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唐御所横穴

ファイル 1433-1.jpg那珂川町(旧馬頭町)和見にある国指定史跡の横穴墓。
なんか洞穴とか涼しそうだなぁ、、なんて思って来てみた。

駐車場にある案内には「1300年前の横穴墓」とあるだけで、それよりも平将門の女が将門滅亡後に逃れてきてここで出産し「唐土帝妃」を名乗ったので「唐の御所」と呼ばれるようになったという伝説が大きく書かれていた。(気がふれてたのかね?)
なんかよくわかんないけどまあいいや。

ファイル 1433-2.jpg駐車場から歩いてみたら、すぐ裏の斜面に洞穴があるのかと思ってたけどそうではなくて、杉林に道が続いてて意外と登るスポットだった。
日陰で涼しげだけど、この夏はこんなトコでも蒸し暑く、冷たいもの沢山飲んで運動不足の僕はすぐさま沢のような汗が流れた。
でも「少しくらいは歩かないと体に悪いな」とか思ってちょっと頑張ってみた。

ちょっと歩いたらいきなり鳥の群(山鳩?)がバタバタと飛んで逃げてビックリ。
鳥はその一回だけだったけど、虫は先までずっと多く、すぐ脇の茂みや木の幹からはセミがビービーと騒いで逃げたり、逃げるのにまた近くに止まったりというのが何回も繰り返した。
そして目の前には案内するようにシジミチョウやイトトンボが舞って、足元にはカエル(アカ?アマ?)がピョコピョコ飛び出してきた。
なんか歓迎されてる?もののけ姫の森の精霊みたいに周りをバタバタと虫たちが逃げたり寄ってきたりしながら取り囲まれて進んでるようだった。

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そしてまずは「廐穴」。
これは長くえぐれた岩に幾つもの横穴があいていて、幾つかの大きな穴は四角くちゃんと室に形成されていた。
なるほど墓なのね。1300年の間には崩れたり荒らされたりいろいろあったんだろうね。

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ファイル 1433-5.jpg通過して先へ進むと、道の周りに幾つかの洞穴のような横穴が見えた。これらも横穴墓なのかな?
立ち止まって写真撮ってるとそぐさま蚊の羽音が聞こえた。。刺されたくないからなるべく立ち止まらずに進むことにした。

その中で入口が立派なものはちゃんと「遠見穴」と名前が付いていた。
中にも入れそうだけど、、んーやっぱ電灯持ってなきゃ暗いしやっぱ窮屈そうなのでヤメといた。

そしてぐるっと回って一番高いトコにあったのが「唐の御所」
これだけが国指定史跡だそうでちゃんと説明版があって、中には入れないように柵があった。
中には前室と玄室があり、玄室は奥行九尺六寸九分、幅六尺六寸、高さは六尺一寸九分、、一尺は30.3cmだから充分暮らせるね。
これだけは他の横穴とは大きく違って大型で精巧な造りなんだそうだ。(見れないけど)

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その少し下には「姫穴」というのがあった。こちらも柵格子があった。ちょっと名前的に惹かれるものがあり覗いてみた。(姫の穴って、、)

これで一回り。意外といろいろ見れて面白かった。
虫が多く夏の森の自然を感じられたけど、汗だくずぶずぶで夏はやっぱキツイなぁ。
ああ、沢山見たのは虫だけじゃなくてキノコもいろんなのが生えてるのが見えた。毒なのかなぁ美味いのかなぁ、、これも名前憶えたらおもしろいのかもね。

タグ:景:洞 景:森 観:遺 観:蛙 動:虫 植:茸

そば処あぐり亭

ファイル 1432-1.jpg成田市(旧下総町)猿山の356号沿いにある「直売所しもふさ」にあるそば屋。
この直売所は一年半前にオープンしたトコで、何度か立ち寄ってみているんだけど、最初の頃は凄く混んでてそば屋も待ちができて並んでた。そんな印象が強くてそれ以来通過しちゃってた。
けど、そういえば国道の先に道の駅ができたからもう空いてんじゃないかな、、とか思って寄ってみたら案の定すいていた。

