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ガマ洞窟

つくば市筑波つつじケ丘の有料駐車場前、筑波山ロープウェイ「つつじヶ丘駅」の前にある有名なB級スポット。

筑波山はもう子供の頃から山登りで家族で何度か来たし、学生の頃に友達とも登りに来たし、もちろん車買ってからは頻繁にとまではいかずともコンスタントに来るくらいの身近なスポット。
とくに表筑波スカイラインが無料化されてからはよく来てたし、このつつじヶ丘駐車場までも無料の10分以内に引き返す形で何度か来てはいた。
けど、
このある意味有名なB級スポットはさすがに入ったことなく、楽しい仲間とワイワイと話のネタ的な冗談で入ってみてもいいかな、、とは思っていたので、今日は思いきって入ってみた。

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まず入口に「売店で入場券をお買い求め下さい」とあったので先に売店に入って入場券購入。なんと一人500円。
っていうか、売店自体が既に昭和の昔から廃れ続けたままの姿って雰囲気で、、ry

さっそくその怪しい「ガマ洞窟」へ入場。

んー。
なんともはや、解説する気にもならない。。
内容は詳しく書かれたサイトがいくらでもあるのでそちらで見てみて下さい。

個人的には、もともとカエルが好きなので、「ガマ」というからにはもっとカエルに特化した両生類的な気持ち悪さを期待してたんだけど、カエル要素はほとんどなく、ひたすらジャンクな廃館の廊下みたいな洞窟だった。

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最後の方でやっとカエルの作り物や神棚があった。
「更に賽銭まで取るつもりか」と、友達。

そして、洞窟を抜けるとさっきの売店の奥に出た。あーなるほど。
こんなの入場券買わなくてもわからないんじゃ?と思ったけど、出口が店内だから無理だね。(っていうか怒るお客さんはいないのかな?)

ある意味スゴイ。
B級どころかCでもDでもないくらいの場所だった。
洞窟は天然の洞窟なんだよね。。なんかもったいないなぁ。


さて、(写真撮ろうか?としつこい店員のおばさんを無視して)店の外に出ると、「四六のガマ生息池」という立て札と網の小屋があってグゲーグゲーと啼き声が。
「あ、ちゃんとガマガエルいるんじゃん」とか思って覗くと、、アヒルの鳥小屋だった。
あれ、池はどこだ?
とよくみると矢印が上むいてた。
え?上ってこの上?ここから登れないじゃん、、なんで階段の入口とかに立てないかな?と首傾げながら階段を登った。

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階段の上は「ガマランド」
これまた廃れて寂れた廃墟的なプチ遊園地があり、通過して進むとその奥が「四六のガマ生息池」という水たまりになってた。
まあ確かに冬眠覚めたガマガエルが卵産みに出て来そうな水たまりではあるけど、、もう少しなんとかならないかな。。
他の廃墟的な部分はいいけど、せめて飯の種の主人公のカエル様くらいは大事にしてるような様子が欲しかった。

ただでさえ一般的にはいい印象を持たれづらいガマガエルが、掃き溜めから湧き出るような生き物としてより一層嫌われちゃいそうで不憫でならない。
ガマガエルはよく見ると可愛らしい生き物で、きれいな水槽とかで買えばひょうきんな動きや表情が見れるし、妙に人間ぽい体型だったりして面白い奴。(とかいいながら飼ったことはない、、)
荒れた泥沼だけじゃなくきれいな山の湿原とかにもいたりするし、印象を大事にしてあげればいいマスコットにも成り得ると思うんだけどなぁ、、、
沢山のカエルに囲まれて触れてふれあえるスポット!、、、ダメか。(毒あるし)

さて、
その更に上に登ると大きなガマガエルの象があって「ガマ明神」と奉られていた。
奉られて、、というよりは、賽銭集まったらラッキーくらいの印象。。 カエル好きとしては微妙な思い。

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その「ガマ明神」の先には「手の石」「生命の石」と立て札出てた。
けど、「手の石」はどこにその石があるのか見当たらず、、
「生命の石」は少し山道を横に進んだ先にあったけど、これも廃れた装飾で覆われちゃってた。

