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道の駅 いわいずみ

ファイル 3920-1.jpg岩泉町乙茂の455号沿いにある道の駅。

455号は通るのも久しく、沿線の道の駅は初めて寄った。トイレが近いおかげというか弊害というか、今日の岩手は道の駅寄り捲くりである。

さて、ここは休日の道の駅よろしくテント販売の店が出てて、コロッケやらの揚げ物を販売してた。

ん?あれ?この赤い縁線のメニュープレート、、見憶えあるなぁ。昨日八戸の朝市にあった店と同じじゃないか?短角牛コロッケとか佐助豚串カツとか田子にんにくコロッケとかおさかなコロッケとか。。同じだw っていうか昨日は列になってたのが今日ここではすんなり買えそうなので、ナイスとばかり一つ購入。岩泉町産とあった「短角牛メンチカツ」がよかったんだけど揚がってなかったから、となりの「ジビエしかメンチ」にした。

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うん、鹿の味のおいしいメンチ。しっかりどっしり肉だったけど硬くなく食べやすくおいしかった。

ファイル 3920-3.jpg一応店も覗いた。ここは萌えキャラのパネルがあった。龍洞いずみという岩泉ヨーグルトのキャラだそうだ。

そんな岩泉の品と、龍泉洞の水系の商品もならんでた。
龍泉洞の水は硬度高めだけど好きな水。一本買って行こうかと思ったけど、かっこいい瓶の炭酸水もあったのでそれを買ってみた。
これはおいししくゴクゴク一気に飲んじゃった。
最近よく炭酸水飲むようになってたので違いが分かった(ような気になった)

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タグ:餐:揚 餐:飲 観:キ 道の駅

三王岩

ファイル 3919-1.jpg宮古市田老青砂里の太平洋に面した海岸にある岩の景勝地。

車で坂を上ると「三王岩展望台」の標柱があって横道の坂の上にコンクリの休憩所が見えたので、駐車場はないけど分岐の広めのトコで路駐して歩いてみた。

んーでも上にのぼっても草木が邪魔してきれいには見えなかった。
えー、道の駅でいい案内されてたのにこれは勿体ないなぁ。と思いつつ、マイナーな掘り出し物っぽい感じも面白いかなとも思えた。

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三王岩だけじゃなく向かいの岬も景色よさそうなのに半分木々に隠れて勿体ない。
まぁ仕方ないかと坂を下りて車に戻ると、その車の前あたりの方が全体を覗けた。とはいえ枝が邪魔してはいたけど。なるほど「男岩」だね、という形をしてた。

それはそうと、周りでは鳥の声が沢山してて、耳を傾けつつ、写真に撮りたいなと姿を探したけどなかなか見つからず、しばらく木々を見上げて小休止。

ファイル 3919-3.jpg後から来た車もいて先に戻ったりもしてたけど、通過してこの道の更に先に進む車や、先から下ってくる車もチラホラいたので、ひょっとしたらこの先にもっとちゃんとした展望所があるのかも?とか思って、ダメ元で車で進んでみた。

ら、
ぜんぜん広めのちゃんとした駐車場があって「山王園地」という展望公園になっていた!。。いやいや、標示出しといてよ。さっきの展望所で帰っちゃった人もいたよ。

ってわけで、駐車場で停めてその前の展望スポットに歩いた。
あーなるほど、このくらい見えてないとね。マイナーな掘り出し物ではない全然ちゃんとした景勝スポットだったw

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「山王岩」は県指定天然記念物で、一億年前の白亜紀の地層だそうだ。真ん中の高いのが「男岩」、左の低いのが「女岩」、右の丸いのは「太鼓岩」(子供岩じゃないのね)だそうだ。
いや男岩はさっきの展望所のトコからの方が男根っぽさあったから、先にあっち寄っててよかったかもね。(両脇の二つは玉だよね)隠れて覗くような展望所というのも演出かもとか思えた。
その男岩の根元には直径2mという海蝕洞が開いてた。ここから崩れそうだけど広がらないのがすごいね。

