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武節城址

ファイル 4036-1.jpg豊田市武節町シロ山の153号城山トンネル上にある城跡。

153号から「武節城址」の看板が見えてたし、すぐ前の道の駅に「武田勝頼ゆかりの地」と案内があって前から気にはなってはいたけど、登ったことはなかった。
今日も体力温存したかったので行く気はなく、日帰り湯につかって休もうと思ってたけど、とりとりさんは行くというのでじゃあ入り口までちょこっとと付いて行っただけだった。

表の国道を渡ってその先の坂に「武節城址登り口」とあって、案内図とかもあるかなと思って来てみたけど、図や案内はなく「城址まで徒歩5分」とだけあった。
んー五分かぁ。高さもそんなに登らなさそうだし、五分ならいいかなぁ。とか思えてきたので、やっぱり行くことにした。

で、枯葉の多い舗装路を登ると少し先に1⃣の道標が立ってて「武節城址→」と脇の山道の細道をさしていた。なんか怪しい道だけど、その先にも道標が見えたので迷うことはなさそうだと進んだ。
道は倒木と落ち葉で登山道より怪しい感じだったけど、歩きづらいというほどではなく傾斜もあまりなかった。

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手前の頂をまわるように裏に進むと「空堀」とあった。
「本丸と外曲輪の間に設けられた空堀」とあったので、今廻って来た頂の上が外曲輪だったようだ。

その空堀を本丸の方へ進むと「蔵屋敷跡」というのも出てて、その先の本丸前からは東側の町が見下ろせた。

そのまま登るとやっぱりその上が本丸で、ここまでの道とは違ってちゃんとした公園のような広場になってた。
城の案内解説もあって、燈籠とか石碑も並んでて、まだもう一段高い頂があって鳥居が見えたので神社があるようだった。

城は永正年間に築かれ、武田に落とされ、今川に取られ、武田の西上の大軍が来た時は放棄され、最後に武田は長篠で大敗してここに寄りつつ甲斐に帰り、徳川に落とされ、天正18年(1590)に関東に転封して廃城になったそうだ。
武田勝頼ゆかりの城と言いつつ、勝頼は撤退時に一晩寄っただけで、それを売りにするような所でもないし売りになるネームでもなく思えた(勝頼は人気低そう)。それよか武田と今川と徳川で争った国境の城と言った方が城好きには刺さりそうに思えた。

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本丸を抜けると反対側には車が登れそうなちゃんとした道があって案内地図もあった。こっちが大手の表か。搦手の裏から登って来ちゃったわけだ、険しいわけだ。
本丸の上にある神社の頂は「物見台」とあった。さっき見かけた「蔵屋敷跡」の所に「空堀」と出てて少し怪しかったし、表の斜面のも曲輪ではなく「墓地」と出てて怪しかった。往時から墓地だったってことはないよね。

その「物見台」の神社へは石段になってて登ってみた。
城を築いた菅沼定信を鎮守として祀った「城山神社」だそうだけど、祭神は熊野、津島、天照、八幡、琴平、大山祓そして秋葉と多数並んでた。
周りの木々で展望はなかったけど物見櫓でも立ってたならかなりいい眺めだったろうと思う。っていうか、神社には社務所のような平屋が併設されてるくらいの広さがあるので、なんでここが本丸じゃなかったのがよく分からなかった。

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石段を下って、本丸からも頭上の紅葉を見上げつつ表の坂を下った。この道からは町の北側が覗けた。
右手の本丸の前の一段下に「二の丸」と出てたけど、行く道はなかったので横目に見つつ通過。
左手の二の丸の向かい側は本丸からの段々の斜面になってるけど、腰曲輪っぽく見えた。

その腰曲輪っぽいのの先に石垣っぽいのが見えたのでちょっと横に逸れてみた。けど、切り株の見間違いだった。。
その近くの藪でジョウビタキが戯れてるのが間近に見れたのでまぁヨシ。足元には形のいいキノコが生えていて秋っぽかった。

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案内図に「四の丸」とあった曲輪の横を抜けて下って、折り返した向かいの段々の上が「鐘撞堂」とあった場所。農作業用くらいの登り口はあったけど勿論通過。
その下には水汲み場があった。おお、城の水。ちょっと手だけ浸した。

水汲み場の向かいには2⃣の道標で「武節城址→」とあり、ここには案内札も立ってた。やっぱりこっちが表だったかぁと思えたけど、番号的には二番だった。
まぁ、こっちから登ってたなら間違いなく裏から帰ることはないだろうから、このコースで良かったんだろうね。
っていうか、道の駅にちゃんと案内図を出しておくべきだと思った。(けど、実はちゃんとあって前々回の点景の時は写真撮ってた。。その図ではこっち側のコースしか出てなかった)

