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貴志駅

ファイル 2211-1.jpg紀の川市貴志川町神戸にある和歌山電鐵貴志川線の終点駅。

ここは猫の駅長で有名になった駅で、その後の動物駅長のはやりの元となった駅。(発祥ではないらしい)
一度来てみたいと思っていた。

そして駅舎まで猫で実にメルヘンチックな形!にはなっているものの、ほかに観光資源や見どころは無いのか、小さな駅前で地味な所だった。
駐車場もなかった、、まぁ列車で来るのが常識なんだろうけど、、なので外目だけ見て立ち去ろうかとも思ったけど、「5分くらいなら停めてていいよ」と許可をもらったのでちょっと覗いてみた。

駅は舎内まで洒落てて外見そのままの雰囲気で、猫が鎮座すると思われる座布団はガラスの出窓のようになっていた。けど、駅長さんはいなかった。。
列車が到着した時しか現れないのかな?まぁそれも仕方ないね。

そしてその向かいには売店とカフェがあった。

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パッと見てすぐに立ち去るつもりだったけど、カフェのメニューがニャンコ風で可愛らしく、列車も来なさそうだし、自分しかいなかったのでアイスくらい食べてもいいだろう!と思ってコーヒーフロートをたのんだ。
(注文の時に聞いてみたら、駅長が出てくるのは4時までなんだそうだ。。)

なーんか食べるの惜しいような可愛らしいチョコアイスが浮かんだアイスコーヒー。こっち見てるよ。。
店内は壁から座布団から天井にまでネコの装飾。眺めながらひといきついた。

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けど、ゆっくり食べてたら駅内放送で「車でお越しの方は駅前に駐車せずお車の移動をお願いします」と流れた。
他に人いないんだからアイス注文するまえに直接言えばいいのに。。
ってわけで、急き立てられつつ慌てて食べて飲んで席を立った。

でもちゃんと「停めていいよ」って言われたから寄ったんだけどな、、言われなきゃ外見だけ見て立ち去るつもりだったんだけどな、、
と、少々悔しかったので、ホームにも出つつ、すこし眺め歩いた。

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まぁどちらにしても鉄道関係のスポットは鉄道で来なきゃだめだね。
追い払われる野良猫の気分で駅を出た。

タグ:観:鉄 餐:冷 餐:飲 楽<困

満幸商店

ファイル 2210-1.jpg和歌山市加太の淡島神社境内にある食堂。
しらす丼が有名な店(けっして店名がアレだから来たわけではない)だそうでネタ帳に載せてた店。

店はこんな3時過ぎの半端な時間にも関わらず満席で狭い店内が超にぎわっていた。。
やっぱ有名で人気店なんだ、、
「お待ちのお客さんは記名して外でお待ちください」だそうで、、ボードを見ると四組待ち、、しかも他は三人とか四人とかで一人で待ってる人はいなさそう。店もテーブルと座席だけのようで一人で食べるには落ち着かなさそう。もう全然すいてる隣の店とかでもいいかな、、とか思えた。

取り敢えず記名はせずに、神社をお参りして歩いてきた。

で、戻ってみたけど、やっぱりまだ待ちは減ってない。。雰囲気的にも無理なのであきらめた。
けど、店先の張り紙を見ると「おさかな創庫にも支店があります」と書かれてた。
あー車を停めた港の先にある倉庫かな。

ってわけでそっちに行ってみた。

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「加太おさかな創庫」は市場になってるのかと思いきや、元市場だった名残のような廃倉庫みたいな感じ。
中はテーブルと椅子が置かれて簡易フードコートのようになっていた。
店は右側にその「満幸商店」があり、左側奥にももう一軒鯛とか牡蠣とかの店があった。
取り敢えず迷わずに「満幸商店」でしらす丼!
神社の方ではネタのような大盛とかできるみたいだけど、ここは850円ののみ。
まぁ、もともと大食いじゃないから普通盛りをたのむつもりだったのでちょうどいい。それにした。

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ってわけでしらす丼、ドーン。
これはおいしい釜揚げのシラスが山になった丼。(大盛なんていらないわ)
わさび醤油を軽くかけて最後まで飽きずにおいしく食べられた。
梅干しも好きなだけのせられるけど、二個で充分。いいアクセントになっておいしかった。

店の方が満席だったけど、かえってこっちの方が悠々楽に食事できたし、メニュー迷うこともなかったし、満腹で満足。一人ならこっちの方がいいね。
(駐車場的に考えて、一人で来る人はいないんだろうな、、とも思えるけど)

