記事一覧

江島大橋(ベタ踏み坂)

ファイル 1966-1.jpg鳥取県境港市渡町から島根県松江市八束町江島の県境のある中海に架かる橋。

ネットで“ありえない急坂"と話題になって「えーそんなだったかなぁ」とか思ってたけど、よく考えたら通ったことなかった橋だった。

で、来てみたらやっぱりそんなでもなく、写真の撮り方によるマジックだろう、、との結論。
一応折り返して逆からも通ってみようかな?とか思ってたら、その先にわざわざ駐車場が用意してあったので、んじゃぁ“ありえない急坂"っぽい写真に挑戦してみるか!とか思って車を停めてみた。

駐車場の目の前の道のど真ん中で撮れば、橋を正面に写せそうだけど、「車道での撮影禁止」と出てて、さすがに他のみなさんも遠慮してたみたいなのでやめといた。

横断歩道で反対側に渡ってズームで撮ってみた。

ファイル 1966-2.jpgんーなるほど、
写真にするといくらか急坂っぽい感じに見えるかな。
でも標識が邪魔だな、、

ちらほらいた他の人達はみんな橋の方に歩いてたし、標識の下くらいまで歩けば橋が大きく撮れるかな?と思って歩いてみた。

んーどうでしょう
近づいたら角度低くなったし、その先にも邪魔な標識は立っててうまく撮れないね。

ファイル 1966-3.jpg

橋の前の交差点まで来たけど、普通の橋にしか見えなかった。。

右からならどうかな?と、横断歩道を渡ってみたけど、ますます普通の橋だし、こっち側からでも標識は邪魔だった。

ファイル 1966-4.jpg

まぁ素人の写真はこんなもんかな。
うまい撮り方があるんだよ、きっと。と諦めて駐車場に戻った。

ファイル 1966-5.jpg多分、
ズームの方が急に見えるんだろうな。
それと通行してる車が多い方がいいんだろうな。
と考えてみると、、
あー、この先のT字路の先からズームで撮ればいいのか!と思い至った。
けど、写真は兎も角、目で見た感じではそんなに驚くような橋ではなかったと言うのが分かったのでもういいか、、とT字路まで歩かずに車に戻った。(壁みたいな写真はWebに沢山上がってるから見てみて下さい。。)

僕の記憶では、、大阪の湾岸にある橋「なみはや大橋」の方が急で細くてクネクネで楽しかったと思う。(渋滞しそうだし)

タグ:観:橋 観:道 楽<残

境台場公園

境港市花町の境水道前にある公園。
ちょっと気まぐれで寄ってみたんだけど、昔の海岸線に面した部分の土塁だけでなく内側の敷地一帯が広場となって公園になっていた。

まず、チラホラ咲き始めてたツツジを見ながら土塁を登ってみた。

ファイル 1965-1.jpg

台場は幕末に鳥取藩が黒船来襲に備えて築いたもので、国の史跡になっている。
往時は土塁上に十八斤砲二門、六斤砲一門、五寸径砲五門を配備してたそうだ。っていうか、ここが海岸線だったのか。。

その土塁上を歩くと林の先に旧式灯台が見えた。おお。
なんか山形で見たような灯台だぁ!とか思ったらその通りで、酒田のその木道洋式六角灯台を模して復元したものだそうだ。なので、これは展望台にもなってて休日は10時から無料開放してたそうだ、、
明治28年(1985)に作られて昭和9年(1934)に消灯、40年に解体だそうだ。

ファイル 1965-2.jpg

グルッと見て裏(海からは表)にまわると、境水道大橋が見えた。
実はこの橋がよく見えるかなーって思って寄ってみた公園だったりして。
元有料道路ながら何度も通ってる橋で、けっこう勾配あったと思うので、何かと話題の壁のような坂の橋ってこれのことかと思ってたんだけど、それは別の橋で通ったことない道だと最近気付いた。

