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赤岩の渡し

ファイル 1625-1.jpg千代田町赤岩の利根川の渡船。
江戸時代からの歴史ある渡し船で、往時にはこの赤岩は江戸からの大型船の寄港で賑わってたそうだ。
そして現在では県道として群馬県営で運行。無料だそうだ。県道だから。「往復するだけでも無料だから」と食事した店で聞いて来てみた。

ら、「遊覧船ではありません」という注意書きに躊躇。。
んー渡ってみたいという目的ではダメかな。
でも折角だからと思いきって渡船小屋を覗いて、休憩してた人に声をかけ(四人くらいでだべっててどの人が船頭さんか分からなかった)船を出して貰った。

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船員2名の乗客1名で出発。
あーいいね気持ちイイね。
川も少し下流の利根大堰で広くなった部分で静かな水面。やっぱ小さくても船はいいね。
(とかいいつつ、地元の松戸の渡船「矢切の渡し」は未だ一度も乗ったことがないし多分一生乗らなそう)

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船員のにいさんに「向こうで降りる?」と聞かれた、船はすぐに引き返すそうだ。
戻るときはどうするのか聞くと、対岸の小屋にある旗を揚げれば来てくれるんだそうだ。チョロッと散歩して戻ろうかと思ったけど「んーまた来て貰うのも悪いなぁ、、」と言ったら、「別にどっちでもいいよ」とゆるーい答え。ヒマなお仕事のようだ。
「昼間はお客さん多いんですか?」と聞くと「いやぁこんなもんだよ」だそうで。

対岸には3分くらいだったけど、また船が来るのを待つのも面倒かなと思ってそのまま降りずに戻って貰った。
遊覧目的になってしまった。。(いやそれが目的なんだが、、)

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対岸にはグライダーの飛行場があって、川の上をグライダーが飛んでまわってた。やや曇りがちで夕陽は見れなかったけどのんびりしていい船散歩だった。

で、赤岩に戻ると、家族連れが待ってた。おお、お客さんいるじゃん。親しげに挨拶してたから近隣の人のようだ。(子供にはライフジャケット必須なんだ)
のんびりと渡る船を眺めてもうひと休憩。

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、、したら、この便も対岸で乗客下ろさずに乗ったまま戻ってきた。
あーやっぱみんなそうなんだ。のんびり散歩みたいな感じで乗るんだね。よかった。
(っていうか、ぶっちゃけ対岸の埼玉側も此方側も特別何があるってわけじゃないからね、、駅も遠いいし)

タグ:楽:乗 楽:話 景:川 観:船 観:機 観:道

千代田饂飩 あぜみち

ファイル 1624-1.jpg千代田町赤岩の県道沿いにあるうどんの店。
県道を通る度に「千代田饂飩」の幟が気になってて一度寄ってみようと思ってた店。

裏の駐車場に車を停めて店に入ると、居酒屋風な店内で貼られた手書きメニューがどれも気になって迷った。。
店の人にお薦めを聞くと「すだち醤油饂飩」を薦められたのでそれにした。  けど、やっぱり最初だからヤメてシンプルな「あぜ醤油饂飩」に変更してみた。

ファイル 1624-2.jpg「饂飩は手打ちでこれから湯がきますので少々お待ち下さい」と丁寧にお通しの胡瓜を出された。
このキュウリが瑞々しく味も良くて、パクパクとすぐ食べちゃった。

でも店内見まわしつつスマホいじりながら待ってたら、思いのほか時間かからずにすぐに出てきた。

で、「あぜ醤油饂飩」醤油をぶっかけて食べる饂飩。

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!これは んまい!
しなやかなコシとさわやかなみずみずしさで、館林と水沢のいいトコ取りみたいな上質の上州うどんって感じかな。
館林に行く必要なくなったわ。
そして醤油も香りよくて味が引き立って、あーやっぱ醤油っていいなぁと感じ、ああなるほど、これは「すだち醤油饂飩」とか「さび醤油饂飩」とか絶対うまいわ。と、リピート速決だった。

