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道の駅 あつみ

ファイル 1401-1.jpg鶴岡市早田戸ノ浦の7号沿いにある道の駅。
よく寄る道の駅で、寝るだけのことの方が多いけど馴染みの場所。

点景にするのはもう三度目。
たしか朝早めから食事できるんだよな、と思って寄ってみた。
まず駐車場脇の店ではイカ焼きとかでイイ匂いしてたけど、メインの食堂に行ってみたらこっちも8時からの営業で普通に開いていた。ありがたい。

ファイル 1401-2.jpgメニューも朝食用とかではなくて(11時から20食限定の海鮮丼以外)普通メニューなので、黒板にある「本日のおすすめ」も含めて目移り、、何を食べようか少し迷った。
そしてやっぱり「本日の~」から「ハタハタ焼魚定食」とチョイ足しで「バイ貝刺」にしてみた。

実はハタハタって初めて食べたんだけど(多分、、)さっぱっりしてるけど甘みが爽やかでイイ味の魚だった。おいしいねぇ。
頭からまるまるパクリで、御飯もすすんだ。

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そしてバイ貝も爽やかな甘み。バイ貝って巻き貝だよね。串焼きとかになる。若干の粘り気が巻き貝っぽく感じるけど、こうして刺身で食べると立派な貝料理だね。おいしかった。


食後は売店も覗いてみた。
「庄内柿ジュース」というのが気になって買ってみた。柿のジュースって珍しいよね。鶴岡でも柿農園を抜けてきたしね。
(レジでサ-ビスとか言ってエスカップをくれた、、栄養ドリンク扱いなのかな)
そして外で座って飲んでみた。 ん?あれ?これって柿か?桃じゃないの?柿ってどういう味だったっけ?とよく分からないけど飲みやすくおいしいジュースだった。

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飲みながら見てたら、売店の入口に「道の駅フェスティバル」と出てて、イカ焼き無料!となってた!おおー。先着何人くらいだろう?でもまだ炭をおこしてるトコだし、並んでる人もいないからまだまだ先だよね。(今やっててもお腹一杯でムリ、、)

ファイル 1401-5.jpg脇の売店の有料のイカ焼きも今日の売上げは心配だね。なーんて思ってちょっと覗くと、イカ以外にも色々あって、焼いてて問題なさそう。
そして水槽とかあったりして、見るとクロダイオコゼや毛ガニが泳いでたりした。
実は館内の売店と食堂の間にある大きな水槽が、汚れててよく見えなくて残念だったのでその代わりって感じで楽しめた。
この外に並んだ店もなかなか本格的だなぁ。

そしてその並びのアイス店を覗くと道の駅あつみオリジナルという「紅えびソフトクリーム」なんっていうのがあった。あー柿のジュースよりこっちだったかな、、なんて思ったけど、いやいやソフトくらいいけるだろうとか思って買ってみた。

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また乾燥エビとかが刺さってるとか、砕いて振りかかかってるとかなんてのを想像してたけどアニハカランヤ。見た目白い普通のソフトで、クリームに混ぜてあるタイプだった。これは意外。
で、食べるとバッチリえび味!えびせんクリームみたいなしっかりエビなソフトでうまかった。
これは食べてよかった。

すぐ脇の線路には二両編成の羽越線が通ったり、トイレの奥の休憩室には畳部屋があったり、「渚の黒鯛釣り発祥の地」とかいって黒鯛の剥製があったり、いろいろありすぎたけど割愛。
食べてウロウロするだけで海辺も歩いてないのに一時間ものんびりしちゃった。

タグ:食:定 餐:魚 餐:貝 餐:飲 餐:冷 道の駅

松ヶ岡開墾場

ファイル 1400-1.jpg鶴岡市羽黒町松ケ岡にある国指定史跡。
明治維新後に庄内藩士が開墾開拓した拠点の地で、瓦葺上州島村式三階建の蚕室というものが五棟も現存している。
この蚕室が外から見るだけでも大きく立派でいい雰囲気。

そんな貴重な史跡でありながらその建物は、記念館だけでなく映画資料館、食事処、陶芸教室などに利用されていて、ちゃんとした時間にくれば色々楽しめる体験村っぽい感じになってるようだ。
もちろんまだ早朝でどこも開いてはおらず、人もいなかったのでかえって静かにその建物を見て回れた。一人で史跡として思いめぐらせながら歩くにはいい時間だと思う。

