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大串貝塚ふれあい公園

ファイル 1552-1.jpg水戸市塩崎町にある国指定史跡「大串貝塚」の公園。
ここはダイダラボウ(ダイダラボッチ)の巨人伝説の貝塚公園ということで、随分前から気になっててネタ帳も初期段階から書き込んでた公園。
ウチの近所の柏市内にもこのダイダラボッチの足跡があって、そこに行ってみたあとに調べて知ったんだけど、なーぜかいつも通過。
住所が水戸市だからというのもあってか大洗に来た時には忘れてるし、大洗に来たら海沿いとか日立の方向とかに進んじゃうよね。

てわけで寒い冬の夕方だけどやっと思い出して来てみた。

駐車場から歩くと、まずは円形のコロシアム風な西洋遺跡っぽいエントランス。
で、そこに「埋蔵文化財センター」というのがあって無料の縄文資料館があった。写真禁止とあったので割愛するけど無料の割にはちゃんとしてた。

ファイル 1552-2.jpgさて公園内にと歩くと、入口でなにやら女性がキャッキャいいながら写メ撮ってた。何かと見るとシーソー風なベンチで、片方の子供が犬に引かれて尻が出てた。
この尻が人気らしい。
みんな撫でるようで、尻だけテカテカしてた。

さて、3時半の公園内はまだ歩いたり走り回ったりする子供連れで賑やかだった。気にせず歩くと先の広場にはダイダラボウのあしあとの「足跡池」があった。
けど、、これは造っちゃった感でいっぱいのハッキリした足型の池。昔からあったものではなさそうだ。

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そしてその先に大きな白いダイダラボウ像が腰掛けていた。

公園造成の際に造られたものだと思うけど、公園側じゃなくて丘の外を見下ろす形で座っているのは好感もてた。(もめたんじゃないのw)
正面に回ると西日を背にした巨人像が大きくじっくり見れた。

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その巨人像の下は簡単なダイダラボウ資料館になってて開放されていた。
なんで貝塚公園でダイダラボウなのかな?と思ってたけど、この貝塚はダイダラボウが貝を食べた場所として奈良時代編纂の「常陸国風土記」に書かれているんだそうだ。
「丘の上にいながら手を伸ばして海辺の貝をほじって食べた」とか「食べた貝殻が積もって丘になった」とかあるけど、丘が先なのか貝が先なのか、、

っていうか、さらに巨人像内部は階段で上れて展望台になってるようだった!
これは知らなかった。早速登った。

で、66段10mの「手のひら展望台」で外に出た。
おーおー、それで外側むいてるんだね。なるほど。寒いからゆっくりは見れないけど勝田方向を眺められた。できれば貝をほじった海側を向いてて欲しかったけどねぇ、、
っていうか、眺めよりも巨人の掌で見下ろす景色ってシチュエーションが面白かった。

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それと、中間にある「台座屋上展望台」にも出られた。
ここは出てみたら尻の穴の位置でちょっと微妙、、目の前の公園内が見下ろせて「足跡池」がよく見えた。
表に回るとダイダラボウのM字開脚アングル、、、ちょっと微妙な印象だけど、見上げたくないような部位の造形は当然なかったので気にせずに眺めながらひとまわり。

下におりるともう日が陰ってた。まだ4時前だけどぐんと冷えて気付けばもう園内に遊んでる人はおらず、少々慌てて気になってた「縄文広場」に歩いた。

ここには縄文、弥生、古墳時代の住居があって縄文と弥生は開放されて中にも入れた。古墳は施錠されてた。

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これで最後、、、ではなく、この公園メインの国指定史跡「大串貝塚」はダイダラボウ像から150m、、日が暮る前には戻って出発したいので少し迷ったけど、やっぱ行って見た。

中学校の裏の道を歩くと、その先は一気に丘を下る坂。。えーどうしようかなーと思いつつも進んでみた。
で、その坂の途中から見下ろしてたガラス屋根の小屋が「貝層断面観覧施設」だった。
そうそうこういうのがなきゃ古代の貝塚なんてよくわかんないよね。なーんて思ったけど閉まってた。。

