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生麺焼きそば まるやま

ファイル 1412-1.jpg茂原市早野にある焼きそば店。
裏の駐車場に停めて店に入ると他に客はなく、やっぱ暑い日に焼きそば食べたい人って普通そんなにいないよね。。なんて思ってたらそんな事はなく、自分の後に続いてぞくぞくとお客さんが来てた。
タイミング良く一番だったからメニューも迷わずに一番でオーダーしようと焦った。
でも味は大まかに二種類あって「ダシしょうゆ」と「ソース」でどちらにしようか迷いつつも、お持ち帰り不可の店内のみのオリジナル味という「ダシしょうゆ」で、トッピングに肉を付けてみた。
かろうじて一番で注文できたけど、後からのお客さんはみんな「ソース」をたのんでたのは気になった。。

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てわけで「ダシしょうゆ」普通で肉のせ。
うん、程良い味でおいしかった。
食べ始めはやっぱり「ソース」にするべきだったのでは、、という思いが邪魔をしてたんだけど、のせた肉のタレがイイ味でいいアクセントになって「ダシしょうゆ」をひきたてておいしかったので、この組み合わせで良かった。

実はこの店は、茂原の有名な焼きそば店「もりたや」が準備中(90分待ち)だったので来てみたお店。
だけど、ウェブで見てみたらこちらの「まるやま」はその「もりたや」で修業された直系のやきそばという情報が出てた。へー。文化だね。次回はやっぱりその「もりたや」か、また駄目だったらこっちでソースを食べたいな。

タグ:餐:や

鶴枝ヒメハルゼミ発生地

ファイル 1411-1.jpg茂原市上永吉鶴枝の八幡神社裏の山が天然記念物の姫春蝉発生地。
以前にも来てて二度目の来訪。あーでも前回は点景に書いてなかったね。ヒメハルゼミ啼いてなかったもんね。
なんかこのヒメハルゼミが妙に気になってた時期があって、他にも新潟の「能生白山神社」とかも行ってた。こっちは啼いてなかったけど書いてた。(→)

その能生と共に発生地として国指定天然記念物になってるヒメハルゼミは、明治三十五年にこの八幡神社の森で発見されて新種として学会に発表されたので、学名が「Euterpnosia chibensis」とついた。「千葉に棲む蝉の種」という意味らしい。千葉県民として親近感沸きそうだけど、「chibensis」でググると有害な細菌の名前にもあるようで、、名前で喜ぶのは微妙かもしれない。

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解説には「発生時期は六月二十五日頃から一ヶ月ほど」とあった。丁度イイ時期だよね。
さぁ今日こそは大合唱するというその声を聞けるかなと期待して神社の石段を上った。

神社はどっしりした社殿の落ち着いた境内で、手水舎に水はなく天然記念物の標柱は苔生していた。
あまり人が来ない雰囲気でもあるけど荒れた感じはなくさっぱりしてて居心地は良かった。

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そして気になる音だけど、、
やっぱり蝉の声は聞こえず、逆に鳥の啼き声は賑やかで色んな囀りが入り混ざって響いていた。
まぁこれもタイミングだろうから魚道の魚を見るのと一緒でしばーらく待ってないと聞こえないものなのかな、、と思ってのーんびり森を眺めて待ってみた。

けど、やっぱ鳥だらけ。
虫はといえば、蜻蛉も蝶も揚羽も飛び回ってたけど、蝉はニイニイゼミすらいなかった。蚊に刺されずに済んだのだけはありがたい。

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んーやっぱ今日も駄目か。
やっぱ希少種でそうそう滅多に聞けるものではないのかな。。

っていうか、、実はまだ一度も聞いたことないのでどんな声なのかも知らないのだ。
名前に「姫」って付くくらいだから流麗な声で啼くんだろうなぁ。。(そんな事は無いらしい)

っていうか、、逆に此処に拘らずに西日本とかならもっと普通に聞けるのかな?(そういえば西日本じゃGWくらいから蝉の啼き声きこえてるもんな。。)