ファイル 1624-4.jpg実は今日は「あぜ醤油バターライス」を一緒にたのんだら、「ごめんなさい昼の御飯は終わっちゃったんですよ」と言われてうどんだけににしてたんだけど、その代わりと言うわけじゃないけど気になったメニュー「あぜプリン」を食後に追加してみた。

このプリンがおいしかった。
匙を入れると意外と手応えある固形で、持ち上げた姿はウニのよう(例えが悪いか?)濃厚でおいしかった。
毎週10個テイクアウトするお客さんもいるとか、、


ところで気になってた「あぜ醤油の『あぜ』って地名ですか?」と聞くと「店の名前です」だそうだ。(てっきり地名の『赤岩』を『あぜ』と読むのかな?とか思った)
そして店の話から饂飩の話やスダチの話などを気さくに話して戴けてとても感じのイイ店だった。空いてる時間に来て良かった。
そして近くの「赤岩渡船」も紹介されて行ってみようと思った。

いやいやいや
正直、もっと早く来てればよかった。
そして先週集まった時の食事は此処にすれば良かったかも。
気になるメニュー沢山なのでまた来よう!(うどん以外もおいしそう)

タグ:餐:麺 餐:菜 餐:卵 餐:菓 楽:話

さきたま古墳公園

ファイル 1623-1.jpg行田市埼玉にある古墳群の県営公園。

昨年秋に館林で集まったときに「この後ドコ行く?」って話で名前が挙がってた公園。
その時は向かって出発したけど途中で変更して茂林寺(分福茶釜の寺)に行き「古墳はまた今度ね」って事になってたので、ポカポカの春先の散歩にいいかなと誘って来てみた次第。
天気予報では雨の酷い予報だったけど、取り敢えず雨はなく雲も割れてたりしたので傘持たずにみんなで歩いた。

駐車場から「愛宕山古墳」そして一番大きい「二子山古墳」と進んだ。
この幾つもの並ぶ古墳が埼玉県の名の由来になってる「埼玉古墳」
誰の墓?、埼玉を代表するような豪族の王の墓なのかな?(はっきりしてないらしい)

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途中、軽トラが沢山あつまってて竪穴式住居を造ってた。(調べたら、GWの「火祭り」で燃やすために毎年造ってるそうだ)
その先の「稲荷山古墳」は国宝の鉄剣が出てきた古墳。工事中で立入禁止。普段は登れるらしい。

「古墳って土盛ってるだけじゃん、ピラミッドみたいな建造物なら見てオオ!って思うけど」と、「横から見たら只の丘だよね」と、「世界遺産にしようとしてるらしいけどさ、、」と、歩いて廻ってて実はみんな(僕を含み)古墳には興味ないことが分かった。
あれ?去年は誰がここに行こうって言ったんだっけ?(僕ではないと思う)

歩いている内に晴れてきた。
眩しく暑いくらいの日差しだけど風は強くて高い樹は物凄く揺れていた。

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「んじゃあ最後にココだけ登って戻ろうか」と「丸墓山古墳」に登ってみた。
ちょっと急な勾配を登ると眺めのいい頂上。
桜の樹があって花見出来そうな広場になっていた。下の八重桜は咲き始めてたくらいだけど、ここの桜はもう終わってて静かに展望できた。
「花見に良さそうだけど荷物上げたりトイレ大変そうだね」「酔っぱらったら転げ落ちそうだよね」「高いトコ登ると立ちションしたくなるよね」

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この「丸墓山古墳」頂上は戦国時代の豊臣の関東攻めで石田三成が陣を張った場所だそうで、眺めると水攻めにしたという忍城も見えた(攻略時にあんな天守風な櫓はなかったけど)
っていうか意外と忍城まで遠く、この一面を水浸しって凄いなぁ、、と思って想像しながら見渡せた。
攻略には失敗したけど、後世に凄いなぁと思わす事業を短期間で築けたってだけでも長い目でみれば成功だよね。(水攻め自体できてなかったという説もあるけど)簡単に落としてたら文章一行にもならないもんね。