昔、登り歩いた筑波山の山頂の方には幾つもの名前の付いた大岩が道沿いにあって、たのしく山歩き出来た思い出があったから、石くらいはマトモかと思ったんだけど、、ダメだったか。。
(今登ったら山の上の岩も微妙なことになってないか不安になった)

「ガマ明神」まで戻って、これで「ガマランド」全部かな。
ここから上には登山道が続いていた。
見下ろすとまあまあいい眺め。滑り台は別の意味で怖そうだった。

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眺めイイ登山道口で、ロープウェイの駅もあって、天然の洞窟があって、大昔の修行僧の山だった頃からの名物マスコットのガマガエルという題材もあって、、と、いういい場所なのにねぇぇ。

これだから茨城県は魅力の無い県ワースト1位とか言われちゃうんだよ。
先月、レッカーの運ちゃんと茨城県についての話になったときに「茨城イイとこ沢山あって好きですけどねぇ」なんて茨城押しな事言った覚えあるけど、この「ガマ洞窟」「ガマランド」があるかぎり、ワーストワンは揺るぎないと納得できてしまうなぁと改めて思った。

タグ:景:洞 景:山 楽:集 楽:眺 楽:懐 楽<残 観:池 観:蛙 観:石 観:像 観:装

鮪一

ファイル 1575-1.jpg土浦市大畑の125号沿いにある海鮮食堂。

ひと月ぶりの点景記事はやっぱり茨城からスタート。
今日は車のお披露目を兼ねて友達で集まるという話で、本当は前に食べて感激した筑波しゃも鍋をみんなで、、という予定だったんだけど、料理の予約で電話してみたら「生産者が高齢でヤメちゃったからもう出せなくなった」そうで、「筑波しゃも」消滅という悲しい話。(過去の筑波しゃも鍋→)
で、仕方なく食事は普通にと、表筑波の山への道の入口のこの店で集まった。

この店は友達のとりとりさんと一度来たことあった店で、その時気を引いたメニューが「品切れ」で食べられなかった事があり、もう一度来て食べられたら点景に書こう!と思いつつずっと来て無かった。

で、
今日、友達4人で集まって入ってみた。
けど、前その気になったけど食べられなかったメニューって何だったっけ??もう無くなったメニューかな??結局どれだかわからなかった。。

でもメニュー豊富で、他の定食丼セットのどれも悪くない感じだったのでまあいいか。
僕は、おすすめ!とあった「三色丼」にしてみた。

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三色は鮪のブツとヅケとネギトロかな?
イクラや花なんかも乗ってて赤主体だけど三色以上のカラフルな丼。
それに白身フライなんかも付いててなんか豪華。

味はネギトロに混ぜてる胡麻油の味が濃くて(ユッケっぽくしたかったのかな)魚の味が薄れちゃったのが些ざんねんだけど、まぁイイ感じ。
「この花って食べれるの?」「食べれるけどうまくないよ」
香りのついた葉っぱって感じだった。


食後ゆっくりしてから外に出た。
すぐに表筑波の山に登るもんだと思ってたけど、店の前の駐車場はすいてたのでそこで御披露目ミー。(山の上の駐車場は寒そうだからって言ってたけど、結局上でものんびりしたよね)

ファイル 1575-3.jpg車内の後部座席下のエンジンルーム開いたり、ボンネット開けたり、大人四人で乗ってちょっとまわってみたりした。

思いきった車種の変更で友達には「あーあ↓」と言われるかと思ってたのが、意外と好評だった。
自分でも初日からすぐに飽きてもっとイヤーな思いで自虐的紹介になるかと思ってたのが、意外とイイ感じで、予想を覆して気に入って楽しくドライブできそうに思えた。

タグ:食:丼 餐:魚 楽:集 観:車

土浦ラーメン

ファイル 1574-1.jpg土浦市蓮河原新町のJR土浦駅東口近くの大通り沿いにあるラーメン店。
この土浦駅東口側の道はよく通る道なので、この店も前から見かけてて「土浦ラーメン」と地域名を堂々と掲げた店名がちょっと気にはなっていた。
駐車場は店の前に六台分あって一台あいてたのでちょうど停められた。

