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喰い道楽すみよし

ファイル 646-1.jpgひたちなか市湊中央の那珂湊市街にある魚介系の料理店で、イイ値の海鮮メニューがメインの店。
でも入口に「那珂湊焼きそば」の幟があったので怯むことなく入店。
ゆるーい時間だったから、店内もゆるーく、店の人がテーブルでノートパソ広げてネットやってた。。

席は全然あいてるから気にならずに座敷に上がって焼きそば注文。
ソースと醤油があるらしいけど、「どっちがメイン?」と聞いたら「どちらも人気ですが昔からやってるのはソース」だそうなのでソースにした。
(でも注文した後に見た店内のポスターでは『百年以上続く地元醤油蔵の特製醤油』とか出ててそっちに惹かれた。。)

そして焼きそば登場。

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おもったより薄い色だから後からかける方式かな?と思ったら、そうではなくてもうしっかり味ついてソースもかかってた。
うん、おいしい。
薄味のようで意外とコッテリ。油もバッチリ、ソースもしっかり、ちょっと風邪気味の身体には強いくらいのワイルドな焼きそばだった。
おや?
前に市内の別の店(このすぐ裏の店)で食べた「那珂湊焼きそば」とは随分違うけど、店によってまちまちなのかな?

ちょっとスタイルがわからなくなったので、店を出るときにもらった焼きそばマップを見ながら、もう一件行ってみようかなと思った。

けど次に行った店は「時間かかるけどいい?ごめんね」って感じだったのでやめた。
ゆるーい時間帯のB級な食事だから仕方ないか。。またきてみよう

タグ:餐:や

道の駅 山北

ファイル 644-1.jpg山北町の丹沢湖に向かう県道沿いにある道の駅。
広めの駐車帯ってくらいのスペースの小さめの道の駅だった。

これじゃ食堂なんてないか、、直売の惣菜や弁当でも買って食べるか、、とか思ってたら、小さな売店の奥がちゃんと食堂になってた。
おお。ナイスナイス。

しかも「イワナかヤマメが一匹どーん!」という名物料理とやらがあるそうで、蕎麦か飯か少し迷ったけどここは丼物で「不老天重」にした。

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なんか盛りだくさんの天重。
野菜天が何種も乗って魚が顔しか見えない、、
茄子、南瓜、椎茸に明日葉。この明日葉天がうまかった。

ファイル 644-3.jpgで、やっと魚が見えた。
ヤマメだった。
(ヤマメとイワナじゃ差があると思うけど、、まあいいか)

ヤマメ天丼というと、免許とったばかりの頃に奥多摩の奥(塩山市)で食べたのが印象深かった。それはタレの味が濃かったんだけど、これは天つゆのようなあっさり味。
川魚の風味が美味しいワイルドな天丼。
頭ごとペロリと食べられた。

ファイル 644-4.jpg食後は物産市コーナーを見て外に出た。ら、入口のとこで「小麦まんじゅう」というのを販売してた。
これ小倉とか胡麻あんとか全種類味見させてくれて、実質2個分くらい食べちゃった、、
なんか悪いから1個だけお金払って買った。
その場で揚げたての「揚げまんじゅう」にした。

熱くてすぐには食えず、、走りながら食べた。
芳ばしくて美味しかった。
(帰ってから調べたら、裾野の店の出張販売だったようだ)

タグ:食:丼 餐:揚 餐:魚 餐:饅 道の駅

洒水の滝

ファイル 643-1.jpg山北町にある滝。日本の滝百選。
駐車場は10台分くらいかなぁ?結構埋まってて自分で満車だった。
で、滝への道への入口に
「台風災害のため洒水の滝へは行けません」
とあった。。え?
でも本当に行けないんだったらこんなに車停ってないよね。。
と思い、とりあえず歩いてみた。

ら、、土砂が流出したらしい感じで整備中な感じだった。
でも、閉鎖されてるとかいう感じでもなく奥から歩いてくる人もチラホラ見かけたので、自分も進んだ。

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途中、寺とか石棺の碑とか幸せダルマとかあった。ダルマは半分土砂から掘り起こされたような感じだった。
道中飽きさせないように色々有るような気がして、滝までは遠いいのかな?とか思ったけど、それは考えすぎで、その先すぐに滝が現れた。

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ファイル 643-4.jpgおお!
これはなかなかイイ!
まっすぐ直線的に流れ落ちる滝で、勢い良かった。
100選も納得の貫禄あった。