っていうか、、春蝉っていったって、六月下旬ともなればウチの近所でさえもうニイニイ蝉が啼き始めてたりするから、そんなに有難味はないんだけどね。。

と、ぶつぶつ考えながら三十分ほど森や鳥を眺めて待ち望んでみてたけれど、駄目そうなので諦めた。

タグ:観:宮 観:然 景:森 動:鳥 動:虫 楽<残

霞ヶ浦総合公園

土浦市大岩田の霞ヶ浦岸にある県営の公園。
その広い公園の中程に目印的なオランダ風車形(風車の形だけど動力は電気だそうだwww)の展望塔があり、その手前に「土浦市ネイチャーセンター」という霞ヶ浦の生物の学習施設がある。

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来た目的は此処で魚の水槽が並ぶ無料のプチ水族館的なトコらしい。学習施設ということで学童向けかなと思って今まで来てなかったけど、来てみたら子供は少なかった。天気悪い日曜だからかな。

で、一階の奥に並ぶ水槽は「世界の淡水魚」になっていた。
一般的な熱帯魚から少し変わった魚などが並び、順番に見ててまず驚いたのがウーパールーパー。でかい、、太目の魚肉ソーセージーよりでかい。ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)というよりメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)と書いた方がしっくりくるくらいだった。

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他に目を引くのは奥の大きい水槽のレッドテールキャットフィッシュがでかくて元気過ぎ。アロワナもでかかった。
実は海外の魚にはあまり興味ないんだけど、何故か唯一和物の「アカハライモリ」も並んでて元気にじゃれあっていて可愛かった。

えー国産はイモリだけか(子供に何を学ばせるんだ?)、、、なんて思ってたらそうではなくて二階が「霞ヶ浦の魚」コーナーになっていた。

で、二階にあがるとだーれもおらず「霞ヶ浦の魚」は何故か暗く、まるで人気のないコーナーになっていた。。(やっぱ普通は外国の魚の方が華やかで見てて楽しいもんなのかな)

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たしかに一般的なフナとかドジョウとかがメインで珍しい魚は無く、雷魚も青魚もナマズも小さかったけど、目の前の霞ヶ浦に住む魚たちなので親近感あってかわいらしいと思うけどなぁ。。まぁ静かなのでゆっくりまわって存分に眺められた。

そして二階の反対側の奥は野外観測窓になってて望遠鏡が設置されていた。展望もできるけど冷房で窓は雲っちゃってた。

魚を眺めた後は外に出て水生植物園のハス園を歩いてみた。
蓮の花が沢山咲いていた。っていうか蓮って赤とか白とかだけじゃなくて色んな形と種類があるんだね。花びらの枚数なんか全然バラバラで椿みたいなのまであるんだ。しらんかった。。

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そしてモーモーと牛蛙が啼いていた。啼いてるカエルは見つからないんだよねー、、なーんて思って探してみてたら簡単に見つかった。。牛蛙ってバカなのか?(っていうか牛蛙ってこんな形だったっけ?)

さて、その先のウッドデッキの道が続く蘆原の遊歩道にも進んで歩きまわってみた。
こちらは暫く歩いてもあまり景色に変化が無く、咲いてる花も蘆の根元の白い「ハンゲショウ」くらいだったけど、こういう風景が本来あるべき形の自然な霞ヶ浦の沿岸の景色なのかと思うと、そんな中を歩きやすい道ですいすい進めるのも不思議な感じで面白い。

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なんか今日は湿気がキツく、少し歩いただけで汗ベトベトだったので、全面は歩き回らずに中ほどで蘆原から出て折り返した。
表の湿地の水溜りには黄色い「アサザ」の花が見えた。

そして水生植物園から出て、最後にオランダ風車形展望塔に上って展望してみた。
霞ヶ浦も見えるには見えるけど、どちらかといえば公園内を広く眺めおろす展望って感じだった。

