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海の駅わんど

ファイル 3486-1.jpg鰺ヶ沢町本町にある漁協の観光直売所。

何度か寄った憶えあるけど点景にはしてなかった。
た-しーかーネタ帳に載せてた昔の話題で「鮟肝アイス」に興味があって来てみたものの、売ってなかったし、食事のタイミングじゃないし、軽いもので興味あるものが無かった、、とかじゃなかったかな。
でもその後、ネットで見掛けることがあって、あーなんだそういうのもあったのかーちゃんと見てまわればよかったーとか思うようなものがあった、、ような、、 という怪しいうろ覚えの興味で寄ってみた。
ら、建物二階の窓ガラスにあった「鰺ヶ沢相撲館」の文字見てコレダ!と思い出せた。

焦らずに駐車場でイカ食べ切ってから車を降りた。

で、まずは先に店内を見てまわった。
食堂ではヒラメのづけ丼が気になった。名物のようでキャラまであって、わりと安めでおいしそうだった。あーここで食事にすればよかったなぁ、、と思いつつ、物産店の方では総菜コーナーなど色々と興味あるものあって、ついつい筋子のおにぎりと茶碗蒸しだけ購入。このくらいなら入るかな。

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筋子はほぐれてて小粒のイクラのようでうまかったけど少なすぎて味わえなかった。普通のしょっぱこい筋子でいいのに。
茶碗蒸しは「青森の茶碗蒸しは甘い」と聞いてたので興味もって食べてみた。うん、確かに甘い。けど、思ったほど違和感なくて意外だった。あー玉子焼きで甘いのがあるのと同じような感じかな。すんなり味わえた。
そしてオマケのリンゴジュース。やっぱうまい。朝から青森県を走って来たけど、リンゴを飲んで「あー青森に来たんだ」と実感できた。

もう満腹。無理して平目づけ丼いかなくてよかった。。それはまた次回かな。
取り敢えず満足。と車に戻ろうとして「違う違う」あぶなく本来の目的忘れて出発するトコだった。二階の「鰺ヶ沢相撲館」がメインだった。

店の大きな方の入り口の脇に階段があって、なんと無料だけど若干地味なのと靴を脱いでから階段を上がるのが手間なのかあまり登っていく人は見掛けずすいてそうだった。
下足して登ると二階はなんとも立派な造りで気合入った資料館だった。いいねいいね。

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中は青森の力士というか舞の海がメインのパネルや品の展示で、中心の部屋に小さな土俵と大型モニターがあって舞の海の名取組み20戦の映像が写されていた。いいねいいね。
好きだったんだよね舞の海。技のデパート。映像見てても思わず声出ちゃうもん。
一周回って20戦全部見ちゃった。(当時一番応援してた力士との対戦は無かったのが残念)

そしてゆっくりと資料展示を見てまわって満足の資料館。無料なのに濃く楽しめてちゃんとしてて有難い所だった。イカ食べてる途中だからとスルーしないでよかった。茶碗蒸しとリンゴジュースで満足して出発しないでよかった。

記念スタンプを押して階段を下ると途中の幟の横の窓からCR-Zが見えた。寄った先で駐車場の自分の車を見かけると、車も一緒に楽しんでたような気になって嬉しい。

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けど、外に出てみたら、上から見えてたのは同色の同じ車で自分の車じゃなかった。。自分の車はもっと手前で建物に尻向けて停めてた。そういえばグラストップじゃなかったね。(広島ナンバーだった)

そして駐車場には少し前にTVで人気になってたらしい鯵ヶ沢の犬「わさお」のフォトスポットがあった。
僕はこの番組は見てなかったので全然知らないんだけど、映画にもなったくらいだから話題としては知ってたって程度。軽トラの窓が顔ハメになってて面白いなと思って写真撮っといた。