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「学校等・団体見学の場合は事前にご相談ください」だとか。公園から歩かせる前にそう書いておいてよ、、
でもガラス面から中は覗けた。
あーこういう風にこの丘の斜面全体が貝塚なのね。(巨人がそんな小さな貝を食べてたとは思えないけどね、つまり巨人の腹を満たすくらいの膨大な貝殻の塚ってことかな)貝殻だけじゃなくて石器や魚の骨も混じってるそうだ。

これで戻るつもりだったのに「折居の泉」というのも気になってついつい興味のままに進んじゃった。
途中の折居神社の潜在自然植生森とか雰囲気も良かったけど泉は表通りに抜けて舗装路の片隅にあるモニュメント的な石の立鉢でガッカリ。何でこんなトコまで来たんだろ、、ついつい歩きすぎて戻るのがイヤになった。
舗装路を歩くのもつまらないから来た道を引き返した。駐車場まで10分かかった。

いろいろあって濃くて面白い公園だけに、日の短い冬の夕方に来ちゃったのは失敗だった。惜しい事をした。

タグ:楽:眺 観:像 観:伝 観:遺 観:園 観:館 観:建 観:池

麺屋 匠

ファイル 1547-1.jpg結城市川木谷の県道沿いにあるラーメン店。
以前から何度か来てて、久しぶりの来店だけど点景にも二度ほど書いてるおいしいお店。
店に入ったのが昼前だったのですいていた。

でカウンターでメニューを見ると色々多くて迷ったけど、最初に気になったのが「小松菜ラーメン」600円。それにした。
基本メニューっぽい醤油ラーメンが650円で、あっさりめっぽい中華そばが630円、それより安い600円ってどういうことだろ?チャーシューが乗ってないから安いのかな?
安いからというわけじゃなくて小松菜の緑が目に止まっていいなぁと思ったわけで、ケチだと思われたくないから「皮から手作り」という餃子も追加した。

ファイル 1547-2.jpgまずは餃子が先に来た。
尖った弓形の餃子。
もちもちでしゃきしゃきでおいしかった。

そして小松菜ラーメン。
ネギの上にタレもかかって中華な香り。

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これはおいしかった。小松菜がいいね。
タレはオイスターらしく風味よく醤油の汁にあってた。
安いからというわけじゃないとは言ったけど、やっぱ一番安い麺類メニューなのに充分おいしくて満足。
ホントは今回は点景にするつもりなかったんだけど、やっぱ書きたくなって上げた。

食べてる内に昼をまわってぞくぞくとお客さん入って混んできてた。
やっぱ普通の人は祝日でも12時になってから食事するもんなんだね。

タグ:餐:ら 餐:菜 餐:餃

あそう温泉 白帆の湯

ファイル 1533-1.jpg行方市麻生の霞ヶ浦東岸の天王崎にある日帰り温泉。
霞ヶ浦を見下ろしながら入れて眺めよく、夕陽のきれいな時に何度か来てるお気に入りの湯。
点景にもしてて同じような写真になってしまうけどご愛敬。

まず風呂に入る前に建物を抜けてその正面の砂浜前から霞ヶ浦と夕陽を眺めてみた。(ここが前回と違うトコ)

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その霞ヶ浦には観光名物の二艘の帆曳船が見え、白い帆が夕陽に染まってきれいだった。今までドライブがてら霞ヶ浦には何度も来てるけどハッキリ分かる距離でこの帆曳船を見れたのは初めてかも。
その帆曳船は二艘でちゃんと曳網漁をしているように見え、周りにその姿を間近で見る船が何艘も揺れていた。(この白帆の湯に隣接した事務所でその見学随伴船の受付をしてるそうだ)

ファイル 1533-3.jpgさてさて風呂風呂。
風呂は三階にある。
もちろん浴室内で写真が撮れるわけないので、入浴前にちょっと横の硝子張りの階段の踊り場で写真撮った。

これと同じ高さの展望風呂で霞ヶ浦と夕陽を正面に見ながらゆったり入浴。ベランダ風の露天風呂より、広い内湯の方が広く大きく眺められてご満悦。
ゆーったりと、夕陽が対岸に落ちるまで半身浴くらいで入浴、、、、
あ、しまった。
今、夜は食事しないようにしてるので日が暮れる前には食事しようと思ってたんだ。。と思い出して慌てて風呂を上がった。