向かいの岬は「佐賀部」という岩礁群でウミネコの繁殖地だそうだ。
更に先に霞んで見えてたのが重重半島。たしか本州の最東端なんだよね。

存分に眺めてその先に進んでみた。
スロープの下の先は広場になってて、その先の岬の小山が続いてて合間に北側の海も見えていた。
ていねいな道標もあって、岬の先は「浪打崎(畳岩)」とあったのでちょっと進んでみた。
海側の急な階段の途中に出て、下っても青い海のキレイな浜に出れそうだけどやっぱその先の景色が眺めたいので階段を登った。

したらその上は三角点のある頂上だったけど、松林で視界は遮られてて、まだ先に登ってきた以上の下り坂がもう一つの頂に続いてた。んー展望ではなくて岬に行く道だったか。

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行くべきか迷ったけど膝いたいので無理したくなかった(のと、また高波かぶりたくなかった)のでここで引き返した。

まぁ急階段で下るトコでその下の青い海の岩の海岸と、北に浮かぶ岩の島(さご島)が見えたので良しとしよう。

そしてまた三王岩を眺めながら展望所のスロープを上がった。
でも割とその上の駐車場の端からも三王岩は覗けてて、角度変わると途切れたようなこっち側の細い岬が見えた。

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で、駐車場を歩いてみてたらその細そうな岬には柵が見えて先端まで歩けそうで、駐車場の端にはその遊歩道の口があった。
あーこれは行くべきかまた迷ったけど、結構な勾配だよなぁ、、やっぱ膝わるいしヤメとこうかな。

ちょっと後ろ髪曳かれつつまた鳥の声を追って少し周りを眺めてたら、ここでは鳥の姿をとらえられ写真に撮れた。
木の皮をつついてたのはオレンジの腹に白黒頭のヤマガラ。
そしてオレンジの腹だけど頭に白がなくて魚みたいな尾の鳥はアカハラかな。

なんか満足してこれでOK。トイレに寄ってその前の案内板をおさらいのように見つつ(山王岩は海岸まで下りられて9分、浪打崎は8分とあった)車に戻った。

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タグ:景:岩 景:岬 景:島 景:洞 景:海 楽:眺 楽:登 観:園 観:地 観:然 動:鳥

道の駅 たろう

ファイル 3918-1.jpg宮古市田老の45号沿いにある道の駅。

ここも場所が変わって町中のいい場所に出来てた。前よりは大きめなのかな。前は丘の上の森の中でCR-Xの頃に一度寝に寄った事あるだけで昼間に寄ったことはなかった。

とくに寄るつもりはなかったけど、トイレ行っといた方がイイかなと思って寄ってみた。

ファイル 3918-2.jpgで、そのトイレに貼られてた手書きの「三王岩」の案内がなんかいい感じで、「一億年もの歳月をかけて」削り残された岩だそうだ。「ダイナミックな大地の彫刻、見に行ってみませんか‥」とあって興味をもって行こうと思った。

さて、道の駅もパーッと見ると、何やら準備中で待っている人がいる食堂があって、「どんこ唐揚げ丼」というのは気になった。けどそこまで腹減ってないし並んで待つほどではなかった。

産直店に入るとここも入り口に漁船の模型があった。25分の1の定置網漁船。メカメカしててなんかよかったけど写真ブレちゃった。。

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さて、産直店は冷やかしで、最初から気になってた外のスナックコーナーの、最初から気になってた「まさきやき」というのを買ってみた。「まさきやき」はA型ボードやプリントで丁寧に解説されてて、
真崎わかめとその茎を使ったタコヤキだそうだ。
「サケ串焼き」も気になったんだけどね。スナックコーナーでは初めて見たかも。

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イイ味のだしのタレにつけて食べるタイプで、熱いからゆーっくり食べたんだけどかなーりしばーらくホクホク。そして茎の食感がよくこれはなかなか面白く美味しいチョイ食い。
さっき知った「三王岩」への地図をスマホで見つつ、さましてゆっくり楽しんで食べた。

