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道の駅 信州新町

ファイル 740-1.jpg長野市信州新町水内の19号沿いにある道の駅。

どちらかといえば、あまり広くない道の駅。駐車スペースも両脇にちょこっとと店の前面だけで時間によってはすぐいっぱいになっちゃう感じ。
店は広いけどやや古めで、道の駅になる以前から地元で親しまれてた、、って雰囲気。
それだけならば、それほど寄る気が起きないトコだけど、、ここのメインはなんといっても食堂!
そばがうまいのだ。

ファイル 740-2.jpgもう来店何回目かな?
旨い蕎麦がある道の駅は割と多いけど、僕はここが一番好き。
全然気取らず一人で気兼ねなく食べれる食堂タイプなのに、奥で地元(左右高原)産そば粉を石臼で挽いてバンバン打ってる本格手打ちのソバ専門店「そば信」。
勿論うまい。
しかも安い。(ざる:480円)
更に朝8時半からやってるありがたい店。

まず普通さー、他の道の駅で「美味しい本格手打ちそば!」なんて言ったら、だいたいどこも若干の敷居の高さがあって、一人じゃ入りづらいとこが多いし、たいてい混んでて、連休中なんて順番待ちでしょ。
(多分ここも雰囲気変えて和風のこじゃれた感じにして開店11時半からとかにしたら間違いなく行列になるよ)

入口にはさりげなく「信州食の祭典」で連続金賞獲得の賞状とかが椅子の上に乗せられて置いてあった。
すげー。競争率高そうな信州での金賞の蕎麦なのに、飾らなさ過ぎてかっこいい。


ファイル 740-3.jpg「ざるそば大盛り」を注文して、待つ間はお隣に行く。
その隣は信州名物手作りおやきのコーナー。
何種類も焼いてます。
こちらは焼けてあればすぐに頂けるので、蕎麦待ちの間の前菜がわり。
今日は野沢菜と、秋のナスを食べた。
いやいや前菜とか言っちゃったけどこれはこれで美味しくて、立派な本格おやき。
辛いものと辛くないのがちゃんと別れてて安心して選べるのも嬉しい。(他だと割と辛いのがデフォなとこ多い、、)
この道の駅はいたれりつくせりなんだよね。

ってわけで、ざるそば登場。

ファイル 740-4.jpg

いやもう褒めすぎてもしつこいだけなので、言わずもがな。
蕎麦湯はカウンターに鉄瓶に入って温めてあってご自由に。

いやー満腹満足。

タグ:餐:麺 餐:饅 楽:証 道の駅

大黒食堂

ファイル 727-1.jpg千曲市上山田温泉の県道沿いにある食堂。
何で見たかすっかり忘れてたけどネタ帳にしっかり「ニンタレカツが絶品の店」と記入してあった。

店の場所は県道沿いながらわかりづらくちょっとマニアック。朝顔のツタでお店半分以上隠れちゃってるし。。
こういう感じの小さな店だけに、さすがに店内は満員で気付けば店の前で待ってる人もいた。
まぁ一人待ちだけだったから自分も並んだ。

十分待ちくらいで入店。
さっそくニンタレカツ定食を注文。
待ちつつ店内見るとラーメン食べてる人も多く、それがまたうまそうだった。。いやいや普通のカツ丼でさえうまそうで惹かれる。うわぁ近所だったらなぁ、、、
後から来た女性ペアは二人でニンタレカツと小ラーメンとか頼んでた。え、そういうセット技アリなの?小ラーメンなんてメニューに出てないよ。。悔しー。

さてそしてニンタレカツ登場。

ファイル 727-2.jpg

こ、これは、んまい!

