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峠茶屋

ファイル 1837-1.jpg宇治田原町郷ノ口池ノ首の307号沿いにある売店。
看板にあった「茶だんご」というのが気になったのと、宇治だけにお茶を土産で買ってったら京都っぽいかな?と思って咄嗟に寄ってみた。

しっとりした店ながら店内は賑やかで、沢山のお茶系のお土産と半分は駄菓子コーナーになってて、その駄菓子に囲まれてダイハツのオート三輪「ミゼット」が置かれていた。オリジナルカラーの薄緑がお茶の色とあってていいね。

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そして店内を見てまわってたらお茶のサービスを頂いた。
おお、やっぱ宇治茶はおいしいわ。

店に入る前に気になってた「茶だんご」は本日売り切れだとか。残念。

ファイル 1837-3.jpgで、お土産買って、チョイ食い用に抹茶のワッフル最中アイスも購入。
支払ったトコでレジの奥にソフト機があるのに気付いて、聞くと宇治茶のソフトクリームもやってると言うので(ワッフルアイス買っちゃったけど融けるまで食べられないから)それも購入。まだ西日の暖かい外で食べた。

ちょっとクターっとしてたけど、これは渋くておいしいお茶の味。
ここ最近食べたお茶のソフトでは一番おいしく、さすが宇治のお茶屋さんだと満足できた。

ファイル 1837-4.jpgゆっくりなめてたら峠越えの寄り道スポットらしくバイクの客や自転車の客など途切れることなくお客さんが寄っていた。

そしてワッフルは出発して暫く走ってから食べた。
けど、なかなか融けず固いままで食べちゃって勿体ないことしたかも。

タグ:餐:飲 餐:冷 観:車

伏見桃山城運動公園

ファイル 1836-1.jpg京都市伏見区桃山町大蔵にある公園。
途中で天守を見かけてナビ地図にも伏見城とあったので来てみたんだけどんだけど、料金所が解放されたゲートぽい高い門を過ぎて広くガラガラの駐車場に停めると、まるで城らしくない公園だった。

それもその筈、元々ここはキャッスルランドという平成15年(2003)1月に閉園した遊園地。
開園時の昭和39年(1964)に建てられた模擬天守が取り壊されずに残っただけで城跡としてどうのという場所ではないようだ。

で、元切符売り場だったっぽい入口の門を抜けると、ドーンと立派な天守閣。

ファイル 1836-2.jpgこれはまぁ格好良く造っただけあって堂々としてイイね。
青空に映えるし、赤くて豊臣っぽい煌びやかなイメージもしてなかなかのもん。
もう最初っからなんちゃっての模擬天守とわかってれば見方も違う。
一応模擬とはいえ洛中洛外図という屏風絵を参考にしたデザインらしいし、この場所も城の一部の花畑跡だそうで完全なインチキとも言えなくもなくないような、、

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中には入れないけど、入れたら更に残念な感じそうなので、散歩がてら見てまわるお飾り天守。ぐるっと周りを回った。
でもやっぱ城郭も何もないトコにドーンと天守だけあっても虚ろな感じだね。

裏には倒れて横になった石碑があって、昭和七年とか第十六師團司令部とかあったので、ここは旧軍の基地だったみたいだね。(これも間違いで、石碑は別のトコのを持ってきて置いてるだけらしい、、)

ファイル 1836-4.jpg正面まで戻って駐車場に戻った。
入口前の雑草の生え方は、廃墟ファンが「もうひといき」と声援送りそうな雰囲気だった。

修繕保全していくのは大変そうだからいつかはホントに廃墟ファンが喜びそうなスポットになりそう。
立派ではあるからせめて展望台くらいになってくれるといいんだけどね。

っていうか、多分自分みたいに「城」の興味で来る人も多いと思うので、もう少し経緯についての解説や本来の「伏見城」についての案内があったらいいのにな、、と思った。
(実際の伏見城跡の主郭の位置はこの山地のもっと南側の「伏見桃山陵(明治天皇陵)」のトコだそうだ)