駐車場から一番手前は四号養蚕室で「庄内農具館」になっている。
その向かいが五号養蚕室で「庄内映画村資料館」。
入口の掲示板の建物案内とかもこってて面白そう。

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五号の隣の三号養蚕室は「庄内映画村」の事務所のようで、そういえば最近よく聞く(俳優女優のブログとかで見かける)「山形での時代劇ロケセット」というのが近くにあるらしい。寂れた廃村や山中の宿町のシーンなどは殆どそこでの撮影のようだ。

その間に工芸教室や蚕蔵や陶芸教室があり、二号養蚕室が食事処、一号養蚕室が「松ヶ岡開墾記念館」になっていた。

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蚕室の桜通りを抜けると一番奥は「松ヶ岡本陣」。
これも国指定史跡。
だけど「本日貸切」だそうだ。(貸切は一日8000円と出てた)
どうせここも中を見れる時間じゃないから何の問題も無し。佇まいだけ見てまわった。

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元和8年(1622)に鶴岡城整備のための仮殿として建築、その後郊外に移築して藩主の休憩室として使われていたものを明治に此処に移築して本陣(集会所兼事務所)としたそうだ。
前の神社のこんもりした丘があってその途中から少し下ろせた。

さてまっすぐ駐車場に戻って、最後に駐車場の先にあった「新徴屋敷」を見てみた。
これは庄内藩配下の江戸市中警備「新徴組」の隊士が戊辰戦争後に庄内藩士として鶴岡に住むときに造られた屋敷で、すぐにこの松ヶ岡に移築して開墾士各戸の住宅として使われた物だそうだ。
京の「新撰組」に比べると「新徴組」というのはまるで知名度が無く、ここにきて初めてそれに関わる遺構を見た。へー。

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戊辰戦争で最後まで負けることなく奮戦して恭順した庄内藩は、他藩より寛容な処分で(薩摩の西郷隆盛の指示とされている)流刑になることもなく、廃藩置県後の藩士はこんな領内の土地を開墾して暮らせたのかと思うとちょっと不思議。
もちろん地元だけでなく北海道へ開墾に向かった元藩士も多数いたけど、そっちも薩摩の黒田、西郷が先導ということでやる気出てただろうし、ここで培った養蚕と桑園開墾技術も活かせたそうだ。
(っていうか江戸の薩摩藩邸焼き討ちって庄内藩だった筈だけど怨んでないんだ、、あれはやらせか?)

気まぐれで来てみた割には面白い所で、庄内藩に関する興味も持ててなかなかイイ散歩になった。天気も良くなってきた。

タグ:観:史 観:建 観:屋

鶴ヶ岡城跡

ファイル 1399-1.jpg鶴岡市馬場町にある城跡の公園。
鶴ヶ岡城は江戸時代の庄内藩の政庁のあった城。
あの戊辰戦争で最後まで戦い薩長の侵入を許さなかった庄内藩の城だけど、天守はない水堀と御殿と櫓の平城だったようだ。
また藤沢周平の小説のモデルでもあって、映画化された「たそがれ清兵衛」とか「隠し剣」「必死剣」「武士の一分」とか全部に出てくる城がココなわけだけど、映画じゃよそでロケしてるからピンとこないよね。
興味はあったけど、櫓も門も残ってない城なのでなかかな寄れずにいつも通過してて、今日やっと来れた。

正面から入ると大手門跡には大きな石鳥居があって奥の本丸には藤沢周平記念館と荘内神社があった。記念館はまだやってるわけなく(やってても有料だから入らないけど)、神社だけちょっとお参り。

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境内には「鶴ヶ岡城の石垣」の石とか「お歯固めの石」を納めるトコとか「曲水庭」とかいろいろあった。
「曲水庭」は拝殿脇の地下水の流れる苔のプチ庭園で、本殿脇の裏には「神苑」という小さな山草の庭園もあった。こっちも水が流れてていい雰囲気だった。

ファイル 1399-3.jpgゆっくり歩いてたら朝日がさしてきた。
ああ、晴れてくれた。よかった。

そういえば、神社の周りは早朝からやけに人がいて、合う人合う人大きな声で挨拶されたんだけど、どうやら公園内の掃除ボランティア?の集合場所になってて、僕もその一員だと思われてたっぽいことに気が付いて足早に神社を出た。

そんなわけで掃除が始まっちゃったので護国神社は見ずに通過。
南側の「大宝館」に進んで堀を渡った。
この「大宝館」は、往時は本丸中門の門櫓があったこの場所に大正4年(1915)に建てられた洋館で、入館無料。9時からだそうだ。(まだ6時前)