にんにくネギ醤油のタレはカツにバッチリ。
そのカツ自体カラッとカリッと美味しく揚がっててうまい!
妙に不揃いなカットもアクセントで面白い。
これは、どれもこれもと迷う前にまずニンタレカツを食べてよかった。
また来たいなー。
っていうか、こないだ黒部の帰りにネタ帳見てきてればよかったね。

タグ:食:定 餐:揚 植:花

道の駅 上田 道と川の駅

ファイル 726-1.jpg上田市小泉の18号上田坂城バイパス沿いにある道の駅。
手前から脇の岩山が見えてて景色良さそうな道の駅。
その岩山は「岩鼻」というそうだ。

まずは先に何か食べられないかな?と思って店を覗いた。

なんかここ、新しくてきれいな道の駅の割に売店はそんなに大きくなく、食堂もパッとしない、、っていうか、あれ?食堂は?
なんかレジで頼んで奥の休憩所で食べる変な形。朝だから?
判りづらかったけど、「道と川の駅ドック」というホットドッグが当地限定とか出てたので気になって食べてみた。

ファイル 726-2.jpg「ソーセージは一味と香味とリンゴ味から選んでください」だそうで、リンゴ味と言うのを食べてみた。
長野だしね。

ほんのり甘いソーセージ。
ふーんおもしろい。
いわれなきゃリンゴとは判らないけどイイ味だった。
パンはフランスパンぽい少し顎が疲れるタイプだけどおいしかった。

ファイル 726-3.jpgさて、道の駅の裏に歩くとその「岩鼻」が大きく見えた。
なるほど鼻っぽい。
千曲川に削られて出来た地形だそうだ。

上に展望台っぽいのが見えたけど、道の駅で登る道を説明した手書きマップ見たら判りづらそうな変な道っぽかったので、ここから眺めて終了。

ファイル 726-4.jpgその道の駅裏の広場には「半過古墳」があった。
説明を読むと、18号上田坂城パイパスの工事で発掘された古墳群の内の一つだそうで、「10号墳の石室」の移築復元だそうだ。
復元ものか。
一緒に見つかった骨とかも復元しててくれたら面白かったのに。

そしてメインの広場では「安全・安心イベント2012」というのが催されてて、パトカーやら白バイやら消防車やらが集まってた。
パトには近づかなかったけど他のは見てまわってみた。(長野で捕まった事はないけどね)

ファイル 726-5.jpg適当にまわってたら声かけられて案内説明されちゃった。
これは国土交通省の災害対策車。大災害時に基地局となる車輛だそうだ。
中は広くきれいな詰め所。
よっぽどの災害ではないと出動しないらしく最近はもっぱらイベント用だとか。
衛星をつかった通信システムというのもあった。

ファイル 726-6.jpgそれと降雨体験車「雨ニティー号」。
ずっこけそうな名前。。
すいちゃってて「どうぞどうぞ」というので水害降雨を体験してみた。
合羽と傘と長靴履いて中に入って雨量20mm、50mm、100mm、180mmと体験。
んーイマイチ。180mmでも大したことなかった。
こんなもんかなぁ?普段のゲリラ豪雨でももっとすごいような気がするけど、、

なんか、ほんとに休日ぷらぷらしてるだけの暇な人って感じの取り留めなくのんびりした休憩。
このくらいのゆるさがいいよね。

タグ:餐:ば 景:崖 景:洞 観:遺 観:車 楽:催 楽:乗 楽:験 道の駅

コスモス街道

佐久市内山の254号沿いに9kmに亘って植えられたコスモスの咲く区間。

ファイル 725-1.jpg最近では割とあちこちで目にするコスモス街道だけど、昭和の昔からずっと続いてるここが元祖だと思う。ここが有名になってあちこちでやるようになったんじゃないかな。(バブルの頃は渋滞が恐ろしかった。。)

何度も通り抜けてはいたけど、こうして車を降りて歩くのは初めて。
今でも駆け抜ける眺めこそドライブだ!なんて思ってるけど、たまにはいいやね。

さて、駐車場からは脇の川沿いの道のコスモスを見ながら歩く。
国道沿いだけじゃないんだ。
きらめく川をバックに赤いコスモスが風に揺れてキレイだった。

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ファイル 725-3.jpgそして少し歩いて国道を跨ぐと「コスモスまつり」の会場?があった。
ここはコスモス畑になっていて、真ん中に櫓台が組まれてて少し見渡せた。
んー。他所でもっと広いコスモス畑とか見てるから、広さ的にはそんなでもない感じ。
やっぱここは道沿いにずっと続くのがいいんだね。