さて、更に林のような土塁上を歩くと、木々の合間にまたなにやら塔のような物があった。
これは「慰霊塔」で、昭和2年(1927)目の前の美保湾沖で海軍連合艦隊が夜間大演習を行ってた最中、艦艇の多重衝突事故をおこし大破や沈没した艦の殉職者慰霊のための塔だそうだ。

ファイル 1965-3.jpg

巡洋艦「神通」が衝突した駆逐艦「蕨」が沈没、巡洋艦「那珂」が 衝突した駆逐艦「葦」は大破、殉職者と自決した艦長で120名が亡くなったそうだ。(神通さん、、、那珂ちゃん、、、)

慰霊塔は森に隠れるようにあるし、海も見えないし、少し木は減らしてもいいんじゃないかな?と思った。

ファイル 1965-4.jpgそして南の端まで歩いて広場に出た。
(南端には「境航路標識地」という基準点みたいな石柱があった)

南と西側の土塁は低くこんもりしたくらいで、南の土塁には大きな黒松の樹があった。
この樹は「連理の松」と呼ばれてるそうで文久3年(1863)の台場構築当時に植えられたものだそうだ。
他にも「皇太子行啓記念植樹の松」が並んでいた。

ファイル 1965-5.jpg

ふりかえって正面の橋の手前の林の中の、高い樹の裏に少し見える松は灯台が出来たときに植えられたものだそうだ。

なんかいろいろあって、朝から歴史にも触れられて、ちょこっとの散歩も楽しめた。

タグ:観:園 観:史 観:灯 観:塔 観:軍 観:橋 観:石 植:花 植:樹

夢みなと公園

ファイル 1964-1.jpg境港市竹内団地の美保湾に面した埋立地にある公園。
弓ヶ浜を見返す形に出っ張った埋立地なので眺め良さそうと思って来てみた。

駐車場から土手を登るとその上が公園。
変なパラボナみたいなモニュメントがあった。覗くと穴が開いてた噴水?

そして海が広く見えた。
けっこう思ったよりも浜からは突きだしてて弓ヶ浜はやや遠かったけど、ずっと続いてるのが見えたし、海が広く見えたし、その弓ヶ浜の先の対岸には大山が見えてたし、朝日も眩しかった。

ファイル 1964-2.jpg

んー
潮風ゆるく燦々と注ぐ朝日が気持ちイイ。

公園の先にはさかなセンターという市場、夢みなとタワー、日帰り温泉と続いていて、朝はもちろんどれも開いてないけど、昼間から夜までは更に賑やかそうだなぁ。っていうか朝も歩いてる人とかはわりといて賑やかだった。

そして岸には大勢の釣り人。
少し眺めてみてたら、意外とルアー釣りをしてる人が多かった。

ファイル 1964-3.jpg

引き上げる帰り際の人が、堤防から釣れた魚を下ろすのが見えた。けっこういい型。何の魚か分からなかったので、近くを通ったときに「何の魚が釣れるんですか?」と聞いてみたら鰆(サワラ)だそうだ。
へーーおいしそう!ルアーで鰆かぁ。
また昔みたいに釣りしたいなぁ、、道具一式積んでドライブしようかな、、

タグ:景:海 景:浜 景:山 景:陽 楽:眺 楽:話

道の駅 ソレーネ周南

ファイル 1821-1.jpg周南市戸田の2号沿いにある道の駅。

黙々と走って3時前。まだまだ山口県を半分も抜けて無くて全然進んだ気がせず何処も寄りたくない気分だった。けど、うらはらに、食事はとらないとなぁ、、と、食事だけは仕方ないからどこか寄ろう、、寄るなら兼ねてから気になってた料理とか、、、なんてもやもやしてたトコで、道の駅があったので、んじゃ中間取って丁度いいくらいかなと、この道の駅に食事休憩のつもりで寄ってみた。

