富津市萩生の127号沿いにある海鮮料理店。
内房名物の「黄金アジフライ」を食べてみたいとは思うものの、この先の金谷の人気店はテレビやネットで更に話題で気が遠くなるような行列の店。
なので其処以外で食べれるトコは無いのかと友達のシバオが探して見つけたのがこのお店。で、集まって来てみた次第。
で、なんとか午前中に来てみたら駐車場はギリギリ停められたけど、店は満席。やっぱ人気。
行列にはなってなかったけど、帳面に名前と車のナンバー書いて車で待ってれば呼んでくれるというシステムだったので列になってないだけだった。
ってわけで、まだしばらく待ちそうなので、店のすぐ先にある「黄金井戸」に歩いてみた。
「黄金井戸」は国の天然記念物「ヒカリモ(光藻)」の発生地。
127号を走ってていつも気になってて、前に一度立寄ったこともあったんだけど、季節違いで何も無い水たまりだった。。
なので、こんな冬の今日もどうせ見れないだろうとは思いつつ、時間潰しでみんなで歩いて来てみた。
ら、 季節云々ドコロか「崩落の恐れ有り 立入禁止」で閉鎖されていた。。
なので、まあ仕方ないか。とその隣にある崖の上の神社に登ってみた。
階段三階分くらいかな?そんなに苦でもない登りだけど、竹岡港からの東京湾が眺められる神社。階段で振り返るとコンビのように揃えたような衣裳の二人が並んで登ってて笑えた。
眺望は、まぁ曇っちゃってたからイマイチ、、、イマサンくらいだけど一応対岸の三浦半島は見えていたし、手前の竹岡港(萩生港)の上空に群がってたトンビとかも元気にピーヒョロロ言ってた。
神社は「皇神社」。小さい社で由緒とか案内板とかは無かった。
「黄金井戸」は自己責任で覗いてみる?どうせヒカリモは見れなそうだからやめとく? と思いきや、洞窟の池を覗いてみたら、少しだけど黄金色の藻が浮いていた。
この「ヒカリモ」は自発的に発光するのではなく、差した光を反射してキラキラ輝くのだそうで、こんな曇っちゃった日では光ってる感じは薄く、黄土っぽいアクのような感じで残念では有るけれど、少しでも見れて満足。
とかなんとかのんびり歩いて店に戻ると、ほどなく順番で呼ばれて入店。
30分待ちだった。
席についてメニュー迷わず4人とも黄金アジの「黄金定食」
が、
「ごめんなさい、黄金定食はもう売り切れなんです」。。。
ガーン!
ここまできて目的の黄金アジ食えず終いか、、と思いきや。「黄金アジフライは単品であります」と。。ん?
この「黄金定食」は一日限定二十食の鯵フライと鯵たたきがセットになったサービスメニュー。限定じゃない普通の「鯵フライ定食」でも鯵は同じ黄金アジだということだそうだ。
だったら、と、みんな「鯵フライ定食」をたのんで、プラス「鯵たたき」二人前たのんだ。これでほぼ一緒だよね。
ってわけで無事に竹岡の黄金アジフライ登場。
小ぶりだけどアジフライ四枚でたっぷり味わえる定食。
黄金アジってどんな感じか?と、食べてみたら、ふわっふわで驚いた。アジだよね?こんなに違うとは思ってなかった。
なんか深海魚のような柔らかさだけど、ぐずぐずじゃないしっかりした身のアジで、こーれはんまいね!なるほど人気でるわと納得の鯵フライ。
うっかり四枚ともソースかけちゃったけど、僕はアジフライは醤油派なので「いけねー」と思ってたら友達が一枚換えてくれて醤油で食べられた。(うん、やっぱ醤油だ)ごろちゃんありがとう。
尾っぽまでカリッとおいしく食べられた。
そして「鯵たたき」は御頭付きで新鮮たたきたて。
(写真は一人前分)
黄金アジは文字どおり黄色い体の魚だそうだけど、育ち方が違うだけで普通のアジと種類は一緒なので頭だけだとわからないね。
たたきもサラリと甘く美味しかった。
一人だったら追加で一人前はたのまないだろうからみんなで来て良かった。
おいしかった。
会計は四人で割ったら「黄金定食」より安かった。あれ?(こっちの方がサービス的じゃね?)
と、ご満悦の昼食になった。
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