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甚兵衛公園

ファイル 1844-1.jpg成田市北須の印旛沼の端の464号沿いにある公園。
464号は最近でこそそんなに通らなくなったけど、以前はよく通って成田に抜けてた道で、その途中のここの松林は前々から気にはなっていたんだけど常に通過。実は始めての立ち寄りだったりする。

公園の駐車場は意外と混んでいて満車、そんなに人はいなかったんだけど停めてる人は何処を歩いているんだろうか?
端の線の外にギリギリ駐車できたので歩いた。
この駐車場の場所が「水神の渡し(甚兵衛渡し)河岸跡」だそうで、干拓前はここが印旛沼の岸だったんだね。

さてまずは国道沿いの正面に回って松林を歩いた。
ここは母親の実家の福島の田舎の神社にとても似た印象だったんだけど、歩いてみるとそんなに深い松林でもなかった。

松林の前には渡し守だった甚兵衛の物語や「日本の名松百選記念碑」が並んでいた。

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特にどの松がという事はないけど、青空に高く伸びる樹を眺め、合間を歩いていい気分。こういう場所は残ってほしいね。

その「水神の森」の松林の中に水神社があった。(「水」神社じゃなくて「水神」社)
鳥居をくぐって進むと社殿はなく石祠の社だった。お参りして森を出た。

ファイル 1844-3.jpgその森の先にはコスモスの花畑が広がっていた。
まだちょっと早い時季で三分咲きってトコだったけどなかなかキレイで(歩いてる人も数人しかおらず)ゆっくり見て歩いた。

花の周りには虫も元気に飛んでいて、ミツバチやチヨウ(ヒメアカタテハ)が花に止まって蜜を吸ってた。
けど、トンボの君は花に止まらなくてもいいだろwそかそか写して欲しいのね。かわいいよw

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花畑を抜けてそのまま印旛沼に歩いてみた。
印旛沼と言ってもこの水神の森の前は、北印旛沼の端で川くらいの太さの部分。
かつての干拓前の西印旛沼と繋がっていた頃も一番細くなる首の部分で、だから渡し船があったんだね。

沼は西日正面に映って青く輝いていた。
右手には成田スカイアクセスの高架橋をスカイライナーが走っていた。464号通っててよく見るけどかなり本数多いよね。

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江戸時代に凶作と重税を将軍へ直訴したこの地の地主がいて、その義民の惣兵衛を禁を破って船で渡したのが甚兵衛だそうだ。(昔の人ってやっぱり「兵衛」だらけなんだね)
表の案内版には「捕らわれる前に印旛沼に身を投げた」とあったけど、そういう事にしてこの地を離れて身を隠して平穏に生きながらえたと思いたい。

のんびり30分弱の散歩。歩きやすい季節でありがたい。
今日はよく通る近場だけの一回りだけど、たまにはちょっと気分変えて歩いてみるのもたのしいもんだ。
っていうか、京都でも千葉でも同じようなテンションで楽しめてて草。

タグ:景:森 景:湖 楽:歩 観:園 観:宮 観:伝 観:選 観:鉄 動:虫 植:樹 植:花

天の川公園

ファイル 1843-1.jpg神崎町神崎神宿にある公園。
ここは以前一度その名前に興味持って休憩で来たことあった。(10.09.11)
その時は銀ヤンマなどのトンボが多く飛び、水もきれいで穏やかな田舎の小川って印象だった。(んだけど)

混んだ道の駅の代わりのトイレ休憩がてら久々に来てみたら、川沿いの草はきれいに苅られてはいるものの、水が澱んで藻だらけでちょっと荒れたような雰囲気になってた。
いや、晩秋の枯れた季節だからかな?初夏なら緑きれいでいい印象なのかも?

