよね。  。。ってここは青森県だったっけ。

店は感じのイイおばちゃんが一人でやってた。
もう夜はコンビニでいいか、、と思い始めたくらいの時間だったから有り難い。
メニューは味噌に塩に正油、トロロラーメンなんてのも気になったけどスタンダードに正油にしといた

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でてきたラーメンはなるとが乗った懐かしい感じのシンプルなラーメン。麩が乗ってるのが東北風だね。
汁を啜ると、 んまかった。
正直、食べるまでは「点景に書かない食事になるかも、、」なんて思ってたけどとんでもない。ちゃんとコクのある美味い汁に程良く柔らかい縮れ麺。
「秋田比内鶏」は釣りではなくほんとにちゃんと作ってるラーメンだった。
こういう普通にしっかりしたラーメンがいつまでも残って欲しい。

ああ、最後に美味しいラーメンで締めくくれていい一日だった。

タグ:餐:ら

酸ヶ湯温泉

ファイル 1171-1.jpg青森市荒川南荒川山国有林酸ケ湯沢の103号沿いにある温泉。
山奥にもかかわらず江戸時代からの歴史ある温泉湯治場。
戦後に指定された国民保養温泉地第一号のひとつだそうな。
前から一度入ってみたかったけど、なかなか場所的に先を急いじゃって寄れなかった。
今日はたまたまペースが悪くて目標の下北半島なんてとても行けない時刻となったので丁度よかった。

ファイル 1171-2.jpgさて、湯は「千人風呂」という広い混浴の浴室。
勿論撮影禁止なので点景記事的にはナシなんだけど、湯上がりに飲んだ林檎サイダーが美味しかったので、飲料タグでの記事って事でいいかな。
風呂上がりは林檎がいいね。

風呂に話を戻すと、浴槽は「熱の湯」と「四分六分の湯」の二つあり、どちらも熱めだけど「四分六分の湯」の方が更に熱かった。
なんといっても総ヒバ造りの雰囲気がしっとりしててイイ。

ファイル 1171-3.jpgそして混浴。
これはやっぱ女性は可哀相だよね。更衣室別で湯船まで仕切がのびてるし白濁の湯だから仕切の内に湯に浸かって移動すれば首から下を晒さずに入れるけど、比率で男20人に女4人くらいだったから、だいたいの女性は静かーに入って奥の方で固まってた。
手前の「熱の湯」まで堂々と移動してきたのは夫婦で来てる人と外人さんだけだった。
まぁ僕は風呂入るときは必ずメガネ外してはいるから、見えてもよく分からないどね。(見たければそういうビデオでも見た方がイイ)

昼間日焼けした腕と足がヒリヒリしつつもゆっくり浸かっていい湯だった。

タグ:楽:湯 観:発 餐:飲

長尾中華そば 西バイパス本店

ファイル 1010-1.jpg青森市三好の7号バイパス沿いにある津軽ラーメンの店。

全然ノーチェックで、見かけて咄嗟に入ったんだけど、こんな時間にご当地のラーメンが食べられるなんてありがたい!(調べたら、朝も早くから開いてるそうだ)
昼以降(「岩手山のミミ」以外)何も食べずに青森まで来ちゃったけど、もう9時だし夕食は牛丼屋でもいいかなーなんて勿体無いこと思ってた矢先で、渡りに船どころか橋が架かってたような気分だった。

席に着くと意外とメニュー豊富で基本は二種。昔ながらのあっさり「津軽ラーメン」と、進化し続けるコク煮出しの「新津軽ラーメン」に別れてて、少し迷った。

実は青森や弘前で何度か食べたことありつつも、薄味過ぎてあまりピンと来てないイマイチな印象の津軽ラーメンだけど、、、んーやっぱここは御当地の昔ながらの方で行くか!とあっさりタイプ。
一緒に「上北丼」という豚バラ小丼をたのんだ。

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あ、うまい。
あっさりながら、ちゃんと味がわかる初心者向けというか、ピンと来てなかった自分みたいな者でも「津軽ラーメン」の味わいの方向性を示してくれてるような一杯で、ぶっちゃけ老舗的なホントの「津軽ラー」とは若干違うのかもしれないけど、ちゃんと焼き干しの風味が感じられて美味しかった。

おーこれはナイスナイス。こっち周り(西から)で青森来てよかった!
と、気をよくした後に続けて食べた「上北丼」は
                     、、、辛かった
残すの嫌だからなんとか食べたけど、おいしい汁は飲み干しちゃってから食べればよかった。。勿体無い。

タグ:餐:ら 食:丼 観:本 餐x辛x

日本最古のりんごの木

ファイル 964-1.jpgつがる市(旧柏村)柏桑野木田にあるリンゴの木。
ずーっと手前の国道から案内が出ててちょっと気になって来てみた。
のに、現地はわかりずらく、入っていいのかな?と不安なリンゴ農園の中で、よく見ると蔦に埋まった柱に「天然記念物りんご樹」という文字が見えた。(県指定天然記念物)

んー
扉が半分閉まってるって事はもう入るなってことかな?
いや半分開いてるんだからいいんだろう、何時までとか書いてるわけでもないしな、、

ファイル 964-2.jpgと、及び腰で進むと、その先は誰もいなかったけどネコが寝ころんだ裏庭の駐車場。
一瞬、あ、やっぱ違った。ごめんなさい。。
とか思ったけど、その方片隅に「日本最古のりんごの木」の案内板があるのに気付いてホッとした。

半分葉っぱに隠れちゃってる案内を良く読めば、その付近の三本がそれぞれ明治十一年稙裁の最古のリンゴだそうだ。(柵のあるやつかな)

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ファイル 964-4.jpg樹齢127年(案内の表記)。
ちゃんとリンゴの実もなっててまだまだ元気な感じだった。
青森は桜も林檎も長生きだね。厳しい気候だろうに、手入れが丁寧なのかね。

取り敢えず日が暮れる前のギリギリで、また素敵な古木を見れて良かった。

でも、お願いだから此処までの道案内をするんだったら、現地はもう少し開かれた分かりやすいスペースにして欲しい。。
「園内には入らないでください」という手書きの注意書きを見て、「ここから先に入らなければ見てていいんだな」と、やっと安心できるスポットって落ち着かなさすぎるよね。

タグ:植:樹 観:然 観:一 植:実