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そしてここはやたらとスズメが多く、みんな風車の頭のほうに上っていくようなので追ってみてみたら、頭の部分の笠の隙間に巣があるのが見えた。フンが落ちてきそうなのでのんびりせずに切り上げて戻った。

タグ:観:園 観:館 観:塔 観:蛙 景:湖 動:魚 動:虫 植:花

中城商店街

土浦市中央にある商店街。
125号に沿って土浦城に向かう手前に横目に見えて、古風な店が並んで気になっていた通り。

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その入口にある天ぷら屋「保立食堂」は小学生くらいの昔に家族で筑波山へ行く途中の筑波鉄道乗り換えの間の散策で入った覚えがあるんだけど、駅からはわりと離れてるから記憶違いかなぁ。。
店先には古写真と説明で「創業は明治2年~戦時中は予科練の指定食堂~」だったそうだ。
次はこっちでも食事したいな。。

そしてこの前の駅前通りの125号は江戸時代の昔は城の堀と霞ヶ浦を繋ぐ川だったそうで、隅に「櫻橋」と橋の欄干っぽい石柱が残されていた。

って感じで、ちょっと商店街の入口だけ「れんこんラーメン」の記事のオマケに載せる形で商店街に入ってすぐの駐車場に戻ろう、、と思ってたんだけど、その先の通りにも古めかしい店や蔵が見えて「土浦まちかど蔵」とかあって観光向きっぽくなってたりしてたので、ちょっとそのまま少し歩いてみることにした。(ので別記事になりました)

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まず一番手前の土浦まちかど蔵「大徳」は天明5年(1785)の創業の呉服の老舗。表の建物「見世蔵」は江戸末期の建物だそうだけど、裏には天保13年(1842)築の蔵もあるそうだ。

「御自由に~」とあったので入ってみたら、中は土産売場になっていた。
でも二階にも上がれるようになっていて、他に客もなかったので、レジのおばちゃんに少しゆっくりこの建物の話や二階の見所なんかを聞けた。

早速二階に上がってみると、何もなくきれいにガラーンとしたギャラリー的なスペースになってて、格子窓と枡形の天井の感じはいいけどそれだけだった。

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ぐるっとまわったら階段の裏に奥屋敷への連絡口があった。
これは下で話聞いてなかったら気付かずに「何だこれだけか」と下りちゃうトコだったかもしれない。。

その先に進むと見世蔵に隣接した屋敷の二階に入れた。
スリッパを脱いで座敷にあがると、なるほどいろいろと装飾が施された立派で素敵なお座敷だった。

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右の座敷は天井が畳に合わせた仕切になってて床の間に「ざくろの柱」があった。ざくろは珍しいねぇ。
そして左の座敷は「エンジュの柱」だった。

座敷の先の中庭側の廊下はなんと継ぎ目のない一本の長い木材を並べた廊下になっている。これはすごい。
そして覗く中庭の瓦風景もイイ感じ。続く向かいの蔵が天保建築の「元蔵」のようだ。(そこは公開されていなかった)

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そして廊下の奥には小さな螺旋階段。細い手すりがまた洒落てるね。
実はこの階段の一部に「鯉の瀧上り」の彫刻が施されていると聞いていたんだけど、なかなか見つからずに少々立ち往生。上ってきたときの視点でと考えてみたら脇にあったのを見つけられた。
いやぁ天井も柱も廊下も階段も、間違いなく話を聞かなきゃ気付かなかっただろうね。楽しめて満足。

一階に下りて、今度は店の隣にある「袖蔵」に進む。

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こちらは「袖蔵展示館」となっていて、一階には土浦の文化資料展示で花火や帆曵船、二階には大徳の資料で古道具や古写真などが飾られてて面白かった。


