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道の駅 久米の里

ファイル 1461-1.jpg津山市宮尾の181号沿いにある道の駅。
ここは二度目の立ち寄り。前回来た時にいろいろと気になるものが多かったので、それを求めてチョイ食いと冷菓の休憩。

車停めて店に入ると冷房が涼しくて生き返った。。
少し落ち着いたとはいえまだまだ夏の蒸し暑さがキツイわ。

さて、その前回気になって憶えてたのがジャンボピーマンの「ジャンピー餃子」。だけど、食堂の券売機にも並んだメニューの写真にも無かった。あれ?おかしいな?なくなっちゃった?(それとも土産商品と勘違いしてたかな?)
仕方ないので他の物、、「ホルモンコロッケ」にしてみた。
うん、津山らしいし軽い物。ちょうどいいかも。(辛くないだろうなw)

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この「ホルモンコロッケ」はなかなかおいしかった。
サクッとした衣に、フワッとした味噌ダレの風味が入ったような中身、そしてプニュっと一口だけでも幾つか混ざる細かくなって混ざったホルモン。これはなかなか面白くておいしかった。

その後はアイスアイス。
ここは手作りアイスでご当地的な気になるメニューが並んでる。前回は何食べたっけ?(黒豆しょうゆ)
で、今回は「ジャンピー」にしてみた。正直、アイスにしちゃえばジャンボもタイニーも一緒だと思うけど、特産だしピーマンのアイス自体珍しいので挑戦。

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最近はジェラードとかいってペタペタ立たせる洒落た盛り付けが多い中、普通に丸いシンプルなアイスの飾らない感じがいいね。

で、お味は、、おーおーおー、もろピーマン!
濃厚なピーマンの風味は意外とアイスと合ってておいしかった。
これ、ピーマン嫌いな人は無理だろうね。。(まぁ食べないと思うが)
僕は子供の頃からピーマンは好きな方で、昭和後期の子供が憧れるピラフやナポリタンやミックスピザの決め手の食材。でもまさかアイスでもウマイとは思ってみたことなかった。

さてここは外に「Ζ」とかあってチグハグながら面白い道の駅。
まぁ、そこらへんは前回書いたのでカッツアイ。(前回の→)
暑い午後のダレてきてた時にいい休憩ができてよかった。

タグ:餐:揚 餐:冷 道の駅

高原亭

ファイル 1460-1.jpg真庭市蒜山上福田の焼肉食堂。
町中の焼肉店って感じだけど「ひるぜん焼きそば」の幟が出てたので寄ってみた。
「ひるぜん焼きそば」はこの蒜山の御当地焼きそば。おいしくて気に入ってるけど実はまだ道の駅で一度しか食べたことがなかった。
蒜山は観光地な上に焼きそばも結構な人気で、並んでる店とかあって諦めて通過してた。今回もそんな感じか、、と思ってたら目についたこの店は停まってる車も少なかったので思わず寄れた。

でも店に入って、あ、まてよ、この店は自分的にもチェックしてなかったって事は、、ひょっとして、、

で、店の人に「すみません、こちらの蒜山焼きそばは辛いですか?」と聞くと案の定「はい、うちのは少々ピリ辛です」だそうだ、、
あーそうか、それで前に来た時も気にしてなかった店だったんだ。。
んーどうしようか、、一般的な少々ピリ辛ってどの程度だろう。とか迷ってたら「ソース焼きそばもできますよ」といわれた。。いやーここでソース焼そばにしたら幾らなんでも負け犬過ぎる気がしたので「蒜山焼きそば」にしてみた。

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しっかりした麺にタレは味噌に醤油の感じがするいい味でやっぱりうまい蒜山焼そば。そんなに辛くないじゃ、、、、、、、、いや、やっぱ辛いね。
でもこれは味が分からなくなる程ではなく、自分でも味わって食べられるギリギリの辛さ、多分一般的には辛い部類には入らないんじゃないかな?っていうか、蒜山焼そばマップにも「ピリ辛」と紹介されたこの店のが食べられたんだから、もう他は怖くないね。

