酒田市北部を流れる二級河川日向川水系の荒瀬川中流の川底が覗ける観察室。
三年前に一度来てたけど、その時は朝早くて開いてなかった。。
今日はもう昼過ぎだからバッチリだろうと寄ってみた。
少し丘になってる舞鶴公園には入らずに、荒瀬川沿いを回って歩いた。
観察室は荒瀬川頭首工という水門の少し上流にあった。
水門や堰堤の脇の魚道と整備された池とかを覗ける観察室は何箇所か行ったことあるけど、こういう普通の川の中流域の川底が覗ける観察室は珍しいかもね。
さて、観察室の小屋を入ると割と深めの階段を下る。地下1.5階分くらいかな。
小屋部分に窓が多く光を取り入れてて明るく、こういう場所特有の薄暗さも黴臭さもなくていい雰囲気。
階段を下るとさっそく見れたのが「モズクガ二」十数センチの割と大き目のカッコいいカニが落ち葉と水埃の川底で「俺が主役だー」と言わんばかりに暴れまわってた。
魚は小魚がチラホラってくらいで、一番多いのが黒筋の入った、、アブラハヤ?かな。
よく見ると底にはシマドジョウもウロウロしてた。
それより小さいメダカくらいのもいたけど、これは何かの稚魚なんだろうね。天然のメダカは希少種だから。
暫く見てたら型のいいハヤ(ウグイ)も見かけた。けど、大きい魚はさすがに素早くてなかなか写真に撮れなかった。
それと意外と素早いのがハゼタイプの底這う魚。
停まる場所も濁ったトコとかを選んでるような警戒さでハッキリ解る写真が撮れなかった。
ここら辺の魚は種類よく解らないから悔しいな。
なんて普通に眺めてたらあっという間に15分過ぎてた。いかんいかん気にしてないと何分でもいちゃいそうでキリがない。あまり時間かけない寄り道のつもりだったので適当な頃合で切り上げた。
さて、駐車場に戻ってフト見ると、対向車側の道の脇に東屋の屋根が見えていた。
?なんだろう?とちょっと覗いてみたら、、
「湯ノ沢霊泉」という湧水の水汲み場だった!
えー、さっきの道の駅で水買ってきたばっかだよ。。くやし。
またこよ。