けど、帰ってから調べたら、その犬を飼ってた店「きくや商店」こそ昔寄ってイカ買って食べた「素敵なお姉さんが焼いてた店」その店だったらしい。ん?飼い主はおばちゃんだよな。素敵なお姉さんは娘さん?バイトさん?まぁいいか。ちょっと映画が見てみたくなった。ネット配信でレンタルできないかな。

この日の日誌

タグ:餐:飯 餐:卵 餐:飲 観:キ 観:館 観:具 楽:映 楽:競

めめちゃんの店

ファイル 3485-1.jpg鰺ヶ沢町赤石町大和田の県道(旧国道)沿いにあるイカ焼き専門店。

そういえば鰺ヶ沢を通るときにはこうして立ち並ぶイカ焼きの店でイカ買って食べながら走るのが好きで恒例になってたなぁーと思った。
最近ではバイパスも出来て通らないことも多くなっちゃったし、手前の深浦の道の駅で食べちゃったりしてたけど、今日は通過して来ててバイパスも回避してたので寄る気満々、最初の方で見掛けた店に寄ってみた。

で、寄ってみてふと思った。あれ?この店ってかなーリ昔の初めて来たときくらいに寄った素敵なお姉さんが焼いてた店かも?
あれはー25年くらい前だから、今焼いてる女の人がその人かも?とか思った。(けど帰ってから日誌や写真振り返ったら違ってた)

そして焼きたてのをひとパック購入。すぐに出発した。

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で、進みながら早速食べた。

んーーーやっぱうまい!
イカ焼きはやっぱ鰺ヶ沢が一番だなぁ。

ついつい止まらずに続けて食べちゃうんだけど、これって噛んでると顎の根が痛くなってきちゃうんだよね。。
間あけてゆっくり食べたいんだけど止まらないんだよね。。
とか思ってたけど、昔よりも柔らかくなってるのか今回は全然痛くならずにすんなり味わって食べられた。ナイスナイス。

この日の日誌

タグ:餐:魚 楽:買

海の駅ふかうら 深浦まるごと市場

ファイル 3484-1.jpg深浦町深浦浜町の深浦港にある産直店。

ここは以前まだこういう名前になる前に実験営業中の「海鮮市場ピアハウス」という時に一度来てて、ちょこっと買って食べたりして好印象の所だった。

ちゃんと営業してからは寄ってなかったけど、今回は空腹で温泉の後だったのでなんでもいいから食べたい状況。迷わず寄ってみた。

前に来たのは随分前(12年前)なのでどんな店内だったかハッキリ覚えてはいないけど、小さいながらちゃんとした産直店になっていた。
逆にちゃんとしてて総菜コーナーが小さく、特殊でキャッチーなものは置いてなかったけど、イカ御飯と焼魚と粉物を購入。

ファイル 3484-2.jpg外で食べようかと思ったけど、螺旋の階段を上がってみたら二階に多目的スペースとあってテーブルがあったのでそこで食べた。
(港に向いたベランダの展望台へは扉閉まってて出れなかった)

小さなイカは何気にヤリイカでうまかった。
そして赤魚(アカムツ?)もいい味でバッチリ。軽いけどいい感じの朝食になった。

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そして粉物「ガッパ餅」もここでひとつ食べてみたらおいしかった。意外と小豆のきいた甘い味でこれはスイーツ。食べやすかった。
少し食べて残りは車で食べようかなと思ってたんだけど、ぱくぱくと全部食べちゃった。

最後に店出る時、入口付近で大声で喧嘩するように会話してた地元の奥様方の濃い津軽弁の会話が、ぜんぜん聞き取れなくて面白かった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:食:弁 餐:飯 餐:魚 餐:餅

黄金崎不老ふ死温泉

ファイル 3483-1.jpg深浦町舮作下清滝の日本海海岸にある温泉。

ここは三度目の来訪で二度目の入浴。(一度は混雑してて諦めた)点景も二度目。
前回は雨降ってたのに対し、今回は晴れてて随分と印象違ってたのでまた上げてみた。

先に内湯で体洗ってからの移動も手際よくササっと済ませて、どうせ脱ぐからとデニムの下に下着はつけずに海岸の露天風呂に移動。

露天は前は混浴と女湯に分かれてたけど、今は一応男湯と女湯という表記になっていた(でも浴衣の女性も入ってた)

