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丸池様・牛渡川

遊佐町直世荒川にある池と川。

前のスポットでの案内板で見て来てみた。場所は「鮭孵化場」を目指して来てみたんだけど、ナビ地図見て方向で進んだら道間違えちゃった。途中で見かけた案内通りに一旦吹浦の町に入って進んだらこれた。

ファイル 3341-1.jpgその「鮭孵化場」の前に駐車スペースがあって案内板立ってたので、停めてそこから歩いた。
「鮭孵化場」はなんか閉鎖されちゃったのか廃墟っぽく見えた(鮭の季節以外は閉鎖されてるそうだ)

で、その前の水路のような川に沿って歩くのが経路。まずこの水路が「牛渡川」だそうで、雰囲気のない川だなぁ、、とか思ったけど、覗いてみたらアニハカランヤ、水がキレイ過ぎて驚いた。これはすごいとその先の池には期待持てた。

で、水路が股になるトコに橋があって、渡る側が池へのコース。
森から流れ込む水路の合流地点で小さな滝のような流れがイイ感じ。整備された川だけどこれは水が流れる水槽でも見てるようでいい感じだった。

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森側の水路には、生い茂った水草(梅花藻)の小さな白い花が咲いてて可愛らしかった。

ちょっと歩くのゆっくりで花を眺めつつ進むと、池へのコースは水路から別れて森に進入。
え?ひょっとして少し山登るのかな?とか思ったけど、森に入ってすぐ横目に青いきらめきが見えた!

おーおーおーこれが「丸池様」かぁ。

木と木の間から覗く朝日に照らされた青い池。さっきの整備された川とはウラハラにこっちは完全に自然のままの森の中の池で、道を進んで回ってみたけど岸からは距離を保ってて、広く見渡せる場所もなく森にひっそりと降臨したような神秘的な池だった。

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広く見えない上に映り込みも激しくて写真にはうまく撮れず悔しい。
元々写真うまくないしデジカメだし、こういうのは直に見てこそなんだけど、こうして纏めても伝わらなさそうで淋しい。

そんな池の前の道沿いに神社があった。「鳥海山大物忌神社境外末社 丸池神社」とあった。
説明を読むと、この池自体を御神体として「丸池様」と呼んで崇敬されてきたそうだ。ああ、それで様が付くのね。
また、前九年の役で安部氏に矢で目を射られた源氏の武者がこの池で目を洗って以来この池に棲む魚は皆片目になったという伝説があるそうだ。

道の前は池への立ち入りを禁じる紐の柵がずっと張ってあって、神社前の祠のトコと、池の奥の方の「お水取り場」だけ開いてた。水取り場を下ると池に流れ込む湧水が流れ出てて柄杓もあった。んーさすがにこれをそのまま飲むのはヤメといた。

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その「お水取り場」は池の奥の奥で、池はよく見えなかったけど、ぽっかり空いて陽の光を招いてるのを遠目に見ても神秘的で素敵だった。

で、池近くまで戻って、少しウロウロして映り込み少ない角度とか探したけど、あまり変わらず、、
少し待ったら朝日の角度変わってよく見えるようになるかも?とか思ってのんびり見ていたかったけど、、とにかく蚊がものすごくてじっとはしてられず、っていうか、もうバーゲンセールのようにワラワラとたかられて参った。はたき放題。じっとしてたら片足いっぺんに何匹も止まるわ止まる。血を吸われる前に叩いて散らしてしてたけど、追いつかなくなってこりゃ無理だと退散。夏の木陰の水場は短パンサンダルで来ちゃダメだね。

森を出ると蚊は減って、橋まで戻って日向に出ると蚊はいなくなった。
じゃあ次は川を歩くかと、水路の分岐を逆方向に歩いてみた。案内には「遊水の樹蔭路」とあった。
やっぱりずっとキレイな水で水草もクッキリ緑でよく見えた。たまに咲いてるアザミの紫も映えていた。