後は少し城下の町の方まで歩いて回って道の駅に戻った。


この日の日誌

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道の駅 どんぐりの里いなぶ

ファイル 4035-1.jpg豊田市武節町針原の153号沿いにある道の駅。

何度か寄ってるトコで、点景は三度目。前回の点景で「ラリージャパン~見たいよなぁ」とか書いてて、まさかそのラリージャパン観戦で来れるとは思わなかった。
そしてあらためて、大屋根が特徴的でインパクトある道の駅だなぁと思った。

とはいいつつ、もうそんなに真新しいことはないだろうから今回は記事にせずに普通に食事して休憩かなーとか思ってた。

ら、

外のスナックコーナーでスゴイの見つけちゃった。

虫が苦手な人ゴメンなさいね。

「大スズメ蜂のカラアゲ」

これは初めて見た。ので思わず買ってみた。
写真にはハチの巣が出てたので、蜂の巣の唐揚げで濃厚なハチミツっぽいもんかとばかり思ってた。

ら、

おおおおおお まんまスズメバチだった!!

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とりとりさんと二人で食べてみたら。

ふたりとも声をそろえて「ふつうにうまい!」
川エビと変わんないです。クセもなくニオイもなくハチミツっぽさもそう思って食べてみれば微かに、、っていう気のせいレベルでしかなくて、姿だけ気にしなければ酒のつまみに丁度いい贅沢品。普通過ぎて驚いた。
いやいや、コオロギ食品が出回った時期には「わざわざコオロギなんか食うもんか」と忌避して試そうともしなかった私ですが、こうして道の駅でご当地ものとして売ってたなら珍しさで食べてたのかも―

もうお腹空いてたのでパクパクと手を止めずに一気に食べて完食。足の一本も残さずに食べちゃった。

で、さすがにこれでは満腹にならないので(ネタ的には満腹だけど)その隣りの蕎麦のコーナー「手打ちそば ころころ」で「月見そば」温かいの。揚げ玉は無料だった。
手打ちで新そばとあって期待したけどさほどでもなく普通だった。

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食べ終わって、とりとりさんがすぐ前の「武節城」に行ってみると言ってたけど、僕は「裏の日帰り湯でも行ってるわ」と言って共に裏から出ようとしたら「どんぐりの苗木 無料配布中」というのを見かけた。へー。全部どんぐりが生る木なのかな。さすが「どんぐりの里」だね。(コンビニ袋で並んでたから近づくまではゴミかなんかかと思った。。)
うちは庭ないけど庭のある宅のとりとりさんは「城から戻ってまだ残ってたらどれか一つ貰って行こうかな」と乗り気だった。
 
 
 
さて、項目またぐけど、城とか町とか40分ほど歩いた後に裏から戻って来たら、その裏の道の駅の第二駐車場で、ラリー塗装のカッコイイ車が町中を走って来て続々と集まってきていた。
看板には「RALLY for LOCAL」とあるだけで説明はなかったんだけど、これはアルペンクラシックカーラリー(ACCR)の車だそうだ。へー。

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広い駐車場の奥に間隔開けて並んで停めてたのでこれは見せるイベントだと思い、誘導してる人に聞きつつ駐車場に入ってみた。

一番目立ってたカッコいい車はやっぱりフェラーリ。348かと思いきや308だそうでスーパーカー世代大喜び。まぁイタリアのスーパーカーならできればランチャストラトスが見たかったけどね。
そして国産でカッコよかったのがトヨタセリカ。初代TA22型のダルマセリカ。いいよなぁ。まぁできればサファリで優勝したTA64型とか見てみたかったけどねぇ。(ワルデガルドのファンなので)

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写真は沢山撮りまくって並んでるの殆ど撮ってたけど、全部上げる体力はないので気に入った数点だけにしますがアシカラズ。ポルシェはこのポルシェらしいポルシェがいいよねぇ。この中では新しい方だけどデルタも四角くてカッコイイ。たっぷり見て道の駅に戻った。(これは別項目にしようかと思ったけど、道の駅の駐車場だったので一緒にしちゃった)

道の駅は裏口の入るトコの柱に「武節城址」の現地の雰囲気とは程遠い愉快なイラスト風なポスターがあった。出る時は逆向きなので全然気づかなかった。入る時に見せるより出る時に見えた方がイイような気がするし、このイラストで興味持つ人向けな城跡じゃないと思えてチグハグ過ぎて面白かった。

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そして行く時に見てた「どんぐりの苗木 無料配布中」は全然残ってた。さっきは人だかりがあったのですぐなくなっちゃうかもって思ったけど、人が集まってないと目立たないものだ。コナラ、ウバメガシ、マテバシイ、クヌギ、シラカシ、アラカシとあって、とりとりさんはクヌギをチョイス。大きくなるといいね。

そしてどんぐりカラーの郵便ポストも健在だった。どんぐりの色というか、どんぐりの里のどんぐりキャラ「グリッピー」のカラーだそうだ。
色々あって纏まりなさ過ぎだけど、たっぷり楽しめた道の駅だった。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:揚 餐:麺 植:樹 観:車 観:具 楽:催 道の駅

