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どんぐり食堂

ファイル 2300-1.jpg結城市結城作の県道沿いにある食堂。
スナックの並びにある洒落たカフェのような食堂で、「500円ランチ」の幟を見かけて寄ってみた。

この前の道は初めて通る道なので、一旦通り過ぎちゃったんだけど、元々ここの手前の同じ結城市内の「500円ランチ」の店で食事するつもりだったのですぐに戻って寄った。
っていうか、この界隈は「500円ランチ」がはやってるのかな?他の店にもあるのかな?めぐってみたいな。

その手前の店は「500円ランチ」は2時までで終わっちゃってたので通過してきたんだけど、こっちの店もひよっとしたら終わってたりして、、とか思いつつ店に入った。

ファイル 2300-2.jpgら、テーブルや貼紙や黒板にランチメニューが出てたので一安心。
でも、通常のランチメニューも気になった日替わりランチメニューも別に500円ではなく、店の人に聞いてみると、500円ランチは麻婆丼とカレーがけコロッケ定とから揚げ定の三つだそうだ。
通常ランチも気になったので別に500円じゃなくてもいいかーと思ったんだけど、ここは初志貫徹。500円にひかれて入ったので500円のからあげ定食にしてみた。

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で、からあげ定食。
これは丸々と大きい唐揚げで下味もハーブっぽい風味がしっかりしてて美味しかった!
そして何気に「結城産コシヒカリ使用」とあったご飯もおいしいし、味噌汁は具の玉ねぎがトロトロでそのまま飲めた。

500円メニューでも充分なこういうしっかりした料理が食べれると思うと、次回は通常や日替わりのランチでもいいなぁと思えた。
ありがたくおいしい食事で満足した。

タグ:食:定 餐:肉

真壁城跡

桜川市真壁町桜井にある城跡。
地図を見ると一応「真壁城跡公園」とか出てたりするけど、どこがどう公園なのか、どこに車を停めてどう歩けばいいのかさっぱり分からずに今まで何度も通過してた。

ファイル 2299-1.jpgで、今日は、取り敢えず「市立真壁体育館」に車を停めてみた。ら、ここでいいらしく案内板と石碑があった。
体育館の方に資料コーナーとかないかな?とか思って一応近寄ってみたけどそんなもんは無さそうなのでチラッと覗いて戻った。

案内を見ると永禄年間(1570頃)の築城とあるけど移転したのかな?真壁城はそれ以前の承安年間(1170頃)からの真壁氏の居城だったようだ。1602年には佐竹の秋田移封に随い角館に転移して廃城。(実際は真壁氏転移後に浅野長政が入城して隠居してこの地で亡くなって、子の長重が加増で笠間城に移って1622年にやっと廃城、、じゃなかったっけ?浅野の事は全然書かれてなかった)

。。。平将門の小説で出てきた真壁の親類の屋敷っていうのがここかと思ってたけど、それは更に昔で時代が違うか。歴史無知だわぁ、、オハズカシ。(将門に討たれた叔父の平国香の子孫が真壁氏だそうだ。その国香の焼かれた屋敷はもっと南で筑波山の横あたりらしい)

そんでもって、この駐車場と体育館が本丸だったらしい。
以上終わり! でもよかったんだけど、その案内板からの未舗装路を歩いてみたら、堀があり、「一の堀」と案内板が立っていた。
おお!見た目広大な廃農地かなにかに思えた一帯が、一応は「真壁城跡公園」として整備されてるのかな。ちょっとそのまま歩いてみた。

少し歩くと木陰の辻があって「二の丸東虎口」との案内板。そっか本丸から出て二の丸を歩いてたわけか。いつもは本丸目指して歩くことが多い城歩きだけど、本丸からスタートして外を歩くのは初めてかも。
木陰で少し涼んでここで引き返そうかと思ってたけど、もう少し歩いてみた。

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筑波山から連なる山と濃い青空を見ながら取り敢えず歩いた先は、来る途中の八郷からの県道から見えていた「真 壁 城 跡」と標示されている高めの土塁。これが本丸のものだとばかり思ってたけど、そうではなくて中城(三の丸)と外曲輪という外郭の土塁だった。
土塁上は狭く植木で歩けなくなっていて登れず、土塁の外の道に出てみたら、水堀の池が再現されていた。

