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仁古田飛行機製造地下工場跡

上田市仁古田にある戦時中に作られた工場の地下壕跡。
案内の標柱を見かけて気まぐれで来てみた。
けど、ちょっとわかりづらく、行きすぎたりしながらその入口まで来た。
んーここから登った先の山の斜面っぽいけど、進んだら転回できなさそうな怪しい道。これはまだ車で進めるのかなぁ、、? 
駐車場も無いけどここから歩いたほうがよさそうだと素直に判断して路駐して歩いた。

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登り始めてすぐのトコに駐車スペースがあったけど、それは脇のお墓用の駐車場と示されてたし、その先の坂道はすぐに未舗装路で車の轍があるもののどう考えてもこれは林業とかのプロの作業用でしょ。歩いて正解。
途中で「入山禁止 区民以外の立ち入りを禁ず」というのを見かけたけど、、それは道以外のトコに立ち入って山菜とか茸とか採るなって事だよね。

不安に思いながら3分ほど登った先に工場跡の標柱。よかった間違えてなかった。
けど、ここからもっと怪しい脇道かぁ、、雑草も深くなってちょっとサンダルではよろしくない道だけど、そのまま進んだ。

少し登ると乗り捨てられた子供の自転車があった。少年の夏の秘密基地になってたりして。

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そして到着。デブの足で所要時間5分。
案内板の先の洞穴の口の前には小学校高学年くらいの少年が二人いた。
「こんにちわ」とちゃんと挨拶するので「夏休みの宿題とかかな」と話を聞くと、国語の課題で地域の見所を紹介するそうで、思った以上にしっかりした受け応えの好少年達だった。

案内板には、大戦末期の昭和20年6月に名古屋の三菱の航空工場を移転させるために建設、地域の人や強制連行された朝鮮人4400人が苛酷な労働に従事したとあった。
工場が稼働したのか、未完成で終戦だったのか、何を造る工場だったのか、「風立ちぬ」の堀越氏は来る予定だのかとかいう具体的な話は何もなく、つまりは戦時の軍や国の横暴な強制労働の負の遺産という面だけの説明だった。教育委員会だしね。

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地下壕は埋まる形の柵で閉鎖されてて、入口の足元から完全に水没。「立入禁止」と張り紙があるけど、立ち入りようがない状態。
穴は浅くすぐ終わるどん詰まりに見えたけど、これは入口が半分以上土砂で埋まっているだけで、本来の入口はこの何倍か高く、水没した坑内は奥行き50~100mあったそうだ。

地下壕の位置という地図もあってここには五本の壕が並んでたみたいだ。
少年達と話しながら地図見て「そっちとそっちにも埋まった穴があるみたいだね、、」と、うっかり余計なことを言いかけて「でも崩れやすいみたいだから行っちゃダメだよ」と補足。
「うん熊が出そうで怖いから行かない」というので「え、ここら辺も熊出るの?」と熊談話。北海道のクマに襲われた村の話とかしそうになっちゃったけど、、抑えた。

少年たちと話してて楽しかったけど、あまり話し込んで余計な(適当な)知識を与えちゃイケないし、通報事案にされても困るので「勉強がんばってね」とか言って切り上げた。

戻る道では蝶(イチモンジチョウ)に絡まれた。子供と昆虫で夏休みーって感じの楽しい散策になった。

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下りの途中では元気な女の子二人とすれ違って「こんにちわ」と挨拶された。
「上で男の子二人待ってたよ」と余計な一言かけちゃった。事案にされるぞ。。
(っていうか勉強じゃなくてダブルデートかよ、、がんばれよ夏休み)

観光地ではない何でもないような眺めもいい感じで、見わたしながら坂を下って車に戻った。パッとしないスポットだったけど楽しかった。
おしむらくは子供たちに方言の訛りがまるでなかったトコかなぁ。友達同士だったらガンガンに出てるのだろうかね。

タグ:景:洞 観:軍 楽:話 動:虫

道の駅 あおき

ファイル 1736-1.jpg青木村村松の143号沿いにある道の駅。
ずっと前に一度寄って以来の久々の立ち寄り?(09/8/23)いや、トイレ休憩で何度か寄ってるな。
ここは畳の小部屋で横になって寛げる道の駅。そういう休憩室があったらなぁ、、と他のトコでよく頭に浮かぶモデルの道の駅なので、そんなにしゅっちゅう来てなくても妙に馴染みな感覚があったりする。