辛くて泣いた津山のホルモンうどんはもう食べたくないけど、これは是非また食べたい焼きそば、おいしかった。

タグ:餐:焼

所子伝統的建造物群保存地区

ファイル 1459-1.jpg大山町所子にある古い町並みの集落。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みだけど、驚いたことに表の県道から一切の案内はなく、駅前の大雑把な観光マップにも出てなく、唯一のってた国重文の「門脇家住宅」の点の位置を見ておおよその位置をつかんで来てみた。
学校の裏あたりなのでここらへんかなぁ、、と細い道に進入して不安に思いながら進むと、集落の入口に広い駐車場(小学校跡だったらしい)と案内板が立っていた。隠してるなぁ。。

来るまでは、町並みは車で通り抜けて「門脇家住宅」だけ降りて見てみようかと思ってたんだけど、案内地図を見たら此処以外に駐車場も停められそうなトコも無さそうだったので、まあいいか、と、集落を一回り歩くことにした。

歩いてみると意外と広いみたいで、駐車場のある近代の区域と「門脇家住宅」のある『シモ』と呼ばれる江戸時代に造られた区域の間には田畑が広がってて、やっぱ車で回ればよかったかな?とか思った。
けど、
花畑の入口から入った『シモ』の道はいきなり屋敷の塀が続く雰囲気ある町並みで、青い空と眩しい日差しの下でしっとりと上品に輝いて見えた。

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「駒繋ぎ石」なども見ながら、ほとんど観光地化されていない自然に佇む町並みを進むと、その国重文の「門脇家住宅」があった。(それ以外にも県重文の「門脇家住宅」が二棟あるんだけど)
ここだけはさすがに重要文化財の標柱と解説板が立っていて、明和6年(1768)建造の大庄屋屋敷で、改造が少なく保存も材質も極めてよいものだそうだ。
けど、 なんと現役の一般個人邸宅なので見学は不可。。
だまって門を入ると不法侵入にされかねないので、門から覗くだけだったけど、見たらなにやら修復工事のように足組みが組まれていた。(屋根の葺き替えだそうだ)

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その先の道も歩いた。
道は細めで曲がりくねり、わざわざ車で入り込むには不安すぎる形、やっぱり町歩きで正解だったな。
さっきの弥生遺跡で歩いた後なので少々の疲れはあるけど、風もあってそんなに暑くなく、でも静かな田舎の夏休みみたいな心地いい散歩だった。

そして『シモ』を抜けてまた田畑が広がったトコで東に曲がり、ぐるっと回る形で今度は鎌倉時代からの村落部区間『カミ』に進んだ。

その『カミ』の入口(出口)には江戸時代の力士墓の石碑、六地蔵に集められた石塔石碑群、そして「サイノカミ」というしめ縄をした双神像の石があった。

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『カミ』はわりと新しい家が多く雰囲気は薄かった(意外と庭先にはスポーツカーがある家が多く余裕ある暮らしぶりに見えた)けど、脇をサラサラ流れる「ツカイガワ」という水路の水がキレイで涼やかな上に、覗くと沢山の小魚が泳いでいた。水草もトンボもいい感じでそっちばかり気にして歩いてた。魚はなんだろ?フナの稚魚?川の合流するところでは少し大きいのもビュンビュン泳ぎ回ってた。
そういえば以前にこの付近の名水100選「天の真名井」に来た時に歩いた周辺集落も水路がキレイだったなぁ。さすが大山の麓だね。(2009/3/21→)

そんな『カミ』の区間は街角に「力石」とかいろいろあった。

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そんな街角にあったタブの木が、大きくはないけど町にしっくり馴染んでていい雰囲気。(樹齢100年の境界木だそうだ)足元には立派なサルノコシカケが生っていた。

そして少し広場みたいになった中央に屋根付きのお地蔵さん。寛政元年(1989)に置かれた薬師如来だそうだ。

その先でブロック塀が生垣に変ると駐車場が現れた。あれ?ここにもあったんだ。これは国有形文化財の「美甘家住宅」用の駐車場。庭園もあって一般公開してるようだった。

凄くカッコいい生垣の入り口から門をくぐって中に入ってみた。

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そして柵の周りからその庭園を見て回ってたら、美甘家十五代目当主という家のお爺さんが出てきて柵の中にも入れてくれて、いろいろ話を聞かせてもらえた。
この庭園の石は富士山の宝永大噴火の時の溶岩石を船で運んだものだそうで、変遷あって巡ったので経緯は複雑らしいけど非常に珍しく、静岡山梨の方はもとより全国から見に来る人がいるそうで、沖縄の人も来たそうだ。へー。
そして富士の形をイメージした松ノ木もとても好評だったそうだ。
そんな自慢の庭はみんなに見てもらいたいけど、ここも家屋の方は現役邸宅なので開放してないんだそうだ。残念。
でも、話しも一方的ではなく感じのいい主人で、いろいろ聞けて楽しめた。ありがとうございました。