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もうすっかり暑くなってたけど、それでもまだ盛夏よりはいくらか優しい暑さ。こんな川沿いを歩く気になるくらい。のんびり進んでたら奥羽本線の二両が通り過ぎた。
そしてカワトンボ(ミヤマカワトンボ?)もいた。カワトンボは初夏のイメージだったから盛夏を過ぎた今頃で会えてうれしい。

そして少し先で川は森に入って行った。ここからが樹蔭路(こかげみち)の本番ってわけね。相変わらず整備された水路な川だけど幅広くなって流れもゆっくり。それでももちろん水は綺麗で青くて涼し気でいい雰囲気。だけどここも日陰に入った途端に思った通りの蚊の襲来。
ダメだこりゃとすぐに引き返した。

で、日向に出たらパタリと消えた。追って来る蚊などおらず、こいつら心地いいトコから一切出ないんだなと思うと癪にさわった。血がほしいんじゃなくてテリトリーを侵されたくないだけなのか?

仕方ないので日向でゆっくり川を眺めながら来た道を戻った。
それにしてもこれだけ水キレイなのに魚の一匹も見かけないよなぁ、、とか思ったけど、じっくり見てたら普通にいた。泳ぐのが素早いだけだった。

ヤマメじゃん!

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流れの早い所では水面フラクタルな波模様になって(それはそれでキレイだけど)よくわからないけど、緩やかなトコでは背中の斑点から横のパーマークまでクッキリ見えてモロ山女魚だった。最初は横が黒筋に見えてアブラハヤとかかと思ったんだけど、ヤマメで嬉しい。

ファイル 3341-7.jpgゆっくりヤマメを見ながら戻って、そういえば丸池様の魚も(片目じゃなくていいから)見てみたいなぁ、、と思い、もう一度覗いてこようかな、、とか思ったけど、バスで来た団体さんがぞゾロゾロと池に歩いていくのが見えたのでヤメといた。

川の縁でさかさまになって宙づり状態のキノコを見たのを最後に、充分満足と車に戻った。

タグ:景:泉 景:川 景:森 楽:歩 楽:浸 楽<困 観:宮 観:鉄 観:伝 植:花 植:茸 動:虫 動:魚

十六羅漢岩

ファイル 3340-1.jpg遊佐町吹浦字西楯の345号沿いにある海岸の磨崖仏群。

ここは10年以上前に一度来てて(2005/9/4)ちょっと驚いたスポット。印象的だったので、また寄ってもいいなと思いつつ毎度通過してて、時間に余裕がある(というか時間稼ぎしたい)今回久々の立ち寄り。
青空いっぱいのいい天気の朝なので海岸の散歩がてらのんびりしようかと駐車場からゆっくり歩いた。

まず陸橋で345号を渡って広場に出て案内をゆっくり見た。

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この十六羅漢は江戸時代末期に吹浦の海禅寺の和尚が明治初年までかけて掘ったものだそうだ。十六の羅漢と釈迦等の三尊、菩薩や観音もあわせて二十二の像が、奇岩の連なる数百メートルの海岸に点綴して彫られたそうだ。

まずはゆっくり上から眺めてから広場から海岸に下ってみた。
広場の丘の斜面には小さな花(ツリガネニンジン?)が咲いていて身近に見ながら下った。ら、まず正面の先に早速仏の顔が見えた。

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で、広場の正面下の岬の所は、ライトアップ用の器材が設置されてたりして、メインの舞台って感じになってた。
磨崖仏が並んで集まってて、あれ?前からこうだったっけ?ってくらいのメインステージ感があった。
いやぁ記憶ではどこら辺が羅漢岩なのか分からずに歩いてたら足元に顔があったりして、気が付けばあちこちに点在して囲まれてて驚く感じだったような、、、記憶があいまいなのか、観光地的に集めて動かしたのか、随分と印象が違って見えた。
ウロウロ歩き回って足元に顔!というのを探してみたけど、メインの向かいのライト機材のある岩場の頂点に一つ見つかっただけで、他には見つからなかった。。おかしいなぁ。