店内に入ってメニューを見るまでもなくお勧めメニューが貼り出されてたので、あまり迷わずに「プレミアム生醤油ラーメン」というのを注文。「土浦市で1688年創業、紫沼醤油醸造の木桶仕込み生醤油」使用だそうだ。

ファイル 1574-2.jpg待ってたらいっぱいにネギが入ったタッパを差し出された。ネギ入れ放題らしい。
おおいいねぇ。ネギは好きなのでありがたい。
たっぷり投入したいトコだけど、ネギの風味でラーメンの味が分からなくなってもナンなのでどのくらい入れたもんか少し迷った。(先週ちょっとネギが強すぎるラーメン食べたばかりなもんで)

で、「プレミアム生醤油ラーメン」登場。

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んん。醤油と鶏がらの感じがよく堅すぎずおいしいラーメン。
麺も程よく啜りやすく、そしてメンマ代わりの土浦産レンコンがシャキシャキで味もついてておいしかった。トッピングの具それぞれがいい味で丁寧なおいしいラーメンだった。

食べ終わると生醤油の後味なのか、水を飲んだような爽やかな感じが口に漂った。
これはなかなかいいね。他にも気になるメニューがあったのでまた来たいと思った。

タグ:餐:ら 餐:菜

大生郷天満宮

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常総市大生郷町にある神社。

去年の春に来たばかりだけど、駐車場から下りた時はどんなだったか思い出せず、ここって小山の上だったっけ?足が痛いから石段をかなり登るようならヤメとこうかな、、なんて思いながら歩いてたんだけど、参道に来て見たらそんなに長い段でもなかったので登った。

ファイル 1560-2.jpgそして御参り。
天満宮は菅原道真、学問の神様。
甥が受験なので御加護くださいと祈った。

そういう神社なので掛かった絵馬も合格祈願などの真面目なものばかりで、ついつい誤字脱字なんかを探したくなっちゃうトコだけど、失礼なので眺めるだけにした。

ファイル 1560-3.jpgそして社務所でお守りを購入。
あ、お守りは購入とか買うとかって言わないんだっけ?何っていうんだっけ?まあいいか。

正月に会った甥は「単願だからヨユー」なんて生意気吹いてたので、敢えて「合格祈願」はやめて、入学してからちゃんと勉学に勤しみ赤点を取りませんようにと「学業成就」のお守りにした。

おみくじなんてものを引く気はサラサラないけど、そんなおみくじを結んでるのが梅の枝で、フト見ると梅の花もチラホラ咲いてるものがあった。

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境内は割と人がいて賑やか。そしてポカポカの天気で穏やか。
前に来た時はあまり天気よくなかったと思ったから違う印象でのんびりできた。
(前回のほうが細かく見て回ってたから詳細はそちらで(→)

タグ:観:宮 楽:買 植:花

道の駅 さかい

ファイル 1559-1.jpg境町新吉町の県道沿い(354号沿い)にある道の駅。

この県道がうちからほぼまーっすぐ北上するいつもの定番コース。なので頻繁に通過してる道の駅。
車停めて寝た事ある場所で自宅から一番近距離なのがここだと思う。
でも以前一度点景に書いたように、建物は蔵型で洒落てる割にはこれといって名物的な変わったものがなく、あまり面白味のない印象で滅多に寄らないんだけど、今日はもう昼になっちゃいそうだったので、ま、たまにはここで食事もいいかなと寄ってみた。

ら、
なんか久々に来てみたらいつの間にか「セグウェイオフロードツアー」とか、特産「さしま茶」販売コーナーとか、食堂のメニューもウリの蕎麦だけじゃなく面白そうなメニューが増えてて魅力的になっていた。
へーへー。

正直言えば、以前来たときに微妙すぎて掲載を見送った「のらりくらりしたカツ丼」をもう一度食べてみたいな、なんて思ってたりしてたんだけど、それはヤメて「さしま茶クリームパスタ」という新メニュー(と、おまけにミニメンチカツ丼)を食べてみた。

