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フジタフーズ

ファイル 1969-1.jpg三次市廻神町の県道沿いにある商店を兼ねた食堂。

ここはワニ料理(鮫料理)を提供する珍しい店ということで前々からネタ帳に書いてて来てみたかったお店。
サメのことをワニって言うのは古典の授業で習ってた気がする。因幡の白兎のアレだよね。

GWでこんでるかなーと思いきや、空いててお客は自分だけだった。
あれ?休みじゃないよな?と「食事できますか」とのぞいて聞いた。
ちゃんとやってて一安心。

ファイル 1969-2.jpgさて、メニューは多くてかなり迷った。
メインに丼物もってきてもう一品、、いや、バーガーやドッグの軽い物をいろいろ食べてみようか、、

オススメを聞いてみたらやっぱり刺身は王道のようなので、やっぱり丼かなぁ、、
いろいろ親切に解説してくれてありがたかった。(けど、その分胃いろいろ興味持ってまた迷った)

で、「和邇チャーシュー炙り丼」と「ワニ刺身」に決めた。

まずは先に「ワニ刺身」から登場。

ファイル 1969-3.jpg

おお、これは柔らかくトロトロなのにさっぱりしてて、おいしい!
なんでもサメは脂がぜんぜん無いそうで(柔らかいのは全部コラーゲンだそうだ)幾らでも食べられるそうだ。
この地域では昔から食べられていた物なんだそうで、地元の人は宴会なんかだとすごい量をたいらげちゃうそうだ。
なるほど烏龍茶以上に口の中ショボショボさっぱりだ。酒もおいしく感じそう。

そして「和邇チャーシュー炙り丼」

ファイル 1969-4.jpg

これはまたガラッと変わって、サメチャーシューと炙った肉の乗った丼。
チャーシューは歯ごたえがミミガーみたいなコリコリ感でおもしろくクジラベーコンみたいな面白さでタレとも合ってた。これはなるほど、昔よく食べてたサメの煮付けに通ずる風味が感じられて「うん。サメだ!」と実感できた。
炙り肉もいい感じで柔らかさが軽く締まって芳ばしかった。
それにサメの皮入りのお吸い物がライトなフカヒレテイストっぽくてまたおいしく満足満足。

そして店の人にもサメのことや地域のサメ食のことなどいろいろ聞けて面白かった。サメの種類は「ネズミザメ」だそうだ。

とにかく、わにまん、わにバーガー、わにドッグ、わに焼きそば、わにハンバーグ、わにユッケ丼、わに御膳、そしてわにプリン。気になるメニュー多すぎ。
店の人も感じイイから是非また来て他のメニューも食べたいと思った。

タグ:食:丼 餐:魚 楽:話

道の駅 酒蔵奥出雲交流館

ファイル 1968-1.jpg奥出雲町亀嵩の432号沿いにある道の駅。
前に寄ったことがあって二度目の立ち寄り。

酒造会社の直売所にある珍しい道の駅。
、、って言うか、前に来たときは「ドライブ中に立ち寄る休憩スペースで、利き酒のできる酒造会社ってけしからんだろ!」と憤慨してた。
けど、
それは日本酒ガンガンに浴びるように飲んでた若い頃の話で、最近ではアルコール度数の低い物でも滅多に飲まないくらい酒と疎遠になったので、(思えば完全に別人だな、、)利き酒なんて見ても悔しくもなく、「そんな頃もあったねー」なんて目を細めて懐かしく思いながら立ち寄ったw

ファイル 1968-2.jpgさて、入口では「仁多米」という米の量り売りをしていた。
東の人間なので知らなかったけど、西日本ではナンバーワンの米だそうだ。

中にはいると、やっぱり相変わらずの酒蔵直売所。
日本酒が沢山並んでたけど、さすがに道の駅だけにアルコールのない甘酒も目立つところに置かれてて、それよりも目立ってたのが「あまざけソフトクリーム」
おお!おいしそう。道の駅らしくなったじゃーん!とさっそく購入。

