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自販機食堂

ファイル 1291-1.jpg伊勢崎市富塚町の462号沿いにある自販機店。
北関東郊外にチラホラ残る自販機のみのドライブインは、とくにこの群馬県(122号沿いとか)でよく見かけてて、寄ってみたいなーとは思いつつも寂れた雰囲気と無人による不穏な印象(ヤンキーがカツアゲでもしてそうな印象)に腰が引けてなかなか寄ることがない。
で、最近ふとWebで見かけたのがこの先月オープンしたばかりの「自販機食堂」
レトロな自販機を集めた趣味的な店のようで、これなら気軽に行けそうでいいかもと気になっていた。

店は喫茶店のような店舗で、ちゃんと店の人がいて明るい雰囲気。
自販機の数は少ないけれど、どれもレトロで不安な機器なだけに、ちゃんとした解説と案内が書かれてて店の人もいる安心感が嬉しい。

さっそくトーストサンドを買ってみた。
調理時間のカウントのレトロ感がいいねーなんて思ってたらあっという間に出来て「ちーん!」と今時なかなか聞かないレンジのベル音が鳴った。

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アルミに包まれたトーストは熱くて、備え付けのトングが有り難い。
テーブルについて開けてみると、アルミの焦げ目が不思議な模様と端が黒く焦げた大雑把感が面白く、食べたら意外とちゃんとしてておいしかった。
隣のお客さんは「なつかしいねー」と言って食べてたけど、実は僕はこれは食べるの初めて。こういう雰囲気のトコで食べてこそ有り難く嬉しく楽しく食べられる品だと思えた。

つづけてうどんも買ってみた。
これはてっきりカップ麺かと思ってたけどアニハカランヤ。汁も掻揚天も麺もちゃんとした饂飩で驚いた。立派な調理機器だねぇ。
インスタント以上立食い未満ってトコか。
カップ麺の自販機なら食べたことあったけど(自分でお湯濯ぐヤツ)これも食べるの初めて。

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ちなみにこのうどん機はテレビの深夜番組「月曜から夜更かし」でマツコさんに食べさせるためにスタジオまで運んだんだと店長さんから話を聞けた。

そしてハンバーガー。
実はこのハンバーガーがお目当て。最初に食べようと思ってたんだけど他の客が調理中で待ってたので最後になった。
ハンバーガーは若い頃にドライブ中に寄った先でよく食べてて「グーテンバーガー」というのが超お気に入りで懐かしい。

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が、
このハンバーガーは思い出の中の「グーテン~」のようなチープ感はまるでなく手作りハンバーグのようなちゃんとしたハンバーガーで驚いた。おいしくペロリと食べた。

どの品もちゃんとしてて驚いた。これって昔のまんまの食品なのかな?特製なのかな?
とにかく安心と驚きで面白い食事となった。
昭和のオートメイションの魁というかレトロな未来感というかそういうのが妙にいい味醸して面白い。
そして店長の趣味愛溢れる雰囲気とそれを楽しむお客さんとで和やかなイイ空間の店になっていた。

タグ:観:装 楽:懐 餐:麭 餐:麺 餐:ば

さわら麺処

ファイル 1290-1.jpg道の駅「水の郷さわら」のフードコートに入ってるうどんの店。

実は10月に食べた「名物 短冊うどん」(→)というのが気に入っててハマっちゃってて、一度食べて以後毎回ここによると短冊うどんを食べていた。

で、どのうどんのメニューも短冊に変更出来るというので毎回いろいろ試してみてて、今回は「けんちん短冊うどん」にしてみた。

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「けんちん」の定義は知らないけど、だし汁は「かけ」の物と変らないような気がするので、多くの根菜が入っただけのような気もする。
一品苦手な食材が入ってたけど、形も崩れてないからよけて食べて問題なし。
なんか根菜は温まるよね。
冬にはいいよね。
今回はおいしく食べられた。


ちなみに

前回食べたのは
12月6日
「旨かあんかけ短冊うどん」
あんかけが短冊うどんに絡んだら美味しそうと思って食べてみた。
揚げかすはご自由にと言われた。あんかけにも揚げ入れるかな?と思いつつ掛けてみた。

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思った通り短冊にあんかけのあんがよく絡んでおいし、、、、


