香取市(旧小見川町)野田にある中華食堂。
ここはB級グルメのサイトなどでは有名な店で、古くから小見川の地元の人に愛されるカレー焼きそばの元祖らしい。
この小見川という町はカレー麺が好きな所らしくラーメンも古くからカレーラーメンをメニューに加えた店が多いらしく、そういえば9年前に「実之和食堂」という店で(無謀にも)カレーラーメンに挑戦した憶えがある。
辛いのが苦手な僕にはやっぱりキツくて、失敗したと思ったもんだ。。
さて、
最近、お酒も滅多に飲まなくなったお陰かえらく燃費よく、1杯2杯で気分良くまわって酔っ払ってたりしてて気がついた。
「辛いものも避けて全然口にしないから以前にもまして余計に辛く感じるのではなかろうか」
辛いのが苦手なのは昔からだけど、昔はキツくてもたまにはカレーなんかを食べてたりしてたと思う。カレーの風味自体はキライではないのだ。(っていうか激辛ブーム以前の昔のカレーはそんなに辛くなかったと思う)
なので、
実は最近、少しは辛い物を摂取しようと試みている。
惣菜とか、スナック菓子とか、カップ麺とか。
(これを言うと友達が面白がって「辛い店に行こう」とか言いだしそうなので、あくまでリハビリ程度だと断っておきますが、、)
去年から細々と始めてて半年以上はたったので少しは慣れてきたかなーと思える頃合い。
そして、
カレー焼きそばに挑戦。
いやネットで読む限り、そんなに辛いメニュ-ではなさそうなんだけど、そこはカレーを好んで食べる人々の言う「ぜんぜんカラくないよ」なので信用ならない。ましてや小見川のカレーである。辛くないわけがない。
という心構えでやって来た。昼すぎちゃって、混んじゃってるかな、、と思ったけど、車も店先にスンナリ停められて、カウンター席もレバニラでビール飲む地元客一人だけだった。
んーやっぱ普通の焼きそばにしとこうかなーとか考えつつ、やっぱりたのむのは「カレー焼きそば」
先に言うとここのカレー焼きそばは、普通の焼きそばの上にカレー粉がまぶされてる物らしいので、まぁサイアク混ぜなければ食べられるだろうと思ってた。
けど、カウンター前の調理を見てたら、ソースにもちゃんとカレーを混ぜてから炒めてた。。あー逃げ場ないや。
ってわけで「カレー焼きそば」
ツユダクなのが小見川の個性らしいけど、極端ではなく野菜炒めくらいの印象でちょうど啜りやすいくらいの立派な焼きそば。
やっぱり辛いは辛いけど、なんとか味覚を失わない範囲で食べられたし、麺は意外と真っ直ぐで柔らかいラーメンな麺だけどしっかりソース(とカレー)が絡んでおいしかった。
スープが後から出てきて、これは熱いから最後まで飲めなかったけど、さすがに最後はもう味覚飛んでたのか元々薄味なのか知らないけど、全然味分からなかった。。
ちなみに、
来た時は空いてたけど後から続いてお客が来店。
店はおっちゃんひとりのワンオペなので、注文溜まっちゃってたみたい。空いてる時に店に入れてよかった。
食べ終わった時にはチャーハン焼いてたので、出来上がるのを待って会計して出た。
しばらく引かない辛さに落ちたまま出発。
あーでもこのカレーは辛さよりも風味の方が長く残って、午後はしばーらくカレーな感じだった。
悪くはないからまた来たいとも思うけど、店の衛生面は少し気になるのでそれを忘れた頃にでも来れたらいいかな。
そしてちょっとおまけの追加記事。
この店の数件先の対面にある自販機コーナー「24丸昇」に移動してみた。
最近はやりのレトロ自販機スポットである。
定番のうどんやトーストの自販機の他に自家製弁当の自販機もあり、カレールーとご飯の自販機もあった。
もちろん焼きそば食べたばかりなのですぐには食えないけど、焼きそばだから腹減るのも早そうなので、弁当でも買ってってみようかと思った。
けど、テーブルで座ってうどんや弁当を食べてる数人の客のたばこが煙くて退散。
タバコも最近では禁煙が増えて(パチンコも行かなくなったし)、こんな煙い所に立ち入ること無くなったので、余計に煙さにも敏感なのかも。以前なら弁当の温めを待つくらい平気だったろうと思う。
っていうか、今もし工事現場に入る仕事に転職したら詰所で休憩できないよなぁ、、
という空振りのボツネタだけど、せっかくなのでここに足してアップしちゃった。
そして上記の9年前に食べたカレーラーメンの「実之和食堂」(→)
現在この店はもう閉店してしまったそうです
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