表に出て通りのその先にも歩いてみた。
ら、なんとすぐ先に広めで無料の「土浦まちかど蔵専用駐車場」があった。。こっちに停めればよかった。  まぁいいか。

気を取り直して町散歩。
大徳の隣は県指定文化財「矢口家住宅」だけど解体修復中。完成までは三年かかるそうだ。けど、ギザギザの柱がよく見えてこれはこれで面白い。

その先には明治6年創業の蕎麦店「吾妻庵」。ガラスを填めた店名の、、(なんていうのこういうの)が洒落ていた。

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その辺りで折り返して戻り、大徳の向かいの「土浦まちかど蔵・野村」を覗いてみた。
ここは裏の煉瓦蔵が喫茶店になってるそうだけど、表は観光案内休憩所って感じで、案内のおじさんに沢山話を聞けた。(前記の矢口家住宅の改修の話とか)

この前の商店街の道は江戸時代には水戸街道だったそうで古くから商家の集まる通りだったらしい。
そして、随分最近まで古い家がもっと残っていたけど、東日本の震災で随分被害があって建て替えちゃった所が多いそうだ。えーそうなのか。そういえば土浦城に来たのって震災前だよな、、その時にこっちも歩いとけばよかった。。

話の途中で某テレ東の某番組のスタッフの人が来て飛行船の写真を借りて行った。近々土浦特集で放送があるのかな。
そのツェッペリン飛行船は昭和4年(1929)に霞ヶ浦航空隊基地に寄港。霞ヶ浦に来たのは大型の格納庫があったからだそうだ。
この案内所も一角が飛行船のコーナーになっててツェッペリン船の模型が吊られていた。

いやぁ土浦でこんなに楽しめると思ってなかったわ。しかも無料で(駐車場だけ有料に停めちゃったけど)
へたすりゃ小江戸の佐倉なんかよりも面白いかも、、っていうか色々名物も歴史も城跡もあるけど地味な街だよね土浦。意外な穴場でオススメの街だと思った。

タグ:観:道 観:街 観:屋 観:建 観:館 観:飾 観:模 楽:話

中華の福来軒

ファイル 1408-1.jpg土浦市中央の125号沿いにある中華料理店。
ここは昭和28年創業の土浦の老舗店だそうだけど、来てみたらそうは感じさせない軽い印象の普通な入口だった。

そして生産量日本一の土浦のレンコンを使った「れんこんらーめん」というのが気になってきたんだけど、店先には「つちうら伽哩物語」「つちうらツェッペリンカレー」と、カレー押しの幟が並んでて、一瞬怯んだけど入口に「れんこんらーめん」とも書かれてたので安心して入店。

ファイル 1408-2.jpg店の中はまたちょっと意外で昭和の軽食喫茶店風な照明緩めの落ちついた感じ。
壁に張られたメニューはやっぱりカレー押し。「幸福いっぱい餃子」というのもカレー風味だそうで、「マーボー冷やし中華」という限定メニューもあってやっぱり辛味押しながら、かろうじて中華店を保っていた。
「れんこんカレーらーめん」「れんこんカレーつけ麺」というのを見てこれまた一瞬ヤバイ、、と思ったけど、テーブルのメニューには普通の「れんこんらーめん」が載ってたので安心してそちらをたのんだ。

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てわけで、普通の方の「れんこんらーめん」
自家製麺で蓮根が練りこんであるという麺は見た目普通だけど、少し感じが違ってて「何が?」と聞かれるとグルメレポーターではない僕は困ってしまうけど面白い食感。汁はあっさり醤油でさっぱりして優しいイイ味。上に乗ったレンコン天はカレー風味だったけど、これは辛いもの苦手な僕でも問題なくおいしく食べられた。
レンコンの特別感よりカレーのキャッチーな味のほうが分かりやすくて悔しいなとも思いつつ、ほどよく楽しめたラーメンだった。

で、
やっぱここは押しのカレーも味わうべきかなとか何とか自爆的なことも考えて、追加で「ツェッペリンカレーコロッケ」というのもひとつ挑戦しちゃってみた。

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一応形が細長くなってるのはツェッペリン船を模してるのかな。
これはカレー味のコロッケじゃなくて、じゃが芋(とレンコン?)をトロトロに煮込んだカレークリームをそのままコロッケ型に収めた感じだった。カレーパンのパンが無い感じ。片手で食べるカレー。
そのカレーは甘い味付けで、

