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富田さとにわ耕園

ファイル 2779-1.jpg千葉市若葉区富田町にある観光農園。千葉の芝桜スポット。

ここに来たのは三度目のつもりだったけど、日誌を見返すと二度目が見つからずひょっとしたら二度目かもしれない。。
その前回からは七年ぶり。名前も「さとにわ耕園」なんて柔らかい名前に変わってた。
体験農園とかできる施設のようだけど、「緊急事態宣言により5月6日まで休館します」とあった。

でも、花畑が閉鎖されてるとか言う事はなく、割と大勢の人が集まって歩き回っていた。。
これ、前来た時は雨だったし、花も満開は過ぎた感じだったので人がほとんど来てなかったけど、普段の花の季節はどうなんだろう?もっと混んでるのかな?思ってた以上に人がいて驚いた。
自分の同じ穴のムジナだけどね。マスクして歩いた。

なんとなく前来た時より広場が多く、ぱっと見花畑縮小されたかな、、と思ってたけど、帰って前回の写真と見比べるとほぼ一緒だった。

まずはその広場の先に青系の花畑で始まる。薄紫の芝桜とネモフィラが植えてあった。んーこの青さもキレイだよね。

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ネモフィラの左はポピー畑かな、これはチラホラしか咲いてなかった。
ちなみに7年前はここら辺からピンクの芝桜が始まってたけど、ポピーが梅園、ネモフィラの所がツツジになってたので、今の方が先が見通せて広々してる。

少し芝生の広場をはさんで芝桜の本編開始。
広場で走り廻る子供連れを避けて横断すると、芝桜の手前に丸太のベンチが並んでた。これは以前なかった物。ゆっくり座って、広がる芝桜を低しい視線で眺められて実にイイ。まずはここで鮮やかな花を堪能した。

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そしてメインの花畑を眺めながらまず外周をまわって歩いた。心なしかピンクより薄紫や白の方が多い気がしたけど、その方がメリハリあって良く思えた。
あんまり鮮やかすぎるピンクにずっと囲まれていると、なんかもう生きてるんだか死んでるんだかわからないような不思議な気分になっちゃうので薄紫や白の花で意識をつなげたww

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ぐるっと回って中央に架かる橋のような展望路を渡った。
花は濃い所はしっかり咲いて密集してたけど、まばらでまだこれからって所も多く満開はまだ先なのかもって感じだった。

のんびり眺めながら歩いてたら、頭上で飛び回るヒバリが花畑に下りるのが見えたのでカメラで追ってみた。
花の間にもぐってみたりチョコチョコ走り廻って遊んでるのが撮れた。餌になるような虫でもいるのかな? 

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ラストは思い切りピンク。 あーくらくらするw
やっぱ晴れた日に来てよかった。
そしてやっぱりこれで無料なのはありがたい。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:植:花 観:園 景:季 動:鳥

優善

ファイル 2778-1.jpg印西市平岡にある蕎麦食堂。

東方向のドライブで頻繁に通る定番コースの356号利根川土手道から古い方の356号に逸れてすぐなので、もうすっかりお気に入りで何度も寄ってる店。(と、此処までコピペ)

新型コロナウイルスの伝染流行で緊急事態宣言とか外出自粛要請とか飲食店にも厳しそうなこういう時だから、お気に入りの店にはなるべく行って応援したいよね、、とか思ってたけど、来てみたらいつもより車も停まってて店内も混んでたw

で、今日は何か面白いメニューあるかなーと黒板の「今日のおススメ」を見ると、そばミニ白エビ天丼というセットが気になった。
けど、それ以上にその黒板の上の手書きの張り紙の「元祖チョコつけそば」というのが気になった。。うわーこれは冒険だなー、此処のそばは普通においしいのに敢えてチョコかぁ。勿体ないような、、
と、たじろぎつつも冒険。「ミニ白エビ天丼のセットでそばを『チョコつけそば』にってできますか?」と聞いてOKだったのでそれにした。