ファイル 725-4.jpg

結構人集まってて、こんな朝からイベントやってるのか?とか思って見てみたら、これから山登る人たちが集合してただけだった。。

ファイル 725-5.jpgそんな感じで、駐車場への帰りは国道を歩いて戻ってみた。

東から西へ歩くとこんな感じ。
花はみんな後ろ向いちゃってる。。
これは風の方向?それとも朝日を背に咲くのがコスモスの習性?

ドライブで駆け抜けるだけなら佐久から群馬への東方向に走ったほうが花は断然きれいだな。

タグ:植:花 景:川 観:道 楽:催

姨捨棚田 田毎の月

千曲市八幡にある聖山の裾の斜面の棚田。
ここは毎回403号で通過する度に、長野盆地を見下ろしながら「そういえばここら辺に棚田があるんだよな、、」とは思いつつ、その場所がどこだか分からず変な道に入り込みたくなくて寄らずに気になってた場所。

今回はまず手掛かりをと「おばすて観光会館」と言うトコに来てみた。
広い駐車場の端に停めてみたら、それは蕎麦屋だったww
でも県道の向かいにお寺があって、姨捨の案内もあったので手掛かりはゲット。少し先に棚田の駐車場があるらしい。
でもその前に、目の前の岩が展望台になってるっぽいので登ってみた。

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「姨石」というらしい。姨捨山に捨てられた老婆が石になったという伝説とか、芭蕉が眺めて詩を詠んだとか、いろいろある昔からの月見の展望岩らしい。
ゴツゴツのさざれ石の巌でサンダルでは登りづらかった。
ここからは棚田は見えなかったけど、ああ、あっちかと方向はわかった。

そして棚田の駐車場に移動。
棚田の一番下だった。。
歩き疲れてたシバオは「えー登るの?」「能登の千枚田行ったけど比べものにならない」とマイナス発言が多かったけど、少しくらいまでならと舗装された坂道を歩き登った。

ファイル 679-2.jpg歩いていると大量のアマガエルがぴょこぴょこ跳ねて道にも出てきた。
おお、かわいい。
「音の風景100選」ではハズし続けてるけど、それよりこういう田圃脇で見かける方が楽しいね。
田圃にはトノサマの子供も見かけた。
虫だけじゃなくカエルも嫌いなシバオは嫌がってたけど、、

少し歩くと少しだけ棚田が見えてきた。
で、上には姨捨駅に停車する列車が見えた。
「あ、駅で見ればよかったんじゃない。。」

ファイル 679-3.jpg

そしてすぐ先に「名勝 姨捨(田毎の月)」の標柱があった。
一人だったら一番上まで登るトコだけど、シバオがこれ以上登りたくなさそうだったのでここまで。
ダラダラと話しながら楽しめる範囲で歩くのが趣旨だからね。

まだ棚田は入り口辺りっぽいけど、まぁまぁ眺めよく棚田の一部と長野盆地が眺められた。

ファイル 679-4.jpg

ここら辺に「姪石」というのがあるようだけど、どの石がそれか判らなかった。。(ちゃんと上の写真に写ってた真ん中の巌だったらしい)

ファイル 679-5.jpgさて、来た道を戻るのはイヤなのでここの案内地図にあった駐車場への道を探して下ってみた。
一応歩道っぽいトコを歩いたんだけど、、そこ、滅多に人が歩かないような雑草と畦の道で、サンダルではグチョグチョ、、
「今年歩いた観光客はウチらが最初じゃない?」って道。
下って駐車場が目の前に見えても直接下りる道らしき道が見つからず、藪漕ぎはヤなので結局正面に回って戻った。