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公園を出て二の丸角櫓跡(町役場跡)から信号を渡ると、市役所の向かいに国指定史跡庄内藩校「致道館」がある。
文化2年(1805) 創設で文化13 年(1816)にここに移設された現存の建物。入館無料。9時からだそうだ。。

広い県道脇を西に歩いて、二の丸の奥の側の鶴岡公園に歩いてみた。
広場の脇には「雪の振る町を」のモニュメントがあった。
へーそれも鶴岡だったんだ。

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その先には土塁に上るような道があったので歩いてみた。
確か最初に見た「鶴岡城復元図」ではこの隅が「本丸隅櫓」のあったトコだっけとか思って進んだけど何もなかった。っていうかここは二ノ丸なので勘違いしていた。

土塁から下りて歩くと、内堀の北東部は菖蒲園になっていた。
中央の「ショウブ園」はぼちぼち咲いてる花も多かったけど奥の「アヤメ園」はぽつぽつっと咲いてた程度だったのでこれからが見頃なのかな?

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最後に二ノ丸北東にある「御城稲荷神社」に行った。
ここも掃除されてるとこだったけど、邪魔にならないようにお参りした。
年一度の祭礼の日には城下の人々の参拝もゆるされて愛された神社だそうで、明治の城を解体した時にもここだけは民衆の崇敬が厚かったからそのまま残された城内唯一の現存建築物だそうだ。
けど、社も石垣も新しくしっかりして見えた。

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この城跡は城の遺構としては少々見るトコ少ないけど、水堀が二重に半分は残ってて広さと範囲は昔の侭なので「鶴岡城復元図」による往時の城の規模を想像しやすく、公園としてとても整備されてて散歩するにはとても良く、特にトイレが新らしく道の駅以上にキレイなのが嬉しかった。掃除の人達にも感謝です。

タグ:観:城 観:宮 観:園 観:石 観:庭 観:建 植:花

文下のケヤキ

ファイル 1398-1.jpg鶴岡市文下村ノ内にあるケヤキの巨木。
ナビ地図で位置は分かってたんだけど、入り口が分からずに裏からまわってしまった。
なんか普通の家の裏庭みたいで気が引けつつ、解説板もあったので堂々とふらふら見て歩きまわった。
木は国指定の天然記念物で、幹周8.8m、樹高28m、樹齢800~900年と立派な古木。
なにより見た目からして幹周りの太さが凄く、ケヤキでこんな太いの見たことあったかなぁ。。
ちょっと狭く、開けてなかったので全体は見づらいけど、佇まい立派で葉の勢いも若々しく感じよかったので、来てみて良かった。

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さて、木の奥のすぐ脇には赤川の土手があったので、軽く散歩がてら上ってみた。
ら、
土手のすぐ内側は畑になってて川は遠く、水面すら見えなかった。。
けど、なにやら動く動物。
あ、キツネだ。
雨に濡れて痩せ細って見えるけどあれはキツネ(ホンドギツネ)のしっぽでしょ。

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キツネは素早く走って逃げて茂みに消えた。
小雨もまた降ってきたので、あまり歩かずに引き返す。
振り返ると「文下のケヤキ」がひと頭ぬけて飛び出てみえていた。

そして土手を下りて細道を引き返す。
青いアジサイがキレイだった。その裏に「文下のケヤキ」が見えた。
けど隠れるような感じなので覗いてみるか飛び出した頭を見上げるのみ。立派な木だけに埋もれてる感じが勿体ないな。

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タグ:植:樹 植:花 動:獣 観:然 景:川

楯山公園

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大江町左沢の丘の上にある公園?「日本一公園」とも呼ばれてるらしい。。

ほそーい崖の道を越えて来た先の公園というか広場というか数メートル幅の開けた峰ってくらいの場所で、トイレと案内板があるだけ。
先月来た時は此処で転回して引き返したんだけど、もっと先まで公園として続いてるのかと、、まさか此処だけの場所だとは思ってなかった。
そして唯一あった案内板も国指定史跡「左沢楯山城跡」の解説だけで、公園については何の案内もなく、一瞬ここじゃないのか?とか思ったけど、道標の柱には「楯山公園」とあったので間違ってないようだった。。
んー園内図はともかく「日本一公園」や「重要文化的景観」の説明くらいはあって欲しかった。。