ファイル 2778-2.jpgまずは先にミニ白エビ天丼が出てきた。
これは間違えないでしょ。しっかりエビの味。エビは殻や尾が風味強いから丸々食べれる小型のエビのかき揚げの方が味はイイんだよね。
まさか千葉で白エビを食べるとは思わなかったけど、やっぱいいね。

と、ひと口ふた口食べてたら例の「元祖チョコつけそば」が出てきた。ので、先にそちらを食べた。

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これは、ココアみたいなチョコで食べる蕎麦かと思いきや、だしのつけ汁にチョコを溶かしたくらいのもので、味は合ってて違和感なく普通においしく食べられた。っていうか、違和感がないのが意外だった。
甘さでいえばうどんのゴマダレほどの甘さはなく、だしの味を補佐するくらいの風味で悪くなく、そばのおいしさも損なわずに普通にツルツル啜れた。冒険のつもりだったけど平和だった。

てわけでおいしく昼食を平らげ、また会計の時に「どうでした」と聞かれて素直に感想を言いつつ「また面白いメニュー楽しみにしてます」と言って店を出た。
かといって、変な方向に走りすぎたメニューの店にはならないことを祈るw

ちなみに前回の点景

タグ:餐:麺 餐:菓 餐:甲 食:丼

海ぼうず

ファイル 2775-1.jpg銚子市新生町の銚子漁港中央市場前の魚料理店。

此処は以前CR-Xに乗ってたくらいの頃に何度か来て食べてた店。そういえばかなり久々。(この点景をつける前かと思ってさかのぼってみたらギリギリつけ始めの十年前に来てて書いていた。ので十年ぶり)
とくに何かあって来なくなったとかそういうわけではないので念のため。
市場前に並ぶ海鮮料理店の中にあって小さめの店で、入るとすぐカウンター席なのでなんとなくひとりでも入りやすい印象だった。

ファイル 2775-2.jpgそして店の前にメニューが張り出されててわかりやすく、以前は千円以内のずけ丼とかあってリーズナブルな印象でもあったんだけど、さすがに十年もたつと千円以内は無いか。。(最後に来た十年前でもすでになかったらしい)

たのむのを決めて入店。入口のガラスにあったシーマンみたいなイラストそっくりな店主はまだそのまま厨房にいた。
今日は銚子で閉めちゃった店とかなくなっちゃった店とか見てきたので、こうして以前と変わらない店にも来れてホッとした。

たのんだのは「さわらのあぶり丼」
店内のメニューにはなくて、あれ?づけだったっけ?炙りだったっけ?と迷ってたら「づげでも炙りでもどちらでもできますよ」と言われてまた迷った。でもどちらかというなら炙りかなぁ、、と炙りにした。

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これがうまかった。サワラうめー。炙りでよかった。
さっぱりした白身ながらとろける舌ざわりの脂といい香り。サワラってサワラの匂いあるよね。うまい魚だった。
そういえばサワラを食べてウマい!って思ったのって九十九里だったかな。西の魚って印象だけど千葉でしか食べたことなかったかもw
ここんとこ高知高知言ってたけど、千葉は千葉でいいよね。
おいしく満足の昼食だった。
 
 
ところで魚へんに春と書いて鰆:サワラだから旬かなーとか思って食べたサワラだったけど、銚子あたりでは三月くらい迄が旬だったそうだ。ギリギリかな。ってか春の魚じゃないんかい。(西日本ではこれからが旬なんだそうだ)

ちなみに十年前の点景
もっと以前のコワク

タグ:食:丼 餐:魚

とん亭 九十九

ファイル 2756-1.jpg横芝光町屋形にあるトンカツ料理店。

県道から屋形海岸へ入るトコにある駐車場の大きなちゃんとした店。何度も前を通ってるけど、九十九里に来てトンカツ食べようとは思わないよなぁ、、とか言って寄る事はなかった。けど、昨晩おいしい魚を食べたばかりで今日は魚以外を食べたかったし、もう空腹でどこでもいいから寄りたい気分だったのでむしろ丁度よかったと寄った。

