貝塚市水間の170号沿いにある寺院。通称「水間観音」というそうだ。
170号を通ってて見かけてて、通りに面した駐車場があって気軽によりやすそうなお寺だなぁーと思いつつ通過したんだけど(お寺はあまり興味ないからね)、三重の塔が見えてカッコよかったので少し先でUターンして戻ってきた。
このお寺は塀で囲まれてなくオープンなタイプの大きいお寺。信仰とかではなくふらりと寄ってもよさそうな感じだった。
そして何よりこの三重の塔!
んーカッコイイ。
戦国時代の天正の兵乱で焼失した多宝塔の代わりに萬治年間(江戸初期)に三重の塔を建てたそうで、今あるのは天保5年(1854)に再建されたものだそうだ。
そして本堂も大きくどっしり。普段お寺には寄らない僕も珍しくはしゃいで線香を買って、火をつけ、常香炉に立てて、煙を頭に受けた。(たしか、、弱いとこに浴びるといいんだよね?)
そして拝んだ。お寺で拝むのも滅多にないから戸惑いつつ、銅鑼を鳴らし、柏手は打たないように気を付けて合掌。
さて、ぽかぽか陽気で気持ちいいので境内を見て回った。
桜はさすがにまだ咲いていなかったけど、その桜の幹に生えたシダが青々と元気で、春な感じだった。
布袋像や説法石、千日隔夜宝篋印塔、地蔵尊に常夜灯が並んでいた。常夜灯には石の梯子がかかってた。
そしてその先の厄除橋を渡りながら下の川を覗いた。
下を流れる近木川は意外と谷で、渓谷のような流れで水もきれいだった。こんな町中でなんかいい景色。
この水間寺はこの近木川と裏に流れる秬谷川の合流する合間にある寺で文字通り水間の寺だそうだ。(寺の先の川の合流地点に滝があったそうだ。。そこまで歩けばよかった)
そして再び橋を戻って、気になってた屋台の「いか玉子焼き」を買った。
これはプレスして焼くイカ入りの玉子焼き。
たのんでからの調理で、見ながら待った。
で、その「いか玉子焼き」
プレスするからパリッとしてるかと思いきやフワッとしておいしかった。(ずっと前に奈良で食べたのは煎餅風だったので堅いのを想像してた。。)
いやぁ朝から思いのほか大阪らしいものが食べられてうれしい。寄ってよかった。