、、からい

よく見るとあんかけはラー油がかかって赤くなってた。。
そういうあんかけか。そういうもんか。
「旨か」というのはラー油のことなのか。
これは子供は泣くぞ。(最近の子供は辛いの平気だから泣くのは僕ぐらいなもんだ)
辛いくらいで情けない、世間ではこれを「旨か」と言うんだぞと思い、世間に負けじと混乱しながらも何とか食べ、汗と涙と鼻水を引き換えに「旨かあんかけ」を体内に取り込んだ。


そして前々回
さかのぼること11月の3日
なんと食べたのは「カレー南蛮短冊うどん」
この日は狙ってた「あんかけ」が品切れで咄嗟に変更。
並びの別の店のカレー丼は全然辛くなかったから、ここのカレーもひょっとしたらという甘い期待を胸に挑んでみた。
甘いカレーなら好きなのだ。子供の頃は麻婆豆腐でさえ好きだったのだ。(家庭用のネ)
揚げかすはご自由にと言われた。カレーにも揚げ入れるかな?と思いつつ掛けてみた。

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おお色的にダシのきいた和風カレーっぽい。短冊にもよく絡んでおいし、、、、


、、からい

全然ひょっとしなかった。
カレーは辛い、むべなるかな。
いつも失敗するくせに毎回毎回何の幻想を抱いているんだ、、
夢見る中二の少年でももうちょっと学習するぞいや
辛くないカレーがそんなに世の中にあるわけないじゃないか。。
と、情けない気持ちに潰されまいと汗と涙と鼻水を引き換えに「カレー南蛮」を体内に取り込んだ。


という二回の失敗を経て今回の「けんちん」はやっと普通に味わえた。
まだ僕には食べれるメニューがあるんだ。こんな嬉しいことはない。

タグ:餐:麺 餐:菜 餐x辛x 道の駅

一平ちゃん

ファイル 1289-1.jpg行田市北河原の県道沿いにある焼きそばとフライの店。
フライは行田市名物の鉄板焼きB級グルメ。

この店は何度も見かけてて気がついてはいたけど、いつも右折する丁字路の少し左側にあるのと、昼だけの営業時間(2時まで)に合わない事が多いのとで今まで寄ったことなかった。
けど今日は丁度交差点で信号待ちで止まって気がついてナイスなタイミングで立ち寄れた。

メニューは焼きそばとフライで、焼きそばは「メガ盛(大盛り五人前)」なんていうのもあった。
フライはチーズフライとかエビフライwとかいうのもあった。

僕は普通盛で焼きそばとフライをいただいた。

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まず焼きそば。
普通盛でもなかなかの量で、甘めのソースが程良くしつこくなくておいしい。
そしてフライは、
これも大きめなサイズで、思ったより厚めで柔らかく小麦粉感がたっぷり味わえておいしかった。
今まで何軒かで食べてきたフライの中で一番厚くて魅力的かも。

お店はフライより焼きそばの方がメインっぽく、焼きそばだけ食事のお客さんもいたけど、個人的には焼きそばよりフライの方が印象的で、次回来たらフライだけ大盛りで食べようかなと思った。
あ、チーズとかエビとかも面白そうだな。

タグ:餐:や 餐:粉

人生

ファイル 1288-1.jpg常総市豊岡町の鬼怒川の土手前にあるラーメン屋。
ここは夕方6時からの営業で、354号の豊水橋から青い光が見えると営業中、赤い光なら準備中という目印のある店。
かなーり久々の来店。この車では初めてかな。なかなか時間合わなくてね。

相変わらず宅地の道を抜けて真っ暗な土手に路駐するスタイル。
そんな真っ暗な中にぽっかりと温かい灯りのついた店。

そして店内は電灯も黄色く明るさ抑えめでムード歌謡が流れるレトロな昭和の居酒屋風。
カウンターの席について、食べたのは定番「人生ラーメン」
(あ、大盛りでもよかったかも。。)

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んーーーやっぱり んまい!
これはもう別格だね。
シンプルで素直な鶏ガラのあっさり醤油なれど、味わい深く最高に旨い。ラーメンは斯くあるべしという堂々とした一杯。
ひさびさで沁みるわ。

ファイル 1288-3.jpg無心で啜って、汁を飲み干すと器の底に「偉くなるだけが人生じゃないよ」と文字がでる。
しゃれてるね。
偉そうな行列店じゃなくいつまでも暗がりに佇む温かい店であってほしいね。