ラリージャパン2025 稲武観戦エリア

ファイル 4034-1.jpg豊田市黒田町休石の観戦エリア。

とりとりさんが抽選当たったチケットでありがたくラリージャパンを観戦。
ここはパーク&ライドということで、朝はまだ真っ暗な4時半のシャトルバスに乗って移動。ここは朝のSS2と午後のSS6の二回共見れるのでバス乗る前に巻いたリストバンドは一日中着けることになる。

バスを降りたのが5時前。山の車道の坂を少し登る。周りは完全に真っ暗だけど、道路は路肩にずっと灯り(百均のLED灯)が等間隔で置かれてたので足元に不安はなかった。

そして、観戦エリアはコースの道を渡って入る。このコースが時間で閉鎖されてしまうので一旦入ったら戻れないし、遅れたら入れない。で、まず場所取り。
まだ時間に余裕あってももう混雑してて、奥の方に進んでも最前は空いてなくて二列目で陣取った。あーこれで椅子がいるわけだ。今回自分はリュックになる折畳椅子で行ったけど、これはやっぱりちゃんとしたディレクターズチェアがいいね。

裏の丘の上に出店エリアがあるそうで、先にとり²さんが行ってきて(行ってる間とり²さんのディレクターズチェア借りて座ってた)交代でじゃぁ自分もと行ってみた。真っ暗な山道をちょっと登ったけど、ここも灯りが並んでて楽だった。

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上はかなり広い平らな広場でテント店が5か6くらい並んでた。
一通り見て一番奥の店で「しか串」を買った。
なんか、えらく小さくほぼ一口でおわってしまい味わうひまなかったけど、まぁおいしかった。

それとその隣りの店で「炭火焼き五平餅」。稲武のミネアサヒという米で稲武の杉の炭で焼いたそうだ。タレは選べて、クルミ醬油ではなくネギ味噌にしてみた。しょっぱくなく甘めだったけど、まぁおいしかった。

そして少しゆっくり大型モニターでラリー情報視聴。豊田駅前のイベント様子とか凄かった。

6時を過ぎると空が明るくなり出して、最後にこの稲武エリアオリジナルという旗を買って丘を下った。明るくなってると周りが紅葉してたのが見えてきて沸いた。

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そしてまだ暗い中何台かスイーパー(セーフティーカー)が通り過ぎて、明るくなった7時前強でSS始まってラリーカーがぶっ飛んできた。
ホントスゲー早くてどの車も一瞬だった。

このエリアは、直角に近いカーブを曲がって長く緩やかな下り坂の道で森に落ちていくレイアウトなんだけど、日陰のカーブを曲がった先で眩しい朝日が正面から照らす厳しい区間。でもみんなガンガン全開でぶっ飛んでて凄かった。そして心地よい爆音。さすがWRCの国際大会。生で見るのはビデオで見るのとは全然違って感激した。
そして一台一台間隔が開いてて、ワクワクしながら轟音と共に一瞬で駆け抜けていくエクスタシー。ラリー観戦ってこういう感じなんだと初めて知った。

マシンはトヨタのヤリスが一番多いんだけど、何故か撮った写真はヤリスばかりブレブレで、ヒュンダイとかフォードやシュコダは割とキレイに撮れた。
そして下のクラスはいろいろな車種が走ってきて、見る分にはそっちの方が楽しかった。ホンダも一台だけシビックのユーロRが走ってて意外だったので沸いた。
そして、とりとりさんが解説してくれるので情報的にも有難く楽しめた。

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8時半過ぎのコペンでラスト。スイーパーのランクルが通って少ししてコースの帰り道が開かれた。
あわてずにゆっくりコース横断して戻ってバスに乗ったのが9時過ぎ。半前に駐車場に戻った。
 
 
 
で、
午後は12時半過ぎにバスに乗った。このバスはすいてて悠々座れた。
1時にコースについて、すこしゆっくりした。朝と違ってポカポカで気持ちよかった。

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半に今度は二人で丘の上の出店エリアに登った。紅葉がキレイだった。
で、今度は無難にフランクフルトを食べた。あ、これ稲武の道の駅のなのね。あっちでは何度か食べたことあったけど、今日は食べてなかったのでちょうどよかった。

そして大型モニターでラリー実況視聴。前のSSの中継で車内からの映像とかリザルトとか解説とか楽しめた。だんだんドライバーも覚えてきて、やっぱり日本の勝田を応援しつつ、ちょっとトヨタだらけでワンメイクっぽい物足りなさを感じつつ、しかしまぁよくこんな山中の細い道をコースを選んだもんだと面白くなった。