で、かててくわえて、東屋のある肝心の展望台!こちらは法面工事で立ち入り禁止。
え゛ーーーー

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おいおい。。もっと手前の細い道の入口に「園内工事中で展望台立ち入り不可」とか表記しといてよ。
「重要文化的景観」の幟だけはばんばん立てといて、狭い道を対向車にびくびくしながら来た先で駐車場も無い上に立ち入り禁止ってあんまりだ。

で、とりあえず展望。
鋭角に湾曲した最上川とそこに架かる橋、大江の市街が一望できた。

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んーいい眺め。
ではあるけど、文化的景観というのはともかく日本一というのはどういうことだかわからなかった。
せっかくの眺めを素直に喜べないのが勿体無い。

ここは楯山公園じゃなくて楯山展望台って名にして、駐車場を国道沿いに造り遊歩道にするべきだと思う。

タグ:楽:眺 楽<残 景:川 景:町 観:橋 観:園 観:一 観:城

道の駅 にしかわ

ファイル 1227-1.jpg西川町水沢の112号沿いにある道の駅。
まえにトイレだけは寄ったことあったかな。開いてる時間に来たのは初めて。
いやでも今日もトイレだけの寄り道のつもり。
、、まぁそれだけじゃないんだけどね。

で、トイレ行く前に気になったのがソフトクリーム。
んーでも腹が弱り気味だからどうしようかなぁ、、と見てみたら「こくわ」と「塩麹」という変ったメニュー。

「こくわって何ですか?」と聞いてみたら「アケビみたいな山でとれる実」だそうな。(クワガタじゃなくて良かったw)
んー「塩麹」どっちにしようかなーと迷ってたら、「ミックスにも出来ますよ」と言われたのでそれにした。

ファイル 1227-2.jpgってわけで「こくわ塩麹ミックスソフト」(メニューにはない)
「こくわ」は酸っぱくてサッパリ。サッパリというよりキッパリと言った方がしっくり来る感じ、相対して「塩麹」は意外とまろやかで優しい味。
どちらもおいしいけど、間逆なテイストの二種で半々に舐めてメリハリあって面白くおいしく食べられた。
いいねこの組み合わせ。メニューにすればいいのに。

そしてトイレに向かった。ら、トイレの前に水槽があった。
魚は泳いでなったので何がいるんだろう?と見たらウーパールーパーだった。おお、昔一時はやったねぇ。

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大きな水槽に二匹のウーパールーパー。
でも全然動かなかった。生きてるのか?
こんなちんヒャーみたいなのがよく流行ったもんだ。たしかエリマキトカゲの二番煎じみたいな感じだったっけ。

さて、売店も覗いてみたら月山の商品が多かった。
プリントTシャツとかと並んで日産のマークをもじったガッサンのステッカーは面白かった。

そんな店の奥は天然水の工場になってた。へー色々あるトコだなぁ。

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一本買ってみた。裏ラベルが期間限定の「山形日和」デザインになってた。

あー、道の向かいの月山湖も眺めていこうとか思ってたけどすっかり忘れててそのまま出発。
まあいいや、この道の駅は隣に日帰り温泉もあったので、また寄ることもありそうだ。

タグ:餐:冷 動:虫 観:工 餐:飲 道の駅

荒瀬川水中観察室

ファイル 1226-1.jpg酒田市北部を流れる二級河川日向川水系の荒瀬川中流の川底が覗ける観察室。
三年前に一度来てたけど、その時は朝早くて開いてなかった。。
今日はもう昼過ぎだからバッチリだろうと寄ってみた。

少し丘になってる舞鶴公園には入らずに、荒瀬川沿いを回って歩いた。
観察室は荒瀬川頭首工という水門の少し上流にあった。
水門や堰堤の脇の魚道と整備された池とかを覗ける観察室は何箇所か行ったことあるけど、こういう普通の川の中流域の川底が覗ける観察室は珍しいかもね。

さて、観察室の小屋を入ると割と深めの階段を下る。地下1.5階分くらいかな。
小屋部分に窓が多く光を取り入れてて明るく、こういう場所特有の薄暗さも黴臭さもなくていい雰囲気。

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階段を下るとさっそく見れたのが「モズクガ二」十数センチの割と大き目のカッコいいカニが落ち葉と水埃の川底で「俺が主役だー」と言わんばかりに暴れまわってた。