で、ゆーっくり海を見ながら入浴。
ここの湯は芥子色というか黄土色。夕日の時間には黄金に輝いて見えるのかどうかって感じだけど、雨の日には泥の湯に見えた。。今日は晴れて青空の下なので落ち着いた黄色に見えて、温泉の特殊感満天でいい感じ。ぬるめなのでゆったり入れた。

けどしばらくして茹だったら上がって磯風浴びて日光浴。きもちよかったし、磯を飛び回る鳥も多くて景色も飽きなかった。

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そして上がって帰りにまたTシャツを購入。
前回も買ったんだけど生地薄めでヤレてたので買い直し。背中に○不でなんか好きなデザイン。すぐに来て出発した。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:楽:湯 景:海 景:磯 楽:買

十二湖駅産直コーナー ぷらっと

ファイル 3482-1.jpg深浦町松神下浜松の101号沿いにある十二湖駅舎の直売所。

「青池ソフト」の幟を見て思わず立寄ってみた。
ちょっと登り歩いて汗かいた後なので冷たいものが恋しかった。
けど、本音を言えばそれよりも何か食べたかった。朝飯まだなので。

ちょこっとでも何か面白い物があればと思ってのぞいてみたけど、とくに何もなかった。

ってわけで、素直に「青池ソフト」
凄く青かった。味はヨーグルト風ラムネって感じで普通においしかった。
池はこんなに青くなかったけどねーとか思ったけど、そういえば青池には行って無かったっけ。。青池だけ違うのかな?

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店の人の話ではやっぱり水の濁りは雨などのコンディションによるそうだ。先月の大雨の影響だそうで、あちこち通行止めになってたのも大雨で崩れたりしてたからだそうだ。

駅舎内はベンチに案内パネルが並んでた。
時刻表も液晶パネルだったりして古臭さはなかった。本数は二時間に一本とかだったけどね。


この日の日誌

タグ:餐:冷 観:鉄

日本キャニオン展望所

ファイル 3481-1.jpg深浦町松神にある景勝地の展望台。

日本キャニオンは十二湖へ行く道からちらっと見えた岩ゴツゴツっぽい崖で、もうちょっとよく見えるトコないのかなぁ、、とか思ってた先で見かけてたのがこの展望所への山道。「キャニオン遊歩道」とあった。
気になってたので十二湖から戻る時によってみた。

で、遊歩道の入口にはキャニオンまで0.5㎞とあった。500mかぁ。まぁそれならわけないだろうと進んでみた。

道はすぐに上り坂。500mだからすぐだろうと意気揚々と進んでたけど、運動不足の僕はすぐに汗だく。なんか山登りだった。
足元には若く低いヒバの葉が勢い良く道に飛び出してて、脇に「ヒバの香りヒノキチオール」とあった。ヒバの香りはよく分からなかったけどデカいヒバの葉の迫力に元気出た。あーこれ、能登のうまい蕎麦屋で蕎麦の下に敷いてたやつだね。これなら大盛も一枚でいけそうだとか思った。(ちなみにヒノキチオールというのは抗菌作用のある成分だそうで、コロナにも有効だとか。。匂い嗅いだだけで効くのかねぇ?)

