幸手市内国府間にある権現堂公園内の権現堂堤は、四季を通して沢山の花が咲く花スポット。
冬の水仙から始まって、春に菜の花と桜、初夏に紫陽花、で、秋に咲くのが曼珠沙華(彼岸花)。
桜は絶対混むから来たくないけど菜の花とアジサイは何回か来てるし点景にもしてた。
そういえばこの彼岸花も寄った事はなくてたまにはと思って寄ってみた。
駐車場は割と悠々停められた。アジサイの時よりすいてる印象。
「まつり」とあるけど特に催し物があるわけではないのはアジサイの時と一緒で、屋台とかも並んでおらず、テントの所で焼きそばだけ焼いていた。空腹だったけど普通そうなのに高いから通過。ここのすぐ上にある売店の茶屋で何か食べれないかなと思ったけど、当然ながら混んでたし飲み物しかないようで通過。堤の上を歩いた。
堤に上る所ではあまり花は咲いてなかったけど、堤の上は道の両脇と先の斜面に沢山赤い彼岸花が咲いてて綺麗だった。
もう彼岸花の季節かー
猛暑だった夏の暑さも9月の中旬から落ち着いて来てたけど、この堤はまだ蝉(つくつく法師)が鳴きまくってて夏っぽかった。
まずは堤の上を西側に歩いた。
結構真っ赤。天気はまあまあ良く明るかったけど、最近は待ってるアニメ(鬼滅の刃)のエンディングの曲で暗がりの彼岸花が沢山出るのが印象的で、その曲がずっと頭の中に流れて奇妙な感じだった。
堤の西の端には「またのお越しを」というゲートがあった。
その先にも咲いてたけど人も少なく静かで、お弁当を広げてる人とかいた。
立ち止まって花を見てたらアゲハ蝶が飛んできて花に停まった!
思わず写真撮った。もうちょっとイイ角度で撮りたいなぁ、、と又花にとまるのを待ったけど、もうとまらずにどこかへ行っちゃった。
そして折り返し。この折り返して眺める北側の斜面が一番花が濃かったかな。
復路は堤を下りて横の道から斜面を見上げながら歩いた。
その中間で、一ヵ所だけピンクの彼岸花が咲いてるのを見つけた。
白いのはたまに見かけるけどこれは珍しいよね。ここだけだった。白と赤の中間なのかな。
そして中央で「おもいで坂」を上る。ここら辺が一番人が多かった。駐車場から来てすぐのトコで斜面の花も濃いからね。
写真撮ってる人を眺めつつささっと上った。
茶屋の裏の小川と広場の先ではちゃんとしたカメラを構えた人が集まってるトコがあったので何かなーと見てみたら、なんと黄色い彼岸花が咲いていた!
へーこんなのもあるんだー。ひょっとしたら青い彼岸花っていうのもどこかにはあるのかも、、
そのまま東の方にも歩いてみた。
こっちはいつも車で通る県道の側。表の県道から見るよりも花が多く見えて、やっぱり歩くもんだなぁと思った。
でも一週間前は間違いなく全然咲いてなかったよなぁ。彼岸花は葉もつけずに一気に咲く不思議な花だね。
そしてこっちにはキアゲハが花にとまってた。この子はサービスよく何度も花に停まって撮影タイムを演出してくれてたけど、なんかキアゲハって不格好で色もクッキリして無くてイマイチだよね。。もうしわけない。黄色はいいからもう一回白いアゲハとか黒いアゲハとかでも来ないかなーなんて期待した。(見なかった)
そしてこっちも「またのお越しを」ゲートで折り返し。また復路は堤を下りて脇の道を歩いた。
ここも横から見たら赤が鮮やかで濃かった。
さすがに赤すぎて目が疲れてきたので俯瞰で眺めるようにして、彼岸花以外の人形を写しながら歩く人とか、ピンクの別の花を覗いてみたりして歩いた。
そしてずっと戻って、さっき気になってたのが真ん中の水門にあった「フジバカマ自生地」。フジバカマは秋の七草なので咲いてる時季かなと見てみた。んー多分これかなと思える花を写してみた(正解)地味―な花だったけど、真っ赤な彼岸花の後なので落ち着いた。(準絶滅危惧種だそうだ)
その水門の横を県道に向かってまた下ると県道に出る手前にもテント屋台があった。そういえば車から見てたので最後に一応来てみた。
テント屋台は商工会のもので酒や米や納豆を売ってるだけだった。けど、その横に停まってた移動販売車は鴨料理「まま事屋」という店で、鴨スープとか合鴨焼うどんとか合鴨ロースト丼とかを売ってた。ナイス!
その「合鴨ロースト丼」を買って食べた。
うんうん、鴨はやっぱりおいしいねぇ。ご飯は少なかったけど、肉はわりと乗ってておいしく食べられた。(焼きそばとか食べなくてよかったw)
おもいがけず満足の食事ができてよかった。
けど、桜の時季はかなりの屋台が並ぶらしいので、この時季ももう何店かは並んでてほしいなと思った。
車に戻ったのが2時ちょい前。1時間の散歩で彼岸花を満喫。もう充分だわ。
とかいいつつ、このあとドライブ中に何か所も道の端に彼岸花を見かけたりして目で楽しんだ。
ちなみにアジサイ→
ナノハナ→
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