大手門かと思った割れた中央がその郭の間で、道じゃなくて水堀跡だった。暑いからここでもう戻ろう、、と思ってたのに曲がれる道がないから仕方なくずっと歩くと、先の角は「外曲輪南虎口」との案内板があり、ちょこっと公園の入口っぽくなっていた。(こんなトコに公園の入口があっても来る人はいなさそう、、、)

土塁の間のキレイな道を進んで、虎口をくねーっと曲がって外曲輪の真ん中に進んだ。このまま西に進んで本丸の駐車場に戻るつもりだったけど、東を見ると鳥居の有る森の前に他より大きな案内板があった。
なんだろ、この城の歴史で最も重要な神社か何かかな?とか思ってそっちに歩いてみた。

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けど、この案内板は本丸にあった案内板と同じ大きさで、立派に外曲輪の説明をしてた。。
神社は鹿島神社。外曲輪の図に出てたので城の時代からあったらしい。森の中にひっそりと静かにあって、この日陰が涼しくて気持ちよかった。避暑避暑。
そして茂みの陰の合間に咲いたオレンジの花(ヤブカンゾウ?)がキレイだった。

神社の森から出ると、ここが城の西南の端。広く城域を見渡せた。
広い城だったんだなーと思ったけど、ほぼ荒地とはいえ平城で本丸から二の丸の先の先の外郭までそのまま残されてて見渡せる城なんて他に行ったことなく、普通は本丸だけとか二の丸までが公園になってると考えると普通サイズなのかな。

そして神社の脇には櫓台みたいな土塁もあり、外曲輪の東側から北の方へは歩けそうな土塁がずっと続いてたので、まわって戻るかとその外郭を歩いてみた。

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「外曲輪東虎口」との案内板から土塁に登ると外は深い堀になっていた。、土塁は歩きやすい広さで、時々木が植わってて日陰もあり、まぁ公園と言ってもいいかなって感じになっていた。
ずーっと城の広さを感じつつ土塁上を歩いて、一旦途切れる「外曲輪北虎口」の階段で塁を下った。その先に少し残った北側の土塁には登る階段がなかったので脇を歩いた。

その北側の土塁の終わったところが「中城東虎口」。詰所みたいなプレハブが立っててその先の二の丸に続く道の手前が工事中で閉鎖されてた。。ガーン。ここを通れれば本丸駐車場もすぐなのに。。
囲いの外から行けそうな気もしたけど荒れてて危なそうなのでヤメタ。他に道がある事を祈って中城を北に進んでみた。

けど、「中城北虎口」で道は終わってた。。
二の丸側に進む道はなく、城外に進む畦道は一応続いていた。なんとか廃田圃みたいな堀跡を越えられないかな、、と枯草の積もった上を歩いてみたけど、ズブズブと草の下は湿地で緩く危なく、渡ってもその先の土塁こえられるか分からなかったのでヤメ。無理せず城外への畦道を歩いた。

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畦道は場所によってはぬかるんでたり、水路を渡る橋が工事用の足場で不安だったりしつつも、水路で魚(たぶんカダヤシ)やトンボ(アカネ)やチョウ(ベニシジミ)を見ながらのんびり横断。

北側の前の道に出てホッとしつつ振り返るとこっちも「国史跡 真 壁 城 跡」と看板が立っていた。
あとは仕方ないので城外の車道脇をトボトボ歩いた。
西側の県道は車でよく通る道。歩くと遠く感じるわ。
ここは北曲輪から二の丸へ突っ切って城跡を遮断してる形らしい。一応道の反対側にも城跡が少し続く筈だけど、何もなさそうだね。

それよか暑くて汗だくで涼みたいーと思ってたトコで、道沿いの菓子屋の「メロンパンじゅう」という幟が気になった。
個売りしてるかな?ダメでも店入って涼もう、、なんて図々しく考えて入ってみた。
ら、
なんと、個売りしてるばかりではなく、1個しか買わないのに「どうぞゆっくりしていってください」と、お茶と半分の大福を出してもらえた。ありがた過ぎる。神かよ。

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さてその「メロンパンじゅう」。メロンでメロンパンでまんじゅう。お茶にも合っておいしかった。
ここが遠いい所ならお土産で買ってってもいいなぁと思えた。(ありがたかったけど買わないという、、)

そして七夕の短冊「よければ何か書いてください」と渡された。うわー七夕の短冊書くのって何十年ぶりだろうか。
っていうか願い事って考えてみたら別になかった。。取り敢えず無難に書いて吊るした。


そして本丸跡の体育館駐車場に戻った。
車に戻る前にふと見ると、「真壁城跡」の石碑のある後ろの森も鳥居が見えて神社のようだった。ので、ちょっと歩いて森に入ってみた。
そしたら、ここの木陰も涼しくて気持ちよかった。梅雨開けたばかりで充分暑い夏だけど、湿気はまだまだなのかな。木陰が涼しいのは嬉しい。真夏になったらこんなもんじゃないのかな?