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これは思っていたよりも甘くて驚いた。
でもイイ感じの甘さで悪くなく、おいしく食べられた。
そして食べた後ものど乾いたりせずイイ感じで涼めた。

さて、館内を見てたら奥の方にドラマ「砂の器」のセット道具が置かれていた。
この奥出雲町亀嵩が舞台なんだそうだ。
松本清張の「砂の器」は映画化やドラマ化も何度かされてて、これは2004年のドラマのものだそうだ。

ファイル 1968-4.jpg

「砂の器」は映画をビデオで見たことがあって、いやーな気分になって二度とみたくなかった作品なので、その04年版も見てないんだけど、こういうのを見るだけでも「ああ、こんな感じだよね」って思えた。

とりあえず、道の駅らしくない感じはいまだに濃いけど、らしい部分もあっていい休憩になって楽しめた。

タグ:餐:冷 観:ロ 観:具 楽:懐 道の駅

ふれあいの森 白椿大橋

ファイル 1967-1.jpg安来市広瀬町布部の432号沿いの白椿湖に架かる歩道の吊り橋。
何となく気になって車を停めてみたら、公園になってたので休憩がてら歩いてみた。

幅2m、長さ128mの湖上の吊り橋。
渡ってみたら全然不安感はなく安定してて楽々だった。

ファイル 1967-2.jpg

風も涼しく青い湖面がきれいでいい眺め。
湖面に魚とか鳥とかは見かけられなかったけど、垂れて咲いてた藤の花はきれいだった。

渡った先は遊歩道がのびていた。
んー、どんな感じか少しだけ歩いてみようかな?

多分、季節にはトンネルのように沢山咲くんだろうなと思える椿の生垣のような道を通った。椿以外も花は何も咲いてなかった。

ファイル 1967-3.jpg

その先で布部ダム方向の湖が覗けた。
右手に見える展望所まで歩いたらダムもよく見えるんだろうな、、と、思いつつ、ここからは下りでその分登り勾配ある道なんだろうな、、と思ってここで引き返した。

そして橋を戻る。

ファイル 1967-4.jpg

駐車場前には岩石が置かれてて「鉧(けら)重さ6t」と説明文があった。
これは採集した砂鉄を炉で四昼夜焚いてできた溶塊だそうだ。
この地域で出土したそうで、「たたら」が盛んだった山陰らしい物が見れてよかった。(上に乗ってた人形は関係ないのかなw)

タグ:楽:歩 景:湖 観:橋 観:石 植:花

江島大橋(ベタ踏み坂)

ファイル 1966-1.jpg鳥取県境港市渡町から島根県松江市八束町江島の県境のある中海に架かる橋。

ネットで“ありえない急坂"と話題になって「えーそんなだったかなぁ」とか思ってたけど、よく考えたら通ったことなかった橋だった。

で、来てみたらやっぱりそんなでもなく、写真の撮り方によるマジックだろう、、との結論。
一応折り返して逆からも通ってみようかな?とか思ってたら、その先にわざわざ駐車場が用意してあったので、んじゃぁ“ありえない急坂"っぽい写真に挑戦してみるか!とか思って車を停めてみた。