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魚は小魚がチラホラってくらいで、一番多いのが黒筋の入った、、アブラハヤ?かな。
よく見ると底にはシマドジョウもウロウロしてた。

それより小さいメダカくらいのもいたけど、これは何かの稚魚なんだろうね。天然のメダカは希少種だから。

暫く見てたら型のいいハヤ(ウグイ)も見かけた。けど、大きい魚はさすがに素早くてなかなか写真に撮れなかった。

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それと意外と素早いのがハゼタイプの底這う魚。
停まる場所も濁ったトコとかを選んでるような警戒さでハッキリ解る写真が撮れなかった。
ここら辺の魚は種類よく解らないから悔しいな。

なんて普通に眺めてたらあっという間に15分過ぎてた。いかんいかん気にしてないと何分でもいちゃいそうでキリがない。あまり時間かけない寄り道のつもりだったので適当な頃合で切り上げた。

ファイル 1226-5.jpgさて、駐車場に戻ってフト見ると、対向車側の道の脇に東屋の屋根が見えていた。
?なんだろう?とちょっと覗いてみたら、、
「湯ノ沢霊泉」という湧水の水汲み場だった!

えー、さっきの道の駅で水買ってきたばっかだよ。。くやし。

またこよ。

タグ:動:魚 動:虫 景:川 観:堰 観:水

道の駅 鳥海

ファイル 1225-1.jpg遊佐町菅里菅野の7号沿いにある道の駅。
この道の駅は「森のエリア」と「海のエリア」に分かれていて、7号沿いのここは「森のエリア」
トイレでは何度か寄ってるけど食事できる時間に寄ったのは久しぶり(9年ぶり)
その前に来たときは「海のエリア」の日帰り温泉にも寄ってて、早朝からやってる350円の湯でなかなか良かった(現在は400円らしい)そして朝風呂の後にこっちで朝食を食べたので、この道の駅はすっかり朝食のイメージだった。

けど、今朝一度通過したのが7時半。
食堂の開店時間8時半には若干早く、それでちょっと一回りして戻ったら丁度いいかと思って鳥海ブルーラインを走ってみたんだけど、ついつい寄り道を重ねて戻ってきたらもう昼前。。すっかり混んでた。

ファイル 1225-2.jpgさて、
その9年前に此処で食べたのが「いかなっとう丼」おいしかったけど普通っぽくて逆に他では見たことないメニュー。
でも、もうそんなメニューは無くなってて、いくら丼をメインとした食堂になってた。ん?ここらってイクラも特産なのかな。(鮭やイクラというと村上の方が有名なもんで)

一応他も見てまわった。
炭火串焼きコーナーや魚介炉端焼きコーナーもおいしそうで人気で列になるくらいだったけど、やっぱりもう気分はイクラ。いくら丼にした。

メニューには「地元の川を遡上する鮭からとれたいくら、粒が大きく程よい弾力」とあって、やっぱりイクラが売りのようだ。(道の駅近くに鮭の人工孵化場があるそうだ)
「鮭いくら丼」や「まぐろいくら丼」や「うにいくら丼」などいろいろあったけど、存分に味わえそうな「いくら丼」にした。

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おお。おお。
これはホントに大粒でぷりぷりのしっかりしたいくらで、味もまろやかであまくてうまーい!
いくら大好きだから大満足!こりゃいいわ。
(通風?なんですかそれ?)
しいて不満を言うならば、北海道に行く楽しみが少し減っちゃったってとこだなw
これはやばいわ、次回からこの道の駅を食事できない時間に通過したら凄く損した気分になりそう。。

満足の食事。
だけど、その後も少し道の駅をフラフラ見てて「かにクリーム入りのカニパン」という貼紙が気になってパン屋コーナーに行ってみたけど、それはなかった。。時間かな?

ファイル 1225-4.jpg炭火串焼きコーナーも賑やかでうまそうだったので、ひとつ買ってみた。
「赤にし貝串」
ちょっと微妙なチョイスだったかな。食べ応えあって味もいいけどやっぱ蛇足。空腹の時食べたら良かったかも。

もうこの道の駅はいくら丼だけで充分だと思った。

タグ:食:丼 餐:卵 食:串 餐:貝 道の駅

あがりこ大王

にかほ市象潟町横岡中島台にある「中島台レクリェーションの森」の散策コース内の枝道の先にある樹木。

ファイル 1224-1.jpg獅子ヶ鼻湿原を歩いてきた後で結構疲れたし時間かかったし、「大王」っていうのが何なのかわからないし、(湿原だけ行くつもりだったので案内板でも見てなかった)ドン詰まりの道だから同じ道を戻らなきゃならないしって事で迷わず通過、、のつもりだったんだけど、分岐点に来たらやっぱ気になって結局行ってみた。
でも歩いてみたらこのコースは殆んど傾斜なく苦ではなかった。