タグ:観:閣 観:石 観:城 観:園

下鴨神社

ファイル 1835-1.jpg京都市左京区下鴨泉川町にある神社。正式名は「賀茂御祖神社」。
鴨川公園から引き続き散歩してて気になってちょっときてみた。

町中にある赤い大きな一の鳥居の手前に絵地図があって近そうに見えたんだけど、歩いてみたら以外と遠く、一の鳥居からは工事中の区間を抜けてやっと「糺の森」の参道の入口。
そこから暫く清々しい森の参道だけど、これがまた意外と長かった。

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この「糺の森」は国史跡の原生林。神木の古い樹もあり、脇には小川が流れ、祭祀跡とかもあったりしていろいろ見て歩けたけど、いろいろ見て歩いてたから余計に長く、なかなか神社に着かなかった。。
ちなみにこの森は「有頂天家族」という話で主人公のタヌキの住んている設定の所。この作品はとても好きだったけど、どこが出てきたトコなのかさっぱり分からなかった。

一の鳥居から15分歩いてやっと南口の二の鳥居に着いた。
普通の人は真っ直ぐ歩いてもっと早く着くのかな?
でも他の人は楼門前のテントで売ってる八つ橋とかおみくじとか大混雑の末社の「相生社」(縁結びらしい)にひっかっかってたから変わらないと思う。
僕は手水舎の他は横目に通過して真っ赤な楼門をくぐって境内に進んだ。

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平安京ができる遷都以前からある京都を代表する古い神社で、鴨川の少し上流にある上賀茂神社と対になってて、共に世界文化遺産。
肩書きでは本殿が国宝で、その他も国重文だらけの凄い所。
祭神は玉依姫命と賀茂建角身命、賀茂の氏神。大昔からこの地を見守ってたんだね。(物騒な時期も多々あっただろうけど)

赤くて綺麗で大きな「楼門」と入ってすぐの中央にある「舞殿」は共に寛永5年(1628)に建てられたもので国重文。
その先に進むとこれまた国重文の中門の前で何やら式典が始まろうといていた。
「えと祈願祭」だそうで、笙や笛の合奏を聞きながら暫く見てみた。

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その中門の中に幣殿があってその奥に国宝の本殿があるんだけど、普段は拝観できるのかな?
祈願祭が進んで舞楽などの奉納行事に移れば中に入れるかと思って見てたんだけど、式が長く今日は無理そうだったので、飽きてきた頃合いで諦めて抜けた。

東側の奥に廻って「御手洗社」にお参り。
(こっちから本殿を覗けないかな、、と思ってきてみたけど無理だった)
これは井戸の上にある社だそうで、湧く水が御手洗池をつくり御手洗川に流れているんだけど、池の水は少なく最初から川のようだった。その川底には藻が生えて緑になってたけどそれでも清らかな印象で、暑いくらいの昼下がりに気持ちのいい場所だった。

ちなみに「みたらし団子」はこの池の水の泡をイメージした団子というのが起源だそうで「みたらし団子発祥の地」ということだそうだ。 そっか、、今日も甘醤油ダレの事を「みたらし」とか言ってたけど、白い団子部分が本来の「みたらし」なのね。ハズカシ。

あとは西側にも廻って「三井神社」にもお参りして境内を出た。

「楼門」を出て帰りは西側に歩いてみた。ら、「さるや」という茶屋があったので寄ってみた。
みたらし団子とかあったら食べようかな、、と入ってみると「みたらし」は無かったけど、140年ぶりの復活下鴨神社名物の「申餅」というのがあったので豆茶とのセットで食べてみた。

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その「申餅」は、まぁえらくお上品な大きさで素朴な豆粒の餡の餅。雰囲気だね。豆茶もおいしくて和んで一休憩。