その広い駐車場はガラガラでひょっとしたら午後休みかな?とか思ったけど暖簾書かかってて普通にやってた。
っていうか店入ったら奥の座敷は賑やかだったのでマイクロバス送迎の団体客とか来てそうだった。

ファイル 2756-2.jpgさて、今日も悠々と自分の車が見えるテーブル席に着いてメニューを見た。「ロース味噌焼き丼」が目についてそれにした。
けど、「それは平日のランチメニューです」といわれ、土日はロース味噌焼きにご飯セットになるそうで1000円超えるから躊躇した。。
で、
ケチったのもあるし、そういえば入口入ってすぐ見た水槽のアジも気になってたのもあって、地元メニューというのもあって「なめろう茶漬け」にした。

たのんでから「あ、魚にしちゃった」
とか思ったけど昨日はサーモンでこれは靑魚だし、、
あーでもそれを言ったら銚子に行って靑魚でもよかったしーと、安易な判断を悔やんだ。

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うんおいしい。アジもいいしだしもいい。
おいしいはおいしいけど、量の少なさとあっさり感からこれは、酒の席の締めで食べる料理だなって感じ。
あーケチらずにロース味噌焼きご飯セットにすればよかったーと、自分に負けた気分でいっぱいだった。

くやしいなぁ、いつかリベンジしたいとこだけど、でも豚肉食べようって気分の時にここまで来ることはないと思うし(多分豚肉だったら手前の栗源で食べる筈)

料理はおいしかったけど微妙な気分の食事になってしまった。反省。

タグ:餐:飯 餐:魚 楽<残

道の駅 しょうなん

ファイル 2751-1.jpg柏市箕輪新田の県道沿いにある道の駅。

うちから一番近い道の駅。
っていうか普段の定番の手賀の道の大津川コースから沼コースに進む間にあって、しょっちゅう前を通っているけど、いつも混んでるイメージから寄るのは希で、最近になって意外と食堂が(道の駅にしては)遅くまで開いてて夜は空いてておいしいから夕食にも使えるなーと気付いたものの、数えるくらいしか寄ってはいなかった。

で、その食堂は朝も早くからやってるようなので、たまの朝ドライブで朝食食べるのに丁度いいかなと思って来てみた。

そういえば今年年始に寄ったときに、入り口前に店頭屋外販売が出てないのが珍しく新鮮だったと思ったけど、今日も何もなくわりと普通の事だったようだ。

まずは産直売り場で軽く買い物。
ここで売ってるおにぎりも何気においしく、食堂で気になるメニューがなくて何食べるか決まらなかったらそれでもいいかな、、とか思いつつ先に来てしまった。しまったw 

ファイル 2751-5.jpgと いうのは実は嘘。
ホントは買い物が目的で食事がオマケのついで。
今日夕方に会う高知の子に「ぬれせん」のお土産を買いに来た。
前に一度あげたらおいしいおいしいと気に入られて、通販で買うくらいハマったそうで、いい贈り物できて嬉しかったのでまた持って行こうと思って来たのでした。

ファイル 2751-2.jpgってわけで何食べようか迷ったw
季節メニューは「豚骨冬野菜ラーメン」おススメは「ねぎレバ炒め」、、んーなんかいまいち気が乗らない。
腹具合イマイチで食欲薄いから「朝がゆセット」でいいかな、、と店内に入ると、ここは焼き立てパンもあって「柏3大野菜(カブ・ネギ・ほうれんそう)ピザ」というのが目にとまったのでそれにした。
さすがにそれひとつじゃ少ないから柏の肉まんの高い方「幻霜ポークまん」もたのんだ。