ファイル 1533-4.jpgぱっぱと体拭いて服着て二階の食堂休憩座敷で食事。
とくに変わったメニューは無いので取り敢えず「豚丼」にした。

けど、食券の受付の厨房口のトコに「白魚天ぷら」のパックがあったので、「豚丼」ができるまで先に食べようと思ってそれも買ってみたら、ちゃんと生姜入りの天つゆもいただけた。
霞ヶ浦だもんね、帆曳船も見たし御当地食材メニューなので寧ろこっちの方がネタ的にもメインの食事かな。(帆曳船で獲れる魚がこの白魚とか公魚とからしい)とてもおいしく食べられた。

そして「豚丼」がでた頃の霞ヶ浦はこの暗さ。まだ対岸の低い山に陽が落ちたばかりで日没時間ギリかな、、(甘いか?)まぁいいでしょ。 (;^_^A

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そういえば「豚丼」の味は味噌と生姜から選べるんだけど、厨房のおばちゃんに聞くと「わたしは味噌が好きなんだけどお客さんは生姜ばかり選ぶ」そうだ。なので味噌にしてみた。うん、おいしかった。

タグ:楽:湯 楽:眺 景:湖 景:陽 観:船 餐:魚 餐:揚 食:丼

息栖神社

ファイル 1532-1.jpg神栖市息栖にある神社。
鹿島神宮、香取神宮とこの息栖神社が平安時代からの「東国三社」とよばれてたそうだ。
6年前に友達と来て以来の二度目。あーまだギリギリCR-X乗ってた頃だ。

まず入口の二の鳥居脇には「息栖神社神績之碑」というのがあって、御遷座当時の地形の図があった。おお息栖(神栖市全域)は1300年の昔は見事に鹿島灘と香取海に挟まれた島だったんだね。

さて参道は真っ直ぐで長くない。
鹿島、香取の二つの神宮と並ぶ神社なのに参拝しやすく観光地化もして無く仰々しくなくていい雰囲気で気に入ったという憶えがあったけど、久々に来てみると楼門も拝殿も赤くきれいに塗られてて、思ってた以上に立派で大きい神社に見えた。

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そして裏に回って見た本殿は建物で続きになってて面白味ない形だった。。(その本殿と楼門が国重文)
んーちょっと記憶で好印象が盛られてたかな?とか思ったけど、境内には御神木で推定樹齢千年という「夫婦杉」や、精霊が宿るという「招霊(オガタマ)の木」などがあって、「芭蕉の歌碑」や「力石」(普通の石くらいのサイズ、、?)とか、昔から有るけど詳細不明という錆びて朽ちた「碇」などがあった。

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で、それよりなにより一番素敵なのが、参道を真っ直ぐ出て県道を跨いだ先にある一の鳥居。これが現在の常陸利根川(霞ヶ浦と利根川の間の水路)に面していて、かつて島だった頃の水運の要所の姿を彷彿させる雰囲気。
そしてその鳥居の両脇に小さい鳥居の立った水瓶みたいなのがあって、それが「忍潮井」という井戸で、香取海がまだ海水だった頃に息栖神社前に造られたものだそうだ。

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海水を押しのけるほどの勢いで湧いた淡水の井戸だったそうだけど、その井戸は、息栖神社がこの場所に移される前の元の場所(数km下流)にあったものだそうで、ここにあるのはレプリカのようだ。

鳥居の下の立て札に「この場所で釣をしないで下さい」とあるのはわかるけど、「(理由)非常に危険です」というのが阿呆っぽくて面白かった。何が危険なのか説明になってないし「神域なので」とか書いた方がしっくりきそうなのにね。

そして川まで歩いてみた。
目の前の常陸利根川は広い川、昔の香取海が縮小して霞ヶ浦になったときの名残のようなもんで、実質的には霞ヶ浦の一部。
遠くに筑波山も見えるしバス釣り用のボートも走り回っていた。

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振り返ると鳥居は水門からではなく、夕陽に対して真っ直ぐ並んでいるようだった。
ちょっと思ってた印象と違ってはいたけど、やっぱりこの水辺から続いた感じがとても良くあらためて好感持った。

