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おせんころがし

ファイル 2437-1.jpg勝浦市大沢にある太平洋に面した岸壁の断崖。

二度ほど来た憶えがあってこれで三度目だと思う。
けど、そういえばコワクにも点景にもしてないねぇ、、なんでだっけ。(あ、そっか、、)
最初はその「おせんころがし」という名前にどんなところだ?と興味持って来てみたんだっけ。

今回は単純に海でも眺めようと思って寄った。

128号からの入り口の広い所で車を停めて少し歩く。
前はもっと先まで車で進めた記憶あるけど、今はここの細い道の入り口に車止めがあった。

その丘の切れ目の笹と藪の間の道は、真正面からの西日が眩しかったけど、勾配もないしコンクリ舗装されてて歩きやすく、ゆっくり海岸に進んだ。

海の少し手前に石柱があった。「孝女お仙之碑」だそうだ。

ファイル 2437-2.jpg

そして海岸に出たとこで道は行き止まり。(右に折れて断崖を進む道は廃道になり藪に埋もれている)
崖の手前に柵が立っててそこから海を眺めた。

ファイル 2437-3.jpg柵を越えればもう少し先から広く海を見れそうだし、どれだけ高い崖か下を覗けそうだけど、特別高いトコが平気なわけでもないし、もちろん目が眩んで落ちて死にたくないのでそんな事はしませんよー。

こんな感じかなと案内板を読みつつ少し戻ると、石柱の脇から裏に登ればもっとよく眺められそうだし、そんな感じで何人も登ってそうな感じだった。ので、登ってみた。

まぁ、もともとビビリーだから危なそうならすぐ戻るつもりだったけど、思いのほか普通に登れて、さっきよりも眺めは開けたし手を伸ばせば崖の下の写真も撮れた。(下に道があったんだね)

ファイル 2437-4.jpg

ここでやっとすぐ西に延びる128号旧道の崖の道が見えた。
あっちは細いなりにもしっかりした道で、ドライブで何度も通って楽しんでいるし、そっちからこの「おせんころがし」の崖を眺めたりもしてたので、分かってはいたけど思ったよりも下に見えた。
そっちはちゃんとした道があって、こっちにはないのは、やっぱり高さと斜度と崩れやすそうな地質からかな。

そしてその先の入道ヶ岬のロウソク岩から、西日に照らされた眩しい海、そして正面の青い海、チョイ東の小さな岬までをゆっくり眺め、すぐ脇のさらに高く切り立った崖も見上げた。
満足して岩肌を下り、来た道を戻った。

行きで眩しかった道は、戻りは影がクッキリ。日陰とのコントラスト強くてそれはそれでよく見づらかったりもしたけど、水仙が咲いているのには気付いたりした。

ファイル 2437-5.jpg

車を停めたトコまで戻ってきたら、横の藪でガサッと音がした。
目を向けるとシカみたいな獣がこっちを見てて目が合った。
あまり慌てる様子も怖がる様子もなく、少ししたらゆっくり振り向いて藪の中に去って行った。
シカかなと思ってたけど、足が短くて寸胴だったので違うようだ。
(帰って調べたら「キョン」だった。あー増えて困ってるという外来種ね。こんなに普通に見かけるくらいいるんだね)

ところで、この「おせんころがし」の由来。
強欲な庄屋の一人娘「お仙」が身代わりになって領民達にここから落とされたという事件からついた地名だそうだけど、さっきの案内板には「いくつかの悲話が残されています」とあったので、ころがされたのはお仙だけではなさそうだ。。

ネットで検索しても昭和の戦後の母子四人を突き落として三人殺害した殺人鬼の事件とか普通に出てくる。。

そういうこともあって、一応ここは心霊スポットとしても有名なようだ。
ということを、最初に来た時に帰ってから知って、不気味な感じしたからコワクにしなかったのかもね。
二度目は知ってて来てみたら「なるほどやっぱり不気味な感じするトコだわ」とか感じて(石柱もお墓みたいだし)、へんなもの写ったらヤだから写真も撮らず退散した気がする。

今回はなんだろうねー。人が死んでる場所なんてあちこちいくらでもあるから気にしてたらいい景色見れないよーって気分かな。キョンが出て来ても驚かなかったしw こんな気分の時に来れて良かった。

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