さて今日は横になりたいわけではなく(っていうか、覗いたら畳の部屋は混んでいた、、)食事食事。
もっといろいろ寄るかと思って朝はパンを少々だけだったので空腹の極み。

車を停めたその前にあった別棟の食堂は、ちょうど食べたいと思ってた蕎麦処。ナイスナイス。
その店入口前には蕎麦が植わった鉢があった。

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ここ信州・青木村特産の「タチアカネ」という品種の蕎麦で、白い花と赤い実が生っていた。おーおーこれは弥が上にも期待が高まる。

早速その「タチアカネ」使用で石挽き手打ちのざるそばをたのんで席に着いた。
どんな蕎麦だろう、、ひょっとしたら少し赤かったりして、、なんて期待して待った。

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で、ざるそば登場。あれ?ざるだけど海苔はかかってないんだ、、なんて細かいことはどうでもよろし(赤くもないしw)。早速啜ってみた。
あれれ?
ちょっと必要以上に期待高まりすぎたかなぁ、、左程でもなかった。
いや、うまいはうまいんだけど、おお!これわ!ってほどではなく、あまり蕎麦の風味も強く感じず普通においしいくらいに感じた、、おかしいな。あんまり空腹すぎると味や風味より腹満たす方に神経集中しちゃうのかな。(と、思える失敗は今までにも何度かあったんだけどね、、毎度やらかしてしまう)
でもついてた蕎麦湯は濃く爽やかな風味がしっかりしてたからこっちが本番って感じだった。

ファイル 1736-4.jpg食後は一応直売所の売店をフラフラ。
目についたのは東信濃らしい鯉の唐揚げ。チップスのように小さく軽く食べられそうなものが何種類もあって味見できた。
おいしかったのでどれか買って走りながら食べようと思ったけど、少し迷った。
普通の身の唐揚げが一番無難だけど、ネタ的にはウロコの唐揚げというのが面白く(そんなの初めて見た)、でもおやつ的に摘まむならコレかな、、と小骨付きのフィッシュボーン的なカリッとしたものを購入。
食べながら出発した。
うまかった。

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:魚 植:花 植:実 道の駅

転車台ポケットパーク

ファイル 1723-1.jpg武豊町里中の247号沿いにある公園。
っていうか、、
その裏にある「まちの駅 味の蔵たけとよ」というトコに寄ってみたんだけど、残念ながらもう食堂は終了。惣菜とか他には特にコレという物もなく空振り気分で外に出た。

そして駐車場奥の国道側にそういえば何かあったな、、と思って歩いて来てみたのがこの公園。

「武豊停車場跡地」とか「転車台ポケットパーク」とか「回転ポッポ台」とか色々名称が並んでて纏まりがなかったけど、つまりはテント屋根の下の転車台を見れる小さな公園だった。

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これは「直角二線式転車台」という昭和二年製のもので、ここで貨車の向きを手動で変えて工場への線路に移動させたそうだ。
この場所が明治に愛知県で最初に造られた鉄道の武豊駅で、その頃は機関車用の転車台があったそうだけど、その後に武豊駅を現在の場所に移転してからは貨物用の武豊港駅として使われてこの転車台が二基設置されていたそうだ。

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手動でっていうのが凄いよね。そういう簡素なものだから現在まで残ってたんだろうけどね。(もっとも昔は手押しの客車とかも運行してたトコあったくらいだから何事も人力メインだったんだね)
こういうタイプの転車台は全国でも珍しかったそうだ。


そのあとは、この少し手前の神社でお祭りやってたから歩いて行ってみようかなとか思いつつ、、近隣の案内マップとかあったので見てみたら、この近所は味噌たまり蔵の町並とか出てたので、ちょっと近隣を歩いてみることにした。

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けど、イマイチどこらへんがイイ感じの路地なのかとか分からず、チョロっと歩いただけで戻って来ちゃった。
夕方になっても蒸し暑かったしね。。