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まぁ、羅漢岩はともかく、朝の海岸の散歩は波荒く景色良くなかなか良かった。
ゴツゴツの岩を上ったり下ったりしてぐるっとひとまわりして、丘の広場に戻った。

そしてまた案内図を見てみたら、たしかに足元のはさっきの一つだけでメインステージに集まってるのも案内図の位置のままだった。おかしいなぁ。
っていうか、そのメインに集まってるのは殆ど菩薩で、十六羅漢は端の二つと例の足元のだけ、他の十三はそこから北の方に点在しているようだった。。えーそうなの?(先に見た時に「数百メートルの海岸に点綴して」というのは認識してたけど、正面の岩場だけじゃないとは思わなかった、、)
上からズームで見たら確かに一つ二つは確認できた、けど、多くのほとんどは見えなかった。
そっちも歩いて全部見てやろうかとも思ったけど、、なんか整備されてなくて道なさそうだし(国道で塞がれてる)、波荒いし、っていうか別にそこまで仏像に興味あるわけでもないのでヤメた。

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あとは、まとわりつくトンボをからかいながら、電線に停まったホオジロを見上げたり、橋から国道を見下ろしたりしながらゆっくり歩いて戻った。

そして駐車場に戻ったのが7時半。。んーまだ食事には早いか。近くの道の駅は確か朝から食事できるトコだという記憶はあるけど、さすがに7時半はないよなぁ、、と、近隣案内を見て、もう一カ所寄り道するかと決めて出発した。
 
 
ちなみに2005年のコワク

タグ:観:像 景:海 景:岩 景:磯 植:花 動:虫 動:鳥

新庄市エコロジーガーデン 原蚕の杜

ファイル 3103-1.jpg新庄市十日町にある文化施設。

ダンプの後ろから逃れるつもりで気まぐれに来てみたスポット。
なんかよく分からなかったけど、古い建物が気になたので取り敢えず寄ってみた。

なにやら昭和9年(1934)に作られた旧農林省の「蚕糸試験場新庄支場」の建物を利用したすっぽっとだそうで、国の登録有形文化財だそうだ。
っていうか、つまり昭和初期の養蚕研究施設といういわけだけど、その頃の建物って軍国の暗い時代な割にカラフルで味のある建物だったりするよね。
さて、よくわかんないけど取り敢えず中に入ってみた。記名だけ求められて見学は自由で写真も自由だそうだ。

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靴を脱いで上がって廊下の雰囲気を楽しみつつ、中央に堂々と置かれた文化財プレートを見た。
見る所としては資料展示室があって、養蚕研究の道のりと資料が展示されていた。詳しくはないのでぱーっと流して見てたけど、スタンプラリーのクイズの雑学が面白かった。

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後は建物を繋ぐ通路というか廊下を見て歩いてレトロを感じた。
奥の棟は内装をリフォームして交流スペースということになってた。ちらっと見ながら裏から外に出た。

さらに奥に幾つかの棟が並んでて建物を見ながら歩いてみたら、手前の元第四蚕室というのがカフェになってて、一番奥の元第五蚕室というのは「産直まゆの郷」という売店になっていた。
こっちにもこっち用の駐車場があって、直売店はお客さんが来てて賑やかだった。覗いてみたけど、チョイ食いによさそうな惣菜は無かった。(生きたモクズガニが沢山売ってて気になった)

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あとは建物を眺めながら外をまわって車に戻ろうと歩いてたら、並木の前に標柱があって「新庄市指定文化財 原蚕の杜のクワの大木(十一本)」とあった。
え、これ桑なの?桑ってこんな木になるもんなの?知らなくて驚いた。小学生のころ教材で蚕を飼わされてて、あげてた(友達の家の)庭の桑の葉は低くて細い木だったのでそういうもんだとばかり思ってた。。蚕糸試験場の開設当初の昭和初期に植えられた桑の木だそうだ。へーへーへー。
じっくり観てまわって車に戻った。
ほんの気分転換くらいの軽い散歩だったけど、桑の並木が妙に面白くて満足。珍しいよね。