駐車場の目の前の道のど真ん中で撮れば、橋を正面に写せそうだけど、「車道での撮影禁止」と出てて、さすがに他のみなさんも遠慮してたみたいなのでやめといた。

横断歩道で反対側に渡ってズームで撮ってみた。

ファイル 1966-2.jpgんーなるほど、
写真にするといくらか急坂っぽい感じに見えるかな。
でも標識が邪魔だな、、

ちらほらいた他の人達はみんな橋の方に歩いてたし、標識の下くらいまで歩けば橋が大きく撮れるかな?と思って歩いてみた。

んーどうでしょう
近づいたら角度低くなったし、その先にも邪魔な標識は立っててうまく撮れないね。

ファイル 1966-3.jpg

橋の前の交差点まで来たけど、普通の橋にしか見えなかった。。

右からならどうかな?と、横断歩道を渡ってみたけど、ますます普通の橋だし、こっち側からでも標識は邪魔だった。

ファイル 1966-4.jpg

まぁ素人の写真はこんなもんかな。
うまい撮り方があるんだよ、きっと。と諦めて駐車場に戻った。

ファイル 1966-5.jpg多分、
ズームの方が急に見えるんだろうな。
それと通行してる車が多い方がいいんだろうな。
と考えてみると、、
あー、この先のT字路の先からズームで撮ればいいのか!と思い至った。
けど、写真は兎も角、目で見た感じではそんなに驚くような橋ではなかったと言うのが分かったのでもういいか、、とT字路まで歩かずに車に戻った。(壁みたいな写真はWebに沢山上がってるから見てみて下さい。。)

僕の記憶では、、大阪の湾岸にある橋「なみはや大橋」の方が急で細くてクネクネで楽しかったと思う。(渋滞しそうだし)

タグ:観:橋 観:道 楽<残

境台場公園

境港市花町の境水道前にある公園。
ちょっと気まぐれで寄ってみたんだけど、昔の海岸線に面した部分の土塁だけでなく内側の敷地一帯が広場となって公園になっていた。

まず、チラホラ咲き始めてたツツジを見ながら土塁を登ってみた。

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台場は幕末に鳥取藩が黒船来襲に備えて築いたもので、国の史跡になっている。
往時は土塁上に十八斤砲二門、六斤砲一門、五寸径砲五門を配備してたそうだ。っていうか、ここが海岸線だったのか。。

その土塁上を歩くと林の先に旧式灯台が見えた。おお。
なんか山形で見たような灯台だぁ!とか思ったらその通りで、酒田のその木道洋式六角灯台を模して復元したものだそうだ。なので、これは展望台にもなってて休日は10時から無料開放してたそうだ、、
明治28年(1985)に作られて昭和9年(1934)に消灯、40年に解体だそうだ。

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グルッと見て裏(海からは表)にまわると、境水道大橋が見えた。
実はこの橋がよく見えるかなーって思って寄ってみた公園だったりして。
元有料道路ながら何度も通ってる橋で、けっこう勾配あったと思うので、何かと話題の壁のような坂の橋ってこれのことかと思ってたんだけど、それは別の橋で通ったことない道だと最近気付いた。

さて、更に林のような土塁上を歩くと、木々の合間にまたなにやら塔のような物があった。
これは「慰霊塔」で、昭和2年(1927)目の前の美保湾沖で海軍連合艦隊が夜間大演習を行ってた最中、艦艇の多重衝突事故をおこし大破や沈没した艦の殉職者慰霊のための塔だそうだ。

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巡洋艦「神通」が衝突した駆逐艦「蕨」が沈没、巡洋艦「那珂」が 衝突した駆逐艦「葦」は大破、殉職者と自決した艦長で120名が亡くなったそうだ。(神通さん、、、那珂ちゃん、、、)

慰霊塔は森に隠れるようにあるし、海も見えないし、少し木は減らしてもいいんじゃないかな?と思った。

ファイル 1965-4.jpgそして南の端まで歩いて広場に出た。
(南端には「境航路標識地」という基準点みたいな石柱があった)

南と西側の土塁は低くこんもりしたくらいで、南の土塁には大きな黒松の樹があった。
この樹は「連理の松」と呼ばれてるそうで文久3年(1863)の台場構築当時に植えられたものだそうだ。
他にも「皇太子行啓記念植樹の松」が並んでいた。

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ふりかえって正面の橋の手前の林の中の、高い樹の裏に少し見える松は灯台が出来たときに植えられたものだそうだ。

なんかいろいろあって、朝から歴史にも触れられて、ちょこっとの散歩も楽しめた。

タグ:観:園 観:史 観:灯 観:塔 観:軍 観:橋 観:石 植:花 植:樹

夢みなと公園

ファイル 1964-1.jpg境港市竹内団地の美保湾に面した埋立地にある公園。
弓ヶ浜を見返す形に出っ張った埋立地なので眺め良さそうと思って来てみた。

駐車場から土手を登るとその上が公園。
変なパラボナみたいなモニュメントがあった。覗くと穴が開いてた噴水?