そして2時に観戦エリアに下りて、半過ぎ強くらいでSS始まってラリーカーがぶっ飛んできた。
最初は朝と同じところで見てたけど、少しして場所を移動してみた。
まずはコーナーの正面。人多かったけど図々しく隙間潜ってコーナー正面で見えるトコに来てみた。力強くコーナーを曲がるマシンが間近に見えた!けど、そこしか見えないので数台見てまた動いた。
次はコーナーの少し先。最前の外人さんが余裕もって立ってたので横に入り込んで最前で観れた。ここが一番よく見えた。コーナー抜けて来た車が真っすぐすっ飛んでいく後ろ姿が長く見送れて良かった。

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暫くその外人さんのトコで観戦、WRCトップクラスの走行はここで見てた。WRC2の車くらいからまた移動してみた。
今度はコーナーの前の方で、坂を下って現れる車がコーナーに突っ込んで行くところを見てたんだけど、ここは木々と人の合間からその先までずっと走っていく車が見えたので、スマホの動画で追ってみた。意外と追えて写せたので気をよくしてここからは動画でばかり撮影してた。

けどやっぱ俯瞰で流して動画を撮るのはせわしないのと、日陰は寒いので、また移動。
最後にまた朝から椅子おきっぱの元の所に戻って観戦。何気に見やすい場所ではあったし日向だった。

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国内クラスの走行になって、86は腰ふってたし、他の車もライトつけてたりして楽しめた。
そしてこのSSでは昼に道の駅の第二駐車場で見てたACCRのヒストリックカーも走ってきた。おおいいねいいね。こういう車が走るのも見たかった。やっぱランチアデルタとか現役の時に見たかったなぁ。

SS終わってまたコース上の帰り道が解放される頃には日が暮れて暗くなり出してた。気温も下がって寒くなった。
バスは二台目で座って乗れて、駐車場に着く頃には完全に真っ暗になってた。丸一日たっぷりの観戦エリアだった。

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タグ:楽:競 楽:催 楽:乗 楽:映 楽:音 景:森 観:車 餐:肉 餐:餅 食:串

道の駅 もっくる新城

ファイル 4033-1.jpg新城市八束穂五反田の151号沿いにある道の駅。

新城ICの出口ド真ん前で、初めて来た。っていうか知らなかった。151号は滅多に通らないし、そういえば去年こっちに来た時は257号から長篠城跡方向に折れたのでこっちは通ってなかった。
っていうか、自分の運転じゃないので場所すら把握してなかったけどね。

とはいえ、折角寄った初めての道の駅だけど、真夜中で真っ暗な2時過ぎでは、トイレ休憩だけだろうとは思いつつ、まず「新城・奥三河は鶏の町」と掲げられた入口をくぐった。

まーさかそんな関西の道の駅のようにご当地ものの面白い自動販売機とかあったりはしないだろうなと見てみたら、、、おお!
さすが鶏の町を掲げるだけあって自販機に「鶏とろ唐揚げ」というのが売ってた!ナイス。迷わず買っちゃった。ボタン押すとこの液晶パネルでは鶏のマスコットが踊ってた。

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そして電子レンジも近くにあって温めて食べられた。ナイス。
ってわけで、真夜中にもかかわらず新城名物の鶏とろを唐揚げでゲット。ベンチでとりとりさんと分けて食べた。
んー。まぁ感激するほどではなく普通に普通なやわらかい唐揚。レンチンじゃ仕方ないか。でもまさか何か食べれるとは思ってなかったから満足。いいねいいね。自販機キテルネ。

ベンチの前にはラリージャパンのポスターが貼ってあって気分も上がったし、この自販機のもあった。「もっくる自販機」というらしい。おにぎりとかサンドイッチとか入ってることもあるそうだ。(チキンカツにぎりはおいしそうだ)

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天井を見上げると、最近流行りな木組み風な感じになってて今どきながらいい感じ。
そしてこれも最近の流行りの「熊出没注意!!」がここにもあった。新城市内で出たそうだ。ラリー大丈夫か?とか思った。

この日の日誌

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刈谷PA

ファイル 3973-1.jpg刈谷市東境町吉野の伊勢湾岸道にあるパーキングエリア。

去年寄ったばかりで二度目の立ち寄り。
つい最近、高知の子が家族で車で横浜に来た帰りにここに寄ってハイウエイオアシスで遊んで日帰り温泉入って楽しかったーという話をしてて「えびせんべいは買った?」と聞くと「寄りたかったんだけど忘れて出発しちゃった」だそうで、じゃあ通り道だからお土産に寄って買ってってあげようかなと思って来た次第。
どうせ伊勢湾岸道は乗るし、いつもあまり寄り道しない愛知県ネタで、刈谷城跡も歩けたからこういう行程はアリだよね。

ってわけで、今回はパーキングエリアはスルーでまっすぐハイウエイオアシスに歩き、その中ほどの「えびせんべいの里」に直行した。
いや、実は自分も前回はここちょこっと覗いただけなんだけどね。
えびせんべいと言ったら知多半島の方って印象だったけど、入口に知多半島の地図があってそっちにある本店と市場店が紹介されていた。あーやっぱりそっちの店だったのね。(じゃあイカ焼きも焼いてほしいw)