、、


、、いや甘い味付けだから辛く無いわけではなくて、やっぱり辛い。(一般的には全然辛くないのかも)
ラーメンの汁を残しておいてよかった。交互に口に運んで食べられた。

ともあれラーメンはおいしかったし、ツェッペリンカレーの片鱗は味わえたし満足の昼食。

いやーどうしてもツェッペリンというと、敬愛して止まない偉大なるロックバンドの「Led Zeppelin」が浮かび、ロックとカレーは関係ねぇとか否定しつつも、名前的に一度は口にしたいとか思ってみたりしてた。
Baby Baby Baby do you like it?

タグ:餐:ら 餐:菜 餐:揚 餐x辛x

自家製麺 川崎屋

ファイル 1407-1.jpg越谷市平方の県道沿いにあるラーメン店。
最近ヤケにこの前の県道を通るようになってて少し気になってた店。
時間調整も兼ねて昼食に来店。
コンビニ店舗だったような感じなので車は停めやすかった。

店は入口左側が製麺室になってた。ちょい昔と違って最近は「手打ち」より「自家製麺」がはやりなのかな。(うどんの影響?)使ってる北海道産の小麦粉の袋も積んであって素材アピールもばっちり。

意外とメニューはラーメンだけじゃなくて定食物もあったりした。
初めての店だから普通の醤油ラーメンと思ったけど、「アゴ煮干醤油」というのがメインの雑誌の切り抜きもあったので、そっちにしてみた。

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やや少な目の洒落た感じの見た目(最近よく聞く「意識高い系ラーメン」寄り?)だけど、量も丁度よく汁も見た目よりちゃんとあった。
汁はアゴだしの甘さと和風な優しさであっさりと食べやすく、麺もほどよく啜りやすい食べやすいラーメン。極端で余計なトンガリがないおいしいラーメンだった。(もっとコシとか強調してるかと思った)
小さいコトだけど海苔が二枚入ってるのが嬉しい。一枚は麺と共に、一枚は汁と共に。

他メニューも気になるので、また時間が合えば気軽に寄りたいと思った。

タグ:餐:ら

吉崎海岸

匝瑳市吉崎の九十九里浜の海岸。
何気なくいつも休憩するのと違う海岸に出てみた。
ら、ここは車がチラホラしかおらず悠々停めて休憩。
車を降りてみてみたら、ここは砂浜になっておらず段々のコンクリート護岸でずっと整備されていた。

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ああ、だからガラガラだったのか。砂浜のあるほうへ行くわな。
サーファーもいなかったのは波が強すぎるからかな。さっき通った飯岡海岸は混みあってたもんな。

まぁ僕は海を眺めるだけだからここでオーケー。
むしろ砂がつかずに楽々で都合イイかも。(でもそれじゃ九十九里にきてる意味ないか、、)
その護岸は波打ち際から黒々とびっしりとイガイ(インコ貝とかカラス貝)が群生していて、その間に沢山のカニ(カクベンケイガニ)がチョコチョコ歩き回っていた。

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見た目もよくないイガイだけど食べるとうまいらしい。(おやじギャグは割愛)ムール貝みたいなもんだからね。
そんなイガイが邪魔で波打ち際まで下りる気にはならず足ポチャは無し。
もっとも先週新潟のキレイな海に行ってきたばかりで、この千葉の海水に浸かる気はしないので丁度イイ。

ファイル 1406-3.jpg眺めてたらコンクリ部分じゃなくて岩の部分にはフジツボがいたり、モズクっぽい海草が密集してるとことかもあった。


ところで、この吉崎浜っていうのを帰ってから少し調べてみたら、40年前には普通に砂浜で海水浴場だったそうだ。
それが海岸侵食で砂浜は完全に消滅。海岸線は100mも後退したとか。
それでT字の人工岬(ヘッドランド)というのを造って侵食を防いでいるそうだ。ああ、あれってそういうモノだったんだ。