タグ:観:宮 観:門 観:重 観:石 観:具 観:船 植:樹 景:川 景:山

千波湖

水戸市千波町にある「沼」
涸沼、牛久沼などは、積極的に沼と呼んでいるのになぜここが「湖」と呼ばれているのかは知らないけど、日本三大庭園の偕楽園から繋がるように広がる千波公園にあるし、昔は水戸城の堀としての機能もあったようなので、むしろ「池」と呼んだ方がしっくりきそう。

さてさて、今日は友達と水戸辺りで合流できるかなと思って、水戸市街の無料駐車場を考えててこの千波公園に来てみた。
で、千波湖を眺めてのんびりしながら連絡休憩。

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その千波湖は県庁のある都市の真ん中にある湖沼にしては広く、まさに水の戸の町だと思える眺めだけど、ここもやっぱり干拓で小さくなったそうで江戸時代にはこの3~4倍近い大きさがあったそうだ。

そういえば来る時には噴水が高々と上がってたのに、車を停めてるうちに終わってしまってちょっと悔しい。
そんな噴水の効果がどれだけ効いてるのか分からないけど、覗いた水はどろっと濃い緑のアオコで絵の具の筆を洗ったような感じだった。。

少しボーっと水面を眺めてたら、カモが泳いで近づいてきた。
エサかなんか貰うつもりだったのかね、けっこう近づいてきたけど、何も貰えないと分かるとサッと反転して不機嫌そうに去って行った。けど、そんなカモのお尻が可愛いかった。

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そして次は逆方向から黒鳥が登場。
ちょうど、黒鳥の説明が書かれた看板の前を通ってさりげなく大接近。目の前で停止。。でもやっぱり何ももらえないので「ナンだよケチな客だな」って感じで去っていった。
黒鳥はねぇ、某保険会社のCMのせいで印象悪くしてるよね。。

ファイル 1512-3.jpgでもそのあとヒョコヒョコと陸にも上がってきた。
歩く姿は可愛らしい。
松本零士の描くトリさんみたいだ。
でもやっぱり何も貰えず、通りかかった子供連れには遠巻きに避けられてたりして可哀相だった。

そうこうしてるうちに友達から連絡入って休憩終了。車に戻って移動した。

千波公園はSLとかバスの移動映画館とかいろいろあるみたいなので、また休憩に来てもいいかなーと思った。

タグ:景:湖 景:町 動:鳥

結城つむぎセンター

ファイル 1449-1.jpg結城市結城の50号沿いにある「旅の駅」認定ドライブイン。
わりとあちこちの観光地などで見かける「旅の駅」は、主に大型バスなどの団体客向けの施設という印象が強いので滅多に寄ることはないんだけど、普段のドライブコースくらいの距離の結城あたりにあるんだ、、と知って、一度くらいは覗いてみようかなと思っていた。

で、やっぱり市街にあるだけに、他の観光地の「旅の駅」よりは小型な感じで、土産売場はすいてて客より店員の方が多かったけど何か買わなきゃ気まずいって圧迫感は左程なかった。

で、奥ではなくて手前側にファミレス風の食堂があって売場からも入れる形。空腹だったのでここで食事にした。

メニューには茨城産ローズポーク使用のものが並んでて「焼肉丼」にしようかと思ったけど、そばとカツ丼のセットの「つむぎ定食」にした。一応聞いたらこのセットのカツ丼もローズポークだそうだ。

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さて、意外とカツ丼は普通だった。
それより、そばがうまかった。
パッと見、平たい麺で、ひょっとしてお土産で売ってる乾麺を茹でたものか?(観光地でよくあるパターン)なーんて思ったけどとんでもない、しっかりした手打ちの麺で、よく見ると店の入口にちゃんと手打ち部屋がある店だった。

なんか店はのんびりしてて、バイトの女の子と店のおじさんがくっちゃべってんのが聞こえてきてて、「あ、お客さん来店!」と業務に戻ったりして、、おい、ここにも客いるんだぞって。

ファイル 1449-3.jpg食後は少し売場の方も見てみた。
奥の方は結城紬のコーナーになってて、昭和臭のするバタくさいマネキンが妙な雰囲気でちょっと立ち入れなかった。。