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ピザはカブとネギとホウレンソウとか地味だよねーとか思いつつ、これが丁度よくておいしかった。野菜いいね。

幻霜ポークまんは角煮がトロトロでいい甘味。大きめのナスやシイタケが入って柔らかくておいしかった。
だけど挟んだサンド風(バーグ風?)なので片側から食べると逆から零れちゃうので注意。(スマホに垂れてベタベタになっちゃった)これは運転しながら食べない方がいいタイプなので店内で食べれて良かった。

空いた店内で窓から手賀沼を見ながらのんびり食事。軽くだけどいい食事になった。

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沼の前の河津桜がまだ咲き始めでチラホラくらいしか咲いてなかったので、食後少し歩いて来ようかと思ってたけどやめた。

久々の平日朝だけドライブ。
以前は空いてる道をスイスイと時間の限り走り廻りたい感じだったけど、もうこうしてのんびりしてても心地よい感じになってきてしまった。。年とったなぁ、、
って、そういえば今日は誕生日だっけ。まさに、年とったわw
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:麭 餐:饅 景:湖 道の駅

白鳥の郷

ファイル 2750-1.jpg印西市(旧本埜村)笠神の田圃にある白鳥飛来地の池。

10年以上前から何度も来てるトコで点景も二回つけてたかな。でも最近は白鳥飛来地といえば茨城の菅生沼の方が雰囲気良くて好きで、こっちはしばらく来てなかったと思う。
今日は何となくここらで折り返そうと思ったので「じゃあたまには」と寄ってみた。

田圃の道はもう忘れちゃったかなぁ、、とか思ったけど、来てみたら憶えててスンナリ来れた。

そして、ひょっとしたら今年はかなりの暖冬だからもう白鳥は北へ帰っちゃったかも―、とか、そもそも此方まで南下してないかも―、、とか思って鳥も人もいないかとも思ってみたけどアニハカランヤ。
車は思った以上に手前からずっと路駐の列が続いてたし、白鳥も沢山いて飛んでるのも見えてうれしかった。わーい。

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そっか、ロケーション的には自然ぽい沼の菅生沼の方がいいけど、鳴き声を聴くにはこっちの方が近くて鳥も多くていいわ。
吹奏楽の音出しのリハのような沢山の混ざったいい音が耳障りよくて心地良くて音浴休憩。

池の前は道の反対側にある管理のプレハブで日陰になってたけど、それでもこの時季の夕方にしてはやっぱり気温高めで楽でいいや。ゆっくり眺めてられた。

来てる白鳥は二種類でコハクチョウ(小白鳥)とオオハクチョウ(大白鳥)でもそんなに極端な大きさの差でもなくこんだけ沢山で混ざってるとどれがどれだかわからない。見分け方は嘴の黄色い部分で、先にとがってるのが大白鳥。まっすぐ切れてるのが小白鳥。写真で見ると小白鳥の方が断然多かった。

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鳥たちは密集した中で自由に動き回って、水中を弄って沈んだ餌を啄んでたり、狭いのに羽を広げてみたり、そんな狭い中にわざわざ着水して来たり、、と、傍若無人。
そして周りとケンカして喚きあったり突きあったりしてた。(喧嘩してるトコの写真とってたら手前のやつはハート作ってて笑った)

気が荒いのかじゃれ合って楽しんでるのかはわからないけど、そういえばカモの方が細かく密集してたけどカモはケンカしないのね。
カモが密集して一斉に水中を弄ってるトコとかあったけど、尖った尾が並んでなんか別の生き物のように見えた。

ちなみに掲示板に出てた今年の最大飛来数は823羽。去年の606よりは多いけど、一昨年やその前よりは少ないのかぁ。
(前回最後にここに来たのは1280羽の2014年!今年より全然多かったのか。。逆に毎年来るようになってオフ会で集まって来たりした2006年が506羽と不作だったのが意外だった)

