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天の川公園

ファイル 1843-1.jpg神崎町神崎神宿にある公園。
ここは以前一度その名前に興味持って休憩で来たことあった。(10.09.11)
その時は銀ヤンマなどのトンボが多く飛び、水もきれいで穏やかな田舎の小川って印象だった。(んだけど)

混んだ道の駅の代わりのトイレ休憩がてら久々に来てみたら、川沿いの草はきれいに苅られてはいるものの、水が澱んで藻だらけでちょっと荒れたような雰囲気になってた。
いや、晩秋の枯れた季節だからかな?初夏なら緑きれいでいい印象なのかも?

あーなんか「天の川」というイメージからはどんどん離れちゃってちょっと残念だなぁ、、なんて思ったけど、少しのんびり眺めてたらトンボがいっぱい飛んでて、水際にはイトトンボも見れた。おーいいじゃん。

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写真に撮れたのはアオモンイトトンボ。思ったより割と一般的なんだね。
赤いのはアキアカネ。赤くないのはそのメスで羽の端が黒いのはノシメトンボ?少し憶えてきたぞw

ファイル 1843-3.jpg水際のトンボを写真に収めようと思ってたら、ズルッと滑った。
あぶねあぶね。足元の土がゆるゆるで危なくずるずるとドロドロの川に落ちるとこだった。
気を付けないと。
そしてこのゆるい土が小さい生き物には絶好の繁殖地なんだろうから壊さないようにしないと。
と、あまり踏み込まないように心がけて歩いた。

で、西の上流側に少し歩いたらカエルも発見。足元近くでぴょこぴょこ逃げるのがアマガエル。一番好き。
のそのそ逃げるのがダルマガエル。もう冬眠したいのかな?動き鈍かった。

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それ以外にも川の水面の水草の上にもカエルは沢山いて、そっちは素早くかなりの距離取って逃げてたのと西日方向で眩しくてよく見えなかった。
公園の奥の茂みの合間の橋を渡って川の対面に折り返したんだけど、こっち側は岸から距離あって逃げるカエルを捕捉できなかった。
部分的にコスモス咲いてたりして辛うじて公園らしさが垣間見えた。

一旦中央の駐車場前の橋まで戻り、やっぱ水面の逃げるカエルを撮りたいと思ってもう少し散歩。
東の下流側に歩くと、浅い水面に小魚の群れが見えた。
まあメダカじゃぁないよね。カダヤシだろうね。
外来種だけどこうして群れるとかわいいし、蚊が減るならありがたい。メダカの学校のつもりでその姿を楽しんだ。(メダカだったりして)

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そして川の先にはマガモの親子が水面で何か食べ回っていた。
脅かすつもりはないけど、歩いてたらかなーりの距離で羽ばたいて逃げちゃった。あ、ごめん邪魔するつもりはなかった。

そして鴨よりはずーっと手前だけど、やっぱり距離置いて水面を逃げるカエルが沢山、、というか大量にいた。
なんか逃げるときチッチッチと鳴いてる、、、あー京都で聴いたような。。
逃げる態勢のやつをデジカメのズームで捕捉して見てみたら、やっぱりウシガエル。
っていうか、、かわいくないねー牛蛙。外来種だからという差別ではなくて黄色い目と口先の変な丸さがかわいくない。
っていうか、国産のカエルを川の端に追いやってるように思え、逃げ足速く川を席巻したような数の多さがおもしろくない。

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とかなんとかいいながらも、沢山の生き物にあふれた公園を存分に楽しんで一時間も歩いちゃった。
(細やかで賑やかな逃げるカエルや泳ぐ魚を星に例えるなら、なるほど「天の川」と言う名も納得!とか思えてきたw)
こんな近場のパッとしないトコでも充分楽しめちゃう自分に呆れるような嬉しいような。。

荒れたようにしてたのは生き物の為にわざとなのかもね。
すっきりした人間向けの爽やかな公園より、ごちゃっとしてドロッと放置されたような環境の方が生き物には楽園なんだろうね。
なーんか、沼とか荒れ地とかヤバい方向に興味が向いて来た気がする。。

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