そして海が広く見えた。
けっこう思ったよりも浜からは突きだしてて弓ヶ浜はやや遠かったけど、ずっと続いてるのが見えたし、海が広く見えたし、その弓ヶ浜の先の対岸には大山が見えてたし、朝日も眩しかった。

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んー
潮風ゆるく燦々と注ぐ朝日が気持ちイイ。

公園の先にはさかなセンターという市場、夢みなとタワー、日帰り温泉と続いていて、朝はもちろんどれも開いてないけど、昼間から夜までは更に賑やかそうだなぁ。っていうか朝も歩いてる人とかはわりといて賑やかだった。

そして岸には大勢の釣り人。
少し眺めてみてたら、意外とルアー釣りをしてる人が多かった。

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引き上げる帰り際の人が、堤防から釣れた魚を下ろすのが見えた。けっこういい型。何の魚か分からなかったので、近くを通ったときに「何の魚が釣れるんですか?」と聞いてみたら鰆(サワラ)だそうだ。
へーーおいしそう!ルアーで鰆かぁ。
また昔みたいに釣りしたいなぁ、、道具一式積んでドライブしようかな、、

タグ:景:海 景:浜 景:山 景:陽 楽:眺 楽:話

道の駅 ソレーネ周南

ファイル 1821-1.jpg周南市戸田の2号沿いにある道の駅。

黙々と走って3時前。まだまだ山口県を半分も抜けて無くて全然進んだ気がせず何処も寄りたくない気分だった。けど、うらはらに、食事はとらないとなぁ、、と、食事だけは仕方ないからどこか寄ろう、、寄るなら兼ねてから気になってた料理とか、、、なんてもやもやしてたトコで、道の駅があったので、んじゃ中間取って丁度いいくらいかなと、この道の駅に食事休憩のつもりで寄ってみた。

見るからに新しい洒落た造りの広い道の駅で、週末の午後らしい混みようだったけど、出る車もあってすんなり停められた。

まずは店の中を見てまわると、色々あって試食も出てて「鹿野高原豚」というのがとてもおいしかった。

で、裏の川に出る脇にある休憩室を兼ねたレストランのメニューを見るとその「鹿野高原豚」のローストポーク丼というのがリーズナブルなメニューであった。

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店は洒落た感じだったので少々腰が引けて、川眺めて戸惑いつつ、やっぱりちゃんと食事するならもう此処しかないので思い切って入って食事した。

で、そのローストポーク丼

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洒落た器に彩りキレイにシンプルな丼。でもかかってる「高瀬みそ」のソースはとてもおいしく、そしてやっぱり鹿野高原豚のローストポークはいい味でおいしかった。
空腹も手伝ってあっという間にぺろりと食べちゃった。


店を出て、もう一品くらい何か食べたいな、、とか思って見てたら、店の前のスナックコーナー
も鹿野農場の店で、ハンバーガーとかおいしいそうだった。
けど、気合入った高めのバーガーだったのでそれはやめて、シンプルにフランクフルトにしてみた。

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これもまた「鹿野高原豚100%」
もう言わずもがなのおいしいフランク。マスタードがないのが気になったけど、肉の味で充分満足。いい昼食になった。

タグ:食:丼 食:串 餐:肉 景:川 道の駅

道の駅 萩しーまーと

ファイル 1813-1.jpg萩市椿字鹿背ヶ坂の191号近くの県道沿いにある道の駅。

ここもまた随分しばらく寄ってない道の駅で、以前来たのが天気悪いGWの昼頃で(01/4/29)えらく混んでて、停めるのも歩くのも大変で何も買えず食えず二度と来るかと思った。