タグ:観:鉄 観:装 観:園 観:街 観:P 楽:歩

一色さかな広場

ファイル 1722-1.jpg西尾市一色町小薮船江東にある市場。
案内の看板を見たときは、「市場」じゃなくて「広場」なのでひょっとしたらミニ水族館でもあるような公園みたいなトコだったらいいな、、なんて都合良く想像して来てみたんだけど、やっぱり思った通りの湾港にある一般向け市場だった。まぁそうだろうね。

で、それならそれで何か食べられるかな、、と思って寄道。
建物の横の「朝市」という方は朝5時から昼までだそうで全店閉まって静かだった。
そしてメインの建物前には恵比寿像、入口の中には(地域の祭りで使われる)大提灯のレプリカが飾られてて明るく入りやすい地場産マーケットだった。

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売場は名前の通り魚ものが多めだけど、鮮魚よりは干物や煎餅が多く野菜などの魚以外もあった。

さてさて食べる店はーーと見てみたら、二階の食堂も一階の寿司屋や鰻屋も飲食は三時まで、、、
時間は丁度三時を過ぎたトコ、、
あちゃー空振りか。っていうかもうこんな時間だったんだ、外は日差し強く眩しく暑くてまだ早い時間かと思ってた。。

ファイル 1722-3.jpg仕方ない、何かつまむもの買って走りながら食べるかと思って見てまわったら、一番奥にプレス器が並んだ実演販売の「イカの姿焼き」の店があったのでひとつ買ってみた。
「4分ほどお待ち下さい」と書かれてたから目の前でプレスして焼くのかと思いきや、焼けてるのがあってすぐに購入。。
でもまぁプレスしたての熱いのよりは、程よく冷めててすぐに食べられて丁度いいかな。

で、出発して走りながら食べてみた。
正直、もっとぺらっぺらでパリッとしたイカ煎餅みたいなのを想像してたんだけど、そうではなく、程よい厚味の柔らかい「イカの姿焼き」で、一口食べたら!んまかった!

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あー、こんなうまいなら食べる前にちゃんと袋から出して写真とっとけばよかった、、(食べるまでは点景もナシかな、、とか思ってた)
味もしっかりついてて、少しトロッとした衣も面白い。イカってゆっくり食べないとけっこう顎が痛くなるんだけど、痛みより旨みが上回って一生懸命がっついてペロリと食べちゃった。

青森のイカ焼きもいいけど、こっちのイカ焼きもいいね。

タグ:餐:魚 観:市 観:像 観:飾

道の駅 いりひろせ

ファイル 1713-1.jpg魚沼市(旧入広瀬村)大栃山の252号沿いにある道の駅。
252号は何度も通ってる道だけど、ここは寄った憶えがなく、多分、これから山に向かう手前だけに遅そうな車に抜かされたくないとか、せっかく抜いた後なのにとか、そういう事で寄るつもりにならなかったんだと思う。
そういう点では登りが遅い今の車だと以前より寄りやすくなる道の駅とかも増えそうに思えて逆に嬉しい。

とはいえ、お腹空いてないから軽くトイレだけの休憩のつもりの立ち寄り。
でも裏に「鏡ヶ池」という大きめの池があって景色良かったから、それだけでもいい休憩。

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形のいい池だから人工的な貯水池かとも思ったけど、そうではなく自然の山上湖だそうだ。水が青くキレイで、湖面を遊ぶカモ達が気持ちよさそうだった。
ここから池の周りにずっと散策路が続いてて、ずっと歩くと城跡に行けるそうだけど、、もう歩きまわってる時間じゃないよね。控えといた。

その鏡ヶ池の手前の畔に山小屋風な蕎麦の食堂があった。
壁に書かれた「ごっぽうそば」というフノリとオヤマボクチの葉をつなぎに使った蕎麦というのが気になった。。。
けど、長岡でラーメン食べて栃尾で油揚げ食べて腹減ってないんだよね。

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その横の「ぬか釜工房」というのを覗いてみた。
糠殻を燃料にして米を炊くと優しく強くムラ無く炊けるそうで、おにぎりもオススメのようだ。。

んーおにぎりも食べてみたいなー
でもおにぎりとそばだったらそばの方がつるつる食べられて軽い感じがするな、、
などと考え、えーい、やっぱ食べちぇ!と店に入った。

で、その「ごっぽうそば」を食べてみた。

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ほうほう、なんだろう。少し面白い風味のそばでコシも良く啜りやすく美味しかった。
この「ごっぽうそば」は平日限定で食べ放題のコースもあるそうだけど、もちろんそんな無茶はしませんw
普通においしく食べてもう満腹。
いやぁ、おいしいもの三連チャンで至福の午後ですわ。