そして「糺の森」も来たときの参道ではなくて瀬見の小川の西側の広い道、流鏑馬神事が行われると言う馬場の道を歩いた。

その森の終わり近くに「河合神社」というのがあったので参ってみた。
けど、フト気付くと女性だらけ。下鴨神社は全体的に女性が多かったけど特にここは女性率濃いトコで、それもその筈、女性守護の神社だそうで祭神は玉依姫命という美麗の神。
覗くと美しくなる鏡、化粧すると美しくなれる鏡絵馬、触ると美白になる御白石、そして美肌になれる美人水というのも売られてた。

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観察してたわけじゃないけどそれとなくみてみると、別に神様の力を借りずとも充分きれいな女性が多く、拝んでも無駄そうな人は見かけなかった。そういうもんか。

そして「糺の森」を抜けて大通りに出てまっすぐ出町の駐車所に歩いた。
駐車場戻ったのは2時。一時間半の散歩でそのうちの七割がこの神社。
森と川に包まれて雰囲気いいトコながら立派で大きな宮で、珍しくちゃんと京都観光しちゃった気分。
満足。だけど少し疲れた。

タグ:観:宮 観:重 観:門 観:道 観:ロ 景:川 景:森 楽:催 楽:演 楽:歩 餐:菓

鴨川公園

ファイル 1834-1.jpg京都市北区出雲路松ノ下町の高野川と賀茂川が合流する股にある公園。
出町桝形商店街から引き続きフラリと散歩して来た。
こういう川の合流地点にある公園っていいよね。しかもここは二つの川が同じくらいの大きさで偏りなくきれいに合流する地点。さっそくその股の突端に歩いてみた。

案内によるとこの手前の松林までが府立の「鴨川公園」ということらしい(ってことは川原では花火や焚き火は禁止されてないてこと?)まぁ、だから?って感じでそのまま川原に下った。

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うん、イイ感じ。高野川と賀茂川が合流してここから下流が鴨川になるらしい。
正面に賀茂大橋が見えた。賀茂なのか鴨なのかはあまり問題じゃないような気もする。
川を見てたらシラサギが飛んできたり、カモが泳いだり潜ったりしていた。

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突端から両方の川に亀の形の石が置かれて、その上を渡れるようになってるのかな?高野川の側は渡っている女の子がいたけど、賀茂川の側は少し間あいてて難しそうだった。
暑い夏でサンダルだったら足チャポがてら渡ってみてもいいけどね。チャレンジせずにのんびり眺めて戻った。

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タグ:景:川 観:園 観:橋 観:石 動:鳥

枡形出町商店街

ファイル 1833-1.jpg京都市上京区青龍町にある商店街。
ここは「たまこマーケット」の舞台モデルとなった商店街。
正直言うと妙に綺麗な商店街と、少しリアルな学園生活と、絵本のような南国の王族と鳥の虚構のチグハグ感がしっくりこなくてあまり馴染めなかった作品なんだけど、その後の別の作品から出演者を好きになって何かと耳にするので憶えていた。

で、今日はたまたま近くを通ったので車を停めて歩いてみた次第。
場面もハッキリ憶えてないしこだわりもなく軽く歩くだけなのでアシカラズ。

ファイル 1833-2.jpgまずその商店街に入る前の表の大通り横にある和菓子屋が主人公の家の店のモデルなんだけど、ここは凄い人気店で行列になってた。僕は並ぶ気もなく冷やかしで眺めて商店街に進んだ。

商店街にはいると鯖寿司の幟の店も行列になってた。鯖寿司なら興味あるけど朝食べたから通過。
さて、アーケイドの天井の飾りとかは賑やかに続いてたけど、商店街自体は地域に根差したような普通の通りで極端に派手な店はなく、思った通り綺麗すぎず、落ち着いた商店街でホッとした。

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途中に掲示板ぽい黒板が並んだトコと映画の垂れ幕以外に作品に携わってる部分は見当たらず、ほかに出てきた店とかも全然気づかず、特に気になるものもなくゆっくり見て歩いて通りを通過した。

その通りの奥を出た先を左折したトコが主人公の家の店の場所って設定だったような気がするけど自信はないし何の店もなかった。
ふと右側を見るとたまこの歩行者飛び出し注意看板があった。おお。いいね。

