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なかじま

ファイル 1341-1.jpg会津若松市上町にあるソースカツ丼の老舗食事処。
店は「ルネッサンス中の島」というパーティーホールの建物の一階にあって、表の駐車場がいっぱいで諦めようかと思ってたらそのホールの人が裏の駐車場を案内してくれた。ありがたい。

そして裏に停めて、その「ルネッサンス中の島」のロビーを素通りして店に来た。

ファイル 1341-2.jpg店に入ると中は満席。わぁ待ちか、、と思ってたら二階でも食事できるので宜しければと、二階のパーティールームに通された。

さて、
一時期ソースカツ丼がまだ珍しくB級グルメの先兵として脚光浴びてた時期には福井、駒ヶ根、桐生、そしてこの会津に食べに来てたもんだけど、慣れてくると逆に普通の卵綴じの煮カツ丼でおいしいトコとかないのかな?なんて調べたりしてた。
で、そんな中で目についた変わり種がこの店の「煮込みソースカツ丼」
卵で綴じた煮カツだけどソース味というメニュー。おもしろそう。

もちろん普通の会津のソースカツ丼もメニューにあるけど、ここは迷わず「煮込みソースカツ丼」をたのんだ。

そして「煮込みソースカツ丼」

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おお、これはおいしい。
うまくおいしく纏まってて食べやすくていいね。
そしてやっぱりタマゴも煮タマネギもソース味で嬉しい。
これはアリだ。

会津のカツ丼というとでかくて量の多いカツがドーンと乗って、濃いソースでバーンと、味の濃いワイルドでやんちゃなカツ丼!って印象だけど、「煮込みソースカツ丼」はちゃんと収まっててしっかりソース味で、行儀がいい野性味ある紳士って感じ。
ちゃんとカツ丼を食べた気になるし、ソースカツ丼を食べた気にもなる丼だった。

タグ:食:丼 餐:揚

三春城跡

ファイル 1340-1.jpg三春町大町にある城跡の「城山公園」
三春城は三春藩の藩庁として明治まで残った城。そして城下町の三春市街は寺が多く、名のある枝垂れ桜の多くはそんな寺院の境内にあるようだ。
で、そんな枝垂れ桜を見にいざ来てみたものの、どこの寺に行けばいいか分からず、テントの臨時観光案内所で聞いてみた。
ら、城山公園の桜も綺麗だとの話を聞いて、んじゃまずは城跡を歩いてみようと相成った。

さて、まずは「お城坂」というなかなか香ばしい勾配の坂道を上る。
あーこれは車でも上れたのかなぁ、、なんて思ったけど、少しは運動しなくちゃね。道々桜を眺めながらゆっくり進んだ。

そしてその坂の上の方に案内所で聞いていた「お城坂枝垂れ桜」があった。
おお、いいねいいね。しだれてるね。歩いて登ってよかった。

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そしてそこからもう少し登ると「城山公園案内図」があって二之門跡に出た。案内図は往時の城の図に現在の公園の図が重ねてあって、ほぼ道筋や範囲に変化のない城跡のようだった。

二之門跡には駐車スペースがあった。どうせここから登らなきゃいけないんだから、そんなに変わらないな。(と、汗だくで思った)
その脇には「愛姫生誕地の碑」というのがあった。

ここからが未舗装の山道散策路。がさごそとはしゃぎまわるヤマガラを眺めながら坂を登った。

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少し登ると「揚土門跡」その上に「三之門跡」といい間隔で休憩をとりやすいポイントがあった。
その「三之門跡」の少し上に石垣みたいなのが見えたけど、近くで見たらただの岩だった。

そして登りきったーと思ったところが「大門跡」
広場になっていて桜が沢山咲いていた。ここは「二の丸跡」だった。
人も多く、さっき駐車場の前で擦れ違った小学生の遠足の群れが遊びまくっていて賑やかだった。
そしてその「二の丸跡」の先が明治7年まで三階櫓があった場所だそうで、西側の三春市街が一望できた。
んーこれはいい眺め。寺も桜も小学校に停めた自分の車もよく見えた。

