富里市高松にある神社。
千葉の海をまわる定番コースの帰り道の芝山から酒々井に進む県道沿いに「香取神社」の幟が並んで立ってて、毎回通るたびにアピール強い神社だなぁと気になってはいたものの、そういえば一度も寄った事はなかった。
今日は妹が道の駅でもらってきた千葉北西部の観光案内パンフを見てて「スイカの神社に行きたい」とリクエスト。え?スイカの神社?そんなんあったっけ?とか思ったけど「富里の香取神社」と聞いて。あああそこねとピンときて迷わずに立ち寄り。県道からは折れてすぐだった。
で、来てみたら、駐車場にはスイカの横断幕、そして県道沿い以上の幟が立ち並んで、思ってた以上にスイカアピールの濃い洒落たスポットだった。驚いた。
まず花手水にスイカ!最近流行っててあちこちの神社で花手水を見かけるけど、これは洒落てるしちょっと色薄めのアジサイに囲まれたスイカが涼し気でイイ!ナイス。
そして狛犬にはスイカのマスクとスイカのよだれかけ。阿が赤いスイカで吽は黄色いスイカだった。かわいい。
社殿の前には「夏越の大祓」との幟と茅の輪くぐり。
そういえばなんか妹と神社行くと何故かよく見かける気がする茅の輪くぐり。すっかり覚えてて左右左とまわってくぐった。
社殿は小さな平屋のような銅葺きの拝殿だけど、ここも提灯などで色々と飾られてて、四角いスイカとか奉納されてたし、スイカのお守りやスイカの御籤にスイカの絵馬に、月詣の御朱印も並んで貼り上げられてた。
いろいろ気になりつつ、拝んだ。
小さめな造りの賽銭箱の上にはスイカの蚊取り線香。かわいい。っていうか香取神社に蚊取り線香って、、w。
裏にまわって本殿も拝見。やや無骨な屋根に守られた社殿は意外と彫刻もしっかりとしてた。
けど、いろいろ飾られてる神社の割には拝殿も賽銭箱もそしてこの本殿も、神社そのものは変に修繕されずにそのままなのがちょっと意外に思えつつ、昔からずっと地域の人に大事にされてた神社という感じで逆に好感もてた。
さて、妹は「おみくじだー」「御朱印だー」と素直にご所望。
絵馬は買ってなかったけど拝殿の横には「願いのトンネル」という西瓜絵馬奉納所のテントがあって、覗くとビニールハウスのようなその中一杯に西瓜絵馬が下がっててトンネルというか緑の洞って感じだった。
そしてスイカの鉢植えもあった。へースイカってこんな風に鉢植えするんだ。生った西瓜を上に乗せてなんかカッコいいな。妹の月詣の御朱印と並べてパシャリ。
そして黄色い花も咲いていた。この小さい花がスイカになるの?想像つかないなぁ。
みくじをさげるのもスイカの看板。
そして幟にも書かれてた「夏詣」というのも看板で説明されていた。
年越しの後の初詣、そして半年過ぎて祖先供養の盆を迎えるこの時期に「お近くの神社に詣でてみませんか」という「夏詣」は僕も賛成。年に一度しかお参りしないんじゃ「初」もないもんだよね。
っていうか、スイカと言えば夏!だから初夏のこの時季にはぴったりだけど、寒い時期はどうだろう。あー、初詣や七五三とかあるからいいのかな。。
面白い神社で気に入ったのでまた寄ろうかな。季節ごとにお参りしたいというような神社であってほしいと思う。(まさか秋にはイモの神社になってないだろうね、、)
妹の煙草を待って出発した。