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そして引き返して逆方向にまた歩いてみた。
けど、特に気付く物もなく通過。ちゃんと調べて来なきゃダメだね、、とも思うけど、調べずに普通に歩いても悪くない雰囲気の商店街だったので、ちょうどいい落ち着く散歩休憩になった。(調べてから来るほどの関心はない)

ファイル 1833-5.jpgでまた大通りの口に出た。和菓子屋の列は増えていた。
そのまま少し散歩で付近を歩いてみようと川の方へ進んでみたら、出町橋に「鯖街道口」とあった。
昔は若狭湾から山を越えて川沿いに下ってここに鯖が運ばれてきてたそうで、ああ、そうかそれで鯖寿司なのね。へー。

今日は琵琶湖で鯖寿司食べてから山間に登ってその鯖街道ルートの途中越を通ってここまで来たので、ちぐはぐなルートになってしまったなと笑えた。

タグ:楽:歩 観:街 観:ロ 観:絵 観:キ 観:飾 観:道

深泥池

ファイル 1832-1.jpg京都市北区上賀茂深泥池町にある池。
「深泥池生物群集」として国の天然記念物になっている場所で、市街地の片隅ながら氷河期時代以来の動植物が生息し高層湿原が残る貴重な池だそうだ。
先月からの国天然記念物の池巡り第三弾、、といってもここは魚ネタじゃないけどね。

それとタクシー怪談の発祥の地だそうだ。夜に乗せた女性の客が途中で消えてて座席が濡れてたという有名なアレ。なので、京都のタクシーは「深泥池まで」というと拒否していいことになってるとか、、ホント?
取り敢えずタクシーじゃないし夜でもないので無問題。

そんな深泥池、来てみたら山に囲まれて静かないいトコだった。
けど、水面にも水中にも水草が茂って池というよりドロッとした沼って感じ。
最初に覗いた水面で見たのが蛾の死骸に群れるアメンボで、げっ!と思ったけど、ここには絶滅危惧種の珍しいアメンボがいるそうなので一応写真撮った。勿論ここには載せないのでご安心を。(でもアメンボの種類なんてわからないね、多分普通のやつだと思う)

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アメンボはおいといて好きなのはトンボ。池を見てたら早速イトトンボが沢山見れた。
上の写真は三つとも別種で「アオモンイトトンボ」と「クロイトトンボ」と「アオイトトンボ」。みんな写真撮っててよかった。
そして水面には小さく黄色い「タヌキモ」の花が顔出して咲いていた。可愛らしいけど水中では虫を食う食虫植物。いいねぇ。乙女っぽいねぇ。

そして、池の東岸の森の道を歩いてみた。これはすぐ横が西山で市街地から一気に山中に入ったような不思議な道。鹿とか獣が出てきても違和感無い所で、岸の土には鹿の足跡も見えた。

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池を見下ろすと水草の茂みに「タヌキモ」の黄色い花が沢山咲き群れていてるのが見えてキレイだった。そしてたまにポツンと一本伸びているのが「ヒメコウホネ」。
水草の茂みの先に見えるのが14万年前からあるという浮島。といっても水面から盛り上がってはいないので島なのか陸なのか湿地なのかピンとこなかったけどね。

この先の池の東の奥にチンコ山というトコがあって、そこまで行けるかと思ったら途中で道が崩れてた。進めないことはなさそうだったけど無理せずに引き返した。(面白いのは名前だけみたいだし)

元の正面に戻って、次は西側の車道を歩いた。
向かいのマンションの後ろにさっきの西山が見え、西山の北にポコンとある山がチンコ山だそうだ。普通の形だね、、

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池の西から北側に回ると湿地になってて草の合間の水面が輝いていた。
途中で見かけた立て札は「外来植物ウチワゼニグサの根絶作業を行っております」とあった。この沢山生えている丸い葉の草がそれかな?星みたいな小さい白い花が咲いててキレイだけど外来種か、、(星型の花は「シロイヌノヒゲ」という星草の一種で別だそうだ、混ざってたら根絶も難しそうだね)