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オマケのようにちょこっと登ると「本丸跡」
その「本丸跡」の中で一段高いトコが「奥跡」
ここになにやら櫓台みたいな石囲いがあった。けどこれは城の遺構ではなく秋田家の墓(慰霊碑?)だった。
ココからの三方向の眺めもよかったけど、見えるのは遠くの山くらいだった。
他には「明治戊辰役三春藩烈士碑」というのも立っていた。
あれ?三春も戊辰で戦乱あったんだっけ?とか思ったけど、そうではなくて、、、割愛。

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「本丸跡」の低い方は「大広間跡」
程良い高さの桜が程良い間隔で咲いていて、バッチリ花見に最適な広場って感じだった。けど、場所が場所だけにさすがにココまで登って花見してる人もいなかった。(酔ったら下り坂危ないしね)

そして階段になってる北側の道で下った。
ここは半分下ったトコに「矢倉跡」というのがあったけど、門跡はなかった。

ちょっと疲れてきてたのでゆっくり進んで、二の丸散策路を廻って裏の道から城主居舘があった麓へ下った。

途中で見かけた小学校裏の枝垂れ桜が綺麗だった。いいねー。

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その「城主居舘跡」というのが車を停めてた小学校。イイ感じで一回り登り歩けた。
他にも案内所で勧められた寺の桜も見ていこうかな、、とか思ってたけど、ちょっと疲れたし、一旦駐車場に戻っちゃったらもういいかってなるよね。
それにこの三春は以前(20年位前)に親戚の伯父の法要で来た時に枝垂れ桜が綺麗だった憶えがあるんだけど、その寺の名前覚えて無くて、来れば分かるかと思ったけど意外と全然覚えて無くて、、
そんな伯父の墓をおいといて別の寺の桜を見るのもどうかな、、なんて思ったりして、、城だけで終えて出発した。

タグ:観:城 楽:登 楽:眺 景:町 景:季 植:花 植:樹 動:鳥

三春滝桜

ファイル 1339-1.jpg三春町滝桜久保にある桜の樹。
推定樹齢1000年超、樹高12m、胸高周囲9.5mのベニシダレザクラ。
国の天然記念物で、いろんな100選とか五大桜とかに選ばれているとても有名な大樹。

ウチは福島県に親戚多いけど、みんな「あそこは凄く混むから行かない方がいい」と口を揃えて言うくらい昔から混雑する場所だそうだ。そんなわけで一度も行ったこと無かった。
でも今年はなんか通勤の駅でポスター見て気になってて行きたくなっていて、一度くらいはそんなスンゲ混むトコも行ってみようじゃないかなんて気になっていた。

さて、まずは観桜料金300円払って入園。ケチな僕でも駐車料金は無料なので特に高いとは感じなかった。
さて早速その有名な桜とやらを見てみようか!と行きたいトコだけど、ちょっと空腹だったので先に手前のテント仮店舗の飲食コーナーで軽くなにか食べたいなと覗いてみた。
ら、「三春グルメンチ」なんていう御当地B級グルメっぽいメンチがあったので、少し列になってたけど並んで買ってみた。

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これは三春の名物(?)のピーマンが入ったメンチカツで、もう最初から具がソースで味付いててそのまま食べられる一品。
これはおいしかった。
ピーマンもいいしソースの味もいい。ナイスなメンチだった。

そして滝桜へ歩いた。
やっぱ空腹よりはいいもの食べて気分いい状態で観賞した方がいいよね。

で、おまたせしました滝桜。

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正直素直に感じた感想としては「思ったほど大きくないな」だった。
広いところにポツンとあって、人ばかりが多かったからか、滝桜というより人が滝のようだ、、なんて思った。

で、せっかくだからそんな飛沫のような人込に混じって滝桜の袂に進んでみると、、やっぱ人が凄くて落ちつかない。。モーターショーみたい。

でも、暫く写真撮りながらゆっくり見ててその雰囲気に慣れてきて、やっとその桜の勢いある咲き誇った姿が実感できた。
なんといっても花の密度が濃くて、なるほど滝のようにほとばしるような姿は圧巻。正に満開でいい日に来れて良かった。