タグ:食:丼 餐:魚

淡嶋神社

ファイル 2209-1.jpg和歌山市加太にある神社。

実はこの神社に来たわけではなく、神社境内の店での食事が目的だった。(あ、さっきの岸和田城の場内の店ってここと混ざってた?いやいや神社と城じゃ違うよなぁ。。きっと別の城だよな)
んだけど、満席で待ちが四組、、やめようかな、、

でもなんか悔しいので、取り敢えず神社でもお参りして戻ってきて少しでも減ってちょこっと待つくらいなら、、、とかモヤモヤ考えながら神社に進んだ。

ら、
この神社。人形だらけの神社だった。
あーなんか知ってる。ここだったのか。
まず拝んでから境内をゆっくり見て歩いた。

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まず、メインの拝殿にはずらっとお雛様が並んでて凄い雰囲気だった。

けど、境内を歩くと雛人形だけでなく多種多様な人形がそれぞれ分けられてカテゴライズされてて並んでて面白かった。お面コーナーもあったりした。

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どの人形も元の持ち主の思い入れがあり、ただ捨てられるのではなくこうして奉納された経緯を思うともの悲しくもあり微笑ましくもあり、うちにも(両親が残した)お土産とかの人形がいくつか押し入れに残ってるなぁ、、(あれ?妹の雛人形ってまだあるんだっけ?)とか思い出した。

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そして、この神社、手水がカエルだった。珍しくない?
カエルに縁があるのかな?そういえばカエルだけは一ヵ所ではなく数か所に分けて纏められてたなぁ。。カエル好きとしては嬉しかった。

ファイル 2209-5.jpg社務所前では人形を納めていたりした。
そして裏を覗くと、、あ、コインPあったんだ。。
面白い寄り道はできたけど、癪なこともあって残念。

で、
一回りして鳥居に戻った。
もう空腹すぎ。いいかげん食事しよう。

タグ:観:宮 観:像 観:飾 観:蛙

道の駅 とっとパーク小島

岬町多奈川小島の府道沿いにある道の駅。

そういえば大阪府内の道の駅って初めて寄ったかも!、、とか思ってたけど、よく考えたら太子町の道の駅、河南町の道の駅とか寄ってるし、千早赤阪村の小さな道の駅では夜寝たこともあった。

ファイル 2208-1.jpgさて、この府道も通るのが始めてで、海沿いに見えたトラス橋のような鉄骨の長い桟橋の海釣り公園がこの道の駅だった。

おお、道の駅ってことは桟橋も歩けるんだろうな!とウキウキして寄ってみたけど、もう当然のことながら駐車場はいっぱいであく気配もなかった。釣りで一日停める車がほとんどなんだろうね。
けど、谷間の斜面の上の未舗装の駐車場に進んでみたら、空きがあったのでなんとか停められた。

まず入り口わきのトイレに行くと猫がニャーニャーないてた。
トイレで待ち構えてないでよ。。魚持ってないよw

そして橋の始まりのような通路のような廊下のような建物に入ると、水槽が並んで魚やイカが泳いでた。釣れなかった人用に販売してるのかな?

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その奥の売店で海釣り公園の入漁券も売ってるそうで、桟橋は釣りの区画以外は券なくても歩けるので、通過して橋に進んだ。

まず橋の上から下を通る府道を見下ろして海に進んだ。
トラスの鉄骨から抜けると意外と橋は広く。燦燦と輝く太陽に青空に海原で気分良かった。けど、風は冷たかった。

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この橋の中央の魚ペイントのイグルーみたいな丸い建物が食堂だそうだ。ここで食事してっちゃおうかなー、、と思ったけど通過した。
その先の同じ魚ペイントのかまぼこ型の建物は喫茶兼売店で釣りの仕掛けとか置いていた。(こっちの方が広そうだから食堂もこっちでやればいいのに、、)

その先で橋の最上階は終了。そこからの階段で下った下の段が有料の釣り桟橋。沢山の人が釣り竿を伸ばしていた。
どこかで釣れてる人いないかなぁ、、とか思って眺めてみたけど、午後のこの時間はもうのんびりするだけの時間のようで、仕掛け気にしたり巻き上げたり餌変えたりとかいう姿もたまにしか見かけなかった。

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それより瀬戸内海に続く大阪湾の海は広くいい眺め。対岸の淡路島もうっすら見えたので辿ってカメラでズームしたら明石海峡大橋もちゃんと見えた。
そういえば大阪湾って大阪側からちゃんと眺めるのは初めてかも。淡路島側からも海沿いの28号を走るくらいでこの対岸の大阪方向って見渡した憶えないよなぁ。
青くて広くて穏やかでいいね。