北側の車道は途中で坂になって池を離れ、池沿いには病院への道が伸びていた。取り敢えず病院の入り口近くまで歩いてみた。
この病院の手前は池には背の高い蘆が茂り、陸も木が植えられててで少し日陰になっていた。歩いてたらその合間の水草の水面の上をチッチッと啼いて逃げるカエルがいた。あ、カエルもいるんだ、何ガエルだろう、、と逃げ残った子を撮ってみたけど、こりゃ外来種のウシガエルだね。逃げるときはチッチッと啼くのか。。(こっちがチッって感じだよ)

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この場所はカエルだけじゃなくトンボも多くいて、取り敢えずちゃんと写真に撮れたのは左から「シオヤトンボ」「マユタテアカネ」「アオイトトンボ」
トンボはいったん逃げるけど、また戻ってきて「写して」というような位置に停まったりするからカワイイね。(トンボは外来種とか無くていいよね)

ここで折り返し。ゆっくりまた来た道を戻った。ポカポカで暖かかった。
土砂降りと腹痛ではじまった連休だけど、やっとのんびり歩けて気分良かった。
戻る道は車が通るには細い道でバスも走ってたりしたので、気を付けながらも時折立ち止まって花とか見て歩いた。

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ラストはポカポカの陽気に合わせて蝶がお出まし。
よく見るかわいい「ルリシジミ」青くてキレイ。
それと「ミゾソバ」という桃色の小さな花に停まった「ツマグロヒョウモン」のメス。羽の青いのはメスだけだそうだ。メスの方がきれいな虫もいるんだね。

そして正面まで戻って紫の花「サワギキョウ」も一応撮った。
これはキレイだけど植えられてるような感じだったので来たときはスルーしてた。
花はよくわかんないんだけど、こうして撮って纏めていくうちに少しは覚えて詳しくなれたら楽しくなるかもね。(虫だって全然詳しくはないけどね)

古代から変わらぬ貴重な姿の自然の池、、って感じはあまりピンと来なかったけど、いろいろ見れてのんびり歩きまわれていい寄り道になった。

タグ:景:湖 景:原 景:山 景:森 景:島 観:然 観:発 観:蛙 植:花 植:草 動:虫

そば楽

ファイル 1591-1.jpg与謝野町上山田の312号沿いにある出石そばの店。

出石そばは豊岡市出石町の歴史ある御当地蕎麦。
前回豊岡で‎コウノトリを見た後、寄って食べようと思いつつ通過しちゃったので、今回は行こう、、と思ってたのに、出石には回らずについつい兵庫県を抜けて久美浜に出ちゃったのでまあいいかと諦めてた。
ら、
出石とは県も違う京都府側の与謝野町で国道沿いに「出石皿そば」とあったのでラッキーとばかりに寄ってみた。

店に入って席に座ると「ごめんなさい、今日は昼に大勢お客さんがいらしてて、あと一人前しか出せないけどいいですか」と言われた。
え?お一人様だから一人前あれば問題なくない?(変な影がついてきてたりしないでしょ?)
と、皿そば一人前たのんだ。

で、「出石皿そば」登場。
実はどんなもんか知らなかったんだけど、五枚の小皿に乗った形。(出雲っぽいなと思った)
玉子といて薬味とお出汁を好みで混ぜて、つけて食べた。(そこが出雲と大きく違うトコ)

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うん、おいしい。
やさしく啜りやすい蕎麦に、玉子とお出汁は甘めでつるっと一口。
つるっつるっつるっつるっと五口で完食。
わぁアッという間。。
「一人前しか」と言われた意味が分かった。普通は追加おかわりするもんらしい。(っていうか一人前が半人前ってことじゃん)
腹的には物足りないけど味はよくて、皿そばがどんなもんかも分かって取り敢えず満足。