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タグ:餐:粉 餐:菜 観:模 観:絵 道の駅

道の駅 やまだ

ファイル 3917-1.jpg山田町山田の三陸道山田IC口前にある道の駅。

さっき寄った船越から移転という形で町のすぐ前に出来た道の駅。
大きい駐車場で広く新しい今どきの道の駅。「おいすた」という副題を前面に掲げてるのでもう実質的に今までの道の駅やまだとは別物。
朝から賑わってはいたけれど車はすんなり停められて悠々だった。ありがたい。

トイレが情報コーナーの奧なので、漁船の模型や山田町のゆるキャラ(多いな。。)や魚の水槽(熱帯魚だった。。)やらを眺めてから行った。

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そして大きな直売店をひとまわりして見て、外も見てまわった。奥は子供の遊び場になってて、手前には射的とかもあって、その横には小型犬のふれあいコーナー?になっていた。

さっきのゆるキャラの騒がしい塗装の自販機を見つつ、いいにおいさせてるその横の車両販売で「浜のイカ飯」を買って、店前に置かれたアウトドアチェアで食べた。

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「ドカンと美味い山田飯」とかあったので味濃くてガツンと来るイメージで食べてみたら、アニハカランヤ。あっさり味で甘みの滲みた優しい味だった。
イカ飯ってそういえばそんなに食べたことないけど、こんな感じなんだっけ。ぱくぱくと軽く一気に食べきっちゃった。

ファイル 3917-4.jpgおいしかったけど腹にはたまらなかったので、やっぱさっきちょっと見て気になってた直売店の海鮮コーナーの寿司丼弁当。沢山並んでて凄く気になってたのでまた来て物色。

イクラ丼、本ズワイ蟹丼、ウニ丼あたりが一番気になって、昨日スジコ食べたからイクラは敬遠して、ウニ丼を購入。少し奮発したけどこんだけ全面おおった丼でこの値段はウキウキ。
外の裏のテーブルでゆっくり食べた。

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んー些っと明礬、時季じゃなかったからねぇ、でもまぁしっかりウニでたっぷり味わえた。
ここまで食事にありつけなかった分の贅沢でいい朝飯。新しくて揃ってる道の駅はなんだかんだ言ってもありがたいよねぇ。

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タグ:餐:魚 餐:飯 餐:卵 食:弁 動:獣 観:模 観:キ 観:装 道の駅

道の駅 ふなこし

ファイル 3916-1.jpg山田町船越の45号沿いにある道の駅。

何度か来てて前回は夜寝てた道の駅だった筈なのに、来たら「産直ひろば」という標示になってて驚いた。
降格したの??
なんか問題あったのだろうか。まぁ道の駅じゃなくなってもトイレ休憩できるならいいかなと休憩。

したら「道の駅ふなこし いぐべす」という幟が並んでた。ん?名前が変わったの?それで調整中とか?

まぁいいかと産直売り場を覗いてみた。弁当とかはあったけど、ちょっと普通で、ご当地ラーメンをスルーしてきた身としては見逃すしかなかった。

外に出ると展望テラスへの階段があった。貼紙に「テラスはGW期間中の特別開放」とあった。まだ調整中で7月に本格使用開始予定だそうだ。先取りラッキーと登ってみた。

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目の前の45号とその先の山田湾の入り江の海。中央に堤があって右の丸いのがクジラと海の科学館。あー前回も眺めて次来たら寄ってみたいとか思てったっけ。

また今回も眺めるだけの休憩になっちゃったけど点景はこのくらいがいいね。

ちなみに前回の「道の駅やまだ」だった時の点景 この日の日誌

タグ:楽:眺 景:海 道の駅

焼肉冷麺ヤマト 盛岡南店

ファイル 3915-1.jpg盛岡市三本柳にある焼肉チェーン店。

盛岡三大麺という御当地グルメは「じゃじゃ麺」しか食べた事がなく、「盛岡冷麺」も食べてみたいとは思ってたけど店は焼肉屋なので一人では入りづらくて敬遠してた。けど、盛岡のあたりは盛岡冷麺を掲げた店だらけで幾つかのチェーン店がかぶるように建ち並んでよく見かけててた。なのでたまには気にせずにひとりで冷麺だけというのもアリではないかと思った。