下を覗いても釣り竿が見えた。ああ、下の階は全部釣り場なのね。
西日にきらめく海の水面にはいくつもの赤いクラゲがユラユラ浮いてるのが見えた。(と思ってたけど、ゴミだったのかも、、)

でもやっぱ風は冷たく、そんなに長くは眺めていられなかった。
ほどほどで折り返し、橋を戻った。

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売店に戻ってなにか面白いものあるかな?と見て、気になった「泉タコおかき」を買った。「泉州沖で水揚げされた泉ダコ使用」だそうだ。

車に戻ったのが3時前。
海を眺めるだけでも十分いいトコで面白かった。
 
 
で、「泉タコおかき」は出発してすぐには食べず、しばーらくして夕方くらいに走りながら食べてみたんだけど、意外とカリッと軽い歯触りで食べやすく、味もおいしかった。
そんな思いきーりタコ!っていうほどの極端な味ではないけど(原材料みたらイカとかエビとかも書かれていた)いいつまみになりそうな味で、止まらずに一気に食べちゃった。
おいしかったー。

タグ:景:海 観:橋 動:獣 楽:眺 楽:買 餐:菓 道の駅

岸和田城

ファイル 2207-1.jpg岸和田市岸城町にある城郭。

ここは史実とは違う形の昭和製鉄コン復興天守が立つ城。
ここにくるなら大阪城の方が、、いやいや外観復元された和歌山城に行きたいところだけど、ここの城が気になってたのは、確か城内にある店でB級グルメか何か食べられると記憶してたからで、それが何だったか憶えてないんだけど、取り敢えず行ってみようと思ってた。

で、来てみて、
これかなと入った二の丸広場の「観光交流センター」は、、なんか洒落たハイソなイタリアンレストランだった。。??

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他にはB級グルメっぽい店どころか売店すらなく、、二の丸公園にある建物は倉庫蔵風な市民道場、多聞櫓風のトイレなどで、おかしいなーと思いながら一回りして肩を落とした。。

いやはやせっかく「ネタ帳」とかつけてるんだから気になったものはちゃんとメモすればいいんだけどね、、未消化の項目が増えるのも嫌だし、「行けばわかる」「近く通れば思い出す」とか考えて書かなかったせいで「ここら辺て何かあったよなー」とモヤモヤしながら走ってることも多い。あまり自分を信用しない方がいい。絶対忘れると思ってまめにメモしないと。。

さて、おっかしいなーと思いつつ、せっかくだから取り敢えず一応城(天守)は見ようと本丸に進んだ。
橋を渡って櫓門をくぐるとすぐ本丸。楽でいい。天守までの間に歴史や由緒の案内パネルが見やすく並んでいた。

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そして天守閣。
実はここにはもっと背の高い五層の天守があったそうだけど、ケチったのか昭和に建てたのは10mも低い三層の天守。
江戸後期の文政10年(1827)に落雷で焼失したままだったそうで、三層で立て直す届出もあったそうだから、根も葉もない復興天守というわけでもないのかもしれない。

入館300円のところをJAFで三割引きで入館。
中は撮影禁止の資料館だけど、二階だけのあっさりしたもの。
三階はすぐ広い展望室だった。
ああ、なるほど、展望室を広くしてお客がたくさん登れるように、もしくは売店でも入れるつもりで三階にしたのかもね。五階だと最上階小さいもんね。

とりあえず自分しかいなかったのでゆっくり展望した。

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上から見てもやっぱり城の周りとかにも飲食店はなさそうだった。。

本丸の広場は「八陣の庭」という庭園になっていて上から見ると面白い形だけど、これは城とは関係ない昭和の有名な作家のデザイン庭園だそうで、国の名勝に選ばれてるそうな。
おりて下からも見たけどよくわからなかった。。

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もういいか、、と駐車場に戻ろうと思ったけど、ひょっとしたら城内じゃなくて城下の町中の店かなぁ、、と思ってその先の二の丸の向かいにあるポケットパークの展望台から城下町を見下ろしてみた。

瓦屋根がいい感じだったけど、店とかは見当たらず、、
もういいか、、と思ったけど、坂を下りて旧国道を渡って城下町を歩いてみた。
雰囲気いいけど店はなく人通りもなく静かだった。。

今度こそもういいか、、と駐車場に戻ったけど、城のボラインティアガイドの上着を着た人がいたので「ここらへんでB級グルメかなにか食事できるところってありますか?」と聞くと、この先の「五風荘」を勧められた。
「えー城の上から見えてたお屋敷みたいなのですよね??」というと「安価なメニューもあるし、一人なら予約無くてもすぐ席につけますよ」とのこと、、