まぁまたいずれ出石で食べられたらいいね。

タグ:餐:麺

舞鶴赤れんがパーク

ファイル 1474-1.jpg舞鶴市北吸の27号沿いにある国の重要文化財、旧海軍煉瓦倉庫群の公園。
全国に何箇所か明治建築の赤レンガ倉庫群はあるけど、ここは唯一国道沿いに見て通れる赤レンガ倉庫群なので、ドライブ的にも楽しめる舞鶴の象徴的景観になっている。
そして赤レンガ倉庫というと横浜や小樽の観光的イメージから妙におしゃれな観光スポットという印象が強いけど、ここはあまり飾られた印象がなく静かに佇んでいる感じなので、たまには休憩がてら寄って歩いてみてもいいなとは前々から思っていた。

倉庫は十二棟あって、その内の九棟がこの公園にある。(残りの三つは海自基地内)
その西端の裏に広い無料の駐車場があって、良くいえばゆっくり見て歩ける位置だけど、悪くいえば展示などのある棟まで遠いい。ヒザが痛いのであまり歩きたくはないんだけど、まあつらければ展示なんか見なくてもいいので、ちょこっとのつもりで歩いてみた。

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まず、駐車場前から縦に三棟並ぶ倉庫は明治35年築の重文で水雷庫と電機庫だそうだ。
内部非公開だけど、壁に蔦なんか生えちゃってカッコよく、前の道は引込線の煉瓦のレール跡を残してていい雰囲気。

その先の国道沿いの一番大きな倉庫は大正7年築で重文(附)。
今はイベントホールだそうだ。

そして横に三棟並ぶ倉庫も明治35年築の重文の兵器庫。
この二棟に企画展示や資料展示のある文化施設になっている。

たっぷり赤レンガ倉庫に囲まれて雰囲気味わって歩いて来て、赤れんが2号棟の「舞鶴市政記念館」(無料)から中に入ろうと思ったら、その前も駐車場だった。。こっちに停めれば近かったのか。。 (いいじゃん展示より散策の雰囲気が目的でしょ、ヒザはともかく、、)
中に入ると軽食喫茶コーナーは団体用か全面予約席、、
でも二階の舞鶴市の展示は意外と濃く面白く、写真は禁止と表示無いトコはOKという大らかさ。模型展示や映画ロケ展示や軍港としての歴史などジックリ見れて、昭和十一年の観艦式の記念文鎮(重巡妙高型)や進水式記念の文鎮も並んでた(駆逐艦響、海風、天津風など、、)

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そして連なる隣の棟に進むと、土産売り場と有料展示の入口があった。で、土産を見つつ奥に進むと常設の無料展示があった。
何か隠れたトコにあるわりに内容濃く、市内を走ってた「DB10形ディーゼル機関車」が引揚機や枕木やレールと共に静態保存され、他にも昭和20年の舞鶴市街などのジオラマ模型も並び、国鉄中舞線ジオラマはボタンで鉄道模型が走り、護衛艦も細かく作られていた。(っていうか現在の国道の道は昔は鉄道のルートだったんだ、、)
それと、市内で出土した国内最古縄文時代の丸木舟とかの展示もあってその時代のジオラマもかわいかった。

なーんて感じで無料の展示でたっぷり楽しめたので、んじゃあ少しはお金使うかって気になり、有料の「引揚記念館」に入ってみた。
此処の券は単独だと300円だったけど、「赤レンガ博物館」との共通券だとJAF割50%が効いて200円!というので共通券購入。

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で、二階の展示館に上がるとガイドさんに群がった団体さんのような人達で混雑してた。
その混雑だけをぬけたら他は空いてたんだけど、集団に追いつかれたくないからゆっくりは見ずに軽く見て進むと、元々引揚やシベリヤ抑留に深い興味があるわけでもなく思ったほど時間もかからずにアッサリと一回り。最後のコーナーの沢山並んだ引揚船の模型だけ少しじっくり見て一階に降りた。

