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ロマンの碑公園

ファイル 1511-1.jpg芳賀町東高橋の123号沿いにある公園。
国道を走ってて何となく樹がカッコよかったのとトイレ行きたかったので寄ってみた。

駐車場の向かいの川沿いの一区画だけの小さな公園だけど、そこに「ロマンの碑」とか「勝善神の祠」とか「二十三夜塔」とか置かれてて、解説があるのは「ロマンの碑」だけで、他は標柱だけだった。っていうか、樹はなんでもない負通のエノキだったようだ。

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ファイル 1511-3.jpgその「ロマンの碑」というのは日本を代表する明治時代の画家の青木繁が、この芳賀町出身の福田たねと恋仲になり子供を産んで、親子三人でこの芳賀町の実家に滞在した時期があり、名作を描いた地でもあるということを記念して造られた親子の姿の碑だそうだ。
細かく言うと、たねは明治36年に上京して繁と出会い、38年には子を産み、39年の暮れから翌40年春まで当地に滞在して別れたそうで、実は結婚はしていない。
青木繁の代表作はこの五年間の間にすべて描かれていて、別れて四年後に28歳で病死している。まさに二人のロマンがあってこそ輝けた芸術の炎ってとこでしょうか。

へー、どんな絵かいてたんだろう?
とか思ってたら、五行川に面した東屋の前に代表作「海の幸」の案内板があった。あーこれ見たことある。ほうほうほう、この絵の人なんだ!
とか思いながら何気なく川の方を見たら対岸の川岸にその絵っぽい石タイルが組まれていた。

ファイル 1511-4.jpg

何気なく寄ったトコだけど、普段とは違ったジャンルを楽しめて面白かった。
(恋人の聖地とかそいうスポットじゃなくてよかった)

タグ:植:樹 観:藝 観:石 景:川