タグ:景:海 動:虫

つちや食堂

ファイル 1405-1.jpg旭市(旧飯岡町)三川の県道沿い飯岡海岸前にある食堂。

実はここまで一言も話してなかったけど、6月に入る前から心待ちにしつつ、6月に入ってすぐに来るのも慌てすぎと抑えつつ、ずっと楽しみにしてきた旬の絶品メニューが、この飯岡の天然「磯ガキ」
去年食べて以来、もう他で食べる牡蠣が味気なくてしかたない。
それまでは自分の中で「まぁうまいものはうまい」というくらいの認識だった牡蠣の存在が、ウニやイクラやウナギやアンキモと肩を並べるくらいの絶品食材にランクアップ。

そんな好物を食べにやってきました。

店は昼前でももう混んで賑わっていたけど待つことなくスンナリ入れた。(朝8時からやってるそうだ)

で、
去年は定食にして食べたら、牡蠣のうまさについついご飯とのペース配分を考えずにペロリと牡蠣を食べてしまって味噌汁でご飯を食べたりしたので、今年は「生ガキ」単品と「カキ丼」というぬかりの無い組み合わせにした。(一年間考えてた)

わくわくしながら待つと、まずは「生ガキ」から登場。
大き目の牡蠣が二つ。殻自体は丸型で極端な大きさではないけど、その身が丸々と大きい磯ガキ。いただきます。

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おおー。おおー。
やばいやばい。ちょーやばい。にやける。
これこれ。このカキのミルクな部分がもうプリップリッで豊潤。たまらないわ~。
しあわせ気分で2つをペロリ。

つづけて「カキ丼」の登場。
店の人の話では一番大きいカキは焼きガキにして、次くらいの大きさを生ガキで出して、それ未満の小さなものをカキ丼にするそうだ。
そんな小ぶりな(一般的な)カキが幾つも玉子でとじられた丼。いただきます。

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以前、広島で食べたカキ丼は牡蠣の風味が玉子やご飯にしみてておいしかったんだけど、このカキ丼は玉子とご飯の部分に牡蠣の風味は薄くさっぱりした玉丼のていだった。 けど、入った牡蠣のひとつひとつが小さめのくせにミルクバッチリ!だからかえって周りがさっぱりしてて程好くて正解。たっぷり主役の牡蠣を楽しめる贅沢ドンブリ。これは何気に沢山牡蠣入ってるしリーズナブルだし大当たりのメニューだとおもう。!んまかった!

もうすっかりミルキーな牡蠣三昧を堪能。最高な組み合わせ。ナイス。

ファイル 1405-4.jpg食堂を出ると隣は売り場になってて、もちろん磯ガキも沢山あった。
ので、妹宅に(一応食べるか電話して)お土産にと一皿1kg購入。
店の感じのイイ(けど声は小さめの)オヤジさんがいろいろ話しながら剥いてくれた。
この牡蠣はホントこの飯岡だけで、銚子まで行くと淡水が混ざるから全然違ってくるんだそうだ。
他所の岩ガキとも大きさも味わいも違うからここだけの意味で「がき」と呼んでるそうだ。(あ!いけね。去年の点景記事では全部「ガキ」って書いてた。。。てへ(→)
この磯ガキは8月の盆前くらいまでが旬で、その後は脱皮して小さくなっちゃうんだそうだ。へー。


ってわけでこの日は帰りに妹宅に寄って牡蠣土産。
そして食べた時の「なにこれ!」という顔を見て満足。
「これほどまでとは思ってなかった」と。
ね、ウソじゃなかったっしょ?
甥っこ達は牡蠣は嫌いで食べられないそうでかわいそーww(大人になってから後悔しなさいw)