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傾いた陽はどんどん落ちて、そんな夕日に向かって飛ぶ白鳥を写したり見上げたりしつつ三十分ほどのんびりして車に戻った。
 
 
ちなみに前回の点景
         
 それと昔のコワク

タグ:動:鳥 観:池 景:陽 楽:音

道の駅 ローズマリー公園

南房総市白子の県道フラワーライン沿いにある道の駅。

しばーらく来てなかったけど以前に数回は寄ったことある道の駅。クジラバーガーとかあってコワクにもしてた所だけど、館山に住んでた友達と最後に来た時には売店は閉鎖されちゃってて、てっきり潰れたのかと思ってた。南房総は道の駅が多いから閉鎖して減るのも仕方ないのかなーとか思ってたけど、、
その後前の道通っても案内表示は残ってて、道の駅としてはまだあるようで、リニューアルしたのかな?と思い、たまには寄ってみようと思いつつ、、ずーーっと来てなくて、日誌を遡ってみるとその売店が閉まってた2011年4月以来の9年ぶり。もうそんなになるのね。

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で、どんなもんか来てみた。
、、、やっぱり店は閉まってて完全にもぬけの殻。なんだこれ。

でも店も閉まってトイレもないこんなトコで駐車場にはけっこう車が停まってたのが不思議に思い案内板とか見てみたら、ローズマリー公園の方にも駐車場があり「はなまる市場」というのがあるそうで、あ、そっちを作り変えてメインにしたのね!と気が付いて移動した。

ファイル 2735-2.jpgら、こちらにはその「はなまる市場」という大きな農産物市場があって大繁盛。駐車場もほぼ満車。それでこぼれた車が以前の道の駅の名残の裏の駐車場に停めてたのか。
でもまたそっちに戻るのは億劫なので寄らなくてもいいかなーとか思ってたトコで出た車がいて端だけどタイミングよく停められた。

たしかこの駐車場の場所も以前は公園の一部で花壇とかあった筈だけど、思い切ったなぁ。ローズマリー公園のオマケみたいだった道の駅が、逆にローズマリー公園をオマケみたいにしてて、まぁこうあるべきだったんだよねと個人的には納得。

店に入る前にスナックコーナーがあって、ソフトクリームを食べてた。けど、それよりクジラメンチが気になってそっちを購入。
「揚がるまで10分少々かかりますが」と言われたので、その間公園の残った部分や売店見て歩いて来ようと思い丁度良かった。

けど、先に売店を覗くとこれが驚くくらい充実したお土産コナーで驚いた。
なんといっても菓子の試食に汁や茶の試飲が充実してて素晴らしい。これならおいしそうなものを迷わず買って帰れる!と感激して試して回った。(結局何も買わなかったけどw)

で、店出たらとっくに10分たってて公園の方まで行けなかったw

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「くじらメンチ」はクジラ肉そのものでかなり密度濃く食べ応えあった。正直、クジラや食べ慣れない肉の風味が得意じゃない人には完全不向きの振り切ったメニュー。僕もそんなにクジラが好き!ってほどではないので一気にペロリとはいかなかったけど。「あークジラだわ」と味わいながらゆっくり食べた。初心者はコロッケくらいがいいんだろうね。

クジラのあとは枇杷ソフトも、、と思ったけど、お客並んでたので、取り敢えず先に公園でも見るかと歩いた。

公園は元「シェイクスピア・カントリー・パーク」というテーマパークの名残で、シェイクスピアの生家を模した建物を中心にその時代のイギリスの建物と庭を再現してるんだけど、今では(2011年ころも)建物の中が中国物産店になってたりして珍妙な雰囲気だったりする。
そのシェイクスピアの生家の部分は、以前は有料だったと思うけど、今は自由に入れるみたいなので中庭側から入ってみた。
建物がコの字型につながった雰囲気ある空間で面白かった。