さて、満足で店を出ると、目の前の土手の上に明るい月が出てた。
おおこれは土手に登れば月に照らされた鬼怒川とか見れるかな?とか思って登ってみた。
ら、土手の前は真っ暗なグラウンドで川はずっと先でよく見えなかった。。けど、周りが暗い分だけ月がきれいだった。

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なんかデジカメの夜景モードが明るすぎて変な画像になるのが嫌だ。。暗くて見えなかった部分までちゃんと写るのは面白いけど、目で見てたイメージと全然違うのは困るよな。なんとかしたい。

タグ:餐:ら 観:光

高椅神社

ファイル 1287-1.jpg小山市高椅の県道沿いにある神社。
高椅は「たかはし」と読む。(「たかさき」って読んでた。。)

県道(街道)から真っ直ぐ参道が延びた形の神社は北関東の郊外によく見かけるので他の場所と混同しやすいイメージ。この県道もこの先進むと似た感じの神社を見かける。
でもここは神社の横に逸れた県道脇にある餃子の店がお気に入りで、二度目の立ち寄りで食事したので、せっかくだから今回はちょっとこの目の前の神社も歩いてみようかと思った。

(ところで)参道の入口にはコケシ形の交通安全マスコットが立ってるんだけど、錆びて色が剥げてガスボンベの原形モロ判りで無情ww

さて、参道は赤い燈籠が並んでて、その先に楼門があった。
(なんか昨日に引き続いて立派な門ネタになっちゃったかな)

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この楼門は明和七年(1770)建立の江戸中期の楼門。
彫刻も多く、木鼻の唐獅子の丸彫というのもかわいらしかった。
けど、結構イタんでるそうで修繕の寄付金を募るポスターが貼られてた。

この楼門が見所ってことなのか、ここだけは説明の案内板が立ってたんだけど、ほかに案内板はなく、神社の歴史や由来はわからず、御祭神は餃子屋で聞いた「料理の神様」って事しか知らなかった。

んー僕は料理しないしなぁ、、、とは思ったけど、これからも素晴らしい料理と出逢えますようにってことならいいかなと考えて拝殿に参拝。
拝んだ後は裏に歩いて本殿を眺めつつ、裏の森を見つつ一回り。

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本殿右脇に紙垂が巻かれた細い木があった。これが御神木かな?何の木だろう?
と見上げてみたら上の方で丸い柿の実が生っていた。柿なのかこれ。柿の神木か珍しいな。
(帰ってから調べてみたら「柿木さま」と崇める柿の古木だそうで、根元の砂がイボに効くそうだ。へー)

見所あって雰囲気もイイ神社だった。

そして戻った駐車場の200m先にあるらしい「千年の池」にも歩いてみた。
宅地に囲まれた平らなトコにある池で、最近整備したらしく立派な説明板があった。
長元二年(1029)に境内の井戸を掘ると大きな鯉が出現したので「鯉の明神様」と親しまれてたそうな。
井戸から鯉ねぇ、、っていうか、ここまで神社の境内だったのか、、延喜式内の歴史ある神社らしいけど、昔の方が大きく広かったのかもね。(wikiには日本武尊が立ち寄って造った神社とある、、)
で、時は流れていつの間にか鯉がいなくなっちゃったので平成22年に鯉を放流し直したそうだ。

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ふーん
と、池を眺めてみたら思った以上の沢山の鯉が元気に泳いでいた。
正直言えば、池の鯉って当たり前すぎてあまり興味ない種類の魚なんだけど、池に寄ると水面で口をパクパクさせておねだりしてた。
そして池の周りを歩くと群れでみんなでついてきて、僕の前でぐるっとターンして正面に向いて口をパクパク。すげー慣れてるね。なんか可愛らしくなっちゃったw

ってわけで1袋100円のエサをあげようとエサ箱に戻った。
けど小銭がなかった、、、
  残念。
ごめんねごめんねー
と、車に戻った。

けど、
やっぱり気になって、わざわざ近くの自販機で千円札くずしてまた池に歩いた。

で、餌撒き。

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ヤバイ。
鯉の餌撒きスゲー楽しい。。
パクパクちゅぱちゅぱ。かわいい。