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なかに入ると列ができていた。そうそう、前に覗いた時も混んでて気になってたんだよね。
この列は試食コーナーの列。店内其々の商品箇所ではなくて試食をコーナーに集めて堂々と八種類の試食を楽しめるコーナー。すごいね。
並んでみたら、回転よくそんなに待たずにコーナーに進めた。
今日の試食は「えび薄塩」「えび味醂」「ごぼう」「ソース」「ひまわり」「げそ味醂」「トマト&バジル」「海老ちらし」の八種。浅い紙のカップに取り放題ということだけど、一応カップの上に積んでもう殆ど手のひら一ぱい。たっぷり食べられてどれもおいしかったけど、なんかどれがどれだか分かんなくなってた。。

で、けっきょくどれを買ったらいいか迷いつつ、いろいろミックスの大と小を買ってみた。どれもおいしかったからこれで間違えないだろう。いい土産になった。

ファイル 3973-3.jpgこれで用は済んだんだけど、ちょっと小腹すいてきてたので軽く何かたべようかなーとフードコートを見てみた。
「名古屋めし」とある所がやっぱり気になって、「きしめん」くらいなら丁度いいかもと、それとちょこちょこ「八丁味噌タコ焼き天」と「串味噌カツ」をつけてみた。

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うん、きしめんは名物だしおいしいしベラベラで楽しいけどちょっと食べづらいよね。
そして串味噌カツはまさに味噌カツ。いいねいいねもう一本買えばよかった。
そして変わり種の八丁味噌タコ焼き天は、、衣がかたくてタコ焼きの良さも味噌と会ってないようでイマイチだった。これは失敗。

でもいい感じの昼食で楽しめた。ホントはガッツリ食べたいメニューが多いんだけどね。遅い朝食がガッツリだったもんで今日は軽めで。また来ようと思った。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:楽:買 楽:験 餐:菓 餐:麺 餐:肉 餐:揚 食:串 観:P

亀城公園

ファイル 3972-1.jpg刈谷市城町にある刈谷城跡の公園。

駐車場は野球場の入口前に4台くらいの小さいのがあって裏の川の方には広い駐車場があったっぽかったけど、別に球場関係者用と書かれてるわけでもないのでそこに停めて歩いた。

公園は城跡本丸部分らしくこんもりと小さい丘になってた。
入口近くに案内板があってそれが公園の地図かと思ったけど、よく見たら「構想」とあり、こういう風に改築する予定ですという案内地図だった。
それによれば「石垣・隅櫓・堀などを復元」するそうだ。わー来るの早かった。いつ造るんだろうか。(そういえば野球場は無くなって堀と広場と駐車場になってた。。解体されちゃうのか?)

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そして舗装されて歩きやすい坂を上って本丸に出た。
公園ぽい公園だけど「亀城公園」の石碑にはちゃんと刈谷城からの歴史が書かれてたし「刈谷城本丸跡」の標柱や案内もあった。

刈谷城は天文2年(1533)に水野忠政の築城で亀城とも呼ばれ、徳川家康の生母於大の方の育った城だそうだ。城主は変わりながら明治まで残り廃城。その後国や士族や町の所有となり、昭和の初期に公園となったものの大戦中は高射砲陣地になり、昭和44年に高台一帯を日本庭園に造成して整備された公園になったそうだ。もうこれは城の跡はほとんど残ってないということだね。

それでもその本丸跡の西縁は土塁の体をなしており、その上に植木の刈り込まれた道ができていた。うん、まぁ城跡らしいかな。
木々茂って日陰がちな道で途中一ヵ所割られて赤い橋が架かってた。その先を少し上ると建物があった。

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中に入ると冷房きいてて天国だった。いやいやそれよか刈谷城の模型があった。この本城とある上の郭と本丸とある腰郭みたいな一段下の郭が公園だね。復元するという隅櫓は石垣側の赤い屋根のもので、この建物がある所が白い櫓のある所だね。

この建物は展望台にはなっておらず二階は予約利用者しか上がれなかった。

冷房を惜しみながら外に出た。表に下ると案内があって、この建物は大正時代に士族の会合場所として造られた「十朋亭」という建物で、昭和47年に改築したそうだ。江戸時代の城の頃には戌亥櫓という三層の櫓があった所だそうだ。ん?三層?模型では屋根二階だけど中は三層?

