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つつじが岡公園

ファイル 2010-1.jpg館林市花山町にある県立公園。
名勝「躑躅ヶ岡」という国文化財でその名の通りツツジが有名な公園。
ツツジの季節に一度来てみたいもんだけど、やっぱり混むんだろうなぁ、、と思って足は向かなかった。
っていうかツツジって植え込みとかのをあちこちで見かけるからねぇ、あまり珍しい感じしないんだよね。(自宅前にも咲いてるし)

そんなツツジスポットだけど、もう空いてるだろうからどんなもんかと寄ってみた。

付近には駐車場が何ヶ所もあってガラーンとしていた。
奥の方の入口はゲートがあって参道のように並ぶ土産屋は全てシャッターを閉じていた。そのゲート前の瓦屋根の小屋は券売所、、え?ここって有料だったの?
もちろん見頃の時季だけのようで今日は無料。

さて、入口の広場の先にはさっそく名勝「躑躅ヶ岡」。
こんもり盛り上がった塚のような岡がそのままツツジ林になっていて、冒険チックでワクワクするような岡の遊歩道を進んでみた。
ツツジはもちろんほとんど咲き終わっていたけど、たまーにチラホラと残っているものもあって探しながら細道を歩いた。

ファイル 2010-2.jpg

まっすぐ岡を縦に横断すると、その先に池が見えた。
「城沼」という沼で館林城趾からのびている天然の湖沼。湖に名称変更しなかったのは好感が持てる。

その城沼に出て水面を眺めた。鵜が飛んできてた。
公園内はすっかり普通の週末の午後のゆるーい感じで、歩いてる人や猫や雀がチラホラいた。
僕ものんびりした気分になってもう少し歩いてみた。

その先の城沼から芝生広場までの間にもチラホラと咲き残ったツツジはあったけど、全体的に終わってたので目立たない程度。でも画像で集めたらけっこう咲いてるように見えるでしょ。
悠々と歩けてこれだけ見れたら全然納得。公園はすいてなきゃね。

ファイル 2010-3.jpg

ツツジ区間の端(公園としては中央)にある「つつじが岡公園ふれあいセンター」という建物まで歩いた。
ここには4Dシアターコーナーや、フードコーナーとかあるみたいだけど、さすがに5時じゃもうやってないだろう、、と見てみたら、フードコーナーと売店はまだやっていた。

ファイル 2010-4.jpgそしてフードコーナーのメニューを見ると「つつじソフトクリーム」なんていうのがあった!
おおーナイスナイス~
汗ばんでたしちょうどいい!ナイス館林!さすがツツジと灼熱の町。

さっそく注文、、 したら 「すみません、只今ソフトクリームは機械のメンテナンス中なのでお出しできないんですよ」と、、
なに~~~~
それだけが目当てで千葉からはるばるやって来たというのに(大嘘)
がっかりしてトボトボと建物を出た。

ここで折返し。
戻りの道は公園の南端に続く土塁のような斜面の道、案内地図には「新つつじ園」とあった区間に上って歩いてみた。

ここもなかなか細くて冒険チック。覆い被さるようなつつじの木をくぐりぬけたりして妙に楽しく、人の通りが少ないからと油断してたトンボやチョウ(蛾)も慌てて飛びまわっていた。

ファイル 2010-5.jpg

やっぱりチラホラと咲き残ったツツジはあって、満開の状態を想像しつつ半エア花見。でもこの道で人が多かったらイヤだなぁ、、
絶対つまってイライラするよなぁ、、それに比べたら、花は咲いてないけど今時季に来て良かった。

「新つつじ園」をまっすぐ抜けて「躑躅ヶ岡」の前の広場に出た。
広場を歩けば早いけど、まぁ折角だから、もう一回「躑躅ヶ岡」に進入。
ネコちゃんをよけながら今度は横に横断。

城沼側には東屋もあって、投句箱とか置かれてた。ちゃんと下の扉に用紙が入っていた。
混雑していたら句を読む和やかさもなかっただろうに、、どれどれ、、とか思いつつ、静かでも何も浮かばなかった。。