そしてここから下って駐車場への道が水攻めにした時に築いた石田堤だそうだ。
往時はもっと盛ってたのかな。
古墳よりはグッと身近な戦国時代の方が興味深く、天気も良かったので取り敢えず楽しかった。

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他にも古墳は幾つもあって、中に入れるのとか、模型が飾られてるのとか、博物館もあったけど、みんな古墳には興味なく、それより腹減ったと、すぐ近くのフライの店に歩いた。

このフライがまた不評だった。
自分一人で来たときは空いてて店の人とのんびり話せて好印象だったけど、、(その時の→)

で、駐車場に戻って「博物館はどうする?」「有料だしいいよ」「それよりホームセンターに行こう」「100均も行きたい」「腹が物足りない」と言う感じで出発。
別のスポットにすれば良かったかな?まぁのんびりぐだぐだと楽しかったからいいかな。

タグ:観:遺 観:園 観:城 景:町 楽:集 楽:眺 楽:歩

飯縄寺

いすみ市岬町和泉にある寺院。
あまり寺とかって興味ない方だけど、ここはかの房総が生んだ関東随一の彫刻家「波の伊八」の作品があるというので、前々から太東岬へ行ったら寄ってみようと思ってた所。
「波の伊八」は波を掘らせたら右に出るものはないと言われた江戸時代中期の名彫刻家「武志伊八郎信由」で、その作品は葛飾北斎にも多大な影響を与えてあの波の絵のモチーフとなったそうな。
(スク水金髪眼鏡の潜水艦ではないですアシカラズ)

ってわけで来てみたお寺は、変な細い道の村落の中にある割に、入口の仁王門からして立派な茅葺きで、中の仁王像も堂々としていた。

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門をくぐると結構沢山の人が歩いていた。
で、拝観料300円払ったら冊子と瓦煎餅をいただいた。
なんか瓦煎餅が付いてきたのが嬉しかった。

文化財の水屋や鐘楼が並んでたけど、まずは一番奥の本堂に歩く。
ここに「波の伊八」の最高傑作「天狗と牛若丸」がある。

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本堂は寛政九年(1797)完成の県文化財。(国でもいいのに)
その内部は撮影禁止だった。まあ芸術作品だしね。アシカラズ。

その堂内中央上部欄間にケヤキ一枚板で掘られた「天狗と牛若丸」は確かに凄かった。立体的で細かくて生き生きとしてた。
その両脇には「波と飛龍」も並んでいい眺め。
角度変えて見上げて感動。やっぱり実物でこその迫力だね。

で、外側のその他の彫刻と、天狗のお面は写真いいんだよね?
天狗はともかく、正面に龍と両脇に一角の麒麟の彫刻も波に乗っていた。なかなかだけど、これは伊八じゃないよね内部の物とはスケールが違いすぎる。

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あと縁の下にもちょこっと波の彫刻。こってるね。
でも凝ってるのは正面だけで、脇や裏は飾りなく質素だった。

本堂を堪能した後は戻りながら手前の鐘楼を見た。
弘化三年(1846)建立の鐘楼で、まわりに彫刻が施されていた。こちらは「大木茂八」の作だそうだ。

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ところでここ、さっきの観光客がみんな鐘突いてた。。ので、いいのかな、と中に入って突いてみた。(いいらしい)

ごーーーん

気持ちよかった。

タグ:観:寺 観:飾 観:楼 餐:菓 楽:音

太東埼岬

ファイル 1621-1.jpgいすみ市岬町和泉の灯台がある岬。
以前はよく来てたんだけど、そういうえばご無沙汰で久々に来た。
何時以来だろう?あ、でも点景にしてた。(前の→)
あれ?電探(レーダー)基地跡や機銃座跡の事とかも書いてたような気がするけど、、それはもっと以前のCR-Xの頃の日誌かな?