見るからに新しい洒落た造りの広い道の駅で、週末の午後らしい混みようだったけど、出る車もあってすんなり停められた。

まずは店の中を見てまわると、色々あって試食も出てて「鹿野高原豚」というのがとてもおいしかった。

で、裏の川に出る脇にある休憩室を兼ねたレストランのメニューを見るとその「鹿野高原豚」のローストポーク丼というのがリーズナブルなメニューであった。

ファイル 1821-2.jpg

店は洒落た感じだったので少々腰が引けて、川眺めて戸惑いつつ、やっぱりちゃんと食事するならもう此処しかないので思い切って入って食事した。

で、そのローストポーク丼

ファイル 1821-3.jpg

洒落た器に彩りキレイにシンプルな丼。でもかかってる「高瀬みそ」のソースはとてもおいしく、そしてやっぱり鹿野高原豚のローストポークはいい味でおいしかった。
空腹も手伝ってあっという間にぺろりと食べちゃった。


店を出て、もう一品くらい何か食べたいな、、とか思って見てたら、店の前のスナックコーナー
も鹿野農場の店で、ハンバーガーとかおいしいそうだった。
けど、気合入った高めのバーガーだったのでそれはやめて、シンプルにフランクフルトにしてみた。

ファイル 1821-4.jpg

これもまた「鹿野高原豚100%」
もう言わずもがなのおいしいフランク。マスタードがないのが気になったけど、肉の味で充分満足。いい昼食になった。

タグ:食:丼 食:串 餐:肉 景:川 道の駅

道の駅 萩しーまーと

ファイル 1813-1.jpg萩市椿字鹿背ヶ坂の191号近くの県道沿いにある道の駅。

ここもまた随分しばらく寄ってない道の駅で、以前来たのが天気悪いGWの昼頃で(01/4/29)えらく混んでて、停めるのも歩くのも大変で何も買えず食えず二度と来るかと思った。

で、今日は真逆で、平日の夕方で駐車場はガラガラ。人もまばら。
自分はパン(ハンバーグ定食)食べたばかりであまり腹も減ってないからホントにトイレ休憩だけのつもりで寄った。

んだけど、こうも前回の印象と真逆だとさすがに新鮮で、少し店内も覗いてみようかな、、と思った。(印象も何も15年ぶりなら始めてくるようなもんだろうけど)

ファイル 1813-2.jpg中は市場のようになってて、そこに土産屋も融合して密度濃い店内。いろいろ魅力的なものもあって土産にしようかと思ったけど、それよりもうすぐ閉店の割引セールのものが気になった。

一番気になったのは、可愛いイカ(ケンサキイカ)の泳ぐ水槽がある地元漁協の鮮魚売場の寿司パック。全品表示価格の半額と出てた。弱いんだよね~「表示価格の半額」というフレーズ。
一つくらいなら食べられるかなとついつい購入しちゃった。

買ったのはちょっと聞き馴染みのない名前の「コシナガマグロ」の握り。これだけ「萩港産」とついてたから地魚かなと思って買ってみた。(あ、100円引きのシールが貼られてるけどちゃんと半額でした)
で、外のベンチで早速食べた。

ファイル 1813-3.jpg

らば、
これ、!んめー!
しっかりマグロ味だけどさっぱり優しく甘く、綺麗な見た目の通りの爽やかなマグロ。
旨くて止まらずにパクパクと食べきっちゃった。

食後に早速スマホで調べてみたら入荷量の少ない小型のマグロだそうだ。9月上旬頃から萩近海を回遊するそうで、図らずも旬のおいしい地魚を食べられて御満悦。
ちょっと食べ過ぎな腹心地だけど、寄って良かった~。

萩はすっかり幕末のイメージより魚のイメージが強くなった。

タグ:餐:鮨 観:市 動:魚 道の駅

明神池

萩市椿東にある天然の海跡湖。
此処が今回のドライブで取り敢えず一番来てみたかった場所。9号~191号という単調な道を進んで、脇道に逸れることなく、寄り道もし過ぎることなく真っ直ぐやって来て、日のあるうちに着けて一安心。