タグ:観:建 観:館 楽:懐 植:樹

道の駅 白鷹ヤナ公園

ファイル 3102-1.jpg白鷹町下山の287号沿いにある道の駅。

何度か寄ってる道の駅。その名の通り裏の最上川に掛けた鮎獲り用の柵棚仕掛の罠「簗:やな」がある場所。
っていうか、鮎ってもう初夏のイメージで秋はもう中流から下流に下ってるイメージだったので、閑散としてるかとか思ってトイレ休憩だけのつもりで寄ってみたんだけど、アニハカランヤ。
鮎の串焼きを焼くテントが出ててぜんぜん賑わってた。
まだ今時期は落ち鮎の時季らしくこれはこれで旬の子持ちでうまい季節だったらしい。そうなんだ。

車を下りて炭火で燻るいい匂いを嗅ぎつつ、トイレへ。
そして「あーでもお腹空いてないんだよなぁ。。」と残念に思いながら見て歩いた。

ファイル 3102-2.jpg鮎を焼くテントは駐車場側のが少々高めで奥のテントが一番安かった。。ああ、前来た時も一番奥で買ってたっけ。

その間に池があった。覗き込んでいる人も多く魚も沢山泳いでいたけどコイだった。。そこはアユを泳がせておいてほしかったなぁ。。

そして奥に簗へ下る階段の橋が架かっている。ここはいつも閉まってるんだよなぁ、、とか思って見たら、今日は開いてて下にくだれたのでおりてみた。

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魚が獲れてなくても川や谷の景色が見れればいいだろうってつもりで、橋の桁から剥がれたような赤トンボが舞う階段を下ると、簗の脇のハコには獲れたような魚が何匹も泳いでたし、よく見ると、簗の上にも正に捉えられたばかりの魚がピチピチ跳ねていた!
おお!おお!他で簗は何度か見たけど魚が捉えられたトコは初めて見たかも!と興奮しつつ、他にも見てる人いるので先におとなしく川を眺めた。

広い川幅いっぱいに水量豊富で勢い猛々しい最上川のいい景色。間近で水流を感じられ、その勢いを浚うように仕掛けられた簗は水も魚も力強くていい景色だった。

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もちろんゴミも沢山浚っててそれは残念だけど、合間に現れる魚に目がいってて気にならなかった。
魚はもちろんほとんどアユで、たまにフナも交じってた。ピチピチ跳ねて川に戻れるものもままいて応援したくなった。(魚からすると応援なんて鬼の遊びのような所業に思えるかも)
アユは心なしかフチが赤みがかって婚姻色っぽい感じがしたのはそういう目でみてたからかもしれない。しばらく眺めて楽しんだ。

少し人が増えてきたので交代するように階段を登って戻った。
さて、アユを観てきちゃったからアユを食べようかなーとか思ったものの、やっぱり串焼き一匹食べるほど腹は減っておらず、もっと軽いものないかな、、と見てたら小さいのパックの「鮎ごはん」とかもあった。けど鮎じゃないけど「こしあぶらごはん」というのも気になった。
んーどうしようかなー。それ食べるくらいなら串焼きの方がイイかなー。。と迷ってて、そういえばちゃんとした店の方にはどういうメニューがあるんだろうと「あゆ茶屋」の方も覗いてみた。

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ら、入り口横の階段の前の休憩スペースに鮎の水槽があった!あ、なんだ水槽もあるんだと眺めつつ、何気に木の椅子に置かれたクッションも鮎だったりしておかしかった。っていうか、今まで隣りの売店は毎回覗いてたけどこっちは入ったことなかったから知らなかった。。なんてこった。
ちなみに店には鮎の刺身とかもあったけど、混んでたのですぐ出た。

で、結局「鮎ごはん」を買ってテントの簡易テーブルで食べた。(「こしあぶらごはん」はどういうのか聞いてみたらコシアブラという山菜のご飯で少し苦いそうだ)

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うん、やっぱりおいしいけどこれはこれでおにぎり二個分くらいの食べ応えあったので、素直に串焼きでよかったかなーと思った。