で、今日は真逆で、平日の夕方で駐車場はガラガラ。人もまばら。
自分はパン(ハンバーグ定食)食べたばかりであまり腹も減ってないからホントにトイレ休憩だけのつもりで寄った。

んだけど、こうも前回の印象と真逆だとさすがに新鮮で、少し店内も覗いてみようかな、、と思った。(印象も何も15年ぶりなら始めてくるようなもんだろうけど)

ファイル 1813-2.jpg中は市場のようになってて、そこに土産屋も融合して密度濃い店内。いろいろ魅力的なものもあって土産にしようかと思ったけど、それよりもうすぐ閉店の割引セールのものが気になった。

一番気になったのは、可愛いイカ(ケンサキイカ)の泳ぐ水槽がある地元漁協の鮮魚売場の寿司パック。全品表示価格の半額と出てた。弱いんだよね~「表示価格の半額」というフレーズ。
一つくらいなら食べられるかなとついつい購入しちゃった。

買ったのはちょっと聞き馴染みのない名前の「コシナガマグロ」の握り。これだけ「萩港産」とついてたから地魚かなと思って買ってみた。(あ、100円引きのシールが貼られてるけどちゃんと半額でした)
で、外のベンチで早速食べた。

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らば、
これ、!んめー!
しっかりマグロ味だけどさっぱり優しく甘く、綺麗な見た目の通りの爽やかなマグロ。
旨くて止まらずにパクパクと食べきっちゃった。

食後に早速スマホで調べてみたら入荷量の少ない小型のマグロだそうだ。9月上旬頃から萩近海を回遊するそうで、図らずも旬のおいしい地魚を食べられて御満悦。
ちょっと食べ過ぎな腹心地だけど、寄って良かった~。

萩はすっかり幕末のイメージより魚のイメージが強くなった。

タグ:餐:鮨 観:市 動:魚 道の駅

明神池

萩市椿東にある天然の海跡湖。
此処が今回のドライブで取り敢えず一番来てみたかった場所。9号~191号という単調な道を進んで、脇道に逸れることなく、寄り道もし過ぎることなく真っ直ぐやって来て、日のあるうちに着けて一安心。

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この池は、海にできた火山島の笠山がいつしか陸繋島となって繋がった時にできた海の名残だそうで、池底の岩間から海水が入る塩水池。国の天然記念物。

で、興味深いのは、その海水と共に入り込んだ海の魚が繁殖して天然の水族館と化しているという話で、それが如何ほどのものか是非この目で見てみたかった。

来てみたら、海の名残とは思えない静かな池で、石灯籠の下ではニャンコがぐでーっと御休息。とても和やかなトコだった。

で、
さてさて、ホントに魚が見れるのかな?と池を覗くと、、

すげー、沢山いるー、、
何とも驚いたことに池の鯉なみに磯の海水魚がウヨウヨ泳いでた。
それが、マジで磯釣りが好きな人ならイライラしそうないい型のイシダイなんかが何匹もいて、他にもぱっと見、メジナもシマイサキも大きく、クサフグまでデカかった。そしてまさかホントにいるとは思わなかったアカエイまでも挨拶のように姿を現して驚いた。

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そして勿論「池での魚釣り行為は違法です」と書かれてた。
後から来た女性が「じゃあ釣りじゃなくて網ですくうのはエエんかな」とか話してたけど、天然記念物ぞ、たとえ手づかみでもダメに決まってんじゃんw

その隣の注意書きは「魚にエサを与える場合トビが頭上より近寄ってくることがありますのでご注意ください」とあった。
あ、やっぱりエサやりはOKなんだ。
あーやっぱパン残しておけばよかったー