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そしてここには「本丸虎口(搦手)」の案内板。脱腸のような折れた半島の虎口だそうで堀に囲まれた先に神社。昔は門があったらしい。
その隣には「神道霞流剣術発祥の地」の標柱があり、堀に下る道をはさんで「真壁城址」の石碑があった。森の前のと同じ大きさの石碑だけど、これは昭和十年。むこうは平成六年のもの。国史跡になった時に作り直したようだ。

少し涼んでから車に戻った。こんな暑い日にこんなにがっつり城歩きするとは思わなかった。
ひと回りまわった感じでは、取り敢えず城跡公園として人が歩きやすくしようと外曲輪から整備し始めたけど、中城までは手が回らずに停滞しちゃってるって感じかな。また数年後に来たら少しは歩きやすくなってるかな?
案内板だけはマメに立ってるのが嬉しかった。っていうか立ってなかったらこんなに歩いてなかったと思う。

タグ:観:城 観:宮 観:飾 植:花 動:虫 動:魚 景:山 景:森 観:飾 餐:饅 楽:験 楽:歩

蕎麦蔵めぐみ

ファイル 2298-1.jpg石岡市柿岡の県道沿いにある蕎麦店。

もうなんでもいいから見かけた店に入って食事しよう!と思って進んでたものの、どうも寄れない時って良さそうな店があってもついつい通過しちゃうんだよね。
そんな状態から思い切って寄ってみた良さそうなお店。
柿岡の町はずれにあって隣が駐車場っぽかったので思いきれた。

洒落た蔵っぽい和風の新しい店で、空いてる時間だったからゆっくり席につけた。
店内にあったパンフとかを見るとこの界隈(旧八郷町)は「やさとそば街道」として蕎麦屋が多い地区らしい。そうだったっけ。。気が付かなかった。

ファイル 2298-2.jpgそしてメニューはシンプルで、冷たい蕎麦は二種類。
普通に「もりそば」にしようと思ってたんだけど、この店オリジナルという「ぶっかけ野菜そば」というのが気になったのでそれにしてみた。
蕎麦は石挽で十割の「常陸秋そば」だそうで、野菜はキャベツとニンジンの千切りを混ぜ込んだものだそうだ。(女性向けのヘルシーメニューかなとも思った、、)

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ってわけでその「ぶっかけ野菜そば」。こういう感じかぁ。
ニラとか大根とかの名物蕎麦はそれぞれおいしくて好きだけど、キャベツってどうだろうね、、 なーんて思ったけど、食べてみたらこれがまた美味しかった!
普段毎朝食べてるキャベツだけど、その甘い風味と蕎麦が意外とあってて爽やかですごくイイ。これは料理だね。そばもいいし汁もいいし、蕎麦湯も濃いし、そして付いてた炒り胡麻がいい味で良かった。量は多くなかったけど、ゆっくり食べられて美味しかった。

羊羹のような蕎麦がきまで付いていい食事だった。
思いきって寄って良かった。

タグ:餐:麺 餐:菜

滝岡ミヤコタナゴ保護地

大田原市滝岡にある天然記念物ミヤコタナゴの保護地。

何度か来てるお気に入りの場所。
前と比べて木がなくなって殺伐としちゃったような雰囲気だけど、入口にある案内板も新しくなってたので、造られた自然公園ではなく周りの風景に合ったさりげない場所って路線でいくんだなと思えた。

それはそうと、来る時ずっと手前から見えてた煙はここのすぐ前の畑の野焼きの煙で、モロに池の観察舎は煙の中だった。。

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あーあ こりゃ無理だわ。。
取り敢えず駐車場脇の水路でカワトンボを見て、今回はそれだけであきらめるか、、と思った。

出発しようと思ったら、

!風向きが変わった!

おお、煙が薄れて池の観察舎が見えてきた。
少し待てば晴れるかも!と、のんびりしてみてたら、思った通り煙は別方向に流れてスッキリした。

ファイル 2285-2.jpg

ので、
急ぎ足で池まで歩き、ガラス窓を覗いてみた。

あー、やっぱこの時期は水は濁ってるかー。魚見れないかな、、と、ちょっと落胆したものの、少し見てたらすぐに魚が現れた!