さてこの「十朋亭」の裏からもまた土塁の上の道が続いてたので、また上がって林の木陰を歩いた。

途中、クヌギの実が沢山落ちてたので、クヌギの木を見上げつつ合間の空を見上げつつ生った実を眺めた。日陰が多いのは日差し暑い夏には嬉しいけど、少しは外を眺められる箇所も欲しいものだ。
っていうか、気がつけば蚊に刺されまくってて痒くて参った。

そして土塁の西側はどん詰まりで少し戻って下った。
ずっと近くで聞こえてたセミの声に本体を探しながら歩いてたんだけど、最近どうもセミが見つけられなくて悔しい。今日は辛うじて一匹見つけられてよかった。(けど写真見てみたらアブラゼミでガッカリ)

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土塁から下ると藤棚とキジのいるゲージがあった。奥で大人しくしてるキジをよく見ようとゲージに近づいたけど、日陰に入ったとたんに蚊の襲来を目視。すぐに日向に逃げ出たら去った。こ、こいつら、、鬼かよ。

腰郭っぽい一段下に下ると子供用の遊具があった。っていうか懐かしい遊具!まだ設置してるトコあったんだね。これ、高速で回して楽しかったなぁ。

ファイル 3972-5.jpgそして水堀跡の城池。これは堀にしては広いから公園にするときに池として広げたんじゃないかなーとか邪推したけど、これは実際この大きさの現存遺構らしい。失礼しました。

近付くと水はきれいではなかったけど、トンボは沢山飛び回ってた。シオカラとコシアキで珍しくはないけど、コシアキトンボはずっと飛び回ってるイメージなので枝に停まってるのは珍しいなと写真撮った。

っていうかやっぱここも蚊が多くて辟易。ひと回りしようかと思ってたけどヤメて車に戻った。蚊には困ったけど歩くにはいいくらいの城跡公園だった。(車で塗りまくった「ウナコーワエース プレミアムL」がすぐ効いた。こういう薬は高いの買ってて正解だわ)

この日の日誌

タグ:観:園 観:城 観:模 観:具 観:池 植:実 動:虫 楽<困

道の駅 筆柿の里・幸田

ファイル 3971-1.jpg幸田町須美東山の23号バイパス沿いにある道の駅。

何度も寄ってる道の駅で点景も四度目。だけどここんトコしばらく寄ってなくてなんか久々。むしろ対向車線側の西尾の道の駅ばかり寄ってるような、、ここんトコは東海道方面は行きより帰りに通る事の方が多いかも?

ってわけでなんか懐かしい気さえする道の駅だけど、今日はトイレ休憩。
ここの名物の柿の季節でもないしね。

かわりにこの季節は桃なのかね。桃売ってたしソフトも桃だった。
ちゃんと「幸田町産の桃を使用」とあったのでソフトクリーム買ってみた。

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んーおいしい、ちゃんと桃の味。いい感じの甘みで爽やかだった。
そしてなんか売店の横には植木鉢に長ナスが植わってた。「幸田町特産」とあった。そういえばつい最近暑さに寄るナスの不作のニュースを見たばかりなのでなんか微笑ましく眺めながらソフトを舐めた。(曲がって丸まりそうになってるのは暑さのせい?)

ファイル 3971-3.jpgその後は一応店を見てまわって、情報館の方もまわった。
航空写真で見る道の駅付近の昔と今という掲示が面白く、なんか昔からバイパス道路を通したくなるような地形だった。
それと、子供たちの描いた絵も貼り並べられていたけど、みんな柿の絵だった。かろうじて二本ナスが混ざってて確かに特産なんだと納得。でも桃はなかった。。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:冷 植:実 観:絵 道の駅

道の駅 にしお岡ノ山

ファイル 3839-1.jpg西尾市小島町岡ノ山の23号沿いにある道の駅。

バイパスの蒲郡方面からしか入れない道の駅。逆の名古屋方面は「筆柿の里・幸田」というのがあって、そっちの方がよく寄ってるかも。柿も印象的。
ここは、、お茶が名物なんだっけ。
なんか抹茶系のお菓子で無理して点景にしたような気がする。。(と、振り返ると2回点景にしてた。意外とこっちも寄ってるようだった)

さて、トイレの後で何か食べられないかなーと店を覗くと、奥の方にちゃんと食堂があった。そうだっけ。あーでも朝はモーニングセットだけだった。。あーね。

ファイル 3839-2.jpgで、店内を見てまわったら、面白そうなのあった。
「抹茶トースト」学校給食で大人気!だそうだ。
それと「イカフライのレモン煮」西尾のソウルフードだそうだ。
買って車に戻った。

ここに寄った目的は、まずトイレで、次は仮眠。
ちょっと寝てから買ったものは食べようかなと思ってたんだけど、やっぱ気になって先に食べた。

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「抹茶トースト」は甘くした抹茶をフレンチトーストのように染み込ませて焼いた食パン。
思ったよりもおいしくて、なるほどこれが給食で出たら大喜びだわと思った。

「イカフライのレモン煮」はこれもまた甘いレモンに浸したイカフライ。
これも意外とおいしく、レモンとカツの芳ばしさがイイ感じでイカの歯応えが程よく、酢の物のような揚げ物のようなおやつのような面白い食べ物。コレはもっと人気になって普通に目にする惣菜になってほしいと思った。(でも、点景を振り返ると前回も食べてたのをすっかり忘れてた。。おいおい)