で、そば屋もすいてて悠々席に着けた。道の駅のせいかどうかは邪推でしかないけど個人的にはありがたい。

さて、店内には蕎麦について色々貼りだされてて、今使ってる粉は成田市内産の常陸秋蕎麦で下総高校の生徒が作った特別製だそうだ。を半年以上寝かして今が食べ頃なんだとか。そして麺も自家製麺の自慢の一品だとか。へー。(やっぱり最近は手打ちというより自家製麺のほうが流行りかな)
ってわけで、ざるそば一丁。

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うん、これはばっちり風味あっておいしかった。
二八そば(小麦2蕎麦8)ってことだけど、十割のようなコシと重みがあり、へたな十割より風味もよくて啜りやすくおいしかった。
そして蕎麦湯も濃くて満足。

ファイル 1432-3.jpgそして「そばがき」もあったからたのんでたんだけど、これは食後のデザート扱いで蕎麦を食べ終わってから出てきた。おかずに添えた一品のつもりだったので意外だった。
ああ、そういえば、、我が家では体の弱い母親がよく「そばがき」を作って食べてたんだけど、思い起こせば食事とは別のおやつ的な扱いだったかも。。

こちらのセットは大根おろしの乗ったそばがきに、そばチップス、そば茶の蕎麦三昧。なるほど、お茶請けにいい感じ。おいしかった。

という、蕎麦の風味満天の満足の食事。蕎麦はイイねぇ。

食後はちょっと裏の公園「下総利根宝船公園」を歩いてみた。

ファイル 1432-4.jpgこの公園は356号の土手の道を通る度に見える宝船の展望台が目につく公園で、建設中から「なんじゃその宝船、、」と気になりつつもあきれてた。
で、今日は蕎麦で気をよくしたのでその流れでたまにはちょっとのつもりで来てみた。

ら、意外と宝船は意味無いわけじゃなくて、ここからスタートで「しもふさ七福神巡りモデルコース」というのが設定されていたというわけだった。ふーん。

そしてこの公園は横断する園路を利根川に見立てて造ったものだそうで、思ったよりも面白そうだった。

で、歩いてみたら、まず左右に交差する江戸川の道を越えてスタート。
ん?ここが関宿?ではなくて流山の利根運河だった。江戸川より広い運河かぁ。。

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脇道に鬼怒川とか見ながら、橋の仕切を越えて川の道を下る。
手賀沼は細い脇道だったけど、印旛沼は広い親水公園の池の部分になってて幼児が水着で遊んでた。

そしてこの旧下総町の部分に半円形に並んだ七福神像があり、その先に例の宝船の展望台があった。
のぼっちゃう?のぼっちゃうのか?ちょっと恥ずかしかったけど登ってみた。

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もっと国道とか利根川とかよく見えるかと思ってたけどそんなでもなく、公園内を見下ろすくらいの展望だった。
利根川園路の最下流の太平洋部は雑草ぼうぼうだった。。
双眼鏡も設置されてたけど、何を見るんだろう?
逆に国道から丸見えで通る車みんなに「あ、布袋尊みたいなのが登っててウケる」とか思われてそうで恥ずかしいからすぐにおりた。

タグ:餐:麺 餐:菓 観:園 観:道 観:楼

道の駅 八ッ場ふるさと館

ファイル 1431-1.jpg長野原町林の145号バイパス沿いにある道の駅。
二年前にできた道の駅だそうだ。知らなかった。。二年以上ここ通ってなかったんだっけ?

昼を大きく廻った半端な時間だけどさすがにまだ混んでいた。けど、車はいい位置に停められてラッキー。

ファイル 1431-2.jpg建物の中には八ッ場ダムの計画ジオラマ模型があって、案内のお姉さんが解説してくれていた。
八ッ場ダムかぁ、、そういえば数年前には随分話題になってたねぇ。
ウチの近所の選挙演説でも話題にしてて、一瞬「やんばダム」っていうのが「ランバ・ラル」に聞こえて足を止めたりした。。(でも目先の話題の時事ネタと批判ばかりの選挙演説はどうも下らなく思えて、、ry)