ファイル 2010-6.jpg

いくつか咲き残ったツツジを見てきたけど、この「躑躅ヶ岡」に昔から自生していたというオレンジ色の「ヤマツツジ」は残ってなかったかぁ、、と思いつつ探し歩いてたら、辛うじて一輪だけ咲き残っているのを見つけられた。ああよかった。

あとは幾つもある石碑や、高くのびた松の木や、時折覗く城沼を見ながら、眩しい西日を背に受けて歩いて岡を一回りして終了。

なんかいい散歩になった。

タグ:楽:歩 楽<残 景:森 景:湖 観:園 観:具 動:鳥 動:獣 植:花

哲麺 幸手店

ファイル 2009-1.jpg幸手市神明内の広域農道内にあるラーメン店。

よく通る道だけどこの店はまだ二度目の来店。
すぐ先にラーショもあるし少し手前の道の駅にもラーメン屋があるし、そのずっと手前の大勝軒は一度も入ったことない。

この店は前食べた時おいしかったけど、そういえば点景にしてなかったね。チェーン店だからかな?

さてこの店は豚骨ラーメンの店で食券機には、醤油と塩と味噌に別れて色々あって少し迷いそう、、あれ?前回何食べたんだっけ?醤油でも塩でも味噌でもない白い豚骨だと思ったけど、、
とりあえず、基本らしい醤油豚骨にしてみた。

ら、
あ、これだ。前食べたやつだ。ん?これが醤油豚骨なのかな?茶色くない白い汁だった。

ファイル 2009-2.jpg

うんおいしい。
初めて食べた豚骨ラーメンのような濃いしっかりした味。博多より熊本な感じ。(初めて食べた豚骨が熊本のだった)
麺はしなしなもちもちで弾力あって九州のとは別物。だけど、これなら熊本ラーメンの店を探さなくてもいいやと思えるくらいだった。(熊本に行ってもラーメンにこだわることもないやとさえ思えた)
しっかりした豚骨に醤油が加わってるって事かな?塩だとどう違うんだろ?次回はそっちいってみよう。

替え玉のサービス券をもらった。けどたいてい期間が切れた頃くらいに来たりするんだよね。
今後も損得関係なく気が向いたときに寄ろうと思う。

タグ:餐:ら

トキワ荘通り

ファイル 2001-1.jpg豊島区南長崎にある南長崎ニコニコ商店街を中心にした界隈。
昔、手塚治虫をはじめとした有名マンガ家が多く集まって暮らしたアパート「トキワ荘」のあった地区。
手塚治虫が実力有る若手を東京に呼んで住ませたんだったかな。みんな有名になってすごいよね。

僕も子供の頃はマンガ家に憧れたりして、落書き並みのマンガを描いたりしたこともあり、勿論、手塚、赤塚、石森、藤子などのマンガは読み漁ってたりしてたので、一度は来てみたいと思ってた有名な場所。

先に「トキワ荘おやすみ所」っていうのに寄っていこうと思ってたんだけど、目の前で五六人の集まりが入っていったので通過、、帰りに入ろうと、取り敢えず歩いた。

まず見かけたのがそのマンガ家さん達が通ったラーメン店。腹は減ってたので寄って食事休憩した。

あとは、気がつく物もなく「南長崎花咲公園」まで進んじゃった。
この公園には「トキワ荘のヒーローたち」という記念碑があって、マンガ家さんの自画像イラストとサインやトキワ荘の部屋の見取り図が銅板に描かれ、上にはトキワ荘の銅製模型が乗っていた。

ファイル 2001-2.jpg

すごい場所ではあるけど公園内は至って普通で近隣の親子などが遊び回っていた。

ここに地図もあったので近隣を再確認。
商店街を折り返した。

そして横道に折れてトキワ荘跡地へ行ってみた。
え、こんなトコ?と思うくらいムードのない大きな建物の脇の袋小路で、奥には「トキワ荘跡地」の碑とトキワ荘の石製模型があった。