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そして正面からぐるっと見て大きく脇に廻って、後の丘に上がった。
その背面の丘の上にも何本もの桜が植わっててこっちはこっちでキレイだった。
多分他だったらこの丘の上だけでも充分な桜の雰囲気なんだろうけど、やっぱ滝桜の存在感が大きくて、花の合間合間に目を引くのはやっぱり滝桜だった。

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丘の裏はのどかな農村風景。その中に渋滞の車の列が見えたりして、まだまだ沢山人が来るんだなぁ、、とか思った。

そして最後に滝桜の手前側の脇をまたじっくり眺めながら下った。
うん、こっち側の眺めが一番好きだな。
枝垂れた感じがよくわかり、噴水のように花のしずくが噴出してるように見える。これはやっぱり凄いな。

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そして満足したトコで、駐車場へ戻る前に来た時に気になってたものを購入。
三春名物の「三角油揚」だそうで、炙った油揚をピーマン味噌で食べるそうだ。
これがマジふかふかで凄くうまかった!
ピーマン味噌もバッチリいい味で絶品。感激。

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それとサクラソフトクリーム。
これはまぁ、そのまんま桜の風味。普通においしく食べえられた。
すっかり暖かくなってたからね。売れただろうね。

桜はもちろんだけど桜以外のもちゃんと楽しめるいいスポット。にくいね。

今年の関東は週末の天気が悪くてイマイチ桜を楽しめなかったおかげで来る気になれて良かった。
例年ならもう桜は見飽きてたりしてそんな桜の為に渋滞を越えてまで見に行こうなんて思わないもんな。
満足満足。天晴れ天晴れ。

タグ:植:花 植:樹 観:然 景:季 餐:揚 餐:豆 餐:冷

戸津辺の桜

ファイル 1338-1.jpg矢祭町中石井の戸津辺にある桜の樹。
推定樹齢500年、樹高17.5m、胸高周囲6.5m。県指定天然記念物のエドヒガンザクラだそうだ。

118号から逸れた脇道の坂をグングン登ると駐車場があった。
車を停めて歩いてみると、、、花はもう散った後だった。
えー。
此処に来る間の118号沿いの桜は丁度イイくらいに咲いてたけどなぁ。。

でもま、
今日は実は「三春の滝桜」が差し当たっての目標で、そこは凄く混むって聞いてるから渋滞でイヤんなって諦めてもいいように行く間の道で案内を見かけた桜は極力見ていこう!なんて保険のつもりで寄ったので、こうして寄ったトコの桜が散ってるってことは「やっぱり三春へ行こう」と気合いが入るのでそれはそれで悪くない。


散った後の桜だって逆に枝振りとかよく見えて樹木として立派。
誰もいないからじっくり見て回れた。
んーでもやっぱこれで満開だったら凄そうだよな。。

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山の手前の丘の上にあるので少し眺望もよく、足元にJR水郡線のレールと国道118号が見下ろせた。(ってことは屋根開けてれば国道から見えるのか)

近くで見ると、まだ散らずに残った花もチラホラあって、取り敢えずちゃんと桜の花は見れた。
またいずれ、満開時期に来れたらいいな。

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タグ:植:樹 植:花 観:然 楽<残

楯山公園

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大江町左沢の丘の上にある公園?「日本一公園」とも呼ばれてるらしい。。

ほそーい崖の道を越えて来た先の公園というか広場というか数メートル幅の開けた峰ってくらいの場所で、トイレと案内板があるだけ。
先月来た時は此処で転回して引き返したんだけど、もっと先まで公園として続いてるのかと、、まさか此処だけの場所だとは思ってなかった。
そして唯一あった案内板も国指定史跡「左沢楯山城跡」の解説だけで、公園については何の案内もなく、一瞬ここじゃないのか?とか思ったけど、道標の柱には「楯山公園」とあったので間違ってないようだった。。
んー園内図はともかく「日本一公園」や「重要文化的景観」の説明くらいはあって欲しかった。。

で、かててくわえて、東屋のある肝心の展望台!こちらは法面工事で立ち入り禁止。
え゛ーーーー

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おいおい。。もっと手前の細い道の入口に「園内工事中で展望台立ち入り不可」とか表記しといてよ。
「重要文化的景観」の幟だけはばんばん立てといて、狭い道を対向車にびくびくしながら来た先で駐車場も無い上に立ち入り禁止ってあんまりだ。