それより食事は、、と奥に進むと、食堂はまだやっててすいててひと安心。
メニューも割と群馬の名物があってなかなか分かってるねぇって感じ。
「八ッ場おつみ団子」と「上州豚のソースヒレカツ丼ミニ」にしてみた。

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「八ッ場おつみ団子」はつまりひっつみみたいなすいとん汁。
沼田での名物の団子汁みたいなもんだね。すいとん大好きなので迷わずに食べておいしかったけど、そういえばまた温かい汁物をメインにしちゃったな。。

そして+αとしてのミニカツ丼は、なんともカワイらしいカツだったけど、食べたらちゃんとしたヒレカツでおいしかった。

食事の後に二階の休憩室というのを覗いてみようと思ってたら、いつの間にか本日終了とかで閉じられてて上がれなかった。。んー少し仮眠できそうなら助かると思ってたけど残念。

そういえば外にある足湯も本日終了になってた。利用する気ないけどね。
この暑さで足湯って、、、あ、冷水だったのかも。冷水だったら入りたかった。

タグ:食:丼 餐:汁 観:模 道の駅

道の駅 箱根峠

ファイル 1419-1.jpg箱根町箱根の1号沿いにある道の駅。
無料開放された箱根新道で箱根を上ると通らない位置にあるので滅多に寄らない道の駅ではあるけど、そいえば去年の秋に来たばかりだった。(14.11.02)
で、その時と同じように今回もどっぷり濃霧で、車を下りてみたらヒンヤリ肌寒かった!
おお!いいねー。やっぱり山の上は湿気も心地イイくらいの涼しさなんだ!と生き返った気分。
こんな天気なのに嬉しくなってテンション上がった。
もう今日はずっとこんな天気でイイからこのままの気温でいて欲しい。。

そっかー、じゃあやっぱ昨日の内に出発してこの道の駅で寝ればよかったのかー。。なんて思ったけど、大雨のおそれだけでなく噴火活動で話題の箱根じゃいくら冷えてても落ち着かないかw

さて、ここはトイレ休憩だけのつもりの立ち寄りで、たしか売店も食堂も小さくて特に気になるものは無かったはずだよな、、と覗いてみたら「三島コロッケ」とかあった。
去年の秋には三島の市街をフラフラしていながら早朝だったこともあってゲットできなかった「三島コロッケ」
まだここは神奈川だけど、すぐ300mくらい先はもう三島市だからイイよね!とコロッケ購入。
それと一緒に気になった小田原産の梅を使用したという梅ジュースも購入。神奈川ネタで中和だね。っていうか箱根のものはないのね。。

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三島コロッケはシンプルに芋だけのソフトなコロッケ。だのにうまかった。
へー。さすが名物。コロッケはおいしくないとモソモソして途中で飽きることも多いけどこれは飽きずにペロリと食べた。
梅ジュースは甘く柔らかい感じ。昼飯が酸っぱい系だったからかほとんど酸っぱさはなくてあっさりしておいしかった。

ファイル 1419-3.jpgてわけで、思いがけずゆっくりオヤツ的な休憩。
外に出てみるとやっぱり霧で芦ノ湖は全然見えなかった。一度くらいは天気いいときに来てみたいもんだ。

建物の前には「神奈川県型木製ガードレール」なんてものが展示されてて気になったけど、これはもう設置されている物なのかな?コンセプトなのかな?見たことない。

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それと、前回は掲示板でcmo「ちょっと見かけた面白いもの」として載せてみたエヴァの充電器。
充電プラグってトコがいいよね。(充電してもプラグ外したらすぐに止まりそうだよね)

タグ:餐:揚 餐:飲 観:装 観:キ 道の駅

老郷 本店

ファイル 1418-1.jpg平塚市紅谷町の平塚駅近くに古くからあるというラーメン店。
平塚では昔から食べられてた独特なタンメンがあるというのをWebで見かけて気になってたんだけど、気になったものはメモっておかないとダメだね。えーっと何だっけ?何かあったのに思い出せない、、なんて事がよくある。
でもメモったらメモったで、少々時間が合わないくらいでもパスしちゃったりするので、とにかく来てみるっていうのもアリかなとも思う。

