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豆水撰

ファイル 3767-1.jpg宇都宮市宮山田町の県道沿いにある食品工場の直売所。

「こいしや食品直売所」というのが正式名だそうだ。
前の道はよく通る道で前から幟とか見かけてて豆腐ドーナツとか気になってはいて、一度は寄った事あったんだけど、点景にしてないってことは何も買わなかったのかな。よく覚えてないな。
今回は「とうふソフトクリーム」の幟が気になってて、やっぱりそれでも通過してたんだけど、ラーメン屋まで戻って来たついでにこっちも戻ってきて寄ってみた。

ってわけで「とうふソフトクリーム」

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店内では食べられず、外に出て幟の前で写真撮ってから食べてみたけど、小屋の方に椅子があったのでそっちに移動、でも思い切り日なたですぐ溶けそうなので七福神の石像が並んだ屋根の日陰に入り込んで工場の搬出口のトラックを眺めながら食べた。

意外なことにややシャーベット風でいい感じに爽やかに感じた。けど、溶けやすく忙しく急いで食べた。もう暑すぎ。

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この日の日誌

タグ:餐:冷 餐:豆 観:像

ラーメン文明軒

ファイル 3766-1.jpg宇都宮市上小倉町の県道沿いにあるラーメン店。

塩谷の直売所のそばを食べようと思ってたけど閉まってたので、その手前で見かけたこの店に戻ってきて寄ってみた。

なんか、「ナチュラルワークスビレッジ」という看板は洒落てておもいきり郊外のわりに洗練された感じなのかと思いきや、駐車場はどこに停めていいのか分からないジャンク感で、店もプレパブでジャンクな感じ。一応入口にA型看板に営業日カレンダーが張られ、OPENの看板も置かれてたので入ってみた。

そのナチュラルワークスビレッジというプレパブ内は文化スペースとかワークショップとかになってるのかラーメン屋ぽくはない感じで、ドアの中に入るといろんな飾りがジャンクなのかアートなのかサイケなのかお洒落なのかいろいろ混とんとしてて、それでもお客は多く、テーブルの空きは二つで「こちらの席の方が冷房きますよ」とカウンター前の涼しいテーブル席を案内された。

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メニューを見ると「鶏ガラ煮干し」とか「豚鶏白湯」とか色々あったけど冷やしなのは「昆布水つけ麺」ひとつだけなのでそれにした。
どの麺も鹿沼の石川製麺所で、水は尚仁沢湧水を使用のようで栃木を味わえるメニューだった。

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うんこれはおいしかった。麺の感じもいいし味もいい。そしてやっぱりクソ暑い夏は涼しい部屋ででも冷やしメニューがいいね。

ただやっぱ少し店は入りずらい印象。北方向の定番ルートの延長なので割と通る道だから、夏が終わったら温かいメニューも食べに来たいけどねぇ。

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タグ:餐:麺 観:飾 観:具 観:藝

麺屋 穂華

ファイル 3694-1.jpg下野市笹原の4号沿いにあるラーメン店。

最近ここらの4号はよく通るので見かけて気にはなってた店。
店の上に「和だし醤油らぁめん」とあり、だしの店は濃くてえぐいとちょっとなぁと敬遠しがちだけど、まぁたまにはいいかと寄ってみた。

店は洒落てるけどカウンター席もあって意外と入りやすく、タッチパネルのメニューは面倒くさいけどまぁこういう御時世だから仕方ない。
普通に看板にあった「和だし醤油らぁめん」でと思ってたけど、塩があったので「和だし塩らぁめん」にしてみた。

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これはあっさりでちょうどいいわ。すごくうまいわけではないけど、まろやかで程よく味わいあって気張らずに食べられる。近所に欲しい店だ。
醬油も食べてみたいけど多分次回来ても塩だろうな。


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タグ:餐:ら

渡良瀬遊水地コウノトリ交流館

ファイル 3693-1.jpg小山市下生井にある情報発信施設。

国特別天然記念物のコウノトリとその環境の保全に関する情報の資料館。野田にコウノトリの施設があるのは知ってたけどこっちにもあったのは知らなかった。まさかフクロウを見に来てそれを知るとは思わなかったなぁ。
さてここは川に囲まれた広い田圃の地域の狭い集落にある施設で、案内はちゃんとしてたから来れたような場所。古民家を改装した建物なのは好印象だけど、場所まで古民家でリアルだった。