ファイル 1812-3.jpgと、くやしくおもいつつ、この近所で何か売ってないかな?と付近の店を見てみたら、池の目の前の陶器店でしっかり「魚のヱサ50円」とパン耳の袋が売られてた。さもありなん。
っていうか、もっとぼったくってもいいと思うトコだけど良心的値段でおおだすかり。やさしいね。(平日の値段だったりして)

早速一袋買って池に戻った。

、、、でもよく考えたら、コイやアヒルじゃあるまいしイシダイやメジナがパンなんか食うのか?
とか思いつつ、池にパンを投げてみると、
ヴァシャヴァシャヴァシャ!
と、ものすごい食い付きで、魚もさらに集まってきて生簀状態。
驚いた。50円での餌付け体験。
今年夏に行った能登半島の真鯛の生簀よりも威勢よく賑やかに祭りのように集まって嬉しくなった。

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そして出し渋ってみた時のくれくれアピールが面白く、特に最前列を陣取ったイシダイたちが、その嘴を水面から出してまでくれくれアピール。
そして「こっちこっち」とばかりに水鉄砲のように口から水を飛ばして自己アピール。
イシダイってこんな芸までするキャラだったのか、、、

手で直にあげてみようと近づいてみたけど、イシダイの口ってサザエの殻も嚙み砕くペンチのような口だと聞いてたのを思い出して寸前で落としちゃった、、へたれ。

他にも大型のボラが来たり、またエイが来たりしてその子らにあげようと放っても別な子が食べちゃってなかなか狙った子には届かなかった。(っていうか、エイもパン食うのか?)

ふと見上げると、そんな様子をちゃんとトンビが上から眺めてた。こちらも油断してないのでトンビも動かずじまい。
っていうか、パンより魚狙った方がよくね?

脇の石灯籠の下のネコは二匹に増えていた。こちらは何も狙わずに相変わらずぐでーっと気持ちよさそうにしてた。何だこの楽園w

まあ、人には愛嬌もって水面に口出すイシダイでも、ネコやトンビに狩られるようなマヌケではないんだろうね。

パンもなくなってしばらく眺めた後は、次来た人たちにその場を譲って移動した。
池に沿って東側に進んでみると、こっちの道ははすぐに柵で閉鎖されてて進めなくなってたので引き返した。

一旦戻って、車道の日陰の西側の池岸を進んでみた。

ファイル 1812-5.jpg

魚は駐車所の前だけではなく池のどの場所にもたくさんいて、覗いて魚影の見えない場所はなかった。
で、歩きながら見てたら、たまに大型のハタとかがいたりして驚く。本当は養殖してんじゃないの?とか思えてくる。。

そして車道の先の神社前でもパンを撒いていた。
これは鳥居の脇にあるエサ売り場の人が売れ残った分を撒いてるって感じだった。

その神社「厳島神社」にお参り。
そしてさらに奥に歩く。
庭園のような橋を渡るとその奥はひっそりと静かな池が森に囲まれていた。
何気なく見てたら青い鳥が飛んで来てて、カメラで追うとカワセミだった!
カワセミまでいるんか。何だこの楽園w

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「風穴」という案内を辿って池の裏の奥に進んでみた。
ら、てっきり洞穴があるのかと思ってたらそうではなかった。岩の合間から冷たい風が吹き出すスポット。あー松本では天然の冷蔵室にしてたタイプのやつね。
温度計は15℃を指してて近づいてみたら確かに冷気が吹き出していてひんやりと気持ちよかった。日陰ながら石のコケの緑も鮮やかで、今日は夏日だったからとても癒えた。(昨日みたいな雨だったらまず来ないよね)