またこよ。


さてさて、順番が逆になっちゃったけど、食事の餃子定食も載せとこうかな。
今日は餃子二枚のW定食。
たっぷり行者大蒜餃子を堪能。
8月に書いたばかりなので詳しくはそちらを(→)

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タグ:観:宮 観:像 観:門 観:飾 植:樹 植:実 観:池 観:伝 動:魚 楽:験 食:定 餐:餃

西蓮寺

ファイル 1286-1.jpg行方市西蓮寺にあるお寺。

県指定天然記念物のイチョウの紅葉を見によく来るお寺。
で、だいたいいつも少し早かったり遅かったりで、去年も来たけど全然早くまだ青かった(→)
少し遅いくらいの方がいいかも、12月入ったので頃合かも、と思って来てみた。

ファイル 1286-2.jpgで、いつも境内のイチョウに急いでくぐるだけの仁王門を、たまにはじっくり見てから進んでみた。

これは天文12年(1543)建立の国指定重要文化財。
元々は二階建てだったそうだけど、江戸時代後期に二階部分を取壊しちゃったそうだ。(何があったんだ?)
上部真ん中にある「蟇股」という彫刻のような梁の支えなどが室町時代の特色だそうだ。

そして境内のイチョウに進む。

ファイル 1286-3.jpgあー今年は少し遅かったかな。
けっこう散っちゃった感じ。
まぁこのくらいでも悪くないかなと見て歩いて、手前の大イチョウ一号株を廻った。(その一号株の脇にある鉄杖のような柱「相輪塔」も1287年建立の重文だそうだ)

でも、先の二号株は丁度頃合っぽく黄色い葉が大盛できれいだった。おお、いいじゃんいいじゃん。
っていうか、午後の日差しが二号株だけに当たっててよりよく見えてたって感じかな。
写真撮ってる人も多く人気だった。
一号二号共に樹齢千年以上で元気だけど雄株なので実はならないそうだ。

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二号株の裏に廻ると、後はまだ青い葉が多く見え、今年は随分と段階的に紅葉した感じだね。

そしてその裏の日陰から振り返って見た一号株は、さっき入ってきた時に見たよりも全然黄色くいい感じだった。
そうか、入口の日向側から葉が落ちた側を見ればイマイチな感じでも日陰側からなら葉の残ってる側が見えて全然キレイ。
見る角度が大事だわ。
もう少し日が傾く前に来てればもっと良かったのかもね。。

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タグ:植:樹 観:然 観:寺 観:門 観:重 観:具 観:塔 景:季

中村屋食堂

ファイル 1285-1.jpg石岡市月岡の県道フルーツライン沿いにある食堂。
前に軍鶏鍋を食べに来たことある店で、かなりおいしく感激したので今回もまたと思い、平日に予約の電話をしてみたら、前回はなくて食べられなかったイノシシが今はあるということで、今回は猪鍋にしてみた。

で、きてみたら暖簾が掛かって無くて、あれ?と思ったけど、店内の座敷にはもう鍋が用意されていた。
どうやらネットには「不定休」とあったけど本当は今日は休みの予定だったんじゃないかな。。そういえば予約の電話の時に「日曜日は時間によっては大丈夫です」みたいに言ってた。

さてさて暖かいウーロン茶でささやかに乾杯しながら早速猪鍋を味わった。

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当然だけど軍鶏鍋とはガラッと変わって、生姜の効いたキリッとした汁に猪肉はしっかり締まってて力強いというか男っぽいというかワイルドな雰囲気の鍋だった。へー、なんかすごいな。

そういえば最近やたらと町中や海に猪が出現したとニュースで見かけるけど、、食べちゃおうよ。

ファイル 1285-3.jpgそして今回もいろいろと料理がついてきた。
柚を散らした味噌田楽と蜜柑の皮の蜜煮。

そして鍋はうどんも平らげた後にカップで出てきたのが、コーヒーかと思ったらクリームの乗ったプリンだった。
鍋のドライな感じとデザートの甘さが極端で面白かった。

ファイル 1285-4.jpg店出たときに店の人が「これよかったら入浴用に」と柚まで土産にくれた。
前回もそうだったけど、サービスよくて気持ちのいい店だよね。
また来たいな。

食べた食べた。満腹。おいしかった。
でも強いて正直なこと言えば、個人的には猪より軍鶏の方がよかったな。
次来るならぜったい軍鶏だな。(ちなみに前回の軍鶏鍋の時はこちら