駐車場は砂利ながら広く悠々で、交流館は入る前からさっそく館の人がガイドしてくれて丁寧だった。

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コウノトリの国内野生種は一度絶滅した種族。トキみたいなもんで現在は飼育下繁殖で育った子らを放鳥し、自然繁殖を助けて保全しているもので、今、ここらにいるコウノトリはみんな野田で生まれた子なんだそうだ。へー野田ってすごいんだ。

案内の後もパネルや写真を見てまわり、実際の鳥の重さと同じぬいぐるみは持ち上げるの難しくてヤメといた。さかなクンも来てパネル絵を描いてったようだ。(ちゃんと鳥が魚を咥えてた)

さて、ではでは人工巣塔を見に車で少し移動。
すぐ先の土手を駆け上がると土手の上は広く舗装されてて駐車悠々だった。この土手は「生井桜づつみ」といい、その内側は渡良瀬遊水地の第2調節池。広い湿原のような手つかずの自然な風景が広がってるようで眺めよかった。(実際は調整池なのでガンガン手が入ってて、よく見ると重機も顔出してた)

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っていうか、人工巣塔ってどこよ?と探すと、ド真ん前の少し遠くにポツンと立ってた。これは肉眼じゃ観察できないや。。

ってことで土手を少し進んで倉庫の裏に隠れた「コウノトリ観察デッキ」に行った。
ここにはでかい望遠鏡と中型の望遠鏡とあって、覗くとよく見えた。ライブカメラくらいよく見えた(じゃあライブカメラでいいじゃんっていうのはナシね)

取り敢えず自分のカメラでも最大ズームでしっかり見えた。

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他の人は望遠鏡にスマホ当てて写真撮ってたね。なんか真似するのは悔しくてやらなかったけど、素直にまねればよかったw

他にも鳥の鳴き声はたくさん聴こえてたので探してみてまわったけど、トンビくらいしか見つけられなかった。まだまだだなぁ。トビもかっこいいんだけどね、モブ扱いだよね。

ゆーっくり見まわしてたら、ここでも交流館の人がガイドしてくれていろいろ話してくれた。
遊水地は国交省の管轄だし他も権利問題とか色々と面倒くさいんだそうだ。手前の邪魔な倉庫もどうにもできなくて癪だとか。

人工巣塔は実はすぐ近くにもう一つあって、堤の外の集落の裏の電柱の前に、県が金だけ出してとりあえず立てたものだそうで、そっちの方が古いんだけど一回も巣創りされたことないらしい。
土手から見えた。ああ、あれか。

今、遊水地の人工巣塔には母親一羽と子供が二羽か三羽いて、父親がエサ取りに飛びまわってるから、帰って来れば飛んでる姿も見れるとのことだったけど、まぁまだ昼じゃ帰ってこないだろうから、ある程度のトコで切り上げた。


この日の日誌

タグ:動:鳥 観:館 観:然 観:絵 観:装 観:池 楽:眺 景:原

野木神社

ファイル 3692-1.jpg野木町野木にある神社。

去年12月に一度来てた「フクロウが見れる神社」
でもフクロウが見れるのはGW明けの今時季ということで、ずっと気にかけててやっと来れた。

駐車場に入るとその端に望遠鏡とカメラと人が集まってて嬉しくなった。
さっそくそちらへ行ってみると、単眼の望遠鏡は神社のもので「参拝者用 ご自由にご覧ください」とあった。ありがたい!
で、
覗くとバッチリ枝に留まったフクロウに合っててよく見えた。

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でもこれ、自分のカメラで写そうと望遠鏡の向いた方向を探すと、手前の大ケヤキではなく社務所の裏の木なのはすぐわかるけど、どこらへんなのかよくわからず、かなーリ探しまくって、やっと見つけた!これ神社の人よく見つけたよなぁ。。とは周りの人みんな口揃えて言ってた。

ゆっくり眺めて境内に進んでみた。
ら、こちらも社務所の脇にカメラが並んでた。さっきのとは別の方向なのでこっちにもいるのかなと目で追ってみたけど、よく分からないので聞いてみた。
こちらは大ケヤキの洞にいる雛が顔を出すのを待ってるんだそうだ。まだ全然顔出さないらしい。あーなるほどあそこか。大きな幹を上に辿ったらすぐ分かった。

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っていうか、社務所の縁側の大きなモニターにライブ映像が映し出されていた。あーさっきの洞だ。っていうか、親は別のトコにいるんだね。