ファイル 1812-1.jpg

この池は、海にできた火山島の笠山がいつしか陸繋島となって繋がった時にできた海の名残だそうで、池底の岩間から海水が入る塩水池。国の天然記念物。

で、興味深いのは、その海水と共に入り込んだ海の魚が繁殖して天然の水族館と化しているという話で、それが如何ほどのものか是非この目で見てみたかった。

来てみたら、海の名残とは思えない静かな池で、石灯籠の下ではニャンコがぐでーっと御休息。とても和やかなトコだった。

で、
さてさて、ホントに魚が見れるのかな?と池を覗くと、、

すげー、沢山いるー、、
何とも驚いたことに池の鯉なみに磯の海水魚がウヨウヨ泳いでた。
それが、マジで磯釣りが好きな人ならイライラしそうないい型のイシダイなんかが何匹もいて、他にもぱっと見、メジナもシマイサキも大きく、クサフグまでデカかった。そしてまさかホントにいるとは思わなかったアカエイまでも挨拶のように姿を現して驚いた。

ファイル 1812-2.jpg

そして勿論「池での魚釣り行為は違法です」と書かれてた。
後から来た女性が「じゃあ釣りじゃなくて網ですくうのはエエんかな」とか話してたけど、天然記念物ぞ、たとえ手づかみでもダメに決まってんじゃんw

その隣の注意書きは「魚にエサを与える場合トビが頭上より近寄ってくることがありますのでご注意ください」とあった。
あ、やっぱりエサやりはOKなんだ。
あーやっぱパン残しておけばよかったー

ファイル 1812-3.jpgと、くやしくおもいつつ、この近所で何か売ってないかな?と付近の店を見てみたら、池の目の前の陶器店でしっかり「魚のヱサ50円」とパン耳の袋が売られてた。さもありなん。
っていうか、もっとぼったくってもいいと思うトコだけど良心的値段でおおだすかり。やさしいね。(平日の値段だったりして)

早速一袋買って池に戻った。

、、、でもよく考えたら、コイやアヒルじゃあるまいしイシダイやメジナがパンなんか食うのか?
とか思いつつ、池にパンを投げてみると、
ヴァシャヴァシャヴァシャ!
と、ものすごい食い付きで、魚もさらに集まってきて生簀状態。
驚いた。50円での餌付け体験。
今年夏に行った能登半島の真鯛の生簀よりも威勢よく賑やかに祭りのように集まって嬉しくなった。

ファイル 1812-4.jpg

そして出し渋ってみた時のくれくれアピールが面白く、特に最前列を陣取ったイシダイたちが、その嘴を水面から出してまでくれくれアピール。
そして「こっちこっち」とばかりに水鉄砲のように口から水を飛ばして自己アピール。
イシダイってこんな芸までするキャラだったのか、、、

手で直にあげてみようと近づいてみたけど、イシダイの口ってサザエの殻も嚙み砕くペンチのような口だと聞いてたのを思い出して寸前で落としちゃった、、へたれ。

他にも大型のボラが来たり、またエイが来たりしてその子らにあげようと放っても別な子が食べちゃってなかなか狙った子には届かなかった。(っていうか、エイもパン食うのか?)

ふと見上げると、そんな様子をちゃんとトンビが上から眺めてた。こちらも油断してないのでトンビも動かずじまい。
っていうか、パンより魚狙った方がよくね?