そこからは少しぐるっと回って生垣の道を進み、『カミ』の区間を抜けて賀茂神社に来た。
実はこの賀茂神社が所子集落の中心で、鎌倉時代に京都の賀茂神社の所領だったこの地にこの神社が建てられて『カミ』が形成された歴史ある集落ということだ。そして江戸時代に鳥取藩領になって『シモ』ができて、明治以降に駐車場近くに村役場と学校ができて広がった。ということらしい。

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ってわけで最後に神社にお参り。
神社は鳥居のすぐ中に小さい瓦屋根の随神門が並んでいた。

そして近代区域に戻ってきた。
駐車場より少し手前の辻に出たんだけど、角に日清日露の戦没者をまつる慰霊碑があって、大砲の砲身が置かれてた。これは装甲巡洋艦「春日」の砲身だそうだ。(塔のように立ってる筈なんだけど、横になって置かれていた。倒れたのかな)

という感じで、弥生遺跡に続いては鎌倉から江戸、明治、大正くらいまでの歴史をランダムに歩いた。
なんといってもここはほとんど観光地化されていない普通に暮らす集落で自然な形で見て回る集落の姿がとても良く、フラりと歩く夏休み感満点で気分良かった。
随分歩いてのんびりしちゃったつもりだったけど一時間ほどの散策だった。

タグ:楽:歩 楽:話 観:街 観:建 観:重 観:石 観:像 観:門 観:庭 観:宮 植:樹 植:茸 動:魚 動:虫

むきばんだ史跡公園

ファイル 1458-1.jpg大山町妻木にある国指定史跡の弥生時代集落遺跡。

以前にここらで案内を見て「麦パンダ??」と勝手に見間違えて行ってみたことあって、その時は今日よりもっと早朝で開いてなかった。「いつか行けたら、、」と思ってたので丁度イイ。(2009/3/21→)

ここは吉野ヶ里の四倍以上という広さの国内最大級の集落跡。どれだけ歩けるか(どのくらい時間かけちゃうか)分からないけど取り敢えず資料館「弥生の館むきばんだ」に入ってみた。

この「弥生の館」も無料の割にしっかりした展示で、個人的にはジオラマ模型が充実してて凄く良かった。
弥生時代の住居が種類別であり、原寸大もあり、当時の食料となった物の模型も並び、狩りや稲作風景のジオラマもあった。

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個人で来てたっぽい人も多かったけど、夏休みシーズンだけに子供向けセミナーとかいろいろあるようで、ボランティアガイドさんには相手にされなかったけど(ひまそうなトコだと勧誘のように寄ってくるよね。ありがたいけど)親切な展示を見てるだけで何となく分かって問題なかった。

さてさて、外は結構気温が上がってたけど、せっかくなので少しは歩こうと帽子とタオルと水を持って進んでみた。

「弥生の館」の裏の広場からして広く長く、暑い夏には歩き甲斐がありそうだった。(案内図にはその先の眺め良さそうなトコまで「15分~20分」と書かれていた。。)
周りの森は蝉がけたたましく啼きまくっていて、さすがにウチの自宅の周り以上に啼いてて「森だ!」って感じがした。(ウチは神社の林並だからね)

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でも、数分ほど歩くともう森の道を抜けて洞ノ原地区に出た。
ここは刈り込んだ丘の上の広場になってて、竪穴住居跡が木組み再現されてたりしていた。
そんな草原の中の住居跡を見ながらゆっくり歩いた。

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そして先の方の一軒は再現されていて家の中にも入れた。
意外と明るく、風通し良く涼しかった。これは夏でも暮らせそうだわ。
でも昼間は毎日、丘の下の田畑での稲作や森や海などの狩りに一斉に出勤してたそうで、集落は夕方からの寝床メインだったようだ。
弥生の昔から通勤とかあったんだ。。日本人の生活のリズムは古代から変わってないのかもね。。