そしてたっぷり涼んで来た道を戻った。
森から覗く明神池は庭園のような雅に見えた。

帰りもゆっくり池を覗きながら戻ってたら、駐車場に戻る頃にはもう周りは日陰になちゃってて、日が笠山に落ちる寸前だった。ネコはまだ二匹仲良く寝転がってた。

ファイル 1812-7.jpg

タグ:景:湖 景:岩 観:宮 観:石 観:然 楽:験 動:鳥 動:獣 動:魚

道の駅 阿武町

ファイル 1811-1.jpg阿武町奈古の191号沿いにある道の駅。

ここは随分前に一度来たっきりだった場所。
191号自体は何度も通ってるんだけど何故かいつも通過してる。多分毎回(でもないだろうけど)この東の田万川の道の駅に寄ってお気に入りのリンゴソフトを食べてるからだろう。

今日もリンゴソフトは食べたかったけど、それよりちゃんと食事したかったのでたまにはと此方に来てみた次第。
久々に寄ってみたらリニューアルして洒落て新しいきれいな道の駅になってて驚いた。

ファイル 1811-2.jpg見まわすと、あ、この室内プールは前からあった気がする。と少し思い出した。

そして、「日本でここだけ無角和牛」という幟が立っていた。そうそう、以前に来た時はその無角和牛の牛丼食べてブランド牛なのにリーズナブルだった憶えがある。味は憶えてないけど。(その後何回か雑誌などで見かけたこともある)

てわけで、また同じメニューないかな、、とレストランを覗くと、そういうメニューはもうなく洒落て高めの印象の店になってた。

んー、でもここで食事するつもりで来てたので思いきって中に入り、やや手頃な「無角和牛入りハンバーグ定食」にした。

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うん、柔らかく牛肉らしいあじわいの生きたおいしいハンバーグ。
でもちょっとちゃんとしすぎててインパクトは弱く、やっぱうまい牛丼をカッ込みたい気分だったのがスカされた感じからか、あまりピンとこなくて、、このドライブ中の食事で一番印象薄い食事になってしまった。(正直、帰って画像纏めるまで忘れてた)

食後は店も覗きつつ、海を眺めに裏に出てみた。
レストランからも見えていたけど、やっぱ眺めるのは外の方がイイね。青く眩しい奈古湾に浮かぶ鹿島(男鹿島と女鹿島の二つの小島で別名「夫婦島」だとか)とその後ろに大きな萩大島が控えててイイ眺め。
こんなトコにありがちなその夫婦島を覗くモニュメントにある「幸せの鐘」とやらは、おっさん達がゴンゴン鳴らしていた。
イイ景色の場所はすべからく恋愛スポットに、と、されがちな雰囲気をブチ壊してくれてて嬉しかったw

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そして表に戻ると奥の端の方に「発祥交流館」というのがあったので行ってみた。

この道の駅は第一回に登録されるチョイ前に社会実験的に「道の駅」としてオープンしてたという事で発祥の地としている。
まぁ、それより更に先の「道の駅」という名称がまだなかった時期に同じコンセプトで実験的にオープンしたという場所でも発祥の地を名乗ってたりして色々あるんだけど、、なんでもいよ。
で、
その「発祥交流館」に入ってみたら、中はパン屋以外は何もなかった。。あれ?

まぁ、丁度イイ、次に行く予定のスポットでパンがいることになるかもしれないから少し買っていこう、、とか思って入ってみたら、意外とおいしそうで面白そう。とりあえず、「福賀の梨をたっぷり使用」という(福がなさそうだけど、、w)「梨パン」と、シンプルそうで他では見ない「わかめパン」を買ってみた。

で、出発。

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走りながら、せっかく買ったパンだから一口だけでも食べてみようと「わかめパン」を一口食べてみた。
ら、
これが意外とうまかった。ついついパクパク食べちゃった。。いけね。
で、「梨パン」は元々普通に食べるつもりだったのでこっちもパクパク。結局たいらげちゃった。
っていうかおいしかったからそれぞれ二個づつくらい買っとけばよかったー、、と後悔した。

という感じで、結果的には無角和牛入りハンバーグより、このオマケで買ったパンの方が印象に残っちゃった。

タグ:食:定 餐:肉 餐:麭 景:海 景:島 観:発 道の駅