あーなんか「天の川」というイメージからはどんどん離れちゃってちょっと残念だなぁ、、なんて思ったけど、少しのんびり眺めてたらトンボがいっぱい飛んでて、水際にはイトトンボも見れた。おーいいじゃん。

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写真に撮れたのはアオモンイトトンボ。思ったより割と一般的なんだね。
赤いのはアキアカネ。赤くないのはそのメスで羽の端が黒いのはノシメトンボ?少し憶えてきたぞw

ファイル 1843-3.jpg水際のトンボを写真に収めようと思ってたら、ズルッと滑った。
あぶねあぶね。足元の土がゆるゆるで危なくずるずるとドロドロの川に落ちるとこだった。
気を付けないと。
そしてこのゆるい土が小さい生き物には絶好の繁殖地なんだろうから壊さないようにしないと。
と、あまり踏み込まないように心がけて歩いた。

で、西の上流側に少し歩いたらカエルも発見。足元近くでぴょこぴょこ逃げるのがアマガエル。一番好き。
のそのそ逃げるのがダルマガエル。もう冬眠したいのかな?動き鈍かった。

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それ以外にも川の水面の水草の上にもカエルは沢山いて、そっちは素早くかなりの距離取って逃げてたのと西日方向で眩しくてよく見えなかった。
公園の奥の茂みの合間の橋を渡って川の対面に折り返したんだけど、こっち側は岸から距離あって逃げるカエルを捕捉できなかった。
部分的にコスモス咲いてたりして辛うじて公園らしさが垣間見えた。

一旦中央の駐車場前の橋まで戻り、やっぱ水面の逃げるカエルを撮りたいと思ってもう少し散歩。
東の下流側に歩くと、浅い水面に小魚の群れが見えた。
まあメダカじゃぁないよね。カダヤシだろうね。
外来種だけどこうして群れるとかわいいし、蚊が減るならありがたい。メダカの学校のつもりでその姿を楽しんだ。(メダカだったりして)

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そして川の先にはマガモの親子が水面で何か食べ回っていた。
脅かすつもりはないけど、歩いてたらかなーりの距離で羽ばたいて逃げちゃった。あ、ごめん邪魔するつもりはなかった。

そして鴨よりはずーっと手前だけど、やっぱり距離置いて水面を逃げるカエルが沢山、、というか大量にいた。
なんか逃げるときチッチッチと鳴いてる、、、あー京都で聴いたような。。
逃げる態勢のやつをデジカメのズームで捕捉して見てみたら、やっぱりウシガエル。
っていうか、、かわいくないねー牛蛙。外来種だからという差別ではなくて黄色い目と口先の変な丸さがかわいくない。
っていうか、国産のカエルを川の端に追いやってるように思え、逃げ足速く川を席巻したような数の多さがおもしろくない。

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とかなんとかいいながらも、沢山の生き物にあふれた公園を存分に楽しんで一時間も歩いちゃった。
(細やかで賑やかな逃げるカエルや泳ぐ魚を星に例えるなら、なるほど「天の川」と言う名も納得!とか思えてきたw)
こんな近場のパッとしないトコでも充分楽しめちゃう自分に呆れるような嬉しいような。。

荒れたようにしてたのは生き物の為にわざとなのかもね。
すっきりした人間向けの爽やかな公園より、ごちゃっとしてドロッと放置されたような環境の方が生き物には楽園なんだろうね。
なーんか、沼とか荒れ地とかヤバい方向に興味が向いて来た気がする。。

タグ:楽:歩 景:川 観:園 観:蛙 植:花 動:魚 動:鳥 動:虫

らーめん つる味

ファイル 1828-1.jpg宇都宮市(旧上河内町)上田町の293号沿いにあるラーメン店。
ちょっと前から店先の「生姜ラーメン」という幟が気になってたので寄ってみた。

メニューを見ると「漢ならガッツリラーメン」とか「特製まぜそば」とか具沢山の凄いメニューが並んでて、全品「麺大盛り(二玉)無料です」とあったけど、もちろん目的の「生姜ラーメン」を普通盛で注文した。

で、その「生姜ラーメン」
てっきり長岡みたいな生姜醤油ベースのラーメンかと思いきやサニアラズ、ネギラーメンのように細切りの生姜がドンと乗った塩ラーメンだった。
これは意外。そうきたかー。