ファイル 2001-3.jpg

んー東京はこんなもんだ。跡地は跡地。でも何の感慨もなく、昔は昔ってことかな。

ファイル 2001-4.jpgその何本か先の横道の奥には「子育地蔵尊」があって、これは手塚治のマンガに描かれてるものだそうで、300年鎮座してるもの。これはさすがにどかしたりなくしたりはできなかったかね。

そして
「トキワ荘おやすみ所」まで戻ってきたので入ってみた。
中はちょっとしたマンガ図書館みたいにもなってて、館の人が丁寧にトキワ荘の案内をしてくれた。

ファイル 2001-5.jpg

靴を脱いで二階にあがると資料室になってて、アパートの一部屋が再現されていた。
「写真撮影はOKだけど、SNSには載せないでください」と言われた。
このサイトはSNSじゃないけど、まぁ載せない方がいいんだろうね。
ここにもかなーーり作り込まれたトキワ荘の五十分の一模型があって、じっくり部屋の中まで観察できた。

館内を案内する人は丁寧で質問したり、脱線して昭和の話とかいろいろ話せて楽しかった。
そういえばなんでも、さっきの「南長崎花咲公園」に実物大のトキワ荘を再現しようという計画があるとかないとか、、
できたらまた来たいな。
とても楽しく、マンガと言うよりは昭和にひたって胸熱だった。


そういえば今日は、久々にまともに都内をまわったドライブ。
パソコン始めた頃のよく都内に買い物に来てた頃を思い出したり、レースとか見てホンダを応援してた頃を思い出したり、バイトで行ってた日比谷新橋赤坂を思い出したり、そしてそしてマンガが大好きだった頃を思い出したりして、ひたりっぱなしの都内だった。
千葉に住んで長いけど、やっぱ東京で育ったんだな。。(職場も都内だし)
ドライブでは避けがちの都内だけどたまにはいいなと思えた。

タグ:楽:歩 楽:話 楽:懐 観:街 観:石 観:模 観:絵 観:ロ

中華料理 松葉

ファイル 2002-1.jpg豊島区南長崎の「南長崎ニコニコ商店街(トキワ荘通り)」にあるラーメン店。
トキワ荘のマンガ家さん達が常連として通っていたと言う伝説のラーメン店。
やっぱり一口食べてみたくなるよね。

入口の戸や窓には藤子不二雄の「まんが道」でこの店のことが描かれたページが貼られてた。

中は暗いけど暖簾かかってるし戸も開いてるし、、やってるのかな?
と、覗いてみた。

ら、休憩中だった。

けど、ラーメンだけだったらいいよと火を入れてくれた。ありがたい。

ファイル 2002-2.jpg店内に並んだサインなどを見ながら待ってたら、他にもお客が来ちゃって普通に注文してた、、
なんか休憩なくしちゃってごめんなさいね。

そしてラーメン登場。

ファイル 2002-3.jpg

ああ、なつかしい。東京の普通のラーメンのおいしいやつだ。
そういえば最近、地方でおいしい醤油ラーメンを食べては、東京が失った味ーとか言って喜んでたけど、やっぱ違うわ。東京はこれだわ。
自分が育った杉並でよく行ってた街角の中華料理店はもうとっくになくなっちゃってたけど、都内に済んでればまだあちこちにこういう店は残ってるのかな?(職場の近くは無くなった)

そしてそんな馴れ育った味のラーメンをかの大漫画家さん達もおいしく食べてたのかと思うと嬉しくなった。

そう、ラーメン屋とマンガって切り離せないものだよね。中学生くらいの頃は気軽に行って週刊マンガ雑誌を読みあされるのがラーメン屋だった。(ラーメン一杯270円だったし)
マガジン、サンデー、チャンピオン、キング(ジャンプは発売日前に自分で買ってた)の四誌はラーメンと一緒に味わってた。なつかしいなぁ。
マンガ好きだったなぁ。
描いたこともあったし。漫研部長やらされたりしたこともあったし。