で、ゆっくりスマホで検索して思い出して店の位置を確認。駐車した表通りから歩いて向かってみた。
ら、まだやってなかった。
スマホでもっかい調べたら11時半からの営業だそうで、あと15分。そんくらいだったら少し散歩して戻ればイイくらいかなと思ってフラフラしてみた。
結局はすぐ近くのコンビニでトイレと立ち読みで10分以上使って戻ったら並んでる人がいたのであとは待った。

ってわけで開店入店。
券売機のメニューはタンメンと餃子しかなく迷う必要もなく席に着いた。
この店は奥から座るのが流儀とかあるのかな?自分の後から来て奥に座った二人組の方が先に料理が出たりして待たされてイライラ。その場で文句言えばよかったかな。。

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で、タンメン登場。おお、これはどくとく。
世間の野菜的なタンメンとは違ってワカメと葱とメンマに無色の汁と白い麺。
麺は素麺(にゅうめん)のような感じで汁は酸味きいてて酸っぱくてうまかった!
順番後回しにされてイライラしてたのはすっかり忘れるくらいのおいしい麺で結果往来。
これは面白いね。すっぱいタンメン。夏にもイイよね。
平塚オリジナルなのかー。近所にあったらちょくちょく食べたいけどな。

ファイル 1418-3.jpgそして車に戻る。
表通りの商店街アーケードは七夕祭りの平塚らしく七夕飾りが吊られていた。
そういえば幼少の頃に平塚の七夕祭りに連れてきてもらったことあったなぁ。。という覚えはあるんだけど、七夕で思い出すのは地元杉並の阿佐ヶ谷の七夕だけで、平塚ってどんな感じだったかと思いを巡らせてみても仙台とかと記憶が混ざってたりして思い出せなかった。。

それよりパーキングメーターで駐車したのがかなーり久しぶりなので、しばらくはパーキングメーター見たら平塚を思い出しそうだなとか思った。

タグ:餐:ら 観:街 観:装

だいや体験館

ファイル 1417-1.jpg日光だいや川公園内にある体験学習施設。
「日光東照宮模型展示中」なんて看板を見かけて興味持ったので寄ってみた。

正直言えば東照宮とかってあまり興味薄く、二十年くらい前にオフ会で行ったときも妙に色彩豊かで観光的な大神宮って感じであまり印象よくなかった。
けどまぁ模型とか箱庭とか好きだし、まぁ、模型がたいしたことなくても大谷川見たり公園歩いたりしてのんびりできればいいかな、、なんて思ってた。

で、その公園内の「だいや体験館」は思ったよりも大きい建物だったので、ロビーにでも飾られてるのかと思って入ってみた、、ら、アニハカランヤ。ちょっとした体育館大のイベントホール一室をまるまる使って沢山の東照宮の建物模型が並べられていた!
これはスゴイ。驚いた。

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この模型群は1/10スケールのもので、漆塗り木製模型。大正12年(1923)から昭和3年(1928)まで六年間かけて彫刻士十二町仁三吉氏によって製作された物だそうな。
で、その年に開かれた「御大典奉祝名古屋博覧会」で披露されて、その後国内各地の博覧会などで展示され、所有者も変わったりして転々とし、平成に入って栃木県に寄贈されて日光市にやってこれたというものだそうだ。

っていうか、正直全景のジオラマか、門と塀に囲まれた本殿拝殿のメイン部分だけかと思ってたのが、こんなに沢山の建物が勢揃いしてるなんて意外すぎてビックリ。
それぞれの建物は見やすく間を開けて配置されてはいるけど、大まかに実物を同じ様な並び位置で配置されているようで、ああ、そんな感じだったっけと思い出すような感じだった。

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五重塔みたいな見た目栄える立派なものから御水舎みたいな小さな物まであって、各建物の細部の作り込みもちゃんとしていた。鐘楼も揃っていた。すごいね。無いのは鳥居くらいなもんかね。

ファイル 1417-4.jpgそして東照宮で観光的にもキャッチーな薬師堂。
ここにはちゃんと「鳴龍」の龍の絵が天井に描かれている。
すごいね。
音を鳴らしてみたいけどそれは無理だねw

そしてメインの陽明門から塀や回廊に囲まれた内側の拝殿本殿部。なんか圧巻。城みたい。

陽明門の天井にも龍の絵が描かれていて、鏡で(ロッカーの鏡?)覗けるようになっていた。
これの実物はもう剥げてしまって見れないらしい。(現在改修中だから復活するかも?)