最後にちょっと売店も覗いてみた。
かき餅とか沢山ならんでて試食でてたけど何も食べる気にならなかった。先に来れば良かったかなw

その入口の所にテレビCMで見たようなロボットがいた。
話しかけると応対するそうで、手順も書かれてたけど、恥ずかしくて声かけられなかった。。

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そして入口には「マコモダケ」が置かれてた。
へー「マコモダケ」ってこんな稲みたいな草だったんだ、、知らなかった。(竹か茸かと思ってた)

なんかいろいろあって濃く面白い道の駅だった。

タグ:楽:眺 景:湖 餐:麺 観:工 観:像 植:草 道の駅

道の駅 R290とちお

ファイル 1712-1.jpg長岡市栃尾宮沢の290号沿いにある道の駅。
ここは栃尾名物の油揚げでお気に入りの場所で点景でも2回書いてた。(13年 12年ので、今回は書かなくてもいいかな、、と思ってタンだけど、少し久々だし、やっぱりうまかったからと記載。

そんなわけで道の駅全体の写真はとってなかったので、いきなり油揚げのスタンドの写真から。
っていうか長岡でラーメン食べたばかりだから今回は食べなくてもいいかな?とも思ってトイレだけ、、とも考えてたんだけど、いつもは行列になって並ばないと食べられないのが、さすがに平日で列もなくガラガラだったので、これはやっぱり食べるでしょ。

ってわけで揚げたて油揚げ。
今日はネギ入りじゃなく(もちろんキムチ入りでもなく)プレーンな栃尾油揚げ。
特製醤油だけで充分美味しいもんね。

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んーんーやっぱうまい。
この厚さでボリュームあって腹に張るかと思いきや、意外と軽く食べられてペロリと完食。
今日みたいな暑い日でも全然イヤミ無く大豆の味バッチリで香ばしくて美味しい。
これは食べるべきだよね。

と満足しつつ、やっぱ暑いのは暑いので、そういえばここってソフトとかなかったんだっけ?と店内に入って冷房で涼んだ。

ファイル 1712-3.jpgソフトは普通の白いソフトであまりそそられず、そういえばいつもモナカ買って食べてたっけ、、と思い出して今回も「ぎんなんもなか」を購入。座って食べた。

んー冷たくて普通においしいけど、やっぱり銀杏の風味がわからないや。。と前回と同じ感想。
だったらたまにはソフトにしてみればいいのにね。とか思いつつ、パターン化した定番っていうのもいいよね。

タグ:餐:揚 餐:豆 餐:冷 道の駅

青島食堂 宮内駅前店

ファイル 1711-1.jpg長岡市宮内のJR宮内駅前に古くからあるラーメン店。
長岡系ラーメンと言われる生姜醤油ラーメンの元祖の店だそうだ。

この長岡系というのを知ったのは、、
昭和の昔、東京の秋葉原駅にあった「秋葉原デパート」の入り口前の立ち食いスタンドのラーメン屋が好きで、行くたびに食べてたんだけど、秋葉原デパート自体もう失くなって店もなくなって久しく懐かしく、どこかに移転とかしてないのかなぁ、、とネットで調べてみたけど、やっぱり無いらしく、この長岡系の「青島食堂」の生姜ラーメンが割と近い味、、という記事を読んで『長岡系』というものを知って気になってたという次第。
いやいや、つまりこの「青島食堂」は秋葉原にも店があるそうなんだけどね。どうせなら本場の長岡に行ったときに食べてみたいなぁ~とかねがね思いつつ、、、も、ついついこっち方面に走ると燕の背脂ラーメンばかり思い出して通過してしまい(長岡っていうと洋風カツ丼やイタリアンを思い出してしまい)いつも通過して帰ってから思い出すみたいな感じで食べれてなかった。

で、実は今回も正直言うと忘れてて、長岡では「山本五十六記念館」とか「悠久山公園」とかに行こうと思ってたんだけど、手前の洗堰で時間取りすぎてちょっと余裕なくなって、ゆっくりできそうにないからじゃあ食事だけでも、、、と思ってやっと「あっ!」と思い出した次第。