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自分がトロいせいもあるけどやたら遠く感じて、登りも折り返しが何度もあって先がわからず、500mってこんなあるか?ってぶつぶつ言いつつなんとか登った。

登りきったところに分岐があったけど。日暮の池への道は閉鎖されていた。
ここからは下りに転じて、えー下ったらまた帰りに上るんじゃん。。とか思ったけど、すぐ先に展望台っぽいのが覗けて到着した。15分かかった。

ってわけで、日本キャニオン。いい眺め。
白く高く崩れた岩肌がキレイだった。

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ゆるやかな風が心地よく、谷の眺めをしばらく眺めて、ふと見上げるヒバの樹は真っすぐ高く伸びてて気持ちよく、転じて足元を見ると小さなヒバの葉。ちょこっとTS。
後から来る人もなく、5分ほど独占してゆっくりして引き返した。
(っていうか実はこの展望所、よく見えてた向かいの崖と同じような白い岩肌の崖がここの下にもあったようだ。どうせならその両側を見れるようなところに展望台があってほしいと思うけど、そんなうまい場所はないんだろうね)

ファイル 3481-4.jpgそういえばここには「風」という案内が立ってた。まぁ確かに心地よい風だったけど、そんなに強くはないから案内出すのは大げさって思えた。たぶんそう感じたのは、その「風」の柱に合わせるようにヒバの葉が縦に並んでて、如何にも強い風が吹きますよーって演出をしてたように見えたからかもしれない。

それと帰る時に見かけたヒバで、葉の裏にオレンジの毒々しいのを付けてるのがあった。これって花?ヒバの花ってこんな裸子っぽいものなの?
森の中でも同じ様なのを枝の先に単独で見かけたのでそうなんだーと思った。(けど、それは花でもなんでもなく「てんぐ巣病」という菌に侵されて発生した奇形症状の胞子だそうだ。うげぇ)

帰りの道は早いかと思いきや、下り坂で勢いつくのは怖いのでゆっくり慎重に下ったので長く感じた。歳もあるしデブでもあるし、下り坂がキツイと感じるのは悲しいなぁ。

でもホンの500mの往復だけど、山歩きした気分で楽しめた。


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タグ:楽:登 楽:眺 景:崖 景:山 景:森 植:樹

津軽十二湖自然休養林

ファイル 3480-1.jpg深浦町松神山国有林にある自然公園。

世界遺産白神山地の西の端の多数の湖が点在する森で、十二というのは山の上から見える数だそうだ。
始めて此方方面を通った時から気になってて、何度か来てみた事もあったけど、どこに停めてどう歩くべきか分からず結局サッと引き返しててしまってた。

今日は早朝だから少しは歩いたりゆっくりしたいなぁと思って来てみた。

湖は県道を進むとまず最初に「八景の池」が現れ、その先に「二ツ目の池」が続き、その次の「王池」の狭間にトイレのある駐車場があったので停車。

トイレ行きつつ、自然休養林の案内板を見た。
池は道に沿って八景の池、二ツ目の池、王池、越口の池、中の池、落口の池、鶏頭場の池、青池と続いてて、折り返してまわって長池、リフレッシュ村で折れて日暮の池、そこからこの王池に戻れるように書かれてるけど、どこまでが車道でどこに駐車場があるのかは出てなくてイマイチつかめなかった。

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この駐車場は細長い池の合間っぽく先にも手前にも木々の合間から池が見下ろせたんだけど、先は「王池東湖」、手前は「王池西湖」と出てて、あーどっちも王池で奥でつながってたのかな?と思った。

雰囲気はよかったけど此処だけで満足とはいかず車で移動。
少し先の分岐点のリフレッシュ村への道は通行止で閉鎖されてた。(開いててもダートっぽいのでいかなかっただろうけど)

途中何カ所か車止められそうな所はあったけど取り敢えず行けるまで進んでみたら、「鶏頭場の池」の前に大きな有料駐車場があった。料金所に人はおらず閉まってもいなかったので取り敢えず入って停めて歩こうかと思ったけど、駐車料金1500円と出てたのですぐに出た。

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ここから青池まで800mとあったけど、まぁいいかと折り返した。(その青池が一番青くて綺麗な池だったっぽい)

少し戻って「落口の池」の開けたトコを過ぎて林の中の広い路肩に停めてる車があったので、並べて停めて降りてみた。
車を停めたすぐ前は池が見えるのが木々の合間からだったので、少し前の開けたトコまで歩いてみた。
その開けたトコにはトイレと店っぽい建物があり、池の方にはベンチが並んでて憩える感じになってた。