いやいや思いのほか色々見れて魚も見れて充実した楽しい休憩になった。満足で出発。


ちなみに前回の点景

タグ:楽:眺 景:川 景:谷 観:池 観:橋 観:装 観:具 動:虫 動:魚 餐:飯 餐:魚 道の駅

道の駅 むらやま

ファイル 2853-1.jpg村山市楯岡の13号沿いにある道の駅。

初めて寄った道の駅。
13号はそりゃ何度も通っててここに道の駅があるのは知ってたけど、片側二車線の幹線道路は車線争いで前に出た分だけ寄道するのが勿体なく思えてしまい毎回通過してた。
これが天童とかの信号で止まる機会の多い町とかだと寄れるんだよね。(そういう天童の道の駅も二回しか寄った事ないけど。。)

で、今回はこの村山から13号に出てすぐの所で寄りやすかったので、ちょこっとトイレ休憩。
駐車場はどちらの車線側にもあって円筒のカッコイイ歩道橋で行き来できるようだけど、歩きたくないから、こっち側でトイレだけ行ければイイや、、、と、完全に逆車線側がメインの道の駅だと思ってた。

けど、
寄って車を降りてみたら、それは完全に勘違いで、こっち側がメインの道の駅だった。知らなかった。。

ので、
まだ店もやってるようだし、「芋煮コロッケ」とか「芋煮チュロス」とかの幟も気になったので中に入ってみた。

店内は普通に充実した土産屋さんで、その奥の食堂ももうガラーンとして閉まってるようだった。
けど、どうやらジュースやアイスやスナック類はまだやってるようだった。

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ってわけで、さっきちょっと失敗した感じのおやつのおかわり。芋煮は気になるけど里芋が苦手だから敬遠すべきだろうな、、と思いつつチュロスなら里芋っぽさもないかも?とか思ってそれを注文。
それと「本日のおすすめ」とあった村山産の「和梨のスムージー」をつけた。
実はソフトにしようかとも思ってたんだけど、ご当地ソフトは「ローズヒップ」季節限定が「ラフランス」、、あまり惹かれずに和梨のスムージーにした。

そして窓側の席で正面の国道と対向車側に渡る歩道橋を眺めながらおやつタイム。

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まずは「芋煮チュロス」
??見た目はチュロスっぽかったけど、食べるとなんかよくわかんない食べ物、、っていうかチュロスって何だったっけ。。
取り敢えず苦手な里芋っぽさはなかったので食べられたけど、サクッでもパサッでもなく、かと言ってパテってほどでもなく変な感じ。
味もこれは芋煮なのか?と迷う感じでハッキリしない味。甘くはないけど煮汁の味とも思えない。悪くはないけど良くはない。予備知識なく食べたら何の食べ物か分からない品だと思えた。

それと「和梨のスムージー」
これは意外とあっさり味で甘みも強くなくて飲みやすく、飲んだ後もノドかわかなそうでよかった。(子供にはウケ悪そう)
あっさりなまま和梨の感じも濃くなくて印象薄かった。

なんかインパクト強かったさっきの休憩とは対照的に、もっさりしたよくわかんないおやつになった。
食べ終わる頃にはお土産屋が閉店作業にはいってて、出る頃には閉まってた。ああ、もう5時か。ギリギリだったんだなぁ。

外に出たら西日が真横で眩しかった。案内を見てたらトンボが寄ってきた。アカネは近くに停まったりしてかわいいな。

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そして西の山に暮れようとする太陽と、その陽を映して輝く大豆畑の合間の水路を眺めながら車に戻った。
ら、今度はハクセキレイが足元近くをチュンチュン跳ねてまわってた。かわいいな。(と見てたけど、指がないのに気づいて不憫に思った。けど、そんなの関係無いようにうまく跳ね歩いていた。平気なのかな。。)