脇の石灯籠の下のネコは二匹に増えていた。こちらは何も狙わずに相変わらずぐでーっと気持ちよさそうにしてた。何だこの楽園w

まあ、人には愛嬌もって水面に口出すイシダイでも、ネコやトンビに狩られるようなマヌケではないんだろうね。

パンもなくなってしばらく眺めた後は、次来た人たちにその場を譲って移動した。
池に沿って東側に進んでみると、こっちの道ははすぐに柵で閉鎖されてて進めなくなってたので引き返した。

一旦戻って、車道の日陰の西側の池岸を進んでみた。

ファイル 1812-5.jpg

魚は駐車所の前だけではなく池のどの場所にもたくさんいて、覗いて魚影の見えない場所はなかった。
で、歩きながら見てたら、たまに大型のハタとかがいたりして驚く。本当は養殖してんじゃないの?とか思えてくる。。

そして車道の先の神社前でもパンを撒いていた。
これは鳥居の脇にあるエサ売り場の人が売れ残った分を撒いてるって感じだった。

その神社「厳島神社」にお参り。
そしてさらに奥に歩く。
庭園のような橋を渡るとその奥はひっそりと静かな池が森に囲まれていた。
何気なく見てたら青い鳥が飛んで来てて、カメラで追うとカワセミだった!
カワセミまでいるんか。何だこの楽園w

ファイル 1812-6.jpg

「風穴」という案内を辿って池の裏の奥に進んでみた。
ら、てっきり洞穴があるのかと思ってたらそうではなかった。岩の合間から冷たい風が吹き出すスポット。あー松本では天然の冷蔵室にしてたタイプのやつね。
温度計は15℃を指してて近づいてみたら確かに冷気が吹き出していてひんやりと気持ちよかった。日陰ながら石のコケの緑も鮮やかで、今日は夏日だったからとても癒えた。(昨日みたいな雨だったらまず来ないよね)

そしてたっぷり涼んで来た道を戻った。
森から覗く明神池は庭園のような雅に見えた。

帰りもゆっくり池を覗きながら戻ってたら、駐車場に戻る頃にはもう周りは日陰になちゃってて、日が笠山に落ちる寸前だった。ネコはまだ二匹仲良く寝転がってた。

ファイル 1812-7.jpg

タグ:景:湖 景:岩 観:宮 観:石 観:然 楽:験 動:鳥 動:獣 動:魚

道の駅 阿武町

ファイル 1811-1.jpg阿武町奈古の191号沿いにある道の駅。

ここは随分前に一度来たっきりだった場所。
191号自体は何度も通ってるんだけど何故かいつも通過してる。多分毎回(でもないだろうけど)この東の田万川の道の駅に寄ってお気に入りのリンゴソフトを食べてるからだろう。

今日もリンゴソフトは食べたかったけど、それよりちゃんと食事したかったのでたまにはと此方に来てみた次第。
久々に寄ってみたらリニューアルして洒落て新しいきれいな道の駅になってて驚いた。

ファイル 1811-2.jpg見まわすと、あ、この室内プールは前からあった気がする。と少し思い出した。

そして、「日本でここだけ無角和牛」という幟が立っていた。そうそう、以前に来た時はその無角和牛の牛丼食べてブランド牛なのにリーズナブルだった憶えがある。味は憶えてないけど。(その後何回か雑誌などで見かけたこともある)

てわけで、また同じメニューないかな、、とレストランを覗くと、そういうメニューはもうなく洒落て高めの印象の店になってた。

んー、でもここで食事するつもりで来てたので思いきって中に入り、やや手頃な「無角和牛入りハンバーグ定食」にした。

ファイル 1811-3.jpg

うん、柔らかく牛肉らしいあじわいの生きたおいしいハンバーグ。
でもちょっとちゃんとしすぎててインパクトは弱く、やっぱうまい牛丼をカッ込みたい気分だったのがスカされた感じからか、あまりピンとこなくて、、このドライブ中の食事で一番印象薄い食事になってしまった。(正直、帰って画像纏めるまで忘れてた)