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奥の建物は劇場のようで中は見れたけど暗かった、
「展示室2階」との案内で二階にも上がれて、テラスのようなつながった廊下からいい眺め。傾いた西日眩しく気分良かった。

そしてシェイクスピアはまるで興味ないんだけど、せっかくなので一応展示室ものぞいてみた。
ら、
思いのほかいろいろ置かれた展示室。(写真ブレブレで申し訳ない)
劇の一場面のような石膏像がいくつかあり、何より目を引いたのが小さな紙人形がひしめき合う大きなジオラマで、テームズ川河原広場の五月祭風景や16世紀のグローブ座の劇場風景。
一体一体動きがあって、これはシェイクスピアがまるで分らない僕でも思わず見入ってしまうくらいだから、好きな人はたまらないんじゃないかな。

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他にも壁にはそれぞれの劇の一場面の人形ジオラマが説明とともにあって面白かった。(これはガラスの映り込みで写真失敗)
シェイクスピアが好きな人が少なくはないとは思うけど、一般的ではなくテーマパークは失敗なのか。
物産店の方は人が多かったのに、こっちを見に来てる人はチラホラだったし難しいんだよね。自分も歩いて来るまでは廃園をネタに冷やかしのつもりだったし。。でも、これらが残って無料で見れるのはありがたいと思ったし、またこの紙人形の箱庭は眺めに来たいなと思った。

ファイル 2735-6.jpg展示室の一階は洋風雑貨の売店になってて、ぱーっと見て外に出たら道の駅の「インフォメーション」とか出てた。え?インフォメーションのコーナーなんてあったっけ?とか思いつつ車に戻った。

結局、枇杷ソフトは忘れてたw
けど色々楽しめて満足した。
 
 
ちなみに2007年のコワク

タグ:餐:揚 餐:肉 餐:飲 観:建 観:庭 観:館 道の駅

房州らーめん

ファイル 2734-1.jpg南房総市千倉町白間津の410号沿いにあるラーメン店。

「房州」と地域名を冠するラーメン店だし、ハマグリだし、ずっと前から410号を通るたびに見かけては気になってはいた店。
ただいつも帰ってからは忘れてたし、次に来ても海沿いの道に進んじゃって通らなかったりだし、館山に住んでた友達に旨いラーメン屋に連れてってもらった時も話に聞かなかったし、とか思ってたらTV番組で見かけてこれは混みそうだとか思っちゃったし、で、なかなか立ち寄る機会に恵まれなかった。
そもそも房総に来たらできれば普通に魚料理が優先で、多数ある道の駅での食事もあり、ラーメンなら竹岡式ラーメン、ガウらーめん、かじめラーメン、生海苔ラーメンといろいろあって、外房は勝浦タンタンメンが浮かんで辛いだろうからパス、、と、思い出す機会がそうそうなく、すっかり忘れて店前を通過して「あ、、、」なんてことも数回あってフリダシに戻る。

でも今日は、館山を出た128号で見かけたこの店の看板で思いだしてやっと来れた。
410号もすいてたけど半端な時間だけに店横の駐車場もすいてて悠々駐車。店に入るとテーブル席とお座敷だけだったので、空いてる時間に来れた良かった。ナイス。

ファイル 2734-2.jpgそしてメニュー見るまでもなくたのむのは「房州はまぐりラーメン」と決まってたけど、伊勢えびラーメンやなめろうラーメンとかもあって南房総ならこっちの方が名物では、、と少し気持ち揺れたけど、やっぱり「はまぐりラーメン」にした。

待つ間はメニューやテーブルや張り紙にある素材の「こだわり」を読んで、TV取材のことやサインなども見てゆっくり待てた。
汁は伊勢海老と蛤のWスープ、麺は特注生卵麺、富津産の海苔に天然塩、活ハマグリで一食ずつ作り、蛤の重さで個数は変わります「今日は大3個」とあった。(この値段で出して大丈夫なのか?とか余計なこと思った。長く続いている店だから余裕だろうけど)