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おーこれは粉末のお茶もかかった緑のパスタ。
最初、ピーマンとかキノコの風味が強くてお茶な感じがしてないような気がしてたけど、慣れてくると分かるお茶な風味がよかった。
やるじゃん。

そしてメンチカツ丼は、やっぱり微妙なカツ丼路線の変なメンチカツ。練り状といっていいくらいの歯ごたえのないドロッとしたメンチ。期待通りの変な丼も食べられて満足した。


ファイル 1559-3.jpgそして食べ終わって車に戻るときに、ドライブ用に水買って行こうと思ったけど、ここは名産「さしま茶」を飲んでみようか、とお茶買ってみた。
最近なんだか御当地お茶を買うようになったなぁ。。とおもうけど、やっぱり名産品という思い込みからか、普段飲むお茶よりおいしんだよね。(もっとも最近は脂肪を減らすとかそういった特保のお茶ばかりだから、何でもおいしく感じそうな気もする)


あーちなみに前回のここの点景はこちら(→)
蕎麦は褒めてたつもりだったけど。。

タグ:餐:麺 食:丼 餐:飲 道の駅

大串貝塚ふれあい公園

ファイル 1552-1.jpg水戸市塩崎町にある国指定史跡「大串貝塚」の公園。
ここはダイダラボウ(ダイダラボッチ)の巨人伝説の貝塚公園ということで、随分前から気になっててネタ帳も初期段階から書き込んでた公園。
ウチの近所の柏市内にもこのダイダラボッチの足跡があって、そこに行ってみたあとに調べて知ったんだけど、なーぜかいつも通過。
住所が水戸市だからというのもあってか大洗に来た時には忘れてるし、大洗に来たら海沿いとか日立の方向とかに進んじゃうよね。

てわけで寒い冬の夕方だけどやっと思い出して来てみた。

駐車場から歩くと、まずは円形のコロシアム風な西洋遺跡っぽいエントランス。
で、そこに「埋蔵文化財センター」というのがあって無料の縄文資料館があった。写真禁止とあったので割愛するけど無料の割にはちゃんとしてた。

ファイル 1552-2.jpgさて公園内にと歩くと、入口でなにやら女性がキャッキャいいながら写メ撮ってた。何かと見るとシーソー風なベンチで、片方の子供が犬に引かれて尻が出てた。
この尻が人気らしい。
みんな撫でるようで、尻だけテカテカしてた。

さて、3時半の公園内はまだ歩いたり走り回ったりする子供連れで賑やかだった。気にせず歩くと先の広場にはダイダラボウのあしあとの「足跡池」があった。
けど、、これは造っちゃった感でいっぱいのハッキリした足型の池。昔からあったものではなさそうだ。

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そしてその先に大きな白いダイダラボウ像が腰掛けていた。

公園造成の際に造られたものだと思うけど、公園側じゃなくて丘の外を見下ろす形で座っているのは好感もてた。(もめたんじゃないのw)
正面に回ると西日を背にした巨人像が大きくじっくり見れた。

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その巨人像の下は簡単なダイダラボウ資料館になってて開放されていた。
なんで貝塚公園でダイダラボウなのかな?と思ってたけど、この貝塚はダイダラボウが貝を食べた場所として奈良時代編纂の「常陸国風土記」に書かれているんだそうだ。
「丘の上にいながら手を伸ばして海辺の貝をほじって食べた」とか「食べた貝殻が積もって丘になった」とかあるけど、丘が先なのか貝が先なのか、、

っていうか、さらに巨人像内部は階段で上れて展望台になってるようだった!
これは知らなかった。早速登った。

で、66段10mの「手のひら展望台」で外に出た。
おーおー、それで外側むいてるんだね。なるほど。寒いからゆっくりは見れないけど勝田方向を眺められた。できれば貝をほじった海側を向いてて欲しかったけどねぇ、、
っていうか、眺めよりも巨人の掌で見下ろす景色ってシチュエーションが面白かった。