ファイル 1828-2.jpg

塩ラーメンの程よいさっぱり感に生姜の風味がよく合っておいしかった。
けど、
やっぱ辛かった。。
生姜の辛さはまだ幾らか平気な方だとはいえ、こんなにたんまり入ってるとさすがにキツイ。
そしてやっぱりさっき食べた唐揚げでまだそんなに腹減ってはなかったようで、なかなか減らないくらいの生姜が邪魔に思えてきた。

そういえば、、先週のドライブでは生姜御飯とか生姜ジュースとか程よいくらいだったとはいえ生姜ばかり続いてる気がした。

生姜が片づけばあとは甘み残る塩ラーメン。生姜はこの半分くらいで充分だったと思う。
おいしかったけどきつかった。 しばらくは生姜はいいやw

タグ:餐:ら 餐:菜 餐x辛x

からあげ専門寺田商店 結城店

ファイル 1827-1.jpg城市結城の県道沿いにある鶏唐揚げ店。
「龍ヶ崎名物清原醤油からあげ」とあるので、龍ヶ崎に本店があるのだろうか?取り敢えずこのよく通る結城の道沿いに最近できた店。
前日から友達とのLINEで九州の唐揚げの話題が出てたトコで、唐揚食べたいモードだったんだけど、この店のことは寸前まで忘れてて、見かけてそういえば気になってたっけと咄嗟の寄り道。

店は持ち帰りだけの販売店。
ホントはこの先のお気に入りの餃子店で食事しようと思ってたんだけど、まあ数個の唐揚げくらいだったら腹の準備体操くらいな感じでいいかなと、250g約4個を購入。
250gグラムってどのくらいかピンと来てなかったけど約4個ってことでコンビニのからあげ君くらいなつもりで買ってみた。

ら、
一個一個がデカイ。
つまんで食べると言うより、おかずとしてゆっくり食べるくらいのもののようで楊枝が付いてなかった。前に使わなかった割り箸が車にあったので同梱してた楊枝でさしてみたけど、これは楊枝で食べるサイズじゃないね。。

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味は醤油のいい味がしっかりついてておいしかった。
食べ甲斐もあるし実に満足な唐揚げだけど、これはドライブ中には不向きだね。走りながら食べるのはきついわ。
イートインスペースが欲しい。

そしてすっかりお腹一杯。。
餃子店は通過した。

タグ:餐:揚 楽:買

道の駅 ひたちおおた

ファイル 1777-1.jpg常陸太田市下河合町の349号沿いにある道の駅。
いつのまにかできてて驚いたけど今年の7月にオープンしたばかりだそうだ。
新しいだけにやたらと混んでたけど、駐車場はスンナリ停められて休憩できた。

で、トイレの後にちょっと見てまわった。メインの物産店は天井高く洒落た感じだったけど、やっぱり混んでるから素通り。とくべつ足が止まる物は目につかなかった。

右奥の飲食店は、食べてきたばかりの「西山うどん」とかあったらやだな~とか思ったけど、ここは「常陸秋そば」の店だけでうどんは無かった。よしよし。
レストランはオーダービュッフェという縁のなさそうなタイプでスルー。
ソフトクリームだけ買って食べた。

ファイル 1777-2.jpgここのソフトは「巨峰ソフト」
久慈川に架かる幸久大橋のブドウの街灯が印象的で、常陸太田はブドウが特産なんだろうなぁと思ってたので丁度イイ。(けど、期間限定だった)
食べてみると、思った以上に酸味あっておいしかった。
最近すっぱいソフト多いよね。食べてるのがほとんど大人だからこのくらいの方がいいね。

ファイル 1777-3.jpg店内の椅子で食べてたけど混んでて落ち着かず、もうそんなに蒸し暑くもないので外に出て食べた。
フト見るとブドウの蔦がテラスに延びていた。
子供でも手が届くような分かりやすい場所に一房ブドウが生っていたので、こりゃ作り物かな?と思って触ってみたけど、弾力は本物のようだった。
え、こんな位置に図ったように実が生るもんなの?
疑わしかったけど、実も葉も本物に見えた。また違う季節にきてみるか、、