食後は店も覗きつつ、海を眺めに裏に出てみた。
レストランからも見えていたけど、やっぱ眺めるのは外の方がイイね。青く眩しい奈古湾に浮かぶ鹿島(男鹿島と女鹿島の二つの小島で別名「夫婦島」だとか)とその後ろに大きな萩大島が控えててイイ眺め。
こんなトコにありがちなその夫婦島を覗くモニュメントにある「幸せの鐘」とやらは、おっさん達がゴンゴン鳴らしていた。
イイ景色の場所はすべからく恋愛スポットに、と、されがちな雰囲気をブチ壊してくれてて嬉しかったw

ファイル 1811-4.jpg

そして表に戻ると奥の端の方に「発祥交流館」というのがあったので行ってみた。

この道の駅は第一回に登録されるチョイ前に社会実験的に「道の駅」としてオープンしてたという事で発祥の地としている。
まぁ、それより更に先の「道の駅」という名称がまだなかった時期に同じコンセプトで実験的にオープンしたという場所でも発祥の地を名乗ってたりして色々あるんだけど、、なんでもいよ。
で、
その「発祥交流館」に入ってみたら、中はパン屋以外は何もなかった。。あれ?

まぁ、丁度イイ、次に行く予定のスポットでパンがいることになるかもしれないから少し買っていこう、、とか思って入ってみたら、意外とおいしそうで面白そう。とりあえず、「福賀の梨をたっぷり使用」という(福がなさそうだけど、、w)「梨パン」と、シンプルそうで他では見ない「わかめパン」を買ってみた。

で、出発。

ファイル 1811-5.jpg

走りながら、せっかく買ったパンだから一口だけでも食べてみようと「わかめパン」を一口食べてみた。
ら、
これが意外とうまかった。ついついパクパク食べちゃった。。いけね。
で、「梨パン」は元々普通に食べるつもりだったのでこっちもパクパク。結局たいらげちゃった。
っていうかおいしかったからそれぞれ二個づつくらい買っとけばよかったー、、と後悔した。

という感じで、結果的には無角和牛入りハンバーグより、このオマケで買ったパンの方が印象に残っちゃった。

タグ:食:定 餐:肉 餐:麭 景:海 景:島 観:発 道の駅

岩見海浜公園 赤鼻地区

ファイル 1810-1.jpg江津市敬川町から浜田市国分町までの日本海沿岸5.5kmに及ぶ県立公園、の西端エリア。

晴れて暑くなって一気に夏日和。海を眺めて展望休憩、、というのは口実で、停車して短パンに履き替えたいののついでの休憩って感じ。(靴と靴下は信号待ちで脱げたけど短パン履き替えは無理だから)
だって海は別に休憩しなくても車で走ってても見えるもんね。

なーんて思いつつ、取り敢えずせっかく停車したのだからと、駐車場のすぐ先の「嶽ヶ下展望台」に出て海を眺めてみた。

ら、思いのほか気持ちよく見下ろせて、海は青く、空も青くいい眺め。
左端の海に見える平らな岩は、前に行った石見畳ヶ浦(→)の先っぽかな。

ファイル 1810-2.jpg

なんか、夏のような空と海の解放感が思った以上に気持ちよく、気分も乗ってきてもう少し散歩。
北に突き出た岬の「赤鼻」へ歩いてみた。

駐車場からの道は未舗装の歩きやすい砂利道で、少し進むと東に続く鯨ヶ浜、姉ヶ浜の長い海岸線が見えた。
これまたいい眺め。
海の右の内陸にはさっき閉まってて通過した円柱の展望塔も見えた。多分あそこ登ったよりもこっちの方が眺めいいので閉まっててかえってよかった。

ファイル 1810-3.jpg

そして柵の上には割とお馴染みのハクセキレイが停まってて、尾を振り振りして一緒に海を眺めてた。
足元にはシジミチョウがチラチラと沢山舞ってて、あれ、変な形のがいるなぁと思ったら交尾中のラブラブカップルだった。夏だねぇ。