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それと、中間にある「台座屋上展望台」にも出られた。
ここは出てみたら尻の穴の位置でちょっと微妙、、目の前の公園内が見下ろせて「足跡池」がよく見えた。
表に回るとダイダラボウのM字開脚アングル、、、ちょっと微妙な印象だけど、見上げたくないような部位の造形は当然なかったので気にせずに眺めながらひとまわり。

下におりるともう日が陰ってた。まだ4時前だけどぐんと冷えて気付けばもう園内に遊んでる人はおらず、少々慌てて気になってた「縄文広場」に歩いた。

ここには縄文、弥生、古墳時代の住居があって縄文と弥生は開放されて中にも入れた。古墳は施錠されてた。

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これで最後、、、ではなく、この公園メインの国指定史跡「大串貝塚」はダイダラボウ像から150m、、日が暮る前には戻って出発したいので少し迷ったけど、やっぱ行って見た。

中学校の裏の道を歩くと、その先は一気に丘を下る坂。。えーどうしようかなーと思いつつも進んでみた。
で、その坂の途中から見下ろしてたガラス屋根の小屋が「貝層断面観覧施設」だった。
そうそうこういうのがなきゃ古代の貝塚なんてよくわかんないよね。なーんて思ったけど閉まってた。。

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「学校等・団体見学の場合は事前にご相談ください」だとか。公園から歩かせる前にそう書いておいてよ、、
でもガラス面から中は覗けた。
あーこういう風にこの丘の斜面全体が貝塚なのね。(巨人がそんな小さな貝を食べてたとは思えないけどね、つまり巨人の腹を満たすくらいの膨大な貝殻の塚ってことかな)貝殻だけじゃなくて石器や魚の骨も混じってるそうだ。

これで戻るつもりだったのに「折居の泉」というのも気になってついつい興味のままに進んじゃった。
途中の折居神社の潜在自然植生森とか雰囲気も良かったけど泉は表通りに抜けて舗装路の片隅にあるモニュメント的な石の立鉢でガッカリ。何でこんなトコまで来たんだろ、、ついつい歩きすぎて戻るのがイヤになった。
舗装路を歩くのもつまらないから来た道を引き返した。駐車場まで10分かかった。

いろいろあって濃くて面白い公園だけに、日の短い冬の夕方に来ちゃったのは失敗だった。惜しい事をした。

タグ:楽:眺 観:像 観:伝 観:遺 観:園 観:館 観:建 観:池

麺屋 匠

ファイル 1547-1.jpg結城市川木谷の県道沿いにあるラーメン店。
以前から何度か来てて、久しぶりの来店だけど点景にも二度ほど書いてるおいしいお店。
店に入ったのが昼前だったのですいていた。

でカウンターでメニューを見ると色々多くて迷ったけど、最初に気になったのが「小松菜ラーメン」600円。それにした。
基本メニューっぽい醤油ラーメンが650円で、あっさりめっぽい中華そばが630円、それより安い600円ってどういうことだろ?チャーシューが乗ってないから安いのかな?
安いからというわけじゃなくて小松菜の緑が目に止まっていいなぁと思ったわけで、ケチだと思われたくないから「皮から手作り」という餃子も追加した。

ファイル 1547-2.jpgまずは餃子が先に来た。
尖った弓形の餃子。
もちもちでしゃきしゃきでおいしかった。

そして小松菜ラーメン。
ネギの上にタレもかかって中華な香り。

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これはおいしかった。小松菜がいいね。
タレはオイスターらしく風味よく醤油の汁にあってた。
安いからというわけじゃないとは言ったけど、やっぱ一番安い麺類メニューなのに充分おいしくて満足。
ホントは今回は点景にするつもりなかったんだけど、やっぱ書きたくなって上げた。

食べてる内に昼をまわってぞくぞくとお客さん入って混んできてた。
やっぱ普通の人は祝日でも12時になってから食事するもんなんだね。

タグ:餐:ら 餐:菜 餐:餃

あそう温泉 白帆の湯

ファイル 1533-1.jpg行方市麻生の霞ヶ浦東岸の天王崎にある日帰り温泉。
霞ヶ浦を見下ろしながら入れて眺めよく、夕陽のきれいな時に何度か来てるお気に入りの湯。
点景にもしてて同じような写真になってしまうけどご愛敬。