タグ:餐:冷 植:実 道の駅

いづみや 東バイパス店

ファイル 1776-1.jpg常陸太田市中城町の349号沿いにある手打ちうどん店。

この常陸太田には市民に親しまれた名物の「西山うどん」という物があるそうで、その元祖というのが市街にある「いづみや本店」という事で、そっちへいってみたんだけど何故か閉まってた。。。

なので仕方なくネットで他の店を調べて、支店があるのを知って来てみた。(支店は他にも県内近隣に何店かあるので、支店で食べるなら水戸でも食べられたんだけど、、まあいいか)
ら、ここ、「バイパス店」という名なのに何故かバイパスじゃない方の349号沿いにあり、「バイパス沿いの支店」という勝手な想像から家族向けもしくは法事向けの大きい店舗とか想像してたけどそれも大きくハズレてて、市民青果市場の一角にある小さな店だった。
けど、車も目の前に停めやすく、営業中と出てたので一安心。

ファイル 1776-2.jpg店に入ると、メニューに「西山うどん」という記載はなくちょっと心配になって訊ねてみたら、どのメニューもうどんは「西山うどん」とのこと。
「はじめてですか」と話しかけられたので、本店にも行ってみた事を話すと「普段土曜日は営業してるんですけど、今日はお孫さんの運動会で休みなんです」、、、だそうだ。わーそういうことかー。ローカルだなぁ。

で、料理は「冷しだぬき」にした。
ここのメニュー、「たぬき」の上に「肉」とか「冷し」とか付くメニューは全部「ぬき」になってたのでこだわりなのかなと思って「ひやしぬきうどん」と注文したら、店の人は厨房に「ひやたーひとつ」と略して言ってた。。こだわりじゃなかったのか。。

それとちょっと気になったのが、持ち帰りで買って帰るお客さんが意外と多かった。生麺かと思いきやちゃんと汁ある調理品。うどん屋のテイクアウトって珍しいよね?、、そうでもないのかな?

前置き長くなっちゃったけど西山うどんの「ひやた」登場。

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西山うどんはどっしりしたぶっというどんだった。
千葉県内にある武蔵野うどんの店にもこのくらいの太いうどんはあるけど、武蔵野は堅くがっちりした饂飩なのに対してこの西山は柔らかく優しい感じで食べやすく、小麦感も味わえておいしかった。同じ様なぶっとい系でもいろいろあって面白いね。

おいしかったので、また冬に鍋焼きうどんとか食べに来たいなと思った。

ところで、
店内には「西山うどん」の説明どころか表記も何もなかった(唯一割り箸の袋に「元祖西山手打ちうどん いづみや」とあっただけ)ので帰ってからネットでちょこっと調べたりした。

この西山というのは常陸太田市内にある「西山荘」(徳川光圀が隠居した御殿)からとってるそうで、、、あ、ってことは、「にしやま」じゃなくて「せいざん」だったのか?
麺好きで有名な光圀(水戸の黄門さま)は市民にうどんを振る舞ったりもして、常陸太田は古くからうどんの町だったそうだ。へー。
こっち方面といえば「常陸秋そば」の金砂郷が近いから蕎麦の方が強いのかとばかり思ってたけど、いろいろあるもんだ。

タグ:餐:麺 楽:話

丸梅

ファイル 1770-1.jpg吉見町久保田の県道沿いにある蕎麦店。

この吉見町の御当地B級グルメ「あぶら味噌」というのをウェブで見かけて気になって、その店をネタ帳に載せてたものの、行ってみたらやってなかったり店がなくなってたりして、仕方なくまたスマホでやってそうな店を検索して来てみた店。ここは営業してた。