タグ:餐:菓 餐:飲 景:陽 動:虫 動:鳥 道の駅

道の駅 あさひまち

ファイル 2852-1.jpg朝日町和合北又の287号沿いにある道の駅。
建物が赤いリンゴでトイレが緑の葉っぱの形のリンゴの産地の道の駅。

最近はこの287号を通るたびに寄ってるけど、毎回このくらいの時間で食堂も外のスナックコーナーも終了してて残念に思ってた。
で、今回もやっぱり売店以外は閉まってて、またトイレだけの休憩かな、、と思いつつ一応また直売店も見てみた。

で、やっぱりお気に入りの凍み餅を購入。そのついでにリンゴの産地だからアップルパイと赤いリンゴジュースも買ってみた。

ファイル 2852-2.jpgで、外に出てベンチとかないかなーと周りを見ると、駐車場の横に「ごろごろ広場」という芝生の広場があり、その真ん中にテーブルが二つ有る大きめの東屋があったのでそこまで歩いてみた。(芝生でゴロゴロしてもよかったんだけどねw)

まず並べて写真撮ると、赤いリンゴジュースがキレイでリンゴっぽく見えなかった。中見アセロラだったりして、、とか思えた。
で、アップルパイを食べつつジュースを飲んでみた。
そういえば木曽で食べたアップルパイは赤かったけど、今度はジュースが赤。それと同じように少し甘めなのかな、、とか思って飲んでみた。 ら、 ビックリ。
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すっぱくってしぶかった!

これは、「ジェネバ」という品種のジュースで皮までつかってるわけではなく果肉じたいが赤い品種なんだそうだ。
これは赤ワインのような渋酸味、アルコールで割って飲んだら面白いと思うけど、お菓子の共でおやつで飲むにはちょっとドライ過ぎた。
正直インパクトが強すぎて、アップルパイの味を覚えてない。。

ゆっくり飲みたいところだけど、瓶だったので車には持ち込んで移動はしたくなかったので、ここで渋い顔しながら飲んで出発した。いやーこんなリンゴジュースは初めて飲んだ。

で、出発して口が落ち着いてから凍み餅を食べた。
これはやっぱりおいしくパクパク止まらずに平らげた。

赤いリンゴジュースは強烈なインパクトだったけど酸味も渋みも後味が口に残らずスッキリ退いて行儀よかった。
おやつとしては失敗だったけどちょっと衝撃的で面白かったので満足だった。


ちなみに前回の点景

タグ:餐:飲 餐:果 餐:菓 餐:餅 道の駅

直江堤公園

ファイル 2819-1.jpg米沢市赤崩の県道沿いの最上川流域にある公園。

直江兼続が造った「谷地河原堤防」の残る川原の公園。
広い駐車場に車を停めてその堤防を眺めた。

最初、堤防は駐車場よりも川の側にあるもんだとばかり思って少し探しちゃったけど、逆側に案内板があったので分かった。


慶長18年(1613)築の石積み堤防。

、、っていうか、江戸自体初期の堤防にしちゃ新しずぎてキレイ過ぎて立派過ぎるだろ、、再現したものか??
とか思ったけど、それは単に隣にあるソーラー発電の敷地の石垣で関係ない別物。
直江堤は手前の雑草生えた低いものだった。。

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これはないよなー
すぐ後ろにこんなの作るなよなー!空気読めよなー!何考えてるんだよこのソーラー発電!と憤慨した。
ので、案内板もあまりじっくり読まなかった。。何しに来たんだかw

ファイル 2819-3.jpgさて、公園は芝生と木陰と公園内の小川の爽やかそうな親水公園。
人も多くないしクソ暑いので足ポチャくらいして行きたいところだったけど、今日は一日雨だとばかり思ってたからサンダルじゃなくて靴はいてるんだよね。。

川の水辺にも少し距離があって歩く気はしなかった。
ってわけで平和そうな公園風景を眺めまわしたただけですぐに出発した。

タグ:観:堰 観:石 観:園 景:川 楽<残

ホテルイン鶴岡

ファイル 2817-1.jpg鶴岡市美咲町にあるビジネスホテル。

昨日夜になってからじゃらんで検索してとった宿。
連休中日の当日の宿なんて高い部屋しかないかなーと思いきや、リーズナブルでいい場所だったのでほぼ迷わずにすぐ決めた。