で、とりあえず展望。
鋭角に湾曲した最上川とそこに架かる橋、大江の市街が一望できた。

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んーいい眺め。
ではあるけど、文化的景観というのはともかく日本一というのはどういうことだかわからなかった。
せっかくの眺めを素直に喜べないのが勿体無い。

ここは楯山公園じゃなくて楯山展望台って名にして、駐車場を国道沿いに造り遊歩道にするべきだと思う。

タグ:楽:眺 楽<残 景:川 景:町 観:橋 観:園 観:一 観:城

道の駅 にしかわ

ファイル 1227-1.jpg西川町水沢の112号沿いにある道の駅。
まえにトイレだけは寄ったことあったかな。開いてる時間に来たのは初めて。
いやでも今日もトイレだけの寄り道のつもり。
、、まぁそれだけじゃないんだけどね。

で、トイレ行く前に気になったのがソフトクリーム。
んーでも腹が弱り気味だからどうしようかなぁ、、と見てみたら「こくわ」と「塩麹」という変ったメニュー。

「こくわって何ですか?」と聞いてみたら「アケビみたいな山でとれる実」だそうな。(クワガタじゃなくて良かったw)
んー「塩麹」どっちにしようかなーと迷ってたら、「ミックスにも出来ますよ」と言われたのでそれにした。

ファイル 1227-2.jpgってわけで「こくわ塩麹ミックスソフト」(メニューにはない)
「こくわ」は酸っぱくてサッパリ。サッパリというよりキッパリと言った方がしっくり来る感じ、相対して「塩麹」は意外とまろやかで優しい味。
どちらもおいしいけど、間逆なテイストの二種で半々に舐めてメリハリあって面白くおいしく食べられた。
いいねこの組み合わせ。メニューにすればいいのに。

そしてトイレに向かった。ら、トイレの前に水槽があった。
魚は泳いでなったので何がいるんだろう?と見たらウーパールーパーだった。おお、昔一時はやったねぇ。

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大きな水槽に二匹のウーパールーパー。
でも全然動かなかった。生きてるのか?
こんなちんヒャーみたいなのがよく流行ったもんだ。たしかエリマキトカゲの二番煎じみたいな感じだったっけ。

さて、売店も覗いてみたら月山の商品が多かった。
プリントTシャツとかと並んで日産のマークをもじったガッサンのステッカーは面白かった。

そんな店の奥は天然水の工場になってた。へー色々あるトコだなぁ。

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一本買ってみた。裏ラベルが期間限定の「山形日和」デザインになってた。

あー、道の向かいの月山湖も眺めていこうとか思ってたけどすっかり忘れててそのまま出発。
まあいいや、この道の駅は隣に日帰り温泉もあったので、また寄ることもありそうだ。

タグ:餐:冷 動:虫 観:工 餐:飲 道の駅

荒瀬川水中観察室

ファイル 1226-1.jpg酒田市北部を流れる二級河川日向川水系の荒瀬川中流の川底が覗ける観察室。
三年前に一度来てたけど、その時は朝早くて開いてなかった。。
今日はもう昼過ぎだからバッチリだろうと寄ってみた。

少し丘になってる舞鶴公園には入らずに、荒瀬川沿いを回って歩いた。
観察室は荒瀬川頭首工という水門の少し上流にあった。
水門や堰堤の脇の魚道と整備された池とかを覗ける観察室は何箇所か行ったことあるけど、こういう普通の川の中流域の川底が覗ける観察室は珍しいかもね。

さて、観察室の小屋を入ると割と深めの階段を下る。地下1.5階分くらいかな。
小屋部分に窓が多く光を取り入れてて明るく、こういう場所特有の薄暗さも黴臭さもなくていい雰囲気。

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階段を下るとさっそく見れたのが「モズクガ二」十数センチの割と大き目のカッコいいカニが落ち葉と水埃の川底で「俺が主役だー」と言わんばかりに暴れまわってた。

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魚は小魚がチラホラってくらいで、一番多いのが黒筋の入った、、アブラハヤ?かな。
よく見ると底にはシマドジョウもウロウロしてた。

