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矢本PA

ファイル 1781-1.jpg東松島市大塩旗沢の45号三陸道無料区間にあるPA。
行きたいトコにはなんとか明るい内に辿り着けそうなものの、雨降ってきちゃったので「やっぱダメか」と半ば諦め気分でトイレ休憩。
トイレ行く前に止まったついでに地図見て、向かわない場合の進む道を調べたりした。

で、ここはPAらしいトイレくらいしかない小さいPAかと思いきや、その横に小さな事務所のような売店(というか、観光案内の事務所で土産売ってる感じ)があったのでちょっと覗いてみた。

ら、面白そうなお菓子がバラ売りしてたのでちょっと買って菓子休憩。
「ほやパイ」と「みらい棒」
奥のベンチで座って食べた。

ファイル 1781-2.jpg

「ほやパイ」はあの不思議な海の生物「ホヤ」のパイ。
ホヤってどんなな味だったっけ?八戸で食べたときは旨かったけど仙台で食べたら箸が進まなかった、、、ハッキリこんな味と思い出せないけど、何となくそんな味するようなしないような、、、よくわからない感じ。(この手のパイ菓子は大体みんなそんな感じだよね)

「みらい棒」は「未来」という品種のトウモロコシの菓子。
これがモロにトウモロコシの味がして美味しかった。甘いトウモロコシの風味をふわふわの菓子で味わうのがなんか不思議で面白かった。

タグ:餐:菓 観:P

白井商店 幸邦丸

ファイル 1780-1.jpg亘理町荒浜築港通りの荒浜漁港前の「にぎわい回廊商店街」内にある鮮魚店。
この季節のこっち方面といえばやっぱり「はらこ飯」。
以前JRのポスターか何かで知って来て食べてみたらおいしくて感激した鮭料理。
何度か来て食べてたけど、さすがに震災大津波の後は来てなかった。でもずっと気になってて今年やっと来る気になった。正直6号の帰還困難区域を通るのは気分的に重いけど、その先の「はらこ飯」を思って走ればいくらか楽だった。(イクラだけに、、)

そして来てみた亘理町荒浜漁港。
「鳥の海ふれあい市場」というのを覗いてみたらここは販売だけで飲食店はなかった。。
で、近隣を見まわしてみたら見つけたのがこの商店街。震災前はなかたよね。「はらこ飯」の幟も並んでて店先のテーブルで食べてる人も多かった。

ファイル 1780-2.jpgで、どの店も「はらこ飯」はやってるようでどの店にしようか迷った。
よくみると、少々高めそうな客席のある鮮魚店の他は、居酒屋、軽食店、自転車店(自転車屋のはらこ飯というのも気になるが、、)とかが並んでて、その中に漁船直送の店があった。ここが一番気軽でちゃんとしてそうに思えたので、この「幸邦丸」という店にしてみた。

食事は店の前のオープンなテーブル席だけではなく、店の横にも簡素なカウンター席があったのでそっちに座った。

メニューはいろいろあったけど迷わずに「はらこ飯定食」にした。

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そうそうこれこれ。シャケとイクラの「はらこ飯」
食べたことなきゃ焼シャケじゃなくてトロサーモンにイクラをもっと敷き詰めて、、とか考えそうだけど、そうじゃないんだよね。ここの主役はあくまでもシャケで炊き込んだ御飯!これがしっかりおいしく、イクラは脇役なんだよね。勿論いい味の脇役だけど。しっかりばっちり美味しかった。至福の心地。
そして、添えられてた「氷頭なます」もコリコリで美味しく、刺身は新鮮なヒラメでこれまた美味しく、味噌汁までおいしくさすがの定食。
まじ来てよかった。


さて、食後は少し目の前の鳥の海の岸をふらふら歩いた。
鳥の海は阿武隈川の旧河口が塞がってできた汽水湖。水面静かでなるほど湖沼なのか、、とも思えるけどやっぱり漁船がいると潟とか浦とかって雰囲気ではなく入江の海って感じ。

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水は意外と透明度あって底の貝や蟹が見え魚も小魚の群れもよく見えた。
釣りをしてる人も多く、いまひとつな天気ながらのんびりしていて穏やかだった。

タグ:食:定 餐:飯 餐:魚 景:湖 動:虫 動:魚

かしまの一本松

ファイル 1779-1.jpg南相馬市鹿島区南右田谷地地内にある松の木。
東日本大震災のおける津波で流されずに残った一本松。
岩手の陸前高田の一本松ばかりが有名になってるけど、他にもあったんだね。