で、朝食付きというのは予約してから気付いた。
んー
朝食あるとゆっくりしちゃって出発時間遅くなりそうだよなぁ、、
ビジネスホテルの簡単な食事ならパスして出掛けちゃってもいいかなぁ、、
なーんて思ってたけど、大浴場もあるホテルなので朝風呂の魅力が優って食事もする事にした。っていうか、そもそもそんなに早起きできなかったw

まーぶっちゃけスーパーホテルほどの朝食までは期待せず、かといって東横イン程度では面白くない。ルートインくらいならまずますかなぁ、、ってくらいの期待度で、出発する支度して荷物もったまま(デイバッグひとつだけど)寄道くらいのつもりで食事に行ってみた。

朝食はバイキングでビニール手袋して取りまわれた。

ら、
ルートインどころかスーパーホテルよりいい食事!驚いた。
料理の品数も多いし、何といっても郷土料理の品が多く楽しめた。
これはいい。

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ってわけで色々とっていただきます!
ご飯が白米だけじゃなくて梅とじゃこの炊き込みご飯とか、そばも蔵王蕎麦(汁入れ過ぎた、、)でうまいし、芋煮汁は里芋苦手だけど芋団子だったから平気かな、、と挑戦してみれた。(「芋っこぽた餅汁」という名だった)
玉蒟蒻は当たり前のようにあるし、焼き魚だってサバの麹味噌焼きとか。ほうれん草の味噌汁は具がいっぱい。玉子焼き目玉焼きは普通だけど、意外と一番うまかったのが鱈のナゲット。これはおかわりしちゃった。

いやぁ最近胃が小さくなってきたのか(腹の贅肉で狭くなってるのか)年のせいか、すぐお腹いっぱいになっちゃってこういう時悔しく思う。
でもご飯もう一善だけおかわり。
次は白米で、おかずは鱈ナゲットだけにしといてあとは気になってた添え物をちょこちょこと集めてきた。

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牛丼屋で食べて以来の「山形のだし」もあったし、塩麹納豆は大粒でもいい味わい。
山形県民の茶の間で大流行りという、ご飯にのせて食べるもろみ醤油味噌というのも試してみたけど、ものすごく味濃くてこのちょこっとだけで御飯一善ペロリといけるおいしさ。シオカラが霞んでたけどそれひとつとってもうまくて、あと御飯二杯くらい食べたいトコロだった。でもこれでごちそうさま。

ファイル 2817-4.jpgで、食後にコーヒー。
これはKEYコーヒーの装置で「泡だしアイスコーヒー」。なんかひとつひとつ凝ってるねぇ。

そしてちょこっとデザートでメロン。
そういえば山形の海沿いってメロンの直売所だらけで気になってたんだよね。(鶴岡には有名なメロンの食べ放題の店とかあるそうだし)
もう至れり尽くせり。大満足。

なんか今まで自分で泊まった宿で一番いい朝食だった。
いい宿に泊まれてよかった!

タグ:食:賊 餐:飯 餐:麺 餐:魚 餐:煮 餐:卵 餐:豆 餐:汁 餐:飲 餐:果 楽:宿

新旬屋 本店

ファイル 2681-1.jpg新庄市沖の町にあるラーメン店。

この新庄市のご当地ラーメンの「鳥もつラーメン」を一度食べてみたいと思ってて、夜でもやってそうな店を検索して来てみた。

少し迷って駅の近くをまわってたら、他の古くからの店(急行食堂という店)もやってるのを見かけたけど、そっちは駐車場がなさそうなのでやっぱり通過。
そして見つけて来てみたこの店は新しい店舗だけど、店前の駐車スペースもあいてて悠々停められたので文句なく来店。

ファイル 2681-2.jpgそして店の外にもメニューの貼紙が並んでたので「鳥もつ中華」というメニューがあるのを確認して店に入れた。
そして迷わず食券を買って席に着いたけど、この店は「金の鶏中華」というのがメインメニューで人気メニューらしく、鳥もつをたのんでたのは自分だけのようだった。

