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つちや食堂

ファイル 1405-1.jpg旭市(旧飯岡町)三川の県道沿い飯岡海岸前にある食堂。

実はここまで一言も話してなかったけど、6月に入る前から心待ちにしつつ、6月に入ってすぐに来るのも慌てすぎと抑えつつ、ずっと楽しみにしてきた旬の絶品メニューが、この飯岡の天然「磯ガキ」
去年食べて以来、もう他で食べる牡蠣が味気なくてしかたない。
それまでは自分の中で「まぁうまいものはうまい」というくらいの認識だった牡蠣の存在が、ウニやイクラやウナギやアンキモと肩を並べるくらいの絶品食材にランクアップ。

そんな好物を食べにやってきました。

店は昼前でももう混んで賑わっていたけど待つことなくスンナリ入れた。(朝8時からやってるそうだ)

で、
去年は定食にして食べたら、牡蠣のうまさについついご飯とのペース配分を考えずにペロリと牡蠣を食べてしまって味噌汁でご飯を食べたりしたので、今年は「生ガキ」単品と「カキ丼」というぬかりの無い組み合わせにした。(一年間考えてた)

わくわくしながら待つと、まずは「生ガキ」から登場。
大き目の牡蠣が二つ。殻自体は丸型で極端な大きさではないけど、その身が丸々と大きい磯ガキ。いただきます。

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おおー。おおー。
やばいやばい。ちょーやばい。にやける。
これこれ。このカキのミルクな部分がもうプリップリッで豊潤。たまらないわ~。
しあわせ気分で2つをペロリ。

つづけて「カキ丼」の登場。
店の人の話では一番大きいカキは焼きガキにして、次くらいの大きさを生ガキで出して、それ未満の小さなものをカキ丼にするそうだ。
そんな小ぶりな(一般的な)カキが幾つも玉子でとじられた丼。いただきます。

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以前、広島で食べたカキ丼は牡蠣の風味が玉子やご飯にしみてておいしかったんだけど、このカキ丼は玉子とご飯の部分に牡蠣の風味は薄くさっぱりした玉丼のていだった。 けど、入った牡蠣のひとつひとつが小さめのくせにミルクバッチリ!だからかえって周りがさっぱりしてて程好くて正解。たっぷり主役の牡蠣を楽しめる贅沢ドンブリ。これは何気に沢山牡蠣入ってるしリーズナブルだし大当たりのメニューだとおもう。!んまかった!

もうすっかりミルキーな牡蠣三昧を堪能。最高な組み合わせ。ナイス。

ファイル 1405-4.jpg食堂を出ると隣は売り場になってて、もちろん磯ガキも沢山あった。
ので、妹宅に(一応食べるか電話して)お土産にと一皿1kg購入。
店の感じのイイ(けど声は小さめの)オヤジさんがいろいろ話しながら剥いてくれた。
この牡蠣はホントこの飯岡だけで、銚子まで行くと淡水が混ざるから全然違ってくるんだそうだ。
他所の岩ガキとも大きさも味わいも違うからここだけの意味で「がき」と呼んでるそうだ。(あ!いけね。去年の点景記事では全部「ガキ」って書いてた。。。てへ(→)
この磯ガキは8月の盆前くらいまでが旬で、その後は脱皮して小さくなっちゃうんだそうだ。へー。


ってわけでこの日は帰りに妹宅に寄って牡蠣土産。
そして食べた時の「なにこれ!」という顔を見て満足。
「これほどまでとは思ってなかった」と。
ね、ウソじゃなかったっしょ?
甥っこ達は牡蠣は嫌いで食べられないそうでかわいそーww(大人になってから後悔しなさいw)

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