下の小さなモニターに映ってたのはこの近くのコウノトリの人工巣塔だそうだ。へーそんなのあったんだ知らなかった。コウノトリ交流館というのもあるそうで、このあと行ってみようと思った。

そして樹齢1200年の大イチョウを見つつ社殿に進んで拝んだ。

ファイル 3692-4.jpg駐車場に戻ると今度はネコがヒロインになってた。(神社猫「りーちゃん」というそうだ)おとなしくかわいいネコだった。

まぁフクロウは全然動かないからねぇ。気ままに動き回るネコは対照的でおもしろいよね。
とか思って、またフクロウを見てみたら、横向いたり羽の下掻いたりと意外と動いてた。みんなネコばかり見ててこっちも見ろと言ってるようで面白かった。

いやぁフクロウ見れてよかった。ホントに野生のフクロウが子育てしてるんだなぁ。それが毎年ちゃんと見れるスポットって珍しいよね。
実はウチの松戸市もフクロウが市の鳥に選ばれてて、実際自宅で夜の鳴き声は聞けたりするし、桜並木の枝から飛ぶのを見たこともあるんだけど、こんな昼間にじっくり見れるスポットなんて無いもんねぇ。すごいよね。

今回は雛は見れず親鳥だけだったので、また来年とか来てみようかと思った。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:動:鳥 動:獣 植:樹 観:宮 観:具 景:森

佐野らーめん麺屋いつき

ファイル 3638-1.jpg栃木市藤岡町大前の県道沿いにあるラーメン店。

バカ正直に言うと、もう少し先の渡良瀬川の南のよく通る区間で見かけて気になってた別のラーメン店で食事しようと思ってたんだけど、手前で見かけたこの店が、ぱっと見で駐車場も停めやすそうだし店の雰囲気も良かったので迷わずに寄ってみた。

普段はそういえば、佐野ラーメンはなるべく佐野市内で食べようとか思ってて、こうした近隣の市での立ち寄りは遠慮しがちだけど、茨城とか別の県では気にせず寄ってたし、そういえば初めて食べた佐野ラーメンは小山市だったっけ、、とか思って半端なこだわりはナンセンスだと思い直した。

店内は割と広くゆったりした卓配置で、狭く感じないカウンター席に着いた。

そしてメニュー見て少し迷う振りしつつ普通にラーメンをたのんだ。

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うん。おいしい佐野ラーメン。
汁は少し醬油感強めでやや酸味あってしっかりした味。麺もひらひら感よりクネクネ感強く、やや手打ち麺っぽく感じて、しっかりした輪郭ある印象。最後までおいしく啜って丼干せた。

店は来た時より出る時の方が混んできてた。いいタイミングで寄れてゆったり食べれて良かった。


この日の日誌

タグ:餐:ら

餃子の店 たつみ 小山支店

ファイル 3637-1.jpg小山市高椅の高椅神社前の県道沿いにある餃子専門店。
何度も来てるお気に入りのお店だけど、ここしばらく寄れてなくてコロナの合間以来だから二三年ぶりなのかな。(お店の常連さんがコロナで亡くなったという話を聞いた。。)

点景も久しぶりで、項目としてはまだ三回目、別の項目で書いたのが+二回、殆どは日誌で餃子のアップを上げてたかも。

で、ここ最近も通ればやってるか見ていくけど、早く来れても昼2時くらいで閉まってて通過ばかりだった。出発する時間が明らかに遅くなってるからねぇ。

で、今日は12時半だから大丈夫だろうと来てみてしっかり営業中でやっと寄れた。

テーブル三卓だけの小さな店で、入る前に店の写真撮ってたら中からお客さんが出てきた。 ので、もうガラガラかなと入ってみたら、混んでて一卓しか空いてなかった。めずらしい。

そして店のおばちゃんと久々に再会。このおばちゃんの人柄もよくておいしく食事できる店でもある。嬉しい顔して迎えてくれたけど「明日でこの店最後なのよ」という言葉を聞いて愕然。。えーそれは残念。なくなる前のギリギリで来れたのは良かったけど寂しいなぁ。

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ってわけでいつもの行者ニンニク餃子の定食。
今日はなんか凄くおいしい唐揚が付いてきた。いつも何かしらついてきて「これも食べてみて」とアットホームな対応でほっこりしてたけど、唐揚げは最後だからのサービスかな。軟らかくておいしかった。もちろん餃子も佃煮も。ゆっくり味わって食べた。