そしてホンの数分歩くと変な樹木が見え案内板が立ってた。

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「燭台」と名がついたこのブナの木の解説は「あがりこ大王と見間違うほどの大きな奇形ブナ」とあった。
ってことは「あがりこ大王」も大きな奇形ブナってことか!とここで初めて知って、ヤッパ来といてよかったと思った。

ファイル 1224-3.jpgそこからま数分歩くと、今度は「炭焼き窯」があった。このコースはいろいろと飽きさせないね。
解説によるとこの付近で発見された26個の窯の内で一番完全な形で残ってた窯だそうだ。
この炭焼きの為のブナの伐採で、再萌芽するように部分的に残して刈ってたのがブナの奇形が多い森の原因なんだそうだ。
獅子ヶ鼻湿原もだけど人為的に手を加えた自然の変化が素敵な面白い森だった。

ファイル 1224-4.jpgそしてそのすぐ先、ちょこっと坂を上がると「あがりこ大王」到着。
おお、おお、なるほど。これは存在感ある樹だねぇ。
此処までの道でも沢山の奇形ブナを見かけてきたけど、確かにこれが大王だわ。
「森の巨人たち100選」だそうで、樹齢300年強、樹高25m、幹周7.62m。奇形ブナとしては日本一の太さだそうだ。へー。
そのまま木道で周りを一回りして見れる形になっていた。
しばし休憩も兼ねてゆっくり眺めた。

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メラメラと大きな炎のように四方に伸びる幹全体が「大王」って感じして見てたけど、フト気付くと、真ん中に突起のようにまっすぐ立ってる短い幹が、右手を横に左手を上にポーズをとった大王に見えた。ここが本体かw

そして汗が引いたトコで出発。来た道を戻った。
来たばかりの頃はガラガラだったのが気がつけば10時をまわってて人が増えて、此処からの戻りは次から次とどんどんやってくる人たちのすれ違いで忙しかった。人気のスポットだったのか。。

ファイル 1224-6.jpg木道の入口まで戻ると団体さんが引率にレクチャーされてた。
耳を傾けてみると、この人たちは時間の都合で「湿原」には行かずに「大王」までの往復だけだそうだ。。勿体無いなぁ。かわいそう。

そして砂利道を入口まで歩いて、駐車場に戻ったのが10時45分。
歩き始めが8時45分だったから、キッチリ二時間歩いちゃった。。うわぁ、思いがけぬ寄り道。
でもたまには歩かないとね。気持ちよかったし面白かった。

タグ:楽:歩 景:森 観:道 観:装 観:一 植:樹

東根の大ケヤキ

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東根市本丸南にあるケヤキの巨樹古木。

巨樹古木があるのは絶対神社だなんて思い込んでたせいで遠回りして迷いながら何とか来れた。
小学校だったか、、
入って大丈夫だよな、、通報されないよな。。最近怖いから、、まぁ夏休みで児童なんかいないから平気かな。。なんておどおどしないように堂々と見て周った。

うん、これは立派な樹。
ケヤキって一本真っ直ぐ伸びてる印象だけど、これはぶっとい大幹で太く大きく葉も多く生き生きしてた。

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ファイル 1197-3.jpgあちこちに沢山ある案内によれば、この大ケヤキは樹齢1500年以上。幹周16m、直径5m、樹高28m。
国の特別天然記念物で、日本三大欅のひとつ、番付では東の横綱だそうだ。なるほどね。

明治中期までもう一本生えてたけど枯れてしまったそうだ。
でもこの樹は全然元気で緑青く力強かった。

そしてこの小学校のある場所は南朝時代に築かれた小田島城の本丸跡なんだそうだ。
あー城跡ってよく学校とかになってるよね。
そんな城が出来た頃でももう200年の大木だったようだ。
城は江戸初期に廃城。国敗れて何とやら、ケヤキは残って良かったね。

さてそして、小学校の前には大きな池のある公園になってた。
「龍興寺沼」というらしい。
丁度池の先に西日が傾き水面に映って眩しかった。

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タグ:植:樹 観:然 観:校 観:城 観:園 観:池