ベンチの方から池に下りてみたら、「せせらぎ」との案内板があった。
その先に沢から水の流れ込む口があって、なるほどせせらぎの音が楽しめた。洒落た案内である。

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でも池の水はあまりキレイとは言えず濁ってた。大雨で土砂とか流れ込んできてたのかな。
見る限り魚も見えないし、、とか思いつつしばらく見てたらちんこい稚魚が泳いでるのが見えた。おお、ちんこいのにヤマメっぽい
パーマークが見えてて可愛かった。

さて、向かいのトイレに入りつつ、閉まってるスナックコーナーっぽい方を覗いてみたら、その先に水汲み場があった。というか、その先に沢が流れてて「平成の水百選 沸壺池の清水」とあった。あーこの上にある池から流れてきてる沢なのね。そしてその沢が流れ込むから「落口の池」なのね。
沢の脇の道は立入禁止になってて入口を観音像が守ってた。ここから「沸壺池」へは行けないのかぁ、残念。

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ペットボトルもってくればよかったぁとか思ったけど、、この水は沢から引いた水だったので飲むのはアウトだろうねぇ。持ってこなくてよかった。手だけ浸してひんやりと気持ちよかった。
沢の石の苔と花を眺めてのんびりして来た道を戻った。

まぁこんなトコかなと出発。すぐ先のビジターセンターも車止められそうだったけどまだ開いてないので通過した。(ネットで見たらイトウの養殖場があって大きなイトウが見れたそうだ。。残念)

最初に寄った王池の駐車場も通過して、国道に戻る勢いで進んでたけど、「日本キャニオン展望所」への遊歩道口にあった駐車場には寄ってみた。日本キャニオン展望所は別項目で。

で、日本キャニオンから戻って、運動不足の僕は汗だくでここでまた休憩。
駐車場の向かいに茶屋があってその前が最初の池「八景の池」だった。茶屋は開いてないけど八重桜咲いてたり濃い赤のツツジ咲いてたりしてそれらを見つつ池を眺めた。

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水はやっぱり濁ってたけど、風もなく一番静かな水面だった。
奥の方にカモが泳ぐのが見えたのでカメラズームして写してみたらキレイなオシドリだった。
手前の水面には大きな魚が泳ぐのが見えたので少し沸いたけど、よく見るとコイだった。

ってとこで、十二湖はイマイチ凄い感じはなかったけど普通に森のイイ感じとその中に点在する池は休憩には心地よくちょっと寄り道するにはいい感じだった。水の濁りはコンディションかなぁ。。それだけは残念。

この日の日誌

タグ:景:森 景:湖 景:川 楽:浸 観:水 観:選 観:P 植:花 動:鳥 動:魚

青函フェリー 青森港

ファイル 2857-1.jpg青森市沖館にある青函航路のフェリー乗り場。

コロナのせいにするわけだけど、どうも思いっきり北海道へ!という気分ではなく、いや、行きたいは行きたいんだけどね。もう少し平和な時に気兼ねなく行きたいのよ。

てな感じで予約もせずに港へ来たら次の便は予約いっぱいだそうで、キャンセル待ちに申し込んだけど、ダメだったら東北ドライブでもいいやってつもりだった。

ところでこのフェリーターミナル、きれいになったよね。建て替えたのかな?
2階の待合室も広く数人しか人がいなかった。
売店はなかったけど裏にコンビニがあるのを見かけてたので、コンビニで何か買ってきてここで休憩してようと思った。

そのコンビニも行ってみたら場所柄なかなか分かってて、青森っぽいものが揃ってた。
で、前から食べてみたかった青森のソウルフード「イギリストースト」を購入。それと気になった「バター煎餅」を買ってきた。

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港を見下ろしながらのんびり「イギリストースト」を食べた。
味はまぁ思った通りの砂糖マーガリン。パンは柔らかく二枚で挟んでたので結構腹にたまった。
砂糖マーガリンのパンは東京住だった子供の頃の自分も一時期(小一くらいの頃)ハマって家でもやって母親に下品な食べ方とイヤな顔されてた憶えがある。。懐かしい。