で、ここ来る前に別のトコ寄って待ち客がいて退散しつつ、次のトコでは駐車場でガリガリしくじって退散しつつ、もう冷麺なんか食うもんか、、、とか思いつつ、寄ってしまったのがここ。

ファイル 3915-2.jpg待ち客はなくテーブルも余裕あって広いテーブル席でも遠慮はなかったけど、やっぱりひとりで入る雰囲気ではなく落ち着かなかった。
「ただいまのお時間ですとラストオーダーになりますがよろしいでしょうか」と言われた。まぁ普通は肉焼くんだろうね、僕は「冷麺だけですから」もんだいなし。
冷麺のメニューは辛さが選べて「抜」もあってホッとした。(聞いてて知ってはいたけど)

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ってわけで初盛岡冷麺。
食べてみたら「えっ?」と思った。
酸っぱくないんだ。。
まぁイイ味の汁ではあるけど酸っぱくないんだ。。がつーんとすっぱい汁飲み干して体冷える印象の冷麺だったけど、盛岡のはすっぱくないんだ。
ああ、そういえば前に雫石の道の駅で食べた冷麺もすっぱくなかったかも。うわーそうなんだ。辛みがないと甘いだけなんだ。
うわー失敗した。すっぱいの期待しちゃってて大失敗。
けっきょく辛いの大好きじゃないと楽しめないメニューなのね。
わざわざ入りづらい焼肉チェーンで期待外れで凹んだ。

まぁ麺はうまいのでペロリと食べたけど、元々やらかしてて低かったテンションがさらに下がった。

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タグ:餐:麺 楽<残

味匠やずや

ファイル 3914-1.jpg藤崎町榊和田にあるラーメン店。

トイレ休憩で寄ったコンビニからチラっと見えた店先の幟が気になってきてみた店。
ドライブ中はご当地ラーメンとかじゃないとスルーしがちなところではあるけど、もう時間も3時を過ぎてて閉まってる店が多い時間帯で気になったやってる店なのでせっかくだから食べてっちゃおうかなという気になった。

ファイル 3914-2.jpg店に入るとまず券売機。
自家製麺で朝ラーもやってる店らしい、朝からやってるのにこの時間にも開いてるのはありがたい。
っていうか正直言えばやっぱ初めての店ならスタンダードな中華そば、いや塩中華そばをたのみたいところではあるけど、何度も来れるような場所じゃないのでそんなの気にせずに幟にあった限定メニューの「さくら香る桜shinaそば」にしてみた。
なんと5/4の今日までの1日30食限定。ホタテ塩で、「弘前公園の水面に漂う花筏を表現した一杯」だそうだ。

カウンター席に着に着くと、周りは味噌ラーメンの客が多かった。

そしてその「桜shinaそば」。ちょっと恥ずかしいくらいきれいだった。

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うんうまい。まず最初に一口啜った汁がうまくてイイ味でニコリ。
麺もモチモチで基本的にうまいラーメン。
ピンクのは微塵の蒲鉾かな、その下に桜色の幅広麺が沈んでてこれがうまかった。そして緑の飾りのような菓子も汁に融けるといい味滲みて面白くおいしかった。
更にホタテのバター焼きもひとつじゃなくて隠れてたりしてうまかった。

と、ウハウハで食べてたけど、昼食べてなかったから丁度いいと思ってたのが、せんべいの天ぷらとか唐揚げとか車で食べてたせいか、意外と腹減ってなくてそんなにスイスイ入らなかったせいで後半もたついてしまった。
そのせいか、ピンクの蒲鉾が味なくて邪魔に感じたのと、最初旨かった汁もホタテや肉のそれぞれの味に押されて後半ピンとこなくなってしまった。。勿体ない事をした。

食べ終えて外に出ると、店の人が幟を片付けて暖簾を外してるトコだった。ギリのタイミングだったようだ。やっぱり寄ってよかった。
弘前の桜はもう散ってるだろうけど、ここで桜を堪能できた。