まず風呂に入る前に建物を抜けてその正面の砂浜前から霞ヶ浦と夕陽を眺めてみた。(ここが前回と違うトコ)

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その霞ヶ浦には観光名物の二艘の帆曳船が見え、白い帆が夕陽に染まってきれいだった。今までドライブがてら霞ヶ浦には何度も来てるけどハッキリ分かる距離でこの帆曳船を見れたのは初めてかも。
その帆曳船は二艘でちゃんと曳網漁をしているように見え、周りにその姿を間近で見る船が何艘も揺れていた。(この白帆の湯に隣接した事務所でその見学随伴船の受付をしてるそうだ)

ファイル 1533-3.jpgさてさて風呂風呂。
風呂は三階にある。
もちろん浴室内で写真が撮れるわけないので、入浴前にちょっと横の硝子張りの階段の踊り場で写真撮った。

これと同じ高さの展望風呂で霞ヶ浦と夕陽を正面に見ながらゆったり入浴。ベランダ風の露天風呂より、広い内湯の方が広く大きく眺められてご満悦。
ゆーったりと、夕陽が対岸に落ちるまで半身浴くらいで入浴、、、、
あ、しまった。
今、夜は食事しないようにしてるので日が暮れる前には食事しようと思ってたんだ。。と思い出して慌てて風呂を上がった。

ファイル 1533-4.jpgぱっぱと体拭いて服着て二階の食堂休憩座敷で食事。
とくに変わったメニューは無いので取り敢えず「豚丼」にした。

けど、食券の受付の厨房口のトコに「白魚天ぷら」のパックがあったので、「豚丼」ができるまで先に食べようと思ってそれも買ってみたら、ちゃんと生姜入りの天つゆもいただけた。
霞ヶ浦だもんね、帆曳船も見たし御当地食材メニューなので寧ろこっちの方がネタ的にもメインの食事かな。(帆曳船で獲れる魚がこの白魚とか公魚とからしい)とてもおいしく食べられた。

そして「豚丼」がでた頃の霞ヶ浦はこの暗さ。まだ対岸の低い山に陽が落ちたばかりで日没時間ギリかな、、(甘いか?)まぁいいでしょ。 (;^_^A

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そういえば「豚丼」の味は味噌と生姜から選べるんだけど、厨房のおばちゃんに聞くと「わたしは味噌が好きなんだけどお客さんは生姜ばかり選ぶ」そうだ。なので味噌にしてみた。うん、おいしかった。

タグ:楽:湯 楽:眺 景:湖 景:陽 観:船 餐:魚 餐:揚 食:丼

息栖神社

ファイル 1532-1.jpg神栖市息栖にある神社。
鹿島神宮、香取神宮とこの息栖神社が平安時代からの「東国三社」とよばれてたそうだ。
6年前に友達と来て以来の二度目。あーまだギリギリCR-X乗ってた頃だ。

まず入口の二の鳥居脇には「息栖神社神績之碑」というのがあって、御遷座当時の地形の図があった。おお息栖(神栖市全域)は1300年の昔は見事に鹿島灘と香取海に挟まれた島だったんだね。

さて参道は真っ直ぐで長くない。
鹿島、香取の二つの神宮と並ぶ神社なのに参拝しやすく観光地化もして無く仰々しくなくていい雰囲気で気に入ったという憶えがあったけど、久々に来てみると楼門も拝殿も赤くきれいに塗られてて、思ってた以上に立派で大きい神社に見えた。

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そして裏に回って見た本殿は建物で続きになってて面白味ない形だった。。(その本殿と楼門が国重文)
んーちょっと記憶で好印象が盛られてたかな?とか思ったけど、境内には御神木で推定樹齢千年という「夫婦杉」や、精霊が宿るという「招霊(オガタマ)の木」などがあって、「芭蕉の歌碑」や「力石」(普通の石くらいのサイズ、、?)とか、昔から有るけど詳細不明という錆びて朽ちた「碇」などがあった。