いやホントたまにしか来れなかったけど、好きな店がある道は通過するだけでも気分よかったので、いやしスポットが無くなるのはとても残念。それに、最後で混んでる時じゃなくて、何でもないのんびりした時にもう一度来たかったなぁ。ゆっくり話聞きたかった。

だけど、いままでありがとうございました。
最後に店の前まで出て見送ってくれて嬉しかった。
 
 
ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:食:定 餐:餃 楽:話 楽<残

天竜飯店

ファイル 3622-1.jpg真岡市長田の県道沿いにある中華食堂。

一目で目につくおおきな「塩ラーメン」の看板で気になりつつ暖簾が掛かってやってそうなのも見えて、一旦通過しちゃったけど、まわって戻って来て手前の駐車場に停められた。

幟は「ギョーザ」と「あんかけ焼きそば」とあり、入り口の黒板にも「当店イチ押し」にまず「あんかけ焼きそば」とあって「塩ラーメン」が下に並び「当店手作り」で「真岡ギョーザ」とあった。

ファイル 3622-2.jpgえ、あんかけ焼きそばの方が売りなの?とそっちも気になって迷いつつ、店に入ると塩ラーメンの塩についての解説の貼紙があったのでやっぱ塩ラーだなと決められた。

店内に人はなく、小さな水槽に大きな金魚、、いや鯉だな、窮屈そうにバタバタ暴れてて気になった。

ピンポン押して店の人呼んで注文してテーブル席に着いた。ガラガラだからカウンターよりテーブルでいいよね。

ファイル 3622-3.jpg「お湯が沸騰するのに時間かかるからラーメンは少し待ってね」と先にギョーザが出てきた。
地名を冠する真岡ギョーザ、特別他と違った所が有るわけではないけど、ハネはなくカリッとくっついてなくて食べやすく、甘い野菜のおいしい餃子だった。

「この時間に食べるのは昼食なの?夕食なの?」と聞かれ、え、どっちだろう、、と自分でも迷いつつ「中間ですね」と答えになってないことを答えてしまった。

そして塩ラーメン。おお、汁が透明。

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これはこれは、ちゃんと塩の味を楽しめる塩ラーメン。
ものすごく縮れた麺は啜ってて方向が定まらないくらいでその分汁と絡んでゆっくり楽しめた。
ワカメがちょっと邪魔に感じたけど最後まで楽しめた。

これはいいね、また来よう。そしてまた塩ラーメン。。と思うけど、やっぱ次来たら「あんかけ焼きそば」いってみたいよなぁ。


この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:餃 動:魚

ラーメン専科 竹末食堂

ファイル 3616-1.jpg下野市薬師寺の4号沿いにあるラーメン店。

下野市あたりのラーメン屋を検索して素朴な感じの店名にひかれて来てみたけど、むかしながらのみたいな店かと思いきや、洒落た感じで食材凝ってそうで今風な感じの店だった。

混んでなさそうなのでいいかと店に入って、カウンターの奥の方にまわって席に着いた。
メニューは、鶏と昆布の「醤油あっさり」と、鶏と煮干しの「塩あっさり」と、濃厚鶏の「醤油こってり」が基本で、他に鶏と空前の帆立ペーストという「あっさりスペシャル」というのがあった。塩にするつもりで店に入ったけど、スペシャルが気になったのでそっちにしちゃった。

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うん、これはおいしいラーメン。贅沢な汁がとくにサスガで、しっかり味わい深くておいしい。
細麺も啜りやすくもちっとおいしいし、具もそれぞれおいしい行き届いたラーメン。おいしくしっかり食べられて満足で食べ干した。

これはいいね。小金井の風呂はまた何度も来るだろうから、こちらの店にもまた寄りたいと、他のメニューも味わってみたいと思った。


ちなみに
帰ってから店を調べてみたら、栃木県内に何軒かある「竹末」の一店だそうで、本店は喜連川で、喜連川の道の駅のうまいラーメン店もこの竹末系の店だそうだ。
あーあーあー、たしかにあそこのラーメンはおいしかったわ。なるほどねー。