駐車場ではドロドロになった足とサンダルを水溜りで洗いつつ、ちょっとカエル追ったり捕まえたりして戯れた。
簡単に捕まえられちゃうし、一度捕まえると懐いて離れないし、可愛く癒された。
放そうとしたら車の上に飛び移ったりしてたけど、曇ってて車体が熱もってなくて良かったね。。。

ファイル 679-6.jpg

こうしてみると、嫌がるシバオを尻目に自分だけ勝手に楽しんじゃったようにも見えるけど、、そんなことないよねw

タグ:楽:歩 楽:眺 観:農 景:岩 景:町 観:鉄 観:蛙 動:虫

すかんぽ亭

ファイル 678-1.jpg大町市平日向山の県道沿いにある蕎麦屋。

とりあえず道の駅目標だったけど、途中で良さげな店あったら適当に入っちゃっていいよ。という感じでシバオ先頭で走ってて、彼が目聡く見つけて寄れた店。
おお、なかなかいい感じ。

メニューも豊富でイワナ料理とかもあって少し迷った。

僕は外にも書かれてた「あしたば蕎麦」のセットを食べた。
明日葉の天麩羅が付いてくるだけじゃなくて、ちゃんと蕎麦にも明日葉が練りこまれてて、茶そばのような緑の麺でおいしかった。

ファイル 678-2.jpg

ファイル 678-3.jpgそれと、おやきも外に書かれてたり暖簾にも書かれてて気になってたから食べてみた。

しっとりしたタイプで具がみっしりのおやき。
なかなかちゃんとしてておいしかった。

美味しい食事でよかった。
黒部ダムの食堂で冒険してダムカレーとか食べなくて良かった。

タグ:餐:麺 餐:菜 餐:饅

松本城

夜は松本市街で飲んだ。

ファイル 675-1.jpg店はホテルのグルメマップ見て松本名物の「山賊焼き」が食べられる店って事で適当に決めて「四季膳たくみ」と言う店に入った。(少し探しちゃった)

あれ?シバオとサシで飲むのって初めてかな?
一杯目から清酒でガンガン飲んだから、料理は安い店だったけど、酒で少々高くついたかも。。
その「山賊焼き」は鳥のモモを大きく揚げたもの。普通においしかった。
他にも蕎麦ピザとかいろいろ面白メニューでおいしく飲めた。

で、どうしても焼酎とか高めの物飲んじゃうから安めの店に移ろうか、、と店を出てフラフラ。

店を探してるのも忘れて何となく松本城に来てみたら、天守がライトアップされててカッコよくキレイだった。

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ファイル 675-3.jpgんーライトアップされてると黒い松本城も白く感じるね。
っていうかもともとは夜に照らすような建築物じゃないじゃない?
不思議な感じするよね。

堀の池もライトアップされてて、コイがこんな時間でも元気にパクパクしてた。
最近はコイも遅くまでたいへんだ。
ライトアップは何時までだろう?コイの睡眠時間足りてるかな?

ファイル 675-4.jpgそして少し歩いて、去年来た縄手通りの「蛙侍」も光照らされてた。
何か結局、あまり賑やかじゃないトコ歩いちゃって、駅前で店に入ろうとしたらもう閉店だとか、、
気がつけばもう10時半だった。結局二軒目には入らずにコンビニで買い込んで部屋のみした。
(コイの睡眠時間より自分の睡眠時間を気にしろってトコだよねwww)

タグ:楽:宴 餐:肉 観:城 観:閣 観:光 観:池 動:魚 観:蛙 観:像

片倉館

ファイル 674-1.jpg諏訪市湖岸通りにある国重要文化財の温泉施設。
昭和初期にシルクエンペラーと称された片倉財閥によって社交の場として造られた建物で、現在もその温浴場が日帰り浴場になっている。