残念ながら手前の橋が閉鎖されて滝壺まではいかれなかった。
「滝へは行けません」というのはコレのことかな?
っていうか、もうひとつ先にあったんじゃないかと思える橋が完全に流されてたようで、当分は無理そう。

でもこの手前から見るだけでも悪くなく、滝の勢いと風と飛沫を感じられた。
周りの岩も水が流れまくっててあちこちで小さな滝になってた。

ファイル 643-5.jpgそして手前に水汲み場。
この滝の水は名水100選でもあるそうだ。
ん、ちょっと待てよ、、滝の水が100選?てことはこの水は100選じゃないよな、、
細かいことはどうでもいい。どうせ空きペットボトルも持ってきてないから手だけ洗った。きもちよかった。
(足も濡れちゃった)

タグ:景:滝 観:水 観:石 観:選 楽:浸

根木内歴史公園

ファイル 642-1.jpg松戸市の根木内城趾にある公園。
ウチから一番近い城跡で、しょっちゅう目の前は通過してるけど来たことなく、気が付けばいつのまにか整備されて駐車場まで出来てたみたいで、一度は行っておきたいと思いつつも、近すぎてなかなか行くことがなかった。
今日は夕方から用事の半端な日なので丁度よく、やっとこれた。

無料の駐車場は自分で満車だったけど、その停まってた車以上に公園内は人が多く賑やかだった。

駐車場からだとまずは湿地のプチ水性植物園風区域に入るけど、これは後にして脇を進んで城跡に進む。

ファイル 642-2.jpg郭の土塁を見ながら深い空堀を進むと、根木内城の大手門?の土橋に出た。
おお!なかなか城跡らしいじゃん!

そしてその虎口の先は郭の広場になってた。
広かったはずの郭(三の丸くらいなのかな?)の半分ほどの広場で、先に進むとバツン!と城跡は切れて深い堀と間違えるような国道六号様が横断しておられます。

ファイル 642-3.jpgそうこの根木内城趾は、何の恨みあってか見事にド真ん中を国道に割られてしまった城跡。
逆に言えば、割って国道造ったから残った半端な側が城跡として残された形。
対岸の本丸側は見事に宅地化されて見る影もございません。

この近くにある同じように宅地化されちゃった小金城の方が、もう少し城跡としてみれる箇所あるね。(駐車場ないけど)
ちなみに小金城がつくられる前の高城氏の本城がこの根木内城。
wikiとかだと根木内のさらに先に栗ヶ沢城があったなんて書かれてるけど、あれは多分城じゃなくてただの屋敷だと思う。

さて、城跡の郭部分から下りると、さっきの湿地部分。
案内地図ではここも空堀跡ってことらしい。
ここはなかなかイイ感じ。花の季節じゃないけど色々と水生植物が植えられてるようでプチ湿原散歩感覚。

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裏の上富士川にも出れるけど、こちらは余り見せたくない宅地内の川な感じ。

湿地堀に戻ると、ザリガニ釣りをしてる子供たちが多く、ちょっと覗くと、、水の中はザリガニだらけだった。。
ああ、これは子供には楽しいねぇ。

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ザリガニ以外にもメダカ(っぽい魚「カダヤシ」)も泳いでて魚影濃く面白い。
トンボが水面たたいてたり(産卵?)かわいいベニシジミも飛んでた。

城跡どうのよりのんびりする近隣の公園って感じだった。
(だから城址公園じゃなくて歴史公園なんだな)

タグ:楽:歩 観:園 観:城 景:川 動:虫 動:魚

道の駅 多古

ファイル 641-1.jpg多古町の296号沿いにある道の駅。
以前から結構普通に立ち寄る道の駅だけど、点景にはしてなかったかな?

来てみたら建物に10周年記念の横断幕が掛かってた。
ん?10周年?そんなもんだったっけ?
千葉県内の道の駅では古いほうだと思ってたけどなぁ、、もっと前の道の駅開設初期(H5年)くらいからあるような気がしてたけど。。

さてさて、この道の駅の建物は「あじさい館」という名のとおり、裏を流れる栗山川に沿ってアジサイが咲き並ぶアジサイスポット。
どんな感じかなーと見てみたら、赤紫のアジサイが咲き並んでいた。

ファイル 641-2.jpg赤紫は少しパッとしないね。
連れて来た妹いわく「きったないアジサイ」
これは趣味的な色の好みだろうけど、、やっぱりあじさいは青とかの方がイイようだ。
(ここに来る前に印旛で青いの見て来たもんだから辛口)

少し先の「あじさい公園」に行ったらもう少し青いのとか咲いてるんじゃないか、、と思って川沿いを歩いた。

ファイル 641-3.jpgけどやっぱ赤紫以外はそんなに咲いてなかった。
青はまだこれからなのかな?