これ、外のショーウィンドーにも「結城紬のできるまで」と機織りから並んでるんだけど、ちょっと草臥れてる上にやっぱりマネキンが妙。もう少し綺麗に洒落た見せ方をしてほしい。。

ファイル 1449-4.jpg幟が出てて気になってた茨城のソウルフード「干しいも」は、土産売場ではなんか小さいコーナーながら贅沢品のようなお値段で売られてた。
テレビによれば茨城県民は箱買いして毎日食べるって話だったけど、やっぱ観光客向けにはこういう形になるのかね、、とか思いながら試しに一番高いものを買ってみた。いい客だよホントに。

帰ってからその「干しいも」を食べてみた。
んー濃厚で程良い甘さ。
だけど芋ようかんみたいな感じで、特にスゴイって感じも、毎日でも食べたいって感じでも無かった。。一袋たべきれるかな。

そういえば、、
テレビでの茨城県民はこれにアイスを乗せたりマヨかけたりするらしい、、、んー、、アイスはないけどマヨならあるから試せるな。

ってわけで、マヨ干し芋に挑戦。

したら、、 味は奇妙な感じ、、、
だけど、咀嚼してたらいきなり化けた
粘り気がグンっと増して脹らむような口の中いっぱいに広がるような感じで何とも言えない独得な食べ物になった。
これはスゴイ。驚いた。ナイス茨城。

高い干し芋買って何やってんだって気もするけど、これはなかなかのスゴイ食べ物だということが分かった。(安いのでも化けるかな?)

タグ:食:丼 餐:麺 楽:買 観:装 観:P

道の駅 みわ

ファイル 1434-1.jpg常陸大宮市鷲子の293号沿いにある道の駅。
トイレ休憩では何度か立ち寄ってる道の駅。たしか物産店の脇で大々的に鮎を焼いていたような記憶だったので、鮎を食べよう!とか思って来てみたんだけど、その鮎焼きコーナーはなくなってて物産店が広くなっていた。

えーなくなっちゃったのか、、
とか思ってトイレに歩いてみたら、奥の方にも新しめの店舗ができてて、その入口のスナック売店で鮎焼きが売られていた。
あ、あった!
でも、食べる場所は店舗前の屋外テーブル。。 暑い屋外で串焼きの川魚を食べるほどの気力はなく、しょんぼり諦めた。

で、よくみるとその奥に食堂があった。
おお、そっちの店内で食べられないかな、、と入ってみたら、こっちはそば屋で鮎とかは無く、変わったメニューもなかった。。
んー昨日も蕎麦食べたしなぁ、、でもここらで食事したいよなぁ、、と悩みつつ、いいか、蕎麦好きだし。と普通にもり蕎麦で食事した。

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したらリーズナブルな割に(450)意外とちゃんとしてておいしい蕎麦だった。
昨日の蕎麦とは違って、削り出したような短い麺で、みずみずしくヒンヤリ。これはこれでおいしい。
鹿沼の蕎麦みたいな感じだったので、栃木はこういう感じのが多いのかな?とか思ったけどここは茨城だった。
そしてそば湯も元から付いてて濃くて満足。いいねここ。

ファイル 1434-3.jpgそして外に出た。
やっぱり鮎焼きが気になるけど、ここはやっぱ食べてもソフトでしょ、、ってことで「茨城メロンソフト」
JAFカードで50円引きだった。
茨城のメロンっていったら鉾田の方だからちょっと場所違うけど、あっちの方は道の駅ないからねぇ。

でもやっぱ屋外では暑く、ソフトを食べる口はヒンヤリだけど体まではひえず汗だく。。夏はヤダ。(体を冷やすつもりで腹だけ冷やしちゃって、トイレ休憩ばかり増えちゃう。。で、寄ったコンビニでついついまたアイスコーヒーとか買って腹を緩くするという悪循環w)

ファイル 1434-4.jpgで、ソフト買うときに気になった「鮎飯おにぎり」を一つ買ってみた。
これは店前テーブルでは食べずに車に持ち帰って、走りながら食べてみた。(エアコンの車内で)
ら、
 !んまい!
これはばっちり鮎たっぷりで、卵まで混ぜてあって贅沢な鮎飯。これで一個\100は安い。っていうか串焼きじゃなくて充分。食べやすいし。鮎がしっかり食べられて満足。一つといわず二つ三つ買ってくればよかった。。