その機銃座跡の所は柵で仕切られて閉鎖されて入り込めなくなっちゃってた。
亀裂発生だとかで柵も頑丈になって以前よりさがった気がする。地震の影響かな。

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なので少し以前より崖先から離れた気がする。。
前はもう少し覗き込めて海がよく見えたような気がする。(気がするだけかもしれないけど)

でもいい景色だよね。
車で上まで登ってこれるのがなにより嬉しいね。
崩落での浸食が続いてる岬らしいけど、いつまでも崩れないで残って欲しいね。

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とりあえず、旧海軍一号二型電波探信儀台座跡はまだ前に来た時のまま残っていた。
ここには戦時中、電波研究所と見張所が建てられて電探の開発研究と対空監視をしてたそうだ。(説明には礎石とあるけど、これは台座の上の口だそうで、台座本体の礎石は下の崖沿いにあって崩れて落ちたそうだ)
もし本土決戦なんてあったら艦砲射撃で岬はまるまる跡形もなかっただろうね、、

ファイル 1621-4.jpg南側の夷隅川河口の町を見下ろしながら、ぐるっと回って裏の下のトイレの休憩所におりたら「波の伊八」の観光案内板があった。
あ、そうだ、次にここに来たらこのお寺にも行こうと思ってたんだっけ。
と、思い出し、そこに出てた岬の下の寺に行ってみることにした。

で、最後に一応灯台も見て車に戻った。

タグ:楽:眺 景:海 景:岬 景:町 観:灯 観:軍

中里海岸

ファイル 1620-1.jpg白子町中里の太平洋に面した九十九里浜の海岸。
九十九里は片貝から南はレジャー的印象でサーフショップや飲食店も多くあまり普段のドライブでは通らないけど、白子海岸とかその辺りの海岸では何度か休憩してた。

海岸はドコも同じような広い浜で、波打ち際まで距離もあって、、という印象で日誌に書くこともなかったんだけど、この中里海岸は来てみたら少し雰囲気違って、波打ち際まで近く一段高い駐車場だった。

ので、
駐車場の端を進むと海がよく見え、先まで進むと未舗装になって浜を橋ってるような感じで進めた。

あまり調子に乗って先まで進んで砂にはまったらバカなので(四駆だから試してもみたいけど)適当なトコで停めて降りてみた。

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海は相変わらず広く見えたけど、白子は九十九里の南端に近く、南側には太東崎の岬がのびているのが見えた。
あそこから房総(外房)だな。
雲は多かったけどゆるーい日差しで暖かく、のんびりできた。

そして駐車場の端に歩くと、草の生えた丘にはロープが張られてた。
けど、なんか立て札あるな、、何が書いてあるんだろう?とズームで写してみてみたら、動植物の絶滅保護を呼びかけていた。
んー、何が書いてあるかという興味で立ち入りそうになっちゃった、、

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まだ浜に花は咲いてない季節だけど、タワシみたいな草(コウボウムギの穂)は沢山立ち並んで風に揺れていた。

タグ:楽:眺 景:海 景:浜 植:草

そうさチューリップ祭り

ファイル 1619-1.jpg匝瑳市今泉の匝瑳市野栄支所の駐車場前にある「のさか花の広場」で開催されてた花の祭典。
看板を見て来てみた。

祭りといっても一面のチューリップ畑があるだけで売店もイベントも何もなかったけど(先週日曜のイベント日にはショーやライブや店が出てたらしい)ちょっと寄り道で花を見るにはこの方が気楽でいいね。無料だし。駐車場もほどよくすいてて停めやすく堂々と真ん中に停めちゃった。

で、一面に咲き揃った花畑も、特別広ーーいってほどでもないけど、けっして狭ーーくはない程よい広さで、色とりどりのチューリップが咲いていた。

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っていうかチューリップって色んな種類あるんだね。まさに「さいたさいた」のチューリップの歌の通り。
どの花見てもキレイだな。
ちょっと雲が多い空だけどこれだけ鮮やかだとちょうどいいくらい。あんまり眩しいと目が疲れそう。
春だねぇ。

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タグ:植:花 楽:催

塩谷オキナグサ群生地

ファイル 1604-1.jpg塩谷町上平の鬼怒川に松川が流れ込む口の手前の川原。
前に来たときは案内板がなかった上に、駐車場までの川原の未舗装路も荒れてたので諦めた場所。
久々にまた来てみたら意外とちゃんとしてて楽に来れた。どんなトコでも来るタイミングが必要なのかもね。