で、「房州はまぐりラーメン」登場。

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んー これはウマい。
ハマグリいいねぇ、これはいい。
普通ラーメンは麺が主役で汁がBGMというかムードというかテーマというか主役を包んで立たせるものって思ってるけど、これは逆。
汁と蛤が主役でプリッとした麺が案内役でその素材をたてていた。
そういえば「大3個」と書かれたハマグリだけど、4個入ってたw
汁飲むときの海苔もナイスアシスト。
「ラーメンの汁は飲むな」という人はこれ食べなくていいです。よそ行って長生きしてください。

今日は午前中からずっと食事したかったものの、ここまでポカポカ陽気で気分よく通過して来ちゃってて、やべーまた何も食べないで帰っちゃうパターンか、、とか思いかけてたトコで名物的ないい店に寄れておいしい食事できて満足。(館山からは「鴨川おらが丼」にしようと向かってみてたけど、多分どこの店入ろうか決めかねて通過してたと思う、、)
できればまた来たい。「なめろうラーメン」も食べてみたい。

タグ:餐:ら 餐:貝

大鷲神社

ファイル 2730-1.jpg栄町安食の356号の折れる前にある神社。

土手の方の道が開通する以前はこっちの町中を通る356号が本道でよく渋滞してた角で見える神社で知ってたし、10年以上前にとあるサイトで記事にされてるのを見て気にはなってた神社。
たまには寄ってみようと何気に思い続けて今日やっと寄ってみた。

駐車場は鳥居の先にちゃんとあった。知らずに今まで袋小路で停められなかったらと躊躇してたのがアホに思えた。。

停めて車を降りて境内の案内図を見ると、神社は丘の上で参道の坂は二つ。男坂という正面をまっすぐ登る急な石段と、横に廻ってやや緩やかに登る石段の女坂。

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まぁ僕は男だから男坂だな!
と、気合い入れて正面から登った。一気に登れたものの運動不足な上に暮れ正月の飲み食いでまた太った中年後期の体には少々きつく、登り終えた後呼吸を整える休憩が必要だった。。
そんな状態を誤魔化すように、坂を振りかえって見てみたり、手水舎にあった「縁結びの森」の解説を読んだりして休んだ。
この坂の周りの斜面の森には、寄り添う形の樹が多いそうだ。いいなぁ。。

そして参拝。
そういえば今年はまだどこも神社に寄ってなかったからこれが初詣。「今年は寄り添うようないいことがありますように」ごりやくあったらまた来よう。

境内には末社だけでなくて色々あって、力石は重くて持ち上がらなかった(持ち上げようとも思ってなかったけど)
その横には「日本武尊お手植えの松」というのがあった。細く小さい松なのでその太古の松の子孫ってことかな?

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それと裏の本殿の塀には「琴を奏する彫刻の不思議」という案内文があり興味深かった。
この神社で12月に行われる酉の市の舞台で歌った無名の歌手が、翌年ブレイクして紅白に出るという事が続いたそうで、この琴の彫刻のご利益かと言われてるそうだ。(ここには瀬川映子、三笠優子、松原のぶえ、鳥羽一郎、冠次郎と言う名が上がってた)去年は誰が歌ったんだろう?
彫刻は琴のだけではなく、周りの龍や獅子や波も立派で、他の面には囲碁をする彫刻や、餅を投げる彫刻?(甕を割る彫刻だそうだ)などもあって、琴だけを注目するのは勿体ない雅な本殿だった。
この本殿の建立は天保2年(1831)だそうだ。