写真撮ってる人がいたから、そこらへんが見所かと歩いたけど、望遠で対岸遠くを写してるようだった。
適当なとこで引き返した。

結局、赤紫だらけだけど道の駅正面あたりが一番たくさん咲いていた。
(花は悪くないけど葉っぱが枯れてるように見えて残念なんだよね)

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そして「あじさい館」の物産店を見て回った。

で、やっぱ多古と言ったら、「タコピザ」かな。
時間で値引になったピザを買って、紫陽花を見ながら座って食べた。

この「タコピザ」は道の駅の近くの国道沿いで廃バスの車内営業してたピザ屋さんだったんだけど、儲かったのかいつの間にか洒落た建物になってた店。
気さくなフランス人シェフが焼いている面白い店なんだそうだ。
というのは行ったことある友達からの情報。
ぼくはやっぱ、道の駅で買えるなら十分なので行ったことない。

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「冷えてても美味しいから焼きたてはうまいんだろうねー、、」とか話しながら妹と半分んコして「海のピザ」と「イザベラ(ハム椎茸)」をペロリとタイラゲータ。ウマカッターナ。

タグ:餐:麭 植:花 道の駅

もみじの湯

那須塩原市の古町温泉にある共同露天風呂。

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まず吊り橋を渡って箒川に沿った「塩原渓谷歩道」を歩く。
吊り橋から見るとテレビコマーシャルでお馴染みの某温泉ホテルがすぐ先に見えた。

ファイル 626-2.jpgその名の通り紅葉時期にはよさそうな川沿いの遊歩道を進むと道の途中に普通に現れた小屋が、「もみじの湯」の脱衣所。
これは観光で散策する人も気まずいんじゃないかww
立派な温泉ホテル街の目の前で不思議な感じの露天風呂。

料金は¥100自主投函型の共同露天浴場。
先に五人ほどいた入浴者に混ざって入湯。
湯はちゃんと温泉の香りした。

ファイル 626-3.jpg先に入ってた人達は地元の人なのか毎週来てる常連らしい会話をしてた。
普通に話を聞いてたら、サービスなのか自慢なのか(はたまた冗談なのか)、たまーに来る女性の混浴客の話をしてた。

いやいや、僕は今まで混浴で女性と遭遇した事ないし、正直面倒くさいから遇いたくないなぁ。(あ、ばぁちゃんはあったな)
女性には申し訳ないけど、男だけで(と言うよりは独占で)開放感味わえた方がいいよ。
なんて書いたら「嘘つけ」って思われるかなww

そういう不測の状況は想像するだけで楽しめば充分。
ゆっくり湯に浸かって、まだ続く混浴話半ばに湯を上がった。
(ほんとはみんなが出るのを待って風呂の写真撮りたかった。。)

タグ:楽:湯 楽:話 観:道 景:川

小貝ケ浜緑地

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日立市川尻町の断崖の海岸の丘の上に続く遊歩道の森林公園。

まずは小貝浜から小さな橋で川を渡ると、松林の丘の感じのいい遊歩道だった。
案内地図を見ると灯台とかもあるみたいなので、ちょこっとだけ歩いてみようかな。と歩いた。

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まずは見返した小貝浜の浜の感じもイイ。
これは完全に付近の赤い岸壁が崩れた砂の自然な姿の砂浜だよね。
船の海草を捕獲する作業も見下ろせた。
朝の林の雰囲気も清々しく、気持ちよく丘っぽい起伏ある遊歩道を歩いた。

ファイル 623-3.jpg少し上り下り進むと灯台があった。只の筒型の飾りのない白い灯台。
ここで引き返すつもりだったけど、もう少しもう少しと結局たっぷり歩いちゃった。
その先も「波切不動尊」や「茨城百景の碑」などが等間隔くらいで現れて飽きずに上り下り歩ける丘の道だった。

断崖の海岸は岩の島(二見岩と二ツ島というらしい)もあって景色良さそうだけど、正直言ってココからが!っていう眺望ポイントがない。
といいうのも見るからに崩れやすそうな地質(地震も多いしね)で海岸ギリは立入禁止ばかり。