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裏からぐるりと見て回ると、門の内側の「眠猫」も鏡で覗けるようになってる。さすがだ。

そして位置は少し離れてたけど、脇の方に奥院への参道の入り口の坂下門があり、その脇のゆるいスロープを上がって進むと高い位置から全体が見渡せた。
実際の奥院への参道はキツイ石段だった記憶なので実に楽なもんだし、木々に隠れることなく建物を見渡せるのでいい眺め。

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裏をぐるっと回ると、ちゃんと上の裏側に奥院社殿があった。おお凝ってるね。
この社殿の実物は寛永18年(1641)に世良田東照宮に移設されたそうだ。

最後に全体のジオラマがあった。
そうそうこういうのがポツンとあるだけかと思ってたんだよね。
俯瞰の角度も模型を見下ろす角度と近く見れて丁度いい対比。これだけの建物がもっとギュッと集まった場所なのか。すごいな東照宮。

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はからずも大満足で楽しめた。
後から来た人達の驚きの声に頷きながらゆっくり眺めて外に出た。

これで入館無料っていうのもすごいね。(更にお土産に館内で作成したという竹炭まで配っていた)実際の東照宮は拝観料いくらしたっけ?
このくらいの精度で城とかの模型も見てみたいわぁ。

タグ:観:模 観:飾 観:館

杉並木公園

日光市(旧今市市)瀬川にある日光杉並木街道沿いの公園。
いつも車で駆け抜ける日光杉並木だけど、たまにはゆっくり歩いてみたいもんだなぁ、、なんて前々から思ってたので寄り道。

今市市街から並木道に入るトコに駐車場があるんだけど、通過しちゃって少し先のトイレのある国道沿いの駐車場で転回しようと入ってみたら、ここも「杉並木公園」の中間の駐車場ってことで公園への入口があったので丁度よかった。
っていうか、この駐車場は何回かトイレで寄った覚えがあったけど、公園の駐車場だったんだ。。

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さて、その公園入口の階段を下るとすぐに未舗装の杉並木道。
でも並木道は公園を回ってから帰りにゆっくり歩いて戻ろうと思って取り敢えず横断。
並木道の反対側に続く公園に進んだ。

ファイル 1416-2.jpgその「杉並木公園」は案内図を見ると水車とか古民家とかあるらしい。
まずは「日本庭園」というトコに出た。
ここには「そばの粉ひき水車小屋」というのがあったけど、水車は外されてるのかな?小屋があって中の装置がガラス窓から覗けるだけだった。
庭園もいまいちパッとしなかった。まぁ公園の一区画ってことでパッと見て通過。

坂の階段を下ると東武線の線路沿いの「世界の水車」というトコに出た。
此処には水路が覗ける東屋と二基の水車が並んでいて、稼動する水車と滴る水と水車に生した苔が涼しげで、こんな暑い日に休憩するのには丁度イイとこだった。
そしてトンボが沢山いた。トンボ見ると捕まえたくなるよね。でもそう簡単には、、、捕まえられた。バカなのか、人なつこいのか、それとも僕がうまいのか、、そんな簡単に捕まるなよ。

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「世界の水車」ということだけど、水車に案内や解説は無く何処の国のかは分からなかった。
どうやら案内板を外されたような支柱があった。それと、そんな支柱があって水車がありそうなスペースとかもあって、もう一基並んでたのが壊れて外されたのかなぁ、、と思えた。少々残念な忘れられそうな公園って印象。

その先に歩くと「杉並木観賞広場」。ここは見晴らしいいわけでなく杉並木を観賞するわけでないただの休憩広場(ひろくない)。杉並木を見に来た人の休憩所という意味だと解釈した。
その先は白いアジサイばかりの「あじさい園」。
「コミュニティ広場」という名の東側の公園入口には「朝鮮通信使今市客館跡」というのがあって、そこのアジサイはきれいだった。