そして住居跡の先には墳墓群。
石で囲まれた四角の角を引っぱった形をしてて、ああ「むきばんだ」の顔みたいなマークはこの形をモチーフにしてるんだと気付いた。

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芝生ではバッタが波のように飛び回ってたし、日当たりいいけどキノコなんかも生えてたりして豊かな土地って感じだった。

そして墳墓の先はいい眺めの展望スポット。
これはスゴイ。

開けた山から広く眺め下ろせる淀江平野と米子方面の町、青い日本海の先に島根半島の山が霞んでた。
風も心地よくしばらくのんびりと眺望を楽しんだ。

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丘の先に高床の建物が見えた。あそこまでが洞ノ原地区で夕陽がきれいなスポットだそうだけど、夕方じゃないから下りて行くつもりは無し。眺めは此処で充分。
そのもっと先にあった櫓のような展望台は「伯耆古代の丘公園」
有料のレジャー的な公園?目の前にこんな眺めのいい史跡があるのに?とか思った。

そしてとても懐かしいシンプルなカラーのキハ(気動車)が二両編成で通ってた。あれは山陰本線?
海には船も見え、のどかな風景も意外と動きが有って眺めてて飽きなかった。

そして来た道を戻った。

「弥生の館」までもどって、そういえば何か食べるとこはないんだっけ?とかもう一度覗いて(なかった)
取り敢えずこんなもんかな、、、と思ったけど、やっぱ少し気になって、反対側の妻木山地区にも歩いてみた。

ら、こっちの方が再現された竪穴住居が沢山並んでいた。
なんでも、150棟以上の住居跡と200棟以上の倉庫跡が発掘された区域で集落の中心街だったようだ。

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住居もさっき入ったものより大型のが多く、その全棟解放されてて中に入れるので、とりあえずひとつ入ってみた。
子沢山でも住めそうな広さで、中二階のロフトっぽい棚とかあったりしてなんか充実してそうだった。

こっちも東側の展望が少し開けてたけどやっぱ眺望はさっきの洞ノ原地区(そっちが晩田山なのかな)には全然及ばなかった。

これでも全体の三分の一くらいみたいだけどもう満腹。汗かいたし。
「弥生の館」にまた戻って館内の空調で落ち着いてから車に戻った。

タグ:楽:歩 楽:眺 景:森 景:町 景:海 景:原 観:遺 観:館 観:模 観:建 観:鉄 観:船 動:虫 植:茸

道の駅 大山恵みの里

ファイル 1457-1.jpg大山町名和の山陰道名和ICと9号の間にある道の駅。

やや小型のPA級の道の駅。初めての立ち寄り。
新しい道の駅だけどそういえば見かけてたことはあった気がした。
どんどん道の駅が増えるのは嬉しい。

トイレ休憩の後に店に行ってみたら、ちょうど9時の開店時間だったようだ。

ファイル 1457-2.jpgでも、食堂部は9時半からみたいで、ソフトや御当地バーガーはゲット出来なかった。。
けど、その御当地バーガーは「大山チキンチリバーガー」
あー辛いんでしょ、、チリじゃないバージョンがあれば30分待ってもいいけど、、

小さめの店内の産直コーナーには惣菜や弁当はなく、朝食になりそうな物はなかったし、和菓子以外のちょい食いも見当たらなかった。

で、買ってみたのはフリーザーに見かけた大山乳業の「大山おいしい珈琲モナカ」
鳥取から全国区になった印象のコンビニで見かけるコーヒー牛乳「白バラコーヒー」の大山乳業の商品なので一応御当地っぽいかなとか思って朝から冷菓。

これはおいしかった。
牛乳缶型のモナカもかわいいし。
実はモカとかのコーヒー味のアイスってあまり好きじゃないんだけど、これはコーヒー牛乳の味そのままでバッチリおいしかった。

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ゆっくり食べながら休憩情報室に入ると、地域の観光情報が手書きで大きく見やすく張り出されてた。ナイス。
気になったのは古民家の古い町並みと「むきばんだ」
むぎばんだって、こんな怪しいパンダキャラがあるんだ。。