タグ:餐:麺 餐:冷 餐:飯 餐:魚 道の駅

霞ヶ浦総合公園

土浦市大岩田の霞ヶ浦岸にある県営の公園。
その広い公園の中程に目印的なオランダ風車形(風車の形だけど動力は電気だそうだwww)の展望塔があり、その手前に「土浦市ネイチャーセンター」という霞ヶ浦の生物の学習施設がある。

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来た目的は此処で魚の水槽が並ぶ無料のプチ水族館的なトコらしい。学習施設ということで学童向けかなと思って今まで来てなかったけど、来てみたら子供は少なかった。天気悪い日曜だからかな。

で、一階の奥に並ぶ水槽は「世界の淡水魚」になっていた。
一般的な熱帯魚から少し変わった魚などが並び、順番に見ててまず驚いたのがウーパールーパー。でかい、、太目の魚肉ソーセージーよりでかい。ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)というよりメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)と書いた方がしっくりくるくらいだった。

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他に目を引くのは奥の大きい水槽のレッドテールキャットフィッシュがでかくて元気過ぎ。アロワナもでかかった。
実は海外の魚にはあまり興味ないんだけど、何故か唯一和物の「アカハライモリ」も並んでて元気にじゃれあっていて可愛かった。

えー国産はイモリだけか(子供に何を学ばせるんだ?)、、、なんて思ってたらそうではなくて二階が「霞ヶ浦の魚」コーナーになっていた。

で、二階にあがるとだーれもおらず「霞ヶ浦の魚」は何故か暗く、まるで人気のないコーナーになっていた。。(やっぱ普通は外国の魚の方が華やかで見てて楽しいもんなのかな)

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たしかに一般的なフナとかドジョウとかがメインで珍しい魚は無く、雷魚も青魚もナマズも小さかったけど、目の前の霞ヶ浦に住む魚たちなので親近感あってかわいらしいと思うけどなぁ。。まぁ静かなのでゆっくりまわって存分に眺められた。

そして二階の反対側の奥は野外観測窓になってて望遠鏡が設置されていた。展望もできるけど冷房で窓は雲っちゃってた。

魚を眺めた後は外に出て水生植物園のハス園を歩いてみた。
蓮の花が沢山咲いていた。っていうか蓮って赤とか白とかだけじゃなくて色んな形と種類があるんだね。花びらの枚数なんか全然バラバラで椿みたいなのまであるんだ。しらんかった。。

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そしてモーモーと牛蛙が啼いていた。啼いてるカエルは見つからないんだよねー、、なーんて思って探してみてたら簡単に見つかった。。牛蛙ってバカなのか?(っていうか牛蛙ってこんな形だったっけ?)

さて、その先のウッドデッキの道が続く蘆原の遊歩道にも進んで歩きまわってみた。
こちらは暫く歩いてもあまり景色に変化が無く、咲いてる花も蘆の根元の白い「ハンゲショウ」くらいだったけど、こういう風景が本来あるべき形の自然な霞ヶ浦の沿岸の景色なのかと思うと、そんな中を歩きやすい道ですいすい進めるのも不思議な感じで面白い。

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なんか今日は湿気がキツく、少し歩いただけで汗ベトベトだったので、全面は歩き回らずに中ほどで蘆原から出て折り返した。
表の湿地の水溜りには黄色い「アサザ」の花が見えた。

そして水生植物園から出て、最後にオランダ風車形展望塔に上って展望してみた。
霞ヶ浦も見えるには見えるけど、どちらかといえば公園内を広く眺めおろす展望って感じだった。

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そしてここはやたらとスズメが多く、みんな風車の頭のほうに上っていくようなので追ってみてみたら、頭の部分の笠の隙間に巣があるのが見えた。フンが落ちてきそうなのでのんびりせずに切り上げて戻った。