まぁあっちは流された町のまん前だし、国道沿いに見える場所なのにひきかえ、こっちは町も遠いいし国道から離れるしその国道もすぐ先の帰宅困難地域は長いこと通行止めだったしって場所だから聞いたことなくても仕方ないね。

来てみたら周りは沿岸工事でダンプだらけの殺風景な場所で、小雨も舞っていたけどちょっと車を停めて眺めてみた。

掲示板の下のボックスには一人一枚どうぞとカレンダーが配られていた。

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そして松の木の下に歩いて見上げてみた。
威勢良く反りつつ伸びた松の木。
こんな天気の時に来てしまったけど、雲の裏の太陽の光も見えて悪い雰囲気ではなかった。
でも木に葉はなく、枯れてしまった様に見えた。

そんな状態ながら、木の上には鳥の巣がつくられてたり、幹には蛾の蛹みたいなのがひついてたりして動物たちの拠り処となっている様子も窺えた。

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この場所はキャンプ場の松林だったそうだ。
震災後暫くは緑の葉を付けて元気だったそうだけど、高潮のたびに海水か流れ込んで枯死してしまい、とうとう伐採されることに決まったそうだ。。
まぁ仕方ないね。また新しい拠り処が立ち並ぶような海岸に戻ることを祈りつつ、少し強くなってきた小雨に追われて車に戻った。

タグ:植:樹

道の駅 よつくら港

ファイル 1778-1.jpgいわき市四倉町の6号沿いにある道の駅。
かなーり前に何度か寄ったけど、夜寝る人は届け出なければならない規則を導入した道の駅で印象悪く、寝るときは楢葉の道の駅(現在警察施設になって閉鎖中)を使ってた。

、、んだけど、久々に立ち寄ってみたら、キレイになってて印象変わった。
下り方向から入ると、信号の先の駐車場にまわって停めさせられるのが少々気に入らないが、出入り自由な解放された駐車場だったからもう届け出もないんだろうなと思った。(津波の前の話だから)

さてさて、トイレの後に何か食べられるかなと館内を覗くと、二階のフードコーナーは10時からでまだ閉まってた。
ので、直売所の惣菜コーナーを見てみた。ら、手頃な弁当があったので購入。
早速、情報館のテーブルでたべよう、、と思ったけど「飲食禁止」になってた。(やっぱりいろいろと口うるさくしないとダメな場所なのかな)
仕方ないので蒸し暑かったけど外のベンチで遊具を眺めながら食べた。

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食べたのはウニ飯の弁当。たっぷりのウニで風味あっておいしく、カキフライもうまかった。朝からいい食事になった。

その外のベンチ前の炭焼きの露店が気になってたけど、焼き出す様子がなかったのでまだなのかなと思ったけど、聞いてみたら「注文受けてから焼くからすぐ出来ますよ」とのことで、いわきの名物料理「さんまのポーポー焼き」というのをひとつ買って焼けるのを待ってみた。(弁当食べ出す前にたのめばよかった、、)

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その「さんまのポーポー焼き」は程よくツミレ風なサンマ串。しっかりサンマの味でおいしかった。季節だよね。

リニューアルして印象変わった道の駅。蒸し暑かったけどいい天気で気分よく、いい朝食になった。
いわきくらいなら日帰りで来れるから次は食事に来てみてもいいかな。

タグ:食:弁 食:串 観:具 道の駅

道の駅 きらら289

ファイル 1714-1.jpg南会津町山口橋尻の289号沿いにある道の駅。
ここは日帰り温泉施設がのちに道の駅になったトコで、ずーっと前の道の駅になる前に風呂に寄ったことがある場所。(99/11/7かな)
まだ日帰り温泉がそんなにあちこちに見かけなかった頃で、これはドライブで立ち寄りやすいイイ施設だと気に入って二回くらいは来たような気がするけど定かではない、、

そんなトコながら道的に滅多に来ない場所だし日帰り温泉も珍しくなくなってきたのでしばーらく来ることもなく久々の立ち寄り。
もうどんな風呂かも忘れてしまった。。

うーん、、ここで温泉入っていきたいトコだけど、、
まだ先長いし、時間も遅いし、、
と少し迷って、、

結局温泉には入らずに休憩のみ。
で、幟で気になった「南郷トマトのソフトクリーム」だけ食べてみた。

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おーこれはしっかりトマトの味するソフト。
ものすごくトマトだねー。
トマト嫌いな人にこっそり食べさせたら激怒されそうな味。
僕もそんなに好きな方ではないけれど、(前に岐阜のせせらぎ街道で食べたトマトソフトは食べるのきつくて残したかったけど)これはそんなに悪い気はせず、クリームの爽やかさが引き立ってておいしく食べられた。