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タグ:餐:ら 餐:貝

青森田代十和田線やすらぎの駐車帯

ファイル 3913-1.jpg十和田市深持深持山の県道にある休憩用駐車場。

八甲田山の見える大中台の高原の駐車場だけど、駐車場からは南の黒森はよく見えるけど八甲田の高田大岳の方はちょうど背面の森で見えない。
けど残雪の残る高原の感じが気持ちいいので、トイレの後も少し休憩。

広々した景色と青空を眺めた。

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そして少し歩いて一面の雪の斜面に進んでみた。
そういえば今年は関東はしっかりとした雪の日はなかったので、雪を踏みしめたのは今年初かも。動物の足跡(肉球跡)を見つつ、自分の足跡も付けてきた。

少しグズグズの箇所もあり靴が濡れてきたので少し進んだだけで引き返した。
振り返ると東側の方の山は暑い雲かぶってて、ちょっと違う位置で随分天気違ってるよなと思ったけど、来た道がそんな感じだったので、抜けられてよかったと思えた。

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そして森の手前に鮮やかな黄緑が見えたのでカメラのズームで見てみたらフキノトウだった。もうここらも春なのね。
なーんて思って車まで戻って来てみたら、目の前のトイレの脇にもフキノトウがあって細かい花が開いてた。

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タグ:景:山 景:季 楽:験 観:P 植:草 植:花

史跡根城の広場

八戸市根城根城にある城跡公園。

八戸には何度も来てるけど正直この城は知らなかった。前に洲崎西のトークイベントで八戸市公民館に行った時にその横の八戸城跡を歩いてそれだけが城だと思ってたけど、近年職場の顧問が日本100名城巡りにハマってて宴会で話を聞いておススメされたのがこの城跡。へええ、自分は100名城とか気にしてなかったし、いつもドライブがてらで寄るだけなので意外と有名な城を知らないことが多いので、オススメされてて嬉しかったけど、しょうじき八戸に来るまで忘れてた。

ファイル 3912-1.jpgさて、八戸市博物館の横に入口があって進んだら「旧八戸城東門」というのがあった。
ボランティアガイドさんの詰め所もあって3人くらい塀にパネルを吊るす作業をしてたけど、パネルを覗き込んで読んでても声をかけられることもなかった。

この門は八戸城の東門で安政6年(1857)に台風で倒れて家臣の門になってたものだそうだ。なんかきれいなので現存物という感じはしなかった。元々は根城のものを移したという伝承が、、ともあったけど、それはあやしい。
ほか、案内板やパネルを一通り見てから門をくぐった。

中は公園な雰囲気だったけどすぐに土堀の「堀跡」があって中世の城らしかった。
っていうかこっちに城の駐車場もあったんだ。博物館に停めちゃまずかったかな。。まぁガラガラだったからいいか。(こっちはバス用だそうで博物館前で正解だった)

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公園を真っすぐ進むと、最初ツツジが咲いてたけど、もっと派手なハナモモも咲いてて、それより沢山の枝垂れ桜がいくらか咲き残ってて、葉も多いけど日も差してきていい感じだった。これは一週間早ければ可也きれいだっただろうなと思えた。

東禅寺跡というのを横目に進むとその先の広い堀っぽい所は「通路跡」、堀を埋めてつうろにしてたそうだ。ゴルフ場みたいな感じに見えた。

そしてまた堀。両脇にしだれ桜が並んでていい感じ。でもその先のモコモコの雲が気になった。

その先が一番広い広場。「中館」という曲輪でつまり二の丸かと思ったけど、そういう分類ではないようだ。
ここはその広場の真ん中に根城全体模型が立ってて本丸全体模型が寝ていた。城としては前の国道の向かいにこの中館よりも広い曲輪が二つあって堀が囲ってたそうだ。

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中館を出たあたりの桜が一番綺麗だった。少し眺めまわってから堀を進んで「本丸」に歩いた。
堀は更に深く「木橋」で渡って、木の柱の塀の坂を上って「東門」をくぐった。あれ、また東門か。ああ、博物館の方は八戸城のだっけ。元々はあそこには門も橋も入り口も無かったのかも。