それより小さいメダカくらいのもいたけど、これは何かの稚魚なんだろうね。天然のメダカは希少種だから。

暫く見てたら型のいいハヤ(ウグイ)も見かけた。けど、大きい魚はさすがに素早くてなかなか写真に撮れなかった。

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それと意外と素早いのがハゼタイプの底這う魚。
停まる場所も濁ったトコとかを選んでるような警戒さでハッキリ解る写真が撮れなかった。
ここら辺の魚は種類よく解らないから悔しいな。

なんて普通に眺めてたらあっという間に15分過ぎてた。いかんいかん気にしてないと何分でもいちゃいそうでキリがない。あまり時間かけない寄り道のつもりだったので適当な頃合で切り上げた。

ファイル 1226-5.jpgさて、駐車場に戻ってフト見ると、対向車側の道の脇に東屋の屋根が見えていた。
?なんだろう?とちょっと覗いてみたら、、
「湯ノ沢霊泉」という湧水の水汲み場だった!

えー、さっきの道の駅で水買ってきたばっかだよ。。くやし。

またこよ。

タグ:動:魚 動:虫 景:川 観:堰 観:水

道の駅 鳥海

ファイル 1225-1.jpg遊佐町菅里菅野の7号沿いにある道の駅。
この道の駅は「森のエリア」と「海のエリア」に分かれていて、7号沿いのここは「森のエリア」
トイレでは何度か寄ってるけど食事できる時間に寄ったのは久しぶり(9年ぶり)
その前に来たときは「海のエリア」の日帰り温泉にも寄ってて、早朝からやってる350円の湯でなかなか良かった(現在は400円らしい)そして朝風呂の後にこっちで朝食を食べたので、この道の駅はすっかり朝食のイメージだった。

けど、今朝一度通過したのが7時半。
食堂の開店時間8時半には若干早く、それでちょっと一回りして戻ったら丁度いいかと思って鳥海ブルーラインを走ってみたんだけど、ついつい寄り道を重ねて戻ってきたらもう昼前。。すっかり混んでた。

ファイル 1225-2.jpgさて、
その9年前に此処で食べたのが「いかなっとう丼」おいしかったけど普通っぽくて逆に他では見たことないメニュー。
でも、もうそんなメニューは無くなってて、いくら丼をメインとした食堂になってた。ん?ここらってイクラも特産なのかな。(鮭やイクラというと村上の方が有名なもんで)

一応他も見てまわった。
炭火串焼きコーナーや魚介炉端焼きコーナーもおいしそうで人気で列になるくらいだったけど、やっぱりもう気分はイクラ。いくら丼にした。

メニューには「地元の川を遡上する鮭からとれたいくら、粒が大きく程よい弾力」とあって、やっぱりイクラが売りのようだ。(道の駅近くに鮭の人工孵化場があるそうだ)
「鮭いくら丼」や「まぐろいくら丼」や「うにいくら丼」などいろいろあったけど、存分に味わえそうな「いくら丼」にした。

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おお。おお。
これはホントに大粒でぷりぷりのしっかりしたいくらで、味もまろやかであまくてうまーい!
いくら大好きだから大満足!こりゃいいわ。
(通風?なんですかそれ?)
しいて不満を言うならば、北海道に行く楽しみが少し減っちゃったってとこだなw
これはやばいわ、次回からこの道の駅を食事できない時間に通過したら凄く損した気分になりそう。。

満足の食事。
だけど、その後も少し道の駅をフラフラ見てて「かにクリーム入りのカニパン」という貼紙が気になってパン屋コーナーに行ってみたけど、それはなかった。。時間かな?