あー風呂上がりだったらもっと美味しいだろうなー、、とは思いつつ食べ終わったらすぐに出発した。

タグ:餐:冷 道の駅

からあげ伊達屋

ファイル 1682-1.jpg伊達市梁川町東塩野川の349号沿いにある鶏肉惣菜店。
もう何度も寄ってるお気に入りの店。店内で食べれるようになってからも来ててこれで二度目。
前回は二年前(→)
その前回と同じメニューを食べるつもりで(だから点景記事にもしないつもりで)きてみたら、なにやら前回無かった新しいメニュー「伊達のたれカツ丼」を見てそれにしてみた。

待つ間に食べるように焼き鳥かなんか買っておけばよかったかな、、なんて思ったりもしたけど、でてきてみたらけっこうボリューミーだったので余計なもの買わなくてよかったw

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大きめのトリカツ四枚の乗ったカツ丼。タレは甘めの焼き鳥風?
うん、うまい。そして食べ応えバッチリで一生懸命バクバク食べれた。カツはムネ肉かな?珍しく皮もそのまま入って揚がってて衣の中もジューシーでおいしかった。
あらかじめ持ち帰りようのパックも用意されてたんだけど、残さず完食して不使用。おいしかったけど満腹ではらパンパン。

これはすごいなおいしいな。
次回来たとき「伊達のたれカツ丼」にするか普通に「伊達から揚げディッシュ」にするか迷いそうだな、、

タグ:食:丼 餐:揚 餐:肉

道の駅 大谷海岸

ファイル 1681-1.jpg気仙沼市本吉町三島の45号沿いにある道の駅。
かなり前に来たことあって二度目(トイレであと一回くらいは寄ったかな)の来訪。
陸前高田の道の駅は復活する様子がまるでなかったのに、こっちの道の駅はやってて驚いた。

建物は仮建設っぽい造りながらも海沿いらしい爽やかなデザインで、店もちゃんと産直物産市になってて道の駅として充分楽しめる。
もっとも以前の屋上から見下ろせてマンボウ水族館があって裏が駅で砂浜にも出れた頃に比べちゃったら寂しい限りだけど、それでも何もない所が多い復興半ばの45号沿いで、しっかり営業しているのは誇らしくてカッコイイ。

そして店先を見ると「ふかひれソフト」という気になるメニュー。
が、
販売は10時から、、まだ20分ある。
のんびり何か買って食べて待つか、、と惣菜コーナーを見てみた。
(本来空腹なのでソフトより食べ物のほうがメインな筈なのに、ちょっと腹の調子が安定するとこれだよ)
弁当とかより、ウニとかアワビのおにぎりが目を引いたので買ってみた。(支払の時に財布出したらその中も濡れてて、濡れたお札だしたらエッて顔された、、、するよね)

ファイル 1681-2.jpgアワビは炊き込みみたいな感じで風味あっておいしかった。んーウニは焼きウニかなこれは思ったほどでもなかった。
全然足りないからもうひとつ買って来ようかな、、と思ったけど、あ、この先で「はっと汁」食べよう!と思いついてヤメといた。

もうちょっと時間あるから建物の裏を見てみた。
以前はJR気仙沼線の大谷海岸駅があった所。覗いてみたら、ホームと線路の残骸がのこっていた。これは、、残しておくのかな。
以前の姿を知ってるだけに痛々しい景色。
もう列車は走らないのかな。(現在のJR気仙沼線は国道をBRTで仮運行だそうだ)

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さて、10時になったので店の方へ行った。売場は食堂の傍らにあるので食堂も開いていた。
見ると「ふかひれラーメン」とかあったので、あーじゃあソフトじゃなくてラーメンでいいかーって気になった。腹の調子安定してるのにこれでまた下っても詰まらないしね。

ってわけでちゃんと食事。「ふかひれラーメン」(はっと汁はまた次回ね)

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以前、気仙沼の市場で食べた「ふかひれラーメン」を想像してたのでフカヒレ小さいな、、と思いつつ、小さくてもちゃんとフカヒレでおいしかった。
ただ、麺が、湯で時間を間違えちゃったのかっていう感じでイマヒトツだったのが残念。

ちょっと気分的に物足りないので食後にやっぱり「ふかひれソフト」、、と迷いつつ、また次回の楽しみとして出発した。

ちなみに前回来たのは05/4/11。十一年も前だった。(→)

タグ:餐:飯 餐:ら 観:鉄 楽<残 道の駅

広田崎

ファイル 1680-1.jpg陸前高田市広田町集の広田半島の南先端にある岬。

半島の南端の岬で、半島と町の名前を冠した崎だけど何かマイナーな道の先の林の中に隠れた駐車場には漁網が干してあった。
ここも「広田崎園地」として案内板が立ち、遊歩道と展望所があるようで一安心。さっそく歩いてみた。