取り敢えず情報も手に入って満足。
ネタ的には薄いけどいい寄り道になった。

タグ:餐:冷 観:キ 道の駅

龍見台

ファイル 1456-1.jpg鳥取市気高町浜村の9号沿いにある撮影スポット休憩駐車場。
前々からちょっとは気になってたトコだけど、ここって片側二車線の坂の頂点で車線争いで余裕のない辺り、もしくは抜け出したばかりで勢い付いてるトコだったりして毎回通過。
今日は逆に抜かせそうにない変な列の中だったから、逆車線だったけど思いきって寄ってみた。
ちょっと落ち着いてこの先の道を考えたかったしね。

さて、ガラガラの駐車場の奥に雑草に呑まれそうな東屋と階段があって、階段を上ると展望台だった。
走ってるときは風で涼しかったけど、車を下りて歩いてみると日差し強く、グングン気温が上がってて蒸し暑くなってるのが分かり、汗ばんだ。早朝の肌寒さが嘘のようだ。

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展望はまあまあかな。
9号沿いではこの西の先に続く展望所「魚見台」やその先のキャンプ場「潮騒の丘とまり」などで展望してるから、ここが特別イイとは言えない感じだったけど、朝の気持ちよさと夏のぶり返しの妙な期待感で青い海がキレイに見えた。

で、本来の目的の“ここからどうまわるか”を考えようと地図を眺めてみたんだけど、、
暑くて落ち着かず、
やっぱ適当に進んで道中で見かけたトコに向かうといういつものフラフラでいいんじゃないか?なんて結論。あまりノンビリせずに出発した。

タグ:楽:眺 景:海 景:浜 観:P

道の駅 サンピコごうつ

ファイル 1385-1.jpg江津市後地町の9号沿いにある道の駅。
あれ?こんなとこにあったっけ?と覚えのない道の駅で、多分立ち寄ったのも初めての筈。
9号沿いで唯一寄ったこと無かった道の駅かもしれない。
新しいのかな?(2010年の開駅だから新しい方ではあるけど、間違いなく何度も通過はしている)

ファイル 1385-2.jpgさて道の駅で車を下りるとトイレの手前に何やら鬼瓦の屋根。
おーこれはなんかスゴイ鬼瓦。
案内板には鬼瓦の解説があった。けど、なんでここで鬼瓦なのか江津の町並みとかの観光アピールなのか歴史的な産業技術アピールなのかわからなかった。。

帰って調べると、これは「石州瓦をアピールする為のモニュメント」だということだそうだ。

ファイル 1385-3.jpgさて、店の中にはいると、ここには食堂はないっぽかった。(隣接した別店舗にあったようだ)

でも惣菜とかがかなり充実しててそそられたので、ここでチョコチョコっと買って食べることにした。

で、テーブルや椅子のある休憩室で広げて食べた。

メインは揚げ物。目移りするほどの種類が並んだ揚げ物茶屋「住京」で、迷いつつ選んで買ったのは、ぼべ貝入りの「ぼべバー」「魚ロッケ」「ゆずあなご」「ぺんちゃん揚げ」の4つ。
どれも美味しかったけど、一番おいしかったのは普通にチーズ入りはんぺんの「ぺんちゃん揚げ」だった。

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そして、御飯物も欲しいなと思って買った江の川の「鮎めし」
甘露煮じゃなくて焼き鮎で炊き込みっぽいのが良かったな、、なんて思ってたけど、揚げ物と対照的な甘さっぱりな飯でこれはコレでおいしかった。

あと、肉屋で気になってた「まる姫ポーク」。ブランド豚らしい。
「まる姫コロッケ」とかあったけどそれより「姫カラ」という豚の唐揚げが気になって買ってみた。(あ、また唐揚げだ。。)
けど、揚げ物と鮎めしで結構腹一杯になってたし、海魚、川魚、ときて豚はちょっと雰囲気が違うなと感じて、一口だけ食べて後は車に持ち帰った。


揚げ物ばっか買っておいて、なんで「姫カラ」も買っちゃったんだろう、、残っちゃって食べられるかな、、勿体ないことしたな。
なーんて思ってたけど、
しばらくして腹が減ってきてから食べてみたら、うまかった。
ちょっと歯ごたえあって味もしっかりしてたから(どこの部位だろう?)酒に合いそうな感じだったけど、ドライブ中にゆっくりもぐもぐ食べるのも悪くない。買っておいて良かった。

