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闘竜灘

加東市滝野町にある加古川の名勝。
不親切なネタ帳には「闘竜灘:飛び鮎」と書かれてたけど、すっかり内容忘れてて何なのかまるで分からずに来てみた。
(メモって大概そんなもんだよね)

駐車場からの案内図が無くて迷ったけど、道を川沿いに歩いたら見つかった。

おお。
川の岩場の狭間を流れる急流の景勝地。
水量多く勢い良く岩が磯のような感じで、滝のような急流は波のように飛沫いてて、なるほど「灘」だわ。

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ファイル 334-2.jpg鮎が飛び跳ねるのかな?とか思ってたけど、そういえば鮎なんてまだ季節早いよね。。
でも「アユ漁解禁5月1日」と横断幕が、、明日じゃん!
一日早かったか、、
(いやいや、翌日だったら釣り客だらけで混んでるだけだと思う)

まぁ景観だけでも面白く、磯を歩くように岩を渡って歩いて廻った。
対岸から見てもまたこの川の流れは激しくていい感じ。

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ファイル 334-4.jpg中程には舟や木材を通す為に明治初期にダイナマイトで割った水路「掘割水路」があって、その案内が岩に埋め込まれてた。

人工の景観とは思えない馴染み様だ。
真っすぐだけど凄い勢いの流れ。
でも枝分かれしてたりする。高い所から俯瞰してみれればもっと面白いんだろうけどなぁ。

まあ、別に鮎は飛び跳ねなくても面白い景観で楽しめた。
でも夏の入りの鮎の季節に来たらもっと面白かったのかな?(帰ってから調べたら、最近では天然鮎は激減で飛び跳ねないらしい。。)

鮎は見れなかったけど景色だけでも良かった。
場所によって色々見えて小さな滝も見えたり、白い花が密集して咲いてたりしてキレイだった。
(何て花だろう?クレソン?)

ファイル 334-5.jpg

タグ:景:川 景:谷 景:岩 観:地 植:花

手塚治虫記念館

ファイル 333-1.jpgマンガの神様-手塚治虫が少年時代に暮らした宝塚市にある市営の小さな記念館。

駐車場が無い。。ので駅近くの100Pに停めて歩いた。

入口には火の鳥の像がキレイな配色で立ち、建物も金に虹色窓のメルヘンチックな感じだけど、宝塚に街には妙に馴染んでいた。

入館料は¥700と若干高めで怯む。(JAF証で10%引きになった)

ファイル 333-2.jpgまず一階は常設展示室。撮影自由だそうだ。
SFチックに洒落たカプセル型のケースに原画やネームやスケッチ(複製の物も多かったけど)が並んで、幼少の頃からの手塚治虫の歴史を見て回れた。

やっぱり天才は子供の頃から凄いよね。
昆虫図鑑の虫の絵なんかやっぱり神だよ。
小学生の頃に描かれた漫画なんか稚拙さ皆無だし。

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ファイル 333-4.jpgブラックジャックの原画もあった。
やっぱ僕はブラックジャックが好きだな。
丁度少年チャンピオンで連載してた頃に読んでた世代なので、手塚作品の中でも一番親しみ深い。
母親が亡くなる頃だったから感慨深く読んでたなぁ。

ファイル 333-5.jpg中二階は企画展で「ブッダ」の特集をやってた。こちらは撮影禁止。
原画や解説ボードが並んでて、扉絵の原画は目を惹いた。

トイレに入ったら、タイルにチンク?(リボンの騎士の天使)
ちょうど見られてるような角度で照れる。。

二階はマンガ図書室とPC資料室とグッズの売店。

ファイル 333-6.jpg地下に降りると子供達のマンガ教室。
んー。今の子供は手塚作品とかどうなんだろう?
(でも結構子供達も来てて楽しそうだった)

以上、ちょっと見てまわるトコ少なめだから手塚ファンじゃないと不満かもね。

一階に戻ったら丁度ミニシアターでアニメ作品の上映が始まるトコだった。
内容は手塚治虫の作品じゃないけど、息子さん手塚眞の監修のわかりやすく親しみやすいもので楽しめた。

正直言えば手塚治虫の遺した作品数やその影響力を考えるとちょっと小さすぎる気がした。
もっと色んな作品も濃く解説して欲しいし。

けどまぁ楽しめた。
丁寧な作りで素敵な宝箱みたいな記念館だった。(そうか、博物館じゃなくて記念なんだよね)

タグ:観:館 観:絵 観:像 観:キ 楽:懐

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