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一応歩いて行ってみた。
けど入口で背広来た人たちが待ってたりして、やっぱ一人で気軽に食事する雰囲気ではなくてヤメタ。
裏から見る天守を眺めながらトボトボと駐車場に戻って出発した。
 
 
後から考えると、やっぱりその「五風荘」だったのかもしれないと思えてきた。
店として入っているのは「がんこ」という和食ファミレスチェーンで、有形文化財の財閥屋敷で食べる一人ファミレスっていうのも面白いかな?と思ったような気がする。
それと、ほかのうろ覚えのスポットの神社や寺の境内のB級グルメのネタも混ざったかな。。

タグ:観:城 観:閣 観:櫓 観:門 観:池 観:庭 観:街 楽:眺

煉瓦館

ファイル 2206-1.jpg熊取町五門西のあるレンガの工場跡。
ここの表にある「中家住宅」というのに寄ったんだけど、なんか雰囲気いいので先に歩いてみてみた。

車を停めて駐車場の前にあった可愛らしい煉瓦の小屋に案内板があった。この煉瓦館は昭和初期の綿布工場の跡だそうだ。
でもこの小屋は明治後期に建てられた別の工場の受電室だったそうで、メインの煉瓦よりちょっと年上のようだ。
ひと回り眺めて先に歩いた。

白い旧事務所跡を過ぎると大きな煉瓦の工場跡が続いていた。
その煉瓦館に入る前に周りを見て歩こうと入口を過ぎて進むと、旧汽罐室(ボイラー室)の小屋の先に鉄の扉が開いた臨時駐車場というのがあったので入ってみた。

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中は煉瓦の壁に囲まれたグランドのような広場になってて、壁に残った斜めの屋根の跡から大きな工場棟だったと想像でき、ワクワクした。崩れ残った煉瓦の建物跡って戦車とかのプラモのジオラマを思い出すよね。

少し戻って旧汽罐室から煉瓦館に入ってみたら、こっちは事務所受付になってて焦った。でも誘導されて横から煉瓦館に進めた。

煉瓦館は資料館かと思いきやそうではなく地域交流センターで市民利用の公共施設だったんだけど、外側の壁は煉瓦そのままで、そういう雰囲気を保ってて素敵だった。

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そして水彩画のコンクールやってたり、だんじりの展示と解説、この旧中林綿布工場の往時のジオラマ模型もあった。

中庭に出るとその外の壁も煉瓦で、一周ちゃんと煉瓦の壁を残したようだった。
中ほどに「ランカシャボイラ」という当時のボイラーの筒の両端が展示されてて、間はベンチになっていた。

煉瓦館正面口の向かいには藍染め公房に並んで売店もあったので覗いてみた。
藍染めのハンカチとか安くていい感じだったからおみやげに買ってみた。
それと、熊取名物「どっち餅」というのがあったので買ってみた。

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表に出ると建物の前にベンチがあったので、煉瓦館を眺めながらその「どっち餅」を食べてみた。スポンジにアンコと求肥のはさまった軽いお菓子でお茶が欲しくなった。
 
 
ファイル 2206-5.jpgさてさて、レンガ工場のいい雰囲気を味わったところで、次はメインの重要文化財「中家住宅」へ歩いた。
「梅 咲いてます」の案内に従って裏口の門から入れた。

けど、

こちらは、撮影は個人向けには可だけど、ネットやSNSなどの記載公開は一切不可と言われたので点景記事はひかえます。あしからず。
江戸時代初期に建てられたという屋敷は大きく立派で赤い壁も面白く、合わせるように咲いた梅の花もキレイで、立派な雛飾りもあり、写真たくさん撮ったけど残念です。

タグ:観:建 観:館 観:装 観:飾 観:模 観:重 楽:買 餐:菓

水間寺

ファイル 2205-1.jpg貝塚市水間の170号沿いにある寺院。通称「水間観音」というそうだ。
170号を通ってて見かけてて、通りに面した駐車場があって気軽によりやすそうなお寺だなぁーと思いつつ通過したんだけど(お寺はあまり興味ないからね)、三重の塔が見えてカッコよかったので少し先でUターンして戻ってきた。

このお寺は塀で囲まれてなくオープンなタイプの大きいお寺。信仰とかではなくふらりと寄ってもよさそうな感じだった。

そして何よりこの三重の塔!
んーカッコイイ。

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戦国時代の天正の兵乱で焼失した多宝塔の代わりに萬治年間(江戸初期)に三重の塔を建てたそうで、今あるのは天保5年(1854)に再建されたものだそうだ。

そして本堂も大きくどっしり。普段お寺には寄らない僕も珍しくはしゃいで線香を買って、火をつけ、常香炉に立てて、煙を頭に受けた。(たしか、、弱いとこに浴びるといいんだよね?)