いつから読まなくなったんだろう、、

最近全然読んでないよなー

と、ひたりながらも、ラーメンはおいしくぺろりと完食。ごちそうさまでした。

タグ:餐:ら 楽:証 楽:懐 観:絵

Hondaウエルカムプラザ青山

ファイル 2000-1.jpg港区南青山の246号沿いにあるホンダ本社ビル1階にあるショールーム。

免許撮ってから○十○年、たまたまずーっとホンダ車ばかり乗りつづけてはいるけれど、ホンダのファン、、というほど好きなわけではなくて、かといって他のメーカーの方が好きかと言えばそれもなくて、ぶちゃけそんなに車にくわしくないし、、
とかいいながら、やっぱりなんだかんだ言っても好きなようで、そういえば販売されてもいまだ公道で見たことのないNSXとか見れるかな?とか思って寄ってみた。

ここに来たのはかなーーり久々の2度目。
そういえば初代のNSXが出た頃だから、、27年前?
それをおもえば、そんな昔からほとんど変わらぬ外観と内装で、とくに古くささもなく、すげーー久々に来たって感じもしなかった。

まずは外に並んだ車の座席に幾つか座ってステアリングを握りつつ(Noneが一番落ち着く、、)中に入ってNSXを見た。
なーんだNSXは座れないのか、、昔のNSXは座れたのにな、、2822万じゃ仕方ないか、、

ファイル 2000-2.jpg

でも、みてて思い出した。
あ、このNSXってそういえばGTカーレースで三年前に見てたわ。
見てたのはコンセプトのレース仕様だけど、後ろからの見た目がイマイチときめかないのは市販車も一緒かー。なんかパンパンなんだよね。膨らんでる感じ。流れる感じがなくなった。
HSVの方がカッコよかったなー、、

さて、ルーム内は他にもインディカーマシン(14番は去年の琢磨のマシン?)が置いてあって鈴木琢磨やアロンソの柱が立ってた。
なので、その前でやってたレースの観戦会はてっきりインディ500かと思ってたけど、ちょっと見てたらそうではなくて国内のスーパーフォーミュラだった。そりゃそうか、インディはアメリカだから夜中か。(その日の決勝で琢磨がインディ500優勝のニュースを翌日知って驚いて大はしゃぎした)

ファイル 2000-3.jpg

つい先日事故でなくなったニッキー・ヘイデンの追悼コーナーもあった。合掌。

ファイル 2000-4.jpgあとはグッズ販売コーナーを軽く見て、(デルソルのピンバッジなんて売ってた)ホンダジェットの模型を見つつ外にでた。

そしてまた表に並んでた車で、まだ座ってなかった車の座席に座ってコンプリート。(やっぱりNoneが一番落ち着く、、)
建物脇のホンダウッズとあった植え込みを見ながら駐車場へ戻った。


(ちなみに、前来たときのはドライブでもないのにちゃんと日誌に纏めてた。まめだったんだね~)

92/04/26

EGシビック発売記念でシビック20周年展をやってた

この日は赤坂でのバイト帰りに都内で友達と待ち合わせて行ったんだったかな?
友達は普段一眼のいいカメラ持ち歩いてるのにこの日だけは使い捨てレンズカメラだったのでこんな写真。ルーム内はもっと明るかった筈だけどなぁ、、

ファイル 2000-5.jpg

~当時の記述より抜粋~
十数台のシビックが並んでたけどやっぱりカッコイイのはこの初代のシビックで、とくにRSなんかやっぱいいやねえ。なんかこのフォルムには魂を感じる。一匹の動物って感じ、運転手より先に車があるっていうよーな覇気があるね。

タグ:観:館 観:車 観:模 楽:競 楽:触

盛信軒

ファイル 1999-1.jpg筑西市下平塚にあるラーメン店。

たまには下館ラーメンを食べてみよう!と思って探してきてみたら、今年の年頭に来た下館やきそばの店の手前の表通り沿いだった。
この地域はおいしい店が集まりやすいのかな?とか思った。