タグ:餐:揚 餐:飯 餐:肉 観:飾 道の駅

龍宮の潮吹

長門市油谷津黄にある海岸の景勝地。

最近ネットで見かけた海岸に伸びる赤い鳥居の画像に惹かれて気になってたスポット。
マラソン大会の細い県道を越えてきてみたら意外と結構な観光地で、連休だけにこんな雨でも人が多かった。
車は近くの駐車場に停められた。傘を差して歩いた。

神社は「元乃隅稲成神社」という神社。
鳥居の前に人だかりができてるなー、、と思ったら、この鳥居の上に賽銭箱があってみんな賽銭を投げ入れていた。
「日本一入れにくい賽銭箱」としてテレビで映ってたらしい。。なるほど、、こむよね。

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賽銭シュートの人だかりを擦り抜けて(人がいなけりゃチャレンジしたかもだけど)まずは坂を登ってイベントっぽいテントが並んだトコに進んでみた。

ファイル 1362-2.jpgら、なんか一番上の祠の祭礼だったようで、式が終わった後って感じだった。

その祭壇のテントの脇に展望台があったので登って眺望。
日本海の西方向、油谷川尻方面の海岸線が見下ろせた。
んー晴れてればなぁ。。

さて、鳥居まで下ってまた人だかりをよけて、稲荷神社を御参り。
そして赤い鳥居の続く階段の参道を下ってみた。

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一見トンネルの様にも見えるけど、鳥居が並んでるだけなので雨は降ってきてて、傘さした人同士ですれ違うのは少し窮屈だった。
けど、これって参道だから、ホントは下から登ってお参りするのが正解なんだよね。下りは逆走なので極力こっちからよけて通した。

ファイル 1362-4.jpg鳥居の参道の中ほどにちょっと横に出れるトコがあったので出てみると、お地蔵さんのある断崖で、向かいに下ってきた稲荷神社の断崖もよく見えた。凄いトコに建てたなぁ。

引き続き参道を下ってたら、鳥居の根元がごそごそ動いてるトコがあって、見てみたら保護色のような真っ赤なカニがいた。
おお、かわいい。赤い鳥居は狐というより蟹だよね。蟹神社ってないのかな?

ファイル 1362-5.jpgそして下りきって、正面から全体を眺めた。
ホントはこっちから登るべきなんだろうけど観光客だからいいでしょう。(都合のいいときだけ観光客かよw)
観光的にはこの下から俯瞰より、上からの眺望だよね。
今日はちょっと、雨降りだし人多いし鯉のぼりも邪魔でいい写真は撮れなかったけど、楽しい気分で歩けたのでいいトコだった。

、、、じゃなくて、一応この先の岩場が「龍宮の潮吹」たるメインの場所。国指定名勝で国指定天然記念物。
波で削れた洞に打ち寄せた荒波が一気に吹き上がって潮吹きとなるトコらしい。
雨で若干足元が不安な感じだったけど岩場の海岸に歩いてみた。
傘さしながらじゃ風に飛ばされそうで恐いので多少濡れてもイイヤと傘は畳んだ。

岩の中央に四角い石が見えたので、そこが一番眺めいいポイントかな?と思って近づいたら、、献花されてた。慰霊碑かなにかかな。

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その岩場の先に立つとちょっとガクブルの結構な高さの断崖。
高所恐怖症ではないと思うけど、びびる警戒心は必要だと思う。無理のないトコまで進んで覗き込んで恐さを楽しんだ。
波は穏やかでまるで潮は吹き上がってなかった。。

目の前に見えた(上からも見えてた)岩の島は「畑島」と言うそうだ。なるほど、畑のように平らな岩だ。

そして少し東側に展望デッキがあったのでそっちにも行ってみた。

デッキの隅に「ビューポイント」とあり、そこから見える潮吹いた時の写真もあった。
季節は秋から冬の北風が吹く波の高い日だそうだ。てんでダメじゃんww

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でも眺めてみた岩場の赤い筋が龍の背中っぽく見えたりして悪くない眺め。(うわ、みんな傘さして歩いてる。。)
季節はともかく天気いい日に来たかったね。