店に入ってメニューを見ると「あぶら味噌丼」というのがなく、聞いてみたら「うちではやってないし、過去に出したこともないですよ」だそうだ、、えーサイトに騙された。「吉見あぶら味噌」のページに間違いなく載ってたんだけどなぁ、、ネットなんてこんなもんか。信用しちゃイケナイね。

まぁ、これから別の店探すのも面倒(っていうか近隣にはなさそう)なのでここで食事することにした。
「手打ち」とあったので悪くはないだろう。メニューはいろいろあって少し迷ったけど、壁紙にあったオススメの冷たい「高南梅そば」にしてみた。

で、「火落としてたから茹であげに10分くらいかかります」といわれたので、ゆっくり待つ間もう一度サイトを検索したりしてみた。
うん、間違いなく載ってるな。サイトのうそつきめ。
けど「あぶら味噌」で探さずにこの店で検索するとどこにも「あぶら味噌」はなく蕎麦のレビューだけだった。読んでみたら賛否両論で、店の人のクセのある対応に評価が割れてるようだった。ああ確かにクセあるね。レビュー通りでブレない店のようだ。

厨房から「もうすぐできます」と大きな声かけられた。クセあるけど丁寧だと思うよ。

そして「高南梅そば」登場。
「海苔がくっついちゃう前にビビンバの様に混ぜてお召し上がり下さい」だそうで、これは言ってもらえて助かった。いわれなきゃかき混ぜるのは気が引けるもんね。

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蕎麦は意外なくらいの細麺で素麺のような細さで混ぜやすく、見た目はちょっとアレになっちゃったけど蕎麦の風味もちゃんと味わえて食べやすく面白く啜れた。梅もおいしいのにレモンまで乗ってたのは意外だったけど良く合ってイイ酸味。おいしくペロリと食べられた。

会計では「お口に合いましたか」と聞かれたので「おいしかったです」と答え、「そういえば細麺は冷やしの混ぜる蕎麦用ですか?」と聞いてみたら「蕎麦は全部一緒です。毎朝手打ちで日によるばらつきで今日のはちょっと細めになっちゃいました、いつもはもう少し太いです。プロだから一定にしないといけないんですけどね、、」だそうだ。
いやいや却って面白く美味しかったのでアリだし、手打ちでここまで細いのも珍しいので全然良かった。即席新興のB級グルメ食べるよりむしろ楽しめたかもしれない。

タグ:餐:麺 楽:話

所沢市立埋没文化財調査センター

ファイル 1769-1.jpg所沢市北野にある施設。
ここは土日やってないので、平日に休み取って遠出してないときに来たいと思ってたトコ。なかなかそういう機会がなく今日やっと来れた。

見た目、コープとかハイツとか(最近そういう名前の建物は減ってるそうだけど)のマンションぽい建物に見えたこの施設は、その名の通り埋没文化財の調査センター。
中にはいると自由に見学できる遺跡発掘物の展示解説コーナーがある。

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けど、土器とかには造詣深くないので勿論目的はそっちじゃなくて、奥の方の「ミヤコタナゴの飼育保護コーナー」
ごめんなさい、ちょっと最近続きすぎたから控えようかとも思ってたんだけどまた魚ネタです。

その廊下の奥のタナゴコーナーは飼育室の窓越しに大きな水槽が4つ並び、水槽の奥には部屋の中の飼育保護する水槽が幾つも見えた。

で、先ず手前の「ミヤコタナゴ」
関東地方の至る所に当たり前のようにいた筈の絶滅危惧種の天然記念物。
小柄ながら綺麗な姿で元気に群れていて可愛かった。やっぱり雄は尾の付け根が赤かったから、大田原で見た子もミヤコだと確信できた。

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並ぶ水槽には一般的な移入種の「タイリクバラタナゴ」、大型の西日本種「カネヒラ」、小型の西日本種「アブラボテ」(西日本の魚は名前がかわいくないね、、)とタナゴの別種が並んでた。
やっぱ並ぶとそれぞれ全然違うもんだよね。