タグ:観:園 観:館 観:塔 観:蛙 景:湖 動:魚 動:虫 植:花

中城商店街

土浦市中央にある商店街。
125号に沿って土浦城に向かう手前に横目に見えて、古風な店が並んで気になっていた通り。

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その入口にある天ぷら屋「保立食堂」は小学生くらいの昔に家族で筑波山へ行く途中の筑波鉄道乗り換えの間の散策で入った覚えがあるんだけど、駅からはわりと離れてるから記憶違いかなぁ。。
店先には古写真と説明で「創業は明治2年~戦時中は予科練の指定食堂~」だったそうだ。
次はこっちでも食事したいな。。

そしてこの前の駅前通りの125号は江戸時代の昔は城の堀と霞ヶ浦を繋ぐ川だったそうで、隅に「櫻橋」と橋の欄干っぽい石柱が残されていた。

って感じで、ちょっと商店街の入口だけ「れんこんラーメン」の記事のオマケに載せる形で商店街に入ってすぐの駐車場に戻ろう、、と思ってたんだけど、その先の通りにも古めかしい店や蔵が見えて「土浦まちかど蔵」とかあって観光向きっぽくなってたりしてたので、ちょっとそのまま少し歩いてみることにした。(ので別記事になりました)

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まず一番手前の土浦まちかど蔵「大徳」は天明5年(1785)の創業の呉服の老舗。表の建物「見世蔵」は江戸末期の建物だそうだけど、裏には天保13年(1842)築の蔵もあるそうだ。

「御自由に~」とあったので入ってみたら、中は土産売場になっていた。
でも二階にも上がれるようになっていて、他に客もなかったので、レジのおばちゃんに少しゆっくりこの建物の話や二階の見所なんかを聞けた。

早速二階に上がってみると、何もなくきれいにガラーンとしたギャラリー的なスペースになってて、格子窓と枡形の天井の感じはいいけどそれだけだった。

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ぐるっとまわったら階段の裏に奥屋敷への連絡口があった。
これは下で話聞いてなかったら気付かずに「何だこれだけか」と下りちゃうトコだったかもしれない。。

その先に進むと見世蔵に隣接した屋敷の二階に入れた。
スリッパを脱いで座敷にあがると、なるほどいろいろと装飾が施された立派で素敵なお座敷だった。

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右の座敷は天井が畳に合わせた仕切になってて床の間に「ざくろの柱」があった。ざくろは珍しいねぇ。
そして左の座敷は「エンジュの柱」だった。

座敷の先の中庭側の廊下はなんと継ぎ目のない一本の長い木材を並べた廊下になっている。これはすごい。
そして覗く中庭の瓦風景もイイ感じ。続く向かいの蔵が天保建築の「元蔵」のようだ。(そこは公開されていなかった)

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そして廊下の奥には小さな螺旋階段。細い手すりがまた洒落てるね。
実はこの階段の一部に「鯉の瀧上り」の彫刻が施されていると聞いていたんだけど、なかなか見つからずに少々立ち往生。上ってきたときの視点でと考えてみたら脇にあったのを見つけられた。
いやぁ天井も柱も廊下も階段も、間違いなく話を聞かなきゃ気付かなかっただろうね。楽しめて満足。

一階に下りて、今度は店の隣にある「袖蔵」に進む。

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こちらは「袖蔵展示館」となっていて、一階には土浦の文化資料展示で花火や帆曵船、二階には大徳の資料で古道具や古写真などが飾られてて面白かった。


表に出て通りのその先にも歩いてみた。
ら、なんとすぐ先に広めで無料の「土浦まちかど蔵専用駐車場」があった。。こっちに停めればよかった。  まぁいいか。

気を取り直して町散歩。
大徳の隣は県指定文化財「矢口家住宅」だけど解体修復中。完成までは三年かかるそうだ。けど、ギザギザの柱がよく見えてこれはこれで面白い。

その先には明治6年創業の蕎麦店「吾妻庵」。ガラスを填めた店名の、、(なんていうのこういうの)が洒落ていた。

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その辺りで折り返して戻り、大徳の向かいの「土浦まちかど蔵・野村」を覗いてみた。
ここは裏の煉瓦蔵が喫茶店になってるそうだけど、表は観光案内休憩所って感じで、案内のおじさんに沢山話を聞けた。(前記の矢口家住宅の改修の話とか)