一応その先の棟にも入ってみたけら、開放されてたけどイベントホールでガラーんとしてた。

さて、共通券を買った「赤レンガ博物館」は少し海沿いに歩いた先にあるので、どうしようかなー、、ここで戻れば駐車場も遠くないけどなー、、
と、迷いつつも、その建物も明治36年築の重文の水雷庫だし、せっかくだし、足もまだつらくはないし、、と海側の外に出て港を眺めながら歩いた。

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港は日陰ながら青く静かで、脇に海自の掃海艇「すがしま」が停泊、港の向かいには駐車場からも見えていた支援艦「ひうち」が見え、その先には護衛艦「みょうこう」もなんとか見えた。
停泊艦が少ないけど「港めぐり遊覧船」の発着所には待ってる人がいた。(時刻表を見たらまだ45分も先だった)

そして「赤レンガ博物館」に到着。
ここは意外と建物の外装がきれいになってて、他のレンガ倉庫と変らない年代の重文には見えない小型の倉庫だった。博物館にする時にかなり修繕したようだ。

そしてその名の通りレンガ、レンガ、レンガ、煉瓦に拘った煉瓦好きにはたまらない博物館だった。(逆に言うと「レンガ?へー」ってくらいだとピンとこなさ過ぎる館)
マジか!と思うような世界中の遺跡のレンガを展示。凄い。(んだけど、、「へー」)
ホフマン式輪窯の窯内部を再現したコーナーは長く見えて鏡だった。

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二階には国内のレトロな建物のレンガと模型が並んでて楽しく見れた。
それと、この舞鶴にあった舞鶴要塞の一部「建部山塗塁砲台」のジオラマも細かく作られていたし、この「赤レンガ博物館」の往時の水雷倉庫の姿の模型もあった。全部レンガの話し中心の展示で一貫してブレてなかった。(んだけど、、「へー」)

これで全部かな。また海沿いを歩いて戻った。

で、すっかり晴れて少し暑くなって、途中の休憩がてらまた「舞鶴市政記念館」に入ってみた。
10時半を廻って続々と観光客が増えて、さっきと違って明らかに混んできてたけど、軽食喫茶コーナーの予約席の団体はまだらしく席は空いたままだったので、「食事は出来ませんか?」と店員さんに聞いてみたら「脇のテーブル席でよろしければ」できるそうなので(ほぼ全面陣取った予約席の脇で小癪ではあったけど)食事にした。

食べたのは海軍カレー、、ではなく「海軍肉じゃが丼」。
肉じゃがはこの舞鶴と呉の双方が発祥と名乗り上げてて(どっちでもいいけど)呉のは以前大和ミュージアムの後に「ゆめタウン」で食べたので(あれ?記事完全に割愛してた、、)舞鶴でも、、とか思ってたけど、もう4年半前なので食べ比べにはならないね。

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てわけで「海軍肉じゃが丼」
んーこれは肉じゃが丼というより、じゃが入り牛丼の甘口って感じ。名物と期待したけど、観光地の軽食コーナーで食べてちゃダメかな。
まぁおいしかったけど、だったら吉野家とかでも良かったかな。。
ドリンクがセットと言う事でアイスティー飲んだ。いい休憩にはなった。

その後はちょっと土産コーナーに行って、九州の友達に何か買っていこうと物色。すっかり混んじゃってて、辟易。空いてる時に買っておけばよかったかもと思った。
で、土産のお菓子と、自分で食べる用に「肉じゃがパン」を買ってみた。(これは後ほどドライブ中に食べたんだけど「海軍肉じゃが丼」よりうまかった)

そして駐車場に来た道を戻る。
縦に三棟並んだ赤レンガの道はもう来た時とはガラリと雰囲気違って人が次々と歩いてきてて、さすが連休の観光地って感じ。
広い駐車場も舗装部分は満車で奥まで車入ってた。なんか凄くいい時間に歩き始められてラッキーだったんだなと思う反面、思いのほかゆっくりし過ぎちゃったようでチョコっと後悔。