この中の部屋は入れないのかな? と、思ったら入れた。
中は空調効いてて涼しかった。

で、「ミヤコタナゴ」を内側から覗くとエサくれるのかと勘違いしたのか集まってきた。カワイイ。けど慣れてて少しヤレヤレ。

中に並んだ小さい水槽はそれぞれ稚魚を育ててた。

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そして奥の方は所沢市内の淡水魚、ちょっと引くくらい大きい「ヨシノボリ」や、アユ並に大きくて刺身にできそうな「オイカワ」には驚いた。普段小さいのばっか見てるから大きいとカッコイイね。

「解説を希望の方はお声をかけてください」とあったのでかけてみた。
そしたら廊下にあったTVのVTRをつけてくれた。。
けど、ちょっと質問したりして直接いろいろ聞いちゃった。
ここの「ミヤコタナゴ」は所沢市内に残ったものだけで飼育保護してるそうで、やっぱり河川水系によって同種でも差があるそうで純血は守ってるんだそうだ。
こちらもついつい最近行った大田原の話や行田の話しをしたりして色々聞いたんだけど、意外とタナゴ以外はよく識らないそうで、トゲウオの話は苦手そうだった。

そして埼玉県内だと滑川に「ミヤコタナゴ」を保護してるトコがあって、そっちの方が沢山のタナゴを見れると教えてくれた。ありがとうございました。最後にまた少し魚を眺めて外に出た。


ってわけで、
出発前に早速その滑川の「ミヤコタナゴ」施設をスマホで検索してみた。ら、「滑川町エコミュージアムセンター」入館無料
おお!そんなのあったんだ!知らなかった、、、
天気もいいし、(ってか台風はどうなったんだ?)これからいってみようかと思ったけど、良くみると『月曜休館』。。。まぁ、埼玉ネタってことでまたいずれ行くとしよう。土日やってるならいつでも来れる。

っていうか、
帰ってからネットで調べたら意外と「ミヤコタナゴ」を飼育保護して水槽で見れる施設はあちこちにあった。
有料の水族館は別としても、神奈川は相模原の「水産技術センター内水面試験場」、千葉には「いすみ環境と文化のさとセンター」で(無料で)水槽を見れるそうだ。。
あれ?なんで所沢しか知らなかったんだろ?
っていうか、技術センターとか環境センターとか学術的興味ってわけじゃなくて、元々はドライブ中の休憩目的だった筈で、無料/ミニ水族館、、とか無料/水槽/珍しいサカナ、、とかそんな感じで検索してたから見つからなかったのかな。
ひまなときにいろいろさがしてみようかな。「ミヤコタナゴ」以外にもありそうだよな。

タグ:観:館 観:然 動:魚 楽:映 楽:話

餃子の丸満

ファイル 1768-1.jpg古河市本町の県道沿いにある餃子の店。
お気に入りのおいしい店だけど五年ぶり三回目の来店。
あれ?そうだっけ。もっと何度か来てたつもりだったけど、ここはひとりで入るより誰かと一緒の時と思ってたので来てなかったようだ。
今日は妹連れての来店。なんか餃子ばっか連れてってるような気もするw
久々に来たら店前の道もサッパリして、店の建物の上の「餃子」の文字が遠くからも見やすくなって迷わず来れた。

道路向かいの駐車場には同じ車(ホンダZ)が停まってて気恥ずかしかったけど隣に停めた。

店に入ると相席の大テーブルか二人用の小テーブルか選べたので二人用の方にしたら、店の入口近くの席だった。
見てると後から後からお客さん来て人気の程が窺えた。
こんな人気店なのにメディアじゃ目にしたことないのが意外だよなぁ、、(ホワ餃はやたらと見かけるのに)とも思うけど、有名にならないくらいの方がアリガタイし、店もブレないでイイと思う。