この前の商店街の道は江戸時代には水戸街道だったそうで古くから商家の集まる通りだったらしい。
そして、随分最近まで古い家がもっと残っていたけど、東日本の震災で随分被害があって建て替えちゃった所が多いそうだ。えーそうなのか。そういえば土浦城に来たのって震災前だよな、、その時にこっちも歩いとけばよかった。。

話の途中で某テレ東の某番組のスタッフの人が来て飛行船の写真を借りて行った。近々土浦特集で放送があるのかな。
そのツェッペリン飛行船は昭和4年(1929)に霞ヶ浦航空隊基地に寄港。霞ヶ浦に来たのは大型の格納庫があったからだそうだ。
この案内所も一角が飛行船のコーナーになっててツェッペリン船の模型が吊られていた。

いやぁ土浦でこんなに楽しめると思ってなかったわ。しかも無料で(駐車場だけ有料に停めちゃったけど)
へたすりゃ小江戸の佐倉なんかよりも面白いかも、、っていうか色々名物も歴史も城跡もあるけど地味な街だよね土浦。意外な穴場でオススメの街だと思った。

タグ:観:道 観:街 観:屋 観:建 観:館 観:飾 観:模 楽:話

中華の福来軒

ファイル 1408-1.jpg土浦市中央の125号沿いにある中華料理店。
ここは昭和28年創業の土浦の老舗店だそうだけど、来てみたらそうは感じさせない軽い印象の普通な入口だった。

そして生産量日本一の土浦のレンコンを使った「れんこんらーめん」というのが気になってきたんだけど、店先には「つちうら伽哩物語」「つちうらツェッペリンカレー」と、カレー押しの幟が並んでて、一瞬怯んだけど入口に「れんこんらーめん」とも書かれてたので安心して入店。

ファイル 1408-2.jpg店の中はまたちょっと意外で昭和の軽食喫茶店風な照明緩めの落ちついた感じ。
壁に張られたメニューはやっぱりカレー押し。「幸福いっぱい餃子」というのもカレー風味だそうで、「マーボー冷やし中華」という限定メニューもあってやっぱり辛味押しながら、かろうじて中華店を保っていた。
「れんこんカレーらーめん」「れんこんカレーつけ麺」というのを見てこれまた一瞬ヤバイ、、と思ったけど、テーブルのメニューには普通の「れんこんらーめん」が載ってたので安心してそちらをたのんだ。

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てわけで、普通の方の「れんこんらーめん」
自家製麺で蓮根が練りこんであるという麺は見た目普通だけど、少し感じが違ってて「何が?」と聞かれるとグルメレポーターではない僕は困ってしまうけど面白い食感。汁はあっさり醤油でさっぱりして優しいイイ味。上に乗ったレンコン天はカレー風味だったけど、これは辛いもの苦手な僕でも問題なくおいしく食べられた。
レンコンの特別感よりカレーのキャッチーな味のほうが分かりやすくて悔しいなとも思いつつ、ほどよく楽しめたラーメンだった。

で、
やっぱここは押しのカレーも味わうべきかなとか何とか自爆的なことも考えて、追加で「ツェッペリンカレーコロッケ」というのもひとつ挑戦しちゃってみた。

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一応形が細長くなってるのはツェッペリン船を模してるのかな。
これはカレー味のコロッケじゃなくて、じゃが芋(とレンコン?)をトロトロに煮込んだカレークリームをそのままコロッケ型に収めた感じだった。カレーパンのパンが無い感じ。片手で食べるカレー。
そのカレーは甘い味付けで、

、、


、、いや甘い味付けだから辛く無いわけではなくて、やっぱり辛い。(一般的には全然辛くないのかも)
ラーメンの汁を残しておいてよかった。交互に口に運んで食べられた。

ともあれラーメンはおいしかったし、ツェッペリンカレーの片鱗は味わえたし満足の昼食。

いやーどうしてもツェッペリンというと、敬愛して止まない偉大なるロックバンドの「Led Zeppelin」が浮かび、ロックとカレーは関係ねぇとか否定しつつも、名前的に一度は口にしたいとか思ってみたりしてた。
Baby Baby Baby do you like it?

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