タグ:食:丼 餐:貝 餐:卵 楽:話 楽:買

道の駅 やいた

ファイル 1394-1.jpg矢板市矢板の県道沿いにある道の駅。
点景記事も二度目で何度か寄っている道の駅。だいたいいつも食堂が閉まった時間だったりもう食事すませて来てたり年始で休みだったりしてトイレ休憩だけのことが多かった。
で、今日は逆に、何故か此処まで通過通過で何も食べて無く、時間もまだ遅くないのでたまにはここの食堂で食事してみようと思ってきてみた。

ファイル 1394-2.jpgさて、食堂に入ってメニューを見たけど、オススメは蕎麦のセットらしく、んーそばはさっきパスしちゃったしなぁーとかなんとかいってちょっと迷った。トコとん優柔不断な日だなぁ。
ふと外を見ると「栃木産もち豚」の幟が見えたので、豚肉系にしようと思い、「和豚もち豚かつ丼」にしてみた。

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うん、おいしいカツ丼。肉もイイ感じ。
っていうか、カツの下の玉葱がたっぷり入ってて玉葱好きには嬉しい内容。
普段はよけることが多い紅生姜も散らして一緒に食べると、甘めの丼にいいアクセントで悪くなかった。

思ったより量もあって程良く満腹。最近胃が小さくなった気もする。。
実はこの道の駅のいつものお気に入りは惣菜売場の「落花生おこわ」のおにぎりだったりして、チョイ足しで食べようと思ってたけど無理そうだわ。。

でわけで、軽いデザートのつもりで「ともなりんごプリン」というのを買ってみた。
匙をもらって日陰のベンチで食べた。

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これが思った以上にばっちりリンゴ味。
そういう風味のカラメルが絡んだようなプリンでおいしかった。

ファイル 1394-5.jpgそうそうこの道の駅の特徴で前回も記事にしてなかったのがモデルハウス。
高原山から切り出したというスギで建てたモデルハウスがあって、自由に入れて休憩できたりする。
でも勿論、飲食禁止なのでそんなにくつろぐこともなく、いいねーと思いながら見てまわるくらいなもんだけどね。

ちなみに前回の点景は
「落花生おこわ」はこの時食べて以来のお気に入りで、この後も何回か買ってたべている。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:菓 餐:卵 観:屋 道の駅

猪俣の百八燈

美里町猪俣の254号に案内があったので何気なく寄ってみた所。
「国指定~」とあったので来てみたんだけど、細い坂道の上の公園の先に進むと、舗装が切れて道が無くなった。。
あれ?さっきの公園だったのかな?と思ってたらそこに「猪俣の百八燈」との案内板があった。

ファイル 1393-1.jpgてっきり108つの石燈籠かなんかがあるのかと想像してたけど、そんなものは無く、案内板をよく見たら「国指定重要無形文化財」だった。あー無形かー。。それじゃなにも無いや。

と思ったけどよく見ると丘の縁に土を盛った杭みたいなのが並んでいた。
どうやらそれが灯をともす塚になるようだ。

ちょっとその並んだ土の灯塚と丘からの風景を眺めて歩いてみた。

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何でもない田園風景だけどいい眺め。
並んだ土の灯塚もなんか城壁みたい。

ファイル 1393-3.jpg案内によると百八燈は、お盆に地域の青少年が組分けして灯をともして猪俣一族の霊を慰める行事だそうで、大人の介入が一切無いのが特色だそうだ。
(現在ではそれに合わせて夏まつり花火大会とかもやってるらしい)
猪俣一族とは平安・鎌倉時代の武士団で、武蔵七党のひとつに数えられ源氏に仕えて奮戦し武功を上げたそうだ。
頭領の猪俣小平六は源義朝の十六騎の雄将と呼ばれ、源平合戦では西国でも武勲を上げて鎌倉幕府で高い位をいただいたそうな。へー。

その祭りの時以外はまったくなんでもないようなスポットではあるけど、普通にいい眺めで休憩できた。


ちなみに猪俣というのは学生の頃に親友ってくらいに仲良かった友達の苗字でもあって(字は違うけど)なんとなくそんな事で気になって寄ってみたっていうのもある。

タグ:楽:眺 観:重 観:具