ファイル 1768-2.jpgさて、妹と色々と注文。
まず最初に出てきたのが「皿ほんとん」(と、妹のレモンサワー。ほんとにいつも遠慮ない)
これは「ほんとん」というこの店のワンタンのおつまみ的バージョン。
分けて食べてみたら、これが醤油風な餡がからんでておいしかった!
ワンタンはやっぱりヒラヒラで正に「雲を呑む」と書いて「雲呑(ワンタン)」。この醤油アンはラーメン風で正につまみ雲呑。おいしかった。(一皿ワンタン三つだったので二皿たのめばよかった。。)

そして「蒸餃子」
これは熱くてしばらく食べられなかったけど、妹はうまいうまいとパクパク食べてた。「もうちょっと小籠包ぽく肉汁が出て欲しいけど、皮の厚味がしっかり餃子食べてる気になっておいしい」だそうだ。
子供の頃なら八割方食べられちゃいそうな状況ながら、ちゃんと半分残してくれたのは、さすがに妹も大人になったもんだと今更乍ら実感。さめてからゆっくり味わって食べられた。

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そして「焼餃子」。
ハーブな風味が中華らしく風味ありながら食べ応えあるどっしりした皮の餃子。普通の餃子は御飯ほしくなるけど、これは食べ応えあって主食的料理なので御飯なくて充分な感じ。やっぱうまい。
けどやっぱ熱くてしばらく食べられなかった。
これは二人前たのんでたので落ち着いて食べた。(ので、妹はレモンサワー遠慮なくおかわりしてた。。)

最後に「ほんとん」
胡椒のきいた塩風の汁に泳ぐ特製ワンタン。
これも言わずもがなのおいしい一品。外せない。
ヒラヒラしてて実の肉もコロンとして金魚みたい。

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妹もこのワンタン(ほんとん)が特に気に入ったようで良かった。

久々だったけどやっぱりおいしい店。
またこっち方面に誰かと来ることあったら寄りたいな。
、、ってやっぱ良く考えると滅多にない事かも。

ファイル 1768-5.jpg他のお客さんはもっとゆっくり食べてるようで、来店する客はあっても帰る客はいなかった。なので、食べ終わって店出たら、隣のZもまだ停まってた。
「オフ会じゃねーんだからわざわざ隣に並べて停めるなよな」とか思われずに済んだw

タグ:餐:餃 餐:汁

三昧塚古墳農村公園

ファイル 1767-1.jpg行方市沖洲の355号沿いにある古墳公園。
そういえば前から見かけてた。
でもなんか古墳とかってあんまし興味ないんだよね。まぁ国道沿いの駐車場で入りやすいから、ちょっと休憩のつもりで寄ってみた。

したら案内板と模型まであって解説。五世紀後半の前方後円墳。ふーん古墳らしいきれいな鍵穴型だねぇ。

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そして「危険すべっちゃダメ!」という看板もあった。
すべっちゃダメってことは歩いて登るのはいいのかな?と思ってみてみたら、ちゃんと後円部の真ん中に階段があった。あー柵の中に入ってよかったのか。。
少しは眺めいいかな、、と登ってみた。

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高さは8mなのでそんなに高くはないけど、やっぱり天辺に登るのは気持ちイイね。
少し離れてて角度もないけど霞ヶ浦もみえるし、筑波山は雲かぶってるけど晴れてたらよく見えそう。
そしてその天辺には「埋葬主体図状況図」というのがあって、発掘の際この天辺から2.7m掘り下げたトコにあった石棺と副葬品の状況図だそうだ。ふーん。

墓とは知ってもやっぱ歩きまわりたくなっちゃうね。いい造形で草も程よく生えてて緑がきれい。
これは滑り降りたくなるよ。大人でも滑りたいもん。滑るんじゃなくて転がるのならアリかな?(斜面は階段以外立入禁止)
自分が(自転車で来れるくらいの)近所のガキだったら友達と来て取り敢えず叱られるまでは滑りまくってたと思うよ。

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古墳の歴史は兎も角、造形や眺めは面白く、いい休憩になった。
けど、真夏は夕方前でも全然蒸し暑く、ちょっと歩いてたら体中汗でベトベト。湿気だけでも低ければねぇ。

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