おおナイス。
前にも見た子だ。これってやっぱミヤコタナゴなのかな。。
なんか太ったモロコみたいな感じに見えるんだけど、、

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これはメスかな。。そろそろ産卵期だから腹の底やヒレがオレンジになった綺麗なオスが見たかったけど、現れるのは全部メスっぽかった。

オスが現れるのを待ちたいところだけど、煙のにおいがして風向きが変わってきたっぽかったので、急いで外に出た。
思った通り煙はこっちに側に流れてきてたので、粘らずにササっと出てきて正解。
ゆっくり離れて振り返ると、また観察舎が真っ白な煙に覆われ隠れてた。。あぶねあぶね。

取り敢えず魚は見れたからもういいやと車へ戻ろうと思ったら、そっちはそっちで煙が流れてて白かった。。
けど、そっちの畑は端まで燃えてそろそろ終了っぽい感じだったので、ゆーっくり歩いて戻ったらその間に延焼終了。後ろからの煙にも追われずにいい具合に煙をよけて無事に車に戻れた。 なんか面白かった。(車内も煙臭くなってはいなかった)

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ちなみに二年前の点景

タグ:動:魚 観:然 観:池 観:農

旧鈴木家住宅

ファイル 2284-1.jpg沼田市利根町日影南郷にある曲屋の古民家屋敷。

赤城山から裏のコースを下って黒保根にまわる県道に出たトコにある有料スポット。
目の前に日帰り温泉があって、そっちに寄ろうかと思ってたんだけど、ついつい通過してその代わりに何故かこっちに入っちゃった。
なんだろう、最近日帰り湯に及び腰な感じ。GWに別府の日帰り温泉が印象悪くてそれ以来かな。。
赤城山の風が涼しく心地よかったから、あまりあったまる気がしなかったというのもあるな。

さて、鈴木家は神官として当地に来てそれからずっと代々名主だったそうだ。

大きな曲屋のお屋敷は、入ってみると曲がった一角は広い土間。
二階もあるっぽいけどそこは立ち入り禁止。
座敷は奥に上段の間のある三段の部屋が中心で、思ったほど部屋数はなくコンパクトに感じた。

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上段の間から振り返ると大名気分で評定ごっことかしたくなるね。

順路に沿って奥にまわると現代の台所もあったりして妙に生活感のある屋敷だった。(普通は隠すけどなぁw)

曲屋を出て次は蔵、、と思ったけど、先に来てた老夫婦がゆっくり見てるところのようなので遠慮して水車の裏に進んでみた。
ら、こっちは足湯コーナー。温かい季節に足湯入る人いるのかなぁ。。

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そして蔵。
下の蔵、上の蔵と順番に見た。上の蔵の方が小さいけど古く雰囲気あってよかった。

下の蔵は中が鈴木家資料館みたいになってた。
ファイル 2284-4.jpg

下の蔵の後ろには味噌蔵、新蔵とあって、味噌蔵には味噌樽が並んでて、樽を覗いてみたら味噌が付いたままだった。現役???

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思ったよりもパーッと見てさらっと出た。
ちょっと古民家は最近寄り過ぎてる気がする、、感激薄いのは勿体ないのでしばらくは寄らないようにしようかな。

タグ:観:屋 観:建 観:具

風の広場 おおまえだ

ファイル 2283-1.jpg前橋市鼻毛石町の県道沿いにある農産物直売所。

前にその地名の鼻毛石の石を探してドライブしてた時に立ち寄ったことがあって二度目。
っていうか、まさか再訪するとは思ってなかった。
久々に来てみたらなんかきれい洒落た感じになってて驚いた。

で、前回通り「焼きまんじゅう」の幟が立ってたけど、以前ただの休憩室だった小屋が「風の茶屋」というスナックコーナーになってて、そこで焼きまんじゅうを焼いていた。(前きたときは直売所の奥で焼いてた)

ファイル 2283-2.jpgもう目的はその焼きまんじゅうなので真っすぐそっちに入った。

小型の券売機で食券を買う方式。暑かったからふわふわっぽいかき氷も気になってたけど、先に来てた若い三人組が「これマジうめ―」とか言いながら食べてて、それみて食べたくなったと思われたくなかったのでヤメ。
「焼きまんじゅう」と、もう一つ気になった「きのこ汁」にしてみた。(温冷真逆だけどw)