さて、車を停めて川原に歩いてみた。
ここにも案内板があり、他の保護植物や昆虫の写真案内版も立っていた。なんかちゃんとしたなぁ。

で、そこまでの増えた案内板に安心して川原を歩くと、、
その先には何の案内もなくて、、あれ?こっちに進んでいいんだよなと不安になってきた。
でも「ここらが群生地」とか「この先は違うよ」とか案内がありそうなもんだけど、、とか思って取り敢えず進んでみた。

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、、、だんだんと道は荒れてきて何か違う雰囲気。
それらしい花は咲いてないかなと足元見ながら周りを見ながら進んでたけど、しまいにはエロ漫画が捨ててあるような荒地になってきた。
(少年達の冒険心を試すアイテムだ、、とか思うと微笑ましい)

気付けば、どう考えても道らしくないような茂みに入っているような場所、増水で倒れた芦を踏みながら行けるトコまで、、と進んでみたら、天然っぽく咲き集まった菜の花畑でどん詰まり。花の先は支流の松川。鬼怒川に流れ出す所。

これは菜の花だよな、、鮮やかで艶やかな香りいっぱいで春っぽく、しばし菜の花に包まれてみた。

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紋白蝶がヒラヒラ舞い踊り、足元を見ると枯葉迷彩の雨蛙ちゃんも元気に飛び跳ねてた。(っていうか、飛び跳ねなきゃ見つからないのに、、)掴まえて戯れた。
今年初のカエルちゃん。目的のオキナグサとやらは見れなかったとしても、一応満足の春らしい散歩になった。

で、荒地をズシズシと戻ってみたけど、川を覗いてみたら水に浸かった草が見えたので「あ、ひょっとして水性植物か?」なんて思って川縁に下りてみた。

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けど、花は咲いてないし、やっぱ違うかな。。
川を覗いてみたら湧水口みたいなのが見えて、正にスプリング。春らしいねぇ。。とか思った。

何気なく軽い気持ちで川縁に下りたけど、段差が意外と高くて足元緩くて上るのに手こずった。。
上に戻ると、「こんなとこ歩いてきたんだっけ?」と思うような荒地で呆れた。。 うへぇ、、こんな感じで気侭に歩いてたらいつか戻れないような変なトコに入り込んじゃうんじゃないかと心配だ。。
割と新品の靴なのでためらいつつも汚しながら元の道に戻った。

エロ漫画まで戻ると道らしくなった。(ここは違うという目印だったのかも、、)

あーあ、、結局オキナグサなんて咲いてなかったなー

、、なんて思いながら来た道を戻ると、道が荒れる手前の途中で写真を撮ってる老夫婦を見かけた。

ファイル 1604-5.jpg何撮ってるのかな?と覗き込むとそこにオキナグサ

あれ?さっき通ったとき全然気付かなかった。。。
「この奥の方に群生してますよ」だそうだ。
ここで気付いて横の原っぱへ曲がればよかったのか。。(案内立ててよ、、っていうか足元の花に気づけよ自分)

っていうか何か地味な花。
見た目はマリオに出てきそうな毒々しい姿ながら、白い産毛に覆われてみんな下向いて恥ずかしそうに咲いていた。
そして、花の後の形態の綿毛状態の物もあった。この綿毛が爺の白髪頭のようだからオキナグサと言うそうだけど、花の姿はしおらしくて恥じらいある乙女の様だった。(でも実際は毒のある草で食べたら心臓止まって死ぬらしい)

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「群生地といってもまばらに生えて咲いてて密集した感じはないなあ、、」とか思って原っぱを歩くと、地味で気付かなかったけどここにもここにもと意外と沢山生えていて、奥から振り返ると立派な群生地。
光の方向で、産毛が照らされる方向から見ると沢山の翁草がキラキラしててキレイだった。
これはなかなか悪くない。いいトコに来れてよかった。
オキナグサは昔は当たり前に見れた花だったそうだけど、今ではあちこちで姿を消して絶滅危惧種でもランク高い方なんだそうだ。見れて良かった。

