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久保記念観光文化交流館

ファイル 2993-1.jpg真岡市荒町の県道沿いにある観光施設。

ちょっと休憩のつもりで「まちあるき駐車場」という市街の無料駐車場に車を停めて降りると、その隣にあったのが大谷石の蔵のような建物と洒落た土産屋が集まったこのエリア。

まずは手前のメインぽい蔵の「久保記念館」というのを覗いてみた。
中に入ると観光案内所になってて、記名すると館内に上がって見物できた。
「日本銀行宇都宮代理店真岡派出所」という看板があったので、そういうものだったのだろう。明治40年築の建物だそうだ。
案内所の事務所が右半分、左半分は屋敷のようになってて靴を脱いで上がると応接室のような板の間。モニターにはここをロケで使ったドラマ「エアガール」が流れてて、他にもロケした人のサインが飾ってあった(乃木坂46とかもあった)案内の人が横に立ってドラマを見てたので色々聞こうかとも思ったけど、予備知識ゼロの立ち寄りで申し訳ない気もしたのでヤメて隣りの畳の間に進んだ。

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畳の間には縁側に機織りが置かれ、箪笥の上などに真岡木綿のアピールがされていた。
そして奥には箪笥階段があって二階に上れた。おお、箪笥階段って他でも見かけてて上ってみたかったんだよね。重量級に自分が上ってもしっかりしてて不安はなく狭目だから上りずらくとくに面白いこともなかったけどね。

二階は「久保資料室」とあって、久保貞次郎に関する資料が展示されていた。
この久保貞次郎は美術評論家で児童美術の改革をした偉人。この真岡で児童画公開審査会を昭和初期から始めて盛況を得たそうだ。
へー、真岡ってそういう町でもあったんだ。知らなかった。VTRを見つつ資料も一通り見てまわって箪笥階段を下った。

外に出ると奥にも大谷石の蔵があり、手前に大谷石のオブジェのような「暖炉」が置かれてた。これが1943年構築の「久保ギャラリー」での唯一の現存物なんだそうだ。

そして蔵は「美術品展示館」になっていて中は久保コレクションの美術品が並んでた。(よく分からなかったorz)
この蔵は大正12年築の米蔵で、昭和32年に「久保アトリエ」に改修して内外至る所にコレクションを並べていたそうだ。(?ギャラリーとアトリエは違うの?)

この隣りのナマコ壁の蔵は「観光まちづくりセンター」とあったけど閉まってた。

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最後に観光物産館を見てみた。
そういえば明日都内で人と会うのでそのお土産に小品をと思い物色。(とちおとめのハンドクリームにしたら評判よくて良かった)

後は去年SLのとこでも見た鉄道キャラのパネルを見たり、マンホールを見たり(久保記念館での「マンホールカードの配布は終了しました」とか貼り出されてたのが残念)しながら駐車場に戻った。

通りの対岸には「真岡木綿会館」というのもあったけど、まぁ今日はこれで充分、また次回寄る事があったらそっちに行ってみようかな。

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登竜

ファイル 2992-1.jpgさくら市氏家の293号沿いにある中華食堂。

4号から折れてJRの線路下をくぐったすぐ先にある店。この道は4号に出る側がいつも混んで渋滞してるので店には入りづらく、毎回目について気にはなってたけど通過してた。
で、今回も通過したけど、30m先の第二駐車場は対向車の渋滞の列が丁度切れた尻だったしガラガラだったので寄ってみた。
その駐車場には廃店舗が残ってて、たしかこっちは以前餃子専門の別店舗で営業してたんじゃなかったかな。それで「餃子」で気になってた筈。いつも正嗣だったからね。

さて30m歩いて店に入った。すいてたけどカウンター席には椅子はなく、手前に二人掛けのテーブル席が四宅あってそっちに着席。
四人掛けの席と奥には座敷もあるみたいだけど、思ってたより小さい店に感じた。

ファイル 2992-2.jpgさてメニューは多くて迷った。
デカ盛りメニューも有り(それは個人的には遠慮だけど)、定食メニューが充実してて、セットにしやすい半ラーメンとかも各味ごとにあり、えびみそチャーハンとかソースカツ丼なんかもそそられた。
けどま、最初はシンプルに「しょうゆラーメン」と「餃子1人前」にした。
後から来る客とかもそれぞれバラバラにたのんでたみたいだから、特別どれが旨いというより、どれも旨くたのみやすい親しめる店という感じだった。

餃子とラーメンほぼ同時に登場。ラーメンは鉄鍋で出てきたのが意外だった。(煮込まれたわけではなくて丼代わりの演出だけど)うどんではたまにあるけどラーメンでは初めて見たかも。おもしろい。

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で、先にラーメンから。
汁は普通かと思いきや、優しい鶏ガラの味で、我が家の雑煮のような親しみある甘さの醤油ラーメンだった。これはいいね。表の看板には「自家製手もみラーメン」と出てた麺は縮れの強い手打ち風の太麺、もちもちと程よくおいしく啜れた。そして意外と肉肉しいチャーシューもおいしく、これは普通にちょくちょく食べたいラーメンだと思った。
そして餃子。
野菜多めで甘めで柔らかくぷよっとした焼き餃子。くっついてなくて食べやすいのがいい。割りと普通の印象なので遠くから来てわざわざ食べたいと云う特異なものではないけど、親しみやすい店にぴったりなおいしさだった。

まぁ軽く餃子だけ食べるなら正嗣でいいけど、食事したいときはこっちだね。
またこんな感じの半端なすいてそうな時間に来たら寄りたいと思った。

タグ:餐:ら 餐:餃