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で、それよりなにより一番素敵なのが、参道を真っ直ぐ出て県道を跨いだ先にある一の鳥居。これが現在の常陸利根川(霞ヶ浦と利根川の間の水路)に面していて、かつて島だった頃の水運の要所の姿を彷彿させる雰囲気。
そしてその鳥居の両脇に小さい鳥居の立った水瓶みたいなのがあって、それが「忍潮井」という井戸で、香取海がまだ海水だった頃に息栖神社前に造られたものだそうだ。

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海水を押しのけるほどの勢いで湧いた淡水の井戸だったそうだけど、その井戸は、息栖神社がこの場所に移される前の元の場所(数km下流)にあったものだそうで、ここにあるのはレプリカのようだ。

鳥居の下の立て札に「この場所で釣をしないで下さい」とあるのはわかるけど、「(理由)非常に危険です」というのが阿呆っぽくて面白かった。何が危険なのか説明になってないし「神域なので」とか書いた方がしっくりきそうなのにね。

そして川まで歩いてみた。
目の前の常陸利根川は広い川、昔の香取海が縮小して霞ヶ浦になったときの名残のようなもんで、実質的には霞ヶ浦の一部。
遠くに筑波山も見えるしバス釣り用のボートも走り回っていた。

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振り返ると鳥居は水門からではなく、夕陽に対して真っ直ぐ並んでいるようだった。
ちょっと思ってた印象と違ってはいたけど、やっぱりこの水辺から続いた感じがとても良くあらためて好感持った。

タグ:観:宮 観:門 観:重 観:石 観:具 観:船 植:樹 景:川 景:山

千波湖

水戸市千波町にある「沼」
涸沼、牛久沼などは、積極的に沼と呼んでいるのになぜここが「湖」と呼ばれているのかは知らないけど、日本三大庭園の偕楽園から繋がるように広がる千波公園にあるし、昔は水戸城の堀としての機能もあったようなので、むしろ「池」と呼んだ方がしっくりきそう。

さてさて、今日は友達と水戸辺りで合流できるかなと思って、水戸市街の無料駐車場を考えててこの千波公園に来てみた。
で、千波湖を眺めてのんびりしながら連絡休憩。

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その千波湖は県庁のある都市の真ん中にある湖沼にしては広く、まさに水の戸の町だと思える眺めだけど、ここもやっぱり干拓で小さくなったそうで江戸時代にはこの3~4倍近い大きさがあったそうだ。

そういえば来る時には噴水が高々と上がってたのに、車を停めてるうちに終わってしまってちょっと悔しい。
そんな噴水の効果がどれだけ効いてるのか分からないけど、覗いた水はどろっと濃い緑のアオコで絵の具の筆を洗ったような感じだった。。

少しボーっと水面を眺めてたら、カモが泳いで近づいてきた。
エサかなんか貰うつもりだったのかね、けっこう近づいてきたけど、何も貰えないと分かるとサッと反転して不機嫌そうに去って行った。けど、そんなカモのお尻が可愛いかった。

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そして次は逆方向から黒鳥が登場。
ちょうど、黒鳥の説明が書かれた看板の前を通ってさりげなく大接近。目の前で停止。。でもやっぱり何ももらえないので「ナンだよケチな客だな」って感じで去っていった。
黒鳥はねぇ、某保険会社のCMのせいで印象悪くしてるよね。。

ファイル 1512-3.jpgでもそのあとヒョコヒョコと陸にも上がってきた。
歩く姿は可愛らしい。
松本零士の描くトリさんみたいだ。
でもやっぱり何も貰えず、通りかかった子供連れには遠巻きに避けられてたりして可哀相だった。

そうこうしてるうちに友達から連絡入って休憩終了。車に戻って移動した。

千波公園はSLとかバスの移動映画館とかいろいろあるみたいなので、また休憩に来てもいいかなーと思った。

タグ:景:湖 景:町 動:鳥