門の中に料金所。この本丸だけは有料で250円払った。安。
なんか縦長の竪穴式住居みたいなのがあって、あれ?城でもあり縄文遺跡でもある感じ?とか思ったけどそうでは無く、これが当時の納屋だったものの復元物だそうだ。

この根城は建武元年(1334)の築城で南北朝時代の奥州の南朝方の中心として南部師行が治めた城。北朝に敗れても城と根城南部は300年続きつつ、桃山時代には三戸南部の配下になり、江戸時代に遠野に移封されて廃城、その後に盛岡藩から分かれてできた八戸藩が入ったのが八戸城ということのようだ。

本丸を中に進むと再現された主殿の館があった。これが中世の城の姿なんだね。ちょっと立派な古民家くらいにしか見えないし、さっきの竪穴は遺跡に思えて一瞬ここは何なんだっけ?と分からなくなったりした。

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建物に進むと、裏には上馬屋があって馬の像が立ってた。
そしてこの主殿は中にも入れた。
質素でしっかりした造りの館で、ここは来客との会見や儀式のときにだけ使われてたそうだ。
まず詰の間と茶の間には囲炉裏があって、控え室には武具があった。
角を曲がった二之間では「鎧で記念撮影」というのをやってて、どうぞどうぞ是非是非と声かけられて勧められたので「じゃあ兜だけ」と兜だけかぶって写真撮った。弱そうw鎧も全部ぜひぜひと勧められたけど他は太ってるからと遠慮した。「これはいつの時代の鎧なんですか?」と聞いたけど「くわしくはちょっと、、」と誤魔化された。

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そして体験証明書というのをいただけた。やっぱはずかしかった。

奧に進むと広間は会議か宴会か料理を前にした武家が並んでた。
そしてやけに明るいトイレもあり、祈祷の間には祭壇のような飾りあり、廊下にあったこの主殿の模型はやけに屋根が高く見えた。本当は高かったのかな。

外に出て裏にまわると、本丸は建物以外も広く、そして主殿以外にも色々あった。
まず裏には長く並んだ中馬屋、四角い下馬屋は柱跡に木の杭だけで、隣りの建物はトイレだった。スッキリしたトコで裏の端から眺めてみたら、意外と川は離れてて見えず、間に宅地もあった。

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西にまわると物見の跡があり、祭壇跡?とハテナのついたのがあってその横に西門があった。
西門の前には番所があった。柵から裏も覗けたけど西の沢という窪地は何もなかった。

そして裏から見る主殿もなんか堂々としててカッコよかった。枝垂桜がもう少し残ってればもっとよかったんだけどね。

その先には工房というのがあって、入口が(デブには)小さくて低いけど中にも入れた。外に案内板あったけど、入ったら音声ガイドが流れた。武具など色々製作修繕するところだったそうだ。

その前には常御殿というのが柱跡の杭と煉瓦で仕切られてた。当主が普段暮らす館だったそうだ。
野鍜治場というのだけは妙にしょぼくて適当に造ったような柱だった。井戸は覗いたらスズメが飛び出して驚いた。穴は無かった。

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鍛冶工房というのが竪穴式では一番大きく少し深く、炉があった方は土壁になってて奥は木で風通しよくなってた。
屈んで入る所が多かったので板蔵という物置は入口広くて楽だった。

最後に奥御殿も柱跡の杭と煉瓦の仕切だけだった。ここは当主の家族が住んだ館。先祖の霊も祀られてたとか。

これで東門の前に出た。最初に見た納屋も中に入れたので屈んで入ってみた。二棟あったけどひとつでもういいやと門を出た。

なーんか見どころだらけで楽しすぎる城跡公園だった。けど、南部氏の抗争の歴史には疎くてピンと来てない部分も多く勿体なかったかも。そして広くてくたびれた。足も疲れてゆっくり歩いて戻りたかったけど、雨がパラついてきちゃったので急いで戻った。
最後に博物館も見て行くつもりだったけど、ちょっと疲れたからもういいやと一息ついたら出発した。