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どこも誰か入って行ってる形跡があるけど、そんな無謀な勇気はビビリーな僕には無いww
でも少しは(無謀に)乗り出して覗いてみたら、なるほどこれは崩れそうだけどイイ景色。茨城百景もダテじゃない。

結局ずっと最後まで歩くと、川尻の町と浜と港が見えた。
これはいい眺め。
危険な断崖の海岸はよく見えずとも、これだけの眺望が覗ければ満足。

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少し角度を変えると通ってきた6号と十王川河口が見えた。
あの6号からいつも見てて気になってた断崖の上にいるわけだ。

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そして一番先には「蠶養(こかい)神社」があった。
「伝説金色姫物語」という案内を読むと、繭のような船に乗って流れ着いたインドの姫様の悲しい物語。ちょっとSFちっく。へー繭の姫の神社か。おもしろい。
神社は崩れかけてたけど、補修作業?が行われてた関係で社の中が覗けた。

思いのほか楽しめる遊歩道でタップリ散策。40分くらい歩き回った。
なかなかいいトコだった。知らなかった。

タグ:楽:歩 観:園 楽:眺 景:海 景:浜 観:船 観:灯 景:岩 景:崖 景:町 景:森 観:宮 観:伝

伊香保おもちゃと人形自動車博物館

ファイル 622-1.jpg伊香保から下った吉岡町の榛名山の裾にある博物館。
かなり濃い博物館、っていうか趣味満載の子供も参加型展示パーク。

駐車場前の看板に「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」「農業林業王国」「リス園」なんてあったから、「へーここら辺は色んなの有るんだな、、」なんて思ってたら、全部一緒のトコロでビックリした。

「クマ人形の館」から「昭和の街角」と「旧車ガレージ」「幕末の雛人形」まではナルホドだけど「癒しの森」に「ワインやビールの蔵」そして「リス園」に出たときは「お前もグルなのか!」と笑った。

何でもありな感じに呆れつつも、凝っててマニアックで愛情有る展示に微笑ましく羨ましく楽しかった。
綿密な浸れるいい空間だった。

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全部写真ОKなのも嬉しい。
でも、全部面白くてあれもこれもだったので、意外と撮った写真は少なかったりする。

ファイル 622-3.jpg見せ方と雰囲気が濃くて、昭和の玩具の色褪せ感と対照的に旧車のピカピカ感は感激の極み。
雑多な感じにお洒落な感じ、イカした感じにカワイイ感じ、いろんなギャップがメリハリあって素晴らしい。
勇ましいものも優しいものも、偏りながらも両方好きだったりする。

愛だね、愛。
大事な愛おしい物達という愛を感じた。

で、個人的に一番良かったのは意外にも「リス園」だったりするww
ウズラがひょこひょこ可愛いのよ。。(あ、ウズラ写してないや)

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あーいいなー
こういう風に大好きな物集めて博物館を作れたら幸せだよなー
自分だったら、、
80年代後半の初心者の頃走ってた車だけ集めたコーナーとか、
道路資料館とか、
カエル園に淡水魚水族園、
城と神社のコーナーにラーメン横町、、、
あ、
そんな自分の好きな物を雑多に集めてるのは、、つまり自分のサイトじゃんww
博物館は造れないにしてもサイトの充実は現実的だよな。うん。

この博物館をまわって感じた事は、大好きな物はいつまでも大切にしたいなぁという気持ち。
取り敢えずはまたサイトの更新にいそしもうと思った。

タグ:観:館 観:具 観:車 動:獣 観:飾 観:模 楽:集

水澤亭

ファイル 621-1.jpg渋川市伊香保町の水沢うどんの老舗店だそうだ。
水沢うどんは十数年前に職場の旅行で来て食べたことあって、そのみずみずしさに感激して好印象+久しぶりで楽しみだった。

その時は小さめの和風の座敷の店だったけど、今回はドライブインの様な大きな店舗。
混んでて少し順番待ちだったけど、土産売場も充実してて飽きなかった。

そしてファミレスのような(雰囲気ないけど妙に馴染みやすい)席について食事。
基本のセットメニュー「伊香保御膳」を食べた。

ファイル 621-2.jpg

うどんは、記憶にある水沢うどんよりもコシがあって讃岐っぽい感じがしたけど、みずみずしさは健在でおいしかった。
お替わりうどんを追加して満腹。
イイ昼食になった。

馬鹿正直な感想としては、思い出ほどではなかったので感激はないけどおいしかった。
最近おいしいうどん屋さん増えて来ちゃったから大変だよね。


ところで水沢うどんは「日本の三大うどん」だそうで、他は「讃岐」と「稲庭」だそうだ。
んー「讃岐」と「稲庭」に比べると知名度低めな感じする。
ここが水沢観音だけに固執しないで、館林や桐生とかとも一緒になって「上州うどん」として盛り上げたならもっと流行ってたかも知れない。
もっとも歴史とプレミア感があって日本の三大に名を連ねる誇りがあるならば別に流行らなくてもイイのかな。。