ファイル 1225-4.jpg炭火串焼きコーナーも賑やかでうまそうだったので、ひとつ買ってみた。
「赤にし貝串」
ちょっと微妙なチョイスだったかな。食べ応えあって味もいいけどやっぱ蛇足。空腹の時食べたら良かったかも。

もうこの道の駅はいくら丼だけで充分だと思った。

タグ:食:丼 餐:卵 食:串 餐:貝 道の駅

あがりこ大王

にかほ市象潟町横岡中島台にある「中島台レクリェーションの森」の散策コース内の枝道の先にある樹木。

ファイル 1224-1.jpg獅子ヶ鼻湿原を歩いてきた後で結構疲れたし時間かかったし、「大王」っていうのが何なのかわからないし、(湿原だけ行くつもりだったので案内板でも見てなかった)ドン詰まりの道だから同じ道を戻らなきゃならないしって事で迷わず通過、、のつもりだったんだけど、分岐点に来たらやっぱ気になって結局行ってみた。
でも歩いてみたらこのコースは殆んど傾斜なく苦ではなかった。

そしてホンの数分歩くと変な樹木が見え案内板が立ってた。

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「燭台」と名がついたこのブナの木の解説は「あがりこ大王と見間違うほどの大きな奇形ブナ」とあった。
ってことは「あがりこ大王」も大きな奇形ブナってことか!とここで初めて知って、ヤッパ来といてよかったと思った。

ファイル 1224-3.jpgそこからま数分歩くと、今度は「炭焼き窯」があった。このコースはいろいろと飽きさせないね。
解説によるとこの付近で発見された26個の窯の内で一番完全な形で残ってた窯だそうだ。
この炭焼きの為のブナの伐採で、再萌芽するように部分的に残して刈ってたのがブナの奇形が多い森の原因なんだそうだ。
獅子ヶ鼻湿原もだけど人為的に手を加えた自然の変化が素敵な面白い森だった。

ファイル 1224-4.jpgそしてそのすぐ先、ちょこっと坂を上がると「あがりこ大王」到着。
おお、おお、なるほど。これは存在感ある樹だねぇ。
此処までの道でも沢山の奇形ブナを見かけてきたけど、確かにこれが大王だわ。
「森の巨人たち100選」だそうで、樹齢300年強、樹高25m、幹周7.62m。奇形ブナとしては日本一の太さだそうだ。へー。
そのまま木道で周りを一回りして見れる形になっていた。
しばし休憩も兼ねてゆっくり眺めた。

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メラメラと大きな炎のように四方に伸びる幹全体が「大王」って感じして見てたけど、フト気付くと、真ん中に突起のようにまっすぐ立ってる短い幹が、右手を横に左手を上にポーズをとった大王に見えた。ここが本体かw

そして汗が引いたトコで出発。来た道を戻った。
来たばかりの頃はガラガラだったのが気がつけば10時をまわってて人が増えて、此処からの戻りは次から次とどんどんやってくる人たちのすれ違いで忙しかった。人気のスポットだったのか。。

ファイル 1224-6.jpg木道の入口まで戻ると団体さんが引率にレクチャーされてた。
耳を傾けてみると、この人たちは時間の都合で「湿原」には行かずに「大王」までの往復だけだそうだ。。勿体無いなぁ。かわいそう。

そして砂利道を入口まで歩いて、駐車場に戻ったのが10時45分。
歩き始めが8時45分だったから、キッチリ二時間歩いちゃった。。うわぁ、思いがけぬ寄り道。
でもたまには歩かないとね。気持ちよかったし面白かった。

タグ:楽:歩 景:森 観:道 観:装 観:一 植:樹

獅子ヶ鼻湿原

にかほ市象潟町横岡中島台にある「中島台レクリェーションの森」の散策コース内にある湿原。国の天然記念物。
湿原だけじゃなくて他にも見て歩いたので「中島台レクリェーションの森」を表題にするべきなんだけど湿原が目的で歩いたんだからいいよね。(名前がかっこ悪いし)

さて、遊歩道の案内図を見ると湿原までは3分+10分+18分+2分+15分、、、で何分掛かるんだ??
まぁいいや、取り敢えず歩いてみょう!