実は此処、あの「犬神家の一族」(原作)の犬神家の本宅のモデルなのだ。
作者の横溝正史が療養にこの上諏訪に来てたんだそうだ。
というのを昨年岡山の「金田一資料館」で聞いて来てみたかったのだ。

ファイル 674-2.jpgなかなか趣ある外装で中も雰囲気ある洋風の館。
こんなとこで風呂入れるって不思議な気分。
国重文だし。

さっそく入浴。脱衣所も広くロッカーもちゃんと鍵かかって、今どきの日帰り湯施設としても十二分気軽に寄れる形。


風呂はもちろん写真には撮れないけど、大きな浴槽の内風呂で洋風全盛の雰囲気が面白い。
天井も高く広く、ちゃんと洗い場も分散して配置。
シャワーもシャンプーもちゃんとあった。(古いトコは無いトコ多いよね)
浴槽はへそ以上の深さがあって、底には玉石が敷かれて歩いてても気持ちいいお湯。
「一度に100人入れる風呂なのに『千人風呂』っておかしくない?」
とシバオは文句行ってたけどww 趣あって面白くていい湯だった。
無色ながら意外とちゃんと温泉臭もあり、洗い場の湯まで温泉だった。

さて、風呂上がりに館内を見てまわりたかった。「犬神家」っぽい感じがしないかな?と期待してたんだけど、風呂以外は二階くらいしか見れるトコなさそうで二階に上がった。

ファイル 674-3.jpg二階は有料休憩室と食堂休憩室になってて、食堂に行って食事にした。
そういえば昼飯食べてなかった。(用意してたのに)
食堂はいかにも昭和洋館っぽい休憩広間で柱もイイ感じ。
意外に食事メニューは品数多く興味惹くのも多く少し迷った。

窓際の席に着いたら窓から向かいの会館棟がよく見えた。あっちはなんなんだろう?
(貸し広間とかの文化交流を目的とした建物だそうだ)

ファイル 674-4.jpg食べたのは「信州味噌カツ丼」

こういうところでの食事はまぁそれなりだろうと期待してなかったけど、全然ちゃんとしててカツもいいボリュームでおいしかった。
信州味噌は子どもの頃から口にしてるから馴染み深く優しい味。
もちろん味噌汁もおいしかった。

ファイル 674-5.jpgゆっくりして一階に降りた。

この階段もなかなか雰囲気良く、肖像画がいかにもな配置でナイス!
でも犬神っぽくはないね、、、

ファイル 674-6.jpgそして外にでた。
外側も少し回ってみてみた。やっぱ隣の会館棟が気になる。
こっちは入っちゃまずいのかな?と思ってたら、入口に写真が展示されてた。
やっぱ畳の大広間とかは「犬神家」っぽい感じ。

小説にでてきた屋敷からボートで湖に出られる場所というのを探して裏に回ってみたけど、そういうのはなかった。
けど確かに館の脇には水路の名残が残ってた。
あれ?昔はそういう造りだったって話だったっけ?まあいいか。
それはさておきどこから見ても味わいある建物だった。

タグ:観:建 観:重 観:藝 楽:湯 食:丼 餐:揚

八島ヶ原湿原

霧ヶ峰にある高原湿原地帯。国の天然記念物「霧ヶ峯湿原植物群落」の一部。
今回の旅行的ドライブの待ち合わせ場所。
でも待ち合わせは一時間待つ事になったので、まずはゆっくりビジターセンターを覗いた。

ここは僕のリクエストで来た場所で、じつはまた性懲りもなく『日本の音風景100選』。「八島湿原の蛙鳴」だそうだ。
ビジターセンターもグッズとかキャラとかカエルが情報が多かった。
でもちょっと聞いてみたら、、
「カエルは六月がシーズンでもう啼き声は聴けないかも知れませんね」だそうで、、テンション下がった。