タグ:観:宮 観:道 観:飾 観:一 観:然 楽:眺 景:海 景:岬 景:島 景:崖 動:虫

三見橋

ファイル 1361-1.jpg萩市三見梅ノ木の三見川に架かる橋。
これから石橋の多い九州に進む前にフライング的な寄り道だけど、九州でも寄れるかどうか分からないのでいいでしょう。

この道は昭和38年まで現役だった191号の旧道で、現在の国道が開通した後も廃道にはならず沿線村落の住民の生活の足として機能してるので、橋も取り壊されず現役の市道として残ったそうだ。
大正3年築と九州のものに比べれば新しい物だけど、山口県内では珍しい大規模な石橋。
っていうかそのお陰で、車で渡れる現道の石橋というのがドライブ好き的には嬉しい。(九州で数箇所の石橋は行った事あるけど、みんな歩道専用になって保存されてた)

さて、車で渡るのは後にしてまずは歩いて渡ってみた。
細いだけの全然普通の道だけど、覗き込むと結構な深さの谷で、橋もかっこよくドッシリしてた。そっか、石橋だと揺れたりしないんだよね。

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橋には「めがね橋」と書かれてたけど、眼鏡のように二つ並んだ橋ではなく単独のアーチ。昔の人は丸い=メガネだったのかな。(ああ、単眼鏡も多かったのかも)

そして対岸側は「いちづか公園」という公園になってて橋の袂に下りて歩けるようになっていた。いいねいいね。
早速降りて下から橋を見上げた。

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うんカッコいい。

そして橋の下もくぐれて底からの石の組み合わさりも見れた。
おー近くで見るとやっぱ古い石の構造物なんだ。すごいな。

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ゆっくり見ようと思ったら雨降ってきちゃった。。

公園には東屋的な小屋があったのでひとまず退散。
ここには大正時代からの写真が飾られてて記帳ノートも置かれてた。
そして公園内はツツジが咲いててきれいだった。ピンクまじりの白いつつじがきれいだね。

タグ:観:橋 観:道 植:花

道の駅 仁保の郷

ファイル 1360-1.jpg山口市仁保中郷の376号沿いにある道の駅。
立ち寄ったのは三度目くらいかな。
一度目は名物の「雷豆腐定食」というのを食べておいしかった。(02/8/26の日誌みたら写真載せてなかった)
二度目は混んでたのでトイレだけだったと思う。

今日も雨とはいえさすがのGWで混んでいた。けど、駐車場はすんなり停められてラッキー。
またその「雷豆腐定食」でも食べようかと思いつつ、、建物の前に並んだテントの下の店をみてみたら、

「竹の子汁 無料デス!」との張り紙。おお!無料とな。
人は集まってたけど長い列にはなっておらず一人二人並んでるだけだったので後ろに並んだ。
汁の隣では網焼きで餅を焼いてて「プラス100円で餅入りになりますよ」だそうだ。

ファイル 1360-2.jpg空腹だしせっかくだからと餅入りにしてみたら、やっぱり他にはなかなか餅入りにするお客さんはいなかったようでエラく喜ばれて「ありがとうざございました」といわれた。(写真では沈んじゃって何が入ってるかよく分からないけど、竹の子も沢山沈んでた)
いやぁ汁も餅もうまいから、これで100円なら寧ろ良心的。と思ってたら、自分が呼び水になったみたいにその後の客も餅入りにしだした。
そかそかそういうもんかよかったよかった。
それにしても昨日「もうしばらく竹の子は、、」なんて言っておきながら早速の竹の子。まぁ旬だからね(;^_^A

そしてその隣にあった揚げ物系のトコを見ると、フグの唐揚げや天ぷらがあった。おおさすが山口。
と思ったけどここは海じゃないし、そんなにフグってうまいイメージがなかったのでやめて、山口県産牛肉使用という「肉じゃがコロッケ」を買って食べた。

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うん、芋が甘くておいしかった。

そんな感じのチョイ食いで結構空腹がおさまった。
一応食堂にも行ってみたけど、なんかとりあえず満足なのでちゃんとした食事はヤメて出発した。(っていうか人が多くて落ちつかなかった)

タグ:餐:汁 餐:餅 餐:揚 道の駅