と、前置きが長くなってしまったけど、たのしみな長岡系。やっと来れた。
この「青島食堂」は市内で他に二店舗あって経営的には別の店が本店なんだそうだけど味はどこも一緒らしい。
ならば昔からあるこの駅前店がいいかと来てみたら、乗り越えた時代を思い起こさせる風情ある容貌でなかなか雰囲気ある店だった。

入口に券売機があって、店内は長いカウンター席のみだった。
で、思い切って大盛にしてみた。

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おお、うまい。
生姜は甘めで円やかで優しい感じの汁に、麺はもっちりしながら意外としっかりしててちゃんと噛みたい歯触りのイイ麺。
熟練の味を思わせつつも古臭くない感じだった。麺はきっと昔の侭じゃないよね。

で、ラーメンとしてはおいしく満足して汁まで完食したけど、記憶の中の秋葉原のそれとはまるで別物に思えた。
もっと生姜の風味が尖っててドライでキリっとした極端なラーメンだった気がする。まぁ記憶の中で膨らんでるのかもしれないけど。
なので、『長岡系』と「秋葉原」は別物と認識。もう秋葉原の幻影にこだわることなく素直に『長岡系』を求めて長岡の楽しみにしたい。

またいずれ「山本五十六記念館」とかで来た時に食べよう!と楽しみができた。

タグ:餐:ら

洗堰魚道観察室

ファイル 1710-1.jpg燕市大川津の信濃川本流の洗堰にある魚道が覗ける施設。

ネタ帳に載せてた「大河津資料館」に来てみたら『休館日』で閉まってた。。がーん
なんだよ空振りかよ、、とか思ったけど、魚道観察室は資料館内にあるわけではなく別の場所のようだったのでひょっとしたら開いてるかも?と思って案内の方に進んでみた。

周りは自然いっぱいでトンボも多くシオカラトンボの取巻きと遠巻きのスズメ(新潟はスズメが多いなぁ)を眺めながら歩いた。

したらすぐ先に「旧洗堰」があった。
大正時代の建造の国有形文化財。
渡って上から見下してみたら何やら魚道観察窓が見えた。おお!あれか?あれだったら時間も何も関係なくいつでも見れるな。ナイス。
対岸からぐるっと回って行けるみたいだけど、堰の手前の堤から下りて水門をくぐって行ければ近そうなのでそっちに回ってみた。

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ら、
この水門の辺り、草の地面は水たまりのようにぐずぐずで、水を吸っちゃうタイプのサンダルだったのでいやーな感じで濡れてしまった。。
その代わりといっては何だけどこの日陰の辺りは真っ黒なハグロトンボが沢山集まってた。胴まで真っ黒なのはあまり見ないな。珍しいヤツかな?(とか思ってたけどよく見る胴が青緑なのがオスで黒いのがメスなだけだそうだ。ちなみに上のシオカラトンボも白いのがオスで黄色いのがメスの同種。いろんな種類のトンボが見れた、、とか思ってたけどタイシタことなかった)

そして観察窓。
流れあって草も生えた自然っぽい雰囲気の水路を大きく長いアクリル面で広く覗けてスゴイスゴイ、、と思ったけど、水が濁りすぎててよく見えませーーん。 orz

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でも少し眺めてたらアクリル面に近づいて泳ぐ十数センチの小魚が見えた!アユの子供だな。
同じ子か別の子かわからないけど何度も何度も現れて窓面のコケを撫でて(食べて?)転回するのが見れた。
それと、窓面の端の方では20cmくらいの数匹の陰も見えてたので、その子らがもっとよく見えてくれないかな、、と心待ちに眺めてた。
で、
40分ほど眺めてたけどそれ以上は見れず、、風のない炎天下で汗びっそり。帽子かぶってきててよかった。

埼玉みたいな近場じゃないから、あんまし根張ってられず諦めた。

水路の先から駐車場に戻れそうなのでそのまま歩いてみた。
周りの水たまりにはまたトンボが飛びまくってて、小さなセスジイトトンボ?とか、真っ赤なのはショウジョウトンボ?(ズームで撮っとくと後で調べられるから嬉しい。けど手持ちだとブレて難しい、、)トンボの方が見やすくていいやw