館内は二階もあって昭和チックな部屋で湿原紹介ビデオとかも見れた。

ファイル 673-1.jpg

窓から駐車場を眺めてみたら、さっきより雨も強くなってきちゃって、、テンションだだ下がりでフテ腐れて、もう車に戻って寝て待った。

でも寝ててよかった。
友達到着で起きたときは雨も霧雨程度に弱まってたし、気分もリセット。
そんなに酷くなさそうだから湿原を歩こう!ってなって歩いた。


入口あたりは霧っぽくて何も見えないんじゃ?とか思ったけど、、
ちゃんと池も湿原も見えた。
いいじゃん、いいじゃん。
ニッコウキスゲも綺麗に咲いて、雨ながら彩りよく緑に映えていた。

ファイル 673-2.jpg

歩いている内に雨も止んで少しは広く見渡せた。

それとこの湿原は池の部分が多くてイイ感じ。湿原らしくていいね。
他の湿原だと水辺が見えなくて湿原って言うより草原だよね、、っていうトコも多いよね。

ファイル 673-3.jpg

ファイル 673-4.jpg今日はなんか、シバオと喋りながら歩いてて、行って来たばかりの北海道の話しを聞いて歩いてて、いいなーいいなーとか思ってたら、北海道にいるような気分になったwww
アレ?此処は何県だったっけ?えーと北海道じゃなくて、、

ファイル 673-5.jpg道の途中にはシカ除けの柵もあった。
錠を外して開けるんだけど、錠のトコに蝶が停まってたりした。
っていうかここら辺の蝶は人に馴れすぎ。。どいてくれー

そうそう、やっぱり蛙の声は全然聞こえなかった。
やっぱり「音の100選」は空振りか。。
けど、鳥は沢山飛んで鳴いてたし、いろんな蝶が舞ってたし、まぁイイ気分。
服に取りつく蝶もいたりしたけど、シバオは虫が嫌いだそうで蝶でもイヤがってた。。

ファイル 673-6.jpg

そんな感じで一回り。
あれ?そういえばビジターセンターの案内ビデオで見てた「やまなしの木」というのを見かけなかったな。。まぁいいか。
楽しく歩けて満足満足。

ファイル 673-7.jpg

タグ:楽<困 楽<待 楽:映 楽:歩 景:原 観:館 観:蛙 観:然 観:池 植:花 植:草 動:鳥 動:虫

矢立木

「大鹿村指定天然記念物 矢立て木」
という案内だけで、それが何か判らなかった。
けど、まあ想像はつくよね。
「ここから○○m」とか書かれてなかったから遠くまで歩くわけじゃないだろう。取り敢えずちょっと休憩な気分で歩いてみた。

ファイル 606-1.jpg
道から下るとすぐ鹿塩川を木造の橋で渡る。
ちょうど小さな滝になってていい感じ。
なんか川岸ギリギリに生えてる若木があって、お前、そこ、足元キツくないか?、、と心配。。

ファイル 606-2.jpg川を渡ると「秋葉古道」と案内があった。散策コースになってるのかな?
古道って流行りそうな感じだよね。

そして「矢立木」
え?どれどれ?と見回したら少し奥に案内板があったので分かった。(全然歩くほどでもなかった)

ファイル 606-3.jpg樹齢約500年の椹(さわら)の大木だった。
樹高29m、周囲6.1m
戦国時代に武田の傘下の武士がこの木の根元に弓矢を立てて弓術の練習をした場所なんだそうだ。
へー。

根元には「箭立木大明神」と掘られた(妙に新しげな)石があった。

目の前の秋葉古道は古くからの街道で、戦国時代には東海に進行する武田の軍勢も通った道だそうだ。
そんな軍勢を見下ろしてた樹ってことか、、、

ん?まてよ戦国時代は全然若木じゃん?
樹齢約500年ってことはピッタリなら信玄の時期だよね。
あれぇ?。。まぁいいか。

練習で立てた矢が育って大木になったとか、武田の誰それの無念の矢が街道の守り神になったとか、そういう伝説の方がしっくりきそう。。
とか失礼ながら勝手に夢想させてもらいました。

タグ:植:樹 観:史 景:川 観:道