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館鼻岸壁朝市

八戸市新湊にある八戸館鼻漁港の港湾岸で毎日曜日に開かれる朝市。

ファイル 3911-1.jpgこれは全然まったく知らなかった。陸奥湊の有料駐車場で聞いて初めて知って来てみた。
広めの岸壁に広く駐車場スペースがあって、人も多くすんごく賑わってた。あーこれは駅前の小売市場も空いててサモアリナンだわ。なるほどね。

駐車場からは露店が二列の筋になってて陸側の方に幟が立ってて入口っぽくなってたのでそちらから進んでみた。
店は飲食のが多かったけど、食材や小物、座布団や楽器など色々あって面白かった。

そして飲食店は長い列を作ってる店が多く、お、ここは全然並んでないんだと思えばもう売り切れで終わってたりした。8時過ぎに来てたんじゃ遅いのね。まぁ僕は腹減ってなくて冷やかしだからいいけどね。

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「日本一朝早く会えるアイドル pacchi」というのもあって、なんと7時半からライブをしてたそうだ。へええ、と思って見てみたら、もう物販の最中でチェキ撮影してた。がんばってね。

さて、やっぱりおいしそうな所は列になってて、そんな中たまたま列になってない店の「せんべいの天ぷら」を見つけて、これもドライブの共にと1パック(3つ)購入。これ好きなんだよね。ナイス。

市は港の角までかなと思いきや直角に折れてまだ続いてた。結構長いねぇ。折れた先は一列の向かいだけだったけどまだまだずっと賑わってた。

こっちではちょうど歌ってた子もいて、かわいいからアイドルなのかと思ったけどKAGETUさんというシンガーソングライターだそうだ。カメコが多かった。

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やっと露店が途切れて朝市の端を出ると、その先には「湾港ストア」という濃い感じの店があって、そこも人気で混み合ってた。
ちょっと覗いてみたらそばうどんと支那そばの食堂がメインな感じだった。でもここは朝市じゃなくてもやってるんでしょ?

折り返すと、一番気になったのは「海鮮食堂」という屋台。うにみそおにぎりとか、極上ひらめ生ハムとか気になるメニューは勿論売切れ。これはあるなら少しなら並んでも食べたいね。

さて、折り返して、見てない方の列を見つつ、たまに元の列も覗いてみたら、タイミングなのかさっきは列長かったのに数人の列になってた店もあったので、それじゃあ一つくらいチョイ食いしようかと「八戸いがめんち」の店で1個だけ買ってみた。

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「いがめんち」はタコ焼きより大きめでゆで卵より小さめのボール型で、メンチというから肉とイカかと思いきやそうでは無く、イカのお好み焼き風団子といった感じで、イカの風味良く素直に食べれておいしかった。腹減ってなかったとはいえケチらずに3個入とか買えばよかった。

そして戻って来てみたら、もう店閉めて帰ってスペース空いてるところが多かった。今まで行ったほかの朝市はわりと昼近くまでやってるトコが多かったけど、ここはホントに朝だけなんだね。何時からやってるんだろ。。(3時4時から出してる店もあって6時には出揃って7時前がピークらしい、そして一応9時終了)
まぁ個人的には駅前でちゃんと食べてから来て、終わりの方を見て歩いた今日の順番で正解だったと思う。せんべいの天ぷらも買えたし。

で、そのせんべいの天ぷらは出発して割とすぐの蕪島に向かう間に一つ食べてみた。さっきいがめんちで貰った串があったのではんぺんのように刺してたして食べたら食べやすかった。ナイス。

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んーシンプルだけどいい塩気で揚げた油感も程よくおいしい逸品。そしてダンボールみたいな変な食感も面白く、嚙んでるとすぐ柔らかくなってホッとする面白さもいい。
そしてパクパク続けては食べずに残りの二つはゆっくり八甲田の雪山や青森に下る坂道などで食べた。でもやっぱこれ2パック買えばよかったー、、と思った。

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