そんな感じでゆっくり歩いて10分ほどで先っぽの赤鼻展望台。
赤鼻というと世代柄アッガイみたいなずんぐりむっくりした形を想像しちゃうけど、ここは先のとがった展望台。
先端から見るとなるほど赤い岩肌の崖の岬(鼻)で納得。青い海も広く見え色の対比もよかった。

ファイル 1810-4.jpg

ゆーっくり展望して戻った。岬の先への釣り場へ下る細道とかもあったけど、サンダルなのでそんな道は進まずに素直に戻った。

来るときは岬の東側を歩いてきたので、戻るのは西側の道を下ってみた。
ら、すぐ隣にもう一つ突き出した鼻がありその上も展望台っぽかった。そっちに進む道に折れて上ると、そっちからは今来た赤鼻の岬が目前によく見えた。

ファイル 1810-5.jpg

そして折り返すと南西に続く岩の海岸線もよく見えた。
少し戻ると浸食であいたような洞門も見え、なかなか変化多く景色イイ岬だった。

ファイル 1810-6.jpg何より天気よく気分いい。
正直朝の感じからここまで晴れると思ってなかったのでニコニコ。
戻る道も足取り軽く、ツバメシジミを追いながら駐車場まで戻った。
(けど素早くて羽の青い背面は写真に撮れなかった、、)

タグ:楽:眺 楽:歩 景:海 景:岬 景:浜 景:崖 景:洞 動:鳥 動:虫

道の駅 湯の川

ファイル 1809-1.jpg出雲市斐川町学頭の9号沿いにある道の駅。
ここは二回ほど寝るために寄ったことがあり、他に案内板に温泉マークがあるので日帰り湯のある道の駅かと勘違いして立ち寄ったことも二回くらいあったんだけど、、店が開いてる時間に来たの初めてのトコ。
もう10時半だからこの時間なら食事できるだろうと思って寄ってみた。

車から降りると、奥に足湯が見えた。
日帰り湯はここから少し車で進んだ先だけど、足湯があるから温泉マーク付いてたって事か、、まぎらわしい。足湯で温泉マークはやめてほしい。

その足湯の奥には八上姫の湯浴みの像があった。
この八上姫が大国主を慕って因幡から出雲へ旅をする途中で湯浴みをしてきれいになった場所がこの湯の川温泉ということで古代よりの由緒ある美人の湯だそうだ。

ファイル 1809-2.jpg

ところでこの像、片乳はだけてて妙にエッチ。(全裸なら気にならなかったと思う)
像の前にはハート形の砂場があって、脇にはハート形の絵馬を掛ける台があったりして恋愛成就の願掛けスポットなのかな?
でも神話では、出雲に行ってみたら後から出てきた正妻(スサノウの娘)がいて嫉妬で追い出されるんだよね。大国主は大国主で正妻を面倒くさく思い、別の場所に出掛けても妻を娶ったりしてて、現代的な恋愛で言えばあまりあやかりたくない話だと思うけど、、

片乳はさておき食事食事。
店の中に入ると食堂もばっちり開いてて、「季節商品『生姜ごはん』はじめました」とあった。数量限定で幻の出西生姜を贅沢に使ったというその「生姜ごはんセット」にしてみた。

ファイル 1809-3.jpg

これは風味よい生姜そのままの炊き込みご飯。生姜も乗ってピリッとキリッとしてておいしく、味噌汁はもちろんシジミ汁だった。
けど、正直シンプルすぎて物足りず何かおかずは欲しいトコだった。
でもまぁおいしい朝食。山城登って湖岸歩いて石切り場も歩いてやっとこさの食事でペロリと平らげた。

ファイル 1809-4.jpgで、食後は店内の見てまわりつつ、御当地名物の出西生姜御コーナーでは醤油漬けの試食を食べて辛くて参ったりしつつも、なんかやっぱり気になってた「出西みどり生姜ソフトクリーム」を購入。