道は、駐車場の下にまわって展望所に進む道と、東側の浜に下る道があって、もちろん先に展望所にまわろう!と思ってたんだけど、道を間違えて東の道を進んでた。
でも、
こっちはこっちで青松島の展望ポイントがあるようなので、まあいいかとそのまま進んで浜に下った。

で、出たのが南東側の磯で、正面に島と岩礁がつづき地形的に半島の突端って感じのトコ。
これはいい景色。
左右二つに別れてる青松島が正面に見えて、その右肩に椿島がちょこんと覗いていた。

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左手には弓なりの小さな浜が見えて、そのずっと先にさっき行った「黒崎仙峡」の展望台も見えた。
青松島は松に覆われて風流な姿、それと対照的に後ろの椿島は樹のないガレ場の島で頂点に灯台が立ち鳥が集まっていた。(ウミネコの繁殖地だそうだ)
右手には石柱とポールが立っていた。(これは?)そして右手の岩場はまた強い波があたってて時折ざっぱーんと大きな音を立てていた。
おお、黒崎仙峡より身近に聞けて大迫力だ。

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少しすると日差しも出てきてまた違っていい景色。海が輝いていた。
波の流れが島で削られるようで、強い波はこの突端には当たらず、濡れてる岩がなかったので安心して眺めてた。

強い波は右の岩場の窪んだ奥にブチ当たっていて、あたるトコが見たいな、、とか思って足元に気をつけつつ岩場を行けるトコまで先端に、と、歩いてたら、、

不意にすぐ横でざっぱーん

お、大きい!
なんて暢気に写真撮ったけど、これが予想以上にでかかった。

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そして飛沫の水量は雨ドコロか罰ゲームの水槽の水くらいあって、一気にびしょ濡れ。。
水は頭からかぶったものの、水は全部足元の岩間に流れ落ちたので、海に投げ出されることも引っぱられることもなく助かったけど、驚いて滑ったりしてたら海に落ちて死んでたかもね。クワバラクワバラ。

自然を舐めちゃイカンな。

っていうか、一発だけでパンツから靴下までビッショリって、、

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というわけで海辺から即退散。
展望所コースにももう興味はなく、早く着替えたい一心でまっすぐ
駐車場に逃げ帰った。

タグ:楽:眺 楽:音 景:海 景:岬 景:島 景:磯 観:灯 楽<困

黒崎仙峡

ファイル 1679-1.jpg陸前高田市広田町黒崎の広田半島の東先端にある岬。
碁石海岸みたいな名のある観光地は別として、三陸のこのあたりで車で近くまで行けそうな岬ってあまりないなぁ、、と地図見てて見つけたのがこの「黒崎仙峡」
カッコイイ名前だけど道には「黒崎仙峡温泉」の案内しかなくて、景色はみれないのかな、、と不安に思いつつ来てみたら、広い駐車場の前にちゃんと遊歩道の案内や展望台が標されてて一安心。
さっそく展望台へ歩いてみた。

周りは朝の雰囲気で爽やかで、朝露に濡れた草原でスズメが(調べたらカワラヒワという鳥だった)戯れていた。

まず車道を歩いて「黒崎仙峡温泉」の前から岬の丘の林道を登る。
その車道の先に見える浜の海も気になったけど、まずは展望台だよね。

勾配はほどほどですぐに丘の上の遊歩道に交差した。
細い松の林は朝日が充分差込んでいい雰囲気。ここでも道にスズメ(こちらはホオジロ)がチョンチョン歩いて先導してくれてた。

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傍らに幾つも咲いていたのっぽな座禅草みたいな変な花(ウラシマソウ)を眺めつつ進むと、赤い鳥居の「黒崎神社本宮」というのがあったので拝んで進んだ。手作り感ある社だけど、駐車場の手前にあった大きな神社の本宮で、昔は此処にあった神社だったらしい。

神社の先で少し視界が開けて急峻な崖の間に朝日眩しい海が見えた。
何の説明もなかったけど、これが「仙峡」かな?
そのすぐ先の岬の突端に展望台があった。

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が、
展望台は入口を紐でしばられて「立入禁止」になっていた。がーん。
見ると展望台の手摺の柵がガタガタになってた。

