記事一覧

白鳥の郷

ファイル 2750-1.jpg印西市(旧本埜村)笠神の田圃にある白鳥飛来地の池。

10年以上前から何度も来てるトコで点景も二回つけてたかな。でも最近は白鳥飛来地といえば茨城の菅生沼の方が雰囲気良くて好きで、こっちはしばらく来てなかったと思う。
今日は何となくここらで折り返そうと思ったので「じゃあたまには」と寄ってみた。

田圃の道はもう忘れちゃったかなぁ、、とか思ったけど、来てみたら憶えててスンナリ来れた。

そして、ひょっとしたら今年はかなりの暖冬だからもう白鳥は北へ帰っちゃったかも―、とか、そもそも此方まで南下してないかも―、、とか思って鳥も人もいないかとも思ってみたけどアニハカランヤ。
車は思った以上に手前からずっと路駐の列が続いてたし、白鳥も沢山いて飛んでるのも見えてうれしかった。わーい。

ファイル 2750-2.jpg

そっか、ロケーション的には自然ぽい沼の菅生沼の方がいいけど、鳴き声を聴くにはこっちの方が近くて鳥も多くていいわ。
吹奏楽の音出しのリハのような沢山の混ざったいい音が耳障りよくて心地良くて音浴休憩。

池の前は道の反対側にある管理のプレハブで日陰になってたけど、それでもこの時季の夕方にしてはやっぱり気温高めで楽でいいや。ゆっくり眺めてられた。

来てる白鳥は二種類でコハクチョウ(小白鳥)とオオハクチョウ(大白鳥)でもそんなに極端な大きさの差でもなくこんだけ沢山で混ざってるとどれがどれだかわからない。見分け方は嘴の黄色い部分で、先にとがってるのが大白鳥。まっすぐ切れてるのが小白鳥。写真で見ると小白鳥の方が断然多かった。

ファイル 2750-3.jpg

鳥たちは密集した中で自由に動き回って、水中を弄って沈んだ餌を啄んでたり、狭いのに羽を広げてみたり、そんな狭い中にわざわざ着水して来たり、、と、傍若無人。
そして周りとケンカして喚きあったり突きあったりしてた。(喧嘩してるトコの写真とってたら手前のやつはハート作ってて笑った)

気が荒いのかじゃれ合って楽しんでるのかはわからないけど、そういえばカモの方が細かく密集してたけどカモはケンカしないのね。
カモが密集して一斉に水中を弄ってるトコとかあったけど、尖った尾が並んでなんか別の生き物のように見えた。

ちなみに掲示板に出てた今年の最大飛来数は823羽。去年の606よりは多いけど、一昨年やその前よりは少ないのかぁ。
(前回最後にここに来たのは1280羽の2014年!今年より全然多かったのか。。逆に毎年来るようになってオフ会で集まって来たりした2006年が506羽と不作だったのが意外だった)

ファイル 2750-4.jpg

傾いた陽はどんどん落ちて、そんな夕日に向かって飛ぶ白鳥を写したり見上げたりしつつ三十分ほどのんびりして車に戻った。
 
 
ちなみに前回の点景
         
 それと昔のコワク

タグ:動:鳥 観:池 景:陽 楽:音