でもまぁ山形の「鳥中華」は前に天童でその元祖という店で食べた事があり、面白いしおいしかったけどイマイチ刺さらず、その後食べようと思ったことなかったメニューだったので、特に惹かれなかった。

そして「鳥もつ中華」登場。
「地元のソウルフードを進化させた」と書かれてたから、普通のとは違うのかなぁ、、とか思いつつ食べてみた。

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うん、これはおいしい。あっさりめの透きとおった汁は鳥の味がしっかり出てておいしく、麺もほどよく素直で啜りやすく小麦粉感もある。ハムのようなチャーシューもおいしかった。
でも肝心の鳥もつはレバー率が高く、そういえばレバーはあんまし好きではなく邪魔に感じてイマイチだった。
なんか、無理に鳥もつじゃなくて普通に鳥肉でいいよなぁ、、とか思ったけど、あーあーそれだったら「金の鶏中華」を食べればよかったのかな?と気がついた。。
天童で食べた「鳥中華」は日本そばっぽい風変りメニューだったけど、ここのはラーメンベースで極めた進化型っぽいし。
んんんー昼間の「牛べこ汁」で微妙な感じして、名物より食べやすい素直な料理!と思ったばかりなのに、同じようなことを夜に繰り返しちゃったかな。。

とはいえ、鳥もつのレバー以外はおいしい一杯で満足の食事だった。

タグ:餐:ら

りんご温泉

ファイル 2680-1.jpg朝日町宮宿にある日帰り温泉施設。

特に調べずに表の287号の看板を見て来てみた。
駐車場前にあるのは本館で、露天風呂は別館らしくここから坂を登った上に見えていた。
露天風呂に入る方は、まずこの本館で入浴券を買って補助券を受け取って入浴してくださいと看板に書かれていた。手間だなぁ、、と思ったけど料金は共通で300円!え、安い。
逆にこの安さなら内風呂だけでもいいやと思えた。

そういえば長野にもリンゴ温泉ってあって入ったよなぁ、、(豊野温泉りんごの湯)とか思いながら入ってみたら、こっちの湯にはちゃんとリンゴが浮いていた。(長野のも日によっては浮いてるらしい)

そして、お湯はやや青みがかってて、石油臭が強く入るとぬめる濃いめの温泉!これはいい!
植物性のフミン酸を含むモール泉(泥炭泉)というお湯だそうだ。

内湯は浴槽ひとつのシンプルな温泉だったけど、大きなガラス窓で開放的で、山の中腹斜面で眺めも充分いいし、浴槽も小さくはないし、青い湯に赤いリンゴが浮いてるのがいい感じ。ゆっくり温ったまれた。

そして風呂上がりにやっぱりリンゴジュース。
(りんごラーメンとかメニューにあった食堂は残念ながら終わってた)
ちゃんとこの朝日町産のリンゴのようで、種類は「秋陽」と「シナノスイート」とあったけど、山形でシナノはないだろうと思い「秋陽」にしてみた。

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シナノの方が甘いと言われたけど「秋陽」も充分甘くサラッとしていい酸味でおいしかった。
(秋陽は山形オリジナルの品種だったそうだ。ナイス)
そう言えば風呂で浮いてたリンゴの品種は何だったんだろうね。聞いてみればよかった。

そしてそれと「凍み餅」も売ってたので買って食べながら出発した。

ファイル 2680-3.jpgこの「凍み餅」は9月に西会津で買って食べておいしかった餅菓子。てっきり会津オリジナルかと思ってたけど山形にもあったのね。気に入ってたからガッカリでもなかった。

うん、ぽろぽろほぐれる不思議な感じは一緒で美味しかった。
味はこっちの方が醤油味立って餅寄りな印象。会津の方が歌舞伎揚げっぽかった。けど、どちらもおいしく、またどこかで見かけたら買おう!と思いつつ、3個ぺろりと食べちゃった。

タグ:楽:湯 植:実 餐:飲 餐:菓