食べ終わってスマホいじってたら、そのスマホが鳴ってキャンセルの知らせがきた。
まぁほぼ毎回こんな流れなのでキャンセル待ちでこぼれることはないだろうとは思ってたけどね。
順調に手続き済ませた。窓口の人が親切丁寧で感じよくとても好感持てた。

JAF割きいて19900が16000。
これ、Web予約だと更に割引になると聞いて帰りの券はすぐに船に乗るまでの待ちでスマホで済ませた。(キャンペーンで13200になった)別会社の大間航路よりも安いのでもう向こうには行けないなぁ、、と思った。

ファイル 2857-3.jpgそして少々待って乗船。

船は「あさかぜ5号」1958tで98年就航のやや古めの船。
客室も小さく感じたけど客は少なめで全然余裕で場所確保。

そういえばいつも北海道行きはガッツリ睡眠とってその先のドライブに備えることが多く、毎回客室で場所とったらすぐ寝てた。
なので今回も寝る体制だったけど、そういえば青森湾の景色は一度も見たこと無かったぞと思い、甲板に出てみた。

後方を見るともう青森港は遠く小さくなっていた。
市街の後ろには八甲田山がクッキリ見えていた。右手東側の山並みの脇にうっすら岩木山も見えててスッキリした朝だった。

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先を見ると右手に夏泊半島が近く、左手の津軽半島はやや遠目。
先にぼんやり見えるのが北海道かと思いきや、それは下北半島。ずっと陸地が見えてるので眺めてられる。

ファイル 2857-5.jpg時折日差しも海面を照らしていい感じ。
だけど、甲板にはベンチもないしずっと見てる渡る距離でもないから適当なとこで客室に戻った。

で、さっき買った「バター煎餅」を食べつつ、眠くなってきてから眠った。

正味二時間くらい寝たかな。
北海道でもそんなに遅くまで走り回るつもりはないので、夜変に寝付き悪くてもやだから昼寝もほどほどにしておいた。やっぱ今までの北海道行きとはちょっと違ってきたね。

バター煎餅は小さなサイズの南部せんべい(津軽せんべい)で、しっかりバターの感じと甘さがいい感じ。北秋田のバター餅からの流れって感じ。
函館に着くまでには食べきった。これはまた青森に行ったら買って食べたいな。

タグ:楽:乗 楽<待 景:海 観:船 餐:麭 餐:菓

堀越城跡

ファイル 2856-1.jpg弘前市堀越柏田の7号沿いにある城跡公園。

7号を走ってたらすぐ横に見えたので寄ってみた。
っていうか、いつ整備したんだろうか、今まで通ってて見かけた憶えはないから新しいんだろうな、、と思ってたら、案の定入口からして新しく、車を停めて歩くと案内も多くて有難かった。
(今年4月に全面公開されたばかりだそうだ)

この城は初代津軽藩藩主の津軽為信の最後の居城だそうで、2代目の信枚が弘前城を築城して移ったそうだ。
戦乱記の城だけに攻防や内乱もあった城で、敵の南部との最前線みたいな位置の城でもあったようだ。

それにしても新しく整備された城跡はやっぱりどこも立派だね。
土塁の間の堀は水たまりできれ水堀みたいになってた。
そして二重になった土塁を見つつ広い三の丸に進んだ。

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この三ノ丸が国道から見えたトコで、実は国道の向かい側まで三ノ丸だそうで、見事に城内を横切ってたようだ。