最近では「武蔵野うどん」の方が一般的だな。
で、個人的には「稲庭」が一番だな。(こんなトコロで言わなくてもイイのに、、)

タグ:餐:麺 楽:集

老神温泉大蛇まつり

ファイル 620-1.jpg日光と赤城の中間の沼田市利根町にある温泉地。
宿は「山口屋」に泊まった、老舗旅館だそうだ。
何故か目の前の駐車場には留めさせてもらえず少し離れた第二駐車場に停めて送迎。
というのも、
実は今日は年に一度の「大蛇祭り大祭」の日で宿の前はゴタゴタするんだそうだ。
予約した友達も全然知らなくて来てから知って驚き。
特別料金でもないし(むしろ格安)サイトにも出てなかったそうだ。
もっと集客アピールすればいいのに、、
いやいや、知らずにたまたまイイ日に来れてラッキー。

フロントで老神温泉のあらましを話してくれた。
戦場ヶ原で赤城の神の「ヘビ」と日光の「ムカデ」が戦って、矢を射たれた赤城の神がココまで追われ撤退、この温泉で傷を治してムカデを追い返したという伝説。
追い返した神で「おいがみ」の温泉だそうだ。(以前に赤城神社の項目で調べてて知ってたけど)

宿は部屋も広くきれいで眺めもよく谷間の温泉街を一望。
温泉も谷間丸見えの露天風呂で気持ちよかった。食事も美味しく大満足。

で、夜。
食後にまったり部屋飲みしてたら「お祭り来ました」と連絡入り、ロビーに降りてみた。

お面の踊りの後に獅子舞も舞って、そのあと太鼓に続いて神輿よろしく担がれた大蛇様が入ってきた。

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へーおもしろい。
担ぎ手は酔っぱらって蛇もリアルにくねって廻って、お捻りを撒いて行った。
(お捻りはそれぞれ中身が違ってて僕が拾ったのは五十円だった)

ファイル 620-3.jpg寒かったけどちょっと外に大蛇を追ってみたら、隣のホテル前では大蛇がトグロ巻いて(っていうか輪になって)中心で一升瓶一気をやってた。。。

こんな調子でべろべろになって温泉街の各宿を練り歩くのか。
すげー。
集客イベントなんかじゃない町を上げての昔からのガチなお祭りなんだ。
確かにこりゃ宿の目の前の駐車場には車停めなくてよかった。

面白かったけど、それ以上は追わずに部屋に戻った。
(ついて行くと取り込まれて一升瓶一気をやらされるかもしれないとか言われてたので。。宿の女将さんは去年やらされたんだそうだ)

太鼓の音はかなり夜遅くまで賑やかに聞こえていた。


で、翌朝。
あまり深く飲まずに寝たのでスパッと起きた。
風呂入って、散歩がてら朝市に行ってみた。

ファイル 620-4.jpg朝市の会場広場には寒いのに宿の浴衣で来てる客も多かった。
7時半の市が終わる時間寸前だったけど、試食してまわって、豆とか山椒の塩漬けとか購入。
素朴でよかった。

帰りに町中の赤城神社に寄ってみた。
さすがに祭りの翌日だけに奉納品多く、大蛇も三匹まるまってた。
ちゃんと毎年町を上げての祭りで騒いでもらえる神社ってイイなぁ。(っていうか、たまには自分ちの地元の神社の祭りとかも行ってみろってね。。)
たまたまだけど、そんな祭りの日に居合わせられて親近感を感じながらお参り。

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宿の朝食は、朝からおかずも多く美味しかった。

精算して、また少し離れた駐車場まで車で送ってもらった。

というわけで、
日光戦場ヶ原の寒い風に追われてきた四人の車乗りが、温泉で温まって寒風を追い払って、心地よい風のドライブを続けられましたとさ。
めでたしめでたし。

タグ:楽:催 楽:集 楽:演 楽:宿 楽:買 観:宮 観:伝 観:市 観:飾