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最初の3分は砂利道で、さっそくブナの奇形木っぽい木々が見えていた。
で、3分のところを5分掛かって歩くと、次の区間は木道になっていた。おお、湿原らしいね。でも湿原まではまだまだ先なのであった。

どうせ最初の内だけだろうとか思ってた木道は、意外なことにずっと続いてて、傾斜は殆どなかったけど、たまに現れる上り坂も段になって繋がってて非常に歩きやすかった。

そして次の10分の区間は7分で通行。
坂を登ると川に橋が架かってた。山道っぽい荒い木の吊り橋。いいねー雰囲気あるねーと浮かれつつ赤川を渡った。

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その赤川に沿って歩いて次の18分の区間は9分で通行。(あれ?)
「あがりこ大王」への分岐に出た。あがりこ?なんじゃそりゃ。分岐は無視してまっすぐ湿原へ進んだ。

そして2分区間を1分で湿原周遊の分岐に出た。
「出つぼ」という湧水池をからぐるっと湿原を回って最後にマリモのコースがメインのように矢印ついてたけど、時間も体力も余裕あるわけじゃないので湧水池はパス。まっすぐ湿原への下り坂に進んだ。

結構下っちゃった先にマリモ群生地の「獅子ヶ鼻湿原」が、、、
あれ?なんかコンクリの堤があるぞ、、

視界開けて広い湿原が現れるものと思っていたけど、全然違ってコンクリ堤で集められた水のプールが現れた。
「なんだこれ?」とか思ったけど、そんな不満は一瞬で消えるくらい水は綺麗で流れも強く、そして水底に茂る緑が素敵な不思議な場所だった。

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その導水路に沿って歩くと、水際の苔が凄く見事。
森の中を流れてきた幾筋もの沢が合流してて苔に沁みながら流れてた。さしずめ水苔のマングローブとでも言うような眺めだった。
水の流れが速くてゆっくり川底は覗けないけど、どこも緑が多く、苔の楽園という感じ。これが「鳥海マリモ」なのかな?
っていうか、苔って普通水中でも平気なもんなのか?

途中で案内図になかった橋と分岐があったけど、折れずにとりあえず導水路に沿って進んだ。
したら、水門があった。東北電力のものだそうだ。
この水門からこぼれた水が岩股川となり、素直に水路を進む水は発電所に下るようだ。

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水門の先は味気ない水路が続いて、最後は暗渠に隠れた。
その先は湿原周遊の道、「出つぼ」は気になるけど回る気はなく此処で引き返した。

そしてまたさっきの導水路で案内図になかった分岐を折れてみた。
ら、
ここはすぐ先で行き止まり。「鳥海マリモ」の案内板があった。
鳥海マリモ観察路って感じだったのかな。

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「鳥海マリモ」は通称で、実は藻ではなく苔なんだそうだ。
重なって生えた苔が水中で球状になった物ということだ。
水中の苔は緑濃く、水上に出た苔は黄緑鮮やか。
これだけ水が流れててその底で生き生き青青と萌ゆる苔というのも珍しいというか面白い風景。
人工的な側面も大きい場所だけど、そんな事どうでもいいと思えるくらいの素晴らしい空間だった。

のんびり眺めていたいけど、今日は連休最終日なんだよね。。帰らなきゃ。
と、来た道を戻った。

一番急な坂を登って汗だくで湿原周遊の分岐で休憩。
んー湧水池の「出つぼ」、、気になるなぁ、、片道10分かぁ。

ってわけで、結局好奇心を抑えられず「出つぼ」だけ見ていこうと周遊の道に折れてみた。
こっちの道もずっと木道が続いてて、思ったほどの上り下りはなく歩けた。

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そして、少しだけ湿原らしさを感じる草の茂る区間があり、木道の脇もぬかるみっぽくなっててキノコも沢山生えてた。(キノコは木の幹にも生えていた。おいしそう、、)
で、やっぱり流れてる沢の底には緑の苔が見えていた。

で、きっちり10分で「出つぼ」に到着。
滾々と湧き出てるのが良く見える池だった。

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でも池の周辺は裸地化でブナが弱ってるとかで立ち入り禁止になってて遠目に見るしかなかった。少し残念。
池で沸いた水は、流れ込む沢と合流して流れて行ってた。この森のいたるところがこんな感じで潤いに満ちていた。

なんていうか、湿原というより湿林とでも言うべきでは?
ずっと木道を歩いてこれたけど、木道なかったら至るトコでぬかるんで困難な場所だったのかもしれない。ありがたいな。

そして来た道を戻った。

やっぱ気になったトコは行ってみるべきだな。と思い、少し手前から分岐した道の先の「あがりこ大王」にも行ってみることにした。
ちょっと長くなったので「あがりこ大王」は次の項目で 

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