そして拝んだ。お寺で拝むのも滅多にないから戸惑いつつ、銅鑼を鳴らし、柏手は打たないように気を付けて合掌。

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さて、ぽかぽか陽気で気持ちいいので境内を見て回った。
桜はさすがにまだ咲いていなかったけど、その桜の幹に生えたシダが青々と元気で、春な感じだった。

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布袋像や説法石、千日隔夜宝篋印塔、地蔵尊に常夜灯が並んでいた。常夜灯には石の梯子がかかってた。

そしてその先の厄除橋を渡りながら下の川を覗いた。
下を流れる近木川は意外と谷で、渓谷のような流れで水もきれいだった。こんな町中でなんかいい景色。
この水間寺はこの近木川と裏に流れる秬谷川の合流する合間にある寺で文字通り水間の寺だそうだ。(寺の先の川の合流地点に滝があったそうだ。。そこまで歩けばよかった)

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そして再び橋を戻って、気になってた屋台の「いか玉子焼き」を買った。
これはプレスして焼くイカ入りの玉子焼き。
たのんでからの調理で、見ながら待った。

で、その「いか玉子焼き」
プレスするからパリッとしてるかと思いきやフワッとしておいしかった。(ずっと前に奈良で食べたのは煎餅風だったので堅いのを想像してた。。)

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いやぁ朝から思いのほか大阪らしいものが食べられてうれしい。寄ってよかった。

タグ:観:寺 観:塔 観:像 観:橋 景:川 楽:験 植:草 餐:焼 餐:卵

鏡神社

竜王町鏡の8号沿いにある神社。

朝、道の駅「竜王かがみの里」で起きて、寒い中トイレに行った後で近隣の案内図を見てたら、すぐ目の前に「源義経 元服の地」というのがあるらしいのでちょこっと散歩。

道の駅の前の8号を渡ると対向目の前がその「源義経 元服の地」で、脇には「元服の池」というのがあった。
小さい池で、湧水の出てる池らしいけど、パッと見た感じそんなにきれいでもなかった。

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牛若丸(遮那王)がこの池の水を使い、前髪を落として烏帽子をかぶり、源義経として平泉に向かったそうだ。

そしてその隣の「源義経 元服の地」の看板が立ってる所が昔「鏡神社」があった跡地だそうだ。

そして現在の鏡神社はもう少し先にあるらしい。
速度の出た車やトラックがビュンビュン通る8号の脇の狭い歩道を少し歩いて行ってみた。
これ、交通量少ない朝だからまだいいけど昼間だったら歩くの怖いかも。。

歩道が狭く道がカーブしてて先が見えなかったけど、神社はすぐ先だった。

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まず入口に「鳥帽子掛けの松」というのがあった。義経が元服後に参拝するときに鳥帽子をかけた松ということだそうだ。ホントウカナー。
明治初期に台風災害で折れて幹の一部だけを保存しているそうだ。

そして鏡神社。
ちょうど背中から朝日がさして、自分の影を追いながら鳥居をくぐった。なんか神々しい。冷えた空気が馴染むような新鮮な気持ちで参拝した。
境内には新しく建替えたような吹き抜けの拝殿(?)があってその裏に本殿があった。

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国重要文化財の本殿は室町中期の建立だそうで、その前のものは火災で焼失したそうだ。その時に池の横からこっちに移動したのかな?
神社は垂仁天皇3年(-31)の古代からの歴史があり、祭神は天日槍尊。日鏡を山に収めてその麓にこの鏡神社があるということだそうだ。

お参りして振り返ると拝殿の床が木々の合間から差した朝日に照らされていた。
帰りは朝日に向かって鳥居をくぐる。やっぱりいい気分。いい一日になりそうだと思えた。

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気分は良かったけど寒すぎてあまりのんびりは歩けず15分くらいで道の駅に戻った。
この道の駅の裏の山も城跡とからしい。いやいや今日はこんなとこでショ。

朝起きた道の駅の周りを歩くことはよくあるけど、今日の散歩が一番気持ちよかったかも。

タグ:楽:歩 観:宮 観:重 観:池 景:陽 植:樹 道の駅