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ここにはいくつかのオブジェと故障中の「重連水車」があり、裏の東武線の上今市駅には「杉並木ギャラリー」があった。(市民の写真展をやってて杉並木は関係なかった)

ここで折返し。
杉並木の道を戻ろうかと思って正面に出たら、国道の向かいに神社があったのでちょっと行っていた。
「瀧尾神社」という今市総鎮守で、何やら鳥居前に入口を封鎖する形で神輿山車が置かれてた。

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「願いを込めてかざぐるまを祀る」そうで、境内には願い事が書かれた風車が並んでいた。

さてそして日光街道杉並木。
徳川家康没後の江戸時代初期に大権現として祀った日光東照宮への街道に造られた世界一長い並木道。
特別史跡と特別天然記念物の文化遺産。
ちょっと話はそれるけど僕が生まれたのは東京都杉並区。だけど杉並に杉並木はなく「杉並木」というと日光!というのが子供の頃はなんか癪で気になってた場所でもあった。

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で、歩いてみた感じは涼しげでイイ感じ。道の脇に用水溝のような小川が流れてるのも涼やかだった。
昔仰々しく大名行列が通った歴史ある街道というような感慨はなく、立派で長すぎる参道の道って雰囲気だった。
割と他にも歩いてる人、犬の散歩の人、自転車の人、横断する車などがチラホラいて、さり気なく日常に溶け込んだ感じも神社の一部みたいな感じがした。
でーもやっぱり歩くよりは車で駆け抜ける方が気持ちよく楽しいよな、、と思えたw

そして十分ほど歩いて駐車場に戻った。(行きの公園から神社までは三十分かけてのんびり歩いてた)
ここから反対の先の方にも「杉並木公園」は続いていて、そっちの方向に「日本の水車」や古民家があったりするそうだけど、ちょっと距離ありそうだから車でそっちの駐車場まで移動しよう、、と思った。

ファイル 1416-7.jpgんだけど、

駐車場に出ると国道のすぐ先が火事らしく黒い煙が立ち上るのが見えた。。
そういえばなーんかヤケに消防車が通るなと思ってたんだよな。

そんなわけで「日本の水車」や古民家の東側方向は渋滞になっちゃってた。
まぁこれじゃあ行ってもどうせ風で流れた煙だらけで散歩ドコロじゃなさそうだなと諦めた。

なんか、公園に関してはしょぼいようなことばかり書いちゃったけど、其処で何かを見るというわけではなく杉並木を散歩してまわるには丁度イイ感じの公園でなかなか良かった。
まぁまたいずれ。

タグ:楽:歩 観:道 観:一 観:然 観:園 観:装 観:宮 観:飾 動:虫

海の駅 九十九里

ファイル 1415-1.jpg九十九里町小関の片貝漁港にある道の駅のような施設。
あれ?こんなのいつの間に出来たんだ?(今年の4月にオープンしたばかりらしい)
駐車場も結構混んでたけど、未舗装部分に停められた。

どれどれどんなもんかね、、と中に入ると、

わお!

水族館並の大きな水槽にイワシの群が泳ぎ回っていた。
これは凄い。
水槽の左側は円を描いてループして回ってて、右側は個々に自由に泳ぎ回っていて、見てて飽きなかった。

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ファイル 1415-3.jpgそしてその横には「いわし資料館」の入口があり、全部無料で楽しめた。
あ!これは天然ガスの爆発事故でずっと休館になってた「いわし博物館」がここで復活した形なのかな?
だとしたらよかったしありがたい(無料になって)

資料館の中は撮影禁止なので入口だけしか撮ってないけど、漁船の模型や祭り装束等が見やすく飾られてて、イワシ料理のレシピコーナーなんかも人気あって人が集まっていた。
意外と気付かない人が多かったけど、入口の床にイワシの群の円が投影されていて凝っていた。

なんかイワシが食べたくなっちゃったので二階の食堂コーナーにあがってみた。

二階にはフードコート風に三つの店が並んでいたけど、定食とか丼のメニューだかりで、軽くイワシ刺身単品というのは無かったし、空いた席も無かった。。

ファイル 1415-4.jpg腹減ってるわけではないので食事はパスしてベランダ的なテラスに出てみた。
意外と高さが無くて港も遠く、見えるのは目の前の駐車場のみで、展望にはならなかった。