タグ:楽:歩 観:建 観:重 観:館 観:軍 観:装 観:模 観:鉄 観:船 景:海 食:丼 楽:買

琴滝

ファイル 1427-1.jpg京丹波町市森にある滝。
実はウチのナビ地図には載ってなくて、ぜんぜん大したこと無い場所なのでは?なんて思いつつ来てみたんだけど、駐車場は広めに取られて案内看板や石碑もあってちゃんとしてた。
案内には「高さ43m、京丹波町指定文化財で十三弦の琴の糸をを想わせる滝で、映画のロケーションによく利用されます」とあった。
いいじゃんいいじゃん。早速歩いてみた。

ファイル 1427-2.jpgそういえば駐車場から滝までの距離は書いてなかった気がするけど、どのくらい歩くんだろう?(よく見たらちゃんと「これより徒歩で約2分」と書かれていた。。)
もう5時の夕方ながら気温はあまり下がってなくて、こんな木陰の道でも少々蒸し暑かったりしたけど、あまり高低差はなく楽に歩いて進めた。
途中で、先に停まってた車の家族らしい一行とすれ違うとすぐ先に滝が見えた。

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おーおー
これはなかなか落差も水量もあって素敵な滝!っていうか、此処知ってるなぁ見憶えあるなぁ。。
あ、「悪魔の手毬唄」だ。映画版だかドラマ版だか分からないけど、漏斗を咥えた娘の死体発見現場シーンが此処じゃないかな?(帰って調べたら77年のドラマ版だそうで、、あーDVDで持ってるやつだ。そんな昔の記憶でもなかったw)

ファイル 1427-4.jpg滝の中腹に祠があってライトアップされていたけど、もう坂を登るような気はなく、足元の小さな沢で少しひんやりしながら滝だけ眺めて来た道を戻った。

戻る道は西日の方向で木漏れ日が眩しく、ちょっと神秘的な細切れの光の中を沢に沿って歩く感じが気持ちよかった。

なかなかナイスな寄り道だった。

タグ:景:滝 観:ロ 景:陽

道の駅 丹波マーケス

ファイル 1426-1.jpg京丹波町須知色紙田の9号沿いにある道の駅。
この道の駅も夜に何度か来て寝た事があるだけだった。
なので、明るい内に来るのは初めてだけど、明るい時間に来るとスーパーマーケットにしか見えず、より一層道の駅っぽくない雰囲気。

中はどんな感じだろうと入ってみたら、やっぱりスーパーだった。
マックや100均や本屋や薬局も揃ってる複合スーパー。
でも一角には申し訳程度だけどちゃんと道の駅コーナーがあって道路情報とか地域事業紹介パネルとかもあった。

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ファイル 1426-3.jpgそして広く場所を取ったフードコートを見てみると、意外と地域色の豊かなメニューが揃っていた。
カレー屋には「丹波牛すじカレー」「丹波黒豆カレー」、そば屋には丹波伝統の「おにそば」、ラーメン屋は「黒ラーメン」「黒豆味噌ラーメン」などなど、どの店も気になるものばかり。。すげーこの道の駅。何度でも来たい!
ってわけでまだ夕飯には少し早めだけどここで食事することにした。

で、ラーメンや蕎麦はやっぱ涼しい季節に食べたいので丼物の店「どんぶりの都屋」で「京丹波ポークと瑞穂たまごの他人丼」にした。
けど、売り切れだそうで、、じゃあ、、「丹波牛すじスタミナ丼」にしてみた。気になるメニューありすぎて迷うけど困らないっていいなぁ。

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おーこれはうまい。
フードコートだから簡素な料理かと思いきやとんでもないちゃんとした丼。去年兵庫県で食べた牛すじ丼よりぜんぜんうまかった。
やっぱり関西は牛すじがいいねぇ。味わえるねぇ。

いやしかしこの店の普通メニューの手作りハンバーグとか自家製かつ何かも気になるわー。もっと近所だったらよかったのに、、
とても面白く珍しい道の駅だった。

タグ:食:丼 道の駅