タグ:食:鍋 餐:肉 食:串 餐:菓 餐:煮 植:実

大麦代駐車場

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奥多摩町原大麦代の411号沿い奥多摩湖畔にある駐車場。
以前は「奥多摩湖第二駐車場」って名前だったと思ってたけど、、どこにもそんな表記はなかった。。
ちなみに第一は小河内ダム駐車場。二つ併せて道の駅になっちゃえばいいのにって感じ。

さてここは集合場所にも最適で何度も来てる馴染みの駐車場。
今回もただトイレと屋根開け休憩で立ち寄っただけ。
一応すこしあざとく紅葉っぽい雰囲気もあったのでトイレの後少しウロウロして奥多摩湖を眺めた。

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んーまぁ点景にする程ではないけどね、、なんて思いながら写真をとってた。
ら、
サルがいた。

奥多摩湖辺りでも出て来るんだねぇ、、なんて思って駐車場前の斜面を見てみたら、、
お!沢山いる。。
っていうかすげーいる。
ひと家族ふた家族どころじゃなく10、20、、動物園の猿山かよってくらいのサルが縦横無尽に歩いて駆けて登ってた。すげーすげー。

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とくに木登りの素早さが見事で、細い枝の木なんかも数匹で登りあって実を食べたりしてはしゃぎ回っていた。

そして、のんびり見てたら車道を渡ってこっちの駐車場にも来て木に登って実を食べてた。大胆だな。

とにかくみんな元気にどこでも登りまくってて電線なんかも平気で渡って休憩したりしてた。

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サルはドライブ中に見かける野生動物ではダントツのトップで、ちょっとした山中でも割と頻繁に見かけてて珍しくもないんだけど、子供の頃から何度も来てるこの奥多摩湖で見かけたのは初めて。
東京都だよねココww
で、しかもこんな大量のサルは上野動物園でもなきゃ見たことなくて、(日光でも見たこと無い)それが目の前の斜面の全面を駆け回ってるのは面白かった。
寒かったけどしばらく眺めた。(来年申年だったら年賀状の素材に使えたのに、、)

タグ:景:湖 植:樹 動:獣 観:P

麺屋なか邑

ファイル 1276-1.jpg野田市岩名にあるラーメン屋。

いつも北に向かうときに通る定番コースの道沿いにある店だけど、対向車側だし混んでることが多い印象なので入ったことが無かった。
で、今日はさすがに半端な時間で空いていたので偶にはと思い寄ってみた。

そういえば最近、出掛け先の御当地ラーメンとかは相変わらず良く行くけど、地元の近場でラーメンというと良く行く店でくらいしか食べてなくて、初めての店にというのはなんか久しぶりな気がする。

店にはいると入口にメニュー写真や載った雑誌の切り抜きが貼ってあって、オススメもわかりやすかった。

で、「塩らーめん」中盛細麺をいただいた。

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コッテリしすぎず背脂たっぷりの程良い感じで、燕風?かと思いきや麺は手打ち喜多方風な程良いくねくね麺。これで細麺って事は太麺だと結構な太さかな。
そして一枚乗ったレモンのアクセントが効いててナイスなコクさっぱり感。
汁をレンゲで啜るとき(普段は海苔でそうするように)レモンの上で掬って飲むとベストマッチで旨かった!
この赤い細い(からい)のいらないからその分レモンで欲しいな。。

なかなかいいね。またすいてたら来よう。

タグ:餐:ら

江戸東京たてもの園

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小金井市桜町の小金井公園内にある博物園。
都内にあった古い家屋などを移築保存して集めている。

いつも墓参りの後は中途半端な時間で、とくにこの季節は無計画に廻ってるとすぐに暗くなってしまうので、今回は自分の興味主体でここに直行。妹&甥っ子ブラザーズを引き連れてやって来た。

入園料は甥達は都内の小中学生なので無料。ウチらも「ファミリーデイ」とかで半額の200円で入れた。

ファイル 1275-2.jpgまず建物の中では特別展「ジブリの立体建造物展」というのが開催されてて、ジブリ作品の建物等の背景画とジオラマが展示されていた。
勿論ここは撮影禁止。アシカラズ。