三ノ丸から内堀を橋で渡って本丸に進む。
この橋の周りには建物跡の礎石位置の標示と案内がそれぞれ丁寧にあって丁寧だった。

そして内堀もやっぱり水が溜まって水堀常態。おかげでなかなか城らしい城跡。かっこよかった。

本丸もやっぱり建物跡の案内が丁寧で建物の想像図なんて有り難い。見てまわって楽しめた。

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そして西の奥の土塁に階段があって展望台になってた。(土塁の上を歩けるのかと思ったけど、それはできず展望台だけだった)
ここからは二ノ丸とその先の町が見え、その先に雲を被った岩木山が見えた。
赤い鳥居は本丸にある熊野神社の鳥居で、こらは往時からあった神社らしい。この城が整備されるまではこの神社の森だったそうで、こっちの裏側が町からの入り口になってたと思うと面白い。

朝一の軽い寄道だからこんなもんでイイかな。車に戻るかな。と思ってたけど、橋を戻った三ノ丸にも南側の土塁に展望台があったので上ってみた。

こっちは4Km南西にある南部方の前線基地である石川城の正面。こんな盆地の真ん中の平城で不安だと思う。

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そして土塁の先に国道とその先の三ノ丸も見おろせた。向うには古民家みたいなのがあるのが見えて行きたくなっちゃった。。
んーどうしようかと思いつつもう歩き始めてて、国道をこえるトンネルをくぐった。

トンネル内には地域の小学生の新聞形式の研究成果が貼り出されてた。いいねぇ。

ファイル 2856-5.jpgそして渡った東側の三ノ丸は建物跡がひとつと、さっき見えてた古民家があるだけだった。

古民家は豪農の旧石戸谷家住宅。城跡とは全然関係なかった。
文政5年(1822)築で弘前市街北西にあったものを10年ほど前に分解移築、修繕して今年公開したそうだ。
とはいえ早朝から開いてるわけもなく外見を見るだけ。それよかトイレ行きたかったんだけど、トイレも閉まってた。。
なのですぐに折り返し、後で見ようと思ってた建物跡も見ずに来た道を足早に戻った。

正直こっち側に歩いたのは蛇足になってしまった。
けどまぁまたまともな時間に通りかかったらそっち側だけでもまた寄れるだろうからいいかな。(っていうか城跡は城跡、古民家は古民家で別のスポットにするべきだ思った)

城跡はとても立派にかっこよく整備されてて案内も行き届いててすごくよかった。
朝の出だしから満足の寄り道。今までは北海道行くつもりの時にその手前で城跡を歩くなんていう余裕があったことは一度もなかったけど、今回は気侭で気軽で本調子。成熟したのか衰退したのかわからないけど大満足。

タグ:観:城 観:池 観:屋 景:山

道の駅 ひろさき

ファイル 2855-1.jpg弘前市石川泉田の7号沿いにある道の駅。

ここに来たのは二度目かな。前も夜寝るだけの立ち寄り。
今回起きたのは5時くらいで、まだ暗かった。
(暗いうちに起きれば車の横でさりげなく着替えができるから都合イイ)

そして気温も寝た時と変わらず17度。このくらいが丁度いいね有り難い。
スパッと準備して、出掛ける前に水かお茶でも買っておこうと自販機を見てみた。
ら、「青森県産品」のリンゴジュースの自販機とかあった!

おお、店開いてない時間でも地域の物が味わえるのは有難い。
コカコーラとJAとのコラボらしく、上の段にリンゴジュース、下の段は限定デザインボトルのコーラになってた。

ってわけで図らずも朝からJA青森のリンゴジュース「希望の雫」を味わった。

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ん、んまい。

そういえば昨日極端に酸っぱいリンゴジュースを飲んだ後だったので、しっかりリンゴの豊潤な甘さが嬉しい。
っていうか、いつもの青森のリンゴジュースとも少し違うと感じてラベルを読むと「ストレート果汁 密閉搾り」だそうだ。

ファイル 2855-3.jpgいやー地域振興を理念とする道の駅ならば、すべからくこういう自販機があってほしいと思う。(岐阜の道の駅「美濃白川」のお茶とか

出発する頃には夜白んで建物もハッキリ見えるくらいになってた。
がっちり「JA」の建物なのね。
気分よく出発した。

タグ:餐:飲 観:装 道の駅