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やっぱ群馬は「焼きまんじゅう」だね。
軽いものを食べたいくらいの腹だったのでちょうど良かった。

そして「きのこ汁」はキノコ入りまくりで驚いた!汁もいい味でこれまじウマイ。

あとで直売所も見てきたらキノコ類が多く充実してた。「ハナビラダケ」という聞き慣れない名前のキノコもあった。ああ、これが汁にメインに入ってたやつかな。
おいしかったから買って帰って味噌汁でも作ろうかな、、
と思ったけど、他も―と店を見てるうちに出口でちゃった。。

おいしいちょい食いで満足。さっきの大木と合わせてもこれだけで赤城山眺めて帰るだけでもいいドライブだな。。なんて思ったけど時間見たらまだ2時過ぎ。山登れそうじゃん!と意気込んで出発した。

 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:饅 餐:汁

野の大クスノキ

ファイル 2282-1.jpg桐生市新里町野にある巨木。

案内みかけて気まぐれに寄ってみたら、表の通りから細道を入ってすぐ先にあって、きっちり整備はされておらず、適当に車停められる感じがよかった。
大木の木の葉の傘の下に車を停めてそのまま涼めるという他では無いようなロケーションが嬉しかった!

案内によると、目通り7.7m、樹高27m樹齢推定600年以上だそうだ。
クスノキって古くなればなるほどボコボコになったり穴開いたりして老獪な印象の樹が多い気がするけど、ここのクスノキは600歳以上なのに堂々と太く崩れた感じがまるでない勢力満タンの元気な大木。広ーい傘の下は風がそよいでて気持ちよかった。

ファイル 2282-2.jpg

木の前の廃れ崩れかけた蔵の感じも良く、ちょっと離れて全体の写真を撮りたいなと思ったら、その蔵の先まで下がらなきゃ全体が入らなかった。

ファイル 2282-3.jpg

葉も新緑の緑が眩しく、太い幹の日陰の苔もしっとりとイイ感じ。
ゆっくり見上げて休憩した。

ファイル 2282-4.jpg

タグ:植:樹 観:然

らー麺 藤原家

上三川町上三川の県道沿いにあるラーメン店。

ファイル 2281-1.jpg二度目の来店、前に来ておいしかったのでまた(昼を大きくまわった半端な時間に空腹で通ったら)寄ろうと思ってた店。点景も二度目。

今日はドライブしてれば風は涼しいものの、止まってると暑くてラーメンという雰囲気ではなかった。。んだけど、んー、たしかここって冷やしのメニューか何かあって夏にまた来てみようと思ってったような気がしてた。

けど、店に入ってメニュー見たら冷たいのは冷やし中華しかなかった。。あれ?ここじゃなかったかな。。

ファイル 2281-2.jpgまあいいや
それよかメニュー見てて「とみちゃん餃子」という餃子が気になった。
「とみちゃん食堂」というのがこの店の主人の両親が都内の赤羽に出してた店で、食べ育った母親の味の餃子を復元したものだそうで、地元の上三川産のニラがたっぷり入ってるというのもそそるし、赤羽は職場から近い町なのでチョコっと親近感も持てた。

ってわけで、その「とみちゃん餃子」と、ラーメンは「磯香醤」というのをたのんでみた。
「磯香醤」は栃木県産小麦「ゆめかおり」を石挽して打った麺と「炭火吊るし焼き豚」をトッピングした磯香るラーメンだとか。なんとなくたのんだけど、その磯の部分がよくわからないね。

少し待つと先にラーメンが出てきた。

ファイル 2281-3.jpg

磯の部分は岩ノリで、背脂に玉葱で濃いけどけどしつこくはない汁によく混ざっておいしかった。
そして炭火吊るし焼き豚」は二枚だけだけど充分の味わいでおいしかった。
麺はストレートで意外な感じだけど啜りやすくていい感じ。
まとまりは無い感じもしたけどおいしかった。

後から出てきた餃子はラーメンが終わるまで放置。
でも、麺の後で食べてみてもまだ熱かった。。
先月、タコ焼き食べて熱いのはダメだ!って再確認したのにまたこれだよ。。我ながらあきれる。

ファイル 2281-4.jpg

ゆっくーーり食べた。

うんうん、ニラたっぷりでおいしかった。
「とみちゃん」という個人的な思い出の名前より「上三川ニラ餃子」とかの名前の方がいいような気がする。
餃子はひとつひとつ離れて丁寧に焼かれてるので、さめてきても皮がくっついて破れたりする恐れもなく親切だった。


ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 餐:餃

優善

ファイル 2280-1.jpg印西市平岡にあるそば食堂。
利根川土手の道から見えた「桑茶そば」という幟が気になってて来てみた。

チョッと一瞬見た目普通の家かな?って感じで通過しちゃてったけど、ちゃんと「十割そば」って垂幕があるじゃんね。
車停めたら、逆に敷居高めの店っぽい気もしたけど、門をくぐったらやっぱり普通の家っぽくてどちらにしても少々腰引けながらもままよと思いきって入ってみた。

ら、広い店内は普通の食堂な雰囲気で空いてて気楽に席につけた。

ファイル 2280-2.jpgもう食べるのはその「桑茶そば」と決めてはいたものの、メニュー豊富でそそるものが多くて少々戸惑った。
「栃木産しゃも親子丼」とか「熊本県産車エビ一本天ぷら」とか「マグロ餃子」とかとか、、
で、「セットの蕎麦は桑茶そばにできますか?」と聞いて、割増しで出来るそうなので、「桑茶そば」と「ミニなまずかば焼き丼」のセットにしてみた。

そしてまた店内見まわして待つと、奥にはカラオケステージの有る宴会座敷コーナーが見えた。
厨房前のガラスケースにはトロフィーが並んでて、チラッと見たら土佐犬の大会のプレートや番付なんかもあった。
なんかすごい店だ。夕方じゃなくて昼に来てよかったw

まずは「桑茶そば」がでてきた。

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そばは意外と素麺みたいにプニっと瑞々しく、桑茶の感じというのはよくわからなかったけど、ツルツルとおいしく食べられた。だしもいいので普通の蕎麦でも期待できそうに思えた。

ファイル 2280-4.jpgそして「ミニなまずかば焼き丼」
鯰は天ぷらとかコロッケとかでは何回か食べたことあったけど、こういう感じで食べたのは初めて。
かば焼きっていうからウナギに寄せた味かと思いきや、照り焼きみたいな感じで、プルプルの白身が不思議な感じで面白かった!

店の人も若く感じよく「ナマズどうでした?」と聞かれたので、ナマズは他でも食べてるけどと余計なことを言いつつ「面白くておいしかったです」と正直に云った。(ちなみにナマズはアメリカナマズだそうだ)

思いのほかおいしい食事と面白い店を知れて満足の昼食、また来よう。

店を出ると青空のいい天気。
チョッと前の道を渡って土手下の田圃を覗いてみた。
青々していいね。天気ひとつでどこも輝いて見えるね。

ファイル 2280-5.jpg

タグ:餐:麺 餐:魚 食:丼 観:農

としまや弁当 牛久店

ファイル 2279-1.jpg市原市安久谷の297号と409号の交差点にある弁当店。

千葉県の房総半島に点在する弁当屋チェーンの「としまや」の話は随分昔から友達から聞いてて、テレビで話題になる前から「チャーシュー弁当」の評判は知ってて興味あったんだけど、イートインは無さそうな印象で、弁当買ってどこかで食べるという気もせず一度も寄ったことなかった。

で、今日は天気悪いしそろそろ折り返そうかなぁと思ってたトコにこの店があったので寄ってみた。
ら、小さなテーブルふたつだけだけどイートインコーナーもあるのが外からも覗けたのでナイス!と思って入ってみた。

レジ前に並んだ作りおいた弁当に「チャーシュー弁当」はもう無かったけど、注文したら作ってくれた。(まぁ弁当やさんはそういうもんだわな)

ファイル 2279-2.jpg少々時間かかったけど、その間店の中をフラフラ見てた。
売ってるものは小種類のカップ麺と菓子くらいだったけど、奥に弁当買った人一杯サービスの味噌汁コーナーがある事に気付いた。
ので一杯いただいた。
具の白菜が煮詰まっててトロトロでしっかり味を溶かしてておいしかったw

そしてチャーシュー弁当、通称「チャー弁」登場。
さっそく座って食べた。

ファイル 2279-3.jpg

おーなるほど、これはおいしい。
肉のトロトロ感と脂のまろやかさと濃いタレで食べるご飯は、バターライスが進化したような感じで、ほっぺを震わす弁当だった。なるほどー

おいしく食べて満足の昼食。
パッとしないドライブも有意義なひと回りに感じた。

タグ:食:弁 餐:肉