半端な時間だけどやっててよかった(一応調べたけどね)。店前に車を停めて中に入った。

店内は余り広くなかったけど、地元の人か身内の人かってお客さん一組だけのまったりした雰囲気。
メニューを見るとワンタンメンがあったのでそれにした。

ファイル 1999-2.jpg

うん、おいしい。
東京が忘れてしまったような鶏ガラ醤油ラーメン。東京育ちの僕としては白河より佐野よりイイ意味で普通なラーメン。
下館ラーメンの特徴は肉が鶏肉(ワンタンに隠れてるけど下に鶏チャーシューがあった)というだけで極端な個性はないけれどこういうラーメンらしいラーメンが食べたいものである。(下館駅の方の「筑波軒」は特徴的だったけど)
そしてワンタンも程良くビラビラで沢山のってて嬉しい。

はやるとかはやらないとかではなく、ずっと残ってほしいラーメンだと思った。
また近く来たら寄ろう。
やきそばと気分で選べていい地区だなぁ。

タグ:餐:ら

道の駅 ながら

ファイル 1998-1.jpg長柄町六地蔵の県道沿いにある道の駅。

そういえば前に一度来たことあった。
ちょっと失礼な言い方だけど、ただの地方の直売所といった雰囲気の施設。珍しいくらいに道の駅らしいオーラのかけらもなく店の感じは八百屋。
いつ来たんだっけー?とくに何も欲しいものも面白いものもなく、日誌でも寄ったこと自体省略しちゃってたかも。。(08/11/09、、随時版で書いてた)

少しは道の駅っぽい、地域物の面白そうなチョイ食べ商品とかあったらいいなーと期待しつつ覗いてみた。

けどまぁ、そうそう変わりはしないだろうね、完全に地域の人向けの青果直売店。やっぱりなぁーと店を出ようとしたトコで目についたのがアイスケースの「地元産のもの使用」のモナカアイス。

ファイル 1998-2.jpgどんなのかあるかなーと覗くと、イチゴとミソとカシスの三種類。
イチゴは普通だしミソは攻め過ぎ、カシスってなんだっけ?
店のお姉さんに「カシスってなんでしたっけ?」と聞いたら
「えー、、、んーと、、イチゴじゃなくてブドウじゃない感じの、、お酒のやつです」
あーカシスオレンジのカシスね。
果物ってことが聞きたかっただけだったけど、説明ありがとう。感謝しながら一つ購入。

外で写真撮ってて気付いた。ここの赤い屋根ってトマトなんだね。

ファイル 1998-3.jpgそれだけなので点景にするか微妙だった。
けど、
走りながら食べてみたら思った以上に味濃くて、甘みも酸味も強くておいしかったし、色も濃くて地元産のものふんだんに使った感あってよかった。
食べかけだけど思わず写真撮っちゃった。
紫のアイスに歯形クッキリで少々おはずかしい。

タグ:餐:冷 道の駅

草刈ドライブイン

ファイル 1997-1.jpg市原市草刈の県道沿いにあるドライブイン的食堂。

今日は何気なくこの茂原街道を走ってて、ここの看板を見かけて気になったので戻ってきてまでの寄り道。
「名代くず餅お食事処」と大きく掲げてた。

まず、くず餅をでかでかと掲げてるドライブインは初めて見たし、名代っていうくらいだから老舗っぽいしこの街道の名物店みたいな感じがしたので興味本位で来たんだけど、
店を覗くとあまりにも普通の食堂でちょっと焦った。

ファイル 1997-2.jpgけど、「くず餅って食べられますか?」と聞くと「はいどうぞ」と感じのいい奥さんに招かれたので席に着いた。
よくみたらメニューの札にも「くず餅」ってあった。

ちょっとレトロな食堂テーブルがメインで並んでたけど、良く見ると小さな座敷の他に暖簾の奥の部屋も座敷部屋のようで、けっこうくつろげる店のようだった。

そして「くず餅」登場。
あー、くず餅ってこれかぁ。どんなんだか忘れてて餡蜜みたいなのを想像してたけど、これなら得意だわ。

ファイル 1997-3.jpg

うん、ぷるんっとしてひやっとしてかわいらしく、きな粉と蜜の甘さもイイ感じでおいしかった。
爽やかで瑞々しくてさり気なくて素敵な甘味。
そういえば白い蜜って珍しい気がするけど、白くてもおいしいね。