本殿の裏は木々で隠れてたけど合間からちょこっと町が見下ろせた。眺めよさそうなのにもったいないとも思うけど、住民からしたら覗かれたくないだろう。

そして女坂の方から下った。
この一段下の石段の折り返しに「魂生大明神」というのがあった。
実はこれがとあるサイトで見てた記事の本題。
千年くらい前の延喜年間頃におこった庶民の素朴な性信仰の男根神の神社。
実は今年の初夢は珍しく淫靡な内容で、正夢にならないかなぁとか思ってたトコで、そんなこともあって今まで立ち寄ってなかったこの神社に寄る気になったというのが正直なところ。

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中には大きな石の男根や木の男根が並び、絵馬のように願いが書かれた小さな男根もたくさん並べて奉納されていた。なんかこれはスゴイなぁ。
ちなみに石のは高さ2.5m、周囲2.3mで日本一なんだそうな。。マジか。
願いはみんな子宝に恵まれるようにと真面目なもので、淫靡な運気が上がりますように等というのは無かった。(そりゃそうだw)
これは女性か夫婦で来るところだね、、場違いに思いさーっと見てすぐ出た。

さて、社から出ると正面の先に「子授けの大樹」という木が立っていた。真ん中の窪みが女陰を示しているってことだろうけど、これはあまりリアルでなくピンと来なかった。

それより石段の折り返しの所にあった「合体椎の木」というのが良かった。

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これは見事な対面座位で合体してますね。躍動感あってなかなかリアル。階段を少し降りて下からみてもしっかり合体して見える完成度の高さ。これ天然でこんな形になったのかな。すごいな。

これは今年いい事ありそうだと、がんばるぞーと、気分よく女坂を下った。
見所ありすぎの凄い神社だった。
(そういえば男坂の途中にあるという「夫婦杉」というのは探したけど見あたらなかった。。無くなっちゃったのかな?)

タグ:観:宮 観:石 観:飾 観:一 植:樹

屋形海岸

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横芝光町屋形にある太平洋に面した九十九里浜の海岸。

何度も来てるお気に入りの海岸なので、点景にも何度もしてるかと思いきや四年前に一度してるきりだった。。意外。

ここはもう駐車場の前が高低差なくそのまま砂浜。
だので散歩しやすいのはいいけど、逆にきれいに舗装された駐車場と手前の道は日によっては砂に埋まってたりして、それが意外と深かったりしてタイヤ空転してハマりそうになったりすることがあるのが難点。

それとまあここまでモロ海岸なのは車体にもよくはないんじゃないかと思う。
けど、自分は軽い休憩だけでそんなに長居するわけでもないのでいいかな。

車から海を眺めるだけでもいいんだけど、天気いいから降りて歩いてみた。ら、風が強くて自動ドアになったw

そして(ドラクエウォークしながら)浜にも歩いた。
強い風を少しはよけられるかと、盛り上がった小さい丘の間を通ってみたら、、逆に流されてきた砂が丁度顔にあたって最悪だったw

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砂浜は広く長いさすがの九十九里浜。
もう冬だけど伸びた西日もまだ温かく、風が強くても寒くはなかった。
そして強い風に流された砂が縦に模様を作りながら足元を舞い進んでいて面白く、足元は横に波状の砂紋が作られていた。(鳥取ではなかなか見つけられなかった砂紋もここなら見放題w)

そして波打ち際には鳥がいて、今日はカモだった。(スズガモ?)
ひょこひょこ歩いて砂を彫って虫かなんか啄んでたり、ひょこひょこ泳いで波に洗われたり乗ったりして遊んでた。

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砂の風の縦の模様は、波打ち際手前の色の濃い部分でなら写真でもわかるかな?
形を変えながら揺れて混じって形変えて流れる砂の模様が楽しかった。

そんな感じで浜を歩いて車に戻った。

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車では風でドアが重かった。。開ける前に車体に映った自分を写してみた。
そういえばCR-Xの頃は車体に映る海とか撮るのが好きだったなぁ、、と今の車で試してみたけど、起伏あるデザインでパッとしなかった。

車内で少しゲームしてから出発した。

ちなみに前回の点景

タグ:景:浜 景:海 動:鳥