ファイル 3839-4.jpgペロリと食べ終えて落ち着いてみて、やっぱり眠気あったのでそのままシート倒さずに仮眠した。(倒すとガッツリ寝ちゃいそうなので)

ストンと寝て、ハッと起きたのが40分後。
ちょっと前までは15分くらいでスッキリしたもんだけど、まぁその分しっかり眠気消化。
起きたら天気よくなってたとか道空いてたとかそういうことはなかったけどいい休憩になった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麭 餐:揚 道の駅

長篠城址

ファイル 3801-1.jpg設楽町清崎中田にある城跡公園。

長篠と言えば武田家滅亡の一端となった「長篠の戦い」が超有名で、そこまではさすがに歴史に浅い自分でも当然知ってて、151号などで通過して「長篠」の地名を見るとああとは思ったけど、戦は野戦で城の攻防ではないからか、ここに寄ってみようと思った事はなく、毎回通過してた。

で、今日は手前で見かけた看板が赤と青の派手な文字色と磔にされた裸の男の絵とで秘宝館ぽくて気になって寄ってみた。

なんか思いのほか地味ーなとこで店もなく、駐車場は広いけど舗装が古くてあまり観光地として大事にされてはなさそうな感じだった。
駐車場から歩くとすぐに白壁の櫓風の建物で「長篠城址史跡保存館」というのがあった。有料だけど220円なので躊躇なく入った。

館内はモロ昭和な感じの資料館で大きなガラスケースで資料展示。
すぐ前にあった門は城の現存物かと思いきや「亀姫屋敷門」長篠の合戦の後に新城に城を移した奥平信昌に嫁いだ家康の長女亀姫の屋敷の門だそうだ。。城じゃないんかい。

そして「長篠の戦い」の戦いの資料展示になるけど、一番のメインは看板にもあったはりつけの男「鳥居強右衛門」名はすねえもんと読む。絵巻の物語のように命をかけた伝言と磔処刑の説明があって、長篠城を救った英雄として旗にもなって代々語り継がれたそうな。
いやぁ英雄にしてはこの図柄は、、っていうのが正直なところで、落ち武者頭はともかく物凄い腋毛と褌からはみ出す陰毛の凄さがインパクト強。去年のNHK大河でもしっかりこの英雄譚をやってて大好評だったそうだけど、陰毛までは再現してなかったようだ。

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さて、合戦の話もちゃんと解説されてて推移はよく分かったし、鉄砲や甲冑の展示もあったけど、鳥居強右衛門のインパクトの方が上でサラッと流して見て出た。

さて、保存館を出た後は城歩き。長篠の合戦後に廃城になった城なので造り以外の遺構はなく、軽く本丸跡を歩くだけ。
この保存館の前は本丸前の帯曲輪跡だそうで、保存館があった所も堀があってその前の砂利の広場に土塁があって、往時はぐるっと回って本丸に進んだところを真っすぐ行けるように整備しちゃったらしい。

駐車場前から湾曲してた立派な堀も、本丸前の土橋跡からは埋められて公園のような溝になっていた。

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本丸は広ーい広場で平らで草は刈られれてて歩きやすかった。
大きな「長篠城本丸跡」の標柱のあるこんもりしたトコが櫓跡のようだ。どんな櫓があったのだろうか。

奥の端は柵の先に線路があって、「武田軍五砦」と「鳶ヶ巣の戦い」が解説されてたけど、文字がかすれて読みづらかった。
鳶ヶ巣山には白い幟が立っていた。砦を構えてたトコかな。
野戦の三段構え(実際には無かったらしいけど)よりもこの5つの砦を鉄砲隊を主として奇襲して武田の武将を撃ち取ったことこそ鉄砲の大戦果だったようだ。

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この線路は一段低くなってその先の先が「野牛曲輪跡」となっていた。往時はこの線路の所に土塁があって鳶ヶ巣方向を見る櫓台があったそうだ。実質天守?

そして北側に残る土塁には赤い鳥居が並んでたのでちょっとくぐって土塁を登ってみた。
ら、土塁の上まで並んだ鳥居の先には神社も祠さえなく、「城藪稲荷様移転のお知らせ」という案内があった。鳥居だけ残すのはどうかと思うけど、鳥居がなかったら土塁に上る道もなくなりそうだから良かったのかな。

保存館の前に戻って館前のパネルを読むと、この解説が一番簡潔でわかりやすかった。

そしてスタンプ台もあった。鳥居強右衛門のスタンプを押してみたら、腋毛と陰毛がなかった!こんなのすねえもんじゃないやい。

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最後に駐車場の前に「さかさ桑」というのがあった。
なんかもう伸び放題伸びた髪の毛のように前の道に蔦葉が流れ出していたけど、よく見ると確かに桑の葉で驚いた。こんな枝垂れてる桑は初めて見た。なんでも落ちのびた武田勝頼が突き立てた杖から出た桑だそうだ。いや、それはこじつけじゃないか。元は退路の豊川(寒狭川)沿いの集落にあったもので、近年枯れたのを惜しんで土地の人が新しいものをこちらに植えたとあった。え、なんで?すね衛門への?