お客は他にいなかったので、くず餅の箱の包装作業をしてた店の奥さんに「この店はけっこう古くからあるんですか?」と聞いてみた。
ら、「はい、だいたい100年になります」だそうだ!おおー!
昔の茂原街道は少し裏のもっと細い道で、ずっとそっちで営業してたんだけど、昭和40年代にこっちに新しい道路が作られて移ったそうだ。どちらにしてもまぎれもなく古くからの茂原街道の店ということで「名代」という文句もダテじゃないわけだね。

もちろんくず餅も当時からの製法で丁寧に作ってるんだとか。
関東流なので原料は小麦の久寿餅だけど(関西は葛だそうだ)
「今お出ししてるくず餅は仕込みから二年かけて発酵させたものです」と言われ、奥深さを感じ、おいしくゆっくり味わって食べられた。

初めて通った茂原街道だけど(実は通ってるんだけど)、その街道の顔のようなイイ店に寄れてよかった。

タグ:餐:餅 餐:菓 観:P 楽:話

大堰自然の観察室

ファイル 1996-1.jpg行田市須加の利根大堰にある魚道の観測室。
今日は滑川で人工繁殖されたミヤコタナゴを見て来た後で、絶滅危惧種のタナゴはキレイだったけど何故かあまり面白くなかったので、やっぱり自分はこっちの方がイイかなとか思って寄ってみた。

ここは頻繁に来る所で埼玉方面のドライブの定番コースの定番寄道スポット。でも今年はまだ三度目かな。
過去三回も点景記事にしてるけど、よく来すぎてて同じような内容になっちゃいそうだからと五年前以降は書いておらず、最近は日誌にちょこっと写真載せてたりしてる。

でもそういえばこの五月くらいのは載せたことなかったから、たまには上げておこうかなと思った。

この時季はアユの季節。遡上調査とやらをやってるらしく、いつもと違って入口の階段下に荷物が置かれ、調査員らしき人が椅子に腰かけて休憩してた。

ふーん
そういえばサケの遡上は何度も見に来てるけど、五月のアユは来たこと無かったなぁ。どんな感じだろう。。
と、覗くと、

いつもは待ってないと魚が現れないくらいの魚道の窓に、小さなアユがわんさか泳いでて驚いた。

おおーおおー時季に来るとこんなにも違うもんかー。

ファイル 1996-2.jpg

たまーに十数センチくらいの中くらいの子が交じってて、アユらしい姿を見れるのがうれしい。
でもこういう時ってホントにアユだらけで他の魚(オイカワとか)って交じったりしないもんなんだね。ホントはサクラマスとか見たかったけど、まぁ今日はお呼びでないかな。

そして二つ目の段のある窓が今日は面白かった。
いつもはすぐ通り過ぎちゃうから、あまりじっくり見てない場所なんだけど、今日はここにも沢山いて、段を飛び跳ねて登る魚や一気に流れを登るアユがよく見えた。

ファイル 1996-3.jpg

っていうかこれ、遊んでるよね。
わざわざ段の手前のトコで泳いで「ながされるーーながされるーー」って踏ん張っているけど、これは鍛えてるのかな?いや、遊んでるんだろう。

そして流されてはまた飛び跳ねて戻ってきた。
面白い面白い。
飛び跳ねてるトコを写真沢山撮ったけど、素早くてうまく撮れてなかった、、スポーツモードか連写で撮ればよかったかな。

少し休憩して周りを見ると、そういえばいつもの間にかスタンプ台や、カード大の小冊子が置かれていた。
前からあったっけ?気がつかなかった。

ファイル 1996-4.jpg

そしてしばーらく見てたら少しづつ数が減ってきた。
それでもまだ残ってる子達は元気いっぱいで、一番目の窓の緩やかなトコでは垂直に泳いでジャンプの練習とかしたりしてた。