さて、一階に下りて一応物産店も見てまわってみた。

とくに何も買うつもりはなかったけど、惣菜コーナーで目についたのが「焼きサバサンド」いいねーこのくらいのスナック的な軽い魚料理が欲しかった。焼きソバっぽいイントネーションも気にいったので購入。
ジュースと共にオヤツって感じで、表のベンチで食べた。

ら、
「あれ?これ、違くない? これは、、サバだ。あ、そうかサバかぁ」
しっかり焼きサバって読んで買ったのに、頭の中のイメージがイワシだったので戸惑った。大呆け。間抜け。でも焼き魚ならイワシよりサバの方が断然うまいからよかった。(っていうか意外と量あってあまり軽くなかった)

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ジュースは「房総サイダー(海のめぐみ)」という海洋深層水の塩サイダー。
「房総サイダー」は枇杷と梨だけかと思ったら色々出てるんだねぇ。千葉県内はどこでも買える物だけど裏を見たら製造は長柄だったので此処から割と近かった。ココ限定でイワシ味とか出たらいいのにw

最後にまたイワシの水槽を眺めてから車に戻った。
ここイイねぇ。また空いてそうな涼しい季節とかにちょくちょく来そうだ。普段よく来る匝瑳の九十九里浜まで一回りの時もココまで足のばしたいな。

タグ:動:魚 観:館 楽:映 餐:ば 餐:飲 観:P

妙楽寺ふるさとの森

ファイル 1414-1.jpg睦沢町妙楽寺の森。
道の駅の案内図にある「ふるさとの森」に『ヒメハルゼミ生息地』と言うのを見かけたので性懲りもなくやって来てみた。
ら、「ふるさとの森」というのは妙楽寺のお寺の周りの森のことで、駐車場はお墓の前で墓参り客の隣に駐車。
遊歩道も案内図を見ると、駐車場からお寺に行く間の道のことだけのように見れた。(よく見ると向かいの山の道とかも、細い道で見所もなさそうに書かれてはいた)

お寺への誘導って感じがしたけど、まぁせっかく来たからと取り敢えず素直に歩いてみた。

車止めがあるものの道は歩きやすい舗装路で、傾斜も緩く周りの木々も爽やかで歩きやすかった。
で、肝心の音はといえば、やっぱり鳥の声ばかり。。バードウォッチングらしいでかい望遠レンズを構えた人もいた。

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で、妙楽寺にはすぐに着いちゃったので、一応お寺も見てみた。

本堂は朱塗りの大きなお堂で、江戸時代中期、享保年間に建て替えられたものだそうだ。
その本堂の中に道の駅の案内図でも見かけてた「木造大日如来坐像」というのがあるんだけど、御開帳が二月とも書かれてたのを見たから、「どうせ普段は見れないんだろうさ、これだからお寺は、、」なんて思いつつ(神社だって御神体とかは見れないけど)本堂を覗いてみたら、、

あ、見れた。

ファイル 1414-3.jpg格子にはなってるけどその中の「木造大日如来坐像」は普通に見れた。
おーおー。
思ったより大きく立派だった。

この仏像は平安時代後期に作られた物で国の重要文化財。
高さ279cmで県内では最も大きいそうだ。
材質は榧(カヤ)。平安時代の木彫りの像がこんなにキレイに残って、それが普通に見れるのが凄いね。
そういえばこの本堂の中はとても風通し良くて涼しかった。

さて、意外なことに寺に満足して来た道を戻る。
そして道の途中の木々の合間から向かいの小山の森が覗ける所でストップ。
この向かいの森が「ヒメハルゼミ生息地」なのだ。(ここの姫春蝉は天然記念物じゃないけど森そのものは県指定天然記念物だそうだ)
またしばらくここで留まって姫春蝉が啼き始めないかなーと待ってみた。