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少し先には「探検水路」というのがあって「すべりやすいので気を付けて~」とか書かれてたけど、葦草ボーボーでとても入るような状態ではなく苦笑。探検どころか冒険だw

ちょっとついでに信濃川本流側を見てみると、放水して勢いある現役の洗堰が見えた。
ああ、こっちの堰も一応見ておこうかな、、なんて思って歩いてみた。
ら、
堰の水門の上に「魚道観察室」の入口があった。。
あ!こっちか!こっちが魚道観察室だったのか。危ない危ない。あやうく駐車場に戻っちゃうとこだった。。
そしてちゃんと「開放中」と出てて、扉を開けて階段を下りると、中は明るくキレイな内装で冷房まで効いていた。スゲー。

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そして三つの窓面の前には観れる魚が張り出され、ベンチまであってゆっくり眺められるようになっていた。
けど、、肝心の窓面は傷も汚れも多くやっぱり水は濁ってて魚も見えなかった。。
まぁ、こういう所は少しは根張らないと無理だよね、、、と、15分ほど眺めて待ったけど、見えたのはお情け程度の小さなダボハゼ1匹。
他には影もなく、ダメそうなので早めに切り上げた。

ここには他に二ヵ所もの観察室があるそうなので一カ所に拘らずにまわってみようと外に出た。

上から魚道を見下ろしながら歩くと、端にサギのような姿勢のイイ鳥が立ってるのが見えた。あ、新潟だけにひょっとしたらトキかも!なんて思ってズームしてみたけど、見慣れた姿のアオサギだった。

そしてパッと見本流にしか見えない分水路の分岐を眺めながら川を渡って、対岸側の観察室に入ってみた。

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したら、こっちはなんとエレベーターが付いてた!
うわーなんか贅沢な造りだなぁ、、まぁ嬉しいけど。(正直なところ造りより見える魚で喜びたい、、)

下の観測室は対岸と対の造りで同じく空調完備。
そして同じく水は濁ってて、魚も見えない、、と思いきや、大きなコイがバタバタと尾を振って泳ぐのが見えた。
他にも写真撮れなかったけど中型のフナの数匹編隊が通るのが見えた。やっぱタイミングなんだねぇ。
そして恒例のダボハゼ(ヨシノボリ)も数匹見れて、まぁ程よい収穫。でもまた早めに切り上げた。

そして最後はその少し上流に張り出した側にある観測室。
ここが一番流れも変化もありそうで期待大。
渡ってぐるっと回って入口に進むと、、、あれ?ここの扉は開かない。えーーーまじ?
開放してないならもっと手前で言ってよー とガッカリ。

でも戻る間に青くて凛々しいカッコイイ鳥が見えた。
ゴイサギと言うらしい。取り敢えず魚は収穫低かったけどそれ以外もいろいろ見てのんびりできた。(っていうかのんびりしすぎた)
あ、胴が緑のオスのハグロトンボも一応姿見せてました。

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これでもう駐車場に戻ろうと思ったら、途中に国交省河川事務所があってこっちは開いてた。(月曜だものそりゃそうだ)
あ、一階は資料展示室みたいになってたので、ひょっとしたらダムカードとか貰えるかな?とか思って入ってみた。けど、そんなものは無かった。(新潟のダムカードはダムだけらしい)

空振りか、、と思ったけど、屋上が展望台になってるようなのでエレベーターで上がってみた。

左右に流れる大河津分水路とその手前の四角い遊水池、左に折れて洗堰に続く脇道みたいな信濃川本流まで広く見渡せた。

これでもういいでしょ、ちょっとのんびりし過ぎー、、とあとは真っすぐ駐車場へ戻った。
車に乗って時間を見ると昼をまわってた。。二時間ものんびりしちゃった。魚道だから仕方ないけど、埼玉と同じような感覚でじっくり見てちゃダメだよなぁ。見れた魚は埼玉より収穫低いし。。
でもまいいか。このくらいの適当で自由な感覚が楽しいんだよね。

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まいづる公園

ファイル 1709-1.jpg村上市庄内町にある公園。
村上城跡付近に駐車場らしき物が見当たらずウロウロしてて見かけて寄ってみた。宅地の間にあって間の別れた形の公園だけどちゃんと両側に駐車場があった。
けど、んーここから城跡まで歩くのはちょっと遠いいかな。ってことで公園内だけ歩いてみた。