ファイル 1996-5.jpgそんな感じで30分チョイ眺めて楽しんだ。
外に出て水量豊富な利根川を眺めつつ車に戻った。今年は水不足大丈夫そうかな。

いやーやっぱこっちの方が楽しいな。
なんてったって自然の野性だから、一匹も見れない日もあるし、見れる魚も日によって違う。
前回はコイとフナでその前は大きなマルタが見れた。
現れたときの嬉しい感じが快感だし、さらに写真がうまく撮れればもう釣り上げたような気分だったりする。

イワズモガナだけど、またこよう。


ちなみに前の点景
ニゴイ→

サケ→
サクラマス→

タグ:動:魚 観:館 景:川

滑川町エコミュージアムセンター

ファイル 1995-1.jpg滑川町福田にある博物館。
主な内容は「国指定天然記念物ミヤコタナゴの人工繁殖や調査研究」だそうで、つまりミヤコタナゴを見に来た。

去年8月に所沢でミヤコタナゴを見た所でこの場所を教えて貰って、いつか来ようと思い、どうせならタナゴの産卵期に婚姻色で綺麗になった姿を見たいなーと思ってて、この時季に忘れずに来れて良かった。
ここ最近はそんなに魚ネタが続いてなかったので待ちに待った感じかな。

ファイル 1995-2.jpgさて、図書館前の駐車場から歩くと、入口はウッドチップの小道のチップが荒れ撒かれたような感じと、なぜか線路がポツンと残ってて廃れた印象で不安になった。
何だこの線路?工場の引き込み線の名残なのかな?

入口は小さく靴を脱いでスリッパで入る。本当に入っていいのか不安になる。
コンクリの廊下を進むと受付案内に係の人がヒマそうにイス漕いでいた。声もかけられなかったけど不安だったので写真はOKか聞いた見た。「どうぞ」と一言。

中は大きな水槽はないけど整っていた。居心地悪かったけど、とりあえず真ん中のミヤコタナゴの水槽をじっくり見た。

ファイル 1995-3.jpg

おおお、元気なミヤコタナゴがチョコチョコ泳ぎ回っていた。ちょっと活発すぎて写真に撮れなくて困ったww

体が大きめで婚姻色で尾が赤く体が青くなっているのがオス♂。
小さめで色はなく尻からフンみたいな卵管が延びているのがメス♀。
いやはや元気すぎる。少しでいいから止まってほしい。。

そしてその横には稚魚の水槽があって拡大鏡でよく見えた。
うぎゃーかわいい。ちんこい。

ファイル 1995-4.jpg

水槽は他にもあって、他種のタナゴやフナなどの中下流域の河川の淡水魚がいろいろいたけれど、水族館のように眺める雰囲気ではなく、テーブルになってたりして、学習の一貫という感じのレイアウト。
外の池の中を覗けそうな窓は、何故かミドリガメコーナーだったり、飼育繁殖室は覗くだけだったりと、ゆっくり見るところはなかった。

ファイル 1995-5.jpg

中庭のような板床のテラスに出ると、その中に池があった。
覗くとタナゴっぽい魚が泳いでいたけど、少し濁ってたし上からだからよく分からず、写真もネットにピントがあってて失敗。
ウッドデッキの先も一面の池になっていたけど、こっちも濁ってて眺めるようなもんでもなかった。タナゴの生息地としては藻で濁ったくらいの池の方がいいのかな?

ファイル 1995-6.jpg

以上、あとはバケツにザリガニがいたけど、まさか和物のザリガニじゃないでしょ。

と、メインのミヤコタナゴの水槽以外は面白味薄く、放っておかれてはいるけど居心地悪く、かといって話しを聞く雰囲気でもなく、期待して来た割にはイマイチだった。。

そそくさと立ち去る気分で靴穿いて館を出た。
所沢の方が楽しかったけど、まぁ時季のミヤコタナゴはキレイだったからいいや。

タグ:観:館 観:然 動:魚 観:池