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タグ:餐:ら

野木神社

ファイル 3615-1.jpg野木町野木にある神社。

4号を通るたびに看板を見かけててなんとなく知ってた神社で、今年こっちに来て、乗せてた妹がここらの神社を検索して調べたら「フクロウが見れる神社」だとかで興味持った。その時は4号を通過した後なので来た道を戻る気はせず別のフクロウの神社に行ってたので、こっちもそのうち来てみようと思ってた。

てっきりこの4号沿いすぐにあるのかと思ってたけど、案内された横道に折れると、その裏の旧国道の先から続く長い参道の奧で驚いた。広い駐車場には他に車が無く入り口前に悠々停めて歩いた。

まず鳥居の横に由緒沿革の案内板があった。
延暦年間(約1200年前)に坂上田村麻呂の蝦夷平定後の凱旋の途中で社殿を造られたという古刹の神社だそうで、現在の社殿は文化3年(約190年前)の火災で焼失した後に古河城主の土井氏が再建したものだそうだ。
日露の軍神の乃木神社とは別だけど、明治時代には乃木大将も度々参拝に訪れたそうだ。
御祭神は菟道稚郎子命、応神天皇の皇太子(異母兄の仁徳天皇に皇位を譲って自害したとされる)

その隣にはコミカルで可愛い石彫りのフクロウの木が立ってた。「ふくろう」は野木町の町鳥に指定されているそうだ。

そしてまず参拝。拝殿にも幾つかの木彫りのふくろうがおかれていた。

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そして裏に廻って本殿とその彫刻を拝観しながら、ふくろうはどこぞ?と探した。てっきり鳥小屋のゲージかなんかあって飼ってるものだと思ってたけど、裏にはなく表にもなく、脇の社務所のあたりにもなく、、あれれ?と思ってたら拝殿に写真が貼られてて、どうやら野生のフクロウがよく来る所という事の様だった。
説明を読むと「フクロウはほぼ一年中同じ森にとどまる留鳥で、~通常あまり目にすることはありませんが12月頃と5、6月の子育ての時には親子の姿を見ることができます」とあった。
ん?5、6月なら確実なのか?っていうか12月頃ってなんだ??ちょうど12月じゃないか。

えーどっかの木の上に留ってるの?高いトコ?っていうか昼間の話だよね?と、木の上を見てふらふらした。

木といえば境内にはまず拝殿の前に乳の垂れた「大イチョウ」があった。これはこの地に神社が移築された延暦年間に奉植したものだそうなので樹齢1200年??栃木の名木100選だそうで、これは葉のついた時季に見てみたかったかも。(神社のXによると10日早ければ綺麗だったらしい)
木の前には絵馬かけがあって、絵馬の上に掛かってた丸いのは乳ってことだね。

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それとその少し奥にも案内板の立った木があって「大ケヤキ」。案内によると「足利氏の執政の末に乱にあい神領を奪われて社殿の破壊したが、長禄三年(1459)より再興され鎮守の森に育つよう社前に数多くの木々を植えたが、このケヤキはそれ以前にあったもの~」ということで、推定樹齢650年だそうだ。足利氏の長禄年間というと「享徳の乱」というやつかな。公方と関東管領の争いで公方は鎌倉を放棄して入ったのが古河城だから、目と鼻の先の此処らも戦乱あったのかね。

さて、フクロウは見当たらないけど、境内には小鳥がたくさん飛んできては枝でじゃれ合っていた。写真に撮れたのはヒヨドリとシメ。みんな素早くてね。カメラ向ける頃には枝を移ってるんだよね。

この大ケヤキだけじゃなくて裏にも回ったりして見上げたけどフクロウは見当たらず、12月頃っていうのは何なんだ?と思いつつ、他に人がいないんだからやっぱり無理だろうとは思いつつ、フラフラ歩いて「二輪草群生地」というトコにも出てみた。二輪草の開化は三月から四月だそうだ。

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横の道の先の木でそれっぽく見えたのをズームしてみたけど、やっぱり木の幹の折れた部分だった。。

あとは参道の木も見てまわったりウロウロしてたけど、日当たりいいとはいえやっぱり冬は寒く体冷えちゃったので一時間で諦めて車に戻った。

いやぁ、野生のとは思っなかったなぁ。フクロウ見れなかったのは悔しいけど、野生じゃ仕方ない。来年5,6月に覚えてたら来てみようと思った。
っていうか、「12月頃」っていうのはホントなんなんだ?検索してみても12月に撮ったフクロウの写真は一枚もなかったよ。


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タグ:観:宮 観:像 観:飾 楽<残 植:樹 動:鳥