この公園は「記念公園」と書かれてて、皇太子妃雅子様の先祖の武家屋敷など三棟が移築されている公園。一般公開されているようだけどこの時間じゃ開いてはいないよね。

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まあ、日が差して気持ちのいい朝なので見て歩くだけでもいい感じ。まず公園に歩いて門をくぐると武家屋敷が二棟並んでいた。

まず向かって左側の屋敷が「旧嵩岡家住宅」
これが皇太子妃雅子様の祖母方の曾祖父が暮らした屋敷だそうだ。
(という案内は現地にはなかったけど、、)

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その隣に建つのが「旧岩間家住宅」
生垣が広めに開かれて観やすかったり、縁側も(日陰ながら)庭っぽくなってたりしてて、この屋敷が一番外見カッコよく見えた。
岩間家は最後の所有者ということで江戸時代には別の武士の屋敷だったそうだ。

屋敷の開館時間は9時からだそうだ。んー2時間早かったね。

そして前の道を挟んで南東の公園に歩いた。
こちらにはキレイな公衆トイレがあってありがたい。
そういえば村上市街は、城下の雰囲気イイ「大町通り」にもキレイな公衆トイレがあったので、歩いてじっくり散策するにはいい街なのかもしれない。けど、逆に駐車場は見当たらず、車でちょこっと立ち寄るには難しい街。もっと探せば他にも停めるとこあったのかな、、

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こちらにあるのが「旧藤井家住宅」
先の二棟より少し大きく直線的な印書のシンプルな外見。これは移築ではなくて昔の侭の位置だそうだ。

屋敷の中が見れなかったのは残念だけど、朝日爽やかな散歩にはいい感じで気分良かった。

タグ:観:園 観:屋

道の駅 胎内

胎内市下赤谷の県道沿いにある道の駅。

ここは「日帰り温泉がある」と道の駅の公式本(道の駅ハンドブック 470駅 99年度版)に乗ってて、ずーっと前に一度来たことあったけど、国道からは少し離れてて道は真っ暗、ついた先も真っ暗でドコが道の駅の駐車場か分からないくらい、風呂も何処だかよく分からず探した結果スポーツジムみたいな施設の広くなく味気ない風呂でガッカリした。。(05/10/15)というトコ。
まぁ今日はトイレだけのつもりで来てみた。

ファイル 1708-1.jpgら、意外と国道から離れておらずすぐ着いた。
そして意外と明るくてもやっぱりドコが道の駅の駐車場かよく分からなかったw
広い駐車場はそのスポーツジムみたいな施設「クアハウスたいない」の駐車場で、道の駅はその先にあって、トイレは新しめだったものの直売所は小さなプレハブでやっぱり道の駅らしからぬトコだった。

まぁどうせ店は早朝でやってないしトイレだけのつもりだから問題なしと休憩。

トイレ後に周りを見ると裏に胎内川と赤い「樽が橋」がよく見え、曇っちゃってたけど、雲を纏った山の感じも眺めよかった。

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近くで戯れてるのはこれは腹が白いからスズメだな。沢山いた。
そして「樽が橋周辺案内MAP」もちゃんとあった。(一応クアハウスの前の駐車場も道の駅ということらしかった)
ので、ちょこっと散歩。
すぐ手前にある「胎内観音」というのを見てみた。

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これは昭和42年の洪水災害で亡くなった多くの犠牲者への慰霊と安堵を込めて建立したものだそうだ。
階段登ったら少しは眺めいいのかな?とも思ったけど登らずに拝んだ。

そして戻って今度は「樽が橋遊園」
一応有料だし開演前なので周りを歩くだけだけど、シカの区域は横から見えて沢山のシカに見つめられた。(睨まれたともいう)

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坂を下った公園のあたりから見た胎内川は水量豊かで勢いあった。
けど、上から見てて滝になってるのかと思った部分はそうではなくて軽く堰き止める形になった岩間を滑り流れる感じで、下りてきて見るほどでもなかった。(日が差してれば気分違ったかもだけど)

やっぱりイマイチな印象ながら、見るトコはいろいろあって思いのほか楽しめた。

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