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たっぷり眺めて来た道を戻った。
その道の真ん中にも小石で囲まれて踏まれるのを避けたオキナグサが何ヶ所かあり、何でコレに気付かなかったのか不思議なくらいだった。(案内があるもんだという思い込みがよくなかったね)

まぁ、おかげで変な冒険心もくすぐられたし沢山の菜の花やカエルなんかが見れて充実した散策になったからよかった。

タグ:植:花 植:草 動:虫 観:蛙 景:川 景:泉 楽:触 楽:歩

ふれあいの里しおや

ファイル 1603-1.jpg塩谷町上平の県道沿いにある農産物売場。
ここは以前に食べた蕎麦が美味しかった食堂のある所。
でも一度食べたきりでそれ以降何度も寄ってはいるけど、時間遅くて閉まってたり、丁度昼で混みすぎてたりで蕎麦を食べてなかった。
で、
今日は昼を少し回っててほどほどの混み具合だった。ので、ちょっと久々に蕎麦の食事。
前に食べたのは随分前だと思ってたけど、それ程でもなくて四年前、点景記事にしてた。(→)

ここの「もり」と「ざる」の違いは海苔だけかな?そば粉配分とか付汁とかも変わるのかな?と気にはなりつつ「天もりそば」にしてみた。

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うん、おいしい。
二八かな?けっこう蕎麦多めの硬さのある田舎蕎麦でシッカリしつつ啜りやすかった。
そして天ぷらも甘い玉葱と香る春菊でおいしく、蕎麦湯もちゃんと出た。いつも混んでるのが納得の美味しい蕎麦だね。

ファイル 1603-3.jpgさてさて、食後にトイレ行くと、その前にある「オキナグサ群生地」の案内図が目についた。
あーここ、前に行ったけど現地までの途中に案内とかなくて迷って諦めたんだよな、、
とか思いつつ、「花の時期:四月上旬から五月中旬」とあったのでもう一回行ってみるかな、、という気になった。そしてまた迷わないようにこの案内図を撮っといた。

ファイル 1603-4.jpgあ、それと、
目の前の鬼怒川の川原で座ってのんびり食べようかな~とか思って買ってみた地元製の揚餅(ねぎみそ味)。
だけど、川原のんびりはやめて群生地に向かうことにしたので、車内で少しづつ食べた。
軽くて餅っぽくて美味しかった。

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:菓

ますや

ファイル 1602-1.jpg東村山市久米川町にある武蔵野うどんの老舗。
創業40余年と出てた。

妹と甥sと四人で来店。
店にはいると、やってるのかな?ってくらいの散らかった印象で、「やってますかー」と大きな声出したら奥からお婆ちゃんが出てきた。
このお婆ちゃんの純手打ちうどんかぁ、、期待と不安を感じつつ四人席に着いた。

で、やっぱ武蔵野うどんと言えばの「肉汁うどん」。
甥達はそれぞれ温かい「カレー」と「肉」をたのんでた。

で、出てきたうどんは、期待の方ではなく不安の方が的中してしまった見た目でアセアセ。。

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何と、作り置きのうどん、、
朝作ったうどんを午後三時に食べた感じ、、驚いた。
これは午前中の開店時に来れば全然違うのかな?
温かい汁の甥達の方が正解だったのかも。

ファイル 1602-3.jpg食事中に「よかったら食べて」とカブの浅漬けを小皿に盛って出してくれた。
、、これが一番おいしかったorz
(手作り?、、じゃないよな)
写真は食べ終わる寸前で失礼。

店をでてから妹と言葉もなく顔見合って、苦笑


で、帰ってからネットで見てみたら、このおばあちゃんが名物の東村山の老舗で、作り置きが一般的だった昔ながらのスタイルの武蔵野うどんだそうだ。
武蔵野うどんというよりは東村山うどんって感じだね。

この週末はレトロ風な食事が続いたなぁ。

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:菜 楽:懐 楽<残