さすがにじっくり見入る人が多く結構な混みようで、列が動かなかった。。
ウチらはじっくり見るほどではなく列から出て飛ばしてスイスイ進んじゃって、ジオラマくらいは少しゆっくり眺めつつ他はさらーっと通って外に出た。
一人だったらじっくり見てたかな?(いや、やっぱ渋滞にイライラして飛ばして見たと思う)

で、外は常設の建物ゾーン。
まずみんな空腹と言うことで食事できるトコを探して、東ゾーンの奥まで一気に歩いた。

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その東ゾーンの街角の一角にある灰色の蔵の2階がうどん屋になってて武蔵野うどんが食べられる。
おお雰囲気あっていいじゃん。

二階に上がると少し列になってた。
四組待ちで十分チョイで席に着くと饂飩はすぐに出てきた。

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武蔵野うどんと言ったら太くドスンと重みがあって腰の強いもんだとばかり思ってたけど、ここのはツルツルしこしこの中細麺で素麺のような味わい。みずみずしさは上州うどん風にも思えた。
自分も妹も印旛の店の武蔵野うどんを想像して食べたので驚いた。けど、これはこれで美味しい饂飩だった。
三人つめたいつけ麺で食べたけど甥(下)だけは温かい汁麺。
ちょっと汁もらって啜ってみたら、これはこれでまた違っていい味わいで美味しかった。へー、いろいろあるもんだ。


さて、腹ごしらえしたトコであらためてゆっくり古い建物を見てまわった。
まず東ゾーンは明治から昭和の商家などの建物が集まっていた。
ここはちょっとした下町の商店街みたいな感じになってた。

ひとつひとつ見て回ったけど、どの店も場所も時代もばらばらで、チグハグな筈なのに馴染んでて面白かった。
個人的に良かったのが和傘屋の和傘を組立てる行程の模型が細かくて面白かった。

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そしてやっぱりいいのが銭湯、千住にあったという「子宝湯」
昭和の銭湯が懐かしい。天井がカッコいい。そしてやっぱ富士山だよね。

あと良かったのが、下谷にあったという居酒屋「鍵屋」
建物は安政(江戸末期)築、店内は昭和中期の姿だそうだ。
うわーこういうトコで飲んでみたいなぁ。

ファイル 1275-6.jpg通りを出ると、表には都電(ちんちん電車)が静態保存。
これは世代じゃないから乗ったことはなかったけど、車内の木の床とか椅子の感じとかは馴染みある感じでイイ。甥っ子は「この椅子ムリ」などと言ってた。。

その都電の前は、昔の遊びの広場になってて、竹馬とか自由に遊べるようになってた。
意外なことに、普段はサッカー部でキャプテン務めるような運動神経イイ甥っ子が竹馬は全然出来なかった。
「えーちょっと貸してみ」と代わってみたら運動苦手の自分が簡単にヒョイヒョイ乗れて面白かった。やっぱ昔やってたのって覚えてるもんだね。妹も普通に乗れてた。
甥達は悔しかったらしくムキになって竹馬に挑戦するも数歩しか進めず終いだった。しっしっし。

少し戻ると雰囲気変わって実業家の別邸や伊達家の門などが並ぶお屋敷ゾーン。
ここはそれぞれ軽く見つつ、高橋是清邸だけは靴を脱いで上がってみた。
飾りは質素ながら御殿と言っていい大きさの屋敷で、縁側の広く大きいガラス戸が印象的。いやぁ明治のガラスは味があるねぇ。(甥っ子には「絶対さわるなよ」と注意したw)
二階も上がれた。この二階が二二六事件での殺害現場だそうだ。南無。

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西ゾーンに進むと、田園調布の洋風住宅とか洋館とか近代建築の家とかが並び小洒落てた上に人も多かったのでスルー。
一番奥は茅葺きの農耕古民家が集まってた。こういうのがいいね。小さな畑まで再現されていた。

という感じで軽く見て回っただけでも充分すぎるほど楽しめるトコだった。
だって、他じゃ一軒二軒あるくらいの文化遺産が揃って集まってるんだもんね。濃いよね。
あまり興味なさそうだった甥っ子達もわりと楽しめたようでヨカッタ。

タグ:楽:催 楽:験 楽:懐 観:館 観:園 観:街 餐:麺 観:屋 観:建 観:模 観:鉄