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道の駅 したら

ファイル 3800-1.jpg設楽町清崎中田の257号沿いにある道の駅。

ここも初めて寄る道の駅。この257号沿線は少し手前にも道の駅あったけどどこも全然寄ってなかった。。何度も通ってる道だと思ってたけど、この区間は通ってなかったのかな。。(日誌を振り返ると、2003/04/19、2001/10/07、1993/2/21というあまり寄道しなかったCR-Xの頃に通ってた)

さて、この道の駅はなんか新しく、入口の看板ロゴからカッコよく駐車場の舗装もキレイだった。けど混んでて、停められないかも―と思ったけど、タイミングよく出る車がいていい位置で停められた。
なんかチョイ食いできたらいいなーと店に歩いた。

けど、店に行くまでもなく手前の駐車場前にレトロな電車車両が静態保存されているのに気づいてそっちを見た。
「電車のりば」とあって、駅のホームのようになってて、間近で見れると思いきや車両内にも入れるようになってて沸いた。いいねいいね。

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床は簀の子が置かれてたけどその下に従来の黒い木の床が見えた。上がるとまず運転席もよく覗けた。
車内は片側がガラスケースとパネルの資料館になっていて、片面は昔のままの形と思われる座席になっててくつろげた。

これは豊橋鉄道田口線で使われていた「モハ14」大正14年(1925)製造でなんと来年で100歳。昭和43年(1968)に田口線は廃線になってこの車両も廃車。廃車になってからの方が長いのね。ずっと郷土資料館で保存展示されていたそうだ。

道の駅は人多く賑やかだったけどここは静かで雰囲気良く、切符棚などのレトロな資料展示も面白く、少し寛いで休憩した。

もうこれでこの道の駅は満足だったけど、まぁ一応店の方も見ておこうと移動。なんかいろいろあったけど、サーッと見て奥に抜けると、隣接して「設楽町奥三河郷土館」というのがあった。
二階の展示室が有料のようで一階の展示は無料で見れた。明治期の農民家というのが、実際の廃屋の資材を使って部分再現されていて、完全な形ではないけど雰囲気を見れ、説明の模型なども楽しめた。

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建物は新しく、窓も大きかったので、階段で二階に上がってみたら眺めよかった。前の川がよく見えて、少し先の簗なんかも見えた。

さて、有料の郷土館は¥300、ケチる額じゃないけど、初めて寄ったくらいの馴染みのない地区だから見てもピンとこないだろう、、と、思ったけど、別に急いでないし、むしろ今日は後は静岡で予約した宿に向かうだけだからゆーっくりでいいし、手前の道の駅では焼きそば食べるだけで一時間もかけてたくらいだしw、、ってわけで、折角だからと入ってみた。

したら(ダジャレじゃなくて)中は今風なカッコいい展示で、え、こんなトコでどうしたの?という県立並みのデザインされた資料館になってて驚いた。
入ってすぐの、山の野生動物や鳥の剝製や昆虫の標本なんかは、ゴチャッと並んでたら昭和のまんまのヤレヤレなハコ物に思えそうなものだけど、しっかり区分けされてパネルやVTRなどで分かりやすく、丁寧で凝った展示。鉱物の展示などはもう石がずらっと区分けされて並んでて、ただ眺めるだけでも圧巻だったし、土器などもガラスケースで宝のような展示で楽しく見れた。

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そして民族風土の展示でスポット的なジオラマ模型がいくつもあって、見てると新しいものと古い作りの物がうまく混ざってた。
最新の模型は細かいし、動きやドラマも感じやすい表現豊かな造りだから、ジオラマ好きとしては模型の古さでガッカリしがちな資料館見学だけど、ここは新しくリニューアルする以前の郷土館に展示してたものを基本にしてうまく混ぜて展示してるんだと思え、感心しつつゆっくりじっくり見てまわれた。

ファイル 3800-5.jpgってわけで、大満足。まるで馴染みない地方の郷土館をこんな楽しく見れるとは思てもみなかった。300円ケチらなくてよかった。っていうか、たまには地元の資料館とかも行ってみようよwとか思った。

郷土館を出ると廊下側の大きな窓からも川がまた見れた。アユ釣りしてる人が見えた。

そしてこれでチョイ食いしても蛇足でしかないし、色々あったけどそこまでインパクトあるものも目にとまらなかったので何も食べずに車に戻った。
飲み食いしないでここまで満足の道の駅ネタも珍しいかもしれない。寄ってよかった。

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