手前のネムの木に刷毛みたいな花が沢山咲いていてキレイだった。蜂が飛び回るのを眺めつつ待った。

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足元にはキレイなカナヘビがチョロチョロと素早く現れては隠れ、また現れてを繰り返してた。じっとしてたら段々油断して足元まで近づいてきた。
なんかジッと見るとけっこうカッコイイ蜥蜴だね。色も金属的で鮮やかだし。
(でも、帰って調べたら、これはカナヘビじゃなくてニホントカゲだった。。そうだったのか。知らんかった。。)

で、やっぱり啼かず、、
なんかたまーにそれらしい声が短く単独で一小節分くらい聞こえる気がするけど、合唱に到らずすぐにやめたのか、別の虫なのか、そもそも気のせいなのか、イマイチはっきりしない。
んー夕方とかじゃなきゃダメかな。。もういいか。

どうせ梅雨が明ければ自宅の周りは蝉だらけ。
超音波地獄の如く夜まで啼かれまくる。
ここでこんなに蝉の声を待ち望んでるのがバカみたいに思える程だけど、だからいいのかな。なかなか啼かない蝉をのんびり待ってるくらいの感じが。
夏もそうだよね。
早く梅雨が明けて夏が来ないかなとか思うけど、来たら来たで蒸し暑くてキツくてヤバくて早く終われと思うよね。
今日みたいな梅雨中の夏っぽい晴れの日が一番いいんだよね。で、なんか午後は曇ってきて涼しくなってきたし。有り難いくらいの天気だよね。

と、負け惜しみのようなイイワケを考えながら車に戻った。

タグ:観:寺 観:像 観:重 観:然 景:森 植:花 動:虫 楽<残

道の駅 つどいの郷むつざわ

睦沢町上之郷の県道沿いにある道の駅。
初めて来た。っていうか睦沢町じたい初めて通ったと思う。
大型スーパーの隣でのんびりしたゆるい雰囲気の道の駅。
食べてきたばかりなのでおなかすいてるわけじゃないけど、どんなメニューがあるのか興味あったので食堂を探した。。

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ら、メインの産直売店の建物ではなくて、駐車場脇にあった平屋の住宅みたいなのが食堂になっていた。なんかローカルだなぁ。屋根の下に「道の駅」と書かれてたのがチグハグな感じで面白い。
(外に貼り出されてたおすすめメニューは「大穴子天丼」と「ステーキ」だったけど、ネットで見たらラーメンが面白い店だったらしい)

さて他になんか面白いものあるかなーと物産物販売所に入ってみたら、入ってすぐのレジの横のソフトクリーム売場に入る人がほぼ全員並んでソフトを買っていた。

ファイル 1413-2.jpgので、気になって僕も購入。
でも並んでたのはその一時だけでタイミングだったようだ。。まぁ暑いから売れるよね。
ソフトはけっこう堅めというか引っぱったら持ち上がりそうな固形分のアイスみたいなバニラ味。ソフトアイスだったのか?って感じだけど、何も填めずにニュルっと捲いているのでこういう仕様のようだ。まぁおいしかったから良し。

ファイル 1413-3.jpg椅子とか休憩室とかないのかな?と思ってフラフラしてたら入口脇に建て増したような情報コーナーがあった。
やっぱなんかローカルだなぁ。
今日日の道の駅はやたらと洒落た感じのトコが多いから、こんな感じのトコもたまにはいいね。

ソフトを食べ終わってからもう一度ゆっくり販売コーナーをまわってみた。
飲み物を探してたけどとくになにもなく、気になったのはデザートコーナーの「米粉のスノーボール」。
米も米粉も沢山売ってたから流用して作ったここらしいものって感じがしたので買ってみた。

ファイル 1413-4.jpgそして道の駅の入口の大きな地域の見所観光総合案内マップを見ながら食べてみた。
このマップはその前に腰を掛けられる高さの手すりのような鉄棒があって、ゆっくり見れるのが良かった。(。。写真撮ってなかったけど)

「米粉のスノーボール」は軽い甘さと食感でパフパフでおいしかった。
(でもオリジナルかと思ったらそうではなくてよくある作りやすいお菓子だったらしい。。)

タグ:餐:冷 餐:菓 道の駅