ちょっと涼しげだから冷えちゃうかな、、とか思ってたけど、食べ歩きながら外に出るとすっかり晴れて日差し出てポカポカになってて丁度良かった。
味も生姜の甘みがいい感じでおいしかった。

ファイル 1809-5.jpg出発前にはやっぱちょっと物足りないから店前屋台で売ってたたい焼きのハムマヨを購入。
なーんか四角いくらいに耳(ハネ)が付いてて、まるでカーボナイト冷凍のハン・ソロみたいなたい焼きだった。

出発して走りながら食べたけど食べごたえ十分だった。

タグ:餐:飯 餐:菜 餐:汁 餐:冷 餐:菓 観:像 観:伝 道の駅

来待ストーン

松江市宍道町東来待にある来待石の採石場跡地公園。
案内見てよくわからずパワースポット的な石のある公園かなんかかと思って来てみたんだけど少し違った。
広い駐車場で案内板を見ると、ここからは少し離れたトコにミュージアム(資料館?)と採石場跡があるみたいで、また時間くっちゃいそうだから引き返そうとも思ったんだけど、、やっぱりせっかくだから歩いてみた。

で、門柱からの細道を進み、宅地を抜けると岩の壁の入口に出た。石のタヌキがあちこちにいた。

ファイル 1808-1.jpg

ファイル 1808-2.jpg暗くて不気味だったトンネルを抜けて来待石広場に出ると、飾りのない四角い来待ストーンミュージアムがあった。
けど、有料なのでパス。。

振り返ると採石場跡。
直角に切り削られた岩肌がいい感じ。

正直に言えば、今年栃木の大谷石地下採掘場とか行ってきたばかりなので左程の感動はなかったけど、そこかしこに置かれた石のタヌキの石を切り運ぶ様子などは面白く和んだ。

ファイル 1808-3.jpg

そして広場を歩いてまわってみてたら「小三才谷遺跡群ミュージアム南側採石場跡」というのを見かけたので行ってみた。

ら、それは森の中にあって少し鬱蒼としてて、マムシやハチの注意書きが幾つも並んでいた。
ので、その先に森に埋もれるように現れた石切場跡はまるで密林の古代遺跡のような雰囲気で面白かった。

ファイル 1808-4.jpg

来た道をハチやマムシに気を付けながら戻った。
いやいやハチは嫌だけど、マムシは見たことないから不意に襲われない範囲でなら見てみたいな、、とか、ヘビがいたら一層密林の遺跡っぽくていいよな、、とか、思ってよく周りを見て歩いた。
ら、マムシはいなかったけど、よく見まわしてた分石垣のコケの緑がきれいに見えてよかった。

そしてヘビじゃなくてカエルは足元に出てきて可愛かった。同じマムシを恐れる仲間同志シンパシーを感じたw

ファイル 1808-5.jpg

これは立派なトノサマガエル。凛々しくていいね。
なんてゆっくり眺めてたらポタポタポタと雨が降ってきちゃった。
傘持ってなかったから走って戻ろうか、とも思ったけど、だったら雨宿りがてらと有料のミュージアムに入ってみた。

もちろん中は写真禁止。石には詳しくなく関心も低かったけど、石の切り出しから石灯籠を削り出すまでのムービーなど意外と面白かった。
この来待石は古代遺跡時代の石棺からの歴史ある石材だそうだ。

受付のお姉さんに「タヌキが沢山あったけど、この地域はタヌキが有名なんですか?」とか聞いてみたら、そういえばなんでタヌキかはわからないそうだ、、「宍道町としては町名の由来の『イノシシの像』の方が適切で所縁あるけれど、イノシシじゃユーモラスに擬人化するのが難しかったからじゃないでしょうか?」とのこと。

ミュージアムを出ると小雨パラパラになってた。程よい雨宿り。
トンネルくぐって駐車場に戻った。

タグ:観:石 観:工 観:館 観:像 観:蛙 植:苔 動:虫