で、
その展望台からの眺望。。。

んー海が広く見えていい眺め。
周りの岩ゴツゴツの感じもいいし、波が荒くて岩に当たって渦巻く潮の白と青が激流的で凄かった。

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展望台の脇から覗いてみると、、展望台、隅の柱以外の柱木組みが崩れてた。。なるほどこれは危ないや。立入禁止もムベナルカナ。
この展望台の下が以前の展望所だったのかな?崖の手前に柵が見えた。
そこには下りられなかったけど、岩の上から残った柱越しに海を覗いてたら、目の前の波がブチ当たる岩礁が良く見えた。

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たまに来る大波がブチ当たる音が凄く、ドッパーーン と、飛沫も高く舞い散って、まるで花火みたいで気持ちよく見飽きることなくしばらく眺めていた。

そして来た道を戻る。
岬は眺めよかったけど「仙峡」という感じじゃなかったな、、と、覗けそうな海を覗きながらゆっくり戻ってみた。
西側の崖下も岩との間が狭くなってるけど「仙峡」って程じゃないし、、
やっぱ来るときに最初に覗けたここかなぁ、、(そうだったらしい)

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まだ朝日眩しく完全に逆光でうまく写せなかったのが残念。
帰って調べたら、強い波による侵食で出来た岩窟が底にあって年に一度潮が引いた時に水面に姿を見せるそうだ。
崖の上に同じ大きさの岩が二個あって(写真では一つしか見えないけど)「天狗の投げ石」と言うそうだ。

戻る途中で東側の海岸も道脇の茂みの先で覗けた。
遊歩道はずっと東側の海岸沿いに続いてて、この先にも展望台があるみたいだったけど、進まずに元の道に下りた。

その代わりにちょっとオマケで、最初に気になった車道の先の浜に下りてみた。
ここは元は港だったっぽい船を下ろす斜面と埠頭がある小さな湾で、「黒崎仙峡温泉」の下なので温泉から見下ろせるであろう景色。ここもやっぱり波が強くドッパーンと岩に当たってた。

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とくに埠頭の先に当たる波が高く舞い上がって凄かったので、ズームして構えてたら、手前の浜辺のオオサンショウウオみたいな岩でドッパーンときてて驚いた。
波は強さと角度でどこで強く当たるか分からないもんだね。浜には近づかずに道から眺めて、満足したトコで駐車場に戻った。

あ、戻ってきてから駐車場の前の「黒崎神社」も見ていこうと思ってたんだけど、先に上で本宮に詣っちゃたからいいかな、、と見送った。

タグ:楽:眺 楽:音 景:海 景:岬 景:岩 景:崖 景:森 景:浜 観:宮 動:鳥 植:花

星座石

ファイル 1678-1.jpg釜石市唐丹町本郷にある石。
入り口の案内は可愛らしい星のマークだったので、オブジェ的な奇石とかかな?なんて思いつつ、、案内に沿って細い石段を登った。

ん、、
なんか想像と違うかも、、と神社の裏っぽい丘の上に登ると、なにやら石碑が並んでた。

あー石碑とかか、、
と少々期待はずれのような気分。周りは木々であまりひらけてはいないけど合間から覗ける下の景色を少し眺めた。

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案内の石を読むと、「測量の碑」「星座石」「遺愛碑」の3つが並び、「測量の碑」は、かの伊能忠敬が測量で来たのを讃えて、当地の天文学者の葛西昌丕が建立したものだそうだ。
あーそっちか。
よくわかんなかったけど我が千葉県のヒーロー伊能忠敬の足跡的な物というので誇らしい。(千葉出身なだけで偉業を成したのは隠居して江戸に出てからだけど)
後世になって讃えるのでなくて測量直後にこうして石碑に残したものはひじょうに珍しいそうだ。

っていうか、二つの石碑はわかるけど、肝心の「星座石」はどこだ?と探した。
ら、石碑の前にある台座みたいな石が「星座石」だった。

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「北緯の度数を中心に、その周りに横道十二宮と十二次といわれる星座名を配列」されてるそうだ。
測量と星座かぁ、測量は星を基準に測ってたんだねぇ。
、、とは思うけど、いまいちピンときてなく、よくわからないまま丘を下った。

県道に下りて、停めた車を過ぎてその先の「津波記念碑」というのも見てみた。
星座石の丘の先の根に並んで置かれた石碑で、
一つは明治29年(1896)の津波、もうひとつは昭和8年(1933)の津波、そして平成23年(2011)と三時代並んでた。

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平成の津波記念碑には被災した地元の小中学生の文が載っていて、ついつい読んでて、涙でた。
子供たちの文章はぐっとくるわ。

そして少し歩いて湾と工事中の堤防を見てみた。
波はこの堤防をゆうゆうと越えていったんだ、、こわいなぁ。

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タグ:観:石 景:海 楽:読 楽:眺